JP2022071777A - 発光装置および露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】重複する箇所で発光素子を点灯させる方向を同じにしない場合に比較して、発光素子の切り換えを行う切換箇所で、副走査方向で画像がずれて印刷されにくい発光装置等を提供する。【解決手段】主走査方向に列状に配されるLED71からなる第1の発光素子列と、主走査方向に列状に配されるLED71からなり、第1の発光素子列と少なくとも一部が副走査方向に重複して配される第2の発光素子列と、LED71の光出力を結像させて感光体を露光し静電潜像を形成させるための光学素子と、を備え、第1の発光素子列および第2の発光素子列は、LED71が主走査方向に列状に配された発光チップCを並べることで構成され、発光チップCは、列状に配される発光素子の中央領域において、発光素子の間のピッチが、ピッチP1からピッチP1とは異なるピッチP2に切り換わる発光装置。【選択図】図8

Description

本発明は、発光装置、露光装置に関する。
電子写真方式を採用した、プリンタや複写機、ファクシミリ等の画像形成装置では、帯電された感光体上に、画像情報を光記録手段によって照射することにより静電潜像を得た後、この静電潜像にトナーを付加して可視化し、記録媒体上に転写して定着することによって画像形成が行なわれる。かかる光記録手段として、レーザを用いて主走査方向にレーザ光を走査させて露光する光走査方式の他、近年では、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)等の発光素子を主走査方向に多数、配列してなる発光素子ヘッドを用いた光記録手段が採用されている。
特許文献1には、主走査方向に列状に配される発光素子からなる第1の発光素子列と主走査方向に列状に配される発光素子からなり第1の発光素子列と少なくとも一部が副走査方向に重複して配される第2の発光素子列とを備える発光部と、発光素子の光出力を結像させて感光体を露光し静電潜像を形成させるためのロッドレンズアレイと、を備え、第1の発光素子列の発光素子の間隔と第2の発光素子列の発光素子の間隔とは、第1の発光素子列と第2の発光素子列とが重複する箇所において異なることを特徴とする発光素子ヘッドが記載されている。
特開2012-166541号公報
しかしながら、1つの基板上の主走査方向に全ての発光素子を配列する発光素子ヘッドを作成するのは困難である。そのため、複数の基板を、副走査方向に一部重複させるとともに千鳥状になるように主走査方向に配列し、重複する箇所でこれらを切り換えて発光させる方法が採られることがある。ただし、この場合、発光素子の切り換えを行う切換箇所で、副走査方向で画像がずれて印刷されることがある。
本発明は、重複する箇所で発光素子を点灯させる方向を同じにしない場合に比較して、発光素子の切り換えを行う切換箇所で、副走査方向で画像がずれて印刷されにくい発光装置等を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、主走査方向に列状に配される発光素子からなる第1の発光素子列と、主走査方向に列状に配される発光素子からなり、前記第1の発光素子列と少なくとも一部が副走査方向に重複して配される第2の発光素子列と、前記第1の発光素子列および前記第2の発光素子列が重複する重複箇所の何れかの箇所に設けられた切換箇所で、これらを切り換えて発光させる発光制御手段と、を備え、前記発光制御手段は、前記重複箇所で、発光素子をその並び順で順次点灯させるとともに、前記第1の発光素子列および前記第2の発光素子列とで点灯させる方向を同じにする発光装置である。
請求項2に記載の発明は、前記第1の発光素子列および前記第2の発光素子列は、発光素子が主走査方向に列状に配された発光素子アレイチップを並べることで構成され、前記発光素子アレイチップは、列状に配される発光素子の中央領域において、発光素子の間のピッチが、第1のピッチから当該第1のピッチとは異なる第2のピッチに切り換わることを特徴とする請求項1に記載の発光装置である。
請求項3に記載の発明は、前記重複箇所の少なくとも一部で、前記第1のピッチで配列する発光素子と前記第2のピッチで配列する発光素子とが、向かい合うことを特徴とする請求項2に記載の発光装置である。
請求項4に記載の発明は、前記重複箇所の何れかの箇所に設けられ、前記第1の発光素子列を構成する発光素子と前記第2の発光素子列を構成する発光素子とが、副走査方向で揃う箇所で、当該第1の発光素子列と当該第2の発光素子列とを切り換えて発光させることを特徴とする請求項3に記載の発光装置である。
請求項5に記載の発明は、前記第1の発光素子列および前記第2の発光素子列は、発光素子が主走査方向に列状に配された発光素子アレイチップを並べることで構成され、点灯させる前記方向は、前記発光素子アレイチップ内で互いに逆方向となる2方向を有することを特徴とする請求項2に記載の発光装置である。
請求項6に記載の発明は、前記発光素子アレイチップは、発光素子の間のピッチが、第1のピッチから当該第1のピッチとは異なる第2のピッチに切り換わるものであって、点灯させる前記方向は、前記第1のピッチと前記第2のピッチとが切り換わる箇所を境界として逆方向にすることを特徴とする請求項5に記載の発光装置である。
請求項7に記載の発明は、発光により形成された静電潜像からトナー像を形成し、前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、記録媒体に転写した前記トナー像を定着し、画像を形成する定着手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の発光装置である。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項6に記載の発光装置と発光素子の光出力を結像させて感光体を露光し静電潜像を形成させるための光学素子とを有する露光装置である。
請求項1の発明によれば、重複する箇所で発光素子を点灯させる方向を同じにしない場合に比較して、発光素子の切り換えを行う切換箇所で、副走査方向で画像がずれて印刷されにくい発光装置を提供できる。
請求項2の発明によれば、切換箇所で、それぞれの基板上の発光素子が主走査方向にずれて配されることが生じにくくなる。
請求項3の発明によれば、切換箇所を定める際の分解能が高くなる。
請求項4の発明によれば、切換箇所で、黒筋や白筋が生じにくくなる。
請求項5の発明によれば、切換箇所で、形成される画像に不連続となる箇所が生じにくくなる。
請求項6の発明によれば、画質の低下がさらに生じにくくなる。
請求項7の発明によれば、記録媒体に形成される画像に、黒筋や白筋が生じにくくなる発光装置を提供できる。
