JPWO2021050176A5 - - Google Patents
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開示の範囲から逸脱することなく、前記の構成および方法において様々な変更をなすことができるので、前記明細書に含まれたおよび添付図面に示されたすべての事項は、例示として解釈され、限定する意味に解釈されるべきではないことが意図される。
なお、上述した本発明は、次の態様を包含していることを確認的に述べておく。
第1態様: 連続チョクラルスキー法による単結晶シリコンインゴットの製造方法であって、
多結晶シリコンの初期投入量をルツボに加えること、前記初期投入量は、さらに窒素源を含む;
前記多結晶シリコンおよび窒素源の初期投入量を含むルツボを加熱して、シリコン融液をルツボにて形成させること、ここでは、前記シリコン融液は、溶融シリコンの初期ボリュームを含み、かつ初期の融液高さレベルを有する;
シリコン種結晶をシリコン融液と接触させること;
前記シリコン種結晶を引いて、ネック部を成長させること、前記シリコン種結晶は前記ネック部の成長中にネック部引上速度にて引かれ、さらに、前記ネック部は、少なくとも約1×10 13 原子/cm 3 のネック部窒素濃度を有する;
前記シリコン種結晶を引いて、前記ネック部に隣接する外側に広がる種コーンを成長させること、前記シリコン種結晶は前記外側に広がる種コーンの成長中に種コーン引上速度にて引かれ、さらに、前記外側に広がる種コーンは、少なくとも約1×10 13 原子/cm 3 の外側に広がる種コーン窒素濃度を有する;および
前記シリコン種結晶を引いて、外側に広がる種コーンに隣接する前記単結晶シリコンインゴットの本体を成長させること、前記シリコン融液は、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長中に、あるボリュームの溶融シリコンおよび融液高さレベルを含み、さらに、前記単結晶シリコンの本体は、少なくとも約1×10 13 原子/cm 3 の本体窒素濃度を有する、を含み、
前記単結晶シリコンインゴットの本体は、初期の可変的な本体引上速度および一定の本体引上速度にて成長させ、前記単結晶シリコンインゴットの本体は、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の約20%未満について、初期の可変的な本体引上速度で成長され、かつ、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約30%の成長について、一定の本体引上速度で成長される;および
さらに、多結晶をルツボへと連続的に供給または定期的に供給し、それにより、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長中に、ルツボにおいて溶融シリコンのボリュームを補充し、それにより、融液高さレベルを維持し、窒素源をルツボへと連続的に供給または定期的に供給し、それにより、窒素量を補充する、前記製造方法。
第2態様: 前記窒素源が窒素の固体源である、上記第1態様に記載の製造方法。
第3態様: 前記窒素源が窒化ケイ素粉末である、上記第1態様に記載の製造方法。
第4態様: 前記窒素源が、その表面上でシリコン窒化膜を有するシリコンウェーハであり、前記シリコンウェーハは所望により砕かれる、上記第1態様に記載の製造方法。
第5態様: 前記窒素源が酸窒化ケイ素ガラスである、上記第1態様に記載の製造方法。
第6態様: 前記窒素源が窒素ガスである、上記第1態様に記載の製造方法。
第7態様: 前記ネック部窒素濃度が、約1×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 15 原子/cm 3 、または約1×10 13 原子/cm 3 ~約1.5×10 14 原子/cm 3 、または約5×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 14 原子/cm 3 である、上記第1態様に記載の製造方法。
第8態様: 前記外側に広がる種コーン窒素濃度が、約1×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 15 原子/cm 3 、または約1×10 13 原子/cm 3 ~約1.5×10 14 原子/cm 3 、または約5×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 14 原子/cm 3 である、上記第1態様に記載の製造方法。
第9態様: 前記窒素源が、単結晶シリコンインゴットの本体の50mmの軸長当たり、約1ミリグラムの窒素~約100ミリグラムの窒素、単結晶シリコンインゴットの本体の50mmの軸長当たり、約1ミリグラムの窒素~約25ミリグラムの窒素、または単結晶シリコンインゴットの本体の50mmの軸長当たり、約2ミリグラムの窒素~約15ミリグラムの窒素の量で、ルツボに連続的に供給されるかまたは定期的に供給される、上記第1態様に記載の製造方法。
第10態様: 窒化ケイ素は、単結晶シリコンインゴットの本体の50mmの軸長当たり、約2.5ミリグラムの窒化ケイ素~250ミリグラムの窒化ケイ素、または単結晶シリコンインゴットの本体の50mmの軸長当たり、約5ミリグラムの窒化ケイ素~100ミリグラムの窒化ケイ素、または単結晶シリコンインゴットの本体の50mmの軸長当たり、約10ミリグラムの窒化ケイ素~50ミリグラムの窒化ケイ素の量で単結晶シリコンインゴットの本体の成長中にルツボに連続的に供給されるかまたは定期的に供給される、上記第1態様に記載の製造方法。
第11態様: 前記本体窒素濃度が、約1×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 15 原子/cm 3 、または約1×10 13 原子/cm 3 ~約1.5×10 14 原子/cm 3 、または約5×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 14 原子/cm 3 である、上記第1態様に記載の製造方法。
