WO2006013715A1

WO2006013715A1 - 飲料ディスペンサ

Info

Publication number: WO2006013715A1
Application number: PCT/JP2005/013156
Authority: WO
Inventors: Tooru Asami; Takayuki Akuzawa
Original assignee: Sanden Corporation
Priority date: 2004-08-02
Filing date: 2005-07-15
Publication date: 2006-02-09
Also published as: TW200607747A; JP2006044698A

Abstract

　本発明は、容器を交換する時でも飲料の注出が可能であり、しかも容器の交換作業が容易である飲料ディスペンサの提供を目的とする。　本発明の飲料ディスペンサは、複数（本実施形態では２個）の容器１０が各飲料入口２，３にそれぞれ連結されている。また、各容器１０からタンク２０側への飲料水ＷＡの流路をそれぞれ開閉するための各電磁弁６，７を有する。さらに、各電磁弁６，７は何れか一方が開放されている時に他方が閉鎖されている。即ち、各容器１０の飲料水ＷＡは片側ずつ無くなる。また、何れか一方の容器１０の飲料水ＷＡが無くなると、各電磁弁６，７の開閉がそれぞれ切換えられる。

Description

飲料ディスぺンサ

技術分野

[0001] 本発明は、ミネラルウォーター等が入って、る容器が着脱自在に取付けられた飲料デイスペンサに関する。

背景技術

[0002] 一般に知られている飲料ディスペンサは、上部に飲料出口を有する容器と、飲料出口が下方に向けられた状態で容器の飲料出口が連結され得る飲料入口と、前記容器から飲料入口を介して供給された飲料を加熱または冷却するためのタンクと、飲料入口とタンクとに接続され、飲料入口力タンクに飲料を供給するための供給管と、供給管内の飲料を飲料入口側力タンク側に流すためのポンプと、タンク内の飲料を注出するためのノレブとを備えている。また、飲料入口は飲料ディスペンサ本体の上部に設けられている。

特許文献 1 :特開 2000— 85893号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0003] ところで、この飲料ディスペンサでは、容器が空になると、容器を交換するまでバルブから飲料を注出できない。また、容器の交換頻度を少なくするために容器の容量を大きくすると、容器が重くなる。容器は飲料ディスペンサ本体の上部に取付けられので、容量の大きい容器の交換作業は大きな力を必要とする。

[0004] 本発明の目的とするところは、容器を交換する時でも飲料の注出が可能であり、し力も容器の交換作業が容易である飲料ディスペンサを提供することにある。

課題を解決するための手段

[0005] 前記目的を達成するため、本発明の飲料ディスペンサは、上部に飲料出口を有する複数の容器と、飲料出口が下方に向けられた状態で各容器の飲料出口がそれぞれ連結され得る複数の飲料入口と、容器から飲料入口を介して供給された飲料を加熱または冷却するためのタンクと、各飲料入口とタンクとを接続し、飲料を各飲料入ロカタンクに供給するための供給管と、タンク内の飲料を注出するためのバルブと、タンクに通ずる飲料入口を切換えるための切 «構とを備えて、る。

[0006] これにより、飲料入口に連結された一部の容器の飲料が無くなっても、切構によってタンクに通ずる飲料入口を切換えることにより、飲料が他の容器力もタンクに供給される。また、複数の容器を取付けることができるので、容量の小さい容器を使用できる。

発明の効果

[0007] 本発明の飲料ディスペンサによれば、飲料入口に連結された一部の容器の飲料が無くなっても、飲料が他の容器カゝらタンクに供給される。従って、容器の交換時でも飲料を注出できるので、利用者の利便性を向上できる。また、容量の小さい容器を使用できるので、容器の交換作業が容易である。