請求項8の発明によれば、感光体に形成される潜像に、画像ずれが生じにくくなる露光装置を提供できる。
本実施の形態の画像形成装置の概要を示す図である。 本実施の形態が適用される発光素子ヘッドの構成を示した図である。 (a)は、発光素子ヘッドにおける回路基板および発光部の斜視図である。(b)は、発光部を、(a)のIIIb方向から見た図であり、発光部の一部を拡大した図である。 (a)~(b)は、本実施の形態が適用される発光チップの構造を説明した図である。 発光チップとして自己走査型発光素子アレイチップを採用した場合の信号発生回路の構成および回路基板の配線構成を示した図である。 発光チップの回路構成を説明するための図である。 (a)~(c)は、切換箇所でLEDのピッチが変化した結果、用紙Pに形成される画像に黒筋や白筋が生じる場合について示した図である。 発光チップを構成するLEDの配列について説明した図である。 (a)は、継ぎ目部での発光チップの配置例について説明した図である。(b)~(c)は、発光チップが主走査方向にオーバーラップする幅について説明した図である。 図9(a)の切換箇所の周辺を拡大した図である。 (a)~(b)は、発光チップが点灯する様子について示した図である。 (a)は、用紙Pに形成される画像が副走査方向にずれて形成される様子を、転送方向が、主走査方向の場合とその逆方向の場合とで比較した図である。(b)~(d)は、切換箇所を変更したときに形成される画像について示した図である。 (a)は、継ぎ目部に位置する発光チップCの転送方向について示した図である。(b)は、(a)で示したような転送方向としたときに、用紙に形成される画像について示した図である。 発光装置の他の例を示した図である。 発光装置のさらに他の例を示した図である。
<画像形成装置の全体構成の説明>
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の画像形成装置1の概要を示す図である。
この画像形成装置1は、一般にタンデム型と呼ばれる画像形成装置である。画像形成装置1は、各色の画像データに対応して画像形成を行う画像形成部10を備える。また、この画像形成装置1は、各画像形成ユニット11で形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)保持させる中間転写ベルト20を具備する。さらに、この画像形成装置1は、中間転写ベルト20に転写されたトナー像を、記録媒体の一例である用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写装置30を備える。さらにまた、この画像形成装置1は、用紙Pに二次転写されたトナー像を定着し、画像を形成する定着手段の一例である定着装置50を有している。さらに、画像形成装置1は、画像形成装置1の各機構部を制御するとともに、画像データに対して予め定められた画像処理を施す画像出力制御部200を備える。
画像形成部10は、例えば、電子写真方式にて各色成分トナー像が形成される複数(本実施の形態では4つ)の画像形成ユニット11(具体的には11Y(イエロー)、11M(マゼンタ)、11C(シアン)、11K(黒))を備える。画像形成ユニット11は、トナー像を形成するトナー像形成手段の一例である。
各画像形成ユニット11(11Y、11M、11C、11K)は、使用されるトナーの色を除き、同じ構成を有している。そこで、イエローの画像形成ユニット11Yを例に説明を行う。イエローの画像形成ユニット11Yは、図示しない感光層を有し、矢印A方向に回転可能に配設される感光体ドラム12を具備している。この感光体ドラム12の周囲には、帯電ロール13、発光素子ヘッド14、現像器15、一次転写ロール16、およびドラムクリーナ17が配設される。これらのうち、帯電ロール13は、回転可能に感光体ドラム12に接触配置され、感光体ドラム12を予め定められた電位に帯電する。発光素子ヘッド14は、帯電ロール13によって予め定められた電位に帯電された感光体ドラム12に、光を照射し、静電潜像を書き込む。現像器15は、対応する色成分トナー(イエローの画像形成ユニット11Yではイエローのトナー)を収容し、このトナーによって感光体ドラム12上の静電潜像を現像する。一次転写ロール16は、感光体ドラム12上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20に一次転写する。ドラムクリーナ17は、一次転写後の感光体ドラム12上の残留物(トナー等)を除去する。
感光体ドラム12は、像を保持する像保持体として機能する。また、帯電ロール13は、感光体ドラム12の表面を帯電させる帯電手段として機能し、発光素子ヘッド14は、感光体ドラム12を露光し、静電潜像を形成させる静電潜像形成手段(発光装置、露光装置)として機能する。さらに、現像器15は、静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段として機能する。
像転写体としての中間転写ベルト20は、複数(本実施の形態では5つ)の支持ロールに回転可能に張架支持される。これらの支持ロールのうち、駆動ロール21は、中間転写ベルト20を張架するとともに中間転写ベルト20を駆動して回転させる。また、張架ロール22および25は、中間転写ベルト20を張架するとともに駆動ロール21によって駆動される中間転写ベルト20に従って回転する。補正ロール23は、中間転写ベルト20を張架するとともに中間転写ベルト20の搬送方向に略直交する方向の蛇行を規制するステアリングロール(軸方向一端部を支点として傾動自在に配設される)として機能する。さらに、バックアップロール24は、中間転写ベルト20を張架するとともに後述する二次転写装置30の構成部材として機能する。
また、中間転写ベルト20を挟んで駆動ロール21と対向する部位には、二次転写後の中間転写ベルト20上の残留物(トナー等)を除去するベルトクリーナ26が配設されている。
詳しくは後述するが、本実施の形態において、画像形成ユニット11は、画像の濃度を補正するための予め定められた濃度による濃度補正用画像(基準パッチ、濃度補正用トナー像)を形成する。この濃度補正用画像は、装置の状態を調整する画像の一例である。
二次転写装置30は、中間転写ベルト20のトナー像保持面側に圧接配置される二次転写ロール31と、中間転写ベルト20の裏面側に配置されて二次転写ロール31の対向電極をなすバックアップロール24とを備えている。このバックアップロール24には、トナーの帯電極性と同極性の二次転写バイアスを印加する給電ロール32が接触して配置されている。一方、二次転写ロール31は接地されている。
本実施の形態の画像形成装置1では、中間転写ベルト20、一次転写ロール16、および二次転写ロール31により、トナー像を用紙Pに転写する転写手段が構成される。
