JP2000019498A - 反射型液晶表示装置 - Google Patents
反射型液晶表示装置Info
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- JP2000019498A JP2000019498A JP10184598A JP18459898A JP2000019498A JP 2000019498 A JP2000019498 A JP 2000019498A JP 10184598 A JP10184598 A JP 10184598A JP 18459898 A JP18459898 A JP 18459898A JP 2000019498 A JP2000019498 A JP 2000019498A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コントラストおよび輝度を高めた反射型液晶表
示装置を提供する。 【解決手段】反射型液晶表示装置１において、ガラス基
板２のサンドブラスト処理した粗面２ａ上に平滑膜４と
透明電極５と絶縁層６と配向膜７とを順次形成した一方
の部材と、ガラス基板３上に光反射層８と絶縁層９とカ
ラーフィルタ１０と絶縁層１２と透明電極１３とを形成
した他方の部材とを、液晶層１５を介して貼り合わせた
反射型液晶表示装置１。
示装置を提供する。 【解決手段】反射型液晶表示装置１において、ガラス基
板２のサンドブラスト処理した粗面２ａ上に平滑膜４と
透明電極５と絶縁層６と配向膜７とを順次形成した一方
の部材と、ガラス基板３上に光反射層８と絶縁層９とカ
ラーフィルタ１０と絶縁層１２と透明電極１３とを形成
した他方の部材とを、液晶層１５を介して貼り合わせた
反射型液晶表示装置１。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は反射型液晶表示装置
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は小型もしくは中型
の携帯情報端末やノートパソコンの他に、大型かつ高精
細のモニターにまで使用されている。さらにバックライ
トを使用しない反射型液晶表示装置については、薄型、
軽量、低消費電力化に優れている。
の携帯情報端末やノートパソコンの他に、大型かつ高精
細のモニターにまで使用されている。さらにバックライ
トを使用しない反射型液晶表示装置については、薄型、
軽量、低消費電力化に優れている。
【０００３】しかしながら、バックライトを使用しない
ことで明るい表示を得るために、あらゆる角度からの入
射光に対し、広い散乱角度でもって光出射させる必要が
ある。
ことで明るい表示を得るために、あらゆる角度からの入
射光に対し、広い散乱角度でもって光出射させる必要が
ある。
【０００４】そこで、下記（１）および（２）のように
散乱性の反射板を配設する技術が提案されている。
散乱性の反射板を配設する技術が提案されている。
【０００５】（１）液晶表示装置に設けた反射板に対
し、その表面が凹凸になるように処理する（特開平４−
７５０２２号）。
し、その表面が凹凸になるように処理する（特開平４−
７５０２２号）。
【０００６】（２）液晶表示装置に鏡面の反射板を設け
るとともに、さらに装置前面に散乱性のフィルムを配す
る（特開平８−２０１８０２号）。
るとともに、さらに装置前面に散乱性のフィルムを配す
る（特開平８−２０１８０２号）。
【０００７】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、
（１）の技術では反射板の全面にわたって均一な凹凸表
面となるように処理することはむずかしく、さらに各製
品毎の反射板間でも凹凸表面にバラツキが生じていた。
また、（２）の技術では入射光の後方散乱によってコン
トラストが低下していた。
（１）の技術では反射板の全面にわたって均一な凹凸表
面となるように処理することはむずかしく、さらに各製
品毎の反射板間でも凹凸表面にバラツキが生じていた。
また、（２）の技術では入射光の後方散乱によってコン
トラストが低下していた。
【０００８】したがって本発明は上記事情に鑑みて完成
されたものであり、その目的はコントラストおよび輝度
を高めた反射型液晶表示装置を提供することにある。
されたものであり、その目的はコントラストおよび輝度
