JP2000030972A - セラミックコンデンサー製造用キャリヤーシート - Google Patents
セラミックコンデンサー製造用キャリヤーシートInfo
- Publication number
- JP2000030972A JP2000030972A JP10198962A JP19896298A JP2000030972A JP 2000030972 A JP2000030972 A JP 2000030972A JP 10198962 A JP10198962 A JP 10198962A JP 19896298 A JP19896298 A JP 19896298A JP 2000030972 A JP2000030972 A JP 2000030972A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyester
- layer
- film
- carrier sheet
- ceramic capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
ト薄膜を製造することができ、かつセラミックグリーン
シートの製造工程でのキャリヤーシートの取り扱いが容
易なセラミックコンデンサー製造用キャリヤーシートを
提供する。 【解決手段】 表面の中心線平均粗さが0.2〜4nm
のポリエステル層A、および表面の中心線平均粗さが1
0〜100nmのポリエステル層Bからなる積層フィル
ムの、該ポリエステル層A側の表面にシリコーン離形層
を設けてなるセラミックコンデンサー製造用キャリヤー
シート。
Description
サー製造用キャリヤーシートに関し、さらに詳しくはセ
ラミックコンデンサーを構成する薄膜で極めて平坦な表
面のセラミックグリーンシートを製造することができる
キャリヤーシートに関する。
型化に伴い、近年その使用量の伸びは著しいものがあ
る。特に、移動体通信機器などの小型化、低消費電力化
に伴った使用量の伸びはめざましい。
ラミック粉体、溶剤、バインダー及びその他の添加剤
(可塑剤、分散剤、帯電防止剤など)を適当な機械的分
散方法により均質に分散させたスラリーを流延キャスト
法によりキャリヤーシート上に塗布し、次いで乾燥して
セラミックグリーンシートを作成し、そのシート上に内
部電極を印刷し、所定の大きさに裁断したものを積層、
焼結し、外部電極を取り付けることにより製造してい
た。特に、セラミックグリーンシートを形成させる段階
での厚さの精度が、最終的なチップコンデンサーの電気
的性質に大きく影響を与えるため、スラリーの調製のみ
ならずキャリヤーシートに対しても、表面の異物、均一
平面性、厚み均一性など高精度の表面特性が要求されて
きた。また、電子機器の小型化に伴って、コンデンサー
自体も小型化されてきたため、1層のセラミックグリー
ンシートの厚みは数μm程度まで薄層化する必要があ
り、従来よりもキャリヤーシート表面の突起に対して要
求が厳しくなってきた。
は、キャリヤーシート表面に付着したごみなどの異物の
他に、キャリヤーシートを構成するポリマーに添加する
内部添加剤、特に滑剤などのフィラーの粗大粒子の場合
が多い。前者の表面異物は、キャリヤーシートの製造工
程をクリーン化することで減少させることができるが、
後者の内部異物は、フィラーの粒径を小さくしさらにそ
の添加量を下げるとともに溶融ポリマーをフィルターに
通すなどの対策が必要となる。
にその添加量を下げるとキャリヤーシートの表面粗さは
著しく平坦となり、シート間の滑りが悪くなりシート同
士が張り付く問題が生じる。特に、キャリヤーシートの
表面にシリコーンエラストマー系の離形層を設けた場合
は、上記の問題がより一層顕著となる。そのため、セラ
ミックグリーンシートの製造工程でのキャリヤーシート
の取り扱いに重大な支障を来す恐れがある。
る従来技術の欠点を改良し、極めて平滑な表面のセラミ
ックグリーンシート薄膜を製造することができ、かつセ
ラミックグリーンシートの製造工程でのキャリヤーシー
トの取り扱いが容易なセラミックコンデンサー製造用キ
ャリヤーシートを提供することにある。
平均粗さが0.2〜4nmのポリエステル層A、および
表面の中心線平均粗さが10〜100nmのポリエステ
ル層Bからなる積層フィルムの、該ポリエステル層A側
の表面にシリコーン離形層を設けてなるセラミックコン
デンサー製造用キャリヤーシートである。
を構成するポリエステルとは、芳香族ジカルボン酸を主
たる酸成分とし、脂肪族グリコールを主たるグリコール
成分とするポリエステルである。このポリエステルは実
質的に線状であり、そしてフィルム形成性、特に溶融成
形によるフィルム形成性を有する。芳香族ジカルボン酸
としては、例えばテレフタル酸、2,6−ナフタレンジ
カルボン酸、イソフタル酸、ジフェノキシエタンジカル
ボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルエーテル
ジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフ
ェニルケトンジカルボン酸、アンスラセンジカルボン酸
等を挙げることができる。脂肪族グリコールとしては、
例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ペ
ンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、
デカメチレングリコール等の如き炭素数2〜10のポリ
メチレングリコールあるいは1,4−シクロヘキサンジ