また、用紙搬送系は、用紙トレイ40、搬送ロール41、レジストレーションロール42、搬送ベルト43、および排出ロール44を備える。用紙搬送系では、用紙トレイ40に積載された用紙Pを搬送ロール41にて搬送した後、レジストレーションロール42で一旦停止させ、その後予め定められたタイミングで二次転写装置30の二次転写位置へと送り込む。また、二次転写後の用紙Pを、搬送ベルト43を介して定着装置50へと搬送し、定着装置50から排出された用紙Pを排出ロール44によって機外へと送り出す。
次に、この画像形成装置1の基本的な作像プロセスについて説明する。今、図示外のスタートスイッチがオン操作されると、予め定められた作像プロセスが実行される。具体的に述べると、例えばこの画像形成装置1をプリンタとして構成する場合には、PC(パーソナルコンピュータ)等、外部から入力される画像データを画像出力制御部200が、まず受信する。受信された画像データは、画像出力制御部200によって画像処理が施され、画像形成ユニット11に供給される。そして、画像形成ユニット11は、各色のトナー像形成を行う。すなわち、各色のデジタル画像信号に応じて各画像形成ユニット11(具体的には11Y、11M、11C、11K)をそれぞれ駆動する。次に、各画像形成ユニット11では、帯電ロール13により帯電された感光体ドラム12に、発光素子ヘッド(LPH)14によりデジタル画像信号に応じた光を照射することで、静電潜像を形成する。そして、感光体ドラム12に形成された静電潜像を現像器15により現像し、各色のトナー像を形成させる。なお、この画像形成装置1を複写機として構成する場合には、図示しない原稿台にセットされる原稿をスキャナで読み取り、得られた読み取り信号を処理回路によりデジタル画像信号に変換した後、上記と同様にして各色のトナー像の形成を行うようにすればよい。
その後、各感光体ドラム12上に形成されたトナー像は、感光体ドラム12と中間転写ベルト20とが接する一次転写位置で、一次転写ロール16によって中間転写ベルト20の表面に順次一次転写される。一方、一次転写後に感光体ドラム12上に残存するトナーは、ドラムクリーナ17によってクリーニングされる。
このようにして、中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像は中間転写ベルト20上で重ね合わされ、中間転写ベルト20の回転に伴って二次転写位置へと搬送される。一方、用紙Pは予め定められたタイミングで二次転写位置へと搬送され、バックアップロール24に対して二次転写ロール31が用紙Pを挟持する。
そして、二次転写位置において、二次転写ロール31とバックアップロール24との間に形成される転写電界の作用で、中間転写ベルト20上のトナー像が用紙Pに二次転写される。トナー像が転写された用紙Pは、搬送ベルト43により定着装置50へと搬送される。定着装置50では、用紙P上のトナー像が加熱・加圧定着され、その後、機外に設けられた排紙トレイ(図示せず)に送り出される。一方、二次転写後に中間転写ベルト20に残存するトナーは、ベルトクリーナ26によってクリーニングされる。
<発光素子ヘッド14の説明>
図2は、本実施の形態が適用される発光素子ヘッド14の構成を示した図である。
この発光素子ヘッド14は、発光装置の一例であり、ハウジング61と、発光素子として複数のLEDを備えた発光部63と、発光部63や信号発生回路100(後述の図3参照)等を搭載する回路基板62と、LEDから出射された光出力を結像させて感光体を露光し静電潜像を形成させるための光学素子の一例としてのロッドレンズ(径方向屈折率分布型レンズ)アレイ64とを備えている。
ハウジング61は、例えば金属で形成され、回路基板62およびロッドレンズアレイ64を支持し、発光部63の発光点とロッドレンズアレイ64の焦点面とが一致するように設定されている。また、ロッドレンズアレイ64は、感光体ドラム12の軸方向(主走査方向)に沿って配置されている。
<発光部63の説明>
図3(a)は、発光素子ヘッド14における回路基板62および発光部63の斜視図である。
図3(a)に示すように、発光部63は、LPHバー631a~631cと、焦点調整ピン632a~632bと、LEDを駆動する信号を入出力するための駆動部の一例である信号発生回路100とを備える。
LPHバー631a~631cは、回路基板62上に、主走査方向に千鳥状になるように配置される。そして、LPHバー631a~631cのうち主走査方向に隣り合う2つが、副走査方向でその一部が重なるように配置され、継ぎ目部633a~633bを形成する。この場合、継ぎ目部633aは、LPHバー631aとLPHバー631bとが、副走査方向に重なるように配置されることで形成され、継ぎ目部633bは、LPHバー631bとLPHバー631cとが、副走査方向に重なるように配置されることで形成される。
なお、LPHバー631a~631cをそれぞれ区別しない場合は、以後、単に、LPHバー631と言うことがある。また、焦点調整ピン632a~632bをそれぞれ区別しない場合は、以後、単に、焦点調整ピン632と言うことがある。さらに、継ぎ目部633a~633bをそれぞれ区別しない場合は、以後、単に、継ぎ目部633と言うことがある。
図3(b)は、発光部63を、図3(a)のIIIb方向から見た図であり、発光部63の一部を拡大した図である。図3(b)では、LPHバー631aとLPHバー631bとの継ぎ目部633aについて図示している。
図3(b)に示すように、LPHバー631aおよびLPHバー631bには、発光素子アレイチップの一例としての発光チップCが、配される。発光チップCは、主走査方向に沿い、二列に向かい合わせて千鳥状に配置する。発光チップCは、LPHバー631aやLPHバー631bのそれぞれに、例えば、60個配される。なお以後、これら60個の発光チップCを、発光チップC1~C60と言うことがある。また、図示するように、発光チップCには、LED71が配される。つまり、この場合、LED71は、予め定められた個数毎に発光チップCに搭載されるとともに、主走査方向に沿って配列する。また、LED71は、発光チップC毎に主走査方向または主走査方向とは逆方向に向けて順次点灯する。
なお、ここでは図示していないが、LPHバー631cも、LPHバー631aおよびLPHバー631bと同様の構成を有する。そして、継ぎ目部633bも、継ぎ目部633aと同様の構成を有する。
以上説明した構成によれば、LPHバー631aやLPHバー631cに配される複数のLED71は、主走査方向に列状に配されるLED71からなる第1の発光素子列であると捉えることができる。また、LPHバー631bに配される複数のLED71は、第1の発光素子列と少なくとも一部が副走査方向に重複して配され、主走査方向に列状に配されるLED71からなる第2の発光素子列であると捉えることができる。
