WO2004100319A1

WO2004100319A1 - コネクタの実装構造、基板及び電子機器

Info

Publication number: WO2004100319A1
Application number: PCT/JP2003/005687
Authority: WO
Inventors: Hiroshi Yokozawa; Kaigo Tanaka; Sonomasa Kobayashi
Original assignee: Fujitsu Limited
Priority date: 2003-05-07
Filing date: 2003-05-07
Publication date: 2004-11-18
Also published as: CN1736002A; JPWO2004100319A1; US20050239316A1

Description

明細書コネクタの実装構造、基板及び電子機器技術分野

本発明は可搬型記録媒体、例えばカードコネクタの実装構造、基板及び電子機器に関する。背景技術

PC (パーソナルコンピュータ）に可搬型記録媒体の 1つであるカード型記録媒体を接続する場合、 PCの基板にカードコネクタを搭載している。従来のカードコネクタは、カードコネクタの略全体を基板上に載せた状態で搭載されていた。また、従来、 F I G. 10に示す排出機構 10付のコネクタ 1 1が提案されている。この排出機構 10付のコネクタ 1 1は、ハウジング 1 2内に組み込まれた複数の接続端子 1 6の可動端 1 6 aが、カード型記録媒体 1の揷入方向側に配置されている。

■ これらの接続端子 1 6の固定端 1 6 bは、ハウジング 1 2外のカード型記録媒体 1の排出方向側に突出している。また、ハウジング 1 2の開口端の内側に形成された記録媒体挿入ガイド 1 5が、接続端子 16の固定端 16 bより排出方向側へ偏位させて配置されている（例えば、特許文献 1参照）。なお、 F I G. 10 中の符号 2は端子である。

特許文献 1

特開 2001— 236472号公報

特許文献 2

特開平 10— 255928号公報

しかしながら、従来のカードコネクタは、カードコネクタの大部分が基板上に載せられていたので、基板上の取付可能な場所が制限されるという問題があった。そのため、部品レイアウトの自由度が小さくなるという問題があつた。

また、カードコネクタを取り付けることによつて基板の実装面積が減少するため、実装密度が低下するという問題があった。

また、 F I G . 1 0に示した排出機構 1 0付のコネクタ 1 1は、コネクタ 1 1 の取付スペースを小さくできる。しカし、このコネクタ 1 1は、コネクタ 1 1全体が基板上に載せられるため、コネクタ 1 1を取り付けできる場所が制限されるとともに、基板の実装密度が低下するという問題があった。発明の開示

本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、可搬型記録媒体用のコネクタを取り付ける場所の制約を小さくできると共に、基板の実装密度を高くできるコネクタの実装構造、基板及び電子機器の提供を課題とする。

これにより、部品レイアウトの自由度を大きくすることを可能とする。また、基板及び電子機器の小型化及びコストダウンを可能とする。

本発明は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。

すなわち、本発明は、可搬型記録媒体を接続するためのコネクタの実装構造であって、前記基板に取り付けられたコネクタ部と、前記コネクタ部に接続された前記カード型記録媒体を所定の位置に保持すべく、前記基板の外側に位置するガィド部と、を備えている。

本発明では、コネクタのコネクタ部のみ基板に取り付け、コネクタのガイド部を基板外に配置したので、コネクタを取り付ける場所の制約を小さくでき、部品レイァゥトの自由度が大きくなる。

また、基板の実装密度を高くできるので、基板及びこれを用いた電子機器の小型化及びコストダウンが可能になる。

ここで、前記ガイド部を固定部材を介して前記基板に固定できる。

また、前記可搬型記録媒体はカード型記録媒体にできる。

本発明は、所定の領域からなる表面を有する基板であり、前記表面上に取り付けられたコネクタ部と、前記コネクタ部に接続された可搬型記録媒体を所定の位置に保持すべく、前記領域の外側に位置するガイド部と、を備えている。

また、前記可搬型記録媒体はカード型記録媒体とすることができる。本発明は、基板と、前記基板に取り付けられたコネクタ部と、前記コネクタ部に接続された前記可搬型記録媒体を所定の位置に保持すべく、前記基板の外側に位置するガイド部と、備えている。

