JP2000044579A - カルボシロキサンデンドリマー - Google Patents

カルボシロキサンデンドリマー

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JP2000044579A
JP2000044579A JP10230154A JP23015498A JP2000044579A JP 2000044579 A JP2000044579 A JP 2000044579A JP 10230154 A JP10230154 A JP 10230154A JP 23015498 A JP23015498 A JP 23015498A JP 2000044579 A JP2000044579 A JP 2000044579A
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carbon atoms
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carbosiloxane dendrimer
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Makoto Yoshitake
誠 吉武
Satoru Onodera
哲 小野寺
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DuPont Toray Specialty Materials KK
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ポリシロキサン構造を核とし、シロキサン結
合とシルアルキレン結合が交互に配列した高分岐構造を
有し、高分子量化が可能で、分子量分布の狭い新規なカ
ルボシロキサンデンドリマーを提供する。 【解決手段】 一般式:X1R1 aSiO(3-a)/2 {R1はC1〜10のアルキル又はアリール基、aは0〜
2の整数、X1は i = 1の場合の次式のシリルアルキル基
である。 (R1は前記と同じ、R2はC2〜10のアルキレン基、R3
はC1〜10のアルキル基、Xi+1は上記シリルアルキル
基またはR4である。R4はC1〜30の炭化水素基、iは
該シリルアルキル基の階層を示す1〜10の整数、bi
0〜3の整数である。)}のシロキサン単位を含有する
Si2以上のポリシロキサン構造を核に有し、一般式 (R1とR4は前記と同じである。)のシロキシ基を1個以
上有するカルボシロキサンデンドリマー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なカルボシロキ
サンデンドリマーに関し、詳しくは、ポリシロキサン構
造を核として、シロキサン結合とシルアルキレン結合が
交互に配列した高分岐構造を有する、分子量分布の狭い
新規なカルボシロキサンデンドリマーに関する。
【0002】
【従来の技術】一つの核から放射状に高度な枝分かれ構
造を有し、分子量分布が狭い高分子はデンドリマーと呼
ばれ、低粘度性,高反応性,高溶解性,低ガラス転移温
度といった特徴的な性質を持っており、その応用が注目
されている。有機ケイ素デンドリマーとしては、例え
ば、シロキサンデンドリマー{レブロフら、Dokl. Aka
d.Nauk. SSSR 309, 367 (1989);正宗ら、J. Am. Chem.
Soc. 112, 7077 (1990)参照},カルボシロキサンデン
ドリマー{柿本ら、Macromolecules 24, 3469 (1991);
特開平7−17981号公報、シェイコら、Macromol.
Rapid Commun. 17,283 (1996)参照},カルボシランデ
ンドリマー{ルーバースら、Macromolecules26, 963 (1
993);特開平8−311205号公報参照}などが知ら
れている。これらの中には、シロキサン結合とシルアル
キレン結合が交互に配列したカルボシロキサンデンドリ
マーも開示されているが{特開平7−17981号公
報;シェイコら、Macromol. Rapid Commun. 17, 283 (1
996)参照}、これらは一個のケイ素原子に複数のビニル
基またはアリル基が結合したシラン化合物をデンドリマ
ーの核構成原料とするものに限定されており、しかも、
階層数が小さい低分子量のデンドリマーしか得られない
という欠点があった。また、一段階重合法によるシロキ
サン結合とシルアルキレン結合が交互に配列した高分岐
状ポリマーの合成も開示されているが{マシウスら、J.