メタノールの如き脂環族ジオール等を挙げることができ
る。
アルキレンテレフタレートおよび/又はアルキレン−
2,6−ナフタレートを主たる構成成分とするものが好
ましい。
ンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレー
トはもちろんのこと、例えば全ジカルボン酸成分の80
モル%以上がテレフタル酸および/又は2,6−ナフタ
レンジカルボン酸であり、全グリコール成分の80モル
%以上がエチレングリコールである共重合体が好まし
い。その際全酸成分の20モル%以下はテレフタル酸お
よび/又は2,6−ナフタレンジカルボン酸以外の上記
芳香族ジカルボン酸であることができ、また例えばアジ
ピン酸、セバチン酸等の如き脂肪族ジカルボン酸;シク
ロヘキサン−1,4−ジカルボン酸の如き脂環族ジカル
ボン酸等であることができる。また全グリコール成分の
20モル%以下はエチレングリコール以外の上記グリコ
ールであることができ、また例えばハイドロキノン、レ
ゾルシン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン等の如き芳香族ジオール;1,4−ジヒドロキシ
ジメチルベンゼンの如き芳香環を有する脂肪族ジオー
ル;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール等の如きポリアルキ
レングリコール(ポリオキシアルキレングリコール)等
であることもできる。
例えばヒドロキシ安息香酸の如き芳香族オキシ酸、ω−
ヒドロキシカプロン酸の如き脂肪族オキシ酸等のオキシ
カルボン酸に由来する成分を、ジカルボン酸成分及びオ
キシカルボン酸成分の総量に対し20モル%以下で共重
合あるいは結合するものも包含される。
実質的に線状である範囲の量、例えば全酸成分に対し2
モル%以下の量で、3官能以上のポリカルボン酸又はポ
リヒドロキシ化合物、例えばトリメリット酸、ペンタエ
リスリトール等を共重合したものも包含される。
り、かつそれ自体公知の方法で製造することができる。
上記ポリエステルとしては、o−クロロフェノール中の
溶液として35℃で測定して求めた固有粘度が0.4〜
0.9のものが好ましく、0.5〜0.7のものがさら
に好ましく、0.55〜0.65のものが特に好まし
い。
テル層Aとポリエステル層Bの2層より構成される。2
層のポリエステルは同じものでも違ったものでもよい
が、同じものが好ましい。積層フィルムの総厚みは5〜
250μmの範囲が好ましい。
ステル層A側の表面にシリコーン離形層を設けるが、基
材フィルムと離形層の接着性を向上させるため両層の間
にアンカーコート層を設けても良い。かかるアンカーコ
ート層としては、シランカップリング剤を好ましく用い
ることができる。シランカップリング剤としては、一般
式Y−Si−X3で示されるものを挙げることができ
る。ここで、Yはアミノ基、エポキシ基、ビニル基、メ
タクリル基、またはメルカプト基等で代表される官能
基、Xはアルコキシ基で代表される加水分解性の官能基
を示す。アンカーコート層の厚みは0.01〜5μmの
範囲が好ましく、0.02〜2μmの範囲であることが
特に好ましい。
ン樹脂により形成される。硬化型シリコーン樹脂として
は、一般に離形剤として知られたものを用いることがで
き、例えば「シリコーン材料ハンドブック」(東レダウ
コーニング編、1993.8)等に記載の公知なものの
中から選んで使用することができる。例えば、信越シリ
コーン(株)製KS−847(H)、KS−776、東
芝シリコーン(株)製TPR−6700等を挙げること
ができる。これらの硬化方式としては熱または放射線硬
化型が一般的である。具体的には下記の硬化方式が挙げ
られる。
ジメチルポリシロキサンとメチルハイドロジェンポリシ
ロキサンあるいはメチルメトキシシロキサンとを有機錫
系触媒の存在下で反応させたもの。
末端及び側鎖にビニル基を有するメチルビニルポリシロ
キサンと、メチルハイドロジェンポリシロキサンとを白
金系触媒の存在下で反応させたもの。
ケニル基とメルカプト基を含有するシロキサンに光重合
剤を加えたもの。
加反応型と同じ白金系触媒を用いたもの。
タ)アクリル基を含有するシロキサンに光重合剤を加え
たもの。
キシ基を含有するシロキサンにオニウム塩光開始剤を添
加したもの。
ロキサン(官能基はなくてもよく、また光開始剤がなく
てもよい)。
剤型、エマルジョン型、無溶剤型等の中から適宜選択し
て用いることができる。
テル層A側の表面の中心線平均粗さは0.2〜4nmで
ある必要がある。中心線平均粗さが4nmを超えると、
その表面粗さのために、極めて平坦な表面のセラミック
グリーンシートを製造することができなくなり好ましく
ない。
エステル層B側の表面の中心線平均粗さは10〜100
nmである必要がある。表面粗さが10nm未満である
と、キャリヤーシートがブロッキングを起こすため好ま
しくなく、他方100nmを超えるとポリエステル層B
表面の形状が成形するセラミックグリーンシートに転写
されるため好ましくない。
均粗さを前述の範囲とするには、ポリエステル層B中に
フィラーを含有させる。かかるフィラーとしてはシリ
カ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、カオリ
ン、チャイナクレイ、酸化チタンなどの無機微粒子、ポ
リエチレン、アクリル、スチレン、ベンゾグアナミド、
耐熱性高分子粒子(例えば、架橋ポリスチレン樹脂、架
橋シリコーン樹脂、架橋アクリル樹脂粒子、架橋スチレ