[0008] 本発明の前記目的とそれ以外の目的と、特徴と、利益は、以下の説明と添付図面によって明らかになる。

図面の簡単な説明

[0009] [図 1]本発明の一実施形態を示す飲料ディスペンサの正面断面図である。

[図 2]—方の容器が空になった状態の飲料ディスペンサの正面断面図である。

[図 3]全ての容器が空になった状態の飲料ディスペンサの正面断面図である。

[図 4]飲料ディスペンサのブロック図である。

[図 5]制御部の動作を示すフローチャートである。

[図 6]本実施形態の変形例を示す飲料ディスペンサのブロック図である。

[図 7]本実施形態の変形例の制御部の動作を示すフローチャートである。

[図 8]本実施形態の他の変形例を示す飲料ディスペンサのブロック図である。

[図 9]本実施形態の他の変形例の制御部の動作を示すフローチャートである。

[図 10]本実施形態のさらに他の変形例を示す飲料ディスペンサのブロック図である。

[図 11]本実施形態のさらに他の変形例の制御部の動作を示すフローチャートである符号の説明

[0010] 1…飲料デイスペンサ本体、 2…第 1飲料入口、 3…第 2飲料入口、 4…第 1供給管、 5…第 2供給管、 6…第 1電磁弁、 7…第 2電磁弁、 10· ··容器、 10a…飲料出口、 1 Ob…ネジ部、 20· "タンク、 21· ··タンク本体、 22· "ヒータ、 23· ··温度センサ、 24· "管、 25· ·· 3 ^糸合管、 26· ··ノネ、 27· ··スィッチ、 30· ··ポンプ、 31· ·· 出^、 40· ··ノノレブ、 50· ··制御部、 60· ··第 1LED、 61· ··第 2LED、 62· ··第 3LED、 63· ··第 4LED、 64· ··第 5LED、 WA…飲料水。

発明を実施するための最良の形態

[0011] 本実施形態の第 1実施形態の飲料ディスペンサは、飲料ディスペンサ本体 1と、飲料デイスペンサ本体 1の上部に取付けられた複数 (本実施形態では 2個）の容器 10と、容器 10から供給される飲料水 WAを加熱可能なタンク 20と、各容器 10側からタンク 20側に飲料水 WAを流すためのポンプ 30と、タンク 20内の飲料水 WAを注出するためのバルブ 40とを備えている。また、各容器 10は飲料ディスペンサ本体 1の上部に設けられた第 1飲料入口 2及び第 2飲料入口 3にそれぞれ着脱自在に連結して!/ヽる。

[0012] 飲料ディスペンサ本体 1は箱状であり、飲料ディスペンサ本体 1は内部にタンク 20 を収容可能な中空部を有する。

[0013] 第 1飲料入口 2は連結部材 2aを有する。連結部材 2aは内周面にネジ部 2bを有する。連結部材 2aの内部は第 1供給管 4の一端に通じている。第 1供給管 4はウレタン材料力成るチューブ状部材である。連結部材 2aの下側には逆止弁 2c及びフィルタ 2dが設けられて、る。空気はフィルタ 2d及び逆止弁 2cを通って連結部材 2a内に入る。

[0014] 第 2飲料入口 3は連結部材 3aを有する。連結部材 3aは内周面にネジ部 3bを有する。連結部材 3aの内部は第 2供給管 5の一端に通じている。第 2供給管 5はウレタン材料力成るチューブ状部材である。第 1供給管 4の他端側と第 2供給管 5の他端側とは合流し、合流部分がポンプ 30に接続されている。連結部材 3aの下側には逆止弁 3c及びフィルタ 3dが設けられて、る。空気はフィルタ 3d及び逆止弁 3cを通って連結部材 3a内に入る。

[0015] 容器 10はプラスチック材料等力も成り、上部に飲料出口 10aを有する。飲料出口 1 0aの外周面はネジ部 10bを有する。即ち、ネジ部 10bが各飲料入口 2, 3のネジ部 2 b, 3bに連結され、各容器 10が飲料ディスペンサ本体 1の上部に取付けられる。容器 10はミネラルウォーター等の飲料水 WAを収容した状態で販売されて、る。容器 10 の飲料出口 10aはネジ部 10bに連結可能な図示しないキャップによって閉鎖されている。

[0016] 第 1供給管 4は第 1電磁弁 6を有する。第 1電磁弁 6は第 1飲料入口 2と第 2供給管 5 との間に設けられている。第 2供給管 5は第 2電磁弁 7を有する。第 2電磁弁 7は第 2 飲料入口 3と第 1供給管 4との間に設けられている。各電磁弁 6, 7は制御部 50によつて開閉する。

[0017] タンク 20は、飲料水 WAを収容するためのタンク本体 21と、タンク本体 21内の飲料水 WAを加熱するためのヒータ 22と、タンク本体 21内の飲料水 WAの温度を測定するための温度センサ 23と、タンク本体 21内からバルブ 40に飲料を供給するための管 24と、一端がタンク内に通ずる第 3供給管 25とを備えている。また、第 3供給管 25の他端はポンプ 30に接続されて!、る。タンク本体 21は飲料ディスペンサ本体 1内にバネ 26により吊り下げられている。即ち、タンク本体 21はパネ 26によって上方に付勢されている。

