WO2014017389A1

WO2014017389A1 - 表示装置、及びテレビ受信装置

Info

Publication number: WO2014017389A1
Application number: PCT/JP2013/069603
Authority: WO
Inventors: 英司廣田
Original assignee: シャープ株式会社
Priority date: 2012-07-26
Filing date: 2013-07-19
Publication date: 2014-01-30
Also published as: US20150192824A1

Abstract

液晶表示装置１０は、光学部材１５の端縁が支持される第１支持面３０ａ１を有する第１支持部３０ａと、第１支持部３０ａよりも液晶パネル１１側に設けられ、液晶パネル１１の端縁が支持される第２支持面３０ｂ１を有する第２支持部３０ｂと、第１支持部３０ａと第２支持部３０ｂとの間に設けられ、第１支持面３０ａ１と第２支持面３０ｂ１とは反対側の反対面３０ｂ２とにより構成され、光学部材１５の端縁がその内部に入り込むことが可能とされた窪み部３２と、を有し、反対面３０ｂ２が第２支持面３０ｂ１に対して傾斜する傾斜面とされることで第２支持部３０ｂの厚みが液晶パネル１１の端縁から離れるにつれて大きくなるものとされた支持部材３０を備える。

Description

表示装置、及びテレビ受信装置

　本発明は、表示装置、及びテレビ受信装置に関する。

　例えば、液晶テレビなどの液晶表示装置は、その表示パネルである液晶パネルが自発光しないため、別途に照明装置としてバックライト装置を必要としている。この種の液晶表示装置におけるバックライト装置は、その機構によって直下型とエッジライト型とに大別される。このような直下型またはエッジライト型のバックライト装置では、いずれの型においても、液晶パネルとバックライト装置との間に、光源から出射された光を面状の光にするための機能を有するシート状の光学部材が配される。このような光学部材と液晶パネルとを支持するためのパネルホルダを備える表示装置が、例えば特許文献１に開示されている。

特開２００６－２３５４２５号公報

（発明が解決しようとする課題）
　ところで、上記した特許文献１のような表示装置では、光学部材が光源からの熱によって膨張し、その端縁が外側（バックライト装置の中央から離れる側）に向かって伸びる場合がある。このような場合、膨張した光学部材の端縁がパネルホルダ等の支持部材と衝突することで、それ以上光学部材の伸びが解消されなくなり、光学部材の端縁近傍に皺が発生することがある。このような皺が発生すると、光学部材の機能が低下し、表示パネルにおける表示品位が低下する。

　これに対し、光学部材の熱によって伸びた部位を収容できるような収容空間を支持部材の一部に設けることにより上記の問題を解決できるものの、このような収容空間を設けると、支持部材における収容空間を設けた部位の近傍の強度が低下してしまい、その結果、支持部材としての機能を維持することができない虞がある。

　本明細書で開示される技術は、上記の課題に鑑みて創作されたものである。本明細書では、表示パネルと光学部材とがそれぞれ支持される支持部材を備えた構成において、支持部材の強度を維持しながら、熱による光学部材の伸びを解消させる技術を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段）
　本明細書で開示される技術は、光源と、前記光源の光を利用して表示を行う表示パネルと、前記表示パネルの前記表示を行う表示面側とは反対側に配されたシート状の光学部材と、少なくとも板状部を有し、前記光学部材の前記表示パネルと対向する側とは反対側に配されたシャーシと、前記表示パネル及び前記光学部材を支持する支持部材であって、前記光学部材の端縁が支持される第１支持面を有する第１支持部と、該第１支持部よりも前記表示パネル側に設けられ、前記表示パネルの端縁が支持される第２支持面を有する第２支持部と、前記第１支持部と前記第２支持部との間に設けられ、前記第１支持面と前記第２支持面とは反対側の反対面とにより構成され、前記光学部材の端縁がその内部に入り込むことが可能とされた窪み部と、を有し、前記反対面が前記第２支持面に対して傾斜する傾斜面とされることで前記第２支持部の厚みが前記表示パネルの端縁から離れるにつれて大きくなるものとされた支持部材と、を備える表示装置に関する。

　上記の表示装置によれば、光学部材の端縁が熱によって光学部材の中心から離れる側に伸びた場合、その伸びた部位が支持部材と衝突することなく窪み部内に入り込む。このとき、第２支持部の反対面が傾斜面とされていることで、当該伸びる部位が、その傾斜面と当接してさらに伸びることによって、その傾斜面に沿ってさらに窪み部内の奥の方へと誘導される。このため、光学部材の端縁が伸びた場合であってもその伸びを解消させることができ、光学部材の端縁に皺が発生することを防止ないし抑制することができる。さらに、第２支持部の反対面が傾斜面とされることで第１支持部の厚みが表示パネルの端縁から離れるにつれて大きくなるものとされていることから、第２支持部の厚みが一定となるような形で窪み部が設けられている場合と比べて第２支持部の強度が向上されている。このため、上記のように第１支持部と第２支持部との間に窪み部が設けられている場合であっても、第２支持部の強度を維持することができる。以上のように、上記の表示装置では、表示パネルと光学部材とがそれぞれ支持される支持部材を備えた構成において、支持部材の強度を維持しながら、熱による光学部材の伸びを解消させることができる。

　前記傾斜面は、前記第２支持面側に凹んだ形の曲面状とされていてもよい。
　この構成によると、光学部材の伸びた部位が曲面状とされた傾斜面と当接することで当該部位がより滑らかに窪み部内の奥の方へと入り込むものとすることができる。このため、熱による光学部材の伸びを効果的に解消させることができる。