ン−アクリル樹脂粒子、架橋ポリエステル樹脂、ポリイ
ミド樹脂メラミン樹脂など)などの有機樹脂微粒子を単
独もしくは複数組み合わせて用いることが好ましい。
知られている、あるいは当業界に蓄積されている方法で
製造することができる。例えば、先ず未配向積層フィル
ムを製造し、次いで該フィルムを二軸配向させることで
得ることができる。
された積層フィルムの製造法で製造することができる。
例えば、ポリエステル層Aと、反対面を形成するポリエ
ステル層Bとを、ポリエステルの溶融状態又は冷却固化
された状態で積層する方法を用いることができる。
トルージョンラミネート等の方法で製造できる。上述の
方法で積層されたフィルムは、更に従来から蓄積された
二軸配向フィルムの製造法に準じて行ない、二軸配向フ
ィルムとすることができる。
70)℃の温度でポリエステルを溶融・共押出して未延
伸積層フィルムを得、該未延伸積層フィルムを一軸方向
(縦方向又は横方向)に(Tg−10)〜(Tg+7
0)℃の温度(但し、Tg:ポリエステルのガラス転移
温度)で2.5倍以上、好ましくは3倍以上の倍率で延
伸し、次いで上記延伸方向と直角方向にTg〜(Tg+
70)℃の温度で2.5倍以上、好ましくは3倍以上の
倍率で延伸するのが好ましい。さらに必要に応じて縦方
向および/又は横方向に再度延伸してもよい。このよう
にして全延伸倍率は、面積延伸倍率として9倍以上が好
ましく、12〜35倍がさらに好ましく、15〜30倍
が特に好ましい。さらにまた、二軸配向フィルムは、
(Tg+70)℃〜(Tm−10)℃の温度で熱固定す
ることができ、例えば180〜250℃で熱固定するの
が好ましい。熱固定時間は1〜60秒が好ましい。
お、実施例中に「部」とあるのは「重量部」を示す。ま
た、本発明における物性値及び特性値は、下記の方法に
て測定した。
ー31B)を貼り合わせ、5kgの圧着ローラーで圧着
し20時間放置後、離形層と粘着テープとの剥離力を引
張り試験機にて測定した。
G4305に規定する冷間圧延ステンレス板(SUS3
04)に貼り付けた後の剥離力を測定し、基礎接着力
(f0)とした。また、前記ポリエステル粘着テープを
サンプルフィルムの離形層塗設面に貼り合わせ、5kg
の圧着ローラーで圧着し30秒間放置した後粘着テープ
を剥がした。そして、この剥がした粘着テープを上記の
ステンレス板に貼り、該貼合部の剥離力を測定し残留接
着力(f)とした。得られた基礎接着力と残留接着力と
から下記式を用いて残留接着率を求めた。 残留接着率(%)=(f/f0)×100
精度表面粗さ計(SE−3FAT)を使用して、針の半
径2μm、荷重30mgで拡大倍率20万倍、カットオ
フ0.08mmの条件下にチャートを書かせ、フィルム
表面粗さ曲線からその中心線の方向測定長さLの部分を
抜き取り、この抜き取り部分の中心線を抜き取り、この
抜き取り部分の中心線をX軸、縦倍率の方向をY軸とし
て、粗さ曲線をY=f(x)で表わしたとき、次の式で
与えられた値をμm単位で表わした。
個測定し、平均値で表わした。
ムスリッパリー)) ASTM D1894−63に準じ、東洋テスター社製
のスリッパリー測定器を使用し、塗設面とポリエステル
フィルム(非塗設面)との静摩擦係数(μs)を測定し
た。但し、スレッド板はガラス板とし、荷重は1kgと
した。滑り性は、下記の基準で評価した。 〇:良好なもの(静摩擦係数が0.6未満) △:やや不良なもの(静摩擦係数が0.6以上、0.8
未満) ×:不良なもの(静摩擦係数が0.8以上)
け、50℃、20時間維持した。次いで、重ねたフィル
ムを剥がす際の剥離強度を引張試験機で引張速度300
mm/分の条件で測定した。
テレフタレートとエチレングリコールとを、エステル交
換触媒として酢酸マンガンを、重合触媒として三酸化ア
ンチモンを、安定剤として亜燐酸を、更に滑剤として表
1のポリエステル層Bに示す添加粒子を添加して、常法
により重合し、固有粘度(o−クロロフェノール、35
℃)0.56の、ポリエステル層B用に用いるポリエチ
レンテレフタレートを得た。
を添加させずに上記と同様の方法で、ポリエチレンテレ
フタレートを得た。
ットを170℃で3時間乾燥後2台の押出機ホッパーに
供給し、溶融温度280〜300℃で溶解し、マルチマ
ニホールド型共押出ダイを用いてB層の片面にA層を積
層させ、表面仕上げ0.3s程度、表面温度20℃の回
転冷却ドラム上に押出し、厚み200μmの未延伸積層
フイルムを得た。
ムを75℃に予熱し、更に低速、高速のロール間で15
mm上方より800℃の表面温度のIRヒーター3本に
て加熱して3.2倍に延伸し、急冷し、続いてステンタ
ーに供給し、120℃にて横方向に4.3倍に延伸し
た。得られた二軸配向フイルムを205℃の温度で5秒
間熱固定し、厚み14μmの熱固定二軸配向積層ポリエ
ステルフイルムを得た。
出量を変えること及び流路の幅を変えることにより調整
した。また、各層の厚みについては、蛍光X線法、及び
フイルムを薄片に切り出し、透過型電子顕微鏡にて境界
面を捜す方法を併用して求めた。
了した一軸延伸フィルムが横延伸に入る直前の位置で、
ポリエステル層A側の表面に、離形層のアンカーコート
層として、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ンの3重量%水溶液(界面活性剤を含有)を5g/m2
(wet)の量を塗布し乾燥した。
ポリジメチルシロキサンとジメチルハイドロジェンシラ
ンの混合溶液に白金触媒を加えて付加反応させるタイプ
の硬化型シリコーン樹脂(信越シリコーン株式会社製、
