JP2000038039A - ブリーザー - Google Patents

ブリーザー

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JP2000038039A
JP2000038039A JP20540198A JP20540198A JP2000038039A JP 2000038039 A JP2000038039 A JP 2000038039A JP 20540198 A JP20540198 A JP 20540198A JP 20540198 A JP20540198 A JP 20540198A JP 2000038039 A JP2000038039 A JP 2000038039A
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breather
tank
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filter
case
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JP20540198A
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Tokio Yamazaki
登喜夫 山崎
Naoki Fukuoka
直樹 福岡
Nobuhiko Aizu
伸彦 相津
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンクのブリーザー取り付け口への直接的な
取り付けを可能とし、ブリーザーホース等の付属部品を
不要とすることにより、部品点数を削減するとともに組
み付け作業性を向上してコストを低減する。 【解決手段】 タンク内外を連通するエアー通路を形成
しそのエアー通路の一部に上下方向に連通する連通室4
2を有するケース(30,20)と、ケースの連通室4
2の上部に設置されたフィルタ10とを備える。連通室
42の下部には連通室42の通路面積より小さい通路面
積の通気孔44を形成する。タンク内の液面から通気孔
44へのオイルの撥ね上がりを遮る遮蔽部45を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、フォーク
リフト等の車両において、オイル等の液体を貯溜するタ
ンクに装備されるブリーザーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なブリーザーを図11の正
面図を参照して述べる。例えば、オイル(作動油ともい
う。)を貯溜するオイルタンク160の上面には開口孔
161が設けられている。オイルタンク160の上面に
は、タンクカバー170が前記開口孔161を塞ぐよう
に取り付けられている。タンクカバー170は、タンク
内外を連通する連通パイプ171を備えている。
【0003】前記オイルタンク160の上方にはブリー
ザー支持部180が配設されている。前記ブリーザー支
持部180にブリーザー100がクリップ190により
取り付けられている。前記ブリーザー100の下部接続
口には、ブリーザーホース102の上端部が接続されて
いる。前記ブリーザーホース102の下端部は、前記連
通パイプ171の上端部と接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のブリーザー10
0によると、タンク外部へのオイルの洩れあるいは吹き
出し等による滲み出しを防止する機能が低かったため、
前記ブリーザーホース102等を用いることによってブ
リーザー100の設置位置を高くし、前記オイルの滲み
出しを回避している。このため、ブリーザーホース10
2を使用しないで、ブリーザー100をオイルタンク1
60に直接的に取り付けることは、ブリーザー100の
設置位置が低くなって、オイルの滲み出しを生じ易くな
ることから難しい。したがって、従来のブリーザー10
0では、ブリーザーホース102、クリップ190、連
通パイプ171等の種々の付属部品が必要となる。この
結果、部品点数が増加し、組み付け作業性が低下するこ
とにより、コスト高を招くといった問題がある。
【0005】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、タンクのブリーザー取り付け口への直接的な取り付