　前記第２支持部の先端に前記表示パネルの前記表示面と直交する方向に沿った微小な平坦面が設けられていてもよい。
　この構成によると、第２支持部の先端に上記平坦面が設けられることで、第２支持部の先端が先尖り状でないものとされるので、第２支持部の先端が先尖り状とされた構成に比べて第２支持部の先端の厚みを大きいものとすることができる。その結果、第２支持部の先端が先尖り状とされた構成に比べて第２支持部の先端の強度を高めることができる。

　前記表示パネルと前記光学部材との各々は平面視矩形状をなし、前記支持部材は、少なくとも前記光学部材の対辺を構成する両端縁側にそれぞれ配されていてもよい。
　これによると、各支持部材によって表示パネル及び光学部材を効果的に保持することができる。

　前記支持部材は、前記表示パネルの各端縁側にそれぞれ配されていてもよい。
　この構成によると、４つの支持部材によって表示パネル及び光学部材を一層効果的に保持することができる。

　平面視において前記表示パネルが前記光学部材よりも一回り大きいものとされていてもよい。
　これによると、第２支持部を第１支持部よりも外側（表示パネルの中心から離れる側）に設けることができるので、第１支持部と第２支持部との間に段差が設けられた支持部材の具体的な構成を提供することができる。

　前記光学部材は複数のシート部材が重ね合わされることで構成され、前記複数のシート部材のうち最も熱膨張率が大きなシート部材が前記表示パネルに最も近い側に配されていてもよい。
　この構成によると、光学部材の端縁が熱によって伸びた場合に、光学部材を構成するシート部材のうち、皺の発生によって表示品位に及ぼす影響が最も大きな最表面に配されたシートが、窪み部内において最も早く傾斜面と当接することとなるので、最表面に配されたシート部材を窪み部内の奥の方へと早く誘導させることができ、光学部材上の皺の発生に起因する表示品位の低下等を効果的に防止することができる。

　前記シャーシは、その端縁から前記表示面側に立ち上がる側板を有し、前記支持部材は、その第１支持部の前記第１支持面とは反対側の面が前記側板の前記表示面側の先端と当接することで、前記シャーシに支持されていてもよい。
　これによると、支持部材をシャーシに組み付けるための具体的な構成を提供することができる。

　本明細書で開示される技術では、上記表示パネルを、液晶を用いた液晶パネルとする表示装置も、新規で有用である。また、上記の表示装置を備えるテレビ受信装置も、新規で有用である。

（発明の効果）
　本明細書で開示される技術によれば、表示パネルと光学部材とを別個に支持する支持部材を備えた構成において、表示パネルを支持する部位の強度を維持しながら、熱による光学部材の伸びを解消させることができる。

実施形態１に係るテレビ受信装置ＴＶ及び液晶表示ユニットＬＤＵの概略構成を示す分解斜視図液晶表示装置１０の概略構成を示す分解斜視図液晶表示装置１０の短辺方向に沿った断面構成を示す断面図保持部材３０の斜視図を示す図３における一方の保持部材３０の近傍を拡大した液晶表示装置１０の要部断面図実施形態２に係る保持部材１３０の近傍を拡大した液晶表示装置１１０の要部断面図実施形態３に係る保持部材２３０の近傍を拡大した液晶表示装置２１０の要部断面図実施形態４に係る液晶表示装置３１０の概略構成を示す分解斜視図液晶表示装置３１０の長辺方向に沿った断面構成を示す断面図図９における一方の保持部材３３０の近傍を拡大した液晶表示装置３１０の要部断面図

　＜実施形態１＞
　図面を参照して実施形態１を説明する。本実施形態では、液晶表示装置（表示装置の一例）１０について例示する。なお、各図面の一部にはＸ軸、Ｙ軸およびＺ軸を示しており、各軸方向が各図面で共通した方向となるように描かれている。このうちＹ軸方向は、鉛直方向と一致し、Ｘ軸方向は、水平方向と一致している。また、特に断りがない限りは、上下の記載については鉛直方向を基準とする。

　テレビ受信装置ＴＶは、液晶表示装置１０と、当該液晶表示装置１０を挟むようにして収容する表裏両キャビネットＣａ、Ｃｂと、電源Ｐと、チューナーＴと、スタンドＳと、を備えている。液晶表示装置１０は、全体として横長の方形を成しており、表示パネルである液晶パネル１１と、外部光源であるバックライト装置（照明装置の一例）１２とを備え、これらが枠状を成すベゼル１３などにより一体的に保持されるようになっている。

　液晶表示装置１０は、図２に示すように、その主要な構成部品が、表側の外観を構成するベゼル１３と、裏側の外観を構成するシャーシ１４との間に保有される空間内に収容されてなるものとされる。ベゼル１３及びシャーシ１４内に収容される主要な構成部品には、少なくとも、液晶パネル１１、光学部材１５、支持部材３０、導光板１６、ＬＥＤ基板１８が含まれている。このうち、液晶パネル１１、光学部材１５及び導光板１６は、相互に対向された状態で配され、液晶パネル１１と光学部材１５とは、支持部材３０によってそれぞれ支持されている。バックライト装置１２は、光学部材１５、支持部材３０、導光板１６、ＬＥＤ基板１８、及びシャーシ１４からなるものとされ、上記した液晶表示装置１０から液晶パネル１１及びベゼル１３を除いた構成とされる。バックライト装置１２を構成するＬＥＤ基板１８は、ベゼル１３及びシャーシ１４内において、導光板１６における長辺側の対辺を構成する両端面と対向する形で配されている。以下、各構成部品について説明する。

