JP2000036637A - 面発光レーザ素子及び面発光レーザ素子アレイ - Google Patents

面発光レーザ素子及び面発光レーザ素子アレイ

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JP2000036637A JP10203850A JP20385098A JP2000036637A JP 2000036637 A JP2000036637 A JP 2000036637A JP 10203850 A JP10203850 A JP 10203850A JP 20385098 A JP20385098 A JP 20385098A JP 2000036637 A JP2000036637 A JP 2000036637A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板温度や活性層への注入電流量等に関係な
く、確実に安定した一定の偏光状態を得ること。 【解決手段】 半導体基板10上に活性層と該活性層の
上下部に位置するミラー層とが積層されるように形成さ
れ、該活性層の垂直方向に光を放出する面発光レーザ素
子12において、活性層及びミラー層が半導体基板の基
準となる結晶軸を含む面に対して所定角度傾斜した半導
体基板の傾斜面上に形成され、活性層の上部に形成され
た前記ミラー層を介して活性層に電流を注入するための
電極14と、この電極へ電流を導くための配線とが前記
傾斜面上に形成され、前記配線のうち電極に直接接続さ
れる配線16が長尺状で、かつ配線16の長手方向が前
記半導体基板の傾斜面の傾斜方向に略一致するように形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は面発光レーザ素子及
び面発光レーザ素子アレイに係り、特に偏光制御が可能
な面発光レーザ素子及び面発光レーザ素子アレイに関す
る。
【0002】
【従来の技術】面発光レーザ素子では、活性層に対して
発光ビームが垂直に射出されるので偏光が不規則になり
やすい。特に面発光レーザ素子より射出された光ビーム
の光スポットを円形にするため、面発光レーザ素子の光
導波路の断面構造を円形や正方形などの対称性の高い形
状にすると素子ごとに様々な偏光特性を示し全く制御で
きない。例えば、図14に示すVCSEL (垂直キャビティ
面発光レーザ)素子100は行方向、列方向にそれぞれ
8個、配列された8 ×8VCSELアレイを構成するプロトン
注入型のVCSEL 素子であり、プロトン注入径約15μm、
出射窓径約6.7 μmと横断面が出射窓の中心に対し対称
な導波路構造となっている。図14において、102は
上部電極(p型電極)に接続されている上部電極用配
線、104はボンディングワイヤ、106は導体端子で
ある。導波路上部に形成された電極も正方形であり、こ
のような対称性の高い構成では、各ピクセルに対応する
VCSEL素子から射出される光ビームの偏光状態は図1
5、図16に示すように種々の方向を示す。図15、1
6は8 ×8VCSELアレイ2個についての各VCSEL 素子の偏
光状態の測定結果を示している。例えば、図15におい
てピクセルP1に対応するVCSEL 素子の偏光面の角度を
θ1 で示している。
【0003】また、注入電流によってスイッチングを起
こすこともある。このため偏光を制御するためのいくつ
かの方法が提案されている。例えば、特開平4-242989号
公報には、活性層に電流を注入するための電極を異方形
状にする方法が提案されている。また特開平5-110198号
公報には、(110)基板に量子井戸構造を形成する方
法が、特開平6-302911号公報には、矩形や十字構造の光
導波路を用いることが提案されている。
【0004】更に、IEEE Photonic technoloy lett
ers,vol.5 pp133-135(1993) には、Mukaihara らによ
り、半導体基板の(001)面内に1軸性の応力を加え
る方法が提案されており、またNumai らによって、(0
01)オフ基板を用いる方法も公知である(電子情報通
信学会 信学技報OQE-93-104,p43-48(1993) )。ここに
オフ基板とは半導体基板材のある基準となる結晶軸から
傾斜した方向に切り出した基板をいい、オフ方向とはそ
の傾斜方向をいう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】面発光レーザ素子の射