Am. Chem. Soc. 113, 4043 (1991)参照}、この方法で
は、分子量分布の狭いデンドリマーは得られないという
欠点があった。すなわち、シロキサン結合とシルアルキ
レン結合が交互に配列した高分岐構造を有し、高分子量
化が可能であり、かつ分子量分布の狭いカルボシロキサ
ンデンドリマーはこれまで知られていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記問題
点を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。
即ち、本発明の目的は、ポリシロキサン構造を核とし
て、シロキサン結合とシルアルキレン結合が交互に配列
した高分岐構造を有し、高分子量化が可能であり、かつ
分子量分布の狭い新規なカルボシロキサンデンドリマー
を提供することにある。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明は、一般式:X1R1
aSiO(3-a)/2 {式中、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基もしくは
アリール基であり、aは0〜2の整数であり、X1はi=1と
した場合の次式で示されるシリルアルキル基である。
【化3】 (式中、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基もしくは
アリール基であり、R2は炭素原子数2〜10のアルキレ
ン基であり、R3は炭素原子数1〜10のアルキル基であ
り、Xi+1は上記シリルアルキル基または炭素原子数1〜
30の炭化水素基である。iは該シリルアルキル基の階
層を示している1〜10の整数であり、biは0〜3の整
数である。)}で示されるシロキサン単位を含有するケ
イ素原子数2以上のポリシロキサン構造を核に有し、
式:
【化4】 (式中、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基もしくは
アリール基であり、R4は炭素原子数1〜30の炭化水素
基である。)で示されるシロキシ基を1個以上有するカ
ルボシロキサンデンドリマーに関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のカルボシロキサンデンド
リマーは、一般式:X1R1 aSiO(3-a)/2 で示される同種も
しくは異種のシロキサン単位を含有するケイ素原子数2
以上のポリシロキサン構造を核に有する化合物である。
上式中、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基もしくは
アリール基であり、アルキル基としては、メチル基,エ
チル基,プロピル基,ブチル基,ペンチル基,イソプロ
ピル基,イソブチル基,シクロペンチル基,シクロヘキ
シル基が例示され、アリール基としては、フェニル基,
ナフチル基が例示される。これらの中でもメチル基が好
ましい。aは0〜2の整数である。X1はi=1とした場合の
次式で示されるシリルアルキル基である。
【化5】 上式中、R2は炭素原子数2〜10のアルキレン基であ
り、エチレン基,プロピレン基,ブチレン基,ヘキシレ
ン基などの直鎖状アルキレン基;メチルメチレン基,メ
チルエチレン基,1−メチルペンチレン基,1,4−ジ
メチルブチレン基などの分岐状アルキレン基が例示され
る。これらの中でも、エチレン基,メチルメチレン基,
ヘキシレン基,1−メチルペンチレン基,1,4−ジメ
チルブチレン基が好ましい。R3は炭素原子数1〜10の
アルキル基であり、メチル基,エチル基,プロピル基,
ブチル基,ペンチル基,イソプロピル基が例示される。
これらの中でもメチル基またはエチル基が好ましい。R1
は前記と同じである。Xi+1は上記シリルアルキル基また
は炭素原子数1〜30の非置換の炭化水素基であり、該
炭化水素基として具体的には、メチル基,エチル基,プ
ロピル基,ブチル基,ペンチル基,イソプロピル基,イ
ソブチル基,シクロペンチル基,シクロヘキシル基など
のアルキル基;フェニル基,ナフチル基,トリル基,キ
シリル基などのアリール基;ビニル基,アリル基、ブテ
ニル基、ペンテニル基,へキセニル基などのアルケニル
基;ベンジル基,フェネチル基などのアラルキル基が例
示される。iは1〜10の整数であり、biは0〜3の整
数である。ここで、iは該シリルアルキル基の階層数、
即ち、該シリルアルキル基の繰り返し数を示している。
従って、階層数が1である場合に、該シリルアルキル基
は一般式:
【化6】 で示され、階層数が2である場合に、該シリルアルキル
基は一般式:
