JP2000030370A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JP2000030370A
JP2000030370A JP10216462A JP21646298A JP2000030370A JP 2000030370 A JP2000030370 A JP 2000030370A JP 10216462 A JP10216462 A JP 10216462A JP 21646298 A JP21646298 A JP 21646298A JP 2000030370 A JP2000030370 A JP 2000030370A
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JP10216462A
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English (en)
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Megumi Hashioya
恵 箸尾谷
Atsushi Kimura
淳 木村
Wataru Morita
亘 森田
Eriko Shimizu
絵里子 清水
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の操作に応じて、情報記録媒体の記録
可能な残容量に対する適切な記録モードの選択、及び告
知、ならびに記録可能時間の演算、告知をして、使用者
のニーズに沿った情報の記録が可能となる情報記録装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 情報記録媒体への情報の記録が開始され
た後に、使用者が時間設定釦20aを操作することによ
って、その後の情報の記録時間が変更された場合は、残
存する情報記録媒体の記録可能残容量と設定された記録
時間から適切な情報記録レートが算出され、その結果が
記録モードとして表示される。また、情報記録媒体への
情報の記録が開始された後に、使用者が記録モード操作
釦20bを操作して記録モードを変更した場合は、当該
変更された記録モードに対応する新たな情報記録レート
によって引き続き記録できる時間が算出され、変更され
た記録モードと共に表示される。したがって、使用者は
必要に応じて情報の記録の最中に情報記録レートを選
択、変更して記録できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体へ情
報を記録するための情報記録装置に関し、特に、情報記
録媒体へ情報を記録する際に、検出した情報記録媒体の
記録可能残容量に基づいて情報記録レート、または記録
可能時間を算出することのできる情報記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、限られた所定の記録容量を有する
情報記録媒体に対して映像情報と音声情報等の情報を記
録する情報記録装置として、ビデオテープレコーダ(以
下、VTRと称する)がある。そして、このVTRにお
いては、テープ状の情報記録媒体(以下、ビデオテープ
と称する)に対して情報を記録する際の記録モードとし
て、標準となる情報記録時間を確保できる標準記録モー
ドと、この標準記録モードよりも長時間の情報記録時間
を確保することのできる長時間記録モード(例えば、3
倍記録モード)とを択一的に設定可能とされている。
【0003】このVTRにおける記録モードとは、具体
的には記録時におけるビデオテープの情報記録ヘッドに
対するテープ走行速度を制御するものであり、例えば、
3倍記録モード時のテープ走行速度は、標準記録モード
時のテープ走行速度の1/3倍である。この結果、3倍
記録モードでは標準記録モードの3倍の時間の記録が行
えることとなる。
【0004】したがって、例えば、標準記録モードで1
20分記録可能な記録容量を有するビデオテープを用い
て、180分のテレビジョン放送情報を記録する場合に
おいて、標準記録モードでは60分間分の情報を記録す
ることができないが、その場合には記録モードを長時間
記録モードに切り換えることにより180分すべての放
送情報を記録することが可能となる。
【0005】ただし、その反面、長時間記録モードで
は、情報記録ヘッドに対するテープ走行速度が標準記録
モードの場合に比べ遅くなるため、ビデオテープ上にお
ける情報記録トラックの幅が狭くなり、再生画像におけ
るS/N比(信号対雑音比)の低下及び隣接トラックか
らのクロストークの増加を来し、結果として標準記録モ
ードで記録された画像と比較して、再生時における画質
等が低下する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のVTRで代表さ
れる、従来の情報記録装置においては、情報記録媒体内
の記録可能な残容量に対して適切な記録モードを選択、
または告知することがなされていないため、使用者が情
報記録媒体に情報を記録する際に、記録可能な残容量か
らして標準記録モードでの記録が可能な場合であっても
長時間記録モードを設定してしまい、画質が犠牲になっ
てしまうという不具合が生じる。
【0007】また、使用者は自らが選択した記録モード
による記録可能時間を知ることもできないため、情報記
録媒体の記録可能容量が無くなって記録が途中で中断さ
れたり、使用者が記録中に画質を確保したい画面があっ
た場合でも記録モードの変更をためらわせ、結果として
画質が低下した状態で記録されたり、情報記録媒体に多
くの未記録領域を残してしまうという不具合が生じる。