出光の偏光を制御する方法として、光導波路を異方的な
形状にして偏光の制御を行うと、面発光レーザ素子の光
ビームの断面形状が楕円になるおそれがあるという問題
がある。
【0006】また活性層に電流を注入する電極を異方形
状にすることで、電流密度分布を異方的にして偏光を制
御する試みに関しては、電極から注入された電荷はその
後、拡散していくので、光導波路内に所望の電流密度分
布を維持できないという問題がある。
【0007】さらにオフ基板による偏光の制御は、オフ
基板を用いることで導波路内部にオフ方向の応力が発生
し、これによって偏光が揃うというものであるが、論文
(電子情報通信学会 信学技報OQE-93-104,p43-48(199
3) )に見られるように、すべての素子において完全に
制御できておらず、2つの偏光状態におけるスイッチン
グが生じたり、偏光方向が相互に90度、異なる方向に
偏光が揃ってしまっている素子もある。
【0008】偏光は、光導波路の状態や電極からの電流
の注入量や電流密度分布、基板温度などさまざまな因子
の影響を受けやすいので、単に活性層に電流を注入する
電極を異方形状にしただけ、もしくはオフ基板を使用し
ただけでは、偏光が制御されるポイントがあるとして
も、注入電流量の変化や基板温度などの変動によって、
偏光の特性が不安定になりやすい。例えば、図17に示
すようなオフ基板10上に形成された3つのVCSEL 素子
110の偏光特性を測定したところ、偏光制御されてい
なかった。図17に示すオフ基板10は、図18に示す
ように[001]方向を含み、かつ(100)面に対し
て−2°(∠CAC’=2 ゜) 傾斜した基板である。
このオフ基板10上に、上部電極112に接続される配
線114を[00−1]方向に長くなるように配設した
VCSEL 素子110の偏光特性を測定した結果を図19に
示す。
【0009】図19(A),(B),(C)に示すよう
に、比較的、良好な偏光特性を有する素子もあるが、そ
の偏光特性は素子ごとに異っており、この条件ですべて
の素子において偏光を制御することはできなかった。こ
のようにオフ基板を使用しただけでは、偏光を確実に制
御することはできない。
【0010】また図17に示すVCSEL 素子110は[0
1−1]方向に長い長方形の上部電極(p型電極)11
2を有しているが、その偏光特性は、上部電極112の
長手方向(または長手方向と直交する方向)には全く依
存性がなかった。
【0011】本発明は、 このような事情に鑑みてなされ
たものであり、基板温度や活性層への注入電流量等に関
係なく、確実に安定した一定の偏光状態を得ることがで
きる面発光レーザ素子及び面発光レーザ素子アレイを提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、半導体基板上に活性層と該
活性層の上下部に位置するミラー層とが積層されるよう
に形成され、該活性層の垂直方向に光を放出する面発光
レーザ素子において、前記活性層及びミラー層が前記半
導体基板の基準となる結晶軸を含む面に対して所定角度
傾斜した前記半導体基板の傾斜面上に形成され、前記活
性層の上部に形成された前記ミラー層を介して前記活性
層へ電流を注入するための電極と、前記電極へ電流を導
くための配線とが前記傾斜面上に形成され、前記配線の
うち前記電極に直接接続される配線が長尺状で、かつ該
長手方向が前記傾斜面の傾斜方向に略一致するように形
成されていることを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の面発光レーザ素子において、前記半導体基板材の基準
となる結晶軸を含む面は(100)面であることを特徴
とする。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の面発光レーザ素子において、前記傾斜面は、[00
1]方向を含みかつ(100)面にに対して−5°から
+5°の範囲で傾斜するように形成され、前記電極に直
接接続される配線が[010]方向を前記傾斜面に投影
した投影方向に長尺状に形成されていることを特徴とす
る。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の面発光素子において、前記活性層及
び該活性層の上下部に形成されるミラー層を含むレーザ