【化7】 で示され、階層数が3である場合に、該シリルアルキル
基は一般式:
【化8】 で示される。上式中、R1, R2, R3, b1, b2, b3は前記と
同じであり、R4は炭素原子数1〜30の炭化水素基であ
り、前記Xi+1で例示したのと同様の基が挙げられる。
尚、本発明のカルボシロキサンデンドリマーは、1分子
中に、式:
【化9】 (式中、R1およびR4は前記と同じである。)で示される
シロキシ基を1個以上有する。
【0006】本発明のカルボシロキサンデンドリマーの
核であるポリシロキサン構造は、上記一般式:X1R1 aSiO
(3-a)/2(式中、X1,R1およびaは前記と同じであ
る。)で示されるシロキサン単位を含有するケイ素原子
数2以上のシロキサン構造であればよく、一般式:X1R1
aSiO(3-a)/2(式中、X1,R1およびaは前記と同じであ
る。)で示されるシロキサン単位からなるポリシロキサ
ン構造の他、該一般式で示されるシロキサン単位と一般
式:R1 cSiO(4-c)/2(式中、R1は前記と同じであり、c
は0〜3の整数である。)で示されるシロキサン単位か
らなるポリシロキサン構造が挙げられる。このような本
発明のカルボシロキサンデンドリマーの核を構成するシ
ロキサン単位としては、一般式: X1R1 2SiO1/2またはR1
3SiO1/2で示される1官能シロキサン単位(M単位),
一般式:X1R1SiO2/2またはR1 2SiO2/2で示される2官能
シロキサン単位(D単位),一般式:X1SiO3/2またはR1
SiO3/2で示される3官能シロキサン単位(T単位),Si
O4/2で示される4官能シロキサン単位(Q単位)があ
る。このようなシロキサン単位が結合したポリシロキサ
ン構造を核とし、この核から放射状に高度な枝分かれ構
造を有する本発明のカルボシロキサンデンドリマーとし
ては、次の一般式で示される化合物が挙げられる。式
中、X1およびR1は前記と同じであり、m, n, x, y, z,
p, q, r, s, tは一分子中に存在するシロキサン単位数
を示す1以上の数であるが、(p+q)は5以上、(s+t)
は6以上である。
【化10】
【化11】
【化12】
【化13】
【化14】
【化15】
【化16】
【化17】 (X1R1 2SiO1/2)p(R1SiO3/2)q (X1SiO3/2)r (X1R1 2SiO1/2)s(SiO4/2)t 本発明のカルボシロキサンデンドリマーは単一化合物も
しくはそれらの混合物であるが、ポリスチレン換算の分
子量における分散度指数、即ち重量平均分子量と数平均
分子量の商(Mw/Mn)が2以下であることが好まし
い。
【0007】このような本発明のカルボシロキサンデン
ドリマーとして具体的には、下記平均分子式で示される
重合体が挙げられる。
【化18】
【化19】
【化20】
【化21】
【化22】
【化23】
【化24】
【化25】
【化26】
【化27】
【0008】本発明のカルボシロキサンデンドリマー
は、例えば、一般式:HR1 aSiO(3-a)/2(式中、R1および
aは前記と同じである。)で示されるケイ素原子数2以
上のケイ素原子結合水素原子含有ポリシロキサンを出発
物質として、下記の(x)〜(w)工程のいずれかを少
なくとも1回以上行い、最後に(z)工程もしくは
(w)工程を行うことにより製造することができる。具
体的には、(z)工程のみを行う方法や、(x)工程と
(y)工程を1回以上交互に行い、次いで(y)工程の
後に(z)工程を行うか、もしくは(x)工程の後に
(w)工程を行う方法が挙げられる。 (x)工程:上記出発物質または下記(y)工程で生成
するケイ素原子結合水素原子含有カルボシロキサンデン
ドリマーと、一般式:R5Si(OR3)3(式中、R3は前記と同
じであり、R5は炭素原子数2〜10のアルケニル基であ
る。)で示されるアルケニル基含有アルコキシシランと
を、白金系遷移金属触媒の存在下に付加反応させる工
程。 (y)工程:上記(x)工程で得られたアルコキシ基含
有カルボシロキサンデンドリマーと、一般式:
【化28】 (式中、R1は前記と同じである。)で示されるジシロキ
サンを酸性条件下に反応させる工程。 (z)工程:上記出発物質または上記(y)工程で得ら
れたカルボシロキサンデンドリマーと、一分子中に1個
の非共役アルケニル基を有する化合物とを、白金系遷移
金属触媒の存在下に付加反応させる工程。 (w)工程:上記(x)工程で得られたアルコキシ基含
有カルボシロキサンデンドリマーと、一般式:
【化29】 (式中、R1およびR4は前記と同じである。)で示される
ジシロキサンを酸性条件下に反応させる工程。
【0009】上記(x)工程および(z)工程で使用さ