　液晶パネル１１は、図３に示すように、平面に視て横長の方形（矩形状、長手状）をなしており、透光性に優れた一対のガラス製の基板１１ａ，１１ｂ（図３参照）が所定のギャップを隔てた状態で貼り合わせられるとともに、両基板１１ａ，１１ｂ間に液晶が封入された構成とされる。一方の基板（アレイ基板）１１ｂには、互いに直交するソース配線とゲート配線とに接続されたスイッチング素子（例えばＴＦＴ）と、そのスイッチング素子に接続された画素電極、さらには配向膜等が設けられ、他方の基板（ＣＦ基板）１１ａには、Ｒ（赤色），Ｇ（緑色），Ｂ（青色）等の各着色部が所定配列で配置されたカラーフィルタや対向電極、さらには配向膜等が設けられている。この液晶パネル１１は、次述する光学部材１５の表側に対向する形で配されており、液晶パネル１１と光学部材１５との間はわずかな隙間を設けて離間した構成とされている。液晶パネル１１における表示面１１ｃは、画面中央側にあって画像が表示可能な表示領域と、画面外周端側にあって表示領域の周りを取り囲む枠状（額縁状）をなす非表示領域とからなる。この液晶パネル１１は、液晶駆動用のドライバ部品やフレキシブル基板２３を介してコントロール基板２５が接続されており、コントロール基板２５から入力される信号に基づいてその表示面１１ｃにおける表示領域に画像が表示されるようになっている。なお、両基板１１ａ，１１ｂの外側にはそれぞれ偏光板（図示せず）が配されている。

　光学部材１５は、図２に示すように、液晶パネル１１と同様に平面に視て横長の方形状をなしており、その大きさ（短辺寸法及び長辺寸法）が液晶パネル１１より一回り小さいものとされている。換言すれば、液晶パネル１１は、平面視において光学部材１５よりも一回り大きいものとされている。光学部材１５は、後述する導光板１６の表面（光出射面１６ａ）と対向する形で上記した後述する支持部材の第１支持面上に支持されている。光学部材１５は、いずれもシート状をなすとともに３枚が相互に積層して配されている。具体的には、裏側（導光板１６側）から順に、拡散シート１５ａ、レンズシート（プリズムシート）１５ｂ、及び反射型偏光シート１５ｃからなるものとされる。なお、３枚の各シート１５ａ，１５ｂ，１５ｃは、平面に視た大きさがほぼ同じ程度とされている。また、光学部材１５を構成する３枚のシートのうち、最も表側に配された反射型偏光シート１５ｃが、熱膨張率が最も大きなものとされている。

　導光板１６は、屈折率が空気よりも十分に高く且つほぼ透明な（透光性に優れた）合成樹脂材料（例えばＰＭＭＡなどのアクリル樹脂やポリカーボネートなど）からなる。導光板１６は、図２に示すように、液晶パネル１１及び光学部材１５と同様に平面に視て横長の方形状をなすとともに光学部材１５よりも厚みが大きな板状をなしており、その主面における長辺方向がＸ軸方向と、短辺方向がＹ軸方向とそれぞれ一致し、且つ主面と直交する板厚方向がＺ軸方向と一致している。導光板１６は、光学部材１５の裏面と対向しており、後述する支持部材３０の第１支持部３０ａとシャーシ１４との間に挟み込まれるよう配されている。導光板１６は、図４に示すように、少なくともその短辺寸法が、液晶パネル１１及び光学部材１５の各短辺方向寸法よりも大きくなっており、短辺方向についての両端部（長辺方向に沿った両端部）が液晶パネル１１及び光学部材１５における短辺方向についての両端部と一致した形で配されている。この導光板１６は、その長辺方向の両側面（光入射面１６ｂ）がＬＥＤ基板１８と対向する形で配されており、当該量側面にＬＥＤ１７からの光がそれぞれ導入されるようになっている。そして、この導光板１６は、その短辺方向についての両端部から導入したＬＥＤ１７からの光を内部で伝搬させつつ光学部材１５側（表側）に向くよう立ち上げて出射させる機能を有する。

　この導光板１６の主面のうち、表側を向いた面（光学部材１５との対向面）が内部の光を光学部材１５及び液晶パネル１１に向けて出射させる光出射面１６ａとなっている。導光板１６における主面に対して隣り合う外周端面のうち、Ｘ軸方向に沿って長手状をなす長辺側の両端面は、ＬＥＤ１７（ＬＥＤ基板１８）と所定の空間を空けて正対する形で対向状をなしており、ＬＥＤ１７から発せられた光が入射される光入射面１６ｂとなっている。導光板１６における裏側、つまり光出射面１６ａとは反対側の反対面（シャーシ１４との対向面）１６ｃには、図４に示すように、反射シート２０がそのほぼ全域を覆う形で設けられている。

　反射シート２０は、シャーシ１４と導光板１６との間に挟み込まれた形で配されており、導光板１６の反対面１６ｃから裏側外部に出射した光を反射して表側へ立ち上げることが可能となっている。この反射シート２０は、合成樹脂製とされ、表面が光の反射性に優れた白色を呈するものとされる。反射シート２０は、その短辺寸法が導光板１６の短辺寸法とほぼ等しいものとされており、その両端部が導光板１６の光入射面１６ｂと一致した形で配されている。

　ＬＥＤ１７は、ＬＥＤ基板１８に固着される基板部上にＬＥＤチップ（図示せず）を樹脂材により封止した構成とされる。基板部に実装されるＬＥＤチップは、主発光波長が１種類とされ、具体的には、青色を単色発光するものが用いられている。その一方、ＬＥＤチップを封止する樹脂材には、ＬＥＤチップから発せられた青色の光により励起されて所定の色を発光する蛍光体が分散配合されており、全体として概ね白色光を発するものとされる。なお、蛍光体としては、例えば黄色光を発光する黄色蛍光体、緑色光を発光する緑色蛍光体、及び赤色光を発光する赤色蛍光体の中から適宜組み合わせて用いたり、またはいずれか１つを単独で用いたりすることができる。このＬＥＤ１７は、ＬＥＤ基板１８に実装された側の面とは反対側の面（導光板１６の光入射面１６ｂと正対する対向面）が主発光面となる、いわゆる頂面発光型とされている。