けを可能とし、ブリーザーホース等の付属部品を不要と
することにより、部品点数を削減するとともに組み付け
作業性を向上してコストを低減することのできるブリー
ザーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1記載の発明は、タンク内外を連
通するエアー通路を形成しそのエアー通路の一部に上下
方向に連通する連通室を有するケースと、前記ケースの
連通室の上部に設置されたフィルタとを備え、前記連通
室の下部には連通室の通路面積より小さい通路面積の通
気孔を形成するとともに、前記タンク内の液面から前記
通気孔への液体の撥ね上がりを遮る遮蔽部を設けたブリ
ーザーである。
【0007】このように構成すると、遮蔽部によってタ
ンク内の液面から通気孔への液体の撥ね上がりが遮られ
る。さらに、通気孔から連通室へ至る過程で、通気孔に
生じた液膜が通路面積の拡大によって破裂させられる。
さらに、連通室の上部にフィルタを設置したため、液体
のフィルタへの上昇が防止される。さらに、連通室の上
部に設置したフィルタによって液体の通過が防止され
る。
【0008】このように、タンク内の液体が外部へ出よ
うとしてもその流れが段階的に阻止されることにより、
タンク内液体の滲み出しが効果的に防止される。これに
より、タンクのブリーザー取り付け口への直接的な取り
付けが可能となり、従来必要としたブリーザーホース等
の付属部品を不要とすることができる。この結果、部品
点数を削減するとともに組み付け作業性を向上してコス
トを低減することができる。
【0009】請求項2記載の発明は、タンクに設けられ
たブリーザー取り付け口には、ケースの少なくとも連通
室を含む部分を挿入可能とした請求項1記載のブリーザ
ーである。このように構成すると、ブリーザーをタンク
のブリーザー取り付け口にほとんど挿入させないで設置
する場合と比べて、ブリーザーの設置位置を低くするこ
とができ、ブリーザーの設置スペースの省スペース化に
有利となる。
【0010】請求項3記載の発明は、タンクの給油口を
ブリーザー取り付け口としてタンクに装備し、タンクキ
ャップを兼用した請求項1または2記載のブリーザーで
ある。このように構成すると、ブリーザーとタンクキャ
ップとを別々に設置しなくて済み、コスト低減に有利と
なる。
【0011】請求項4記載の発明は、ケースにレベルゲ
ージを備えた請求項1〜3のいずれかに記載のブリーザ
ーである。このように構成すると、ブリーザーとレベル
ゲージとを別々に設置しなくて済み、コスト低減に有利
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】一実施の形態について図面を参照
して説明する。図1はブリーザーの正面図、図2は同正
断面図、図3は同斜視図、図4は分解斜視図を示したも
のである。このブリーザーは、例えば、フォークリフト
のオイルタンクの給油口(図1および図2の二点鎖線6
0参照。)に装着されるもので、ブリーザーの機能の
他、レベルゲージおよびタンクキャップとしての機能も
兼ね備えている。なお、給油口60はほぼパイプ状に形
成されている。
【0013】ブリーザーは、大別すると、図4に示すよ
うに、ケース体30とフィルタ10とカバー体20とを
備えている。以下、各部について順に詳述する。ケース
体30から説明する。図2および図4において、ケース
体30は、樹脂成形品からなり、ほぼカップ状をなす主
ケース部31を主体として形成されている。
【0014】図2に示すように、前記ケース体30の外
周面には適数個(図は2個を示す。)の円環状のOリン
グ溝32とその上部に位置するフランジ33が形成され
ている。各Oリング溝32にはそれぞれOリング52が
装着されている。前記主ケース部31の上端部には、前
記ケース体30の内径よりも大きい内径を有するフィル
タ嵌合部34が支持段面34aを介して延出されている
(図4参照)。なお、前記ケース体30の平面図が図5
に、同底面図が図6に示されている。
【0015】図5において、前記フィルタ嵌合部34の
外周面には、ほぼ円筒形状の外環部35が放射状に配置
された例えば4個の支持片36を介して同心上に支持さ
れている。外環部35の内径は前記フィルタ嵌合部34