れる白金系遷移金属触媒としては、塩化白金酸,アルコ
ール変性塩化白金酸,白金のオレフィン錯体,白金のジ
ケトナート錯体が例示される。この白金系遷移金属触媒
を用いて付加反応を行う際には、原料中のケイ素原子結
合水素原子を完全に反応させるために、やや過剰のアル
ケニル基含有化合物を反応させるのが好ましい。過剰量
のアルケニル基含有化合物は反応後、減圧蒸留等によっ
て分別回収することができる。またこの付加反応は常温
もしくは加熱条件下に行うことができ、反応を妨害しな
い溶媒を用いて行うこともできる。尚、(x)工程で使
用されるアルケニル基含有アルコキシシランとしては、
ビニルトリメトキシシラン,ビニルトリエトキシシラ
ン,ヘキセニルトリメトキシシラン,ヘキセニルトリエ
トキシシランが例示され、(z)工程で使用される一分
子中に1個の非共役アルケニル基を有する化合物として
は、ブテン,イソブテン,ヘキセン,オクテン,スチレ
ン,α−メチルスチレン,ビニルトリス(トリメチルシ
ロキシ)シラン,ビニルビス(トリメチルシロキシ)メ
トキシシランが例示される。
【0010】上記(y)工程および(w)工程において
酸性条件を作るのに使われる酸性物質としては、塩酸,
硫酸,カルボン酸類,スルホン酸類またはその混合物が
好ましい。尚、(y)工程では、ケイ素原子結合水素原
子がアルコール分解することにより、本発明のカルボシ
ロキサンデンドリマーに下記式で示されるモノアルコキ
シシロキシ基が少量含まれることがある。
【化30】 (式中、R1およびR3は前記と同じである。)
【0011】以上のような本発明のカルボシロキサンデ
ンドリマーは、ポリシロキサン構造を核として、シロキ
サン結合とシルアルキレン結合が交互に配列した高分岐
構造を有し、高分子量化が可能であり、かつ分子量分布
が狭いという特徴を有する。さらに本発明のカルボシロ
キサンデンドリマーは、分岐構造のすべての末端が非置
換の炭化水素基であるため、高分岐構造を有するにもか
かわらず粘度が低く、線状ポリシロキサンと同程度の低
いガラス転移温度を有し、しかも結晶化を起こしにくい
という特徴を有する。このため、本発明のカルボシロキ
サンデンドリマーは、離型剤,潤滑剤,樹脂添加剤とし
て有用である。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。実施
例中、本発明のカルボシロキサンデンドリマーの同定
は、29Si−核磁気共鳴分析およびゲル透過クロマトグ
ラフィー分析(溶媒:トルエン)により行った。
【0013】
【実施例1】撹拌装置,温度計,還流冷却管,滴下ロー
トを取り付けた100ml4つ口フラスコに、ビニルト
リス(トリメチルシロキシ)シラン35.5gと塩化白
金酸3%イソプロパノール溶液0.04gを投入し、こ
れらを撹拌しながら100℃に加熱した。これに、テト
ラキス(ジメチルシロキシ)シラン8.2gを、滴下ロ
ートを用いて反応温度が100℃を保つようにゆっくり
滴下した。滴下終了後、反応溶液を120℃で1時間加
熱した。冷却後、減圧濃縮したところ、40.5gの微
褐色液体が得られた。得られた液体の25℃での粘度は9
8センチストークスであり、示差走査熱量計により求め
たガラス転移温度は−85.1℃であり、また直鎖状の
ポリジメチルシロキサンに通常見られるような結晶化が
起きないことが確認された。この反応生成物を29Si−
核磁気共鳴分析により分析したところ、下記の平均分子
式で示されるカルボシロキサンデンドリマーであること
が判明した。またこのカルボシロキサンデンドリマー
は、ゲル透過クロマトグラフィーによるポリスチレン換
算数平均分子量が2180であり、分散度指数が1.0
6であることが確認された。
【化31】
【0014】
【実施例2】撹拌装置、温度計、還流冷却管、滴下ロー
トを取り付けた200ml4つ口フラスコに、ビニルト
リメトキシシラン107gと塩化白金酸3%イソプロパ
ノール溶液0.04gを投入し、これらを撹拌しながら
100℃に加熱した。これに、テトラキス(ジメチルシ
ロキシ)シラン49.4gを、滴下ロートを用いて反応
温度が100℃を保つようにゆっくり滴下した。滴下終
了後、反応溶液を120℃で1時間加熱した。冷却後、
減圧濃縮したところ、138gの微褐色液体が得られ
た。これを中間体Aとした。次に、撹拌装置、温度計、
還流冷却管、滴下ロートを取り付けた2リットル4つ口
フラスコに、1,1,3,3−テトラメチル−1,3−ジビ
ニルジシロキサン210g、酢酸67.6gおよびトリ
フルオロメタンスルホン酸0.20gを投入してこれら
を撹拌しながら、50℃に昇温した。これに、上記で得
た中間体A120gを滴下ロートを用いて1時間かけて
