JP2000015864A - 光書込装置、及び画像形成装置 - Google Patents

光書込装置、及び画像形成装置

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JP2000015864A
JP2000015864A JP18919298A JP18919298A JP2000015864A JP 2000015864 A JP2000015864 A JP 2000015864A JP 18919298 A JP18919298 A JP 18919298A JP 18919298 A JP18919298 A JP 18919298A JP 2000015864 A JP2000015864 A JP 2000015864A
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Shinji Kobayashi
真治 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な構成で幅広の画像形成が可能な光書込
装置を得る。 【解決手段】 複数の固体走査型光ヘッド10a,10
bが千鳥状に並べられ、これらの複数の固体走査型光ヘ
ッド10a,10bの端部の発光素子16a,16b間
で形成される間隔X2と素子間ピッチX1とが略一致す
るように配置される。これにより、各固体走査型光ヘッ
ド10a,10bの端部の発光素子16a,16b間の
間隔X2の補正処理が不要になるので、製造コストの低
減が図れ、安価な構成で幅広の画像形成が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LEDアレイヘッ
ドや蛍光体ドットアレイヘッド等の固体走査型光ヘッド
を備える光書込装置、及びその光書込装置を用いる画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式により画像を形
成するプリンタや複写機等の画像形成装置では、光書込
手段として機能する光書込装置としてレーザ光源とその
レーザ光を偏光走査させるポリゴンミラー等によるレー
ザ走査光学系を用いるのが主流であったが、近年では、
スモールオフィスユースやパーソナルユースのニーズの
高まりにより、高解像度でコンパクトかつ安価な装置が
求められている。そこで、このような要求を満たすべ
く、固体走査型光ヘッドを備える光書込装置が注目され
ている。この固体走査型光ヘッドを備える光書込装置と
しては、例えば、LEDアレイヘッドを用いたものがあ
る。このLEDアレイヘッドは、多数のLED発光素子
をアレイ状に配列したチップで構成されるLEDアレイ
とレンズアレイとを組み合わせて構成されている。つま
り、これらのLED発光素子を画像データに応じて発光
制御することにより感光体上に対する光書込みが実行さ
れ、静電潜像が形成される。このようなLEDアレイヘ
ッド等の固体走査型光ヘッドを備える光書込装置を用い
た画像形成装置は、レーザ走査光学系の光書込装置を用
いた画像形成装置に比べて装置自体を小型化しやすく、
かつ、LEDアレイの各LED発光素子により並列的に
書込みを行なうために高速出力を可能にしている。
【0003】ところで、前述したようなLEDアレイヘ
ッド等の固体走査型光ヘッドを備える光書込装置を用い
た画像形成装置において、例えばA0サイズ等の幅広の
印刷用紙等に画像を形成するためには、LED発光素子
とそのLED発光素子を点灯駆動するドライバICとを
その用紙幅と画像密度とに応じて増加させる必要があ
る。
【0004】ところが、LEDアレイの製造にあたって
は、LED発光素子のLED光の発光光量、LED発光
素子の素子間ピッチ等を全てのLED発光素子について
均一にして基板上に実装し、かつ、各LED発光素子を
それぞれドライバICに確実にワイヤ結線することが要
求される。つまり、このような幅広画像を形成するLE
Dアレイを製造するにあたりLED発光素子とそのLE
D発光素子を点灯駆動するドライバICとを増加させる
ことは、製造上の歩留まりを悪化させることになるの
で、装置単価を高騰させることになる。とくに、近年に
おいては、画像形成の高密度化が要求されており、その
傾向は顕著になっている。
【0005】そこで、幅広画像を形成するために複数の
固体走査型光ヘッドを直線状に並べて配置し、製造上の
歩留まりを改善して安価にしたプリンタ等の画像形成装
置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような複数の固体走査型光ヘッドを直線状に並べて配
置するような方式では、各固体走査型光ヘッドはユニッ
ト化されていることにより、各固体走査型光ヘッドのL
ED発光素子の1ライン化を図るために異なる固体走査