を高めた反射型液晶表示装置を提供することにある。
【０００９】また、本発明の他の目的はサンドブラスト
処理を用いることで均一な凹凸表面を容易に作製し、こ
れによって生産コストを下げた反射型液晶表示装置を提
供することにある。
処理を用いることで均一な凹凸表面を容易に作製し、こ
れによって生産コストを下げた反射型液晶表示装置を提
供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の反射型液晶表示
装置は、サンドブラスト処理した透明基板上に透明電極
と配向層とを順次積層してなる一方の部材と、一方主面
に光反射面を有する基板上に透明電極と配向層とを順次
積層してなる他方の部材とをネマチック型液晶を介して
貼り合わせてマトリックス状に画素を配列せしめてなる
ことを特徴とする。
装置は、サンドブラスト処理した透明基板上に透明電極
と配向層とを順次積層してなる一方の部材と、一方主面
に光反射面を有する基板上に透明電極と配向層とを順次
積層してなる他方の部材とをネマチック型液晶を介して
貼り合わせてマトリックス状に画素を配列せしめてなる
ことを特徴とする。
【００１１】本発明の他の反射型液晶表示装置は、サン
ドブラスト処理した透明基板上に透明電極と配向層とを
順次積層してなる一方の部材と、基板上に光反射性を有
する電極膜と配向層とを順次積層してなる他方の部材と
をネマチック型液晶を介して貼り合わせてマトリックス
状に画素を配列せしめてなることを特徴とする。
ドブラスト処理した透明基板上に透明電極と配向層とを
順次積層してなる一方の部材と、基板上に光反射性を有
する電極膜と配向層とを順次積層してなる他方の部材と
をネマチック型液晶を介して貼り合わせてマトリックス
状に画素を配列せしめてなることを特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図１は例１における本発明
の反射型液晶表示装置の要部拡大断面図であり、図２は
例２における本発明の他の反射型液晶表示装置の要部拡
大断面図である。図３は従来の反射型液晶表示装置の要
部拡大断面図である。
の反射型液晶表示装置の要部拡大断面図であり、図２は
例２における本発明の他の反射型液晶表示装置の要部拡
大断面図である。図３は従来の反射型液晶表示装置の要
部拡大断面図である。
【００１３】（例１）図１の反射型液晶表示装置１にお
いて、２は前記透明基板であるセグメント側のガラス基
板、３はコモン側のガラス基板であって、前記一方の部
材については、ガラス基板２の一方主面をサンドブラス
ト処理でもって粗面化し、この粗面２ａ上にＳｉＯ2 か
らなる平滑膜４をスパッタリング法やディップ法でもっ
て形成し、平滑膜４上に多数平行に配列したＩＴＯから
なる透明電極５と、ＳｉＯ2 からなる絶縁層６と、一定
方向にラビングしたポリイミド樹脂からなる配向膜７と
を順次形成している。
いて、２は前記透明基板であるセグメント側のガラス基
板、３はコモン側のガラス基板であって、前記一方の部
材については、ガラス基板２の一方主面をサンドブラス
ト処理でもって粗面化し、この粗面２ａ上にＳｉＯ2 か
らなる平滑膜４をスパッタリング法やディップ法でもっ
て形成し、平滑膜４上に多数平行に配列したＩＴＯから
なる透明電極５と、ＳｉＯ2 からなる絶縁層６と、一定
方向にラビングしたポリイミド樹脂からなる配向膜７と
を順次形成している。
【００１４】前記他方の部材については、ガラス基板３
上にはアルミニウム金属からなる光反射層８とＳｉＯ2
からなる絶縁層９とを順次積層し、この絶縁層９上に画
素ごとに配したカラーフィルタ１０と、各カラーフィル
タ１０間に配したクロム金属もしくは感光性レジストの
ブラックマトリックス１１とを形成している。光反射層
８はスパッタリングにより形成する。
上にはアルミニウム金属からなる光反射層８とＳｉＯ2
からなる絶縁層９とを順次積層し、この絶縁層９上に画
素ごとに配したカラーフィルタ１０と、各カラーフィル
タ１０間に配したクロム金属もしくは感光性レジストの
ブラックマトリックス１１とを形成している。光反射層
８はスパッタリングにより形成する。
【００１５】上記カラーフィルタ１０は、顔料分散方
式、すなわちあらかじめ顔料により調合された感光性レ
ジストを基板上に塗布し、フォトリソグラフィにより形