　ＬＥＤ基板１８は、図２に示すように、導光板１６の長辺方向（Ｘ軸方向）に沿って延在する細長い板状をなしており、その主板面をＸ軸方向及びＺ軸方向に並行した姿勢、つまり導光板１６の光入射面１６ｂに並行した姿勢でフレーム１３及びシャーシ１４内に収容されている。ＬＥＤ基板１８の主板面であって内側、つまり導光板１６側を向いた面（導光板１６との対向面、以下、実装面１８ａと称する）には、上記した構成のＬＥＤ１７が複数実装されている。各ＬＥＤ１７は、ＬＥＤ基板１８の実装面において、その長さ方向（Ｘ軸方向）に沿って所定の間隔を空けつつ一列に並列配置されており、その光軸がＹ軸方向とほぼ一致している。一方、ＬＥＤ基板１８における実装面１８ａとは反対側の面は、シャーシ１４の側板１４ｂと当接しており、ビス留め等により当該側板１４ｂに取り付けられている。ＬＥＤ基板１８の基材は、例えばアルミニウム等の金属製とされ、その実装面に絶縁層を介して金属膜からなる配線パターン（図示せず）が形成されている。なお、ＬＥＤ基板１８の基材に用いる材料としては、セラミック等の絶縁材料を用いることも可能である。

　シャーシ１４は、図２に示すように、導光板１６及びＬＥＤユニットＬＵなどを裏側からほぼ全域にわたって覆うよう、全体として横長な箱状をなしている。このシャーシ１４のうち裏側を向いた外面（導光板１６に対する対向面とは反対側の面）は、液晶表示装置１０における裏側外部に露出していて液晶表示装置１０の背面を構成している。シャーシ１４は、例えばアルミ系材料などの金属製とされ、平面視矩形状を成す底板１４ａと、底板２２ａの両長辺の各外縁から立ち上がる側板１４ｂ，１４ｂと、底板１４ａの両短辺の各外縁から立ち上がる側板１４ｃ，１４ｃとから構成されている。シャーシ１４内において各ＬＥＤ基板１８，１８と対向する空間が、導光板１６用の収容空間となっている。なお、底板１４ａの裏側には、ＬＥＤ１７に電力を供給する電源回路基板（図示せず）等が取り付けられている。

　続いて本実施形態の要部である、支持部材３０の構成及び機能について説明する。本実施形態に係る液晶表示装置１０では、図２に示すように、光学部材１５の各端縁側にそれぞれ支持部材３０が配された構成とされている。各支持部材３０は、光学部材１５の各端縁に沿って延在しており、その長さ寸法が光学部材の各端縁の長さ寸法とほぼ同じ程度の大きさとされている。各支持部材３０は、後述する第１支持部３０ａと第２支持部３０ｂとによって光学部材１５と液晶パネル１１とを離間した形で個別に支持する機能を有している。液晶表示装置１０では、このような支持部材３０によって液晶パネル１１を支持する構成と光学部材１５を支持する構成とを分離することで、光学部材１５を透過した光を液晶パネル１１のパネル面に効率よく透過させることができ、光漏れを効果的に防止できる構成となっている。

　各支持部材３０は、図４及び図５に示すように、第１支持部３０ａと、第２支持部３０ｂと、突出部３０ｃと、当接部３０ｄと、から構成されている。当接部３０ｄは、シャーシ１４の側板１４ｂ（１４ｃ）と平行する板状をなしており、その長辺方向がＸ軸方向と、短辺方向がＺ軸方向と、厚さ方向がＹ軸方向とそれぞれ一致している。当接部３０ｄは、シャーシ１４の側板１４ｂ（１４ｃ）の外側の面（ＬＥＤ基板１８が取り付けられた側とは反対側の面）と当接した形で配されている。第１支持部３０ａは、当接部３０ｄの内面から導光板１６の光出射面１６ａと平行（液晶パネル１１の表示面１１ｃと平行）となるように内側に向かって板状に延びており、その先端における裏面が当該光出射面１６ａの端縁と当接するとともに、当該光出射面１６ａの端縁を表側から押さえている。第２支持部３０ｂは、当接部３０ｄの内面であって第１支持部３０ａが延びる部位よりも表側の部位からその表面が導光板１６の光出射面１６ａと平行となるように（液晶パネル１１の表示面１１ｃと平行となるように）内側に向かって延びている。突出部３０ｃは、当接部３０ｄにおける第２支持部３０ｂが延びる部位からさらに表側に向かって板状に突出する部位とされており、その表側の先端がベゼル１３の内面と当接することでベゼル１３を支持している。