型光ヘッドの端部のLED発光素子間の間隔と、チップ
上の各LED発光素子間のピッチとのギャップを遅延メ
モリ等により補正する必要がある。このため、遅延メモ
リには、ある程度の容量が必要になることにより、結果
的に製造コストの上昇を招いてしまう。
【0007】一方、各固体走査型光ヘッドを画像形成装
置に設置する際には、各固体走査型光ヘッド毎に調整を
行なわなければならず製造効率が低下する。そこで、各
固体走査型光ヘッド毎の調整を簡易にして製造効率を向
上させるように、各固体走査型光ヘッドの書込領域を重
複させて配置した場合には、LED発光素子の配列方向
の電気補正方式が重複領域において各々異なってしま
い、また、1ライン分の画像データについてのレジスト
調整や画像調整等の制御が複雑化してしまうので、結果
的に製造コストの上昇を招いてしまう。
【0008】本発明の目的は、安価な構成で幅広の画像
形成が可能な光書込装置、その光書込装置を用いる画像
形成装置を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の光
書込装置は、画像データに応じて選択的に発光制御され
る多数の発光素子を一定の素子間ピッチでライン状に配
設した固体走査型光ヘッドを複数備える光書込装置にお
いて、複数の前記固体走査型光ヘッドを千鳥状に並べ、
近接する各固体走査型光ヘッド端部の発光素子間で形成
される間隔と前記素子間ピッチとを略一致させるように
配置する。
【0010】したがって、千鳥状に並べられた複数の固
体走査型光ヘッド端部の発光素子間で形成される間隔と
素子間ピッチとが、略一致するように配置される。これ
により、各固体走査型光ヘッド端部の発光素子間の間隔
の補正処理が不要になる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の光
書込装置において、前記固体走査型光ヘッドの素子配列
方向の両端部に位置合わせのための基準穴を形成した。
【0012】したがって、基準穴を形成したことによ
り、複数の固体走査型光ヘッドの位置合わせが容易にな
る。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の光
書込装置において、前記固体走査型光ヘッドの素子配列
方向の一端部の前記基準穴を丸穴に形成し、他端部の前
記基準穴を素子配列方向に長い長穴に形成した。
【0014】したがって、例えば2つの固体走査型光ヘ
ッドを千鳥状に並べる場合に、それぞれの固体走査型光
ヘッドの丸穴を基準に位置合わせして配置することによ
り、発光素子の点灯に伴う自己発熱の伝播による熱膨張
が固体走査型光ヘッドに生じたとしても、長穴が膨張分
を逃す役割を果たすので、各固体走査型光ヘッド端部の
発光素子間で形成される間隔が丸穴によって維持され
る。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一記載の光書込装置において、複数の前記固
体走査型光ヘッドは、全て略同一に形成されている。
【0016】したがって、各固体走査型光ヘッドは、そ
れぞれ180°回転された状態で連続して千鳥状に配置
されることになる。これにより、単一形状の固体走査型
光ヘッドのみを使用すれば良くなるので、製造コストの
低減化が図れる。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか一記載の光書込装置において、近接する前記
固体走査型光ヘッド間で前記画像データの授受を行なう
データ授受手段を更に備える。
【0018】したがって、近接する固体走査型光ヘッド
間で画像データの授受を行なうことにより、各固体走査
型光ヘッドの発光素子が1つの固体走査型光ヘッド上に
設けられているようになり、発光素子の配列方向の補正
が不要となる。
【0019】請求項6記載の発明の画像形成装置は、感
光体と、この感光体の表面を一様に帯電する帯電装置
と、一様帯電後の前記感光体を露光して静電潜像を形成
する請求項1ないし5のいずれか一記載の光書込装置
と、前記感光体に形成された静電潜像を現像する現像装
置と、前記感光体から記録媒体に現像像を転写する転写
装置と、前記記録媒体に転写された前記現像像を定着す
る定着装置と、を備える。
【0020】したがって、帯電装置による感光体の表面
の一様帯電後にその感光体を露光して静電潜像を形成す
る光書込装置の複数の固体走査型光ヘッドは、千鳥状に
並べられ、各固体走査型光ヘッド端部の発光素子間で形
成される間隔と素子間ピッチとを略一致するように配置
される。これにより、記録媒体の幅に満たない固体走査
型光ヘッドを使用する安価な構成で、記録媒体の幅と同
等の幅を有する固体走査型光ヘッドと同等の幅広の画像
形成が可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図4に基づいて説明する。本実施の形態の画像形成装
