JP2000048916A - Icカード用コネクタ - Google Patents

Icカード用コネクタ

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JP2000048916A
JP2000048916A JP10217015A JP21701598A JP2000048916A JP 2000048916 A JP2000048916 A JP 2000048916A JP 10217015 A JP10217015 A JP 10217015A JP 21701598 A JP21701598 A JP 21701598A JP 2000048916 A JP2000048916 A JP 2000048916A
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card
contact
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connector
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Tomoyuki Mogami
智之 最上
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Kel Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチ部材や信号用コンタクトの接触不良
を防止することができるとともに、これらの部材のリー
ド部を基板上に半田付けする作業を効率よく行うことが
できる構成のICカード用コネクタを提供する。 【解決手段】 スイッチ部材35、36がハウジング1
0の下面部12に取り付けられ、スイッチ部35bはま
っすぐ延びて接触部35dが形成される。一方、スイッ
チ部36bは上方に凸に折り曲げられて受容空間16内
に突出する押圧部36eが形成されるとともに、側方に
向かって接触部35dの上方まで延びた腕部36dが設
けられる。また、腕部36dの先端下面には円弧状の接
触部36fが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCカード、メモ
リーカード、ICカード等と称されているカード状の情
報記録媒体(これらを総称してICカードと称する)を
挿抜自在に受容するICカード用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年ICカードの利用が拡大してきてお
り、このICカードを挿抜自在に受容するICカード用
コネクタも種々のものが実用に供されている。このよう
なコネクタとしては、ICカード端部に雌コンタクトを
有し、コネクタにこの雌コンタクトに嵌合する雄コンタ
クト(ピン)を設け、コネクタにICカードを挿入した
ときに両コンタクトを嵌合させて接続させるようになっ
た嵌合接続型のコネクタが従来から知られている。更
に、ICカードの表面に平面状コンタクトを設け、コネ
クタにはICカードが挿入されたときに上記平面状コン
タクトと対向当接する信号用コンタクトを設けてなる接
触接続型のコネクタも知られている。
【0003】このようなICカード用コネクタにおいて
は、ハウジング内にICカードの挿入方向に延びてカー
ドの受容開口側に片持ち支持された一対のスイッチ部材
を取り付けるとともに一方のスイッチ部材に受容空間内
に突出する押圧部を設けておき、ICカードを挿入した
ときに、そのICカードの先端部に押されて上記一方の
スイッチ部材が曲げ変形させられることにより、両スイ
ッチ部材の先端部に形成された接触部同士が接触する構
成とし、これによりICカードの挿入を検出したり、電
源をオンにしたりすることができるようになっているも
のがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のICカード用コネクタにおけるスイッチ部材では、
接触点にごみ等がついている場合には接触不良を起こす
ことがあり、また両接触部はいつも同一の接触点におい
て接触するためスパークにより焼け、これによっても接
触不良を起こす虞があった。このようなことを防止する
ためには接触部のクリーニングを行えばよいが、実際に
全てのコネクタに対して定期的なクリーニングを行うこ
とは難しく、またコネクタの構造によってはクリーニン
グ自体が不可能な場合もあった。
【0005】また、従来のカード用コネクタでは基板上
の狭い領域に多数の部品を半田付けしなければならない
ことから、基板上の信号伝達用コンタクトのリード部の
位置とスイッチ部材のリード部の位置とは異なる並びに
あることが多く、コネクタ製造過程において、これらの
リード部を基板上に半田付けする作業の作業効率が良く
なかった。またその後には半田付け状態の良否を確認す