素子領域がエアポスト構造に形成され、該エアポスト上
面に前記活性層へ電流を注入するための電極が形成さ
れ、前記電極に直接接続される配線がエアポストの側面
に絶縁膜を介して形成されていることを特徴とする。
【0016】請求項5に記載の発明は、半導体基板上に
活性層と該活性層の上下部に位置するミラー層とが積層
されるように形成され、少なくとも前記活性層がエピタ
キシャル成長によって形成され、プロトン注入によって
電流狭窄された活性層の垂直方向に光を放出する利得導
波路型の面発光レーザ素子において、[001]方向を
含みかつ(100)面に対して−5°から+5°の範囲
で傾斜した前記半導体基板の傾斜面上に形成され、前記
活性層及び該活性層の上下部に形成されるミラー層を含
むレーザ素子領域がエアポスト構造に形成され、該エア
ポストの上面に前記活性層へ電流を注入するための電極
が形成され、該エアポストの[010]方向と交差する
側面に絶縁膜を介して、前記電極へ電流を導くための配
線が[010]方向を前記傾斜面に投影した投影方向に
長尺状で前記電極に直接接続されるように形成されてい
ることを特徴とする。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれかに記載の面発光レーザ素子を複数個、2次元
状に配列し、各面発光素子にマトリクス配線を施したこ
とを特徴とする。
【0018】請求項1乃至5に記載の発明によれば、半
導体基板のオフ方向と活性層に電流を注入する電極に直
接接続される配線のその電極近傍における形状を長尺状
に形成し、かつその長手方向と半導体基板のオフ方向と
が一致するようにしたので、オフ基板を用いたことによ
る光導波路内に応力が発生する方向と、光導波路内部に
注入される電流の電流密度の大きい部位とを一致させる
ことができ、それ故偏光が制御され、活性層への注入電
流量や基板温度が変化しても安定した偏光特性を維持す
ることができる。
【0019】また請求項4及び5に記載の発明によれ
ば、レーザ素子領域がエアポスト構造に形成され、活性
層に電流を注入する電極に直接接続される配線が絶縁膜
を介して半導体基板のオフ方向に沿ってエアポストの側
面に付着するように形成したので、オフ基板を用いたこ
とによる光導波路内に応力が発生する方向とエアポスト
に配線を付着させたことによるエアポストへの応力の作
用する方向とが一致し、その結果更に強固に偏光が制御
され、活性層への注入電流量や基板温度が変化しても安
定した偏光特性を維持することができる。
【0020】更に請求項6に記載の発明によれば、請求
項1乃至5に記載の発明により得られる複数個の面発光
レーザ素子を2次元状に配列するようにしたので、面発
光レーザ素子の活性層への注入電流や基板温度等の変動
に対しても安定な偏光特性を有するプリンタ、複写機等
の画像形成装置や、画像表示装置等の光源として好適
な、面発光レーザ素子アレイが得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0022】本発明の第1の実施の形態 本発明の第1の実施の形態に係る面発光レーザ素子の構
成について説明する。まず本発明が適用される面発光レ
ーザ素子アレイの構成を図1に示す。同図において、半
導体基板としてのn-GaAs基板10は図2に示すように
(100)面(点A,B,C,Dを通る面)に対して
[010]方向に−2°(∠CAC’=2 ゜)傾斜する
ように切り出した(100)面のオフ基板であり、n-Ga
As基板10の傾斜面SI (点A,B’,C’,D’を通
る面)上には、レーザ素子の活性層に電流を注入する
[01−1]方向を傾斜面SI に投影した投影方向(以
下、投影方向は便宜上、投影前の方向で表示することに
する。)に延びたp型電極14に直接接続される長尺状
の上部配線(p型電極配線)16が形成された複数の面
発光レーザ素子(VCSEL )12が形成されている。上部
配線16は長手方向が[010]方向と略一致するよう
に形成されている。図3乃至図5に面発光レーザ素子ア
レイの構造を示す。図3は面発光レーザアレイにおける
単一の面発光レーザ素子の平面構造を示す平面図、図4
は図3におけるX−X’線による断面図、図5は図3に
おけるY−Y’線による断面図である。これらの図にお
いて、n-GaAs基板10の傾斜面上に有機金属気相成長
(MOCVD )法を用いて、n + -GaAs バッファ層20と、