ゆっくり滴下した。滴下終了後、反応溶液を60℃で5
時間撹拌した。冷却後、反応溶液を分液ロートに移し、
水200mlで2回、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液1
00mlで1回洗浄して、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。生成した固形分を濾別し、得られた溶液を減圧濃
縮したところ、212gの無色透明液体が得られた。こ
の反応生成物を29Si−核磁気共鳴分析により分析した
ところ、下記の平均分子式で示される、一分子中に約1
2個のビニル基を有するカルボシロキサンデンドリマー
であることが判明した。またこのカルボシロキサンデン
ドリマーは、ゲル透過クロマトグラフィーによるポリス
チレン換算数平均分子量が1211であり、分散度指数
が1.28であることが確認された。
【化32】
【0015】
【実施例3】撹拌装置,温度計,還流冷却管,滴下ロー
トを取り付けた300ml4つ口フラスコに、ビニルト
リメトキシシラン182gと塩化白金酸3%イソプロパ
ノール溶液0.28gを投入し、これらを撹拌しながら
100℃に加熱した。これに、メチルトリス(ジメチル
シロキシ)シラン100gを、滴下ロートを用いて反応
温度が100℃を保つようにゆっくり滴下した。滴下終
了後、反応溶液を120℃で1時間加熱した。冷却後、
反応溶液を減圧濃縮したところ、266gの微褐色液体
が得られた。これを中間体Eとした。次に、撹拌装置、
温度計、還流冷却管、滴下ロートを取り付けた500m
l4つ口フラスコに、1,1,3,3−テトラメチルジシ
ロキサン127g、濃塩酸33ml、水66 ml
およびイソプロパノール66mlを投入してこれらを撹
拌した。次いでこれに、上記で得た中間体E100gを
滴下ロートを用いて1時間かけてゆっくり滴下した。滴
下終了後、反応溶液を室温で1時間撹拌した。反応溶液
を分液ロートに移して下層を分取した後、残った上層液
を水30mlで2回、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液3
0mlで1回洗浄して、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。固形分を濾別し、得られた溶液を減圧濃縮したとこ
ろ、156gの無色透明液体が得られた。これを中間体
Fとした。最後に、撹拌装置、温度計、還流冷却管、滴
下ロートを取り付けた100ml4つ口フラスコに、上
記で得た中間体F30.0gと塩化白金酸3%イソプロ
パノール溶液0.03gを投入し、これらを撹拌しなが
ら100℃に加熱した。これに、ヘキセン24.6g
を、滴下ロートを用いて反応温度が100℃を保つよう
にゆっくり滴下した。滴下終了後、反応溶液を100℃
で1時間加熱した。冷却後、反応溶液を減圧濃縮したと
ころ、44.4gの微褐色液体が得られた。この反応生
成物を29Si−核磁気共鳴分析により分析したところ、
下記の平均分子式で示されるカルボシロキサンデンドリ
マーであることが判明した。またこのカルボシロキサン
デンドリマーは、ゲル透過クロマトグラフィーによるポ
リスチレン換算数平均分子量が2476であり、分散度
指数が1.08であることが確認された。
【化33】
【0016】
【実施例4】撹拌装置,温度計,還流冷却管,滴下ロー
トを取り付けた200ml4つ口フラスコに、ビニルト
リメトキシシラン121gと塩化白金酸3%イソプロパ
ノール溶液0.2gを投入し、これらを撹拌しながら1
00℃に加熱した。これに、1,1,3,3−テトラメチ
ルジシロキサン50gを、滴下ロートを用いて反応温度
が100℃を保つようにゆっくり滴下した。滴下終了
後、反応溶液を120℃で1時間加熱した。冷却後、反
応溶液を減圧濃縮したところ、158gの微褐色液体が
得られた。これを中間体Gとした。次に、撹拌装置、温
度計、還流冷却管、滴下ロートを取り付けた1リットル
4つ口フラスコに、1,1,3,3−テトラメチルジシロ
キサン180g、濃塩酸50ml、水100mlおよび
イソプロパノール100mlを投入してこれらを撹拌し
た。これに、上記で得た中間体G158gを滴下ロート
を用いて1時間かけてゆっくり滴下した。滴下終了後、
反応溶液を室温で1時間撹拌した。反応溶液を分液ロー
トに移して下層を分取した後、残った上層液を水100
mlで2回、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液100ml
で1回洗浄して、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。固形