[0018] タンク本体 21は両端が閉鎖された円筒形状であり、タンク本体 21の下側はベース 21aにより支持されている。ベース 21aの下面は飲料ディスペンサ本体 1内の底面 la に接触している。段付ボルト 21bが底面 laに固定されている。ベース 21aは各段付ボルト 21bにより上下方向に移動可能にガイドされている。

[0019] ヒータ 22は周知の電熱器から成り、タンク本体 21の下側からタンク本体 21内に揷入されている。

[0020] 温度センサ 23は周知の熱電対であり、タンク本体 21の上側力もタンク本体 21内に挿入されている。

[0021] 管 24はウレタン材料等力も成る可撓性のチューブ状部材である。管 24の一端はタンク本体 21の上側からタンク本体 21内に挿入され、管 24の他端はバルブ 40に接続されている。

[0022] 第 3供給管 25はウレタン材料等力も成る可撓性のチューブ状部材である。

[0023] パネ 26は金属製のコイルスプリングである。パネ 26の一端は飲料ディスペンサ本体 1内の上面に固定され、パネ 26の他端はタンク本体 21の上面に固定されている。タンク本体 21内が飲料水 WAによって満たされて管 24が飲料水 WAに浸っている時は、ベース 21aの下面が飲料ディスペンサ本体 1内の底面 laに接触するようにパネ 2 6の付勢力が設定されている。また、飲料水 WAが減少してタンク本体 21内のヒータ 22が露出する時は、ベース 21aが底面 laから浮き上がるようにパネ 26の付勢力が設定されている。

[0024] スィッチ 27がベース 21aの底面に設けられている。スィッチ 27は、ベース 21aの下面が飲料ディスペンサ本体 1内の底面 laに接触している時にヒータ 22に電力を供給する。また、スィッチ 27は、ベース 21aが底面 laから浮き上がった時にヒータ 22への電力の供給を遮断する。

[0025] ポンプ 30は周知の電動ウォーターポンプである。ポンプ 30は内部にモータによつて回転するロータを有し、ロータの回転によって飲料水 WAを各供給管 4, 5側からタンク 20側に流す。また、ポンプ 30のロータは切欠を有する。このため、ポンプ 30は口ータが回転して、な、時でも飲料水 WAの流れを許容し、飲料水 WAは重力によつて下方に向かって流れる。ポンプ 30はポンプ 30内の飲料 WAを検出する検出器 31 を有する。検出器 31は周知の電流計である。検出器 31はポンプ 30の駆動電流により、ポンプ 30内の飲料水 WAの有無を検出する。即ち、ポンプ 30内に飲料水 WAが有る時は、ロータを回転させるモータに所定の負荷が生ずる。これにより、ポンプ 30 を駆動するための電流値が所定の大きさ以上になる。一方、ポンプ 30内に飲料水 W Aが無い時は、ポンプ 30を駆動するための電流値が所定の大きさに満たない。即ち、ポンプ 30内の飲料水 WAの有無を検出できる。

[0026] バルブ 40は周知の流量制御バルブであり、スピンドルの回転により流路を開閉可能である。バルブ 40は注出口が下方に向けられた状態で飲料デイスペンサ本体 1の側面に固定されている。また、飲料用カップを載置するための載置部 lbが飲料ディスペンサ本体 1に設けられている。載置部 lbはバルブ 40の下側に設けられている。また、バルブ 40を開放すると、ポンプ 30のロータが回転する。

[0027] 制御部 50はマイクロコンピュータであり、図 4に示すように、ポンプ 30の検出器 31 及び各電磁弁 6, 7に接続されている。また、制御部 50は、各電磁弁 6, 7の何れか一方を開放する際に他方を閉鎖する。

[0028] 前述の飲料ディスペンサにおいては、先ず、飲料出口 10aが下方に向けられた状態で飲料水 WAを収容した各容器 10が各飲料入口 2, 3にそれぞれ連結される。各容器 10内の飲料水 WAは各供給管 4, 5内を各電磁弁 6, 7側に流れる。また、制御部 50によって各電磁弁 6, 7の何れか一方が開放されているので、開放されている方の容器 10の飲料水 WAがポンプ 30に流れる。例えば、第 1電磁弁 6が開放され、第 2電磁弁 7が閉鎖されている時は、第 1飲料入口 2に連結された容器 10の飲料水 W Aがポンプ 30側に流れる。また、ポンプ 30が停止している状態で、飲料水 WAは口ータの切欠を通過してタンク 20側に流れる。また、飲料水 WAは管 24が飲料水 WA に浸るまでタンク本体 21内に流入する。