の外径よりも大きい。したがって、外環部35とフィル
タ嵌合部34との間には所定の隙間が設けられている。
また、図2に示すように、外環部35と前記フランジ3
3との間にも所定の隙間が設けられている。また、外環
部35の上端面は、前記フィルタ嵌合部34の上端面よ
りも上方へ所定の突出量をもって突出されている。
【0016】図5および図6に示すように、前記外環部
35の外周面には、半径方向外方に突出するピン状をし
た例えば4個の凸部37が形成されている。凸部37
は、円周上に等間隔毎すなわち90度間隔毎に形成され
ている。
【0017】図2に示すように、前記主ケース部31の
軸心部には、上面を塞ぐほぼ円筒形状をした中央筒部4
0が形成されている。中央筒部40内にはレベルゲージ
50の上端部が一体的に結合されている。
【0018】図4に示すように、前記主ケース部31の
内周面と中央筒部40の外周面との間には、例えば4枚
の仕切り板41が放射状に形成されている。この仕切り
板41によって、主ケース部31の内部が4個の連通室
42に区画されている。なお、中央筒部40および仕切
り板41の上端面は、前記支持段面34aとほぼ同一面
をなしている。
【0019】図2に示すように、前記主ケース部31の
底板31aは外周部を高くし軸心側を低くするほぼテ―
パー状に傾斜されている。前記各連通室42における中
央筒部40寄りの底板31a部分には、連通室42の内
外を連通する通気孔44が形成されている。通気孔44
は、連通室42の通路面積より小さい、例えば1/6〜
1/8程度に小さい通路面積で形成されている(図5参
照)。
【0020】図2に示すように、前記中央筒部40の下
端部は、前記ケース体30の底板31aよりも下方へ所
定の突出量をもって突出している。前記中央筒部40の
下端部の外周面には、半径方向へ突出するほぼ円板形状
の遮蔽板45が形成されている。遮蔽板45は、前記通
気孔44の下方周辺部を遮蔽している。これにより、遮
蔽板45は、オイルタンク内の液面(油面ともいう。)
から通気孔44へのオイルの撥ね上がりを遮る機能をも
つ。なお、遮蔽板45は本発明でいう遮蔽部に相当す
る。
【0021】また、図1および図6に示すように、ケー
ス体30の底板31aと遮蔽板45との間の中央筒部4
0における外周面には、例えば4枚の補強板46が放射
状に形成されている。
【0022】次に、フィルタ10を説明する。フィルタ
10の正面図が図7に、同平面図が図8に示されてい
る。図7および図8において、フィルタ10は、樹脂成
形品からなり、メッシュ11およびそのメッシュ11を
挟着した上下対称状をなす保持枠12からなる。各保持
枠12は、前記メッシュ11の軸心部を保持する中央軸
部13と、前記メッシュ11の外周部を保持する円環状
の外枠部14と、前記中央軸部13と外枠部14との間
に放射状に例えば4本形成されて前記メッシュ11を保
持する連結片15とからなる(図4参照)。
【0023】図2に示すように、前記フィルタ10は、
前記ケース体30のフィルタ嵌合部34内に嵌合可能な
大きさで形成されている。また、フィルタ10の高さす
なわち両保持枠12の高さは、前記フィルタ嵌合部34
の突出高さとほぼ同一となっている。したがって、フィ
ルタ10をケース体30のフィルタ嵌合部34内にセッ
トして連通室42上に設置し、中央筒部40および仕切
り板41の上面ならびに支持段面34aによって支持さ
れたとき、フィルタ10の上端面とフィルタ嵌合部34
の上端面がほぼ同一面をなす。
【0024】次に、カバー体20を説明する。図4に示
すように、カバー体20は、樹脂成形品からなり、ほぼ
円板状をなす天板部21と、その天板部21の外周縁部
から下方へほぼ円筒形状に突出するカバー筒部22とか
らなる。カバー筒部22は、前記ケース体30の外環部
35に外嵌可能に形成されている(図2参照)。
【0025】図4に示すように、前記カバー筒部22に
は、その内外面を貫通しかつ前記ケース体30の各凸部
37と係合可能な凹部23がそれぞれ設けられている。
凹部周辺部の正面図を示した図10において、凹部23
は前記凸部37をカバー筒部22の内周面の嵌合先端側
から出入可能な出入溝23aと、その出入溝23aに入
れた凸部37を前記カバー筒部22の内周面と外環部3
5の外周面との周方向(図10において左回り方向)へ