分を濾別し、得られた溶液を減圧濃縮したところ、23
3gの無色透明液体が得られた。これを中間体Hとし
た。最後に、撹拌装置,温度計,還流冷却管,滴下ロー
トを取り付けた200ml4つ口フラスコに、ビニルト
リス(トリメチルシロキシ)シラン133gと塩化白金
酸3%イソプロパノール溶液0.09gを投入し、これ
らを撹拌しながら100℃に加熱した。これに、上記で
得た中間体H40.0gを、滴下ロートを用いて反応温
度が100℃を保つようにゆっくり滴下した。滴下終了
後、反応溶液を120℃で1時間加熱した。冷却後、減
圧濃縮したところ、127gの微褐色液体が得られた。
この反応生成物を29Si−核磁気共鳴分析により分析し
たところ、下記の平均分子式で示されるカルボシロキサ
ンデンドリマーであることが判明した。またこのカルボ
シロキサンデンドリマーは、ゲル透過クロマトグラフィ
ーによるポリスチレン換算数平均分子量が2911であ
り、分散度指数が1.08であることが確認された。
【化34】
【0017】
【実施例5】撹拌装置,温度計,還流冷却管,滴下ロー
トを取り付けた100ml4つ口フラスコに、ビニルト
リメトキシシラン49.4gと塩化白金酸3%イソプロ
パノール溶液0.04gを投入し、これらを撹拌しなが
ら100℃に加熱した。これに、平均分子式:
【化35】 で示されるポリシロキサン30.0gを、滴下ロートを
用いて反応温度が100℃を保つようにゆっくり滴下し
た。滴下終了後、反応溶液を120℃で1時間加熱し
た。冷却後、反応溶液を減圧濃縮したところ、63.1
gの微褐色液体が得られた。これを中間体Kとした。次
に、撹拌装置、温度計、還流冷却管、滴下ロートを取り
付けた200ml4つ口フラスコに、1,1,3,3−テ
トラメチルジシロキサン33.9g、濃塩酸13ml、
水27mlおよびイソプロパノール27mlを投入して
これらを撹拌した。次いでこれに、上記で得た中間体K
40.0gを滴下ロートを用いて1時間かけてゆっくり
滴下した。滴下終了後、反応溶液を室温で1時間撹拌し
た。反応溶液を分液ロートに移して下層を分取した後、
残った上層液を水20mlで2回、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液20mlで1回洗浄して、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。固形分を濾別し、得られた溶液を減圧濃
縮したところ、45.4gの無色透明液体が得られた。
これを中間体Lとした。最後に、撹拌装置,温度計,還
流冷却管,滴下ロートを取り付けた100ml4つ口フ
ラスコに、α−メチルスチレン65.5gと塩化白金酸
3%イソプロパノール溶液0.04gを投入し、これら
を撹拌しながら100℃に加熱した。これに、上記で得
た中間体L24.0gを、滴下ロートを用いて反応温度
が100℃を保つようにゆっくり滴下した。滴下終了
後、反応溶液を120℃で1時間加熱した。冷却後、減
圧濃縮したところ、35.1gの微褐色液体が得られ
た。この反応生成物を29Si−核磁気共鳴分析により分
析したところ、下記の平均分子式で示されるカルボシロ
キサンデンドリマーであることが判明した。またこのカ
ルボシロキサンデンドリマーは、ゲル透過クロマトグラ
フィーによるポリスチレン換算数平均分子量が3830
であり、分散度指数が1.75であることが確認され
た。
【化36】
【0018】
【実施例6】撹拌装置、温度計、還流冷却管、滴下ロー
トを取り付けた500ml4つ口フラスコに、ビニルト
リメトキシシラン214gと塩化白金酸3%イソプロパ
ノール溶液0.16gを投入し、これらを撹拌しながら
100℃に加熱した。これに、平均組成式:{H(CH3)2Si
O1/2}10(SiO4/2)5 で示されるポリシロキサン100g
を、滴下ロートを用いて反応温度が100℃を保つよう
にゆっくり滴下した。滴下終了後、反応溶液を120℃
で1時間加熱した。冷却後、減圧濃縮したところ、23
4gの微褐色液体が得られた。これを中間体Mとした。
次に、撹拌装置、温度計、還流冷却管、滴下ロートを取
り付けた1000ml4つ口フラスコに、1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサン468g、濃塩酸75m
l、水150mlおよびイソプロパノール150mlを
投入してこれらを撹拌した。これに、上記で得た中間体
M220gを滴下ロートを用いて1時間かけてゆっくり
滴下した。滴下終了後、反応溶液を室温で1時間撹拌し
た。反応溶液を分液ロートに移して下層を分取した後、