成している。図中のＲ、Ｇ、Ｂの各表示はそれぞれ赤、
緑、青に着色したカラーフィルタ１０である。
式、すなわちあらかじめ顔料により調合された感光性レ
ジストを基板上に塗布し、フォトリソグラフィにより形
成している。図中のＲ、Ｇ、Ｂの各表示はそれぞれ赤、
緑、青に着色したカラーフィルタ１０である。
【００１６】その上にアクリル系樹脂からなる絶縁層１
２と、多数平行に配列したＩＴＯからなる透明電極１３
とを形成している。この透明電極１３は上記透明電極５
と直交している。さらに、透明電極１３上に一定方向に
ラビングしたポリイミド樹脂からなる配向膜１４を形成
している。
２と、多数平行に配列したＩＴＯからなる透明電極１３
とを形成している。この透明電極１３は上記透明電極５
と直交している。さらに、透明電極１３上に一定方向に
ラビングしたポリイミド樹脂からなる配向膜１４を形成
している。
【００１７】上記のように形成した各ガラス基板２、３
をたとえば２００〜２６０°の角度でツイストされたカ
イラルネマチック液晶からなる液晶層１５を介してシー
ル剤１６により貼り合わせる。また、両ガラス基板２、
３間には液晶層１５の厚みを一定にするためにスペーサ
１７を多数個配している。
をたとえば２００〜２６０°の角度でツイストされたカ
イラルネマチック液晶からなる液晶層１５を介してシー
ル剤１６により貼り合わせる。また、両ガラス基板２、
３間には液晶層１５の厚みを一定にするためにスペーサ
１７を多数個配している。
【００１８】さらにガラス基板２の外側にポリカーボネ
イトなどからなる位相差板１８とヨウ素系の偏光板１９
とを順次積み重ねている。これらの配設にあたっては、
アクリル系の材料からなる粘着材を塗布することで貼り
付ける。
イトなどからなる位相差板１８とヨウ素系の偏光板１９
とを順次積み重ねている。これらの配設にあたっては、
アクリル系の材料からなる粘着材を塗布することで貼り
付ける。
【００１９】なお、上記平滑膜４、絶縁層６、９、１
２、ブラックマトリックス１１については設けなくても
よい。
２、ブラックマトリックス１１については設けなくても
よい。
【００２０】上記構成の液晶表示装置１においては、太
陽光、蛍光灯などの外部照明による照射光は偏光板１９
と位相差板１８とガラス基板２とを順次通過し、この入
射光が粗面２ａにより前方散乱され、液晶層１５を通し
て光反射層８にて反射され、その反射光は液晶層１５を
通して粗面２ａにより散乱され、光出射される。そし
て、本発明では、粗面２ａをサンドブラスト処理するに
際しサンド粒径をそろえるだけで粗面２ａの表面粗さを
容易に均一化でき、これにより、後方散乱が低減され、
その結果、輝度とコントラストが向上した。
陽光、蛍光灯などの外部照明による照射光は偏光板１９
と位相差板１８とガラス基板２とを順次通過し、この入
射光が粗面２ａにより前方散乱され、液晶層１５を通し
て光反射層８にて反射され、その反射光は液晶層１５を
通して粗面２ａにより散乱され、光出射される。そし
て、本発明では、粗面２ａをサンドブラスト処理するに
際しサンド粒径をそろえるだけで粗面２ａの表面粗さを
容易に均一化でき、これにより、後方散乱が低減され、
その結果、輝度とコントラストが向上した。
【００２１】（例２）つぎに図２の要部拡大断面図でも
って本発明の他の液晶表示装置２０を説明する。なお、
図１の液晶表示装置１と同一箇所には同一符号を付す。
って本発明の他の液晶表示装置２０を説明する。なお、
図１の液晶表示装置１と同一箇所には同一符号を付す。
【００２２】この液晶表示装置２０において、２２はセ
グメント側のガラス基板、２１はコモン側のガラス基板
であって、前記一方の部材については、ガラス基板２１
の一方主面をサンドブラスト処理でもって粗面化し、こ
の粗面２１ａ上にＳｉＯ2 からなる平滑膜２３を形成
し、平滑膜２３上に画素ごとに配したカラーフィルタ１
０と、各カラーフィルタ１０間に配したブラックマトリ
ックス１１とを形成している。さらにアクリル系樹脂か
らなる絶縁層１２と、多数平行に配列したＩＴＯからな
る透明電極１３とを形成している。この透明電極１３上
に一定方向にラビングしたポリイミド樹脂からなる配向
膜１４を形成している。
グメント側のガラス基板、２１はコモン側のガラス基板
であって、前記一方の部材については、ガラス基板２１