の相対的な回動により係脱可能な係合溝23bと、前記
出入溝23aと係合溝23bとの接続部において弾性変
形を利用して凸部37の通過を可能とするとともに係合
溝23bへの係合時の凸部37を抜け止めする抜け止め
部23cとを備えている。なお前記出入溝23aは、前
記凸部37の外径よりも例えば2〜3倍大きい開口幅で
形成されている。
【0026】前記カバー筒部22には、その内外面を貫
通しかつ前記凹部23の上縁に対し所定の間隔を隔てて
ほぼ平行状をなす横長細状のスリット溝24が形成され
ている。これにより、前記出入溝23aおよび係合溝2
3bとスリット溝24との間の変形部23dが弾性変形
いわゆる撓み変形(図10の二点鎖線参照)可能となっ
ている。この変形部23dの撓み変形を利用して抜け止
め部23cが当該開口幅を増減することにより、凸部3
7の通過(図10において左右方向)を可能とするとと
もに、係合溝23bに対する凸部37の係合時には凸部
37を抜け止めする。
【0027】カバー体20の底面図を示した図9におい
て、前記天板部21の下面には、ほぼ円環状のフィルタ
押え部25が突出されている。フィルタ押え部25は、
図2に示すように、ケース体30にカバー体20を取り
付けたときに、前記フィルタ10の連結片15(図4参
照)をケース体30に押さえる。
【0028】上記したブリーザーにおいて、図1〜図3
に示すように、ケース体30にカバー体20が取り付け
られた状態では、ケース体30の上部にセットされたフ
ィルタ10が前にも述べたようにカバー体20のフィル
タ押え部25でケース体30に押さえ付けられている。
図3に示すように、ケース体30の凸部37はカバー体
20の凹部23の係合溝23bに係合しており、抜け止
め部23cにより抜け止めされている。なお、ケース体
30とカバー体20とによって本発明でいうケースが構
成されている。
【0029】ブリーザーは、図示しないオイルタンクの
給油口60(図1および図2の二点鎖線参照)に連通室
42を含むケース体30を挿入することによって、給油
口60を塞ぐタンクキャップ兼用のブリーザーとして機
能する。このとき、ケース体30のOリング52がその
ケース体30と給油口60との間をシールする。また、
ケース体30のフランジ33は、給油口60の上端面と
当接することにより、それ以上のケース体30の挿入を
阻止する。
【0030】この状態で、オイルタンク内の圧力が高く
なるときには、タンク内のエアー(図2中、矢印参照)
が、ケース体30の底板31aの通気孔44、連通室4
2、フィルタ10のメッシュ11の網目、フィルタ10
とカバー体20の天板部21との間、ケース体30のフ
ィルタ嵌合部34とカバー体20のカバー筒部22との
間を通じて外部へ排気される。また、タンク内の圧力が
低くなるときには、外部のエアーが前記排出時の逆順で
タンク内に吸入される。なお、タンク内エアーを排出す
るとともに外部のエアーをタンク内に吸入する通路が本
発明でいうエアー通路に相当する。
【0031】上記したブリーザーによると、遮蔽板45
によってタンク内の油面から通気孔44への液体の撥ね
上がりが遮られる(図2中、白抜き矢印参照)。さら
に、通気孔44から連通室42へ至る過程で、通気孔4
4に生じた液膜が通路面積の拡大によって破裂させられ
る。さらに、連通室42の上部にフィルタ10を設置し
たため、オイルのフィルタ10への上昇が防止される。
さらに、連通室42の上部に設置したフィルタ10によ
ってオイルの通過が防止される。
【0032】このように、タンク内のオイルが外部へ出
ようとしてもその流れが段階的に阻止されることによ
り、タンク内オイルの滲み出しが効果的に防止される。
これにより、タンクの給油口60への直接的な取り付け
が可能となり、従来必要としたブリーザーホース(図1
1の符号、102参照)等の付属部品を不要とすること
ができる。この結果、部品点数を削減するとともに組み
付け作業性を向上してコストを低減することができる。
【0033】また、タンクの給油口60に、連通室42
を含むケース体30を挿入可能としたことにより、ブリ
ーザーをタンクの給油口60にほとんど挿入させないで
設置する場合と比べて、ブリーザーの設置位置を低くす
ることができ、ブリーザーの設置スペースの省スペース
化に有利となる。
【0034】また、前に述べたように、タンクキャップ
