JP2000016160A - 車両用装置 - Google Patents

車両用装置

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JP2000016160A
JP2000016160A JP10180568A JP18056898A JP2000016160A JP 2000016160 A JP2000016160 A JP 2000016160A JP 10180568 A JP10180568 A JP 10180568A JP 18056898 A JP18056898 A JP 18056898A JP 2000016160 A JP2000016160 A JP 2000016160A
Authority
JP
Japan
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lens
housing
welding
inner member
lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP10180568A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Obara
仁 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インナー部材の支持を確実にする。 【解決手段】 インナーレンズ3のうち、ランプハウジ
ング1とアウターレンズ2との溶着バリ5発生箇所近傍
に支持部31が設けられており、その支持部31が溶着
バリ6とランプハウジング1の段部11との間において
挟み込まれて支持されている。この結果、ランプハウジ
ング1及び又はアウターレンズ2に部分的に固定されて
いるインナーレンズ3のうちランプハウジング1及び又
はアウターレンズ2に固定されていない部分が溶着バリ
5により支持されることとなるので、インナーレンズ3
は確実に支持されることとなる。すなわち、インナーレ
ンズ2のビビリ音や浮きや塵埃が発生するのを防止でき
ることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内にインナー部
材が配置された車両用装置に係り、特に、インナー部材
が確実に支持された車両用装置に関するものである。こ
こで、車両用装置とは、車両用灯具や車両用装飾具等を
言う。上述の車両用灯具とは、例えば、リヤーコンビネ
ーションランプ、フロントコンビネーションランプ、ヘ
ッドランプ、フォグランプ、ターンシグナルランプ、ク
リアランスランプ、コーナーリングランプ等を言う。ま
た、上述の車両用装飾具とは、例えば、リヤーフィニッ
シャーやガーニッシュ等を言う。さらに、上述のインナ
ー部材とは、例えば、インナーレンズ、インナーハウジ
ング、インナーパネル等を言う。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用装置は、一般に、樹脂製
のハウジングと同じく樹脂製のレンズとが熱板溶着、超
音波溶着、振動溶着等の溶着手段により溶着されてお
り、かつこのハウジング及びレンズにより室が画成され
ており、この室内にインナー部材が配置されているもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の車両用装置は、ハウジング及びレンズにより画成され
た室内にインナー部材がただ単に配置されているもので
あり、そのインナー部材がハウジング及び又はレンズに
部分的に固定(スクリュウ止めや接着や嵌合や係合等)
されているものである。このために、上述の従来の車両
用装置は、インナー部材にハウジング及び又はレンズに
固定されていない部分があり、インナー部材が確実に支
持されていないこととなる。この結果、上述の従来の車
両用装置において、以下の課題が生じる。すなわち、車
両の振動等によりインナー部材にビビリ音が発生する。
また、インナー部材がハウジング及び又はレンズから浮
いた部分が発生する。さらに、車両の振動等によりイン
ナー部材とハウジング及び又はレンズとが擦れ合って塵
埃が発生する。
【0004】本発明の目的は、インナー部材が確実に支
持された車両用装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、インナー部材のうち、ハウジングとレ
ンズとの溶着バリ発生箇所近傍に支持部が設けられてお
り、その支持部が溶着バリにより支持されている、こと
を特徴とする。
【0006】この結果、本発明の車両用装置は、ハウジ
ング及び又はレンズに部分的に固定されているインナー
部材であって、そのインナー部材のうちハウジング及び
又はレンズに固定されていない部分が溶着バリにより支
持されることとなるので、インナー部材は確実に支持さ
れることとなる。従って、車両の振動等によりインナー
部材にビビリ音が発生するのを防止でき、また、インナ
ー部材がハウジング及び又はレンズから浮いた部分が発
生するのをも防止でき、さらに、車両の振動等によりイ
ンナー部材とハウジング及び又はレンズとが擦れ合って
塵埃が発生するのをも防止できることとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用装置の一実
施形態を添付図面を参照して説明する。この例は、車両
用装置として、自動車の後部の左右両側に取り付けられ
るリヤーコンビネーションランプについて説明する。
【0008】図において、Aはリヤーコンビネーション
ランプである。このリヤーコンビネーションランプA
は、例えば、テール/ストップランプ、ターンランプ、
テールランプ等の組み合わせから構成されている。この
リヤーコンビネーションランプAは、ランプハウジング
1と、レンズとしてのアウターレンズ2と、インナー部
材としてのインナーレンズ3とから構成されている。
【0009】上述のランプハウジング1の前面には、開
口部10が設けられている。このランプハウジング1の
前面開口部10の全周には、段部11を介して溶着凸部
12が一体に設けられている。上述のアウターレンズ2
の後面には、屈折系及び又は拡散系のプリズム素子群2
0が設けられている。このアウターレンズ2の後面の全
周には、溶着凸部20が前記ランプハウジング1の溶着
凸部12と対応して一体に設けられている。上述のイン
ナーレンズ3の後面には、屈折系及び又は拡散系のプリ
ズム素子群30が設けられている。このインナーレンズ
3のうち、前記ランプハウジング1と前記アウターレン
ズ2との溶着バリ発生箇所、すなわち、溶着凸部12、
21近傍には、凸部形状乃至脚部形状の支持部31が一
体に設けられている。この支持部31は、インナーレン