n-Al0.3Ga0.7As/Al0.9Ga0.1As からなる下部分布ブラッ
グ反射膜(DBR )ミラー22と、p-Al0.3Ga0.7As/Al0.9
Ga0.1As からなる上部分布ブラッグ反射膜(DBR )ミラ
ー26とを積層する。上部DBR ミラー26と下部DBR ミ
ラー22との間には、Al0.6Ga0.4Asスペーサ層28、2
8と、さらにAl0.6Ga0.4Asスペーサ層28、28の中央
部に活性層24(Al0.12Ga0.88Asで形成された厚さ90Å
の量子井戸層を3層と、Al0.3Ga0.7Asで形成された厚さ
50Åの障壁層を4層とにより三重量子井戸構造を形成し
た。)とが設けられている。電流狭窄のため上部DBR ミ
ラー26に10μm径の領域を残してプロトンを注入
し、プロトン注入域30を形成する。次に表面からn +
-GaAs バッファ層20に到達するまでエッチングを行う
ことにより、20×35μmの[01−1]方向に長いエア
ポスト(メサ)を形成する。エアポストの側面をポリイ
ミド34で絶縁した後、p型電極14となる金属を蒸着
する。n-GaAs基板10裏面には蒸着法によって、n型電
極32を全面に形成した。上部に形成するp型電極14
は、出射光を取り出すため、約6μm径の出射窓11が
設られている。p型電極14は、図3に示すように[0
10]方向に細長い長尺状のp型電極配線16に直接接
続され、p型電極配線16は電極パッド18(図3には
図示せず、図1参照。)に接続されるように形成されて
いる。
【0023】このようにして[010]方向に対して傾
斜したオフ基板10の傾斜面上にp型電極配線16の長
手方向が[010]方向と一致する面発光レーザ素子1
2が形成される。このような構造を有する複数の面発光
レーザ素子12を作製したところ、すべての面発光レー
ザ素子12がn-GaAs基板10のオフ方向であり、かつp
型電極配線16の長手方向である[010]方向に直線
偏光したレーザ光を放出した。
【0024】図6に面発光レーザ素子12におけるp型
電極14より活性層24に注入する注入電流Iとレーザ
出力Pとの関係を示す。図6に示すように、活性層24
への注入電流Iを増加してもレーザ出力特性は安定であ
り、偏光が完全に[010]方向に制御されていた。
【0025】また基板温度を10〜60℃まで変化させて
も、その偏光方向は一定であり、偏光方向のスイッチン
グの発生や[010]方向以外に偏光された光の発振は
生じなかった。勿論、p型電極14の長軸方向[01−
1]と一致して発振する光も生じなかった。
【0026】本発明の第1の実施の形態に係る面発光レ
ーザ素子によれば、半導体基板のオフ方向と活性層に電
流を注入する電極に直接接続される配線のその電極近傍
における形状を長尺状に形成し、かつその長手方向と半
導体基板のオフ方向が一致するようにしたので、オフ基
板を用いたことによる光導波路内に応力が発生する方向
と、光導波路内部に注入される電流の電流密度の大きい
部位とを一致させることができ、それ故偏光が制御さ
れ、活性層への注入電流量や基板温度が変化しても安定
した偏光特性を維持することができる。
【0027】また本発明の第1の実施の形態によれば、
レーザ素子領域がエアポスト構造に形成され、活性層に
電流を注入する電極に直接、接続される配線が絶縁膜を
介して半導体基板のオフ方向に沿ってエアポストの側面
に付着するように形成したので、オフ基板を用いたこと
による光導波路内に応力が発生する方向とエアポストに
配線を付着させたことによるエアポストへの応力の作用
する方向とが一致し、その結果更に強固に偏光が制御さ
れ、活性層への注入電流量や基板温度が変化しても安定
した偏光特性を維持することができる。
【0028】尚、本実施の形態ではエアポスト構造の面
発光レーザ素子について説明したが、これに限定され
ず、例えば、フラット構造の面発光レーザ素子に適用し
ても同様の効果が得られる。
【0029】本発明の第2の実施の形態 次に本発明の第2の実施の形態に係る面発光レーザ素子
アレイの構成について説明する。図7に本発明の第2の
実施の形態に係る面発光レーザ素子アレイの平面構造を
図7に示す。同図において、半導体基板としてのGaAs基
板10’は、図8に示すように[001]方向(矢印
B’D’方向)を含みかつ(100)面(点A,B,
C,Dを通る面)に対して−2°(∠CAC’=2°)
傾斜するように切り出した(100)面の半絶縁性GaAs
