WO2001016822A1

WO2001016822A1 - Procede et dispositif de commerce electronique de biens

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Publication number: WO2001016822A1
Application number: PCT/JP2000/005884
Authority: WO
Inventors: Jun Yoshida; Kazuo Imai; Hideto Hamada
Original assignee: Sony Corporation
Priority date: 1999-09-01
Filing date: 2000-08-30
Publication date: 2001-03-08
Also published as: US7343343B1

Description

明細書

電子商品購入方法及び商取引装置技術分野

本発明は、例えばインタ一ネット上でオンラインショッピングを行う場合に適用して好適な電子商品購入方法及び商取引装置に関する。背景技術

従来、例えば各家庭に設置されたパーソナルコンピュータ装置を使用して、インタ一ネットを介してオンラインショッピング用のホームページにアクセスし、そのホームページで紹介された商品の購入申込をすることが行われている。このオンラインショッビングを使用して商品を購入することで、ユーザは各家庭にいながらにして、様々な商品を購入することができる。

このオンラインショッビングで購入申込をした商品の代金の支払方法としては、クレジットカードを使用する方法や、商品が配達される際に代金と引き換える方法や、銀行の口座を利用して送金する方法が一般的である。

ところで、上述した従来のオンラインショッピングでの代金の支払方法は、基本的に何れの場合でも一度に一括して代金を支払う方法であり、分割払いのような、支払条件を自由に選択することは困難であった。クレジットカードを利用する場合には、そのクレジッ卜力一ドの運用会社で予め決められた分割支払が可能な場合もあるが、予め決められた分割支払しかできない問題があり

、またそのようなクレジットカ一ドを所持してない場合には利用できない問題があつた。

通常、分割払いなどの割賦業務を扱う会社（以下本明細書ではこのような会社をクレジット会社と称する）では、分割払いを希望する利用者にクレジッ卜の契約書に必要事項を記入してもらう必要があり、オンラインショッピングのようなインタ一ネッ卜上での処理では、書面の契約書のやり取りが困難であり、実現できなかった。

また、クレジットカードを利用して分割払いを行う場合でも、購入操作を行うコンピュータ装置の画面上で単に分割払いを選択する操作を行うだけであり、実際にどのような支払になるのかは、クレジット力一ドの利用に対する請求書が届くまで判らない問題があつた。同様に、クレジット会社によるクレジッ卜契約の場合、支払条件に応じてその請求額は多様に変化するため、オンラィンショッビングにおいてクレジット支払を申し込む際に、その請求額を事前に知りたいという要求があった。

また、コンピュータ装置などを使用して、オンラインショツビングを行う際には、ユーザが名前，住所，支払条件などの多くの項目の入力を行う必要があり、購入のための操作に時間がかかる問題があつた。発明の開示

本発明の第 1 の目的は、オンラインショッピングを行う場合に

、ユーザによる入力操作が簡単に行えるようにすることにある。

本発明の第 2 の目的は、オンラインショッビングを行う場合に、契約書を必要とするクレジットでの支払ができるようにすることにめる。

本発明の第 3 の目的は、オンラインショッピングを行う場合の

、ユーザが設定した条件による代金の支払状態が、簡単に判るようにすることにある。

第 1 の発明は、サーバと所定の通信回線を介して接続された端末装置で商品の購入を行う電子商品購入方法において、サーバは、商品を購入したユーザに関するデータを蓄積し、端末装置でュ一ザが商品の購入操作をしたとき、その購入操作をしたユーザに関するデータがサーバに蓄積されているとき、その蓄積されたデ一夕を利用して、購入代金の支払に関する設定を行うようにしたものである。

第 1 の発明によると、以前に同じサーバを利用して商品を購入したユーザが商品を購入する場合には、その以前に購入した際のデ一夕を再利用して、購入代金の支払に関する設定が行われる。第 2 の発明は、サーバと所定の通信回線を介して接続された端末装置で商品の購入を行う電子商品購入方法において、端末装置での商品の購入操作で、クレジット払いを選択したとき、端末装置を操作するユーザに対して、クレジットの契約書の送付を要求し、その要求による契約書が返送された時点で、購入操作された商品の正式な受注を行うと共に、端末装置を操作するユーザがクレジッ卜の契約書で既に契約されたユーザであるとき、契約書の送付要求を行うことなく、購入操作された商品の正式な受注を行うようにしたものである。

第 2 の発明によると、クレジット払いで商品を購入する際には、契約書のやり取りが行われた後に、商品が正式に受注されるようになると共に、以前にクレジッ卜の契約書を交わして契約されたユーザが商品を購入する場合には、契約書のやり取りを行うことなく、商品が受注されるようになる。

第 3の発明は、サーバと所定の通信回線を介して接続された端末装置で商品の購入を行う電子商品購入方法において、端末装置での商品の購入操作で、クレジット払いを選択したとき、端末装置の画面上に、商品の購入代金に対する支払状態をシミュレ一ションした結果を表示させ、そのシミユレ一ション結果の表示後に購入を確定させる入力を実行させるようにしたものである。

第 3の発明によると、クレジット払いで商品を購入する際には、そのクレジッ卜払いの支払状態を予めシミュレーションして、ユーザに支払金額や支払日などを確認させた上で、購入を確定させることが可能になる。

第 4の発明は、サーバと所定の通信回線を介して接続された端末装置で商品の購入操作を行う電子商品購入方法において、以下のステップを備えるようにしたものである。

すなわち、サーバが、端末装置を用いて購入操作を行ったユーザに関するデータを自身が有するデータベースファイル内に予め保持するステップと、サーバが、端末装置を用いてユーザが購入操作を行った際、当該ユーザに関するデータがデータベースファィル内に存在するかどうかを検索するステツプと、ユーザに関するデータがデータべ一スフアイル内に存在する場合は、サーバが、当該ユーザに関するデータを用いて商品受注手続を行うステツプ。