の一方主面をサンドブラスト処理でもって粗面化し、こ
の粗面２１ａ上にＳｉＯ2 からなる平滑膜２３を形成
し、平滑膜２３上に画素ごとに配したカラーフィルタ１
０と、各カラーフィルタ１０間に配したブラックマトリ
ックス１１とを形成している。さらにアクリル系樹脂か
らなる絶縁層１２と、多数平行に配列したＩＴＯからな
る透明電極１３とを形成している。この透明電極１３上
に一定方向にラビングしたポリイミド樹脂からなる配向
膜１４を形成している。
【００２３】他方の部材については、ガラス基板２２上
に多数平行に配列したクロム金属やアルミニウム金属か
らなる光反射性の電極２４と、ＳｉＯ2 からなる絶縁層
２５と、一定方向にラビングしたポリイミド樹脂からな
る配向膜２６とを順次形成している。
に多数平行に配列したクロム金属やアルミニウム金属か
らなる光反射性の電極２４と、ＳｉＯ2 からなる絶縁層
２５と、一定方向にラビングしたポリイミド樹脂からな
る配向膜２６とを順次形成している。
【００２４】例１と同様に多数のスペーサ１７を含むカ
イラルネマチック液晶からなる液晶層１５を介してシー
ル剤１６により貼り合わせる。さらにガラス基板２１の
外側にポリカーボネイトなどからなる位相差板２７とヨ
ウ素系の偏光板２８とを順次積み重ねている。同様に平
滑膜２３、絶縁層１２、２５、ブラックマトリックス１
１は設けなくてもよい。
イラルネマチック液晶からなる液晶層１５を介してシー
ル剤１６により貼り合わせる。さらにガラス基板２１の
外側にポリカーボネイトなどからなる位相差板２７とヨ
ウ素系の偏光板２８とを順次積み重ねている。同様に平
滑膜２３、絶縁層１２、２５、ブラックマトリックス１
１は設けなくてもよい。
【００２５】上記構成の液晶表示装置２０においては、
太陽光、蛍光灯などの外部照明による照射光は偏光板２
８と位相差板２７とガラス基板２１とを順次通過し、こ
の入射光が粗面２１ａにより前方散乱され、液晶層１５
を通して電極２４にて反射され、その反射光は液晶層１
５を通して粗面２１ａにより散乱され、光出射される。
このような構成においても、サンドブラスト処理した粗
面２１ａで、後方散乱が低減され、これにより、輝度と
コントラストが向上した。
太陽光、蛍光灯などの外部照明による照射光は偏光板２
８と位相差板２７とガラス基板２１とを順次通過し、こ
の入射光が粗面２１ａにより前方散乱され、液晶層１５
を通して電極２４にて反射され、その反射光は液晶層１
５を通して粗面２１ａにより散乱され、光出射される。
このような構成においても、サンドブラスト処理した粗
面２１ａで、後方散乱が低減され、これにより、輝度と
コントラストが向上した。
【００２６】以上のとおり、本発明においては、サンド
粒径がそろっている粒子でもってガラス基板面を研磨す
るというサンドブラスト処理を施すが、粗面２ａおよび
粗面２１ａの粗さ度合いについては、表面粗さＲａで
０．５〜２．５μｍにするとよく、この範囲内であれ
ば、輝度およびコントラストをもっとも高めることがで
きる。
粒径がそろっている粒子でもってガラス基板面を研磨す
るというサンドブラスト処理を施すが、粗面２ａおよび
粗面２１ａの粗さ度合いについては、表面粗さＲａで
０．５〜２．５μｍにするとよく、この範囲内であれ
ば、輝度およびコントラストをもっとも高めることがで
きる。
【００２７】〔実施例〕（例１）の液晶表示装置１と
（例２）の液晶表示装置２０について、それぞれ輝度と
コントラストを測定したところ、表１に示すような結果
が得られた。液晶表示装置１の粗面２ａの表面粗さＲ
ａ、液晶表示装置２０の粗面２１ａの表面粗さＲａ双方
ともに１．０μｍである。
（例２）の液晶表示装置２０について、それぞれ輝度と
コントラストを測定したところ、表１に示すような結果
が得られた。液晶表示装置１の粗面２ａの表面粗さＲ
ａ、液晶表示装置２０の粗面２１ａの表面粗さＲａ双方
ともに１．０μｍである。
【００２８】ただし、比較例として（例３）でもって液
晶表示装置とした。この液晶表示装置２９を図３により
説明する。なお、図１の液晶表示装置１と同一箇所には
同一符号を付す。
晶表示装置とした。この液晶表示装置２９を図３により
説明する。なお、図１の液晶表示装置１と同一箇所には
同一符号を付す。
【００２９】この液晶表示装置２９においては、上記液
晶表示装置１にて設けたガラス基板２に対するサンドブ