　支持部材３０を構成する第１支持部３０ａは、その表面が第１支持面３０ａ１とされ、図５に示すように、光学部材１５の端縁が載置されることで光学部材１５を支持している。このように、導光板１６と光学部材１５との間に支持部材３０における第１支持部３０ａが介在することで、導光板１６と光学部材１５とが離間した構成とされており、その結果、導光板１６の光出射面１６ａから出射されて光学部材１５へと向かう光が拡散する効果を得ることができ、良好な輝度分布を維持することが可能となっている。支持部材３０を構成する第２支持部３０ｂは、図５に示すように、その断面が三角形状をなすように設けられている。第２支持部３０ｂの表面（以下、第２支持面３０ｂ１と称する）は、液晶パネル１１と平行な平坦面とされ、液晶パネル１１の端縁が載置されることで液晶パネル１１を支持している。なお、上述したように、液晶パネル１１は平面視において光学部材１５よりも一回り大きいものとされている。これにより、液晶パネル１１の端縁が光学部材１５の端縁よりも外側に位置するものとされているが、支持部材３０では、第２支持部３０ｂの先端が第１支持部３０ａの先端よりも外側に位置するものとされているので、光学部材１５の端縁と液晶パネル１１の端縁とを同時に支持することができる。一方、第２支持部３０ｂの裏面（以下、反対面３０ｂ２と称する）は、第２支持面３０ｂ１に対して傾斜する傾斜面とされている。詳しくは、反対面３０ｂ２は、図５に示す断面視において、表側から裏側に向かって外側（液晶パネル１１の端縁から離れる側）に傾斜する傾斜面とされている。反対面３０ｂ２がこのような傾斜面とされることによって、第２支持部３０ｂの厚み（Ｚ軸方向における幅）は、液晶パネル１１の端縁から離れるにつれて大きくなるものとなっている。

　各支持部材３０では、第２支持部３０ｂの反対面３０ｂ２が上記のような傾斜面とされていることで、第１支持部３０ａと第２支持部３０ｂとの間が離間した構成となっており、これにより、第１支持部３０ａと第２支持部３０ｂとの間に先細り状とされた窪み部３２が形成されている。窪み部３２は、第２支持部３０ｂの反対面３０ｂ２と第１支持部３０ａの第１支持面３０ａ１とによって構成され、光学部材１５の端縁側に開口している。本実施形態に係る液晶表示装置１０では、支持部材３０において光学部材１５を支持する部位（第１支持部３０ａ）と液晶パネル１１を支持する部位（第２支持部３０ｂ）とを分離することで、液晶パネル１１を確実に支持しながら、光学部材１５の端縁側に上記のような窪み部３２を設けることが可能となっている。

　また、上記のように液晶パネル１１の端縁から離れるにつれて第２支持部３９ｂの厚みが大きくなっているので、本実施形態に係る構成では、例えば第２支持部３０ｂの反対面３０ｂ２が第１支持部３０ａの第１支持面３０ａ１と平行な平坦面とされることで断面視矩形状となるような窪み部３２が設けられている構成と比べて、当接部３０ｄと第２支持部３０ｂとの境界近傍における第２支持部３０ｂの厚みが大きいものとなっている。即ち、本実施形態に係る構成では、断面視矩形状となるような窪み部３２が設けられている構成と比べて、当接部３０ｄと第２支持部３０ｂとの境界近傍における強度が高められている。このため、本実施形態のように第１支持部３０ａと第２支持部３０ｂとの間に窪み部３２を設けた場合であっても、窪み部３２の表側に設けられた第１支持部３０ａの強度を維持することができ、その結果、支持部材３０の強度を維持することができる構成となっている。

　さて、液晶表示装置１０では、支持部材３０が上記のような構成とされていることで、第１支持部３０ａと第２支持部３０ｂとの間に光学部材１５の端縁を収容可能な窪み部３２が設けられた構成となっている。ここで、図５における二点鎖線は、光学部材１５において最も表側に配されたシート部材である反射型偏光シート１５ｃの端縁が熱によって外側に伸びた場合における、当該伸びた部位を示している。なお、上述したように光学部材１５を構成する３つのシート部材のうち反射型偏光シート１５ｃが熱による膨張率が最も大きいものとなっているので、他の２つのシート部材は反射型偏光シート１５ｃよりも熱によって伸びる部位の長さは小さい。このため、図５では、他の２つのシート部材において熱によって伸びた部位の図示を省略している。液晶表示装置１０では、図５に示すように、反射型偏光シート１５ｃの端縁が熱によって外側に伸びると、図５に示すように、その伸びた部位が窪み部３２の開口から窪み部３２内へと入り込む。窪み部３２内に入り込んだ当該伸びた部位は、まずその先端が第２支持部３０ｂの反対面３０ｂ２と当接し、反対面３０ｂ２と当接した状態で傾斜面とされた当該反対面に沿ってさらに伸びながら、窪み部３２内の奥側で窪み部３２の下方側（第１支持面３０ａ１側）へと折れ曲がる。このようにして、光学部材１５の熱によって伸びた部位が窪み部３２内に収容されるので、当該伸びた部位（光学部材１５の端縁）に皺が発生することなく、熱による光学部材１５の伸びを解消させることができる。

　以上のように本実施形態に係るバックライト装置２４では、光学部材１５の端縁が熱によって光学部材１５の中心から離れる側に伸びた場合、その伸びた部位が支持部材３０と衝突することなく窪み部３２内に入り込む。このとき、第２支持部３０ｂの反対面３０ｂ２が傾斜面とされていることで、当該伸びる部位が、その傾斜面と当接してさらに伸びることによって、その傾斜面に沿ってさらに窪み部３２内の奥の方へと誘導される。このため、光学部材１５の端縁が伸びた場合であってもその伸びを解消させることができ、光学部材１５の端縁に皺が発生することを防止ないし抑制することができる。さらに、第２支持部３０ｂの反対面３０ｂ２が傾斜面とされることで第１支持部３０ａの厚みが液晶パネル１１の端縁から離れるにつれて大きくなるものとされていることから、第２支持部３０ｂの厚みが一定となるような形で窪み部３２が設けられている場合と比べて第２支持部３０ｂの強度が向上されている。このため、上記のように第１支持部３０ａと第２支持部３０ｂとの間に窪み部３２が設けられている場合であっても、第２支持部３０ｂの強度を維持することができる。以上のように、本実施形態に係る液晶表示装置１０では、液晶パネル１１と光学部材１５とがそれぞれ支持される支持部材３０を備えた構成において、支持部材３０の強度を維持しながら、熱による光学部材１５の伸びを解消させることができる。その結果、光学部材１５の端縁に皺が発生することを防止ないし抑制することができる。