また、前記可搬型記録媒体はカード型記録媒体とすることができる。

また、前記基板を収容する筐体を備え、前記ガイド部を前記筐体に固定できる。本発明は、基板に取り付けられたコネクタ部と、前記コネクタ部に可搬型記録媒体が接続されるとき、該可搬型記録媒体を所定の位置に保持すべく前記基板の外側に位置されるガイド部と、前記ガイド部を前記基板に固定する固定部材と、を備えている。

なお、以上述べた各構成要素は、本発明の趣旨を逸脱しない限り、互いに組み合わせることが可能である。図面の簡単な説明

F I G. 1は本発明の電子機器を示す分解斜視図であり、

F I G. 2は本発明の電子機器の外観を示す斜視図であり、

F I G. 3は本発明のカードコネクタを示す分解斜視図であり、

F I G. 4は本発明のカードコネクタのコネクタ部を基板に取り付けた状態を示す平面図であり、

F I G. 5は本発明のコネクタ部を示す平面図であり、

F I G. 6は F I G.. 5の A矢視図であり、

F I G. 7は本発明のカードコネクタを基板に取り付ける方法を示す斜視図であり、

F I G. 8は本発明のカードコネクタにカード型記録媒体を挿入した状態を示す平面図であり、

F I G. 9は本発明の別の実施例を示す平面図であり、

F I G. 1 0は従来例を示す平面図である。発明を実施するための最良の形態以下、図面を参照して、本発明の最良の形態を説明する。

F I G. 1は本発明に係る電子機器であるノート型 PC 5を示す分解斜視図、 F I G. 2はこのノート型 PC 5の外観を示す斜視図である。

このノート型 PC 5は、本体 51、本体 5 1に開閉自在に設けられた LCD (液晶ディスプレイ） 52、本体 5 1上に設けられたキーボード 53、本体 51 内に収容された基板であるメインボード 54、べィドライブ 73を備えている。メインボード 54には、ヒートシンク 55、 C PU 56、この CPU 56を冷却するファン 57、 CPU 56で発生した熱をファン 57側に伝達する放熱板 5 8、メインボード 54に可搬型記録媒体である例えば P Cカード 59を接続するカードコネクタ 60が設けられている。

次に、カードコネクタ 60について説明する。なお、カードコネクタ 60及びその実装構造以外は、一般的なものを使用できるので、その説明を省略する。カードコネクタ 60は、 F I G. 3に示すように、メインボード 54に取り付けられたコネクタ部 6 1と、このコネクタ部 61に接続された PCカード 5 9を所定の位置に保持すべく、メィンポード 54の外側に位置するガイド部 62と、このガイド部 62をメインポード 54に固定する固定部材 6 3とを備えている。なお、 F I G. 3は、 C PU 56上に設けられた放熱板 58 (F I G. 1参照）を取り外した状態を示す。

上記のコネクタ部 6 1は、 F I G. 4に示すように、メインボード 54の端縁 54 aに接近した位置に固定されている。このコネクタ部 6 1は、 F I G. 5に示すように、略長方形状であり、その片側に PC力ド 59を揷入する凹部 64 が形成されている。

また、凹部 64の反対側には、メインボード 54に実装される複数のリード端子 65が設けられている。凹部 64内には、 F I G. 6に示すように、複数の雄端子 66が設けられている。この雄端子 66に PCカード 59の端子が接続される。 '

F I G. 3のガイド部 62は、断面が扁平な略コの字状に形成されている。このガイド部 6 2は、その開放面を下側にした状態でメィンボード 54の外側に配置される。

また、固定部材 6 3は、断面が略コの字状に形成されている。この固定部材 6 3は、その一方の端部 6 3 aでコネクタ部 6 1の端部を被覆すると共に、大部分がメインボード 5 4から突出した状態で、メインボード 5 4に固定される。固定部材 6 3の角部における下端部には、メインボード 5 4に固定するための取付部分 6 7と、ガイド部 6 2を取り付けるための取付部分 6 8が設けられている。

一方、ガイド部 6 2の一方の端部側には、固定部材 6 3に取り付けるための取付部分 6 9が設けられている。

ガイド部 6 2をメインボード 5 4に取り付ける際は、固定部材 6 3の凹部 6 3 b内にガイド部 6 2を揷入し、固定部材 6 3の一方の取付部分 6 8と、ガイド部 6 2の取付部分 6 9をねじ 7 0 ( F I G . 7参照）で締結する。