第12態様: 前記本体窒素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、約5×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 14 原子/cm 3 である、上記第1態様に記載の製造方法。
第13態様: 前記本体窒素濃度が、約1×10 13 原子/cm 3 ~約1.5×10 14 原子/cm 3 、または約5×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 14 原子/cm 3 であり、さらに、本体窒素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する、上記第1態様に記載の製造方法。
第14態様: 前記本体窒素濃度が、約5×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 14 原子/cm 3 であり、さらに、本体窒素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する、上記第1態様に記載の製造方法。
第15態様: 磁界が、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長中に前記シリコン融液に印加される、上記第1態様に記載の製造方法。
第16態様: 水平磁界が、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長中に前記シリコン融液に印加される、上記第15態様に記載の製造方法。
第17態様: 先端磁界が、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長中に前記シリコン融液に印加される、上記第15態様に記載の製造方法。
第18態様: 印加された前記磁界が、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長の少なくとも約70%の間、実質的に一定の融液/固体界面プロファイルを維持する、上記第15態様に記載の製造方法。
第19態様: 印加された前記磁界が、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長の約70%~約90%の間、実質的に一定の融液/固体界面プロファイルを維持する、上記第15態様に記載の製造方法。
第20態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、少なくとも1400ミリメートル長のような、少なくとも1500ミリメートル長のような少なくとも約1000ミリメートル長、または少なくとも2000ミリメートル長、または2200ミリメートルのような少なくとも2200ミリメートル長、または少なくとも約3000ミリメートル長、または少なくとも約4000ミリメートル長である、上記第1態様に記載の製造方法。
第21態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、少なくとも約200ミリメートルのような少なくとも約150ミリメートル、少なくとも約300ミリメートル、または少なくとも約450ミリメートルの直径を有する、上記第1態様に記載の製造方法
第22態様: 前記一定の本体引上速度が、約0.4mm/分~約0.8mm/分、約0.4mm/分~約0.7mm/分、または約0.4mm/分~約0.65mm/分である、上記第1態様に記載の製造方法。
第23態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の約5%~約20%について、初期の可変的な本体引上速度で成長される、上記第1態様に記載の製造方法。
第24態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約50%の成長中に一定の本体引上速度で成長される、上記第1態様に記載の製造方法。
第25態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約70%の成長中に一定の本体引上速度で成長される、上記第1態様に記載の製造方法。
第26態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約80%の成長中に一定の本体引上速度で成長される、上記第1態様に記載の製造方法。
第27態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約90%の成長中に一定の本体引上速度で成長される、上記第1態様に記載の製造方法。
第28態様: 前記本体引上速度が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも70%にわたり、凝集した点欠陥を回避するのに十分な一定の臨界引上速度である、上記第1態様に記載の製造方法。
第29態様: 前記本体引上速度が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも90%にわたり、凝集した点欠陥を回避するのに十分な一定の臨界引上速度である、上記第1態様に記載の製造方法。
第30態様: 溶融シリコンのボリュームが、前記単結晶シリコンインゴットの本体の少なくとも約90%の成長中に、約1.0体積%以下変化する、上記第1態様に記載の製造方法。
第31態様: 溶融シリコンのボリュームが、前記単結晶シリコンインゴットの本体の少なくとも約90%の成長中に、約0.5体積%以下変化する、上記第1態様に記載の製造方法。
第32態様: 溶融シリコンのボリュームが、前記単結晶シリコンインゴットの本体の少なくとも約90%の成長中に、約0.1体積%以下変化する、上記第1態様に記載の製造方法。
第33態様: 前記融液高さレベルが、前記単結晶シリコンインゴットの本体の少なくとも約90%の成長中に、約+/-0.5ミリメートル未満変化する、上記第1態様に記載の製造方法。
第34態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約70%にわたる完全シリコンを含む、上記第1態様に記載の製造方法。