また、継ぎ目部633a~633bは、第1の発光素子列および第2の発光素子列が重複する重複箇所の一例であると捉えることができる。
さらに、第1の発光素子列および第2の発光素子列のそれぞれは、LED71を主走査方向に並べて配した発光チップCを並べることで構成される、と言うこともできる。
また、継ぎ目部633a~633bでは、この箇所の何れかの箇所に設けられた切換箇所Kpで、第1の発光素子列と第2の発光素子列とを切り換えて発光させる。つまり、この切換箇所Kpで、点灯させるLPHバー631を、切り換える。この場合、LED71を点灯させるLPHバー631は、LPHバー631a→LPHバー631b→LPHバー631cの順になる。
図3(b)では、白丸で図示されたLED71が点灯し、黒丸で図示されたLED71は、点灯しない。即ち、図3(b)では、切換箇所Kpで、LPHバー631aのLED71からLPHバー631bのLED71に点灯が切り換えられることを示している。そして、切換箇所Kpの図中左側では、LPHバー631aのLED71が点灯し、切換箇所Kpの図中右側では、LPHバー631bのLED71が点灯する。
切換箇所Kpは、継ぎ目部633aや継ぎ目部633bの中で自由に設定することができ、切換の制御は、信号発生回路100が行う。よって、信号発生回路100は、切換箇所Kpで、第1の発光素子列と第2の発光素子列とを切り換えて発光させる発光制御手段として機能する。
焦点調整ピン632a~632bにより、回路基板62は、図3(a)で両矢印方向で示す上下方向に移動させることができる。つまり、回路基板62を昇降させることができる。そして、回路基板62を昇降させることで、発光部63と感光体との距離を変更することができる。これにより、LPHバー631a~631cと、感光体との距離が変更され、LED71から出射され、感光体に結像する光出力の焦点を調整することができる。なお、焦点調整ピン632a~632bにより、回路基板62を、焦点調整ピン632a側および焦点調整ピン632b側の双方を上方向に移動させることができる。また、焦点調整ピン632a側および焦点調整ピン632b側の双方を下方向に移動させることもできる。さらに、焦点調整ピン632a側および焦点調整ピン632b側の何れか一方を上方向に移動させ、他方を下方向に移動させることもできる。焦点調整ピン632a~632bは、信号発生回路100の制御により、動作するようにしてもよく、手動により動作するようにしてもよい。
<発光素子アレイチップの説明>
図4(a)~(b)は、本実施の形態が適用される発光チップCの構造を説明した図である。
図4(a)は、発光チップCをLEDの光が出射する方向から見た図である。また、図4(b)は、図4(a)のIVb-IVb断面図である。
発光チップCには、発光素子アレイの一例として主走査方向に列状に配される複数のLED71が、発光素子列をなしている。詳しくは後述するが、本実施の形態の発光チップCは、列状のLED71の中央領域において、LED71のピッチが切り換わる構成となる。また、発光チップCは、基板70の両側に発光素子アレイを駆動する信号を入出力するための電極部の一例としてのボンディングパッド72が発光素子アレイを挟むようにして配されている。そして、それぞれのLED71には光が出射する側にマイクロレンズ73が形成されている。このマイクロレンズ73により、LED71から出射した光は集光され、感光体ドラム12(図2参照)に対して、効率よく光を入射させることができる。
このマイクロレンズ73は、光硬化性樹脂等の透明樹脂からなり、より効率よく光を集光するためその表面は非球面形状をとることが好ましい。また、マイクロレンズ73の大きさ、厚さ、焦点距離等は、使用されるLED71の波長、使用される光硬化性樹脂の屈折率等により決定される。
<自己走査型発光素子アレイチップの説明>
なお、本実施の形態では、発光チップCとして例示した発光素子アレイチップとして自己走査型発光素子アレイ(SLED:Self-Scanning Light Emitting Device)チップを使用するのが好ましい。自己走査型発光素子アレイチップは、発光素子アレイチップの構成要素としてpnpn構造を持つ発光サイリスタを用い、発光素子の自己走査が実現できるように構成したものである。
図5は、発光チップCとして自己走査型発光素子アレイチップを採用した場合の信号発生回路100の構成および回路基板62の配線構成を示した図である。
信号発生回路100には、画像出力制御部200(図1参照)より、ライン同期信号Lsync、画像データVdata、クロック信号clk、およびリセット信号RST等の各種制御信号が入力されるようになっている。そして、信号発生回路100は、外部から入力されてくる各種制御信号に基づいて、例えば画像データVdataの並べ替えや出力値の補正等を行い、各発光チップC(C1~C60)のそれぞれに対して発光信号φI(φI1~φI60)を出力する。なお、本実施の形態では、各発光チップC(C1~C60)のそれぞれに、1個ずつ発光信号φI(φI1~φI60)が供給されるようになっている。
また、信号発生回路100は、外部から入力されてくる各種制御信号に基づき、各発光チップC1~C60に対してスタート転送信号φS、第1転送信号φ1および第2転送信号φ2を出力する。
回路基板62には、各発光チップC1~C60のVcc端子に接続される電力供給用のVcc=-5.0Vの電源ライン101およびGND端子に接続される接地用の電源ライン102が設けられている。また、回路基板62には、信号発生回路100のスタート転送信号φS、第1転送信号φ1、第2転送信号φ2を送信するスタート転送信号ライン103、第1転送信号ライン104、第2転送信号ライン105も設けられている。さらに、回路基板62には、信号発生回路100から各発光チップC(C1~C60)に対して発光信号φI(φI1~φI60)を出力する60本の発光信号ライン106(106_1~106_60)も設けられている。なお、回路基板62には、60本の発光信号ライン106(106_1~106_60)に過剰な電流が流れるのを防止するための60個の発光電流制限抵抗RIDが設けられている。また、発光信号φI1~φI60は、それぞれ、後述するようにハイレベル(H)およびローレベル(L)の2状態を取りうる。そして、ローレベルは-5.0Vの電位、ハイレベルは±0.0Vの電位となっている。
図6は、発光チップC(C1~C60)の回路構成を説明するための図である。