る検査をしなければならないが、この場合にも信号用コ
ンタクトのリード部とスイッチ部材のリード部とが異な
る並びにあることから検査の作業効率が良くなかった。
【0006】更に、コネクタ製造後においては、信号用
コンタクトはハウジングに覆われてしまうため、コネク
タ製造後においては信号用コンタクトの接触部(ICカ
ードの表面に形成された平板状コンタクトと当接接触し
て情報伝達を行う部分)を見ることはできなかった。こ
のためこれら信号用コンタクトの接触部の変形の有無等
を点検したりクリーニングをしたりすることはできず、
接触不良が起きる虞があった。
【0007】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、スイッチ部材や信号用コンタクトの接触不
良を防止することができるとともに、これらの部材のリ
ード部を基板上に半田付けする作業を効率よく行うこと
ができる構成のICカード用コネクタを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明に係るICカード用コネクタは、前端側に形
成されたカード受容開口からICカードを挿入させて受
容保持するカード受容空間を有した平板状のコネクタハ
ウジング(例えば、実施形態におけるハウジング10)
と、このコネクタハウジング内に取り付けられるととも
にICカードの下面に形成された配線パターンと接触し
て情報伝達を行う接触部が上面に形成された複数の信号
用コンタクトと、カード受容空間の下方において前端側
がコネクタハウジングのカード受容開口側に片持ち支持
されて後方に延び、後端側にカード受容空間内に突出す
る押圧部及び左右方向に延びた腕部が形成されており、
この腕部の先端下面に円弧状の第1の接触部(例えば、
実施形態における接触部36f)が形成され、ICカー
ドがカード受容空間に挿入されたときに、ICカードの
先端部により押圧部が下方に押圧されて後端側が下方に
弾性変形する第1のスイッチ部材(例えば、実施形態に
おけるスイッチ部材36)と、カード受容空間の下方に
おいて前端側がコネクタハウジングのカード受容開口側
に片持ち支持されて第1のスイッチ部材とほぼ平行に後
方に延びて後端側が第1の接触部の下方に位置し、この
後端側にICカードがカード受容空間に挿入されて第1
のスイッチ部材の後端側が下方に弾性変形したときに第
1の接触部と当接接触する第2の接触部(例えば、実施
形態における接触部35d)が形成された第2のスイッ
チ部材(例えば、実施形態におけるスイッチ部材35)
とを有して構成される。
【0009】このような構成のICカード用コネクタの
場合には、ICカードがカード受容空間に挿入されたと
き、ICカードの先端部が第1のスイッチ部材の押圧部
に当接して押圧部を下方へ押す。これにより第1のスイ
ッチ部材の後端側は下方に曲げられる。この結果、腕部
は下方に押し下げられて第1の接触部が第2の接触部に
当接接触する。これによりスイッチはオンとなる。更に
ICカードを押し込んでいくと、腕部は第1の接触部を
第2の接触部に当接させたまま後方且つ下方へ押しやら
れるので、両接触部の接触点は当初の接触点から後方へ
滑り移動し、且つ、第1の接触部の円弧に沿って第1の
スイッチ部材側へ転がり移動する。これによりワイピン
グ(拭い)効果が生じて両接触部にセルフクリーニング
がなされ、接触不良を防止することができる。
【0010】また、上記構成に加えて、カード受容空間
が前後方向に延びた状態で平板下面側を接触させるよう
にしてコネクタハウジングが基板上に取り付けられると
ともに、信号用コンタクトのリード部が基板の端子パタ
ーンに表面実装されるように構成されており、第1のス
イッチ部材のリード部及び第2のスイッチ部材のリード
部が、信号用コンタクトのリード部とほぼ同一列上に並
んで配設されて基板の端子パターンに表面実装されるこ
とが好ましい。この場合には、信号用コンタクトのリー
ド部と両スイッチ部材のリード部とを例えばパルスヒー
タ等によって基板上に一括して半田付けすることができ
るので、作業効率を向上させることができ、またその後
の半田付け状態の良否を確認する検査も容易となる。
【0011】更に、コネクタハウジングにおける信号用
コンタクトの接触部の上方に位置する部分に窓開口(例
えば、実施形態におけるチェック用開口11c、11
d)が形成されることが好ましい。これによりコネクタ
製造後においても信号用コンタクトの接触部の変形の有
無等の点検を行うことができ、またこれら接触部のクリ
ーニングを行うことが可能であるので接触不良を防止す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。図1には、ICカー
ド5と、このICカード5を挿抜自在に受容保持するカ
ードコネクタ1が示されている。ICカード5は内部に