ラスト処理による粗面２ａならびに平滑膜４を設けない
で、これに代えてガラス基板２と位相差板１８との間に
散乱機能をもつフィルム３０を介している。
晶表示装置１にて設けたガラス基板２に対するサンドブ
ラスト処理による粗面２ａならびに平滑膜４を設けない
で、これに代えてガラス基板２と位相差板１８との間に
散乱機能をもつフィルム３０を介している。
【００３０】
【表１】
【００３１】輝度とコントラストと色度の測定にはミノ
ルタ製ＣＳ−１００を使用し、同一光源を液晶パネルに
対し一定の角度で照射することで、それぞれの輝度とコ
ントラストと色度とを測定した。
ルタ製ＣＳ−１００を使用し、同一光源を液晶パネルに
対し一定の角度で照射することで、それぞれの輝度とコ
ントラストと色度とを測定した。
【００３２】輝度およびコントラストについては、比較
例をそれぞれ１．００として、相対値でもってあらわし
た。
例をそれぞれ１．００として、相対値でもってあらわし
た。
【００３３】表１の結果から明らかなとおり、本発明の
液晶表示装置であれば、輝度およびコントラストともに
向上したことがわかる。とくに（例２）の液晶表示装置
では電極を反射面としてことで（例１）の液晶表示装置
と比べても優れている。
液晶表示装置であれば、輝度およびコントラストともに
向上したことがわかる。とくに（例２）の液晶表示装置
では電極を反射面としてことで（例１）の液晶表示装置
と比べても優れている。
【００３４】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
るものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変更や改善などは何ら差し支えない。
るものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変更や改善などは何ら差し支えない。
【００３５】たとえば、上記の実施形態においては、Ｓ
ＴＮ型単純マトリックスタイプのカラー液晶表示装置で
もって説明しているが、そのほかにモノクロのＳＴＮ型
単純マトリックスタイプの液晶表示装置であっても、あ
るいはＴＮ型単純マトリックスタイプの液晶表示装置や
ＴＮ型アクティブマトリックスタイプなどのツイストネ
マチック型液晶表示装置であっても同様な作用効果が得
られる。
ＴＮ型単純マトリックスタイプのカラー液晶表示装置で
もって説明しているが、そのほかにモノクロのＳＴＮ型
単純マトリックスタイプの液晶表示装置であっても、あ
るいはＴＮ型単純マトリックスタイプの液晶表示装置や
ＴＮ型アクティブマトリックスタイプなどのツイストネ
マチック型液晶表示装置であっても同様な作用効果が得
られる。
【００３６】さらに上記実施形態例ではガラス基板に対
しサンドブラスト処理をおこなったが、これに代えてプ
ラスチック基板に対しサンドブラスト処理をおこなって
もよい。
しサンドブラスト処理をおこなったが、これに代えてプ
ラスチック基板に対しサンドブラスト処理をおこなって
もよい。
【００３７】さらにまた、（例１）の液晶表示装置１に
おける粗面化を内面側に代えてガラス基板２の外面に対
して、（例２）の液晶表示装置２０でもガラス基板２１
の外面に対してサンドブラスト処理をおこなってもよ
い。
おける粗面化を内面側に代えてガラス基板２の外面に対
して、（例２）の液晶表示装置２０でもガラス基板２１
の外面に対してサンドブラスト処理をおこなってもよ
い。
【００３８】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の反射型液晶表示
装置によれば、散乱性フィルムを使用する代わりに透明
基板をサンドブラスト処理するだけで均一な凹凸表面を
容易に作製することができ、これによって後方散乱が低
減され、その結果、コントラストおよび輝度を高めた低
コストの反射型液晶表示装置が提供できた。
装置によれば、散乱性フィルムを使用する代わりに透明
基板をサンドブラスト処理するだけで均一な凹凸表面を
容易に作製することができ、これによって後方散乱が低
減され、その結果、コントラストおよび輝度を高めた低
コストの反射型液晶表示装置が提供できた。
【００３９】加えて、本発明の他の反射型液晶表示装置
においては、一方の電極を光反射面となすことで、透明
電極と光反射層との組合せ構造と比べ、さらにコントラ