[0029] 次に、バルブ 40を開放すると、バルブ 40の開放によってポンプ 30のロータが回転する。即ち、ポンプ 30によって飲料水 WAがタンク 20側に流れ、タンク 20内の飲料水 WAがバルブ 40から注出される。

[0030] 図 2に示すように、第 1飲料入口 2に連結された容器 10の飲料水 WAが無くなると、ポンプ 30内の飲料水 WAが無くなる。また、ポンプ 30内の飲料水 WAが無くなると、ポンプ 30のモータの負荷が小さくなり、ポンプ 30を駆動するための電流値が低下する。従って、検出器 31によってポンプ 30内の飲料水 WAが検出されなくなり、制御部 50によって第 1電磁弁 6が閉鎖される。一方、制御部 50によって第 2電磁弁 7が開放される。

[0031] この時の制御部 50の動作を図 5に示すフローチャートを参照して説明する。尚、第 1電磁弁 6は開放され、第 2電磁弁 7は閉鎖されている。検出器 31によってポンプ 30 内の飲料水 WAが検出されなくなると (S1)、第 1電磁弁 6を閉鎖し、第 2電磁弁 7を開放する（S2)。これにより、第 2飲料入口 3に連結された容器 10内の飲料水 WAがポンプ 30側に流れる。即ち、第 2飲料入口 3に連結された容器 10の飲料水 WAがタンク 20に供給されている間に、第 1飲料入口 2の容器 10を新しい容器 10に交換できる。

[0032] また、第 2飲料入口 3に連結された容器 10内の飲料が無くなった時は、制御部 50 によって第 2電磁弁 7が閉鎖され、第 1電磁弁 6が開放される。これにより、第 1飲料入口 2に連結された容器 10の飲料水 WAがポンプ 30側に流通する。即ち、何れか一方の容器 10の飲料水 WAが無くなると、他方の容器 10の飲料水 WAがタンク 20に供給される。

[0033] ここで、例えば容器 10の交換が行われず、各容器 10の飲料水 WAが無くなった時は、タンク本体 21内の水位が低下する。これにより、飲料水 WAは管 24に流入しなくなる。また、ヒータ 22は飲料水 WA力も露出する。このため、タンク 20が軽くなり、タンク 20のベース部 21aが飲料ディスペンサ本体 1の底面 laからパネ 26により浮き上がる。これにより、スィッチ 27によりヒータ 22への電力の供給が遮断される。即ち、容器 10が交換されずタンク 20の水位が低下しても、ヒータ 22の空焚きが防止される。

[0034] このように、本実施形態の飲料ディスペンサは、複数 (本実施形態では 2個）の容器 10が各飲料入口 2, 3にそれぞれ連結されている。また、飲料ディスペンサは、各容器 10からタンク 20側への飲料水 WAの流路をそれぞれ開閉するための各電磁弁 6, 7を有する。さらに、各電磁弁 6, 7は何れか一方が開放されている時に他方が閉鎖されている。即ち、各容器 10の飲料水 WAは片側ずつ無くなる。また、何れか一方の容器 10の飲料水 WAが無くなると、各電磁弁 6, 7の開閉がそれぞれ切換えられる。これにより、他方の容器 10の飲料水 WAがタンク 20側に流れ、容器 10の交換前でも飲料水 WAを注出できる。

[0035] また、空になった容器 10が交換される時に、他方の容器 10からタンク 20に飲料水 WAが供給される。このため、容器 10の交換作業を急ぐ必要が無い。また、容量の小さい容器 10を使用できるので、容器 10の交換作業が容易である。

[0036] 尚、本実施形態では 2個の容器 10が取付けられた飲料デイスペンサを示したが、容器 10を 3個以上にすることもできる。これにより、各容器 10の容量がさらに小さくなり、容器 10の交換作業がより容易になる。