を兼用したブリーザーであるから、ブリーザーとタンク
キャップとを別々に設置しなくて済み、コスト低減に有
利となる。
【0035】また、ケース体30にレベルゲージ50を
備えたことにより、ブリーザーとレベルゲージ50とを
別々に設置しなくて済み、コスト低減に有利となる。
【0036】なお、フィルタ10を交換する場合には、
ブリーザーを給油口60から抜き外した後、ケース体3
0に対しカバー体20を手先操作により回動、本形態の
場合、カバー体20を平面で見て右回りに回動させる。
これにより、凹部23の係合溝23bに対する凸部37
の係合を、変形部23dの弾性変形(図10中、二点鎖
線参照)を利用して解除する。続いて、ケース体30に
対しカバー体20を上方へ引き上げることにより、凹部
23の出入溝23aから凸部37が外れ、ケース体30
の上面開口が開放される。次に、ケース体30から使用
済みのフィルタ10を抜き外して、新しいフィルタ10
をセットし直す。その後、カバー体20を上記の取り外
しと逆順の操作によりケース体30に取り付ける。そし
て、ブリーザーを給油口60に再び装着すればよい。
【0037】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、ブリーザーはタンクキャップと
別々に設置してもよい。また、ブリーザーはレベルゲー
ジと別々に設置してもよい。また、通気孔44は、底板
31aの他、連通室42の下部周壁に設けてもよい。ま
た、遮蔽部は、板状の遮蔽板45に限らず、その他の形
状のもので形成することもできる。
【0038】
【発明の効果】本発明のブリーザーによれば、タンク内
液体の滲み出しを効果的に防止できるため、タンクのブ
リーザー取り付け口への直接的な取り付けが可能とな
り、ブリーザーホース等の付属部品を不要とすることが
できる。これにより、部品点数を削減するとともに組み
付け作業性を向上してコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブリーザーの正面図である。
【図2】ブリーザーの正断面図である。
【図3】ブリーザーの部分斜視図である。
【図4】ブリーザーの分解斜視図である。
【図5】ケース体の平面図である。
【図6】ケース体の底面図である。
【図7】フィルタの正面図である。
【図8】フィルタの平面図である。
【図9】カバー体の下面図である。
【図10】カバー体の凹部周辺部を示す正面図である。
【図11】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 フィルタ 20 カバー体 30 ケース体 31a 底板 42 連通室 44 通気孔 45 遮蔽板(遮蔽部) 50 レベルゲージ 60 給油口(ブリーザー取り付け口)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相津 伸彦 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3D038 CA16 CA22 CA26 CA27 CB01 CC03 CC07 CC15 3H055 GG09 HH08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク内外を連通するエアー通路を形成
    しそのエアー通路の一部に上下方向に連通する連通室を
    有するケースと、前記ケースの連通室の上部に設置され
    たフィルタとを備え、前記連通室の下部には連通室の通
    路面積より小さい通路面積の通気孔を形成するととも
    に、前記タンク内の液面から前記通気孔への液体の撥ね
    上がりを遮る遮蔽部を設けたブリーザー。
  2. 【請求項2】 タンクに設けられたブリーザー取り付け
    口には、ケースの少なくとも連通室を含む部分を挿入可
    能とした請求項1記載のブリーザー。
  3. 【請求項3】 タンクの給油口をブリーザー取り付け口
    としてタンクに装備し、タンクキャップを兼用した請求
    項1または2記載のブリーザー。
  4. 【請求項4】 ケースにレベルゲージを備えた請求項1
    〜3のいずれかに記載のブリーザー。
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