ストおよび輝度を高めることができた。
においては、一方の電極を光反射面となすことで、透明
電極と光反射層との組合せ構造と比べ、さらにコントラ
ストおよび輝度を高めることができた。
【図１】本発明の液晶表示装置の要部拡大断面図であ
る。
る。
【図２】本発明の他の液晶表示装置の要部拡大断面図で
ある。
ある。
【図３】従来の液晶表示装置の要部拡大断面図である。
１、２０ 反射型液晶表示装置 ２、３、２１、２２ ガラス基板 ２ａ、２１ａ 粗面 ４、２３ 平滑膜 ５、１３ 透明電極 ６、１２、２５ 絶縁層 ７、１４、２６ 配向膜 ８ 光反射層 １０ カラーフィルタ １１ ブラックマトリックス １５ 液晶層 １６ シール剤 １８、２７ 位相差板 １９、２８ 偏光板 ２４ 光反射性の電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2H090 HB08Y HB13X JB02 KA05 KA08 LA06 LA15 LA20 MB01 2H091 FA08X FA08Z FA11Z FA14Z FA35Z FB02 FC25 GA01 GA03 GA06 HA07 HA10 LA16 LA17 5C094 AA05 AA15 AA22 BA44 BA45 CA19 DA13 EA05 EA06 EB02 ED11 FA04
Claims (2)
- 【請求項１】サンドブラスト処理した透明基板上に透明
電極と配向層とを順次積層してなる一方の部材と、一方
主面に光反射面を有する基板上に透明電極と配向層とを
順次積層してなる他方の部材とをネマチック型液晶を介
して貼り合わせてマトリックス状に画素を配列せしめて
なる反射型液晶表示装置。 - 【請求項２】サンドブラスト処理した透明基板上に透明
電極と配向層とを順次積層してなる一方の部材と、基板
上に光反射性を有する電極膜と配向層とを順次積層して
なる他方の部材とをネマチック型液晶を介して貼り合わ
せてマトリックス状に画素を配列せしめてなる反射型液
晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10184598A JP2000019498A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 反射型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10184598A JP2000019498A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 反射型液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000019498A true JP2000019498A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16156021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10184598A Pending JP2000019498A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 反射型液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000019498A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002214602A (ja) * | 2001-01-22 | 2002-07-31 | Kyocera Corp | 液晶表示装置 |
| US6798479B2 (en) | 2001-06-19 | 2004-09-28 | Rohm Co., Ltd. | Liquid crystal display device and process for making the same |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP10184598A patent/JP2000019498A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040316 |