[0037] さらに、ポンプ 30内の飲料水 WAは検出器 31によって検出される。また検出器 31 によってポンプ 30内の飲料水 WAが検出されなくなると、制御部 50によって各電磁弁 6, 7の開閉がそれぞれ切換えられる。これ〖こより、一方の容器 10の飲料水 WAが無くなると、他方の容器 10の飲料水 WAが自動的にタンク 20側に流れる。即ち、飲料水 WAの販売中断を確実に防止できる。 [0038] また、ポンプ 30の駆動電流の検出により、ポンプ 30内の飲料の有無が検出される。これにより、飲料水 WAの流路に設けられる流量計のように、飲料水 WAに直接接触する機器を新たに設ける必要がない。即ち、飲料水 WAを検出するための機器によって飲料水 WAの味は低下しな!、。

[0039] 尚、容器 10は飲料水 WAを収容可能であれば良、。また、容器 10は飲料出口 10 aの外周側にネジ部 10bを有することが好ましい。即ち、飲料水 WAが収容された汎用のプラスチック製のボトルを使用できる。飲料水 WAが収容された汎用のプラスチック製のボトルは巿場で大量に流通しているので、入手が容易である。また、ボトルの容量には多くの種類がある。従って、容量が小さく軽いボトルを用いることにより、飲料デイスペンサ本体 1に容器 10を装着する作業がさらに容易になる。但し、ボトルのネジ部 10bに合わせて各飲料入口 2, 3を形成する必要がある。

[0040] また、本実施形態では、タンク 20内の飲料水 WAはヒータ 22により加熱される力ヒータ 22の代わりに設けられた蒸発器等の冷却器により、タンク 20内の飲料水 WAを冷却することも可能である。また、飲料ディスペンサが複数のタンク 20を有する時は、各タンク 20ごとに飲料水 WAの加熱と冷却とを選択できる。

[0041] 尚、図 6に示すように、各電磁弁 6, 7の開閉状態を示すため、第 1LED60及び第 2 LED61を設けることも可能である。第 1LED60及び第 2LED61はクレームに示す第 1表示部に相当する。また、各 LED60, 61は制御部 50にそれぞれ接続されている。また、第 1電磁弁 6が開放されている時に第 1LED60が点灯し、第 1電磁弁 6が閉鎖されている時に第 1LED60が消灯する。また、第 2電磁弁 7が開放されている時に第 2LED61が点灯し、第 2電磁弁 7が閉鎖されて、る時に第 2LED61が消灯する

[0042] この時の制御部 50の動作を図 7に示すフローチャートを参照して説明する。尚、第 1電磁弁 6は開放され、第 2電磁弁 7は閉鎖されている。また、第 1LED60は点灯し、第 2LED61は消灯している。検出器 31によってポンプ 30内の飲料水 WAが検出されなくなると (S10)、第 1電磁弁 6を閉鎖し、第 2電磁弁 7を開放する（Sl l)。また、第 1LED60を消灯し、第 2LED61を点灯する（S12)。

[0043] このように、各電磁弁 6, 7の開閉状態が各 LED60, 61によって表示されるので、各容器 10内が見えない場合でも、各電磁弁 6, 7の開閉状態を確実に知ることができる。

[0044] 尚、図 8示すように、各容器 10の飲料水 WAの有無を表示するため、第 3LED62 及び第 4LED63を設けることも可能である。第 3LED62及び第 4LED63はクレームに示す第 2表示部に相当する。即ち、各 LED62, 63は各容器 10に対応してそれぞれ設けられている。また、各 LED62, 63は制御部 50にそれぞれ接続されている。また、各電磁弁 6, 7の開閉を切換えた時に、切換の直前に飲料水 WAをタンク 20に供給して、た容器 10側の LEDが点灯する。

[0045] この時の制御部 50の動作を図 9に示すフローチャートを参照して説明する。尚、第 1電磁弁 6は開放され、第 2電磁弁 7は閉鎖されている。また、第 3LED62は第 1電磁弁 6側の容器 10の飲料水 WAの有無を表示する。また、第 4LED63は第 2電磁弁 7 側の容器 10の飲料水 WAの有無を表示する。検出器 31によってポンプ 30内の飲料水 WAが検出されなくなると (S20)、第 1電磁弁 6を閉鎖し、第 2電磁弁 7を開放する（ S21)。また、第 1電磁弁 6側の容器 10の飲料水 WAの有無を表示するための第 3L ED62を点灯する（S22)。尚、制御部 50の操作によって各 LED62, 63は消灯する。即ち、空の容器 10を新しい容器 10に交換する時に、作業者が点灯した各 LED62 , 63を消灯する。