第 5の発明は、サーバと所定の通信回線を介して接続された端末装置で商品の購入操作を行う電子商品購入方法において、以下のステップを備えるようにしたものである。

すなわち、サーバが、端末装置を用いて購入操作を行ったユーザに関するデータを自身が有するデータベースファイル内に予め保持するステップと、サーバが、端末装置を用いてユーザが購入操作を行った際、当該ユーザに関するデータがデータべ一スファィル内に存在するかどうかを検索するステップと、ユーザ一に関するデータがデータベースファイル内に存在しない場合、サーバ力商品購入に伴う代金支払契約書を当該ユーザ—に送付するステツプと、ユーザに関するデータがデータベースファイル内に存在する場合は、サーバが、代金支払契約書を送付する手順を省略して、当該ユーザに関するデータを用いて商品受注手続を行うステツプ。

第 6 の発明は、サーバと所定の通信回線を介して接続された端末装置で商品の購入操作を行う電子商品購入方法において、以下のステップを備えるようにしたものである。

すなわち、端末装置を用いて購入操作を行ったユーザに対して、商品購入の代金支払条件の入力を要求するステップと、ステツプにより入力された代金支払条件に基づいて、購入操作を行った商品に関する代金支払状況をユーザに提示するステツプ。

第 7の発明は、所定の通信回線を介して接続された端末装置からの商品の購入操作に基づいて商品受注手続を行う商取引装置が、端末装置を用いて購入操作を行ったユーザに関するデータを予め保持する記憶手段と、端末装置を用いてユーザが購入操作を行つた際、当該ユーザに関するデータが記憶手段内に存在するかどうかを検索する検索手段と、ユーザに関するデータが記憶手段内に存在する場合は、当該ユーザに関するデータを用いて商品受注手続を行う商品受注手続手段とを備えるようにしたものである。

第 8の発明は、所定の通信回線を介して接続された端末装置からの商品の購入操作に基づいて商品受注手続を行う商取引装置が、端末装置を用いて購入操作を行ったユーザに関するデータを予め保持する記憶手段と、端末装置を用いてユーザが購入操作を行つた際、当該ユーザに関するデ一夕が記憶手段内に存在するかどうかを検索する検索手段と、ユーザ一に関するデータがデータべ —スフアイル内に存在しない場合、商品購入に伴う代金支払契約書を作成する契約書作成手段と、ユーザに関するデータがデータベースファイル内に存在する場合は、契約書作成手段による代金支払契約書作成動作を省略して、当該ユーザに関するデータを用いて商品受注手続を行う商品受注手続手段を備えるようにしたものである。

第 9 の発明は、所定の通信回線を介して接続された端末装置からの商品の購入操作に基づいて商品受注手続を行う商取引装置が、端末装置を用いて購入操作を行ったユーザに対して、商品購入の代金支払条件の入力を要求する入力要求手段と、入力要求手段により入力された代金支払条件に基づいて、購入操作を行った商品に関する代金支払状況をユーザに提示する支払状況提示手段を備えるようにしたものである。図面の簡単な説明

図 1 は本発明の一実施の形態によるシステム構成例を示すプロック図である。

図 2 は本発明の一実施の形態による商品購入処理例を示すフ口 —チヤ一トである。

図 3 は本発明の一実施の形態による申込処理例を示すフローチヤートである。

図 4 は本発明の一実施の形態による表示画面の例を示す説明図である。

図 5 は本発明の一実施の形態による支払方法の選択処理例を示すフローチヤ一トである。

図 6 は本発明の一実施の形態による手数料選択処理例を示す説明図である。

図 7 は本発明の他の実施の形態によるシステム構成例を示すブ口ック図である。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の一実施の形態を、図 1〜図 6を参照して説明す o 本実施の形態においては、ユーザ側が所持するパーソナルコンピュー夕装置を、オンラインショッビングを行うホームページ力く開設された業者（以下このような業者をサプライャと称する）側にインタ一ネッ卜で接続させて、商品の購入を行うものとしてある o

図 1 は、その全体のシステム構成を示す図で、ユーザ側設備 1 0 として、電話回線などを介してインターネット 5 0 と接続できるパーソナルコンピュータ装置（端末装置） 1 1が設けられている。このパーソナルコンピュータ装置 1 1 は、例えばユーザによるキーボ一ドの操作で、インタ一ネット 5 0 で接続されたサーバとの間でデ一夕の伝送ができると共に、サーバから伝送されたデ —タを、パーソナルコンピュータ装置 1 1 が備えるディスプレイに表示することができる。なお、パーソナルコンピュータ装置以外のインターネッ卜に接続できる端末装置を、パーソナルコンビユー夕装置 1 1 の代わりに使用してもよい。

サプライャ側設備 2 0 としては、サプライャが開設したウェブ 2 1 と、そのウェブ 2 1 にデ一夕を供給するサプライャ側のサーバ 2 2 とが、インターネット 5 0 に接続可能に設けられている。ここに、ウェブ 2 1 は、パーソナルコンピュータ装置 1 1等の端末装置からの要求に応じて所定の画像（ホームページ）を表示する、いわゆるウェブサーバそのものと、このゥヱブサーバにより表示される画像（ホームページ）の両方を指すものとする。

サーバ 2 2 には、オンラインショッピングに必要なデータや、過去に商品を購入した際のユーザ情報などが蓄積されている。そして、サプライャ側設備 2 0 には、サーバ 2 2 に蓄積されたデー夕に基づいて、購入された商品の発送を行う商品発送部 2 3が用意されている。この商品発送部 2 3 は、例えばゥヱブ 2 1 を介してサーバ 2 2 に商品の購入申し込みがあつたとき、その申し込みのあつた商品や購入者のリストをプリン卜ァゥ卜する端末装置を備える。このプリン卜アウトされたリストに基づいて発送作業を行う者が、該当する商品の発送作業を行う。