発光チップCは、60個の転送サイリスタS1~S60、60個の発光サイリスタL1~L60を備えている。なお、発光サイリスタL1~L60は、転送サイリスタS1~S60と同様のpnpn接続を有しており、その中のpn接続を利用することで発光ダイオード(LED)としても機能するようになっている。また、発光チップCは、59個のダイオードD1~D59および60個の抵抗R1~R60を備えている。さらに、発光チップCは、第1転送信号φ1、第2転送信号φ2、そして、スタート転送信号φSが供給される信号線に、過剰な電流が流れるのを防止するための転送電流制限抵抗R1A、R2A、R3Aを有している。なお、発光素子アレイ81を構成する発光サイリスタL1~L60は、図中左側からL1、L2、…、L59、L60の順で配列され、発光素子列を形成している。また、転送サイリスタS1~S60も、図中左側からS1、S2、…、S59、S60の順で配列され、スイッチ素子列すなわちスイッチ素子アレイ82を形成している。さらに、ダイオードD1~D59も、図中左からD1、D2、…、D58、D59の順で配列されている。さらにまた、抵抗R1~R60も、図中左からR1、R2、…R59、R60の順で配列されている。
次に、発光チップCにおける各素子の電気的な接続について説明する。
各転送サイリスタS1~S60のアノード端子は、GND端子に接続されている。このGND端子には、電源ライン102(図5参照)が接続され、接地される。
また、奇数番目の転送サイリスタS1、S3、…、S59のカソード端子は、転送電流制限抵抗R1Aを介してφ1端子に接続されている。このφ1端子には、第1転送信号ライン104(図5参照)が接続され、第1転送信号φ1が供給される。
一方、偶数番目の転送サイリスタS2、S4、…、S60のカソード端子は、転送電流制限抵抗R2Aを介してφ2端子に接続されている。このφ2端子には、第2転送信号ライン105(図5参照)が接続され、第2転送信号φ2が供給される。
また、各転送サイリスタS1~S60のゲート端子G1~G60は、各転送サイリスタS1~S60に対応して設けられた抵抗R1~R60をそれぞれ介してVcc端子に接続されている。このVcc端子には、電源ライン101(図5参照)が接続され、電源電圧Vcc(-5.0V)が供給される。
さらに、各転送サイリスタS1~S60のゲート端子G1~G60は、対応する同番号の発光サイリスタL1~L60のゲート端子に、1対1でそれぞれ接続されている。
また、各転送サイリスタS1~S59のゲート端子G1~G59には、ダイオードD1~D59のアノード端子が接続されており、これらダイオードD1~D59のカソード端子は、それぞれに隣接する次段の転送サイリスタS2~S60のゲート端子G2~G60に接続されている。すなわち、各ダイオードD1~D59は、転送サイリスタS1~S60のゲート端子G1~G60を挟んで直列接続されている。
そして、ダイオードD1のアノード端子すなわち転送サイリスタS1のゲート端子G1は、転送電流制限抵抗R3Aを介してφS端子に接続されている。このφS端子には、スタート転送信号ライン103(図5参照)を介してスタート転送信号φSが供給される。
次に、各発光サイリスタL1~L60のアノード端子は、各転送サイリスタS1~S60のアノード端子と同様に、GND端子に接続されている。
また、各発光サイリスタL1~L60のカソード端子は、φI端子に接続されている。このφI端子には、発光信号ライン106(発光チップC1の場合は発光信号ライン106_1:図5参照)が接続され、発光信号φI(発光チップC1の場合は発光信号φI1)が供給される。なお、他の発光チップC2~C60には、それぞれ、対応する発光信号φI2~φI60が供給される。
<切換箇所Kpで生じる黒筋および白筋の説明>
本実施の形態では、上述したように、LPHバー631a→LPHバー631b→LPHバー631cの順で、LED71を点灯させるLPHバー631を切り換える。しかしながら、このとき切換箇所Kpで、LED71のピッチが変化することで、用紙Pに形成される画像に黒筋や白筋が生じることがある。
図7(a)~(c)は、切換箇所KpでLED71のピッチが変化した結果、用紙Pに形成される画像に黒筋や白筋が生じる場合について示した図である。
このうち、図7(a)は、切換箇所Kpで、LPHバー631aのLED71とLPHバー631bのLED71とが副走査方向に一直線に並び、その結果、それぞれのLED71のピッチが、切換箇所Kpで、理想ピッチであるαμmになっている場合を示している。つまり、LPHバー631aのそれぞれのLED71およびLPHバー631bのそれぞれのLED71のピッチは、αμmである。そして、切換箇所Kpでの、LPHバー631aのLED71とLPHバー631bのLED71とのピッチについても、理想ピッチであるαμmになっている。即ち、図7(a)は、切換箇所Kpでも理想ピッチであるαμmが維持される場合を示している。この場合、切換箇所Kpで、LPHバー631aのLED71からLPHバー631bのLED71に切り換えを行っても、用紙Pに形成される画像に黒筋や白筋が生じない。
一方、図7(b)~(c)は、切換箇所Kpで、LPHバー631aのLED71とLPHバー631bのLED71とが副走査方向に一直線に並ばず、主走査方向にずれが生じている場合を示している。
このうち、図7(b)は、LPHバー631aのLED71とLPHバー631bのLED71とのピッチが、切換箇所Kpで、理想ピッチであるαμmより小さいα-βμmになっている場合を示している。この場合、切換箇所Kpで、LPHバー631aのLED71からLPHバー631bのLED71に切り換えを行うと、形成される画像の濃度が、切換箇所Kpで密になる。その結果、用紙Pに形成される画像に副走査方向に延びる黒筋が生じることになる。
対して、図7(c)は、LPHバー631aのLED71とLPHバー631bのLED71とのピッチが、切換箇所Kpで、理想ピッチであるαμmより大きいα+γμmになっている場合を示している。この場合、切換箇所Kpで、LPHバー631aのLED71からLPHバー631bのLED71に切り換えを行うと、形成される画像の濃度が、切換箇所Kpで粗になる。その結果、用紙Pに形成される画像に副走査方向に延びる白筋が生じることになる。
図7(b)~(c)の現象は、LPHバー631aおよびLPHバー631bの主走査方向の相対的な位置ずれにより生ずる。つまり、図7(b)の場合は、LPHバー631aおよびLPHバー631bが、主走査方向で相対的に-βμmずれているときである。また、図7(c)の場合は、LPHバー631aおよびLPHバー631bが、主走査方向で相対的に+γμmずれているときである。しかしながら、LPHバー631の主走査方向の位置合わせを、マイクロメートルオーダで行うことは困難である。
<黒筋や白筋を抑制する方法の説明>