置としては、光書込装置の固体走査型光ヘッドとしてL
EDアレイヘッドを用いた電子写真方式のプリンタに適
用されている。
【0022】図1は、プリンタ1の構造を概略的に示す
模式図である。図1に示すように、記録媒体としての転
写紙Pを収納する給紙装置2と図示しない排紙部とを連
絡する通紙経路3が設けられ、この通紙経路3中には定
着装置4を含む画像プロセス部5が設けられている。
【0023】画像プロセス部5は、一方向に回転駆動さ
れるドラム状の感光体6を主体として構成されている。
この感光体6の周囲には、電子写真方式に基づいたプロ
セス順に、帯電装置7、トナーTを内蔵する現像装置
8、転写装置9が順に配設されている。また、帯電装置
7と現像装置8との間が、露光位置EXになっている。
この露光位置EXにLEDアレイヘッド10を書込光源
として対向配置した光書込装置11が、画像プロセス部
5に更に設けられている。
【0024】次に、光書込装置11のLEDアレイヘッ
ド10について説明する。ここで、図2はLEDアレイ
ヘッド10の一部を示す平面図である。図2に示すよう
に、このLEDアレイヘッド10のケース13内には、
2つのLED基板12(12a,12b)が千鳥状に並
べて備えられている。これらのLED基板12a,12
bは、LEDチップ14とそのLEDチップ14を点灯
駆動する駆動回路を有するドライバIC15と組み合わ
せて連続的に実装している。これらのLEDチップ14
とドライバIC15との組み合わせは、例えば転写紙P
の最大幅をA3サイズ(幅:W=297mm)にした場
合に400dpiなる密度で画像を形成するには、LE
D基板12a,12bの両方で76個必要なことにな
る。また、1つのLEDチップ14には64個のLED
発光素子16が一直線上に配設され、それぞれがドライ
バIC15のLED発光素子16毎の駆動回路に対して
ワイヤ接合されている。これらのLED発光素子16
は、転写紙Pの最大幅をA3サイズにした場合、LED
基板12a,12bの両方で4864(76×64)個
配設されていることになる。また、画像形成密度が40
0dpiであるので、各LED発光素子16間のピッチ
X1は63.5μmとなっている。
【0025】また、LED基板12a,12bは、丸穴
である基準穴17と取付長穴18とによりケース13に
螺子(図示せず)によりそれぞれ螺着されている。ここ
で、基準穴17は、LED基板12aに配設されるLE
D発光素子16の中で最も基準穴17に近いLED発光
素子16aと、LED基板12bに配設されるLED発
光素子16の中で最も基準穴17に近いLED発光素子
16bとの間隔X2について、LEDチップ14の各L
ED発光素子16間のピッチX1と同一にするためにL
ED基板12aとLED基板12bとを位置決めするた
めのものである。一方、取付長穴18は、LED発光素
子16の配列方向に長く形成されていて、LED基板1
2a,12bを固定するとともに、LEDチップ14の
LED発光素子16の点灯に伴う自己発熱の伝播による
熱膨張が生じてLED基板12a,12bが伸長する場
合であっても、その伸長分を逃す役割を果たすものであ
る。
【0026】なお、LED基板12aとLED基板12
bとは同数のLEDチップ14とドライバIC15とを
有する同一構造・同一形状であって、それらの配置方向
が180°異なるものである。つまり、LED発光素子
16aとLED発光素子16bとは、基板上の同一位置
に配置されたLED発光素子16である。
【0027】図3は、LEDアレイヘッド10を示す側
面図である。図3に示すように、このLEDアレイヘッ
ド10は、LED基板12aとLED基板12bとのそ
れぞれのLED発光素子16に対向するレンズアレイ
(例えば、セルフォックレンズアレイ(商品名))19
a,19bをそれぞれに備えている。つまり、LEDア
レイヘッド10は、同一構造・同一形状のLEDアレイ
ヘッド10a,10bによって構成されていることにな
る。これにより、各LED発光素子16から照射された
LED光(図示せず)が、レンズアレイ19a,19b
において集光され、感光体6の露光位置EXにおいて等
倍結像されることになる。
【0028】次に、LEDアレイヘッド10のLED基
板12の各部の電気的接続について図4を参照して説明
する。ここでは、LEDアレイヘッド10aのLED基
板12aについて説明する。図4に示すように、LED
アレイヘッド10aの各ドライバIC15には、シフト
レジスタ20とフリップフロップ21とゲート22とト
ランジスタ23とが内蔵され、1つのLEDチップ14
に配設される64個のLED発光素子16毎の駆動回路
が構成されている。そして、1ライン分の画像データS
DATAは、シフトレジスタ20に入力され、クロック