商品名KS−847(H))をメチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトンおよびトルエンの混合溶剤中に溶
解させたシリコーン樹脂塗液を塗布量(wet)8g/
m2で塗布し、130℃、30秒の条件で乾燥、硬化処
理して塗膜厚み0.24μmの離形フィルムを得た。こ
の離形フィルムの特性を表1に示す。
に代えて、固有粘度0.62(25℃、o−クロロフェ
ノール)のポリエチレン−2,6−ナフタレートを用い
る以外は実施例1と同じ方法で離形フィルムを得た。こ
の離形フィルムの特性を表1に示す。
ィルムはフィルムのブロッキングが起こらず滑り性に優
れる。これに対し比較例1の離形フィルムは、ブロッキ
ングが発生し、巻き姿からフィルムを繰り出すことが困
難であった。
ィルムの離形層上にセラミックスラリーを乾燥後の厚み
10μmとなる量塗布し、乾燥後巻き取り、これから得
られるセラミックグリーンシートを用いてセラミックチ
ップコンデンサーを製造し、コンデンサーの最終検査を
実施した。その結果、実施例の離形フィルムを用いた場
合、コンデンサーの不良率はそれぞれ低い値を示したの
に対し、比較例2の離形フィルムを用いた場合、セラミ
ックグリーンシート表面にポリエステル層Bの表面突起
が転写されてできた表面荒れが原因となり、コンデンサ
ーの不良率が上昇し、歩留まりが悪化した。
ウムを表わす。
ーンシート薄膜を製造することができ、かつセラミック
グリーンシートの製造工程でのキャリヤーシートの取り
扱いが容易なセラミックグリーンシート製造用キャリヤ
ーシートを得ることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 表面の中心線平均粗さが0.2〜4nm
のポリエステル層A、および表面の中心線平均粗さが1
0〜100nmのポリエステル層Bからなる積層フィル
ムの、該ポリエステル層A側の表面にシリコーン離形層
を設けてなるセラミックコンデンサー製造用キャリヤー
シート。 - 【請求項2】 ポリエステルA層を構成するポリエステ
ルおよびポリエステルB層を構成するポリエステルがと
もにポリエチレンテレフタレートである請求項1記載の
セラミックコンデンサー製造用キャリヤーシート。 - 【請求項3】 ポリエステルA層を構成するポリエステ
ルおよびポリエステルB層を構成するポリエステルがと
もにポリエチレン−2,6−ナフタレートである請求項
1記載のセラミックコンデンサー製造用キャリヤーシー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19896298A JP3962161B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | セラミックコンデンサー製造用キャリヤーシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19896298A JP3962161B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | セラミックコンデンサー製造用キャリヤーシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000030972A true JP2000030972A (ja) | 2000-01-28 |
JP3962161B2 JP3962161B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=16399833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19896298A Expired - Fee Related JP3962161B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | セラミックコンデンサー製造用キャリヤーシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3962161B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002160208A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-04 | Mitsubishi Polyester Film Copp | 離型フィルム用ポリエステルフィルム |
US6793751B2 (en) * | 2002-01-07 | 2004-09-21 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method for manufacturing laminated ceramic electronic component |
JP2007062179A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Toyobo Co Ltd | 離型用積層ポリエチレンテレフタレートフィルムロール |
JPWO2006013812A1 (ja) * | 2004-08-05 | 2008-05-01 | 松下電器産業株式会社 | コンデンサ用アルミニウム電極箔の製造方法およびエッチング用アルミニウム箔 |
JP2010017932A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Toyobo Co Ltd | 離型フィルム |