[0046] このように、各容器 10の飲料水 WAの有無が各 LED62, 63によって表示されるので、各容器 10内が見えない場合でも、各容器 10の飲料水 WAの有無を確実に知ることができる。

[0047] さらに、図 10に示すように、両方の容器 10の飲料水 WAが無くなつたことを表示する第 5LED64を設けることも可能である。第 5LED64はクレームに示す第 3表示部に相当する。第 5LED64は制御部 50に接続されている。また、各容器 10の飲料水 W Aが無くなると、第 5LED64が点灯する。即ち、各 LED62, 63が両方とも点灯すると、第 5LED64が点灯する。

[0048] この時の制御部 50の動作を図 11に示すフローチャートを参照して説明する。尚、第 1電磁弁 6は開放され、第 2電磁弁 7は閉鎖されている。また、第 3LED62は第 1電磁弁 6側の容器 10の飲料水 WAの有無を表示する。また、第 4LED63は第 2電磁弁 7側の容器 10の飲料水 WAの有無を表示する。検出器 31によってポンプ 30内の飲料水 WAが検出されなくなると (S30)、第 1電磁弁 6を閉鎖し、第 2電磁弁 7を開放する（S31)。また、第 1電磁弁 6側の容器 10の飲料水 WAの有無を表示する第 3LED を点灯する（S32)。

[0049] 次に、容器 10を交換せずに、再び検出器 31によってポンプ 30内の飲料水 WAが検出されなくなると (S33)、第 2電磁弁 7を閉鎖し、第 1電磁弁 6を開放する（S34)。また、第 2電磁弁 7側の容器 10の飲料水 WAの有無を示す第 4LEDを点灯する（S3 5)。これにより、各 LED62, 63が点灯するので（S36)、両方の容器 10の飲料水 W Aが無くなつたことを表示する第 5LED64を点灯する（S37)。

[0050] このように、両方の容器 10の飲料水 WAが無くなったことが第 5LED64によって表示されるので、各容器 10内が見えない場合でも、各容器 10が空であることを確実に知ることができる。

[0051] 本明細書に記載した好まヽ態様は例示的なものであり限定的なものではな!/、。発明の範囲は添付のクレイムによって示されており、それらクレイムの意味の中に入る全ての変形例は本発明に含まれるものである。

Claims

請求の範囲

[1] 上部に飲料出口を有する複数の容器と、

飲料出口が下方に向けられた状態で各容器の飲料出口がそれぞれ連結され得る複数の飲料入口と、

容器から飲料入口を介して供給された飲料を加熱または冷却するためのタンクと、各飲料入口とタンクとを接続し、飲料を各飲料入口カゝらタンクに供給するための供給管と、

タンク内の飲料を注出するためのバルブと、

タンクに通ずる飲料入口を切換えるための切構とを備えた

ことを特徴とする飲料ディスペンサ。

[2] タンクに通じて、る飲料入口を表示するための第 1表示部を備えた

ことを特徴とする請求項 1記載の飲料ディスぺンサ。

[3] 飲料入口力タンクに供給される供給管内の飲料を検出するための検出器と、検出器によって飲料が検出されなくなると、タンクが他の飲料入口に通ずるように切構を制御するための制御部とを備えた

ことを特徴とする請求項 1記載の飲料ディスぺンサ。

[4] 検出器によって飲料が検出されなくなると、タンクに通じている飲料入口に連結された容器が空の容器であることを表示するための第 2表示部を備えた

ことを特徴とする請求項 3記載の飲料ディスぺンサ。

[5] 各飲料入口に連結された全ての容器が空の容器であることを表示するための第 3 表示部を備えた

ことを特徴とする請求項 4記載の飲料ディスぺンサ。

[6] 供給管内の飲料を各飲料入口側力タンク側に流すためのポンプを備え、

検出器は、ポンプを駆動するための電力量に基づき、飲料入口からタンクに供給される供給管内の飲料を検出する

ことを特徴とする請求項 3記載の飲料ディスぺンサ。

[7] 供給管は各飲料入口側が分岐し、分岐した各供給管は各飲料入口にそれぞれ接続され、切換機構は分岐した各供給管にそれぞれ設けられた電磁弁であることを特徴とする請求項 1記載の飲料ディスぺンサ。