ICチップが配設されており、種々の情報等が記録され
ている。ICカード5には図示しない裏面に複数のコン
タクトパターン(平面状コンタクト)が形成されてお
り、ICカード5をカードコネクタ1に挿入してカード
コネクタ1内の信号用コンタクト31とICカード5の
コンタクトパターンとを当接接続させて情報のやりとり
を行うようになっている。
【0013】カードコネクタ1は、図2及び図3に詳し
く示すように、絶縁性を有した樹脂から作られたハウジ
ング10と、このハウジング10内に配設された複数の
信号用コンタクト31及び一対のスイッチ部材35、3
6と、ハウジング10の左右側面に取り付けられた複数
の固定金具25とから構成される。
【0014】まず、ハウジング10は、矩形平板状の上
面部11と、この上面部11の下側に所定間隔をおいて
対向する矩形平板状の下面部12と、左右両端において
上面部11と下面部12とを繋げる左右側面部13、1
4と、後端面を形成する後面部15とから平板箱形状を
有するように構成されている。このため、上面部11、
下面部12、左右側面部13、14及び後面部15によ
り囲まれて矩形板状の受容空間16が形成される。但
し、後面部15の中央が開口している。
【0015】なお、図示のように、上面部11及び下面
部12の前部は矩形状に切り取られた形状をしており、
前部の左右両側に前方に突出するアーム部11a、12
aが形成されている。左右側面部13,14はアーム部
11a、12aの位置まで延びており、これらに囲まれ
て左右両側に前後に延びるとともに受容空間16に繋が
るガイド溝16aが形成されている。また、上面部11
には、信号用コンタクト31の配設状態を目視チェック
するためのチェック用開口11c、11dが設けられて
いる。これにより信号用コンタクト31の接触部31b
の変形の有無等の点検を容易に行うことができるととも
に、これら接触部31bの(手作業による)クリーニン
グを行うことが可能であり、これにより接触不良を防止
することができる。なお、チェック用開口11c、11
dの開口大きさは信号用コンタクト31の接触部31b
を見てクリーニングすることのできる最小限の大きさと
し、吸着ノズルを用いた自動実装時の吸着面をできるだ
け広く残すようにすることが好ましい。
【0016】ハウジング10の左右側面部13、14の
外側面には上下に延びる複数(左右各4個ずつ)の補強
リブ21が形成されている。各補強リブ21は対になっ
て形成されており、各対を形成する補強リブ21の間に
上下に延びる取付溝21aが形成されている。この取付
溝21a内に固定金具25が圧入されて固定される。固
定金具25は、両側端に圧入突起27aを有する圧入部
27とこの圧入部27から直角に折り曲がったマウント
部26とからL字板状に形成されており、圧入部27を
取付溝21a内に圧入させ、圧入突起27aを取付溝2
1aに食い込ませて取り付けられる。このように取り付
けられた状態でマウント部26の下面は水平に延び、ハ
ウジング10の下面より僅かに下方に突出する。
【0017】信号用コンタクト31及びスイッチ部材3
5、36は、図2及び図3に示すように、ハウジング1
0の受容空間16内に位置して下面部12の上(受容空
間16の下方)に取り付けられる。下面部12には、図
示のように前後に且つ互いに平行に延びる8個の開口1
2dが形成されるとともに、これら開口12dから前若
しくは後に延びる8本の第1圧入溝12cが形成されて
いる。各第1圧入溝12c内に中間圧入部31cを圧入
させて8個の信号用コンタクト31が取り付けられてお
り、この状態で各信号用コンタクト31の接触部31b
は各開口12dの上側に位置し、リード部31aは下面
部12の前後端から下方にクランク状に折り曲げられて
延びハウジング10の下面から僅かに突出する。なお、
接触部31bは図示のように上に凸となるように折り曲
げ成形されており受容空間16内に突出する。
【0018】下面部12には更に、前後に且つ互いに平
行に延びる一対の第2圧入溝12bが形成されるととも
にこれら第2圧入溝12bの後端部において下面部12
に切り込み空間12eが形成されている。スイッチ部材
35、36はその中間圧入部35c、36cが第2圧入
溝12bに圧入されて取り付けられており、前端側が固
定されて後端側が自由な片持ち支持状態になっている。
またスイッチ部35b、36bは切り込み空間12eの
上に伸びており、リード部35a、36aは下面部12
の前端から下方にクランク状に折り曲げられて延びハウ
ジング10の下面から僅かに突出する。
【0019】スイッチ部材35、36がこのようにハウ
ジング10の下面部12に取り付けられた状態で、スイ
ッチ部材35、36の後端部に形成されたスイッチ部3
5b、36bの部分のみを取り出して図4に示してい
る。これらの図から分かるように、スイッチ部35bは