信号SCLKのパルスにより所望の位置までシフト転送
される。転送が完了すると、ラッチ信号LATのパルス
によりフリップフロップ21に一時記憶される。そし
て、ストローブパルスSTBがゲート22に入力される
と、トランジスタ23を介して画像データSDATAに
対応するLED発光素子16のみが駆動され、ストロー
ブパルスSTBの幅だけ発光が実行される。
【0029】また、LED基板12aとLED基板12
bとにおいては、SDATA・SCLK・LAT・ST
Bの各端子が相互に接続されている。これにより、LE
Dアレイヘッド10aとLEDアレイヘッド10bとの
間で画像データSDATAの授受が行なわれ、LEDア
レイヘッド10aのLED基板12a上のLED発光素
子16とLEDアレイヘッド10bのLED基板12b
上のLED発光素子16との1ライン化が可能になる。
ここに、データ授受手段の機能が実行される。
【0030】このような構成において、転写紙Pに画像
を形成する過程を説明する。まず、帯電装置7によるロ
ーラ帯電方式の帯電によって感光体6が一様に帯電され
る。続いて、一様帯電された感光体6の露光位置Xにお
いて、光書込装置11のLEDアレイヘッド10a,1
0bのLED発光素子16から画像データSDATAに
応じて選択的に発光制御されるLED光が照射されて静
電潜像が形成される。
【0031】ここで、光書込装置11のLEDアレイヘ
ッド10aとLEDアレイヘッド10bとは、同一構造
・同一形状であって、それぞれ180°回転された状態
で連続して千鳥状に並べられている。さらに、LEDチ
ップ14の各LED発光素子16間のピッチX1と、L
EDアレイヘッド10aに配設されるLED発光素子1
6の中で最も基準穴17に近いLED発光素子16aと
LEDアレイヘッド10bに配設されるLED発光素子
16の中で最も基準穴17に近いLED発光素子16b
との間隔X2とが、略一致するように各基準穴17によ
り位置決めされて配置されている。また、LEDアレイ
ヘッド10a,10bの各取付長穴18が、LED発光
素子16の点灯に伴う自己発熱の伝播による熱膨張によ
るLED基板12a,12bの伸長分を逃す役割を果た
すようになっている。これにより、LEDアレイヘッド
10a,10bの各端部のLED発光素子16a,16
b間の間隔X2が、常にLEDチップ14の各LED発
光素子16間のピッチX1と同一幅に維持される。一
方、データ授受手段によりLEDアレイヘッド10a,
10b間で、画像データSDATAの授受が行なわれる
ことにより、LEDアレイヘッド10aのLED発光素
子16とLEDアレイヘッド10bのLED発光素子1
6とが、1つのLEDアレイヘッド上に設けられている
状態と同一の状態になっている。つまり、転写紙Pの幅
に満たない同一のLEDアレイヘッド10a,10bを
使用する安価な構成で、転写紙Pの幅を備えたLEDア
レイヘッドと同等の幅広の画像形成が可能になる。
【0032】次に、感光体6に形成された静電潜像は、
感光体6と現像装置8との接触部において、トナーTを
吸着して現像されて顕像化される。その後、転写装置9
において、顕像化された感光体6表面のトナー像が電位
差により吸引され、そのトナー像が転写紙Pに転写され
る。転写後、転写紙Pに付着する未定着トナーが、通紙
経路3の下流側に配置される定着装置4において、その
加熱・加圧作用により定着され、転写紙Pに画像が形成
される。
【0033】なお、本実施の形態においては、LEDア
レイヘッド10aのLED基板12aの回路とLEDア
レイヘッド10bのLED基板12bの回路とを接続し
たが、これに限るものではなく、LEDアレイヘッド1
0aのLED基板12aの回路とLEDアレイヘッド1
0bのLED基板12bの回路とをそれぞれ独立させ、
画像データSDATAをLEDアレイヘッド10aに対
する画像データSDATAとLEDアレイヘッド10b
に対する画像データSDATAとに2分割して入力する
ようにしても良い。
【0034】また、本実施の形態においては、固体走査
型光ヘッドとしてLEDアレイヘッド10を適用した
が、これに限るものではなく、蛍光体ドットアレイヘッ
ド等に適用しても良い。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明の光書込装置によれ
ば、複数の固体走査型光ヘッドを千鳥状に並べ、これら
の複数の固体走査型光ヘッド端部の発光素子間で形成さ
れる間隔と素子間ピッチとを略一致するように配置する
ことにより、各固体走査型光ヘッド端部の発光素子間の
間隔の補正処理を不要にするので、製造コストを減らす
ことができる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の光書込装置において、基準穴を形成したことによ