のオフ基板であり、この半絶縁性基板10’の傾斜面S
I (点A,B’,C’,D’を通る面)上にはレーザ素
子の活性層に電流を注入するp型電極14’に直接、
[010]方向に延びた長尺状の上部配線16’が接続
されるように形成されており、このように構成された面
発光レーザ素子(VCSEL )12’が3行3列に3×3
個、配列されように形成されている。32’はn 型電極
配線である。図9乃至図11に面発光レーザ素子アレイ
の構造を示す。図9は面発光レーザアレイにおける単一
の面発光レーザ素子の平面構造を示す平面図、図10は
図9におけるX−X’線による断面図、図11は図9に
おけるY−Y’線による断面図である。これらの図にお
いて、半絶縁性基板10’の傾斜面上に有機金属気相成
長(MOCVD )法を用いて、n + -GaAs バッファ層20’
と、n-Al0.3Ga0.7As/Al0.9Ga0.1As からなる下部分布ブ
ラッグ反射膜(DBR )ミラー22’と、p-Al0. 3Ga0.7As
/Al0.9Ga0.1As からなる上部分布ブラッグ反射膜(DBR
)ミラー26’とを積層する。上部DBR ミラー26’
と下部DBR ミラー22’との間には、Al0. 6Ga0.4Asスペ
ーサ層28’、28’と、さらにAl0.6Ga0.4Asスペーサ
層28’、28’の中央部に活性層24 ’(Al0.12Ga
0.88Asで形成された厚さ90Åの量子井戸層を3層と、Al
0.3Ga0.7Asで形成された厚さ50Åの障壁層を4層とによ
り三重量子井戸構造を形成した。)を設けた。電流狭窄
のため上部DBR ミラー26’に10μm径の領域を残し
てプロトンを注入し、プロトン注入域を形成する。次に
表面からn + -GaAs バッファ層20’に到達するまでエ
ッチングを行うことにより、20×35μmの[01−1]
に長いエアポスト(メサ)を形成する。蒸着法を用いて
n 型電極配線32’をエアポスト近傍に設け、さらにエ
アポストの側面をポリイミド34’で絶縁した後、p型
電極14’となる金属を蒸着する。n 型電極配線32’
は、図9から明らかなようにエアポストの長軸[01−
1]に沿って形成されている。エアポストの上部に形成
するp型電極14’は、出射光を取り出すため、約6μ
m径の出射窓11’が設けられている。p型電極14’
は、図9に示すように[010]方向に長いp型電極配
線16’によって、電極パッド(図示せず)に接続され
るように形成されている。
【0030】このようにして[010]方向に対して傾
斜したオフ基板10’上にp型電極配線16’の長手方
向が[010]方向と一致する面発光レーザ素子が形成
される。このような構造を有する図7に示すような3行
3列に配列された面発光レーザ素子アレイを作製したと
ころ、すべての面発光レーザ素子が半絶縁性基板10’
のオフ方向であり、かつp型電極配線16’の長手方向
である[010]方向に直線偏光したレーザ光を放出し
た。図12(A),(B)に2個の面発光レーザ素子1
2’についてp型電極14’より活性層24’に注入す
る注入電流Iとレーザ出力Pとの関係を示す。
【0031】図12に示すように、2個の面発光レーザ
素子12’とも注入電流Iを増加してもレーザ出力特性
は安定であり、偏光が完全に[010]方向へ制御され
ていた。
【0032】また基板温度を10〜60℃まで変化させて
も、その偏光方向は一定であり、偏光方向のスイッチン
グの発生や[010]方向以外に偏光された光の発振は
生じなかった。更にp型電極14’の長手方向[01−
1]と一致して発振する光も生じなかった。
【0033】尚、本発明の実施の形態では、半導体基板
のオフ方向とp型電極配線方向を[010]方向とした
が、これに限定されることなく例えば半導体基板のオフ
方向とp型電極配線方向を[011]、[01−1]方
向にあわせても何ら問題はない。本発明では半導体基板
のオフ方向と面発光レーザ素子の活性層に電流を注入す
るp-型配線の長手方向とを一致させることが肝要であ
る。
【0034】また本発明の第1、第2の実施の形態では
利得波路型の面発光レーザ素子において活性層が、(1
00)面に対して[001]方向を含む面内において−
2°傾斜した半導体基板面上に形成されたオフ基板につ
いて説明したが、これに限定されず、活性層を、(10
0)面に対して[001]方向を含む面内において−5
°から+5°の範囲で傾斜した半導体基板面上に形成し
た場合においても同様の効果が得られた。