　また、本実施形態に係る液晶表示装置１０では、支持部材３０が液晶パネル１１の各端縁側（光学部材１５の各端縁側）にそれぞれ配されている。このような構成とされていることで、４つの支持部材３０によって液晶パネル１１及び光学部材１５を一層効果的に保持することができる。

　また、本実施形態に係る液晶表示装置１０では、光学部材１５が３枚のシート部材が重ね合わされることで構成されており、３枚のシート部材のうち最も熱膨張率が大きな反射型偏光シート１５ｃが液晶パネル１１に最も近い側に配されている。このような構成とされていることで、光学部材１５の端縁が熱によって伸びた場合に、光学部材１５を構成するシート部材のうち、皺の発生によって表示品位に及ぼす影響が最も大きな最表面に配された反射型偏光シート１５ｃが、窪み部３２内において最も早く傾斜面（反対面３０ｂ２）と当接することとなるので、最表面に配された反射型偏光シート１５ｃを窪み部３２内の奥の方へと早く誘導させることができ、光学部材１５上の皺の発生に起因する表示品位の低下等を効果的に防止することができる。

　また、本実施形態に係る液晶表示装置１０では、シャーシ１４が、その端縁から液晶パネル１１の表示面１１ｃ側に立ち上がる側板１４ｂ、１４ｃを有している。そして、支持部材３０における第１支持部３０ａの第１支持面３０ａ１とは反対側の面が側板１４ｂ、１４ｃの表示面１１ｃ側（表側）の先端と当接することで、シャーシ１４に支持された構成とされている。このような構成とされていることで、液晶表示装置１１の製造工程において、支持部材３０をバックライト装置１２におけるシャーシ１４に組み付けることが可能となっている。

　なお、本実施形態に係る液晶表示装置１０では、支持部材３０が、当接部３０ｄにおいてシャーシ１４の側板１４ｂ、１４ｃと面で当接することでシャーシ１４に支持された構成となっている。そして、シャーシ１４に支持された状態の支持部材３０では、当接部３０ｄより外側に延在する部位はなく、当接部３０ｄの外側にベゼル１３が近接した構成となっている。液晶パネル１１と光学部材１５とを別個に支持する支持部材３０がこのような構成となっているので、本実施形態では、支持部材３０を配することによる液晶表示装置１０の横寸法（Ｘ軸方向の長さ）及び縦寸法（Ｙ軸方向の長さ）の増加量がそれほど大きくなく、狭額縁化を実現することができる。

　＜実施形態２＞
　図面を参照して実施形態２を説明する。実施形態２は、支持部材１３０における第２支持部１３０ｂの反対面１３０ｂ２（傾斜面）の形状が実施形態１のものと異なっている。その他の構成については実施形態１のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図６において、図５の参照符号に数字１００を加えた部位は、実施形態１で説明した部位と同一である。

　実施形態２に係る液晶表示装置１１０では、図６に示すように、支持部材１３０における第２支持部１３０ｂの反対面１３０ｂ２（傾斜面）が、第２支持面１３０ｂ１側（表側）に凹んだ形の曲面状とされている。このような構成とされていることで、図６の二点鎖線で示すように、光学部材１１５の端縁の熱によって伸びた部位が曲面状とされた反対面１３０ｂ２（傾斜面）と当接した後、当該伸びた部位が実施形態１の構成（傾斜面が平坦面とされた構成）に比してより滑らかに窪み部１３２内の奥側へと入り込むものとなっている。このため、実施形態２に係る液晶表示装置１１０では、熱による光学部材１１５の端縁の伸びを効果的に解消させることができる。

　＜実施形態３＞
　図面を参照して実施形態３を説明する。実施形態３は、支持部材２３０における第２支持部２３０ｂの形状が実施形態１のものと異なっている。その他の構成については実施形態１のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。なお、図７において、図５の参照符号に数字２００を加えた部位は、実施形態１で説明した部位と同一である。

　実施形態３に係る液晶表示装置２１０では、図７に示すように、支持部材２３０における第２支持部２３０ｂの反対面２３０ｂ２（傾斜面）が、複数の平面から構成されている。詳しくは、第２支持部２３０ｂの先端に設けられ、液晶パネル２１１の表示面２１１ｃと直交する方向（Ｚ軸方向）に沿った微小な第１の平坦面と、反対面２３０ｂ２の大部分をなすとともに実施形態１と同様の形状をなす傾斜面と、第２支持部２３０ｂと当接部の境界部（窪み部２３２の最奥部）に設けられ、液晶パネル２１１の表示面２１１ｃと直交する方向（Ｚ軸方向）に沿った微小な第２の平坦面と、から構成されている。実施形態３に係る液晶表示装置２１０では、第２支持部２３０ｂの先端に上記のような第１の平坦面が設けられることで、第２支持部２３０ｂの先端が先尖り状でないものとされるので、第２支持部２３０ｂの先端が先尖り状とされた構成に比べて第２支持部２３０ｂの先端の厚みを大きいものとすることができる。その結果、第２支持部２３０ｂの先端が先尖り状とされた構成に比べて第２支持部２３０ｂの先端の強度を高めることができる。

　＜実施形態４＞
　図面を参照して実施形態４を説明する。実施形態４は、バックライト装置３１２のタイプが実施形態１ないし３のものと異なっている。その他の構成については実施形態１のものと同様であるため、構造、作用、及び効果の説明は省略する。実施形態４に係る液晶表示装置３１０では、図８に示すように、液晶表示装置３１０を構成するバックライト装置３１２が、導光板を備えておらず、液晶パネル３１１に対してその背面から光を直接供給するいわゆる直下型とされている。以下、実施形態１のものと異なる構成の部材について説明する。