ズ3の全周に設けられているが、特に、インナーレンズ
3のうちランプハウジング1及び又はアウターレンズ2
に固定されていない部分に設けられていることが好まし
い。
【0010】かくして、前記ランプハウジング1及び又
は前記アウターレンズ2に前記インナーレンズ3を部分
的に固定して、そのランプハウジング1及びアウターレ
ンズ2内にインナーレンズ3をセットすると共に、ラン
プハウジング1の溶着凸部12とアウターレンズ2の溶
着凸部21とを合せ、かつインナーレンズ3の支持部3
1を溶着凸部12、21の合せ部分と段部11との間に
位置させる。この状態で、前記溶着凸部12、21を例
えば熱板溶着等により溶着することにより、前記ランプ
ハウジング1及び前記アウターレンズ2により室として
の灯室4が画成され、その灯室4内にはインナーレンズ
3が配置されることとなる。
【0011】このとき、図1及び図3に示すように、溶
着凸部12、21の溶着により、この溶着凸部12、2
1の溶着面には、溶着バリ5が発生する。この結果、ラ
ンプハウジング1及び又はアウターレンズ2に部分的に
固定されているインナーレンズ3の支持部31(特に、
インナーレンズ3のうちランプハウジング1及び又はア
ウターレンズ2に固定されていない部分の支持部31)
が前記溶着バリ5と前記ランプハウジング1の段部11
との間において挟み込まれて支持されることとなるの
で、インナーレンズ3は確実に支持されることとなる。
従って、車両の振動等によりインナーレンズ3にビビリ
音が発生するのを防止でき、また、インナーレンズ3が
ランプハウジング1及び又はアウターレンズ2から浮い
た部分が発生するのをも防止でき、さらに、車両の振動
等によりインナーレンズ3とランプハウジング1及び又
はアウターレンズ2とが擦れ合って塵埃が発生するのを
も防止できることとなる。さらにまた、インナーレンズ
3を支持する部品が特に必要ない。そして、上述の灯室
4内には光源バルブ(図示せず)と、その光源バルブか
らの光を前記インナーレンズ3及びアウターレンズ2側
に反射させる反射面(図示されていないが、ランプハウ
ジング1と一体もの若しくは別体もの)とがそれぞれ配
設される。
【0012】なお、この実施形態においては、インナー
レンズ3の支持部31が溶着バリ5とランプハウジング
1の段部11との間において挟み込まれて支持されてい
る、ものであるが、本発明の車両用装置は、図4に示す
ように、インナーレンズ3の支持部31が溶着バリ5に
より支持されているものであっても良い。また、本発明
の車両用装置は、インナーレンズ3の支持部31が溶着
バリ5とアウターレンズ2との間、若しくは溶着バリ5
とランプハウジング1及び合うターンシグナルランプレ
ンズ2との間に挟み込まれて支持されているものであっ
ても良い。
【0013】なお、上述の実施の形態においては、車両
用装置として、自動車の後部の左右両側に取り付けられ
る車両用灯具のリヤーコンビネーションランプAの例に
ついて説明したが、本発明はその他の車両用灯具やリヤ
ーフィニッシャー等の車両用装飾装置にも使用すること
ができる。
【0014】また、この実施形態においては、インナー
部材として、インナーレンズ3について説明したが、そ
の他のインナー部材、例えば、インナーハウジングやイ
ンナーパネル等であっても良い。
【0015】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用装置は、インナー部材のうち、ハウジングとレンズと
の溶着バリ発生箇所近傍に支持部が設けられており、そ
の支持部が溶着バリにより支持されているものであるか
ら、ハウジング及び又はレンズに部分的に固定されてい
るインナー部材であって、そのインナー部材のうちハウ
ジング及び又はレンズに固定されていない部分が溶着バ
リにより支持されることとなるので、インナー部材は確
実に支持されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用装置の一実施形態を示した図2
におけるI−I線断面図である。
【図2】本発明の車両用装置の一実施形態を示した正面
図である。
【図3】同じく、図2におけるIII−III線断面図
である。
【図4】本発明の車両用装置の変形例を示した図2にお
けるI−I線断面図に対応する一部縦断面図である。
【符号の説明】
A…リヤーコンビネーションランプ(車両用装置)、1
…ランプハウジング(ハウジング)、10…前面開口
部、11…段部、12…溶着凸部、2…アウターレンズ
(レンズ)、20…プリズム素子群、21…溶着凸部、
3…インナーレンズ(インナー部材)、30…プリズム
素子群、31…支持部、4…灯室、5溶着バリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングとレンズとが溶着されてお
    り、かつ前記ハウジング及び前記レンズにより室が画成
    されており、前記室内にはインナー部材が配置されてい
    る車両用装置において、 前記インナー部材のうち、前記ハウジングと前記レンズ
    との溶着バリ発生箇所近傍には、支持部が設けられてお
    り、前記支持部が前記溶着バリにより支持されている、
    ことを特徴とする車両用装置。
  2. 【請求項2】 前記インナー部材の支持部は、前記溶着
    バリと前記ハウジング及び又は前記レンズとの間に挟み
    込まれて支持されている、ことを特徴とする請求項1に
    記載の車両用装置。
JP10180568A 1998-06-26 1998-06-26 車両用装置 Pending JP2000016160A (ja)

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JP10180568A JP2000016160A (ja) 1998-06-26 1998-06-26 車両用装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011159489A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具
CN112109335A (zh) * 2019-06-21 2020-12-22 株式会社小糸制作所 车辆用灯具以及车辆用灯具的罩

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011159489A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具
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