第35態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約80%にわたる完全シリコンを含む、上記第1態様に記載の製造方法。
第36態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約90%にわたる完全シリコンを含む、上記第1態様に記載の製造方法。
第37態様: 本体部を有する単結晶シリコンインゴットであって、
本体部が、周囲縁、前記周囲縁と平行な軸長を有する中心軸、および前記中心軸から前記周囲縁まで延在する半径を有し、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハは、検出不能FPD(Seccoエッチング技術によるフローパターン欠陥)およびDSOD(電気的ブレークダウン後の直接表面酸化物欠陥粒子カウント)、およびSeccoエッチング技術によるゼロI欠陥(A欠陥)により特徴付けられる、前記単結晶シリコンインゴット。
第38態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、上記第37態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第39態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体酸素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体酸素濃度の格子間酸素をさらに含む、上記第37態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第40態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体窒素濃度の窒素をさらに含む、上記第37態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第41態様: 前記本体部が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体抵抗率を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する抵抗率を有する、上記第37態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第42態様: 本体部を有する単結晶シリコンインゴットであって、
前記本体部は、周囲縁、前記周囲縁と平行な軸長を有する中心軸、および前記中心軸から前記周囲縁まで延在する半径を有し、前記本体部は、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体酸素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体酸素濃度の格子間酸素を含む、前記単結晶シリコンインゴット。
第43態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体窒素濃度での窒素をさらに含む、上記第42態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第44態様: 前記本体部が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体抵抗率を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する抵抗率を有する、上記第42態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第45態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、検出不能FPD(Seccoエッチング技術によるフローパターン欠陥)およびDSOD(電気的ブレークダウン後の直接表面酸化物欠陥粒子カウント)、およびSeccoエッチング技術によるゼロI欠陥(A欠陥)により特徴付けられる、上記第42態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第46態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、上記第42態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第47態様: 本体部を有する単結晶シリコンインゴットであって、
前記本体部が、周囲縁、前記周囲縁と平行な軸長を有する中心軸、および前記中心軸から前記周囲縁まで延在する半径を有し、本体部が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体窒素濃度の窒素を含む、前記単結晶シリコンインゴット。
第48態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体酸素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体酸素濃度の格子間酸素をさらに含む、上記第47態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第49態様: 前記本体部が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体抵抗率を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する抵抗率を有する、上記第47態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第50態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、検出不能FPD(Seccoエッチング技術によるフローパターン欠陥)およびDSOD(電気的ブレークダウン後の直接表面酸化物欠陥粒子カウント)、およびSeccoエッチング技術によるゼロI欠陥(A欠陥)により特徴付けられる、上記第47態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第51態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、上記第47態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第52態様: 本体部を有する単結晶シリコンインゴットであって、