　光学部材３１５は、裏側（ＬＥＤ３１７側、光出射側とは反対側）に配される拡散板３１５ａと、表側（液晶パネル３１１側、光出射側）に配される光学シート３１５ｂとから構成されている。拡散板３１５ａは、所定の厚みを持つほぼ透明な樹脂製で板状をなす基材内に拡散粒子を多数分散して設けた構成とされ、透過する光を拡散させる機能を有する。光学シート３１５ｂは、拡散板３１５ａと比べると板厚が薄いシート状をなしており、２枚が積層して配されている。具体的な光学シート３１５ｂの種類としては、例えば拡散シート、レンズシート、反射型偏光シートなどがあり、これらの中から適宜に選択して使用することが可能である。なお、使用する光学シート３１５ｂの枚数や種類は、上記以外にも適宜に変更可能である。

　シャーシ３１４は、金属製とされ、図８から図１０に示すように、液晶パネル３１１と同様に横長な方形状（矩形状、長方形状）をなす底板（板状部の一例）３１４ａと、底板３１４ａの両長辺をなす外端からそれぞれ表側（光出射側）に向けて立ち上がる側板３１４ｂと、底板３１４ａの両短辺をなす外端からそれぞれ表側（光出射側）に向けて立ち上がる側板３１４ｃと、各側板３１４ｂ、３１４ｃの立ち上がり端から外向きに張り出す受け板３１４ｄとからなり、全体としては表側に向けて開口した浅い略箱型（略浅皿状）をなしている。シャーシ３１４は、その長辺方向がＸ軸方向（水平方向）と一致し、短辺方向がＹ軸方向（鉛直方向）と一致している。シャーシ３１４における各受け板３１４ｄには、次述する反射シート３２０の延出部３２０ｃが間に介在した状態で、表側から支持部材３３０の第１支持部３３０ａが載置可能とされる。

　反射シート３２０は、図８に示すように、シャーシ３１４の内面のほぼ全域にわたって敷設される大きさを有しており、シャーシ３１４内に並列して配された全ＬＥＤ基板３１８を表側から一括して覆うことが可能とされる。この反射シート３２０によりシャーシ３１４内の光を光学部材３１５側に向けて効率的に立ち上げることができる。反射シート３２０は、シャーシ３１４の底板３１４ａに沿って延在するとともに底板３１４ａの大部分を覆う大きさの底部３２０ａと、底部３２０ａの各外端から表側に立ち上がるとともに底部３２０ａに対して傾斜状をなす４つの立ち上がり部３２０ｂと、各立ち上がり部３２０ｂの外端から外向きに延出するとともにシャーシ３１４の受け板３１４ｄに載せられる延出部３２０ｃとから構成されている。

　ＬＥＤ基板３１８は、図９及び図１０に示すように、平面に視て横長の方形状をなす基材を有しており、長辺方向がＸ軸方向と一致し、短辺方向がＹ軸方向と一致する状態でシャーシ３１４内において底板３１４ａに沿って延在しつつ収容されている。このＬＥＤ基板３１８の基材の板面のうち、表側を向いた板面（光学部材３１５側を向いた面）には、ＬＥＤ３１７が表面実装されている。実装されたＬＥＤ３１７は、その発光面が光学部材３１５（液晶パネル３１１）と対向状をなすとともに、その光軸がＺ軸方向、つまり液晶パネル３１１の表示面と直交する方向と一致している。ＬＥＤ基板３１８には、その長辺方向（Ｘ軸方向）に沿って複数のＬＥＤ３１７が直線的に並んで配されるとともに、並列されたＬＥＤ３１７に接続される配線パターン（図示せず）が形成されている。各ＬＥＤ３１７の配列ピッチは、ほぼ一定となっており、つまり各ＬＥＤ３１７は、Ｘ軸方向についてほぼ等間隔に配列されていると言える。また、各ＬＥＤ３１７の表側には、拡散レンズ３１９が配されている。拡散レンズ３１９は、所定の厚みを有するとともに、平面に視て略円形状に形成され、ＬＥＤ基板３１８に対して各ＬＥＤ３１７を表側から個別に覆うよう、つまり平面に視て各ＬＥＤ３１７と重畳するようそれぞれ取り付けられている。

　第１の基板保持部材３２２及び第２の基板保持部材３２３について説明する。第１の基板保持部材３２２及び第２の基板保持部材３２３は、ポリカーボネートなどの合成樹脂製とされており、表面が光の反射性に優れた白色を呈する。第１の基板保持部材３２２は、図８に示すように、表側からの平面視において略円形の板状をなすとともに、シャーシ３１４の底板３１４ａとの間で少なくともＬＥＤ基板３１８を挟持可能とされる。第１の基板保持部材３２２は、このような構成によってＬＥＤ基板３１８を保持している。一方、第２の基板保持部材３２３は、図８に示すように、第１の基板保持部材３２２と同様の形状及び構成をなす部材から表側に突出するピン状とされている。第２の基板保持部材３２３は、このような構成によって、支持部材３３０とともに、光学部材３１５（直接的には拡散板３１５ａ）を裏側から支持することが可能とされている。