そこで、本実施の形態では、以下に説明するような発光チップCを使用することで、上記問題の抑制を図っている。
図8は、発光チップCを構成するLED71の配列について説明した図である。
図示する発光チップCは、列状に配列するLED71の中央領域において、LED71の間のピッチが、ピッチP1からピッチP1とは異なるピッチP2に切り換わる。なおここでは、P1>P2としている。即ち、主走査方向に向かうに従い、列状のLED71の中央領域で、ピッチが、広いピッチP1から狭いピッチP2に切り換わる。ここで、「中央領域」とは、LED71が配列する主走査方向の長さをLとし、3分割したときに、中央のL/3に入る領域を言う。なお、中央領域としては、LED71が配列する主走査方向の長さをLとし、5分割したときに、中央のL/5に入る領域であることがさらに好ましい。
ここで、ピッチP1は、第1のピッチの一例であり、ピッチP2は、第2のピッチの一例である。またここでは、P1>P2としたが、P1<P2とすることもできる。
図9(a)は、継ぎ目部633での発光チップCの配置例について説明した図である。
本実施の形態では、継ぎ目部633で、図8に示した発光チップCを、逆向きに向かい合わせる。そして、これにより、継ぎ目部633の少なくとも一部で、ピッチP1で配列するLED71とピッチP2で配列するLED71とを、向かい合わせる。
図9(a)では、継ぎ目部633で、図8に示した発光チップCを、逆向きに1個づつ向かい合わせた場合を示している。この場合、発光チップC60と発光チップC1とが、向かい合っている。
そして、発光チップCが、逆向きに向かい合わさる主走査方向の幅は、発光チップCを構成するLED71が配列する幅の半分以上であることが好ましい。つまり、図9(a)で上下に並ぶ発光チップCが主走査方向にオーバーラップする幅は、LED71が配列する幅の半分以上であることが好ましい。これにより、ピッチP1で配列するLED71とピッチP2で配列するLED71の数を多くすることができ、詳しくは後述するが、切換箇所Kpを定めるときの分解能を高くすることができる。
図9(b)~(c)は、発光チップCが主走査方向にオーバーラップする幅について説明した図である。
まず、図9(a)は、発光チップCが主走査方向にオーバーラップする幅が、LED71が配列する幅Lである場合を示している。また、図9(b)は、発光チップCが主走査方向にオーバーラップする幅が、LED71が配列する幅Lの半分のL/2であることを示している。さらに、図9(c)は、発光チップCが主走査方向にオーバーラップする幅が、LED71が配列する幅Lの1/3のL/3である場合を示している。よって、図9(a)および図9(b)の場合が上記条件に適合し、図9(c)の場合は適合しない。なお、オーバーラップする幅は、LED71が配列する幅Lの75%以上であることが好ましく、90%以上であることがさらに好ましい。
そして、継ぎ目部633の何れかの箇所に設けられ、第1の発光素子列を構成するLED71と第2の発光素子列を構成するLED71とが、副走査方向で揃う箇所で、第1の発光素子列と第2の発光素子列とを切り換えて発光させる。
図10は、図9(a)の切換箇所Kpの周辺を拡大した図である。
この場合、図中上部に位置する発光チップC60と図中下部に位置する発光チップC1は、それぞれ0~1023の番号が付された1024個のLED71を有する。この場合、発光チップC60のLED71は、第1の発光素子列である。また、発光チップC1のLED71は、第2の発光素子列である。そして、それぞれの766の番号が付されたLED71が、副走査方向に揃った場合を示している。そして、発光チップC60のLED71のピッチP1と、第2の発光素子列である発光チップC1のLED71のピッチP2とは、異なるため766の番号が付されたLED71の前後の番号のLED71では、副走査方向にずれることを示している。なお、ここでは、同じ番号を付されたLED71が副走査方向に揃った場合を示したが、異なる番号を付されたLED71が副走査方向に揃った場合であってもよい。
以上述べた方法によれば、切換箇所Kpは、発光チップC60のLED71と発光チップC1のLED71とが、副走査方向で、たまたま揃う箇所とする。また、本実施の形態の発光チップCでは、LED71が配列する主走査方向の幅は、例えば、10.8mmである。そして、解像度を2400dpi(dots per inch)としたとき、この幅に1024個のLED71が配列する。このとき、例えば、ピッチP1は、25400μm/2400≒10.6μmである。そして、例えば、ピッチP1とピッチP2との差は、例えば、0.01μmとすることができる。この場合、例えば、0.1μm~0.2μmの分解能で切換箇所Kpを定めることができる。これは、互いに向かい合う、ピッチP1で配列するLED71とピッチP2で配列するLED71との数が多いため実現できる。よって、LPHバー631の主走査方向の位置合わせを厳密に合わせなくても、図7で説明した黒筋や白筋が生じにくくすることができる。
対して、端部だけでLED71のピッチを変更する発光チップCの場合、端部に位置するLED71の数は少なく、ピッチP1で配列するLED71とピッチP2で配列するLED71の数は、少数となる。この場合、ピッチP1とピッチP2との差を大きくせざるを得ない。そのため位置合わせをする際の分解能が低く、副走査方向でLED71が揃う場合が生じにくい。その結果、黒筋や白筋が生じやすくなる。
また、例えば、0.01μm程度のピッチの差では、用紙Pに形成される画像の画質低下は、ほぼないと考えてよい。対して、端部だけでLED71のピッチを変更する発光チップCの場合、ピッチの差が大きくなり、画質低下を招きやすい。
以上説明した形態によれば、切換箇所Kpで用紙Pに形成される画像に黒筋や白筋が生じにくくなる発光素子ヘッド14や画像形成装置1を提供することができる。
なお、上述した例では、LPHバー631間の継ぎ目部633における濃度差の補正について説明したが、発光チップCの位置ずれにより、発光チップC間で生じる黒筋や白筋の抑制についても適用できる。
<LED71の点灯方向についての説明>
図11(a)~(b)は、発光チップCが点灯する様子について示した図である。
図11(a)に図示するように、発光チップCのLED71は、転送方向に対し、順に点灯する。即ち、発光チップCのLED71は、時分割駆動方式で転送開始方向から転送終了方向に向けて順番に点灯する。ここでは、発光チップCに配されるLED71として、0~xの番号が付されたLED71が順に点灯していくことを示している。この場合、時間軸で表すと、発光チップCのLED71は、同時には発光していない。
そして、感光体ドラム12は、回転するため、図11(b)に図示するように、時間の経過に従い、副走査方向にずれて、点灯していき、感光体上に静電潜像が形成される。またその結果、用紙Pに形成される画像も、副走査方向にずれて形成される。