次に、 F I G . 8に示すように、固定部材 6 3の端部 6 3 aをコネクタ部 6 1 に被せた状態で、固定部材 6 3のもう一方の取付部分 6 7をねじ 7 1でメインボード 5 4に取り付ける。

これによつて、コネクタ部 6 1とガイド部 6 2とが所定の位置関係に固定される。そして、 F I G . 8に示すように、ガイド部 6 2に P Cカード 5 9を揷入すると、 P Cカード 5 9が位置ずれすることなくコネクタ部' 6 1の凹部 6 4内に揷入される。これによつて、 P Cカード 5 9がコネクタ部 6 1に接続される。このように、本発明では、カードコネクタ 6 0のコネクタ部 6 1のみメインポード 5 4に取り付けられ、ガイド部 6 2がメインボード 5 4の外側に配置されているので、メインポード 5 4におけるカードコネクタ 6 0を取り付けるために必要なスペースを小さくできる。

従って、カードコネクタ 6 0をメインボード 5 4に取り付ける際に、取付場所の制約を殆ど受けることがないので、部品レイァゥトの自由度が大きくなる。また、メインボード 5 4の実装密度を高くできる。これによつて、メインポード 5 4の小型化及ぴコストダウンが可能になる。また、このメインボード 5 4を用いたノート型 P C 5など電子機器の小型化及びコストダウンが可能になる。なお、上記の実施形態では、カードコネクタ 6 0のガイド部 6 2を、固定部材 63を介してメインボード 54に固定したが、 F I G. 9に示すように、ノート型 P C 5の筐体 72にガイド部 62を固定することもできる。

この場合は、ガイド部 62の取付部分 69， 6 9をねじ 73で筐体 72に固定する。この場合も、メインボード 54にはコネクタ部 61のみ取り付けられ、ガィド部 62がメインボード 54の外側に位置するので、上記と同様な作用効果を発揮できる。

また、上記の実施形態では力一ド型記録媒体である P Cカード 59を使用する場合について説明したが、本発明は、 CF (コンパクトフラッシュ）カード、 M S (メモリスティック) カード、 SDカード、スマートメディアカード、 xDピクチャ一カードなど各種の可搬型記録媒体に適用できる。産業上の利用可能性

本発明は、コンピュータなど各種の電子機器に利用できる。

Claims

請求の範囲

1 . 可搬型記録媒体を接続するためのコネクタの実装構造であって、

前記基板に取り付けられたコネクタ部と、

前記コネクタ部に接続された前記カード型記録媒体を所定の位置に保持すべく、前記基板の外側に位置するガイド部と、を備えたコネクタの実装構造。

2 . 前記ガイド部が固定部材を介して前記基板に固定されている請求項 1に記載のコネクタの実装構造。

3 . 前記可搬型記録媒体はカード型記録媒体である請求項 1に記載のコネクタの

4 . 所定の領域からなる表面を有する基板であり、

前記表面上に取り付けられたコネクタ部と、

前記コネクタ部に接続された可搬型記録媒体を所定の位置に保持すべく、前記領域の外側に位置するガイド部と、

を備えた基板。

5 . 前記ガイド部が固定部材を介して前記基板に固定されている請求項 4に記載の基板。

6 . 前記可搬型記録媒体はカード型記録媒体である請求項 4に記載の基板。

7 . 基板と、

前記基板に取り付けられたコネクタ部と、

前記コネクタ部に接続された前記可搬型記録媒体を所定の位置に保持すべく、前記基板の外側に位置するガイド部と、

を備えた電子機器。

8 . 前記ガイド部が固定部材を介して前記基板に固定されている請求項 7に記載の電子機器。

9 . 前記可搬型記録媒体はカード型記録媒体である請求項 7に記載の電子機器。

1 0 . 前記基板を収容する筐体を有し、

前記ガイド部が前記筐体に固定されている請求項 7に記載の電子機器。

1 1 . 基板に取り付けられたコネクタ部と、

前記コネクタ部に可搬型記録媒体が接続されるとき、該可搬型記録媒体を所定の位置に保持するべく前記基板の外側に位置されるガイド部と、

前記ガイド部を前記基板に固定する固定部材と、

を備えたコネクタ。