前記本体部が、周囲縁、前記周囲縁と平行な軸長を有する中心軸、および前記中心軸から前記周囲縁まで延在する半径を有し、さらに、前記本体部が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体抵抗率を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する抵抗率を有する、前記単結晶シリコンインゴット。
第53態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体酸素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体酸素濃度の格子間酸素をさらに含む、上記第52態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第54態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体窒素濃度の窒素をさらに含む、上記第52態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第55態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、検出不能FPD(Seccoエッチング技術によるフローパターン欠陥)およびDSOD(電気的ブレークダウン後の直接表面酸化物欠陥粒子カウント)、およびSeccoエッチング技術によるゼロI欠陥(A欠陥)により特徴付けられる、上記第52態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第56態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、上記第52態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
なお、上述した本発明は、次の態様を包含していることを確認的に述べておく。
第1態様: 連続チョクラルスキー法による単結晶シリコンインゴットの製造方法であって、
多結晶シリコンの初期投入量をルツボに加えること、前記初期投入量は、さらに窒素源を含む;
前記多結晶シリコンおよび窒素源の初期投入量を含むルツボを加熱して、シリコン融液をルツボにて形成させること、ここでは、前記シリコン融液は、溶融シリコンの初期ボリュームを含み、かつ初期の融液高さレベルを有する;
シリコン種結晶をシリコン融液と接触させること;
前記シリコン種結晶を引いて、ネック部を成長させること、前記シリコン種結晶は前記ネック部の成長中にネック部引上速度にて引かれ、さらに、前記ネック部は、少なくとも約1×10 13 原子/cm 3 のネック部窒素濃度を有する;
前記シリコン種結晶を引いて、前記ネック部に隣接する外側に広がる種コーンを成長させること、前記シリコン種結晶は前記外側に広がる種コーンの成長中に種コーン引上速度にて引かれ、さらに、前記外側に広がる種コーンは、少なくとも約1×10 13 原子/cm 3 の外側に広がる種コーン窒素濃度を有する;および
前記シリコン種結晶を引いて、外側に広がる種コーンに隣接する前記単結晶シリコンインゴットの本体を成長させること、前記シリコン融液は、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長中に、あるボリュームの溶融シリコンおよび融液高さレベルを含み、さらに、前記単結晶シリコンの本体は、少なくとも約1×10 13 原子/cm 3 の本体窒素濃度を有する、を含み、
前記単結晶シリコンインゴットの本体は、初期の可変的な本体引上速度および一定の本体引上速度にて成長させ、前記単結晶シリコンインゴットの本体は、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の約20%未満について、初期の可変的な本体引上速度で成長され、かつ、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約30%の成長について、一定の本体引上速度で成長される;および
さらに、多結晶をルツボへと連続的に供給または定期的に供給し、それにより、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長中に、ルツボにおいて溶融シリコンのボリュームを補充し、それにより、融液高さレベルを維持し、窒素源をルツボへと連続的に供給または定期的に供給し、それにより、窒素量を補充する、前記製造方法。
第2態様: 前記窒素源が窒素の固体源である、上記第1態様に記載の製造方法。
第3態様: 前記窒素源が窒化ケイ素粉末である、上記第1態様に記載の製造方法。
第4態様: 前記窒素源が、その表面上でシリコン窒化膜を有するシリコンウェーハであり、前記シリコンウェーハは所望により砕かれる、上記第1態様に記載の製造方法。
第5態様: 前記窒素源が酸窒化ケイ素ガラスである、上記第1態様に記載の製造方法。
第6態様: 前記窒素源が窒素ガスである、上記第1態様に記載の製造方法。
第7態様: 前記ネック部窒素濃度が、約1×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 15 原子/cm 3 、または約1×10 13 原子/cm 3 ~約1.5×10 14 原子/cm 3 、または約5×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 14 原子/cm 3 である、上記第1態様に記載の製造方法。