残った上層液を水100mlで2回、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液100mlで1回洗浄して、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。固形分を濾別し、得られた溶液を減
圧濃縮したところ、273gの無色透明液体が得られ
た。これを中間体Nとした。最後に、撹拌装置、温度
計、還流冷却管、滴下ロートを取り付けた200ml4
つ口フラスコに、ビニルトリス(トリメチルシロキシ)
シラン105gと塩化白金酸3%イソプロパノール溶液
0.07gを投入し、これらを撹拌しながら100℃に
加熱した。次いでこれに、上記で得た中間体N35.0
gを、滴下ロートを用いて反応温度が100℃を保つよ
うにゆっくり滴下した。滴下終了後、反応溶液を120
℃で1時間加熱した。冷却後、反応溶液を減圧濃縮した
ところ、80.3gの微褐色液体が得られた。この反応
生成物を29Si−核磁気共鳴分析により分析したとこ
ろ、下記の平均分子式で示されるカルボシロキサンデン
ドリマーであることが判明した。またこのカルボシロキ
サンデンドリマーは、ゲル透過クロマトグラフィーによ
るポリスチレン換算数平均分子量が6586であり、分
散度指数が1.14であることが確認された。
【化37】
【0019】
【発明の効果】本発明のカルボシロキサンデンドリマー
は、ポリシロキサン構造を核として、シロキサン結合と
シルアルキレン結合が交互に配列した高分岐構造を有
し、高分子量化が可能であり、かつ分子量分布が狭いと
いう特徴を有する。さらに本発明のカルボシロキサンデ
ンドリマーは、そのような高分岐構造を有するにもかか
わらず粘度が低く、線状ポリシロキサンと同程度の低い
ガラス転移温度を有し、しかも結晶化を起こしにくいと
いう特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、実施例1で得られたカルボシロキサ
ンデンドリマーの29Si−核磁気共鳴スペクトルであ
る。
【図2】 図2は、実施例2で得られたカルボシロキサ
ンデンドリマーの29Si−核磁気共鳴スペクトルであ
る。
【図3】 図3は、実施例3で得られたカルボシロキサ
ンデンドリマーの29Si−核磁気共鳴スペクトルであ
る。
【図4】 図4は、実施例4で得られたカルボシロキサ
ンデンドリマーの29Si−核磁気共鳴スペクトルであ
る。
【図5】 図5は、実施例5で得られたカルボシロキサ
ンデンドリマーの29Si−核磁気共鳴スペクトルであ
る。
【図6】 図6は、実施例6で得られたカルボシロキサ
ンデンドリマーの29Si−核磁気共鳴スペクトルであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H049 VN01 VP10 VQ02 VQ79 VR21 VR23 VR41 VR43 VR44 VW02 4J035 CA01N HA01 HB10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式:X1R1 aSiO(3-a)/2 {式中、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基もしくは
    アリール基であり、aは0〜2の整数であり、X1はi=1と
    した場合の次式で示されるシリルアルキル基である。 【化1】 (式中、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基もしくは
    アリール基であり、R2は炭素原子数2〜10のアルキレ
    ン基であり、R3は炭素原子数1〜10のアルキル基であ
    り、Xi+1は上記シリルアルキル基または炭素原子数1〜
    30の炭化水素基である。iは該シリルアルキル基の階
    層を示している1〜10の整数であり、biは0〜3の整
    数である。)}で示されるシロキサン単位を含有するケ
    イ素原子数2以上のポリシロキサン構造を核に有し、
    式: 【化2】 (式中、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基もしくは
    アリール基であり、R4は炭素原子数1〜30の炭化水素
    基である。)で示されるシロキシ基を1個以上有するカ
    ルボシロキサンデンドリマー。
  2. 【請求項2】 ポリスチレン換算分子量の分散度指数が
    2以下である請求項1記載のカルボシロキサンデンドリ
    マー。
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