また、ここでのオンラインショッピングの代金回収業務は、サプライヤと予め契約された所定のクレジット会社が扱うようになつており、サプライャ側のサーバ 2 2 は、そのクレジット会社側設備 3 0 内のサーバ 3 1 と双方向に通信を行う構成になっている o このサプライャ側のサーバ 2 2 とクレジッ卜会社側のサーバ 3 1 との間は、例えば専用の通信回線を利用して、所定のフアイル転送プロ卜コル（ F T P ) でデータ伝送を行うようにしてある。オンラインショッビングに関する申し込みがサプライャ側のサ一ノく 2 2 にあるときには、クレジット会社側のサーバ 3 1 とのデータ伝送を行って、クレジッ卜に関する承認を得るようにしてある。また、申し込まれたクレジットの支払に関するシミュレ一ションを実行するときにも、サプライャ側のサーバ 2 2 とクレジッ卜会社側のサーバ 3 1 とのデータ伝送を行って、シミュレーションした結果のデータをサプライャ側のサーバ 2 2が得るようになつている。クレジット会社から承認を得る処理ゃシミュレーシヨン処理の詳細については後述する。

クレジット会社側のサーバ 3 1 には、クレジッ卜の処理に必要なデ一夕が蓄積してあり、過去のクレジッ卜利用者に関するデー夕についても蓄積されている。この場合、図 1 のシステム構成では、サプライャ 2 0 とクレジッ卜会社 3 0 とが 1対 1 で対応しているが、実際には複数のサブライヤが 1 つのクレジット会社を利用することがあり、クレジット会社側のサーバ 3 1 には、サプラィャ毎に手数料や金利が設定されており、その設定に関するデー夕が蓄積されている。また、 1 つのサプライャの中でも、商に特別な手数料又は金利を設定する場合には、そのことに関するデータについてもサーバ 3 1 に蓄積されている。

サーバ 3 1 内で処理されたデータは、データ判定部 3 2 としての作業を行うように設定されたコンピュータ装置で、判定作業を行う。データ判定部 3 2 では、クレジットの申し込みから契約完了までの処理に関する個々の件の判定を行う。ここで、データ判定部 3 2 を構成するコンピュータ装置には、プリント部 3 3 を構成するプリンタ装置が接続してあり、クレジット会社側のサーバ 3 1 にクレジッ卜の申し込みがあった場合には、その申し込まれたクレジッ卜の内容に関する契約書を、プリント部 3 3からプリントアウトするようにしてある。そして、そのプリントアウトされた契約書を、クレジッ卜の申し込みのあったユーザ 1 0 に対して送付するようにしてある。

ユーザ 1 0 に送付された契約書は、ユーザ側でサインなどの必要な事項が記入されてから、クレジット会社 3 0側に返送されたとき、そのクレジット会社 3 0 に用意された回収入力部 3 4 としての端末装置を介して、その返送された契約書が回収されて正しく記入された契約書が得られたことがデータとして入力される。データ判定部 3 2 では、この契約書に関するデータの入力があつたことを判定したとき、クレジット会社側のサ一パ 3 1 からサブライヤ側のサーバ 2 2 にこのことを知らせるデータを伝送するようにしてある。

また、クレジッ卜会社側のサーバ 3 1 は、専用の回線を介してクレジッ卜の利用状況に関する信用調査データのデータベース 4 0 と通信を行う構成としてあり、このデータべ一ス 4 0 に蓄積されたデータに基づいて、クレジットの利用申し込みのあったュ一ザに関する信用情報の調査を行うことができる。このデータべ一ス 4 0 は、クレジット会社内に設置されたデータベースである場合と、他のクレジッ卜会社とデータを共有するデータベースである場合とがある。

次に、以上説明したシステム構成において、ユーザ 1 0側のコンピュ一タ装置 1 1 をイン夕一ネット 5 0を介してサプライャ 2 0側のウェブ 2 1 に接続して、商品の購入を行う際の処理を説明する。

図 2 は、商品の購入申し込みから商品が出荷されるまでの処理全体を示したフローチャートである。以下、図 2のフローチヤ一卜に沿って説明すると、まずユーザ 1 0側のコンピュータ装置 1 1 を、インタ一ネット 5 0を介してサプライャ側ウェブ 2 1 に接続させる（ステップ 1 0 1 ) 。ユーザは、コンピュータ装置 1 1 を操作して、このゥヱブ 2 1 として用意されたホームページを閲覧し、購入する商品を選択したとする（ステップ 1 0 2 ) 。この商品の購入操作を行うと、ウェブ 2 1からコンピュータ装置 1 1 へのデータ伝送で、購入に必要な情報を入力する画面がコンピュ —タ装置 1 1 のディスプレイに表示される。

このときに最初に表示される画面としては、このサプライャ 2 0 を使用してオンラインショッビングで商品を購入するのが初めてであるか否かを問い合わせる画面が表示され（ステップ 1 0 3 ) 、その画面上での入力操作に基づいて、商品購入が初めてであると判定された場合には、購入に必要な情報を入力させる画面を表示させて、必要な情報をサプライャ 2 0側が得ると共に、次回以降の購入に必要なパスヮードを登録させる（ステップ 1 0 4 ) 。購入に必要な情報としては、例えば購入者の名前、住所、生年月日（又は年齢）、電話番号、勤務先の名称と住所と電話番号、配偶者の有無の情報、家族の人数の情報などの内、サブライヤが必要とする情報を入力させる。

なお、代金引落用の口座に関する情報、例えばユーザが有する銀行口座の口座番号等については、通常、口座振替依頼書に記載すべき事項であるのでここでの必須入力項目ではないが、ユーザ =サプライャ間のネットワークのセキュリティが担保されることを条件に入力を要求し、別途ユーザ宛に口座振替依頼書を送付する際に口座番号をプリン卜してもよい。また、法律等の制約が取り除かれることを条件に、実際に口座振替依頼書の送付 · 回収を省略した場合は、入力要求項目に付加することもできる。

また、ステップ 1 0 3での入力操作で、初めての購入でないと判定されたときには、一部のデータ（例えば名前又は電話番号）とパスワードを入力させて、サーバ 2 2側でその入力された名前などのデータとパスワードとが一致したとき、そのパスワードで登録された購入者情報をユーザ側のコンピュー夕装置 1 1の画面に表示させて、確認させる（ステップ 1 0 5 ) 。この確認時にコンピュー夕装置 1 1 の画面に表示させる情報としては、例えば修正される可能性のある情報だけを表示させる。例えば、名前、住所，電話番号，勤務先などの変更される可能性のある情報だけを表示させて、生年月日などの修正する可能性のない情報については表示させない。