【0008】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
であり、使用者の操作に応じて、情報記録媒体の記録可
能な残容量に対する適切な記録モードの選択、及び告
知、ならびに記録可能時間の演算、告知をして、使用者
のニーズに沿った情報の記録が可能となる情報記録装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
使用者の操作により情報記録媒体へ情報を記録する際の
記録時間を設定する時間設定手段と、時間設定手段によ
り設定された記録時間に基づいて情報記録媒体へ情報を
記録する際の情報記録レートを制御するレート制御手段
を備えた情報記録装置において、情報記録媒体の記録可
能残容量を検出する残容量検出手段を更に備え、レート
制御手段は、記録が開始された後の時間設定手段が操作
されたことにより、時間設定手段によって設定された記
録時間と残容量検出手段によって検出された記録可能残
容量から情報記録レートを算出することを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の情報記録装置において、情報記録レートを表示する
表示手段を備えたことを特徴とする。
【0011】また、請求項3記載の発明は、使用者の操
作により情報記録媒体へ情報を記録する際の情報記録レ
ートを指定するレート指定手段と、レート指定手段から
の入力に基づいて情報記録媒体へ情報を記録する際の情
報記録レートを制御するレート制御手段を備えた情報記
録装置において、情報記録媒体の記録可能残容量を検出
する残容量検出手段を更に備え、レート制御手段は、記
録が開始された後のレート指定手段が操作されたことに
より、レート指定手段によって設定された情報記録レー
トと残容量検出手段によって検出された記録可能残容量
から、情報記録可能時間を算出することを特徴とする。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の情報記録装置において、記録可能時間を表示する表
示手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明及び請求項2記載の発明に
よれば、情報記録媒体への情報の記録が開始された後
に、使用者によって時間設定手段が操作された場合は、
残存する情報記録媒体の記憶可能残容量と設定された記
録時間から適切な情報記録レートを算出し、その結果を
表示するので、使用者が必要に応じて情報記録レートを
選択、変更して記録することができる。
【0014】また、請求項3記載の発明及び請求項4記
載の発明によれば、情報記録媒体への情報の記録が開始
された後に、使用者によってレート指定手段が操作され
た場合には、新たに指定された情報記録レートによって
引き続き記録できる時間を算出、表示するので、使用者
が必要に応じて情報の記録の最中に情報記録レートを選
択、変更して記録することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施形態に
ついて図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する
実施の形態は、光学的に情報の記録及び再生が可能なデ
ィスク状の記録媒体(以下、単に光ディスクと称す
る。)に対して、情報の記録及び再生が可能な情報記録
再生装置に対して本発明を適用した場合の実施形態であ
る。
【0016】図1は、本発明に係る情報記録再生装置S
のブロック図である。同図に示すように、情報記録再生
装置Sは、記録手段としてのピックアップ2と、A/D
(アナログ/ディジタル)コンバータ3及び4と、音声
エンコーダ5と、画像エンコーダ6と、マルチプレクサ
7と、記録回路8と、再生回路9と、デマルチプレクサ
10と、音声デコーダ11と、画像デコーダ12と、D
/A(ディジタル/アナログ)コンバータ13及び14
と、光ディスク1の記録可能残容量を検出する残容量検
出手段としての残容量検出回路15と、レート制御手段
としてのCPU16と、サーボ回路17と、スピンドル
モータ18と、表示手段としての表示部19と、使用者
が情報の記録時間の設定や記録モードの指定の操作を行
うための操作部20と、により構成されている。
【0017】上記の構成のうち、ピックアップ2、A/
Dコンバータ3及び4、音声エンコーダ5、画像エンコ
ーダ6、マルチプレクサ7及び記録回路8が光ディスク
1に情報を記録する情報記録部RRを構成しており、
又、ピックアップ2、再生回路9、デマルチプレクサ1
0、音声デコーダ11、画像デコーダ12、D/A(デ
ィジタル/アナログ)コンバータ13及び14が光ディ
スク1から情報を再生する情報再生部Pを構成してい
る。
【0018】また、CPU16は、時計機能を有する予
約メモリ部16aと、記憶テーブルを有する記録レート
制御部16bとを含んでいる。この記憶テーブルには、
情報の記録を行う際の情報記録レートが記録モードに対
応して予め複数記憶されている。
【0019】図2は、この記録レート制御部16bが有
する、記憶テーブルを示した図である。本実施形態にお
ける記録レート制御部16bには、異なる7個の情報記
録レートが、それぞれアドレス(000)〜(006)
に割り振られた記憶テーブルを有する。同図に示すよう
に、アドレス(000)には8Mbpsと最も高い値の
情報記録レート値が高画質モード3として割り振られ、
次いでアドレス(001)には7Mbpsと次に高い値
の情報記録レート値が高画質モード2として割り振られ
ている。このようにして、アドレス(006)の長時間
モード3まで、情報記録レート値と記録モードが順次ア
ドレス番号に対応して設定割り振られている。なお、本
実施形態では、情報記録再生装置Sの電源投入時などの
初期設定状態における情報記録レート値は、アドレス0
03に対応する標準モードが設定されている。
【0020】操作部20は、情報の記録開始時間と記録
終了時間、または情報の記録時間を設定するための時間
設定手段としての時間設定釦20aと、使用者が記録モ
ードを指定することで情報記録レートを直接指定する手
段としての記録モード操作釦20bとを備えている。
【0021】図3は、その記録モード操作釦20bの一
例を示す図である。同図に示すように、記録モード操作
釦20bは、シフトキー201及び202を有してい
る。使用者はこのシフトキー201及び202のいずれ
かを操作して、上述した予めCPU16の記録レート制
御部16bに記憶されている複数の記録モードの中から
希望する記録モードの選択操作(モード指令)を行うこ
とにより、情報の記録時における記録モード、すなわち
情報記録レートを直接指定することができる。
【0022】より具体的には、使用者により操作釦20
bのシフトキー201及び202のいずれかが操作され
ると、CPU16は、その操作に応じて上記各アドレス
(000)〜(006)を釦選択するものであり、例え
ば、使用者によってシフトキー201が操作されること
により、CPU16は現在アドレスを(006)から
(000)へ進む方向に沿って選択するとともに、表示
部19に選択された記録モードが表示されるように制御
する。また、使用者によりシフトキー202が操作され
ることにより、CPU16は現在アドレスが(000)
から(006)へ進む方向に沿って選択するとともに、
表示部19に選択された記録モードが表示されるように
制御する。これにより、CPU16は、記録開始時にお
ける情報記録レートとして、使用者によって指定された
記録モードに対応した情報記録レートを記憶テーブルよ
り読み出し、記憶する。
【0023】さらに、操作部20には、情報の記録動作
に関して「自動」/「手動」の動作状態の切換指令を行
うための記録動作切換キー20cが設けられている。情
報の記録動作が記録動作切換キー20cにより「自動」
に設定されている場合は、使用者によって記録しようと
する情報の記録開始時間と記録終了時間(例えば、午後
7時から午後9時まで)、または記録時間(例えば、1
20分間)の設定動作を行うことができる。
【0024】一方、記録動作切換キー20cの操作によ
り、情報の記録動作が「手動」に切換られている場合に
は、使用者が上述の操作釦20bにおけるシフトキー2
01又は202のを操作することにより、記録モードを
直接指定すること、すなわち情報記録レートを直接指定
することができる。
【0025】なお、上記の記録動作切換キー20cによ
って選択されている記録動作の状態(「自動」又は「手
動」)は、適宜表示部19に表示され、使用者は視覚的
に記録動作の設定状態を確認することができる。
【0026】また、操作部20には、記録動作中におけ
る情報記録レートの変更指令を行うための図示しないレ
ートキーが設けられている。このレートキーは、使用者
が、情報記録中に不用意に操作部20を操作したことに
より、現在の、記録動作中の設定状態(設定時間、記録
動作状態、記録モード)を誤って変更することがないよ
うに設けられた誤操作防止キーである。したがって、上
記時間設定釦20a、記録動作切換キー20c、シフト
キー201及び202を操作したい場合は、使用者は予
めレートキーを操作することを必要とする。
【0027】情報記録再生装置Sは、概略このように構
成され、使用者が操作部20を操作することにより、適
宜情報の記録時間の設定、記録動作状態の切り換え、記
録モードの指定等を行い、これについてCPU16が装
置各部を制御して当該設定された記録時間内の情報記
録、または指定された記録モードに対応した情報記録レ
ートによる情報の記録動作を行うように制御する。
【0028】次に、各構成個々の概要動作を情報の記録
動作及び再生動作に沿って説明をする。なお、ここで
は、外部からの記録すべき情報(当該記録すべき情報と
して、具体的には、画像情報及び音声情報の双方が含ま
れる。)を情報記録媒体としての光ディスク1に対し記
録し、この記録された情報を再生する場合の態様につい
て説明する。
【0029】始めに、光ディスク1に情報を記録する場
合の動作を説明する。本実施形態における情報記録再生
装置Sでは、使用者は、情報の記録に先立って、情報記
録時間の設定又は情報記録レートの指定を行うことがで
きる。
【0030】先ず、情報記録時間の設定を行う場合を説
明すると、使用者が時間設定釦20aを操作することに
より情報の記録時間を予め設定することができる。これ
は、記録動作切換キー20cにより動作状態が「自動」
に切換られている場合に、使用者が時間設定釦20aを
操作して記録開始時刻と記録終了時刻を入力することに
より、当該使用者の操作に対応する指示信号Sc がCP
U16へ出力され、CPU16がこれにより記録開始時
刻及び記録終了時間に関するデータを予約メモリ部16
aに記憶するように制御することで設定される。
【0031】さらに、CPU16は指定された記録開始
時刻及び記録終了時間から記録時間を算出し、この記録
時間と後述する残容量検出回路によって検出された情報
記録媒体における情報記録可能残容量とから、情報記録
可能残容量内で記録しようとする時間内の情報が収まる
ための情報記録レートが算出され、この算出結果と制御
部16bが有する記憶モードテーブルとから適当な記録
モードを選択する。
【0032】そして、CPU16は、予約メモリ部16
aが有する時計により逐次現在時刻を検出し、指定され
た検出記録開始時刻に到達した場合には、装置各部に対
し検出記録開始時刻からの情報記録部RRの記録動作を
指令制御することにより、選択された記録モードに対応
した情報記録レートよって情報の記録動作を開始させ
る。
【0033】なお、上述の形態では使用者の操作により
記録開始時刻及び記録終了時間を指定した場合を説明し
たが、使用者の操作により記録時間(例えば120分
間)を直接指定できるようにし、その指定された記録時
間を用いて情報記録レートを算出してもよい。
【0034】次に、記録モードを直接指定する場合を説
明すると、使用者が操作釦20bを操作することにより
記録開始時における情報記録レートを予め指定すること
ができる。これは、記録動作切換キー20cにより動作
状態が「手動」に切換られている場合に、使用者が操作
釦20bを操作して表示部19に順次表示される記録モ
ード(図2参照)の中から希望する記録モードを選択す
ることにより記録開始時における情報記録レートを予め
指定することができる。
【0035】なお、情報記録再生装置Sでは、情報記録
レート即ちマルチプレクサ7から出力される重畳信号S
m の転送ビットレート(データレートR)は、初期状態
において、標準の記録モードに対応する情報記録レート
に初期設定されているが、上述の「自動」記録動作時に
装置が選択した記録モード、又は、「手動」記録動作時
に使用者により直接指定された記録モードの変更、選択
操作を行うのに併せて変更される。
【0036】以上のようにして、情報の記録に先立っ
て、使用者による情報記録時間の設定により自動的に、
又は使用者により直接指定することにより記録モードの
指定がなされる。また、情報の記録動作が開始された場
合には、CPU16が表示部19を制御して記録中にお
ける記録モード(図2参照)の表示をするように制御す
る。また、これと併せて情報記録時間の残時間を表示す
るように制御する。
【0037】次に、情報の記録動作中における情報記録
再生装置Sの各部の信号を説明すると、図1において、
外部からの記録すべき情報のうち、音声情報に対応する
音声情報信号Sain がA/Dコンバータ3に入力されて
くると、A/Dコンバータ3は当該音声情報信号Sain
をディジタル化し、ディジタル音声信号Sadを生成して
音声エンコーダ5へ出力する。
【0038】そして、音声エンコーダ5は、CPU16
から出力されている制御信号S5 に基づいて、入力され
てくるディジタル音声信号SadをMPEG2(MovingPi
cture coding Experts Group 2 )方式で圧縮し、圧縮
音声信号Saeをマルチプレクサ7に出力する。
【0039】これと並行して外部から記録すべき情報の
うち、画像情報に対応する画像情報信号Svin がA/D
コンバータ4に入力されてくると、A/Dコンバータ4
は当該画像情報情報信号Svin をディジタル化し、ディ
ジタル画像信号Svdを生成して画像エンコーダ6へ出力
する。
【0040】そして、画像エンコーダ6は、CPU16
から出力されている制御信号Svcに基づいて、入力され
てくるディジタル画像信号SvdをMPEG2方式で圧縮
し、圧縮画像信号Sveを画像データレート(画像データ
の転送ビットレート)Vでマルチプレクサ7に出力す
る。なお、上記MPEG2方式の画像圧縮処理において
は、その圧縮率を設定変更することにより、圧縮後のデ
ータの出力レートを自由に変化させて設定することがで
きる。
【0041】そして、マルチプレクサ7は、CPU16
から出力されている制御信号S3 に基づいて、夫々入力
されてくる上記圧縮音声信号Saeと上記圧縮画像信号S
veとを重畳し、重畳信号Sm を生成して記録回路8へ出
力する。このとき、マルチプレクサ7から出力される重
畳信号Sm のデータレートRは上記画像データレートV
によりほぼ規定される。これは、圧縮画像信号Sveのデ
ータ量が圧縮音声信号Saeのデータ量よりも圧倒的に多
いからである。
【0042】次に、記録回路8はCPU16から出力さ
れている制御信号S2 に基づいて、入力されてくる重畳
信号Sm を記録用の記録信号Sr に変換し、ピックアッ
プ2へ出力する。このとき記録回路8においては、記録
すべき情報に正確に対応した形状のピットを後述の光デ
ィスク1上に形成すべく、重畳信号Sm に対していわゆ
るライトストラテジ処理が施される。またこのとき、記
録回路8は、記録信号Sr の出力に対応して記録信号S
crを生成し残容量検出回路15に出力する。
【0043】残容量検出回路15は、記録回路8から出
力される記録信号Scr及び再生回路9から出力される再
生量信号Scpに基づいて、光ディスク1における記録可
能残容量(記録信号Scrをそれ以降記録できる残容量)
を逐次検出し当該記録可能残容量を示す可能量信号Sz
をCPU16に出力する。記録可能残容量の検出方法に
ついては、後に詳しく説明する。
【0044】次に、ピックアップ2は、記録回路8から
出力されている記録信号Sr に基づいて、当該ピックア
ップ2内の図示しない半導体レーザ等の光源を駆動して
レーザ光等の光ビームBを生成して光ディスク1の情報
記録面に照射し、当該記録信号Sr に対応するピットを
形成することにより上記データレートRで当該記録信号
Sr を光ディスク1上に記録する。このとき、当該光デ
ィスク1は、後述するスピンドル制御信号Ssmに基づい
て駆動されるスピンドルモータ18により、記録中のデ
ータレートRに対応した回転数で回転されている。な
お、当該光ディスク1上では、例えば、相変化方式によ
り記録信号Sr に対応するピットが形成されて情報が記
録される。
【0045】ここで、情報記録再生装置Sの残容量検出
回路15が行う光ディスク1の記録可能残容量の具体的
検出方法について説明する。
【0046】先に述べたように、残容量検出回路15
は、記録回路8から出力される記録信号Scr及び再生回
路9から出力される再生量信号Scpに基づいて、光ディ
スク1における記録可能残容量を検出する。これは、例
えば、記録を行おうとする光ディスク1がデータが全く
記録されていない未記録光ディスクである場合には、当
該未記録光ディスクに予めプリピット等によりデータの
記録可能な領域の容量、つまり未記録光ディスクの記録
可能残容量に関する情報が記録されているため、この情
報を用いて当該未記録光ディスクの記録可能残容量を検
出することができる。
【0047】より具体的には、例えば、記録可能な最大
アドレスとしてAx が記録されており、更にデータを書
き始めることのできる領域の開始アドレスがAy 、1セ
クタ当たりのデータ量をCとすれば、残容量検出回路1
5はこれらのデータを用いて記録可能残容量Pを、 P=(Ax −Ay +1)×C として算出することで検出できる。
【0048】一方、既に部分的にデータが記録されてい
る光ディスクの場合には、通常、いわゆる管理情報とし
て、記録可能な領域の残容量、即ち記録可能残容量に関
する情報と当該記録可能な光ディスク上の位置情報とが
光ディスクの管理情報エリアに記録されている。したが
って、この管理情報を光ディスクの情報記録再生装置S
への装着時に情報の記録に先だって予め再生し、情報記
録再生装置S内の図示しないメモリ内に記憶するか又は
光ディスクの空き領域にその都度書き込んで必要に応じ
て読み出すことにより、残容量検出回路15は、装着時
における光ディスクの記録可能残容量を検出することが
できる。また、この管理情報は、データの光ディスクへ
の記録前に検出される上記記録可能残容量から記録情報
の記録時に実際に記録したデータ量(上記記録信号Scr
として入力されている。)を減算することにより、常に
算出され且つ光ディスク中の上記管理情報エリアに更新
記録されているものである。
【0049】したがって、情報記録再生装置Sの残容量
検出回路15は、記録回路8から出力される記録信号S
cr、及び再生回路9から出力される再生量信号Scpに基
づいて、データの未記録又は部分的に記録されている光
ディスク1の記録中において記録可能残容量を逐次検出
することができる。
【0050】また、本実施形態の情報記録再生装置Sで
は、情報が記録開始された後の情報記録中においても、
使用者が情報記録時間の変更や記録モードの変更を行う
ことができ、この変更に応じて情報記録レートが変更さ
れる構成となっている。
【0051】図4は、この時のCPU16の制御動作を
示すフローチャート図であり、以下に詳細に説明する。
【0052】この図4に示されたフローチャート図は、
使用者が情報の記録に先立って、上述した情報記録時間
の設定または記録モードの指定を行ったうえで、情報の
記録動作が開始された後に実行されるCPU16の制御
動作を示したものである。
【0053】まず、情報の記録動作が開始される(St
art)と、CPU16は、ステップS1に移行して、
使用者によりレートキーが操作されることによりレート
変更指令がなされているか否かを判断する。ここで、レ
ートキーが操作されておらずレート変更指令がなされて
いないと判断した場合はステップS2に移行する。
【0054】ステップS2では、CPU16は、記録中
の情報記録レートの変更はせず、現在記録中における情
報記録レートの設定を維持して、次いでステップS3に
移行して、この情報記録レートに対応する記録モード
(図2参照)の表示を表示部19に行うように制御して
終了(End)する。
【0055】一方、ステップS1にてレート変更指令が
なされていると判断された場合は、ステップS4に移行
する。ステップS4では、現在の情報の記録動作が「自
動」に設定されているか、「手動」に設定されているか
を検出し、ここで「自動」に設定されていることを検出
した場合には、ステップS5に移行し、表示部19に現
在の記録動作として「自動」を表示した後ステップS6
に移行する。ここでの表示方法は、常に記録動作状態と
して「自動」または「手動」が表示する場合には、この
時点でその表示を点滅させて、使用者に現在の記録動作
状態を認識させることが好ましい。
【0056】ステップS6では、記録動作切換キー20
cによって「自動」から「手動」への切換え指令が有る
か無いかをステップS1におけるレート変更指令がなさ
れてから所定時間内において判断し、当該切換え指令が
有ると判断した場合にはステップS7に移行する。ま
た、所定時間が経過しても、当該切換え指令が無かった
と判断した場合はステップS8に移行する。
【0057】次に、ステップS8では、CPU16は、
記録したい時間の変更が有るか無いか、つまり使用者に
よる情報の記録時間の新たな設定が有るか無いかを検出
し、時間の変更が有る場合にはステップS9に移行して
当該変更により新たに設定された情報記録時間に応じて
情報記録レートの算出ならびに変更を行う。
【0058】ここで、ステップS9における情報記録レ
ートの算出ならびに変更の具体的動作の一例を説明する
と、使用者が時間設定釦20aを操作して、現在記録中
の情報の記録終了時刻を延長するように変更して新たな
記録終了時刻を設定した場合には、CPU16が、変更
時点から新たに設定された記録終了時刻までの時間分の
情報について図2の記憶テーブルに記憶中の各記録モー
ドに対応した情報記録レートを用いて記録する場合に必
要なデータ量を記録モードごとにそれぞれ算出し、これ
らと残容量検出回路15から出力される可能量信号Sz
によって示される光ディスク1の現在の記録可能残容量
とを比較することにより、当該記録可能残容量の範囲内
において該当する最も高い情報記録レートに対応した記
録モードを選択して、情報記録の情報記録レートについ
ても、この情報記録レートを更新記憶することにより行
われる。
【0059】CPU16は、ステップS9において情報
記録レートの算出ならびに変更、記録モードの変更を行
った後、次いでステップS3に移行して、当該新たに設
定された記録モードの表示を表示部19に表示するよう
に制御して終了(End)する。
【0060】また、ステップS8において、CPU16
が記録したい時間の変更が未だ無いことを検出した場合
には、ステップS10に移行して、所定時間が経過した
か否か検出する。この所定時間は、例えば使用者がステ
ップS1におけるレート変更指令を行ってから記録時間
の変更動作に移るまでに必要であろう充分な時間(例え
ば10秒間程度)である。
【0061】CPU16は、ステップS10において上
記所定時間が経過してない場合には(図中矢印Aで示し
たように)ステップS4に戻り、再びステップS4以降
の動作を行う。
【0062】CPU16がステップS10において当該
所定時間が経過したことを検出した場合には、先に述べ
たステップS2に移行してそれ以降の制御を行う。
【0063】一方、ステップS4にて、CPU16が現
在の情報の記録動作が「自動」に設定されていないこ
と、すなわち「手動」に設定されていることを検出した
場合には、ステップS7に移行し、表示部19に「手
動」を表示した後ステップS11に移行する。ここでの
表示方法も先と同様に、常に記録動作状態として「自
動」または「手動」が表示する場合には、この時点でそ
の表示を点滅させて、使用者に現在の記録動作状態を認
識させることが好ましい。
【0064】ステップS11では、CPU16は記録動
作切換キー20cによって「手動」から「自動」への切
換え指令が有るか無いかをステップS1におけるレート
変更指令がなされてから所定時間内において判断し、当
該切換え指令が有る場合は先に述べたステップS5に移
行し、それ以降の制御を行う。また、当該切換え指令が
無い場合はステップS12に移行する。
【0065】次に、ステップS12では、記録モードの
切り換え指令が有るか無いか、即ち使用者により操作釦
20bにおけるシフトキー201又は202が操作され
て、記録モードが変更されたことにより情報記録レート
の新たな指定が有るか無いかを判断する。ここで、記録
モードの切り換え指令が有ることを検出した場合にはス
テップS13に移行して当該モード切り換え指令によっ
て選択された記録モードに対応した情報記録レートへの
変更ならびに記録可能時間の算出を行う。
【0066】ここで、ステップS13における情報記録
レートの変更、ならびに記録可能時間の算出のより具体
的動作の一例を説明すると、使用者が操作釦20bにお
けるシフトキー201又は202を操作して、記録中の
記録モードと異なる記録モードを選択した場合に、CP
U16が記憶している記録中の情報記録レートを当該新
たに選択された記録モードに対応する情報記録レートに
更新記憶することで情報記録レートの変更が行われる。
また、CPU16は残容量検出回路15から出力される
可能量信号Sz によって示される光ディスク1の現在の
記録可能残容量と当該更新記憶した情報記録レートとか
ら、その情報記録レートを用いて記録した場合における
記録に要する時間を算出することで光ディスク1の記録
可能時間の算出が行われる。
【0067】CPU16は、ステップS13において情
報記録レートの変更ならびに記録可能時間の算出を行っ
た後、次いでステップS14に移行して、当該新たに指
定された記録モード(図2参照)の表示と、当該情報記
録レートによる記録中の光ディスク1への記録可能時間
の表示とを表示部19に行う表示するように制御した後
終了(End)する。
【0068】また、ステップS12において、CPU1
6は、未だ記録モード切り換え指令が無いことを検出し
た場合には、ステップS15に移行して所定時間が経過
したか否か検出する。なお、この所定時間は、先に述べ
たステップS10における所定時間と同一である。
【0069】CPU16は、ステップS15において上
記所定時間が経過してない場合には(図中矢印Aで示し
たように)ステップS4に戻り、再びステップS4以降
の動作を行う。
【0070】また、CPU16がステップS15におい
て当該所定時間が経過したことを検出した場合には、先
に述べたステップS16に移行する。
【0071】ステップS16では、CPU16は、記録
中の情報記録レートの変更はせず、現在記録中における
情報記録レートの設定を維持して、次いでステップS1
4に移行して、先に述べたと同様の動作を行った後終了
(End)する。
【0072】以上のようにして、情報が記録開始された
後の情報記録中における、情報記録時間の設定の変更、
及び記録モードの変更がなされる。なお、この図4のフ
ローチャートに示された制御動作は、CPU16内にお
いて情報の記録動作中に所定タイミング毎に繰り返し実
行されるものである。
【0073】図5は、情報の記録中に使用者が行う記録
時間の設定や情報記録レートの指定に応じて光ディスク
1の情報記録可能な領域に蓄積されるデータ量を順次1
セクタづつ時系列で示した模式図である。図中、(a)
は、各セクタを一定の情報記録レート(例えば標準モー
ドに対応する情報記録レート)で順次記録した場合を示
している。この場合は、途中、記録時間の変更、または
記録モードの変更がなされずに、各セクタごとに蓄積さ
れるデータ量が一定である例であり、図に示すごとく各
セクタ単位のデータ量の幅を一定に示している。
【0074】また、図中、(b)は、時刻t1 まで各セ
クタを(a)における情報記録レートと同じ情報記録レ
ート、すなわち標準モードにて順次記録し、t1 におい
て使用者が「手動」動作状態にて記録モードを高画質モ
ード3に変更し、それに伴い情報記録レートがそれより
も高い情報記録レートに変更指定してt2 まで記録す
る。そしてt2 において再び記録モードを標準モードに
変更しt3 まで記録し、t3 以降を再びt1 にて指定し
たのと同じ高画質モード3を指定して記録した場合を示
している。この場合は、t1 からt2 までの期間及びt
3 以降は、標準モードよりも高い情報記録レートで記録
されるため1セクタ当たりに蓄積されるデータ量はその
分多くなり、使用者が必要に応じて例えば良好な画質、
音質を確保することができる。
【0075】また、図中、(c)は、各セクタを(a)
における情報記録レートと同じ情報記録レート、すなわ
ち標準モードにて順次記録している最中に、使用者が時
刻t4 において「自動」動作状態にて記録時間を延長す
るように変更した場合を示している。この場合は、情報
記録再生装置Sが光ディスク1に対して記録するに必要
な容量が延長時間に対応した分さらに確保する必要が生
じるために、t4 以降の情報記録レートをそれよりも低
い情報記録レートに変更して記録している。したがっ
て、この場合は、t4 以降は、標準モードから長時間モ
ード2などの低い情報記録レートに変更して記録される
ため1セクタ当たりに蓄積されるデータ量はその分少な
くなる。
【0076】また、図中、(d)は、各セクタを(a)
における情報記録レートよりも低い情報記録レート、長
時間モード2にて順次記録している最中において、使用
者が「自動」動作状態にて記録時間を短縮するように設
定時間を変更した場合を示している。この場合は、記録
時間が短縮されたことにより、その分だけ光ディスク1
に対する記録可能残容量が増えるので、情報記録再生装
置Sが光ディスク1の記録可能残容量を可能な限り用い
ることのできる情報記録レートを指定してt5 以降の情
報記録レートを上げて記録している。この場合は、t5
以降は、それまでの記録に用いられる記録モードよりも
高い、標準モードで記録することができるので、蓄積さ
れるデータ量はその分多くなり光ディスク1の記憶可能
残容量を無駄無く用いることができて、良質な画像情
報、音声情報を確保することができる。
【0077】このように、情報の記録中に、使用者が記
憶可能残容量を記録残時間によって判断して、適宜、情
報の記録時間の変更設定又は情報記録レートの変更指定
を行うことにより、記録したい情報の記録時間を確保し
つつ画質を優先したい場面での画質を容易に良好に確保
することができる。
【0078】次に、光ディスク1に記録されている情報
を再生する場合の動作について説明する。
【0079】再生時においては、先ず、ピックアップ2
が再生用の光ビームBを回転する光ディスク1に照射
し、その反射光に基づいて光ディスク1上に形成されて
いるピットに対応する検出信号Sp を生成し、再生回路
9に出力する。
【0080】次に、再生回路9はCPU16から出力さ
れている制御信号S1 に基づいて、出力された検出信号
Sp を所定の増幅率で増幅すると共にその波形を整形
し、再生信号Sppを生成してデマルチプレクサ10に出
力する。このとき、再生回路9は、残容量検出回路15
において光ディスク1における記憶可能量を算出する際
に用いられる再生量信号Scpを当該残容量検出回路15
に常に出力している。
【0081】その後、デマルチプレクサ10は、CPU
16から出力されている制御信号S4 に基づいて、入力
されてくる再生信号Sppから音声を含む音声再生信号S
apと画像を含む画像再生信号Svpとを分離し、当該分離
した音声再生信号Sapを音声デコーダ11に出力すると
共に、当該分離した画像再生信号Svpを画像デコーダ1
2に出力する。
【0082】次に、音声デコーダ11は、CPU16か
ら出力されている制御信号S6 に基づいて、上記音声エ
ンコーダ5におけるエンコード方式に対応するデコード
(複号)方式により音声再生信号Sapをデコードすると
共に伸長し、音声デコード信号Sdaを生成してD/Aコ
ンバータ13に出力する。
【0083】そして、D/Aコンバータ13は音声デコ
ード信号Sdaをアナログ化し、上記音声情報信号Sain
に対応する音声出力信号Saoutを生成して外部に出力す
る。
【0084】これと並行して、画像デコーダ12は、C
PU16から出力されている制御信号S7 に基づいて、
上記画像エンコーダ6におけるエンコード方式に対応す
るデコード(複号)方式により画像再生信号SvPをデコ
ードすると共に伸長し、画像デコード信号Sdvを生成し
てD/Aコンバータ14に出力する。
【0085】そして、D/Aコンバータ14は、画像デ
コード信号Sdvをアナログ化し上記画像情報信号Svin
に対応する画像出力信号Svoutを生成して外部に出力す
る。
【0086】なお、上述の実施の形態では、表示手段1
9に記録モードを表示するようにしているが、記録モー
ドと情報記録レートを共に表示する、または情報記録レ
ートのみを表示してもよい。すなわち、使用者に対し
て、記録時の情報記録レートの程度を認識できればよ
い。
【0087】さらに、上述の実施の形態では、使用者が
操作釦により記録モードを指定するこにより記録時の情
報記録レートが設定されるものであるが、使用者が操作
釦により直接に情報記録レートを設定できるようになし
てもよい。
【0088】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したため、情
報記録媒体への情報の記録が開始された後に、使用者に
よって時間設定手段が操作された場合は、残存する情報
記録媒体の記憶可能残容量と設定された記録時間から適
切な情報記録レートを算出し、その結果を表示するの
で、使用者が必要に応じて情報の記録中に記録時間を変
更して記録することができる。したがって、限られた記
録可能残容量を有する光ディスクに対して情報を記録す
る場合に、使用者は記録したい情報の記録時間を確実に
確保することができる。
【0089】また、情報記録媒体への情報の記録が開始
された後に使用者によってレート指定手段が操作された
場合は、新たに指定された情報記録レートによって引き
続き記録される情報の記録可能時間を算出、表示するの
で、使用者が必要に応じて情報の記録中に情報記録レー
トを変更して記録することができる。したがって、限ら
れた記録可能残容量を有する光ディスクに対して情報を
記録する場合に、使用者は画質を優先したい場面での画
質を容易に良好に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報記録再生装置Sのブロック図
である。
【図2】記録レート制御部が有する記録モードと情報記
録レートの記憶テーブルを示す図である。
【図3】操作釦20bの一例を示す図である。
【図4】CPUの制御動作を示すフローチャート図であ
る。
【図5】情報の記録中に光ディスク1の情報記録可能な
領域に情報記録レートの指定に応じて順次1セクタづつ
蓄積されるデータ量を時系列で示した模式図である。
【符号の説明】
1・・・・・光ディスク 2・・・・・ピックアップ 3、4・・・・・A/D(アナログ/ディジタル)コン
バータ 5・・・・・音声エンコーダ 6・・・・・画像エンコーダ 7・・・・・マルチプレクサ 8・・・・・記録回路 9・・・・・再生回路 10・・・・デマルチプレクサ 11・・・・音声デコーダ 12・・・・画像デコーダ 13、14・・・D/A(ディジタル/アナログ)コン
バータ 15・・・・残容量検出回路 16・・・・CPU 16a・・・予約メモリ部 16b・・・記録レート制御部 17・・・・サーボ回路 18・・・・スピンドルモータ 19・・・・表示部 20・・・・操作部 20a・・・時間設定部(釦)釦 20b・・・操作部(釦)釦 20c・・・記録動作切換キー 201、202・・・シフトキー
フロントページの続き (72)発明者 清水 絵里子 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 Fターム(参考) 5D044 AB05 AB07 BC01 CC03 DE44 DE48 GK10 HL04 5D077 AA08 DE01 EA35 FA05 FA10 HA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の操作により情報記録媒体へ情報
    を記録する際の記録時間を設定する時間設定手段と、前
    記時間設定手段により設定された記録時間に基づいて情
    報記録媒体へ情報を記録する際の情報記録レートを制御
    するレート制御手段を備えた情報記録装置において、 情報記録媒体の記録可能残容量を検出する残容量検出手
    段を更に備え、 前記レート制御手段は、記録が開始された後の前記時間
    設定手段が操作されたことにより、前記時間設定手段に
    よって設定された記録時間と前記残容量検出手段によっ
    て検出された記録可能残容量から、情報記録レートを算
    出することを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 前記情報記録レートを表示する表示手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の情報記録装
    置。
  3. 【請求項3】 使用者の操作により情報記録媒体へ情報
    を記録する際の情報記録レートを指定するレート指定手
    段と、前記レート指定手段からの入力に基づいて情報記
    録媒体へ情報を記録する際の情報記録レートを制御する
    レート制御手段を備えた情報記録装置において、 情報記録媒体の記録可能残容量を検出する残容量検出手
    段を更に備え、 前記レート制御手段は、記録が開始された後の前記レー
    ト指定手段が操作されたことにより、前記レート指定手
    段によって設定された情報記録レートと前記残容量検出
    手段によって検出された記録可能残容量から、情報記録
    可能時間を算出することを特徴とする情報記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録可能時間を表示する表示手段を
    備えたことを特徴とする請求項3記載の情報記録装置。
JP10216462A 1998-07-15 1998-07-15 情報記録装置 Pending JP2000030370A (ja)

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