また、転送方向は、隣り合う発光チップCごとに、逆方向になる。図11(c)には、この転送方向を、発光チップC内に記載した矢印にて図示している。
このとき、従来は、継ぎ目部633に配される発光チップCは、それぞれ転送方向が逆方向になる。
図12(a)は、用紙Pに形成される画像が副走査方向にずれて形成される様子を、転送方向が、主走査方向の場合とその逆方向の場合とで比較した図である。ここで、横軸は、主走査方向の位置をLEDに付された番号で表し、図中右方向が主走査方向である。また、縦軸は、副走査方向にずれるずれ量を表し、図中下方向が副走査方向である。
このうち、S1で示した直線は、転送方向が主走査方向の場合である。ここでは、主走査方向に行くに従い、副走査方向に画像がずれていくことを示している。
対して、S2で示した直線は、転送方向が主走査方向と逆方向の場合である。ここでは、主走査方向と逆方向に行くに従い、副走査方向に画像がずれていくことを示している。
図12(b)~(d)は、切換箇所Kpを変更したときに形成される画像について示した図である。
切換箇所Kpで点灯させるLED71を切り換えたとき、用紙Pに形成される画像は、直線S1から直線S2に移行することになる。
図12(b)は、切換箇所Kpを、主走査方向に並ぶLED71の列の中央とした場合に、用紙Pに形成される画像を示している。この場合、直線S1と直線S2との交点に切換箇所Kpが位置するため、形成される画像は、切換箇所Kpで接続し、太線で示したように連続となる。
対して、図12(c)は、切換箇所Kpを、主走査方向に並ぶLED71の列の中央より手前とした場合に、用紙Pに形成される画像を示している。この場合、直線S1と直線S2とが交差する前に、切換箇所Kpが位置するため、形成される画像は、切換箇所Kpで接続せず、太線で示したように非連続となる。
また、図12(d)は、切換箇所Kpを、主走査方向に並ぶLED71の列の中央より後とした場合に、用紙Pに形成される画像を示している。この場合、直線S1と直線S2とが交差した後に、切換箇所Kpが位置するため、形成される画像は、切換箇所Kpで接続せず、太線で示したように非連続となる。
つまり、切換箇所Kpが、LED71の列の中央以外に位置する場合、用紙Pに形成される画像は、非連続となり、画質の低下を招く。
そこで、本実施の形態では、継ぎ目部633で、LED71をその並び順で順次点灯させるとともに、第1の発光素子列および第2の発光素子列とで点灯させる方向を同じにすることで、この問題を抑制する。
図13(a)は、継ぎ目部633に位置する発光チップCの転送方向について示した図である。
この場合、継ぎ目部633には、第1の発光素子列の一部である発光チップC60のLED71と、第2の発光素子列の一部である発光チップC1のLED71とが副走査方向に並んで配される。そしてLED71は、それぞれ0~1023の番号が付された1024個が配列することを示している。そして、0~511の番号が付されたLED71は、ピッチがP1であり、512~1023の番号が付されたLED71は、ピッチがP2であることを示している。
ここでは、LED71を点灯させる方向は、発光チップC内で互いに逆方向となる2方向を有する。この場合、発光チップCの端部から中央領域に向かう2方向となっている。なお、これに限られるものではなく、点灯させる方向を、中央領域から端部に向かうようにしてもよい。
また、LED71を点灯させる方向は、ピッチP1とピッチP2とが切り換わる箇所を境界として逆方向にする。
図13(b)は、図13(a)で示したような転送方向としたときに、用紙Pに形成される画像について示した図である。
図示するように、発光チップC60と発光チップC1とで、副走査方向へのずれ量は、ほぼ同じとなる。つまり、発光チップC60と発光チップC1とで、転送方向が揃っているため、副走査方向へのずれ量もほぼ同じとなる。その結果、切換箇所Kpを何れの位置にしても、画像が副走査方向にずれなくなり、画質の低下が生じない。
なお、副走査方向へのずれを抑制する観点からは、図8で示したような、列状に配されるLED71の中央領域において、LED71の間のピッチが、ピッチP1からピッチP2に切り換わる発光チップCを用いる必要は、必ずしもない。つまり、LED71の間のピッチが、全て同じ発光チップCであってもよい。この場合、例えば、LED71の間のピッチを全てピッチP1とすることができる。
また、上述した例では、発光装置として画像形成装置1に備えられた発光素子ヘッド14について説明したが、これに限られるものではない。
図14は、発光装置の他の例を示した図である。
図示する発光装置は、平面状の露光面に対し、露光を行う露光ヘッド310について示した図である。この露光ヘッド310は、露光装置300に備えられる。
露光装置300は、例えば、プリント配線基板(PWB:Printed Wiring Board)の製造工程におけるドライ・フィルム・レジスト(DFR:Dry Film Resist)の露光、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)の製造工程におけるカラーフィルタの形成、TFT(Thin Film Transistor)の製造工程におけるDFRの露光、プラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)の製造工程におけるDFRの露光に用いられる。
露光装置300は、露光ヘッド310の他に、基板350を載せる露光テーブル320と、露光ヘッド310を移動させる移動機構330とを備える。
露光ヘッド310は、上述した発光素子ヘッド14と同様の構成を有する。即ち、複数のLED71を備えた発光部63と、発光部63や信号発生回路100等を搭載する回路基板62と、LEDから出射された光出力を結像させるロッドレンズアレイ64とを備える。また、発光部63は、LPHバー631と、焦点調整ピン632と、信号発生回路100とを備える。
露光テーブル320は、露光を行う対象である基板350を載せる載置台である。基板350は、上述したDFRを載せ、露光を行う。
移動機構330は、露光ヘッド310を、図示するように、副走査方向に沿った両矢印方向R1で往復移動させる。これにより、主走査方向は、露光ヘッド310により走査し、副走査方向は、露光ヘッド310を移動させることで、DFR等を露光する。
なお、ここでは、露光ヘッド310を移動させたが、露光テーブル320を副走査方向に移動させることで露光を行ってもよい。
図15は、発光装置のさらに他の例を示した図である。
図示する発光装置は、曲面状の露光面に対し、露光を行う露光ヘッド410について示した図である。この露光ヘッド410は、画像記録装置400に備えられる。