パスヮードについては、例えばユーザ毎に固有の数桁の数字で構成される第 1 の部分と、サプライャ毎に設定された数桁の数字で構成される第 2 の部分と、第 1，第 2の部分の数字を合わせたデータから生成されるチヱック符号の第 3の部分とで構成して、ユーザには第 1 の部分と第 3の部分をパスワードとして知らせて、第 2 の部分のデータは非公開のデータとする。ユーザに対してサプライャ毎に設定された数字で構成される第 2 の部分を開示する必要はないが、同一のユーザが複数のサプライャに対してクレジッ卜による購入を行うこともあるので、第 3の部分であるチェック符号を第 1 の部分であるユーザ毎に固有な数桁の数字と共にパスワードとして知らせることで、確実に購入者であるユーザを特定できるようになる。

ステップ 1 0 4での購入者情報の登録処理又はステップ 1 0 5 での購入者情報の確認処理が終了すると、支払方法の選択画面を表示させ、ユーザに支払方法を選択させる（ステップ 1 0 6 ) 。ここで選択可能な支払方法としては、銀行などの口座振り込み、商品配達時の代金引き換え、コンビニエンスストアでの支払、クレジッ卜力一ド払い、銀行のキャッシュカードによる口座からの即時引き落とし等の従来からオンラインショッピングで実行されている各種支払方法の他に、クレジット払いが選択できるようにしてある。クレジット払いの場合には、任意の回数の分割払い、ボーナス一括払い、ボーナス 2 回払い、リボルビング払いなどが選択できるようにしてある。なお、ここでのクレジット払いにはクレジットカードを使用した支払は含まない。

クレジッ卜払いの内、分割払いの場合には、分割回数として 3 回、 6 回、 1 2 回などの予め決められた回数の中からユーザが任意の回数を選択できるようにしてあり、ボーナス月の支払額の加算なども選択できるようにしてある。リボルビング払いは、毎月の支払金額を、予め決められた一定額とする支払方法である。これらのクレジッ卜払いは、基本的に購入者に契約書にサインしてもらう必要がある支払方法である。

ステップ 1 0 6 で支払方法の選択があると、選択された支払方法に基づいた処理が行われる。この支払に関する処理は、サプラィャ側のサーバ 2 2 からクレジット会社側のサーバ 3 1 に必要なデ一夕が転送されて、このサーバ 3 1 で実行される。

まず、選択された支払方法がクレジット払いか否か判断し（ステツプ 1 0 7 ) 、クレジット払い以外の支払方法が選択された場合には、それぞれの支払方法に応じた承認処理を行い（ステップ 1 0 8 ) 、その承認処理が完了すると、申込受け付け回答をサブライヤ側サーバ 2 2 に対して行い（ステップ 1 0 9 ) 、ユーザ 1 0側のコンピュータ装置 1 1 の画面に申し込みが完了したことを表示させる。そしてステップ 1 0 9 の申込受け付け回答を行うと、サプライャ 2 0 内では商品発送部 2 3で受注処理を行い（ステップ 1 1 0 ) 、受注された商品を商品発送部 2 3からユーザ 1 0 に対して発送させる（ステップ 1 1 1 ) 。そして、ステップ 1 0 7 でクレジッ卜払いが選択されたと判断したときには、そのときに申し込まれたクレジッ卜払いの条件をシミユレーションした結果を、クレジット会社側のサーバ 3 1 からサプライャ側のザ一バ 2 2 に伝送し、ユーザ 1 0側のコンピュー夕装置 1 1 の画面に

、シミュレーションした結果を表示させる（ステップ 1 2 1 ) 。具体的には、例えば選択された支払回数に基づいて、各回の支払金額と、支払開始日又は各回の支払日などの期日の情報の詳細を表示させる。また、適用される手数料の金額や金利、或いはト一夕ルの支払金額なども同時に表示させるようにしてもよい。

このシミユレ一ション画面でユーザが支払状態を確認し、その確認した内容でよい場合には、ユーザはコンピュータ装置 1 1 を操作して、支払方法を確定させる操作を行う（ステップ 1 2 2 ) 。もし、確認した内容での支払を中止する場合には、その中止処理を行った後、ステップ 1 0 6 に戻って別の支払方法を入力するステップ 1 2 2 でシミュレーションした支払方法の確定操作が行われたときには、クレジットによる購入が初めてであるか否か判断する（ステップ 1 2 3 ) 。このときの判断としては、例えばステップ 1 0 3 における初めての購入でないとの判定か、ステツプ 1 0 5で確認された以前の購入者情報に基づいて判断される。

ステップ 1 2 3で初めてのクレジットによる購入であると判断された場合には、ユーザの信用情報を調査することに関して同意を求める画面を、コンピュータ装置 1 1 の画面に表示させる（ステツプ 1 2 4 ) 。このことに関して同意することを示す操作があるか否かサーバ 3 1 は判断し（ステップ 1 2 5 ) 、同意が得られない場合には、購入処理を終了する。同意が得られた場合には、クレジットの申込画面をコンピュー夕装置 1 1 に表示させる（ステツプ 1 2 6 ) 。この申込画面の表示に基づいた入力で、職業が主婦又は学生となっているか否かサーバ 3 1 は判断し（ステップ 1 2 7 ) 、主婦又は学生である場合には、配偶者又は保護者についての入力を行う補助申し込み画面をコンピュータ装置 1 1 に表示させる（ステップ 1 2 8 ) 。

そして、ステップ 1 2 7 で主婦又は学生でない場合、及びステップ 1 2 8 の補助申し込み画面の入力が終了すると、申込受諾メッセージを示す画面をコンピュータ装置 1 1 に表示させる（ステップ 1 2 9 ) 。この申込受諾メッセージとしては、例えば「お申し込みありがとうございました。受け付けにつきましては販売会社より後日メールで、クレジッ卜の内容確認はクレジット会社より電話でご連絡させていただきます。」と表示させる。この申込受諾メッセージを表示させた後は、サプライャ側のサーバ 2 2 に対して申し込まれた商品の仮受注処理を行う（ステップ 1 3 0 ) と共に、ユーザ側のコンピュータ装置 1 1 の画面に、申込受け付けを回答する画面を表示させる（ステップ 1 3 1 ) 。この申込受け付けを回答する画面としては、例えば「お申込ありがとうございました。後日お申込商品をお届けいたします。」と表示させる。なお、ここまでの申し込みに不備があって申し込みが受けられない場合には、例えば「お申し込みありがとうございました。せつかくですが別のお支払方法でお申し込み下さい。」と表示させる。