り、複数の固体走査型光ヘッドの位置合わせを容易にす
ることができる。
【0037】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の光書込装置において、例えば2つの固体走査型光ヘ
ッドを千鳥状に並べる場合に、それぞれの固体走査型光
ヘッドの丸穴を基準に位置合わせして配置することによ
り、発光素子の点灯に伴う自己発熱の伝播による熱膨張
が固体走査型光ヘッドに生じたとしても、長穴が膨張分
を逃す役割を果たすので、各固体走査型光ヘッド端部の
発光素子間で形成される間隔を丸穴によって維持するこ
とができ、常時同一幅に維持することができる。
【0038】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3のいずれか一記載の光書込装置において、各固体
走査型光ヘッドをそれぞれ180°回転した状態で連続
して千鳥状に配置することができることにより、単一形
状の固体走査型光ヘッドのみを使用すれば良くなり、製
造コストの低減化を図ることができる。
【0039】請求項5記載の発明によれば、請求項1な
いし4のいずれか一記載の光書込装置において、近接す
る固体走査型光ヘッド間で画像データの授受を行なうこ
とにより、各固体走査型光ヘッドの発光素子を1つの固
体走査型光ヘッド上に設けている状態と同じ状態にする
ことができるので、発光素子の配列方向の補正を不要と
することができる。
【0040】請求項6記載の発明の画像形成装置によれ
ば、帯電装置による感光体の表面の一様帯電後にその感
光体を露光して静電潜像を形成する光書込装置につい
て、複数の固体走査型光ヘッドを千鳥状に並べ、それら
の各固体走査型光ヘッド端部の発光素子間で形成される
間隔と素子間ピッチとを略一致するように配置すること
により、記録媒体の幅に満たない固体走査型光ヘッドを
使用する安価な構成で、記録媒体の幅と同等の幅を有す
る固体走査型光ヘッドと同等の幅広の画像形成を可能に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のプリンタの構造を概略
的に示す模式図である。
【図2】LEDアレイヘッドの一部を示す平面図であ
る。
【図3】LEDアレイヘッドを示す側面図である。
【図4】LEDアレイヘッドのLED基板の各部の電気
的接続を示すブロック図である。
【符号の説明】
4 定着装置 6 感光体 7 帯電装置 8 現像装置 9 転写装置 10 固体走査型ヘッド 11 光書込装置 16 発光素子 17 丸穴 18 長穴 P 記録媒体 X1 素子間ピッチ X2 間隔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに応じて選択的に発光制御さ
    れる多数の発光素子を一定の素子間ピッチでライン状に
    配設した固体走査型光ヘッドを複数備える光書込装置に
    おいて、 複数の前記固体走査型光ヘッドを千鳥状に並べ、近接す
    る各固体走査型光ヘッド端部の発光素子間で形成される
    間隔と前記素子間ピッチとを略一致させるように配置す
    ることを特徴とする光書込装置。
  2. 【請求項2】 前記固体走査型光ヘッドの素子配列方向
    の両端部に位置合わせのための基準穴を形成したことを
    特徴とする請求項1記載の光書込装置。
  3. 【請求項3】 前記固体走査型光ヘッドの素子配列方向
    の一端部の前記基準穴を丸穴に形成し、他端部の前記基
    準穴を素子配列方向に長い長穴に形成したことを特徴と
    する請求項2記載の光書込装置。
  4. 【請求項4】 複数の前記固体走査型光ヘッドは、全て
    略同一に形成されていることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか一記載の光書込装置。
  5. 【請求項5】 近接する前記固体走査型光ヘッド間で前
    記画像データの授受を行なうデータ授受手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載
    の光書込装置。
  6. 【請求項6】 感光体と、 この感光体の表面を一様に帯電する帯電装置と、 一様帯電後の前記感光体を露光して静電潜像を形成する
    請求項1ないし5のいずれか一記載の光書込装置と、 前記感光体に形成された静電潜像を現像する現像装置
    と、 前記感光体から記録媒体に現像像を転写する転写装置
    と、 前記記録媒体に転写された前記現像像を定着する定着装
    置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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