　実施形態４では、図８に示すように、支持部材３３０が、第１支持部３３０ａと、第２支持部３３０ｂと、当接部３３０ｄと、から構成されている。即ち、実施形態１における支持部材３０と異なり、突出部を備えない構成とされている。このうち当接部３３０ｄは、シャーシ３１４における受け板３１４ｄの先端からさらに裏側へ折り曲がった部位と当接するとともに、ベゼル３１３の内面と当接している。支持部材３３０では、第１支持部３３０ａの第１支持面３３０ａ１とは反対側の面が、反射シート３２０の延出部３２０ｃを挟んだ状態でシャーシ３１４の受け板３１４ｄに載置されており、これにより、支持部材３３０がシャーシ３１４に支持された構成となっている。一方、第２支持部３３０ｂの第２支持面３３０ｂ１には、その外側に、表側に向かってわずかに突出する微小な段差が設けられている。そして、第２支持面３３０ｂ１における内側の部位には、液晶パネル３１１の端縁が載置されることで支持されており、第２支持面３３０ｂ１における外側の部位（段差をなして表側に突出する部位）には、ベゼル３１３の内面が当接することで当該ベゼル３１３が支持されている。その他の構成及び機能については、実施形態１における支持部材３３０と同様である。実施形態３に係る液晶表示装置３１０のように、直下型のバックライト装置３１２を備える構成であっても、液晶パネル３１１と光学部材３１５とを別個に支持する支持部材３３０を配することができる。そして、図１０に示すように、支持部材３３０における第１支持部３３０ａと第２支持部３３０ｂとの間に実施形態１における支持部材３３０と同様の形状とされた窪み部３３２を設けることで、支持部材３３０における第２支持部３３０ｂの強度を維持しながら、熱による光学部材３１５の伸びを解消させることができる。

　上記の各実施形態の変形例を以下に列挙する。
（１）上記の各実施形態では、支持部材が、第１支持部と第２支持部に加えて少なくとも当接部を備える構成を例示したが、支持部材は少なくとも第１支持部と第２支持部とを備えていればよく、その他の部位の構成は限定されない。

（２）上記の各実施形態以外にも、支持部材に設けられた窪み部の形状については、適宜に変更可能である。

（３）上記の各実施形態では、表示パネルとして液晶パネルを用いた液晶表示装置を例示したが、他の種類の表示パネルを用いた表示装置にも本発明は適用可能である。

（４）上記の各実施形態では、チューナーを備えたテレビ受信装置を例示したが、チューナーを備えない表示装置にも本発明は適用可能である。

　以上、本発明の各実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。

　また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。

　ＴＶ…テレビ受信装置、Ｃａ、Ｃｂ…キャビネット、Ｔ…チューナー、Ｓ…スタンド、１０、１１０、２１０、３１０…液晶表示装置、１１、１１１、２１１、３１１…液晶パネル、１２、１１２、２１２、３１２…バックライト装置、１３、１１３、２１３、３１３…ベゼル、１４、１１４、２１４、３１４…シャーシ、１５、１１５、２１５、３１５…光学部材、１６、１１６、２１６…導光板、１７、１１７、２１７、３１７…ＬＥＤ、１８、１１８、２１８、３１８…ＬＥＤ基板、２０、１２０、２２０、３２０…反射シート、２０ａ、１２０ａ、２２０ａ…光入射面、２０ｂ、１２０ｂ、２２０ｂ…光出射面、２２、１２２、２２２、３２２…シャーシ、３０、１３０、２３０、３３０…支持部材、３０ａ、１３０ａ、２３０ａ、３３０ａ…第１支持部、３０ｂ、１３０ｂ、２３０ｂ、３３０ｂ…第２支持部、３２、１３２、２３２、３３２…窪み部

Claims

　光源と、
　前記光源の光を利用して表示を行う表示パネルと、
　前記表示パネルの前記表示を行う表示面側とは反対側に配されたシート状の光学部材と、
　少なくとも板状部を有し、前記光学部材の前記表示パネルと対向する側とは反対側に配されたシャーシと、
　前記表示パネル及び前記光学部材を支持する支持部材であって、前記光学部材の端縁が支持される第１支持面を有する第１支持部と、該第１支持部よりも前記表示パネル側に設けられ、前記表示パネルの端縁が支持される第２支持面を有する第２支持部と、前記第１支持部と前記第２支持部との間に設けられ、前記第１支持面と前記第２支持面とは反対側の反対面とにより構成され、前記光学部材の端縁がその内部に入り込むことが可能とされた窪み部と、を有し、前記反対面が前記第２支持面に対して傾斜する傾斜面とされることで前記第２支持部の厚みが前記表示パネルの端縁から離れるにつれて大きくなるものとされた支持部材と、
　を備える表示装置。
　前記傾斜面は、前記第２支持面側に凹んだ形の曲面状とされている、請求項１に記載の表示装置。
　前記第２支持部の先端に前記表示パネルの前記表示面と直交する方向に沿った微小な平坦面が設けられている、請求項１または請求項２に記載の表示装置。
　前記表示パネルと前記光学部材との各々は平面視矩形状をなし、
　前記支持部材は、少なくとも前記光学部材の対辺を構成する両端縁側にそれぞれ配されている、請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の表示装置。
　前記支持部材は、前記表示パネルの各端縁側にそれぞれ配されている、請求項４に記載の表示装置。
　平面視において前記表示パネルが前記光学部材よりも一回り大きいものとされている、請求項４または請求項５に記載の表示装置。
　前記光学部材は複数のシート部材が重ね合わされることで構成され、
　前記複数のシート部材のうち最も熱膨張率が大きなシート部材が前記表示パネルに最も近い側に配されている、請求項１から請求項６のいずれか１項に記載の表示装置。
　前記シャーシは、その端縁から前記表示面側に立ち上がる側板を有し、
　前記支持部材は、その第１支持部の前記第１支持面とは反対側の面が前記側板の前記表示面側の先端と当接することで、前記シャーシに支持されている、請求項１から請求項７のいずれか１項に記載の表示装置。
　前記表示パネルが液晶を用いた液晶パネルである、請求項１から請求項８のいずれか１項に記載の表示装置。
　請求項１から請求項９のいずれか１項に記載の表示装置を備える、テレビ受信装置。