また、ステップ 1 2 9 での申込受諾メッセージの表示後の、クレジット会社 3 0側での処理としては、申し込まれた内容に関する調査を行う。すなわち、例えばサーバ 3 1 に接続された調査デ —夕のデータベース 4 0 の記憶データを利用して、申し込まれたユーザのクレジッ卜に関する利用状況の調査を行い（ステップ 1 4 1 ) 、その調査結果から 1 次審査でクレジット利用可となつたか否か判断する（ステップ 1 4 2 ) 。ここで、クレジッ卜利用不可となった場合には、クレジットの利用を承諾しない。また、ステツプ 1 4 2 での 1 次審査でクレジット利用可となった場合には、申込者（すなわちユーザ）への電話での購入意思の確認をクレジッ卜会社が行い（ステップ 1 4 3 ) 、その確認作業による 2次審査でクレジット利用可となったか否か判断する（ステップ 1 4 4 ) 。ここで、クレジッ卜利用不可となった場合には、クレジッ卜の利用を承諾しない。また、ステップ 1 4 4 での 2次審査でクレジット利用可となった場合には、クレジット会社 3 0 内のプリント部 3 3 で、該当するユーザに対するクレジッ卜の契約書のプリントァゥ卜を行い、そのプリン卜ァゥ卜された契約書を、ユーザに送付する（ステップ 1 4 5 ) 。ここでの契約書には、クレジット払いに承諾することの契約書の他に、銀行などの口座振替の依頼書も含むようにしてある。

ステップ 1 4 5 で契約書が送付された後には、その送付した契約書がユーザ側で正しく記入されてクレジット会社に返送されたか否か判断する（ステップ 1 4 6 ) 。ここで、クレジット会社の回収入力部 3 4 で回収された契約書が、正しく記入されてクレジッ卜の契約が成立した場合にはステップ 1 1 0 に移り、サプライャ 2 0 内の商品発送部 2 3 で正式な受注処理を行い、ステップ 1

1 1 で受注された商品を商品発送部 2 3からユーザ 1 0 に対して発送させる。ステップ 1 4 6 である程度の期日が経過しても、契約書が回収できないと判断した場合には、クレジットの申し込みが不成立であると判断し、そのことをサプライャ側に知らせる。また、ステップ 1 2 3 で以前にクレジットを利用したことがある利用者であると判断したときには、サーバ 3 1 (又はサーバ 2 2 ) に蓄積された過去の情報に基づいて、前回申込時に設定した内容などの属性をコンピュータ装置 1 1 の画面に表示させる（ステツプ 1 5 1 ) 。このときには、例えば前回利用時の金融機関名などを表示させる。そして、その表示された内容を修正する入力があるか否か判断し（ステップ 1 5 2 ) 、修正がある場合には変更情報を入力させて設定し（ステップ 1 5 3 ) 、ステップ 1 5 2 で修正なしの場合とステップ 1 5 3 で修正情報が入力された後に

、申込受諾メッセージをコンピュータ装置 1 1 の画面に表示させる（ステップ 1 5 4 ) 。

そして、この申込受諾メッセ一ジを表示させた後に、ステップ 1 1 0 に移り、サプライャ 2 0 内の商品発送部 2 3で正式な受注処理を行い、ステップ 1 1 1 で受注された商品を商品発送部 2 3 からユーザ 1 0 に対して発送させる。なお、ステップ 1 5 1 からステップ 1 5 4 までの以前に購入したことがある者の場合の確認や修正処理については、ステップ 1 0 3〜 1 0 5 での購入者の確認処理時に同時に行うようにしてもよい。

以上のような処理で、インターネットを経由して接続されたュ

—ザ側の端末装置（コンピュータ装置）の操作でクレジット払いなどにより商品を購入することができる。次に、ここまで説明したそれぞれの処理の詳細を説明する。

まず、図 1 のフローチャートでのステップ 1 0 3 ~ 1 0 5 でのユーザ（利用者）による申込時の操作と表示の詳細を、図 3 のフ口一チヤ一卜を参照して説明する。

ユーザ側のコンピュータ装置 1 1 でサプライャ側ウェブ 2 1 に掲示された商品の購入を申し込む操作を行ったとき（ステップ 2 0 1 ) 、その次にコンピュータ装置 1 1 に表示される画面として

、新規購入者であるのか、又は既に購入したことのあるリピータであるのかを問い合わせる画面を表示させて、その表示でいずれかを選択させる（ステップ 2 0 2 ) 。なお、リピータである場合には同時に一部の個人データ及びパスヮ一ドについても入力させる。ここで、新規購入者である操作が行われたことをサーバ 2 2 側が判断すると（ステップ 2 0 3 ) 、新規購入者用の必要事項入力用の画面を表示させ（ステップ 2 0 4 ) 、申込データを得る（ステップ 2 0 5 ) 。

また、ステップ 2 0 2でリピータである操作が行われたことをサーバ 2 2側が判断すると（ステップ 2 1 1 ) 、コンピュータ装置 1 1 には前回のデータを利用するか、或いは新規にデータを入力するかを問い合わせる画面を表示させて、ユーザに選択させる (ステップ 2 1 2 ) 。ここで、新規データ入力が選択されたことをサーバ 2 2側が判断したとき（ステップ 2 1 3 ) 、ステップ 2

0 4 に移って新規購入者の場合と同じ全ての必要事項を入力させる画面を表示させる。

また、ステップ 2 1 1で前回のデータを利用する選択が行われたことをサーバ 2 2側が判断したとき（ステップ 2 1 1 ) 、クレジット会社又はサプライャのサーバ 3 1、 2 2側に用意されたデ