第8態様: 前記外側に広がる種コーン窒素濃度が、約1×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 15 原子/cm 3 、または約1×10 13 原子/cm 3 ~約1.5×10 14 原子/cm 3 、または約5×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 14 原子/cm 3 である、上記第1態様に記載の製造方法。
第9態様: 前記窒素源が、単結晶シリコンインゴットの本体の50mmの軸長当たり、約1ミリグラムの窒素~約100ミリグラムの窒素、単結晶シリコンインゴットの本体の50mmの軸長当たり、約1ミリグラムの窒素~約25ミリグラムの窒素、または単結晶シリコンインゴットの本体の50mmの軸長当たり、約2ミリグラムの窒素~約15ミリグラムの窒素の量で、ルツボに連続的に供給されるかまたは定期的に供給される、上記第1態様に記載の製造方法。
第10態様: 窒化ケイ素は、単結晶シリコンインゴットの本体の50mmの軸長当たり、約2.5ミリグラムの窒化ケイ素~250ミリグラムの窒化ケイ素、または単結晶シリコンインゴットの本体の50mmの軸長当たり、約5ミリグラムの窒化ケイ素~100ミリグラムの窒化ケイ素、または単結晶シリコンインゴットの本体の50mmの軸長当たり、約10ミリグラムの窒化ケイ素~50ミリグラムの窒化ケイ素の量で単結晶シリコンインゴットの本体の成長中にルツボに連続的に供給されるかまたは定期的に供給される、上記第1態様に記載の製造方法。
第11態様: 前記本体窒素濃度が、約1×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 15 原子/cm 3 、または約1×10 13 原子/cm 3 ~約1.5×10 14 原子/cm 3 、または約5×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 14 原子/cm 3 である、上記第1態様に記載の製造方法。
第12態様: 前記本体窒素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、約5×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 14 原子/cm 3 である、上記第1態様に記載の製造方法。
第13態様: 前記本体窒素濃度が、約1×10 13 原子/cm 3 ~約1.5×10 14 原子/cm 3 、または約5×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 14 原子/cm 3 であり、さらに、本体窒素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する、上記第1態様に記載の製造方法。
第14態様: 前記本体窒素濃度が、約5×10 13 原子/cm 3 ~約1×10 14 原子/cm 3 であり、さらに、本体窒素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する、上記第1態様に記載の製造方法。
第15態様: 磁界が、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長中に前記シリコン融液に印加される、上記第1態様に記載の製造方法。
第16態様: 水平磁界が、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長中に前記シリコン融液に印加される、上記第15態様に記載の製造方法。
第17態様: 先端磁界が、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長中に前記シリコン融液に印加される、上記第15態様に記載の製造方法。
第18態様: 印加された前記磁界が、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長の少なくとも約70%の間、実質的に一定の融液/固体界面プロファイルを維持する、上記第15態様に記載の製造方法。
第19態様: 印加された前記磁界が、前記単結晶シリコンインゴットの本体の成長の約70%~約90%の間、実質的に一定の融液/固体界面プロファイルを維持する、上記第15態様に記載の製造方法。
第20態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、少なくとも1400ミリメートル長のような、少なくとも1500ミリメートル長のような少なくとも約1000ミリメートル長、または少なくとも2000ミリメートル長、または2200ミリメートルのような少なくとも2200ミリメートル長、または少なくとも約3000ミリメートル長、または少なくとも約4000ミリメートル長である、上記第1態様に記載の製造方法。
第21態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、少なくとも約200ミリメートルのような少なくとも約150ミリメートル、少なくとも約300ミリメートル、または少なくとも約450ミリメートルの直径を有する、上記第1態様に記載の製造方法
第22態様: 前記一定の本体引上速度が、約0.4mm/分~約0.8mm/分、約0.4mm/分~約0.7mm/分、または約0.4mm/分~約0.65mm/分である、上記第1態様に記載の製造方法。
第23態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の約5%~約20%について、初期の可変的な本体引上速度で成長される、上記第1態様に記載の製造方法。
第24態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約50%の成長中に一定の本体引上速度で成長される、上記第1態様に記載の製造方法。
第25態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約70%の成長中に一定の本体引上速度で成長される、上記第1態様に記載の製造方法。