長尺板状のまま切り込み12eの上までまっすぐ延びて
接触部35dを形成している。一方、スイッチ部36b
は上方に凸に折り曲げられて受容空間16内に突出する
押圧部36eが形成されるとともに、側方(左右方向)
に向かって接触部35dの上方まで延びた腕部36dが
設けられている。また、腕部36dの先端下面には円弧
状の接触部36fが形成されている。
【0020】以上のように構成されたカードコネクタ1
は、基板の上に表面実装されて取り付けられる。具体的
には、各信号用コンタクト31のリード部31a、スイ
ッチ部材35、36のリード部35a、36a及び固定
金具25のマウント部26の下面が、基板の配線パター
ンに半田付け接合されて表面実装される。また、固定金
具25によりカードコネクタ1全体が基板に強固に固定
される。ここで、図2に示すように、信号用コンタクト
31のリード部31aと、スイッチ部材35、36のリ
ード部35a、36aとはほぼ同一列上に並んで配設さ
れているので、これらリード部31a、35a、36a
を基板に半田付けする場合の作業効率を向上させること
ができる。これは、例えばパルスヒーター等を用いて一
括して半田付けする場合等に特に有効である。またその
後の半田付け状態の良否を確認する検査も容易となる。
【0021】このようにして基板の上に取り付けられた
カードコネクタ1に、ICカード5が図1等において矢
印Aで示すようにして受容空間16内に挿入される。こ
のとき、左右のガイド溝16aによりICカード5の左
右端部がガイドされてスムーズに且つまっすぐになって
受容空間16内に挿入される。ICカード5の先端がハ
ウジング10の後面部15にほぼ当接するまで受容空間
16内に押し込まれると、ICカード5の下面のコンタ
クトパターンが各信号用コンタクト31の接触部31b
と当接し、各信号用コンタクト31を介して基板上の装
置と電気接続される。このとき、接触部31bはICカ
ード5により下方に押されて開口12d内に入り込むよ
うにして弾性変形され、その弾性力により接触部31b
はコンタクトパターンに押圧されて所望の接触圧が得ら
れる。
【0022】このようにしてICカード5が受容空間1
6内に挿入されるとき、図5及び図6に示すように、I
Cカード5の先端部がスイッチ部材36の押圧部36e
に当接してそのテーパ面に沿って押圧部36eを下方へ
押す(矢印B)。これによりスイッチ部材36の後端部
は下方に弾性的に曲げられる。この結果、腕部36dは
下方に押し下げられて接触部36fが接触部35dに当
接接触する(図7、図8の実線参照)。これによりスイ
ッチがオンとなり、ICカード5の挿入を検出したり、
電源をオンにしたりすることができる。
【0023】更にICカード5を押し込んでいくと、腕
部36dは接触部36fを接触部35dに当接させたま
ま後方且つ下方へ押しやられる(図7、図8の破線参
照)ので、両接触部36f、35dの接触点は当初の接
触点(点P1)から後方(図7においては右側)へ滑り
移動し、且つ、接触部36fの円弧に沿ってスイッチ部
材36側(図8においては右側)へ転がり移動する(点
P2)。これによりワイピング(拭い)効果が生じて接
触点にセルフクリーニングがなされ、接触不良等が防止
される。なお、両接触部36f、35dの当接後、腕部
36dが押し下げられたときには、両スイッチ部材3
5、36はともに下方に弾性変形するが、図7、図8で
はこの下方への変形は省略して描いてある。なお、両接
触部36f、35dはハウジング10の外部に露出して
いるので、上記セルフクリーニングのほか手作業でクリ
ーニングを行うことも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るIC
カード用コネクタによれば、ICカードがカード受容空
間に挿入されたとき、ICカードの先端部が第1のスイ
ッチ部材の押圧部に当接して押圧部を下方へ押すことに
より、第1のスイッチ部材の後端部が下方に曲げられる
ので、腕部は下方に押し下げられて第1の接触部が第2
の接触部に当接接触し、これによりスイッチがオンとな
るのであるが、更にICカードを押し込んでいくと、腕
部は第1の接触部を第2の接触部に当接させたまま後方
且つ下方へ押しやられるので、両接触部の接触点は当初
の接触点から後方へ滑り移動し、且つ、第1の接触部の
円弧に沿って第1のスイッチ部材側へ転がり移動する。
これによりワイピング(拭い)効果が生じて両接触部に
セルフクリーニングがなされ、接触不良を防止すること
ができる。
【0025】また、第1のスイッチ部材のリード部及び
第2のスイッチ部材のリード部が、信号用コンタクトの
リード部とほぼ同一列上に並んで配設されて基板の端子
パターンに表面実装されることが好ましい。この場合に
は、信号用コンタクトのリード部と両スイッチ部材のリ