【0035】また本発明に係る面発光レーザ素子及び面
発光レーザアレイは、第1、第2の実施の形態に示した
以外の構造にも有効である。例えばエアポストの断面形
状を円や正方形等の対称形状にしてもよく、エアポスト
の長手方向をオフ方向にあわせてもよい。この例を図1
3に示す。図13において第1、第2の実施の形態と同
様にオフ方向が[010]である半導体基板10上に断
面が円形状の面発光素子50、51と、断面が長方形状
の面発光素子52、54が形成されている。面発光素子
50、51、52、54の上部電極(p型電極)50
A,51A,52A,54Aはそれぞれ、半導体基板1
0のオフ方向と同じ[010]方向に形成された配線6
0、61、62、63に接続されており、これらの配線
60、61、62、63は電極パッド70にそれぞれ、
接続されている。各電極パッド70より各p型電極50
A,51A,52A,54Aに電流が供給され、各面発
光レーザ素子の活性層に電流が注入されるようになって
いる。
【0036】本発明の第2の実施の形態にによれば、本
発明により得られる複数個の面発光レーザ素子を2次元
状に配列するようにしたので、面発光レーザ素子の活性
層への注入電流や基板温度等の変動に対しても安定な偏
光特性を有する、プリンタ、複写機等の画像形成装置
や、画像表示装置等の光源として好適な面発光レーザ素
子アレイが得られる。
【0037】
【発明の効果】請求項1乃至5に記載の発明によれば、
半導体基板のオフ方向と活性層に電流を注入する電極に
直接接続される配線のその電極近傍における形状を長尺
状に形成し、かつその長手方向と半導体基板のオフ方向
とが一致するようにしたので、オフ基板を用いたことに
よる光導波路内に応力が発生する方向と、光導波路内部
に注入される電流の電流密度の大きい部位とを一致させ
ることができ、それ故偏光が制御され、活性層への注入
電流量や基板温度が変化しても安定した偏光特性を維持
することができる。
【0038】また請求項4及び5に記載の発明によれ
ば、レーザ素子領域がエアポスト構造に形成され、活性
層に電流を注入する電極に直接接続される配線が絶縁膜
を介して半導体基板のオフ方向に沿ってエアポストの側
面に付着するように形成したので、オフ基板を用いたこ
とによる光導波路内に応力が発生する方向とエアポスト
に配線を付着させたことによるエアポストへの応力の作
用する方向とが一致し、その結果更に強固に偏光が制御
され、活性層への注入電流量や基板温度が変化しても安
定した偏光特性を維持することができる。
【0039】更に請求項6に記載の発明によれば、請求
項1乃至6に記載の発明により得られる複数個の面発光
レーザ素子を2次元状に配列するようにしたので、面発
光レーザ素子の活性層への注入電流や基板温度等の変動
に対しても安定な偏光特性を有するプリンタ、複写機等
の画像形成装置や、画像表示装置等の光源として好適
な、面発光レーザ素子アレイが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る面発光レーザ
素子の構成を示す説明図。
【図2】図1に示すオフ基板の傾斜方向を示す説明図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る面発光レーザ
素子の平面構造を示す平面図。
【図4】図3におけるX−X’線による断面図。
【図5】図3におけるY−Y’線による断面図。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る面発光レーザ
素子の活性層への注入電流に対するレーザ出力の関係の
測定例を示す特性図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る面発光レーザ
素子アレイの平面構造を示す平面図。
【図8】図7に示すオフ基板の傾斜方向を示す説明図。
【図9】図7に示す面発光レーザアレイにおける単一の
面発光レーザ素子の平面構造を示す平面図。
【図10】図9におけるX−X’線による断面図。
【図11】図9におけるY−Y’線による断面図。
【図12】2個の面発光レーザ素子について活性層に注
入する注入電流Iに対するレーザ出力Pの関係の測定例
を示す特性図。
【図13】本発明に係る面発光レーザ素子の変形例の平
面構造を示す平面図。
【図14】従来の面発光レーザ素子アレイの具体的な平
面構成を示す平面図。