JP2014012372A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-23 | Mitsubishi Plastics Inc | 積層ポリエステルフィルム |
-
1998
- 1998-07-14 JP JP19896298A patent/JP3962161B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002160208A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-04 | Mitsubishi Polyester Film Copp | 離型フィルム用ポリエステルフィルム |
US6793751B2 (en) * | 2002-01-07 | 2004-09-21 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method for manufacturing laminated ceramic electronic component |
JPWO2006013812A1 (ja) * | 2004-08-05 | 2008-05-01 | 松下電器産業株式会社 | コンデンサ用アルミニウム電極箔の製造方法およびエッチング用アルミニウム箔 |
JP2007062179A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Toyobo Co Ltd | 離型用積層ポリエチレンテレフタレートフィルムロール |
JP2010017932A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Toyobo Co Ltd | 離型フィルム |
JP2014012372A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-23 | Mitsubishi Plastics Inc | 積層ポリエステルフィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3962161B2 (ja) | 2007-08-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3950462B2 (ja) | 離型フィルム | |
WO1998014328A1 (fr) | Film de decollage | |
JP2000141568A (ja) | 離型フィルム | |
WO2000021752A1 (fr) | Film a couche detachable | |
JP2007237497A (ja) | 離型用フィルム | |
JP2004142179A (ja) | 離型用二軸配向ポリエステルフィルム | |
JP2000117899A (ja) | 離形フィルム | |
JP2005047177A (ja) | 両面離形フィルム | |
JP3948333B2 (ja) | セラミック離型用ポリエステルフィルム | |
JP3962161B2 (ja) | セラミックコンデンサー製造用キャリヤーシート | |
JP2005047175A (ja) | 両面離形フィルム | |
JP4216962B2 (ja) | 離型フィルム | |
JP2006051681A (ja) | 離型フィルム | |
JP2004311200A (ja) | 両面離型フィルム | |
JP2004306344A (ja) | 離型フィルム | |
JP2002331614A (ja) | 離形フイルム | |
JP2005047176A (ja) | 離形フィルム | |
JP4313614B2 (ja) | 離形フィルム | |
JP3918547B2 (ja) | セラミックシート製造用離型フィルムの製造方法及びフィルム積層体の製造方法 | |
JP2008018628A (ja) | 積層フィルムおよびフィルムロール | |
JP4391858B2 (ja) | グリーンシート成形用離型フィルム | |
JP3202585B2 (ja) | 離型フイルム | |
JP2004291240A (ja) | 離型フィルム | |
JP3126647B2 (ja) | 離型フイルム | |
JP2001093771A (ja) | セラミックコンデンサー製造用キャリヤーシート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040903 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070424 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070518 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120525 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130525 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130525 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140525 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |