JP2000024153A - 繊維強化樹脂製ゴルフクラブ用シャフト - Google Patents
繊維強化樹脂製ゴルフクラブ用シャフトInfo
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Abstract
分布を有するシャフトとして、前記シャフトを装着した
ゴルフクラブをスイングした時のヘッドスピードを速く
するとともに、ボールの飛び出し角度を大きくして飛距
離を増大させようとするものである。 【解決手段】引張り弾性率が70〜800GPaの補強
繊維からなる繊維強化樹脂層を積層して形成される繊維
強化樹脂製のゴルフクラブ用シャフトの先端部2aの補
強層8を、引張り弾性率が60GPa以下の炭素繊維か
ら成る繊維強化樹脂層5により形成し、かつ、グリップ
部4aの構成層に引張り弾性率が60GPa以下の炭素
繊維から成る繊維強化樹脂層5を配設した。
Description
ゴルフクラブ用シャフト(以下、単にシャフトと称す
る)に関するものであり、特にシャフトの先端部および
後端部であるグリップ部の曲げ剛性を最適値に設定する
ことでインパクト直前のブロー角を改善してボール初速
を効率よく向上させると同時にヘッドスピードを向上さ
せて飛距離を増大させようとするものである。
向にある。従ってシャフトの長さも長く、軽くなってき
ている。繊維強化樹脂製のシャフトは軽量で設計の自由
度が大きいことから、一般的に使用されるようになって
いる。前記シャフトの軽量化は高弾性率、高強度の炭素
繊維等を使用して、その肉厚を薄くすることにより実現
された。しかし、前述のように肉厚が薄くて長尺になる
ことにより折れやすくなってきており、特にヘッドを接
合するシャフトの先端部は折損の発生が多くなってきて
いる。そこで前記シャフトの先端部の折損を防止する目
的で、前記先端部を高弾性率、高強度の補強繊維からな
る繊維強化樹脂製の補強層で強化したものが多かった。
シャフト軸線方向に近似させた角度としているため、こ
のシャフトの先端部の曲げ剛性が大きくなり、前記先端
部が設計したように撓らず、シャフトの機能のうち、打
球時のボールの飛び出し角度を高くする効果が得られ難
かった。前記課題を解決するために、特開平9−141
754号公報に開示されているように、前記補強層を構
成する繊維に弾性率が5〜150GPaの炭素繊維を用
いて、前記先端部の曲げ剛性をあまり上昇させることな
く強度を補強したものが公知である。また、本出願人
は、前記炭素繊維を先端部の補強層に用いて、シャフト
先端から200mmの範囲と900mm以上の範囲の曲
げ剛性分布を設計し、前記先端部を適度に撓らせて、ア
ッパーブローに打球することが出来るシャフトも発明し
た。
0GPaの炭素繊維を用いた補強層で強化することによ
り、シャフト先端部には、ほぼ設計通りの撓りを付与さ
せる事が出来たが、そのような構成のシャフトを装着し
たゴルフクラブでボールを打球すると、ヘッドの走りが
感じられ、インパクト直前のブロー角がアッパー気味に
なり、ボール初速が向上するが、顕著にヘッドスピード
が向上するわけではない。
フト先端からグリップ部にいたるシャフト全体にわたり
滑らかに撓るような剛性分布、特に曲げ剛性分布を有す
るシャフトとして、前記シャフトを装着したゴルフクラ
ブをスイングした時のヘッドスピードを速くするととも
に、ボールの飛び出し角度を大きくして飛距離を増大さ
せ、しかも耐久性のある繊維強化樹脂製ゴルフクラブ用
シャフトを提供しようとするものである。
に請求項1の発明は、 繊維強化樹脂層を積層してなる
ゴルフクラブ用シャフトにおいて、該シャフトの先端部
およびグリップ部に引張り弾性率150GPa以下の補
強繊維を用いた繊維強化樹脂層を配設した構成の繊維強
化樹脂製ゴルフクラブ用シャフトである。
0GPa以下の補強繊維を用いた繊維強化樹脂層は、シ
ャフトの先端から全長の45%まで、および、前記シャ
フトのグリップ端部から45%までの範囲に配設した請
求項1記載の構成を有する繊維強化樹脂製ゴルフクラブ
用シャフトである。
してなるゴルフクラブ用シャフトにおいて、該シャフト
の先端から100mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低
値が20N・m2以下であり、グリップ端部から400
mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低値が70N・m2
以下で最大値は80N・m2を超えず、かつ、シャフト
たわみ量が90〜160mmである構成の繊維強化樹脂
製ウッドクラブ用シャフトである。
してなるゴルフクラブ用シャフトにおいて、該シャフト
の先端から100mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低
値が20N・m2以下であり、グリップ端部から400
mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低値が70N・m2
以下で最大値は80N・m2を超えず、かつ、シャフト
たわみ量が40〜100mmである構成の繊維強化樹脂
製アイアンクラブ用シャフトである。
したゴルフクラブ用シャフトであって、該シャフトの先
端部およびグリップ部に引張り弾性率150GPa以下
の補強繊維を用いた繊維強化樹脂層を配設したシャフト
において、該シャフトの先端から100mm近傍までの
範囲の曲げ剛性の最低値が20N・m2以下であり、グ
リップ端部から400mm近傍までの範囲の曲げ剛性の
最低値が70N・m2以下で最大値は80N・m2を超え
ず、かつ、シャフトたわみ量が90〜160mmである
構成の繊維強化樹脂製ウッドクラブ用シャフトである。
したゴルフクラブ用シャフトであって、該シャフトの先
端部およびグリップ部に引張り弾性率150GPa以下
の補強繊維を用いた繊維強化樹脂層を配設したシャフト
において、該シャフトの先端から100mm近傍までの
範囲の曲げ剛性の最低値が20N・m2以下であり、グ
リップ端部から400mm近傍までの範囲の曲げ剛性の
最低値が70N・m 2以下で最大値は80N・m2を超え
ず、かつ、シャフトたわみ量が40〜100mmである
構成の繊維強化樹脂製アイアンクラブ用シャフトであ
る。
してなるゴルフクラブ用シャフトにおいて、該シャフト
の先端から200mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最大
値が20N・m2以下であり、グリップ端部から400
mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低値が70N・m2
以下で最大値は80N・m2を超えず、かつ、シャフト
たわみ量が90〜160mmであることを特徴とする繊
維強化樹脂製ウッドクラブ用シャフトである。
してなるゴルフクラブ用シャフトにおいて、該シャフト
の先端から200mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最大
値が20N・m2以下であり、グリップ端部から400
mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低値が70N・m2
以下で最大値は80N・m2を超えず、かつ、シャフト
たわみ量が40〜100mmであることを特徴とする繊
維強化樹脂製アイアンクラブ用シャフトである。
してなるゴルフクラブ用シャフトであって、該シャフト
の先端部およびグリップ部に引張り弾性率150GPa
以下の補強繊維を用いた繊維強化樹脂層を配設したシャ
フトにおいて、該シャフトの先端から200mm近傍ま
での範囲の曲げ剛性の最大値が20N・m2以下であ
り、グリップ端部から400mm近傍までの範囲の曲げ
剛性の最低値が70N・m2以下で最大値は80N・m2
を超えず、かつ、シャフトたわみ量が90〜160mm
であることを特徴とする繊維強化樹脂製ウッドクラブ用
シャフト。
層してなるゴルフクラブ用シャフトであって、該シャフ
トの先端部およびグリップ部に引張り弾性率150GP
a以下の補強繊維を用いた繊維強化樹脂層を配設したシ
ャフトにおいて、該シャフトの先端から200mm近傍
までの範囲の曲げ剛性の最大値が20N・m2以下であ
り、グリップ端部から400mm近傍までの範囲の曲げ
剛性の最低値が70N・m2以下で最大値は80N・m2
を超えず、かつ、シャフトたわみ量が40〜100mm
であることを特徴とする繊維強化樹脂製アイアンクラブ
用シャフト。
載の発明において、前記ゴルフクラブ用シャフトのグリ
ップ端部から400mm近傍までの範囲の曲げ剛性分布
は、その曲げ剛性分布をあらわすグラフにおいて、最低
値が50〜70N・m2の範囲にあり、前記グラフは、
前記400mmの位置からグリップ端部に向かい0〜±
5.0N・m2/100mmの勾配を有している繊維強
化樹脂製ウッドクラブ用シャフトである。
記載の発明において、前記ゴルフクラブ用シャフトのグ
リップ端部から400mm近傍までの範囲の曲げ剛性分
布は、その曲げ剛性分布をあらわすグラフにおいて最低
値が50〜70N・m2の範囲にあり、前記グラフは、
前記400mmの位置からグリップ端部に向かい0〜±
5.0N・m2/100mmの勾配を有している繊維強
化樹脂製アイアンクラブ用シャフトである。
いずれかに記載の発明において、グリップ端から400
mmの間に外径が16.0mm以上の部分を少なくとも
一部有すること、若しくは、グリップ端部付近の外径が
16.0mm以上であることを特徴とする繊維強化樹脂
製ゴルフクラブ用シャフトである。
6、9、10、11または12項のいずれかに記載の発
明において、前記補強繊維は引張り弾性率60GPa以
下の炭素繊維である繊維強化樹脂製ゴルフクラブ用シャ
フトである。
の好適な実施形態を説明するとともに、本発明について
詳細に説明する。図2は本発明のゴルフクラブ用シャフ
トの外観図であり、図3は、本発明の実施例1のゴルフ
クラブ用シャフトと従来のシャフトの曲げ剛性分布を説
明する図である。図4は、本発明の他の実施例のゴルフ
クラブ用シャフトの曲げ剛性分布を説明する図であり、
図5はその積層。ゴルフクラブをスイングした時、テー
クバックからインパクトまでのシャフトのしなりがヘッ
ドスピードや打球の飛び出し角度に影響を与えているこ
とは周知である。そこで、シャフトのしなりをうまく利
用することにより、ヘッドスピードを上昇させ、かつ、
ボールの飛び出し角度を大きく(ヘッドが走ること)す
ることが出来、その結果飛距離を増大させることが出来
る。
び出し角度を大きくするには、シャフトのしなりの変化
量が大きいほどより大きな効果が期待できるが、単にし
なりの変化量が大きい(曲げ剛性が小さい)シャフトが
よいと言うわけではなく、シャフトの曲げ剛性の分布
が、最適となるように設計する必要がある。図2に示す
ように、シャフト1を長さ方向に3等分したヘッドを装
着する先端側2、中央部3、グリップ側4として、先端
側2の先端部2aにおいて、シャフト1に与えられる、
特に先端側2に与えられる曲げモーメントによりインパ
クト直前でもっともしなりの変化量が大となるが、その
しなりの変化量の累積の結果によりシャフト先端部2a
の傾き角度が決まり、故にインパクト時のボールの飛び
出し角度が決まる。
先端部2aのしなりを最大限利用してボールの飛び出し
角度を大きくするためには、シャフト先端2bの曲げ剛
性の最低値が20N・m2以下であることが好ましい。
さらに、前記シャフト先端2bから200mm近傍まで
の曲げ剛性の最大値が20N・m2以下であることがよ
り好ましい。前記先端部2aは曲げ剛性が小さいほどし
なりの変化量が多くなり、そのしなりの変化量の累積の
結果を、インパクト時に利用できるため好ましいが、あ
まりに低すぎるとシャフト1の他の部分の剛性とのバラ
ンスが悪くなりヘッドが走らず、シャフト全体として滑
らかにたわまないのでフィーリングも悪くなり、更にト
ウダウン方向のたわみも大きくなり打球位置も不安定に
なるため、10N・m2以上であることが好ましい。
をスイング中にシャフトに与えられる曲げモーメント
は、スイングする人の力量や、スイングのタイプにより
異なる。特にスイングのトップ部(スイングの切り返し
点)およびコック解放時においてグリップ部4a付近に
与えられる曲げモーメントの大きさに差が大きく見られ
る。すなわち、グリップ部4aのしなりの変化量が少な
いとシャフト1の中央部3からグリップ部4aにかけて
のしなりが滑らかになり難く、また、しなりによるエネ
ルギー(復元)を利用できないのでヘッドスピードの上
昇が期待できない。したがって、インパクト時にこのグ
リップ部4aのしなりによるエネルギー(復元)を最大
限利用してヘッドスピードを上昇させるには、前記グリ
ップ部4aの曲げ剛性の最低値が70N・m2以下で、
最大値は80N・m2を超えないことが必要である。さ
らに、好ましくは、グリップ端部4bから400mm近
傍までの範囲の曲げ剛性の値の最低値が50〜70N・
m2の範囲にあり、最大値が80N・m2を超えず、前記
範囲の曲げ剛性分布を表わすグラフにおいて、該グラフ
は、前記400mm近傍の位置からクリップ端部4bに
向かい0〜±5.0N・m2/100mmの勾配を有し
ていることである。前記最大値が、前記範囲内の400
mm近傍、あるいは、グリップ端部4b近傍に形成され
ているかなどその位置の設計により、プレーヤーのヘッ
ドスピード、体力等に応じたゴルフクラブを形成するこ
とができる。
によるエネルギー(復元)を増大させるためには、前記
グリップ部4aの曲げ剛性は低い方が好ましいが、あま
りに低いとシャフト全体との曲げ剛性とのバランスが悪
くなり、シャフト全体として滑らかにたわまずに極部的
にたわむので、ヘッドスピードが上昇する効果があまり
期待できず、スイング時のフィーリングも悪くなるの
で、50〜60N・m2の範囲にあることが好ましい。
さらに、本発明のシャフト1のグリップ部4aの外径
を、通常より太い16.0mm以上に設定することによ
り、インパクト時のクラブヘッドのフェース面の角度を
コントロールしやすく、さらに、スイートスポットに当
てる確率も向上させることが可能であるため好ましい。
また、前記したシャフト1の先端部2aの曲げ剛性を低
くする領域は、シャフト先端2bから100mm近傍ま
での範囲であって、その最低値が20N・m2以下であ
るか、あるいは前記シャフト先端2bから200mm近
傍までの範囲であって、その最大値が20N・m2以下
であり、グリップ部4aの曲げ剛性を低くする範囲はグ
リップ端部4bから400mm近傍までの範囲で、その
最低値が70N・m2以下で、より好ましくは50〜7
0N・m2の範囲内で、最大値は80N・m2を超えない
ことが、この発明の効果をより顕著なものとすることが
出来る。これは、前記領域や範囲を超えると曲げ剛性を
低くした影響がシャフト1の中央部3にまで及び、シャ
フト全体のフレックスに影響を及ぼすためである。
は、シャフト全体のたわみ量がウッドクラブ用シャフト
で90〜160mm、アイアンクラブ用シャフトで40
〜100mmの範囲にあればより効果的であり好まし
い。前記たわみ量は、本発明のシャフト1に、図示はし
なかったがヘッド及びグリップを装着してゴルフクラブ
完成品として、(社)日本ゴルフ用品協会認定のフレッ
クス測定方法により測定した順式たわみ量の値をシャフ
トのたわみ量としたものである。
ックスは従来と同じでありながら、シャフト1の先端部
2aとグリップ部4aの曲げ剛性を規定することによ
り、従来のフレックスのシャフトと同じ感覚でスイング
しながら、ヘッドスピードの上昇とボールの飛び出し角
度を大きくすることで飛距離を増大させることが出来る
ものである。
より形成されることが効果的であり、その繊維強化樹脂
層の積層構成を図1により説明する。シャフトは通常、
一般的に引張り弾性率が70〜800GPaの補強繊維
からなる繊維強化樹脂プリプレグをマンドレルに巻回積
層して形成される。前記シャフトは通常、繊維強化樹脂
プリプレグの補強繊維の配向角度がシャフト長さ方向に
対して20〜60°となるよう配置された斜交層6とシ
ャフト長さ方向とほぼ同じとなるストレート層7の少な
くとも2層から形成される。そして、一番径が細くて、
打球時の負荷が大きいため他の部分より折れやすい先端
部2aには補強層8を配設して補強効果を重視してい
る。従って、図3のシャフトの曲げ剛性分布の概念を説
明するグラフからも分かるように、従来のシャフト20
の前記先端側2の曲げ剛性分布は滑らかとは言えなかっ
た。また、シャフトはその外形状が該シャフト先端2b
からグリップ端部4bに行くに従い径が大きくなるテー
パーを有する形状であることから、グリップ端部4bに
行くに従い曲げ剛性分布は順次大きくなる傾向にあっ
た。
Paの補強繊維からなる繊維強化樹脂層を積層して形成
される繊維強化樹脂製のゴルフクラブ用シャフトの、前
記繊維強化樹脂層の一部に引張り弾性率が150GPa
以下の補強繊維を用いた繊維強化樹脂層5を配設したシ
ャフト1である。前述したように、シャフト1の先端部
2aには補強層8を設けることが一般的であることか
ら、前記補強層8を設けることによる前記先端部2aの
曲げ剛性の不必要な増加を防ぎ、滑らかにしなるように
するために、本発明のシャフト1は、前記先端部2aの
補強層8を引張り弾性率が150GPa以下の補強繊維
から成る繊維強化樹脂層5により形成することで、前記
先端部2aの曲げ剛性を効率的に低減している。前記補
強層8は、シャフト先端2bから所定の長さまでは肉厚
が一定で、それ以上の長さではなめらかに肉厚が薄くな
っていくようになっていて、シャフト先端2bから全長
の45%までには前記補強層8が終了している。
率が150GPa以下の補強繊維より成る補強層8の配
設範囲は、前記範囲を超えるとシャフト重量の増加や、
シャフト全体の曲げ剛性が上昇することになるので、滑
らかなしなりを呈するシャフトとならないため好ましく
ない。
状はテーパー形状であるため、グリップ端部4bに行く
に従いシャフトの曲げ剛性は大きくなっている。本発明
のシャフト1は、このグリップ部4aの構成層に引張り
弾性率が150GPa以下の補強繊維から成る繊維強化
樹脂層5を配設することにより、前記グリップ部4aの
曲げ剛性を効率的に低減して、シャフトの中央部3から
グリップ部4aにかけてのしなりが滑らかになってい
る。前記引張り弾性率が150GPa以下の補強繊維か
ら成る繊維強化樹脂層5は、グリップ端部4bから所定
の長さまでは肉厚が一定で、それ以上の長さではなめら
かに肉厚が薄くなっていくようになっていて、グリップ
端部4bから全長の45%までには前記繊維強化樹脂層
5が終了している。
弾性率が150GPa以下の補強繊維より成る繊維強化
樹脂層5の配設範囲は、前記範囲を超えるとシャフト全
体の曲げ剛性分布に影響を及ぼし、フレックスが変わっ
てしまうので好ましくない。前記構成とすることにより
本発明のシャフト1は、該シャフト先端2bから100
mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低値が20N・m2
以下であり、かつ、グリップ端部4bから400mm近
傍までの範囲の曲げ剛性の最低値が70N・m2以下で
あることが必要である。さらには前記シャフト先端2b
から100mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低値が1
0〜20N・m2 の範囲にあることが好ましく、か
つ、前記グリップ端部4bから400mm近傍までの範
囲の曲げ剛性の最低値が50〜60N・m2の範囲にあ
ることがより好ましい。
うに、前記シャフト1の先端部2aとグリップ部4aの
曲げ剛性を従来のシャフトよりも低く設計してあるが、
前記両部分、特に先端部2aの曲げ強さは、前記先端部
2aの折損につながる重要な要因であるため、前記した
曲げ剛性分布を有しながら、曲げ強さは従来と同等であ
ることが必要で、そのため前記引張り弾性率150GP
a以下の補強繊維は、引張り強度は1000MPa以上
であることが好まししい。
800GPaの補強繊維としては、ガラス繊維、アラミ
ド繊維、炭素繊維、ボロン繊維などが使用できるが、繊
維強化樹脂成形品としての機械的特性に優れるているこ
と等を考慮して、炭素繊維を用いることが好ましい。
GPa以下の補強繊維としては、炭素繊維、ガラス繊
維、アラミド繊維、などが使用できるが、本発明の曲げ
剛性を有するシャフトを効率的に形成するためには、好
ましくは引張り弾性率が60GPa以下の炭素繊維、更
に好ましくは、引張り弾性率が30〜60GPaの炭素
繊維であれば、本発明の効果がより顕著となる。また、
曲げ強度を向上させるために、前記補強繊維は引張り強
度が1000MPa以上であるもの好ましく用いられ
る。前記範囲の補強繊維であれば、ガラス繊維、アラミ
ド繊維やポリアクリルニトリル系、ピッチ系等の炭素繊
維を用いることが出来る。なお、これらの補強繊維は単
独又は2種類以上を併用して使用することも出来る。
脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
フェノール樹脂、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂、
ユリア樹脂等から選ばれる熱硬化性樹脂が用いられ、通
常エポキシ樹脂が好ましく用いられる。
ップ端部の外径が14.5mm、長さが1200mmの
テーパーを有するステンレス製のマンドレル9に、図1
に示すように、斜交層6として引張り弾性率が280G
Paの炭素繊維から成る繊維強化樹脂プリプレグ6a、
6bを巻き付けた後、ストレート層7として引張り弾性
率が60GPa以下の炭素繊維から成る繊維強化樹脂プ
リプレグ5aと引張り弾性率が280GPaの炭素繊維
から成る繊維強化樹脂プリプレグ7aを組み合わせて構
成した。
600mmの間に前記プリプレグ5a、7aの境界を斜
めに設け、前記グリップ側4に前記引張り弾性率が60
GPa以下の炭素繊維から成るプリプレグ5aを先端を
斜めにカットして配置し、残りの部分を含む先端側2に
引張り弾性率が280GPaの炭素繊維から成るプリプ
レグ7aを配置して前記ストレート層7として、前記斜
交層6の外側に巻き付けた。
が280GPaの炭素繊維から成るプリプレグ6a、6
bを巻き付けた後、その外側に、シャフト先端2bから
400mm程度の範囲に前記引張り弾性率が60GPa
以下の炭素繊維から成るプリプレグ5aを前記炭素繊維
をシャフト長さ方向となる0°方向に配向させて配置し
た。また前記プリプレグ5aのグリップ側4の端部5b
は斜めにカットして、補強層8の配設による曲げ剛性の
分布が滑らかになるようにしてある。
後、ラッピングテープを巻き付け加熱硬化後、ラッピン
グテープを取り除き、研磨を行いシャフト10を得た。
このシャフト10についてシャフト先端2bから100
mm近傍の曲げ剛性を測定したところ、最低値は10N
・m2で、100mm近傍の位置では16N・m2であ
り、グリップ端部4bより400mm近傍までの曲げ剛
性を測定したところ最低値は55N・m2であった。ま
たシャフト10のたわみ量は138mmであった。前記
のように形成したシャフト10にヘッド及びグリップを
取り付けゴルフクラブとした。前記ゴルフクラブを2人
のゴルファーに各10回ずつ試打させ、打球前後のヘッ
ドとボールの挙動をハイスピードカメラにより撮影し、
打球直前のヘッドスピード、ブロー角、打球時のボール
初速を測定した。また、飛距離の計測も同時に行った。
測定結果の平均値を表1に示す。 [実施例2]マンドレルの先端外径が5.1mm、グリ
ップ端部の外径が15.2mm、長さが1400mmの
テーパーを有するステンレス製のマンドレル9を用意し
た。図5に示すように、前記マンドレル9に斜交層6と
して引張り弾性率が280GPaの炭素繊維から成るプ
リプレグ6a、6b、を巻き付けた。次にストレート層
7として引張り弾性率が60GPa以下の炭素繊維から
成るプリプレグ5aと引張り弾性率が280GPaの炭
素繊維から成るプリプレグ7aを組み合わせて構成し
た。ストレート層7はグリップ端部4bから400〜6
00mmの間に前記プリプレグ5a、7aの境界を斜め
に設け、前記グリップ側4に前記引張り弾性率が60G
Pa以下の炭素繊維から成るプリプレグ5aを先端を斜
めにカットして配置し、残りの部分を含む先端側2に引
張り弾性率が280GPaの炭素繊維から成るプリプレ
グ7aを配置して前記ストレート層7としたものであ
り、このものを前記斜交層6の外側に巻き付けた。次
に、ストレート層71として引張り弾性率が280GP
aの炭素繊維から成るプリプレグ7aと、補強層8とし
て引張り弾性率が60GPa以下の炭素繊維から成るプ
リプレグ5aであって、そのシャフト先端2bから20
0〜400mmの間を斜めにカットしたもの、さらに、
ストレート層72として引張り弾性率が280GPaの
炭素繊維から成るプリプレグ7aの順で巻きつけた。
後、ラッピングテープを巻き付け加熱硬化後、ラッピン
グテープを取り除き、研磨を行い重量が42gで長さが
1169mmのシャフト12を得た。このシャフト12
について先端から200mm近傍までの曲げ剛性を測定
したところ、最低値は10N・m2で、最大値は先端か
ら200mmの位置にあり、その値は16N・m2であ
った。グリップ端部4bより400mm近傍までの曲げ
剛性を測定したところ最低値は58N・m2で、最大値
はグリップ端部4b付近にあり、65N・m2であり、
グリップ端部4b付近の外径は16.2mmであった。
またシャフト12のたわみ量は139mmであった。前
記のように形成したシャフト12にヘッド及びグリップ
を取り付けゴルフクラブとした。前記ゴルフクラブを複
数名のゴルファーに各5〜10回ずつ試打させ、打球直
前のヘッドスピードと飛距離の計測も同時に行った。測
定結果の平均値を表2に示す。 [実施例3]実施例2と同様のマンドレル9に、補強層8
として引張り弾性率が60GPa以下の炭素繊維から成
るプリプレグ5aであって、そのシャフト先端2bから
100〜300mmの間を斜めにカットしたものを用い
た他は実施例2と同様に積層してシャフト13を得た。
該シャフト13の重量は42gで長さは1169mmで
あった。このシャフト13について先端から200mm
近傍の曲げ剛性を測定したところ、最低値は10N・m
2で、最大値は先端から200mmの位置にあり、その
値は15N・m2であった。グリップ端部4bより40
0mm近傍までの曲げ剛性を測定したところ最低値は5
3N・m2で、グリップ端部4b付近の曲げ剛性は57
N・m2であり、そのグリップ端部4b付近の外径は1
6.2mmであった。またシャフト13のたわみ量は1
37mmであった。前記のように形成したシャフト13
にヘッド及びグリップを取り付けゴルフクラブとした。
前記ゴルフクラブを複数名のゴルファーに各5〜10回
ずつ試打させ、打球直前のヘッドスピードと飛距離の計
測も同時に行った。測定結果の平均値を表2に示す。
施例の仕様のうち、引張り弾性率が60GPa以下の炭
素繊維に代えて280GPaの炭素繊維を用いた他は、
実施例と同様の仕様として、実施例と同様に成形して比
較例のシャフト20とした。このシャフトについて先端
から200mm近傍までの曲げ剛性を測定したところ、
最低値は21N・m2で、最大値は25N・m2であり、
100mm近傍の位置では21N・m2であった。グリ
ップ端部4bより400mm近傍の曲げ剛性を測定した
ところ最低値は70N・m2でグリップ端部4b付近の
曲げ剛性は130N・m2であり、そのグリップ端部4
b付近の外径は15.3mmであった。またシャフト2
0のたわみ量は138mmであった。前記のように形成
したシャフト20にヘッド及びグリップを取り付けゴル
フクラブとした。前記ゴルフクラブを2人のゴルファー
に各10回ずつ試打させ、打球直前のヘッドスピード、
ブロー角、打球時のボールの飛び出し角度をハイスピー
ドカメラにより測定した。測定結果の平均値を表1に示
す。また、別に、前記ゴルフクラブを複数名のゴルファ
ーに各5〜10回ずつ試打させ、打球直前のヘッドスピ
ードと飛距離の計測も同時に行った。測定結果の平均値
を表2に示す。
のヘッドの移動方向と水平線のなす角度(+:アッパー
ブロー、−:ダウンブロー)
記したようにシャフト先端部とグリップ部の曲げ剛性
を、前記シャフトが滑らかにしなる曲げ剛性分布とした
から、ヘッドスピードが上昇し、かつ、ブロー角を大き
くして打球時のボールの飛び出し角度大きく出来るの
で、飛距離が増大する。また、本発明のシャフトはシャ
フト先端部とグリップ部に引張り弾性率が150GPa
以下の補強繊維からなる繊維強化樹脂層を配設して成る
ことから、前記部分の曲げ剛性を効率的に低減したシャ
フトとすることが出来る。
する図。
の剛性分布を説明する図。
を説明する図。
説明する図。
Claims (14)
- 【請求項1】 繊維強化樹脂層を積層してなるゴルフク
ラブ用シャフトにおいて、該シャフトの先端部およびグ
リップ部に引張り弾性率150GPa以下の補強繊維を
用いた繊維強化樹脂層を配設したことを特徴とする繊維
強化樹脂製ゴルフクラブ用シャフト。 - 【請求項2】 前記引張り弾性率150GPa以下の補
強繊維を用いた繊維強化樹脂層は、シャフトの先端から
全長の45%まで、および、前記シャフトのグリップ端
部から45%までの範囲に配設したことを特徴とする請
求項1記載の繊維強化樹脂製ゴルフクラブ用シャフト。 - 【請求項3】 繊維強化樹脂層を積層してなるゴルフク
ラブ用シャフトにおいて、該シャフトの先端から100
mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低値が20N・m2
以下であり、グリップ端部から400mm近傍までの範
囲の曲げ剛性の最低値が70N・m2以下で最大値は8
0N・m2を超えず、かつ、シャフトたわみ量が90〜
160mmであることを特徴とする繊維強化樹脂製ウッ
ドクラブ用シャフト。 - 【請求項4】 繊維強化樹脂層を積層してなるゴルフク
ラブ用シャフトにおいて、該シャフトの先端から100
mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低値が20N・m2
以下であり、グリップ端部から400mm近傍までの範
囲の曲げ剛性の最低値が70N・m2以下で最大値は8
0N・m2を超えず、かつ、シャフトたわみ量が40〜
100mmであることを特徴とする繊維強化樹脂製アイ
アンクラブ用シャフト。 - 【請求項5】 繊維強化樹脂層を積層したゴルフクラブ
用シャフトであって、該シャフトの先端部およびグリッ
プ部に引張り弾性率150GPa以下の補強繊維を用い
た繊維強化樹脂層を配設したシャフトにおいて、該シャ
フトの先端から100mm近傍までの範囲の曲げ剛性の
最低値が20N・m2以下であり、グリップ端部から4
00mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低値が70N・
m2以下で最大値は80N・m2を超えず、かつ、シャフ
トたわみ量が90〜160mmであることを特徴とする
繊維強化樹脂製ウッドクラブ用シャフト。 - 【請求項6】 繊維強化樹脂層を積層したゴルフクラブ
用シャフトであって、該シャフトの先端部およびグリッ
プ部に引張り弾性率150GPa以下の補強繊維を用い
た繊維強化樹脂層を配設したシャフトにおいて、該シャ
フトの先端から100mm近傍までの範囲の曲げ剛性の
最低値が20N・m2以下であり、グリップ端部から4
00mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低値が70N・
m2以下で最大値は80N・m2を超えず、かつ、シャフ
トたわみ量が40〜100mmであることを特徴とする
繊維強化樹脂製アイアンクラブ用シャフト。 - 【請求項7】 繊維強化樹脂層を積層してなるゴルフク
ラブ用シャフトにおいて、該シャフトの先端から200
mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最大値が20N・m2
以下であり、グリップ端部から400mm近傍までの範
囲の曲げ剛性の最低値が70N・m2以下で最大値は8
0N・m2を超えず、かつ、シャフトたわみ量が90〜
160mmであることを特徴とする繊維強化樹脂製ウッ
ドクラブ用シャフト。 - 【請求項8】 繊維強化樹脂層を積層してなるゴルフク
ラブ用シャフトにおいて、該シャフトの先端から200
mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最大値が20N・m2
以下であり、グリップ端部から400mm近傍までの範
囲の曲げ剛性の最低値が70N・m2以下で最大値は8
0N・m2を超えず、かつ、シャフトたわみ量が40〜
100mmであることを特徴とする繊維強化樹脂製アイ
アンクラブ用シャフト。 - 【請求項9】 繊維強化樹脂層を積層してなるゴルフク
ラブ用シャフトであって、該シャフトの先端部およびグ
リップ部に引張り弾性率150GPa以下の補強繊維を
用いた繊維強化樹脂層を配設したシャフトにおいて、該
シャフトの先端から200mm近傍までの範囲の曲げ剛
性の最大値が20N・m2以下であり、グリップ端部か
ら400mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低値が70
N・m 2以下で最大値は80N・m2を超えず、かつ、シ
ャフトたわみ量が90〜160mmであることを特徴と
する繊維強化樹脂製ウッドクラブ用シャフト。 - 【請求項10】 繊維強化樹脂層を積層してなるゴルフ
クラブ用シャフトであって、該シャフトの先端部および
グリップ部に引張り弾性率150GPa以下の補強繊維
を用いた繊維強化樹脂層を配設したシャフトにおいて、
該シャフトの先端から200mm近傍までの範囲の曲げ
剛性の最大値が20N・m2以下であり、グリップ端部
から400mm近傍までの範囲の曲げ剛性の最低値が7
0N・m2以下で最大値は80N・m2を超えず、かつ、
シャフトたわみ量が40〜100mmであることを特徴
とする繊維強化樹脂製アイアンクラブ用シャフト。 - 【請求項11】 前記ゴルフクラブ用シャフトのグリッ
プ端部から400mm近傍までの範囲の曲げ剛性分布
は、その曲げ剛性分布をあらわすグラフにおいて、最低
値が50〜70N・m2の範囲にあり、前記グラフは、
前記400mmの位置からグリップ端部に向かい0〜±
5.0N・m2/100mmの勾配を有していることを
特徴とする請求項7または9記載の繊維強化樹脂製ウッ
ドクラブ用シャフト。 - 【請求項12】 前記ゴルフクラブ用シャフトのグリッ
プ端部から400mm近傍までの範囲の曲げ剛性分布
は、その曲げ剛性分布をあらわすグラフにおいて、最低
値が50〜70N・m2の範囲にあり、前記グラフは、
前記400mmの位置からグリップ端部に向かい0〜±
5.0N・m2/100mmの勾配を有していることを
特徴とする請求項8または10記載の繊維強化樹脂製ア
イアンクラブ用シャフト。 - 【請求項13】 請求項3から12のいずれかに記載の
繊維強化樹脂製ゴルフクラブ用シャフトにおいて、グリ
ップ端から400mmの間に外径が16.0mm以上の
部分を少なくとも一部有すること、若しくは、グリップ
端部付近の外径が16.0mm以上であることを特徴と
する繊維強化樹脂製ゴルフクラブ用シャフト。 - 【請求項14】 前記補強繊維は引張り弾性率60GP
a以下の炭素繊維であることを特徴とする請求項1、
2、5、6、9、10、11または12項のいずれかに
記載の繊維強化樹脂製ゴルフクラブ用シャフト。
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- 1999-04-30 JP JP12431799A patent/JP3540195B2/ja not_active Expired - Fee Related
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