【図15】従来の面発光レーザ素子アレイの各面発光レ
ーザ素子の偏光状態の測定結果を示す説明図。
【図16】従来の面発光レーザ素子アレイの各面発光レ
ーザ素子の偏光状態の測定結果を示す説明図。
【図17】従来のオフ基板上に形成された面発光レーザ
素子アレイの平面構造を示す平面図。
【図18】図17に示すオフ基板の傾斜方向を示す説明
図。
【図19】図17に示す面発光レーザ素子アレイの各面
発光レーザ素子の偏光特性の測定結果を示す特性図。
【符号の説明】
10 n-GaAS 基板 11 射出窓 12 面発光レーザ素子 14 p型電極 16 上部配線(p型電極用配線) 18 p型電極パッド 20 n + GaAsバッファ層 22 下部分布ブラッグ反射膜(DBR )ミラー 24 活性層 26 上部分布ブラッグ反射膜(DBR )ミラー 28 スペーサ層 30 プロトン注入域 32 n型配線 34 絶縁膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に活性層と該活性層の上下
    部に位置するミラー層とが積層されるように形成され、
    該活性層の垂直方向に光を放出する面発光レーザ素子に
    おいて、 前記活性層及びミラー層が前記半導体基板の基準となる
    結晶軸を含む面に対して所定角度傾斜した前記半導体基
    板の傾斜面上に形成され、前記活性層の上部に形成され
    た前記ミラー層を介して前記活性層へ電流を注入するた
    めの電極と、前記電極へ電流を導くための配線とが前記
    傾斜面上に形成され、 前記配線のうち前記電極に直接接続される配線が長尺状
    で、かつ該長手方向が前記傾斜面の傾斜方向に略一致す
    るように形成されていることを特徴とする面発光レーザ
    素子。
  2. 【請求項2】 前記半導体基板材の基準となる結晶軸を
    含む面は(100)面であることを特徴とする請求項1
    に記載の面発光レーザ素子。
  3. 【請求項3】 前記傾斜面は、[001]方向を含みか
    つ(100)面に対して−5°から+5°の範囲で傾斜
    するように形成され、前記電極に直接接続される配線が
    [010]方向を前記傾斜面に投影した投影方向に長尺
    状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の
    面発光レーザ素子。
  4. 【請求項4】 前記活性層及び該活性層の上下部に形成
    されるミラー層を含むレーザ素子領域がエアポスト構造
    に形成され、該エアポスト上面に前記活性層へ電流を注
    入するための電極が形成され、前記電極に直接接続され
    る配線がエアポストの側面に絶縁膜を介して形成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の面発光レーザ素子。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に活性層と該活性層の上下
    部に位置するミラー層とが積層されるように形成され、
    少なくとも前記活性層がエピタキシャル成長によって形
    成され、プロトン注入によって電流狭窄された活性層の
    垂直方向に光を放出する利得導波路型の面発光レーザ素
    子において、 [001]方向を含みかつ(100)面に対して−5°
    から+5°の範囲で傾斜した前記半導体基板の傾斜面上
    に形成され、前記活性層及び該活性層の上下部に形成さ
    れるミラー層を含むレーザ素子領域がエアポスト構造に
    形成され、該エアポストの上面に前記活性層へ電流を注
    入するための電極が形成され、該エアポストの[01
    0]方向と交差する側面に絶縁膜を介して、前記電極へ
    電流を導くための配線が[010]方向を前記傾斜面に
    投影した投影方向に長尺状で前記電極に直接接続される
    ように形成されていることを特徴とする面発光レーザ素
    子。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の面発
    光レーザ素子を複数個、2次元状に配列し、各面発光素
    子にマトリクス配線を施したことを特徴とする面発光レ
    ーザ素子アレイ。
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