—夕ベース D B 1 に記憶された前回の利用データを読出して、その前回の利用データをコンピュータ装置 1 1の画面に表示させる (ステップ 2 2 1 ) 。このときには、図 2 のフローチャートで既に説明したように、修正される可能性のある入力事項だけを表示させる。

この表示が行われている段階で、前回利用時のデータをそのまま利用するか否かユーザに選択させ（ステップ 2 2 2 ) 、その選択で前回利用時のデータをそのまま利用する場合には（ステップ 2 2 3 ) 、前回利用した銀行口座などのデータをそのまま利用してクレジット払いを行うための処理を行い（ステップ 2 2 4 ) 、確認だけをさせる簡易申込画面をコンピュ一夕装置 1 1 に表示させて（ステップ 2 2 5 ) 、ステップ 2 0 5で申込データを得る（ステップ 2 0 5 ) 。

また、前回利用時のデ一タを修正する場合には（ステップ 2 2 6 ) 、その修正された内容を確認した上で、簡易申込画面をコンピュー夕装置 1 1 に表示させて（ステップ 2 2 5 ) 、ステップ 2 0 5で申込データを得る（ステップ 2 0 5 ) 。

図 4 は、ステップ 2 2 1 の前回データ利用時の表示例を示したものである。但し図 4では、名前や住所などのデータが表示される欄を空欄として示してあり、実際にはそれぞれの欄に文字や数字が表示される。具体的には、氏名の仮名文字での表示欄と、氏名の漢字での表示欄と、配偶者の有無の表示欄と、自宅住所の表示欄と、電話番号の表示欄と、勤務先の表示欄と、勤務先住所の表示欄と、勤務先電話番号の表示欄と、勤続年数の表示欄と、住居形態の表示欄と、居住年数の表示欄と、前回利用した金融機関の名前の表示欄とがあり、それぞれの欄に該当するデータが表示される。この表示例では、「変更がありましたら上書きで変更して下さい。変更の無い場合にはそのまま確認ボタンを押して下さい。」と表示させて、変更がある場合に、その変更されたデ一夕の入力を促すようにしてある。利用する金融機関の口座を変更する場合には、金融機関名の下に表示された変更ボタンを押すことで、口座を入力する別の画面が表示されるようになる。

次に、図 1 のフローチャートのステップ 1 0 6 に示した支払方法の選択処理と、その選択でクレジット払いが選択された場合のシミユレ一ション処理に関する詳細を、図 5 のフローチヤ一トを参照して説明する。まず、支払方法を選択させる画面を表示させると（ステップ 3 0 1 ) 、サーバ側では、その画面での入力で、クレジッ卜払いが選択されたか否か判断し（ステップ 3 0 2 ) 、クレジット払い以外の支払方法が選択されたとき、クレジットカ一ドでの支払が選択されたか否か判断する（ステップ 3 0 3 ) 。ここで、クレジッ卜力一ドでの支払が選択された場合には、クレジットカ一ドの番号や有効期限などの項目を入力させる画面を表示させて（ステツプ 3 0 4 ) 、該当する項目の入力があつたとき、支払方法が入力されたことを示す画面を表示させる（ステップ 3 2 1 ) 。

また、ステップ 3 0 3でクレジット力一ド払い以外の支払方法が選択されたと判断したとき、それぞれの支払方法に対応した入力画面を表示させ（ステップ 3 0 5 ) 、該当する項目の入力があつたとき、支払方法が入力されたことを示す画面を表示させる（ステップ 3 2 1 ) 。

そしてステップ 3 0 2でクレジット払いが選択されたと判断したとき、クレジッ卜の支払を選択する画面をユーザ側のコンビュ一夕装置 1 1 に表示させ、その画面でクレジッ卜の具体的な支払方法を入力させる（ステップ 3 1 1 ) 。ここで、特別な手数料（又は金利）が適用される商品又はサプライャの利用であるか否か判断し（ステップ 3 1 2 ) 、その特別な手数料又は金利が適用される場合には、その特別な手数料が適用されることを示す画面を表示させる（ステップ 3 1 3 ) 。ステップ 3 1 2， 3 1 3の処理後に、選択された支払方法毎のシミュレーション処理を行う。

すなわち、分割払いが選択されたか否か判断し（ステップ 3 1 4 ) 、分割払いが選択されたとき、その選択された分割回数で購入した商品の代金を支払う場合の支払金額や支払期日などの詳細を示すシミュレーション画面を表示させる（ステップ 3 1 5 ) 。また、ボーナス一括払いが選択されたか否か判断し（ステップ 3 1 6 ) 、ボーナス一括払いが選択されたとき、ボーナス一括払いで購入した商品の代金を支払う場合の支払金額や支払期日などの詳細を示すシミュレーション画面を表示させる（ステップ 3 1 7 ) 。また、ボーナス 2回払いが選択されたか否か判断し（ステツプ 3 1 8 ) 、ボーナス 2 回払いが選択されたとき、ボーナス 2回払いで購入した商品の代金を支払う場合の支払金額や支払期日などの詳細を示すシミュレ一ション画面を表示させる（ステップ 3 1 9 ) 。さらに、リボルビング払いが選択されたとき、リボルビング払いで代金を支払う場合の支払金額や支払期日などの詳細を示すシミュレーション画面を表示させる（ステップ 3 2 0 ) 。そして、これらのシミュレ一ション画面での確認が終了した後に、支払方法が入力されたことを示す画面を表示させる（ステップ 3 2 1 ) o

なお、クレジット会社側のサーバ 3 1 には、予めサプライャゃ毎に手数料や金利などを設定するデータを登録させて、その登録されたデータに基づいて、クレジット払いの申し込みがあつた場合のシミユレ一ションなどを行うようにしてある。

図 6 は、サプライャ毎に手数料が設定される処理の例を示した図であり、このクレジット会社を利用するサプライャが、サプラィャ Α〜Ζまで存在するとき、それぞれのサプライャ毎に標準手数料 Α〜Ζを定めてあり、さらにサプライャによっては、商品単位でシステム料率が個別に設定としてある。サーバ 3 1では、シミュレ一ションの要求があつたサプライャのサーバ 2 2から供給されるサプライヤコ一ドゃ商品コードに基づいて、これらの手数料などを選択して、その選択された手数料を利用してシミュレ一ションを行うようにしてある。