ード部とを基板上に一括して半田付けすることができる
ので、作業効率を向上させることができ、またその後の
半田付け状態の良否を確認する検査も容易となる。
【0026】更に、コネクタハウジングにおける信号用
コンタクトの接触部の上方に位置する部分に窓開口が形
成されることが好ましい。これにより、コネクタ製造後
においても信号用コンタクトの接触部の変形の有無等の
点検を容易に行うことができ、またこれら接触部のクリ
ーニングを行うことが可能であるので接触不良を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るICカード用コネクタ及びICカ
ードを示す斜視図である。
【図2】このICカード用コネクタを図1の矢印II−II
に沿って切断して示す平面断面図である。
【図3】このICカード用コネクタを図1の矢印III−I
IIに沿って切断して示す平面断面図である。
【図4】スイッチ部材のスイッチ部分を取り出して示す
斜視図である。
【図5】スイッチ部材のスイッチ部分を取り出して示す
側面図である。
【図6】スイッチ部材のスイッチ部分を取り出して示す
背面図である。
【図7】スイッチ部材のワイピングを示す側面図であ
る。
【図8】スイッチ部材のワイピングを示す背面図であ
る。
【符号の説明】
1 カードコネクタ 5 ICカード 10 ハウジング(コネクタハウジング) 11c、11d チェック用開口(窓開口) 31 信号用コンタクト 35 スイッチ部材(第2のスイッチ部材) 35d 接触部(第2の接触部) 36 スイッチ部材(第1のスイッチ部材) 36d 腕部 36e 押圧部 36f 接触部(第1の接触部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端側に形成されたカード受容開口から
    ICカードを挿入させて受容保持するカード受容空間を
    有した平板状のコネクタハウジングと、 このコネクタハウジング内に取り付けられるとともに前
    記ICカードの下面に形成された配線パターンと接触し
    て情報伝達を行う接触部が上面に形成された複数の信号
    用コンタクトと、 前記カード受容空間の下方において前端側が前記コネク
    タハウジングの前記カード受容開口側に片持ち支持され
    て後方に延び、後端側に前記カード受容空間内に突出す
    る押圧部及び左右方向に延びた腕部が形成されており、
    この腕部の先端下面に円弧状の第1の接触部が形成さ
    れ、前記ICカードが前記カード受容空間に挿入された
    ときに、前記ICカードの先端部により前記押圧部が下
    方に押圧されて前記後端側が下方に弾性変形する第1の
    スイッチ部材と、 前記カード受容空間の下方において前端側が前記コネク
    タハウジングの前記カード受容開口側に片持ち支持され
    て前記第1のスイッチ部材とほぼ平行に後方に延びて後
    端側が前記第1の接触部の下方に位置し、この後端側に
    前記ICカードが前記カード受容空間に挿入されて前記
    第1のスイッチ部材の前記後端側が下方に弾性変形した
    ときに前記第1の接触部と当接接触する第2の接触部が
    形成された第2のスイッチ部材とを有して構成されるこ
    とを特徴とするICカード用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記カード受容空間が前後方向に延びた
    状態で平板下面側を接触させるようにして前記コネクタ
    ハウジングが基板上に取り付けられるとともに、前記信
    号用コンタクトのリード部が前記基板の端子パターンに
    表面実装されるように構成されており、 前記第1のスイッチ部材のリード部及び前記第2のスイ
    ッチ部材のリード部が、前記信号用コンタクトの前記リ
    ード部とほぼ同一列上に並んで配設されて前記基板の前
    記端子パターンに表面実装されることを特徴とする請求
    項1記載のICカード用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記コネクタハウジングにおける前記信
    号用コンタクトの前記接触部の上方に位置する部分に窓
    開口が形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載のICカード用コネクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009193800A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Molex Inc カード用コネクタ
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