画像記録装置400は、例えば、記録材に直接画像記録を行うCTP(Computer to Plate)出力装置である。
画像記録装置400は、露光ヘッド410の他に、記録材450を保持する回転ドラム420と、露光ヘッド410を移動させる移動機構430と、回転ドラム420を回転させる回転機構440とを備える。
露光ヘッド410は、上述した発光素子ヘッド14と同様の構成を有する。
回転ドラム420は、これを回転させることで、記録材450をともに回転させる。
移動機構430は、露光ヘッド410を主走査方向に沿った両矢印方向R2で往復移動させ、これにより主走査方向で走査を行う。移動機構430は、例えば、リニアモータである。
また、回転機構440は、回転ドラム420を回転させ、これにより副走査方向に記録材450を移動させ、記録材450を露光する。
なお、ここでは、露光ヘッド410は、1つであるが、複数備えられ、主走査方向の操作を分担するようにしてもよい。
また、本実施の形態について、プリント基板等への直接描画等の種々の応用例が考えられる。
例えば、本実施の形態の発光素子ヘッド14を、シート状の記録材ないし感光材料(例えばプリント基板)を表面に吸着して保持する平板状のステージを備えるフラットベッドタイプの露光装置として用いても良く、記録材ないし感光材料(例えばフレキシブルプリント基板)が巻きつけられるドラムを有するいわゆるアウタードラムタイプの露光装置であってもよい。上述の発光素子ヘッド14を、感光材料を保持する回転ドラムの軸方向(副走査方向)に位置決めし、回転ドラムが駆動機構により軸周りに回転することによって周方向(主走査方向)に回転可能な装置に応用することができる。このように、発光素子ヘッド14を、版材に直接露光するCTP(Computer To Plate)の露光装置として用いてもよい。
上述の発光素子ヘッド14は、例えば、プリント配線基板(PWB(Printed Wiring Board))の製造工程におけるドライ・フィルム・レジスト(DFR)の露光、液晶表示装置(LCD)の製造工程におけるカラーフィルタの形成、TFTの製造工程におけるDFRの露光、プラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)の製造工程におけるDFRの露光等の用途に好適に用いることができる。
また、上述の発光素子ヘッド14には、露光により直接情報が記録されるフォトンモード感光材料、露光により発生した熱で情報が記録されるヒートモード感光材料の何れも使用することができる。フォトンモード感光材料を使用する場合、レーザ装置にはGaN系半導体レーザ、波長変換固体レーザ等が使用され、ヒートモード感光材料を使用する場合、レーザ装置にはAlGaAs系半導体レーザ(赤外レーザ)、固体レーザが使用される。
また、画像形成装置1全体を発光装置として捉えることもできる。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、種々の変更または改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1…画像形成装置、11…画像形成ユニット、12…感光体ドラム、14…発光素子ヘッド、16…一次転写ロール、20…中間転写ベルト、31…二次転写ロール、50…定着装置、63…発光部、64…ロッドレンズアレイ、71…LED、100…信号発生回路、631a~631c…LPHバー、632a~632b…焦点調整ピン、633a~633b…継ぎ目部、C1~C60…発光チップ、Kp…切換箇所、P1、P2…ピッチ

Claims (8)

  1. 主走査方向に列状に配される発光素子からなる第1の発光素子列と、
    主走査方向に列状に配される発光素子からなり、前記第1の発光素子列と少なくとも一部が副走査方向に重複して配される第2の発光素子列と、
    前記第1の発光素子列および前記第2の発光素子列が重複する重複箇所の何れかの箇所に設けられた切換箇所で、これらを切り換えて発光させる発光制御手段と、
    を備え、
    前記発光制御手段は、前記重複箇所で、発光素子をその並び順で順次点灯させるとともに、前記第1の発光素子列および前記第2の発光素子列とで点灯させる方向を同じにする発光装置。
  2. 前記第1の発光素子列および前記第2の発光素子列は、発光素子が主走査方向に列状に配された発光素子アレイチップを並べることで構成され、
    前記発光素子アレイチップは、列状に配される発光素子の中央領域において、発光素子の間のピッチが、第1のピッチから当該第1のピッチとは異なる第2のピッチに切り換わることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記重複箇所の少なくとも一部で、前記第1のピッチで配列する発光素子と前記第2のピッチで配列する発光素子とが、向かい合うことを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記重複箇所の何れかの箇所に設けられ、前記第1の発光素子列を構成する発光素子と前記第2の発光素子列を構成する発光素子とが、副走査方向で揃う箇所で、当該第1の発光素子列と当該第2の発光素子列とを切り換えて発光させることを特徴とする請求項3に記載の発光装置。
  5. 前記第1の発光素子列および前記第2の発光素子列は、発光素子が主走査方向に列状に配された発光素子アレイチップを並べることで構成され、点灯させる前記方向は、前記発光素子アレイチップ内で互いに逆方向となる2方向を有することを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
  6. 前記発光素子アレイチップは、発光素子の間のピッチが、第1のピッチから当該第1のピッチとは異なる第2のピッチに切り換わるものであって、
    点灯させる前記方向は、前記第1のピッチと前記第2のピッチとが切り換わる箇所を境界として逆方向にすることを特徴とする請求項5に記載の発光装置。
  7. 発光により形成された静電潜像からトナー像を形成し、
    前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
    記録媒体に転写した前記トナー像を定着し、画像を形成する定着手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  8. 請求項1から請求項6に記載の発光装置と、
    発光素子の光出力を結像させて感光体を露光し静電潜像を形成させるための光学素子とを有する露光装置。
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