以上説明したような処理でいわゆるオンラインショッピングが行えることで、クレジッ卜払いを含む種々の支払方法の中から、ユーザに任意の支払方法を選択できることになる。この場合、クレジッ卜払いの場合には、必要な多数の事項をユーザに入力させる必要があるが、以前に利用したことのあるユーザの場合には、クレジット会社又はサプライャのサーバに接続されたデータべ一スに蓄積されたデータを引用して、契約処理が行えるので、簡単な入力操作でクレジッ卜払いなどの支払が実現できる。この場合、ユーザ毎にパスワードを設定して、そのパスワードの入力を同時に行うようにしてあるので、ユーザの識別を確実に行える。

また、クレジット払いの場合には契約書のやり取りが必要であるが、クレジット払いが申し込まれた際には、クレジット会社から自動的に契約書が利用者に送られる構成としてあるので、契約のための処理が確実かつ迅速に行える。さらに、既に契約書で契約を取り交わしたことのあるリビータの場合には、以前にやり取りされた契約書を利用して、クレジット払いを実行するので、契約書の新たなやり取りが不要になり、迅速にクレジット払いの処理カ<行える。

また、以前に利用したことのあるユーザが、前回利用時の情報を利用して申し込む際には、変更されている可能性のある項目だけをユーザに確認させて、必要により修正させるようにしたので、確認時に全ての項目を確認させる必要がなく、より簡単に申込作業力《行える。

また、クレジット払いを選択した際には、そのときの申込内容に基づいて支払金額や期日などのシミュレ一ションを行つて、その結果をユーザ側の端末装置に表示させるようにしたので、購入する際に正確な支払状況を確認できるようになる。

なお上述した実施の形態では、ユーザ側とサプライャ及びクレジット会社を接続するシステム構成として、ユーザ側の端末装置とサプライャ側ゥヱブとをインタ一ネッ卜で接続させて、サプラィャとクレジット会社との接続は、専用の回線を利用するようにしたが、クレジット会社側のゥェブを利用するようにしてもよい。すなわち、例えば図 7 に示すように、クレジット会社 3 0側にもウェブ 3 5 を用意して、サプライャ側のウェブ 2 2 とクレジッ卜会社 3 0側のゥヱブ 3 5 とをリンクさせて、ユーザ側の端末装置 1 1 とクレジット会社 3 0側のウェブ 3 5 についてもインターネット 5 0 で接続させて、クレジット払いに関するシミュレ一ションなどの支払に関する処理については、このクレジット会社側のゥヱブ 3 5 を経由してクレジット会社側のサーバ 3 1 が直接処理するようにしてもよい。図 7 において、その他の部分は、図 1 に示したシステム構成と同様に構成する。

また、上述した実施の形態では、クレジット払いを選択した際の契約書のやり取りとしては、クレジット会社から印刷された契約書をユーザ側に送付して、その契約書にサインをした後クレジット会社に返送させるようにしたが、ユーザに送付する代わりに

、契約書のデータをィンタ一ネットを介してユーザ 1 0側の端末装置 1 1 に伝送し、端末装置 1 1 に接続されたプリンタ装置（図示せず）からユーザ操作でプリントアウトさせた後、そのプリン卜ァゥ卜された契約書にサインしたものをクレジッ卜会社に返送させるようにしてもよい。

さらに、上述した実施の形態では、既に契約書で契約を取り交わしたことのあるリピータに対して、以前にやり取りした契約書を利用してクレジット払いを実行していたが、法律等の制約からその都度契約書の取り交わしが必要な場合、とりあえず以前にやり取りした契約書の内容に基づいて（及び当該契約時にユーザが更新入力した内容に基づいて）クレジット支払が成立したものとして処理を行い、その後、例えば商品発送と同時に契約書を送付し、契約の追認を行うようにしてもよい。また、上述した実施の形態では、ユーザ側の端末装置とサプラィャ又はクレジッ卜会社との接続を、電話回線などによるィンターネッ卜で行うようにしたが、その他の通信手段を介して接続させるようにしてもよい。産業上の利用可能性

本発明は、オンラインショッピング等、インタ一ネッ卜などのネットワークを介して商品を購入する技術に利用可能である。

Claims

請求の範囲

1 . サーバと所定の通信回線を介して接続された端末装置で商品の購入を行う電子商品購入方法において、

上記サーバは、商品を購入したユーザに関するデータを蓄積し、クレジット契約ができるよう準備し、

上記端末装置でユーザが商品の購入操作をしたとき、その購入操作をしたユーザに関するデータが上記サーバに蓄積されているとき、その蓄積されたデータを利用して、購入代金の支払に関する設定を行うようにした

電子商品購入方法。

2 . 請求の範囲第 1項記載の電子商品購入方法において、

上記ユーザの確認を、所定のパスワードのユーザ入力により行うようにした

電子商品購入方法。

3 . 請求の範囲第 1項記載の電子商品購入方法において、

上記蓄積されたデータによる設定状態を、上記端末装置の画面に表示させて、ユーザに確認させると共に、その確認画面で、必要により設定状態をユーザ入力で修正できるようにした電子商品購入方法。

4 . 請求の範囲第 3項記載の電子商品購入方法において、

上記確認画面では、修正される可能性のある項目だけを表示させるようにした

電子商品購入方法。

5 . サーバと所定の通信回線を介して接続された端末装置で商品の購入を行う電子商品購入方法において、

上記端末装置での商品の購入操作で、クレジット払いを選択したとき、上記端末装置を操作するユーザに対して、クレジットの契約書の送付を要求し、その要求による契約書が返送された時点で、購入操作された商品の正式な受注を行うと共に、

上記端末装置を操作するユーザがクレジッ卜の契約書で既に契約されたユーザであるとき、上記契約書の送付要求を行うことなく、購入操作された商品の正式な受注を行うようにした電子商品購入方法。

6 . 請求の範囲第 5項記載の電子商品購入方法において、

上記端末装置を操作するユーザが契約書で既に契約されたュ —ザであることの確認を、所定のパスヮ一ドのュ一ザ入力により行うようにした

電子商品購入方法。

7 . サーバと所定の通信回線を介して接続された端末装置で商品の購入を行う電子商品購入方法において、

上記端末装置での商品の購入操作で、クレジット払いを選択したとき、上記端末装置の画面上に、上記商品の購入代金に対する支払状態をシミユレ一ションした結果を表示させ、

そのシミユレ一ション結果の表示後に購入を確定させる入力を実行させるようにした

電子商品購入方法。

8 . 請求の範囲第 7項記載の電子商品購入方法において、

上記支払状態のシミュレーションは、ユーザ操作に基づいて設定した支払回数及び支払開始期日によるシミュレ一ションである

電子商品購入方法。

9 . 請求の範囲第 7項記載の電子商品購入方法において、

上記支払状態のシミュレ一ションは、購入する商品又はその商品を扱うサプライャ毎に設定された手数料又は金利で算定する電子商品購入方法。

10. サーバと所定の通信回線を介して接続された端末装置で商品の購入操作を行う電子商品購入方法は、以下のステップを備える：

上記サーバが、上記端末装置を用いて購入操作を行ったユーザに関するデータを自身が有するデータべ一スファイル内に予め保持するステップと、

上記サーバが、上記端末装置を用いてユーザが購入操作を行つた際、当該ユーザに関するデータが上記データべ一スフアイル内に存在するかどうかを検索するステップと、

上記ユーザに関するデータが上記データベースファイル内に存在する場合は、上記サーバが、当該ユーザに関するデ一夕を用いて商品受注手続を行うステップ。

11. 請求の範囲第 1 0項記載の電子商品購入方法は、さらに次のステップを備える：

上記ユーザに関するデータが上記データベースファイル内に存在しない場合は、当該ユーザに関するデータの入力をこのュ —ザに要求するステップと、

上記ステップにより入力された上記ユーザに関するデ一夕を上記データべ一スファィル内に保持するステップ。

12. 請求の範囲第 1 1項記載の電子商品購入方法は、さらに次のステップを備える：

上記ユーザに関するデータを上記データベースファイル内に保持する際に、当該ユーザに対して固有のパスワードを通知するステツプ。

13. 請求の範囲第 1 2項記載の電子商品購入方法は、さらに、上記ユーザに対してパスワードの入力を要求するステップを備え上記ユーザに関するデータを上記データベースファイル内で検索するステップにおいて、上記ユーザにより入力されたパスヮ一ドを用いて上記ユーザに関するデータを検索する。

14. サーバと所定の通信回線を介して接続された端末装置で商品 ' の購入操作を行う電子商品購入方法は、以下のステップを備える：

0 上記サーバが、上記端末装置を用いてユーザが購入操作を行つた際、当該ユーザに関するデ一夕が上記データべ一スフアイル内に存在するかどうかを検索するステップと、

上記ユーザに関するデータが上記データベースファイル内に存在しない場合、上記サーバが、上記商品購入に伴う代金支払 5 契約書を当該ユーザに送付するステップと、

上記ユーザに関するデータが上記データベースファイル内に存在する場合は、上記サーバが、上記代金支払契約書を送付する手順を省略して、当該ユーザに関するデータを用いて商品受注手続を行うステップ。

0 15. 請求の範囲第 1 4項記載の電子商品購入方法は、さらに次のステップを備える：

上記ユーザから返送されてきた上記代金支払契約書の内容を

" 入力するステップと、

上記ステップにより入力された上記代金支払契約書の内容を 5 確認して商品受注手続を行うステップ。

16. 請求の範囲第 1 4項記載の電子商品購入方法は、さらに次のステップを備える：

上記ステップにより入力された上記ユーザに関するデータを上記データベースファイル内に保持するステップ。

17. 請求の範囲第 1 6項記載の電子商品購入方法は、さらに次のステツプを備える：

入力された上記ユーザに関するデータに基づいて上記代金支払契約書を作成するステツプ。

18. サーバと所定の通信回線を介して接続された端末装置で商品の購入操作を行う電子商品購入方法は、以下のステップを備える：

上記端末装置を用いて購入操作を行ったユーザに対して、商品購入の代金支払条件の入力を要求するステップと、

上記ステップにより入力された上記代金支払条件に基づいて、購入操作を行った上記商品に関する代金支払状況を上記ユーザに提示するステップ。

19. 所定の通信回線を介して接続された端末装置からの商品の購入操作に基づいて商品受注手続を行う商取引装置は、

上記端末装置を用いて購入操作を行ったユーザに関するデータを予め保持する記憶手段と、

上記端末装置を用いてユーザが購入操作を行つた際、当該ュ —ザに関するデータが上記記憶手段内に存在するかどうかを検索する検索手段と、

上記ユーザに関するデータが上記記憶手段内に存在する場合は、当該ユーザに関するデータを用いて商品受注手続を行う商品受注手続手段

を備える商取引装置。

20. 所定の通信回線を介して接続された端末装置からの商品の購入操作に基づいて商品受注手続を行う商取引装置は、

上記端末装置を用いて購入操作を行ったユーザに関するデー夕を予め保持する記憶手段と、

上記端末装置を用いてユーザが購入操作を行った際、当該ュ一ザに関するデータが上記記憶手段内に存在するかどうかを検索する検索手段と、

上記ユーザに関するデータが上記データベースファイル内に存在しない場合、上記商品購入に伴う代金支払契約書を作成する契約書作成手段と、

上記ユーザに関するデ一夕が上記データベースファイル内に存在する場合は、上記契約書作成手段による上記代金支払契約書作成動作を省略して、当該ユーザに関するデータを用いて商品受注手続を行う商品受注手続手段

を備える商取引装置。

21. 所定の通信回線を介して接続された端末装置からの商品の購入操作に基づいて商品受注手続を行う商取引装置は、

上記端末装置を用いて購入操作を行ったユーザに対して、商品購入の代金支払条件の入力を要求する入力要求手段と、上記入力要求手段により入力された上記代金支払条件に基づいて、購入操作を行った上記商品に関する代金支払状況を上記ユーザに提示する支払状況提示手段

を備える商取引装置。