第26態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約80%の成長中に一定の本体引上速度で成長される、上記第1態様に記載の製造方法。
第27態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約90%の成長中に一定の本体引上速度で成長される、上記第1態様に記載の製造方法。
第28態様: 前記本体引上速度が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも70%にわたり、凝集した点欠陥を回避するのに十分な一定の臨界引上速度である、上記第1態様に記載の製造方法。
第29態様: 前記本体引上速度が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも90%にわたり、凝集した点欠陥を回避するのに十分な一定の臨界引上速度である、上記第1態様に記載の製造方法。
第30態様: 溶融シリコンのボリュームが、前記単結晶シリコンインゴットの本体の少なくとも約90%の成長中に、約1.0体積%以下変化する、上記第1態様に記載の製造方法。
第31態様: 溶融シリコンのボリュームが、前記単結晶シリコンインゴットの本体の少なくとも約90%の成長中に、約0.5体積%以下変化する、上記第1態様に記載の製造方法。
第32態様: 溶融シリコンのボリュームが、前記単結晶シリコンインゴットの本体の少なくとも約90%の成長中に、約0.1体積%以下変化する、上記第1態様に記載の製造方法。
第33態様: 前記融液高さレベルが、前記単結晶シリコンインゴットの本体の少なくとも約90%の成長中に、約+/-0.5ミリメートル未満変化する、上記第1態様に記載の製造方法。
第34態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約70%にわたる完全シリコンを含む、上記第1態様に記載の製造方法。
第35態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約80%にわたる完全シリコンを含む、上記第1態様に記載の製造方法。
第36態様: 前記単結晶シリコンインゴットの本体が、前記単結晶シリコンインゴットの本体長の少なくとも約90%にわたる完全シリコンを含む、上記第1態様に記載の製造方法。
第37態様: 本体部を有する単結晶シリコンインゴットであって、
本体部が、周囲縁、前記周囲縁と平行な軸長を有する中心軸、および前記中心軸から前記周囲縁まで延在する半径を有し、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハは、検出不能FPD(Seccoエッチング技術によるフローパターン欠陥)およびDSOD(電気的ブレークダウン後の直接表面酸化物欠陥粒子カウント)、およびSeccoエッチング技術によるゼロI欠陥(A欠陥)により特徴付けられる、前記単結晶シリコンインゴット。
第38態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、上記第37態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第39態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体酸素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体酸素濃度の格子間酸素をさらに含む、上記第37態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第40態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体窒素濃度の窒素をさらに含む、上記第37態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第41態様: 前記本体部が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体抵抗率を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する抵抗率を有する、上記第37態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第42態様: 本体部を有する単結晶シリコンインゴットであって、
前記本体部は、周囲縁、前記周囲縁と平行な軸長を有する中心軸、および前記中心軸から前記周囲縁まで延在する半径を有し、前記本体部は、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体酸素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体酸素濃度の格子間酸素を含む、前記単結晶シリコンインゴット。
第43態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体窒素濃度での窒素をさらに含む、上記第42態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第44態様: 前記本体部が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体抵抗率を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する抵抗率を有する、上記第42態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第45態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、検出不能FPD(Seccoエッチング技術によるフローパターン欠陥)およびDSOD(電気的ブレークダウン後の直接表面酸化物欠陥粒子カウント)、およびSeccoエッチング技術によるゼロI欠陥(A欠陥)により特徴付けられる、上記第42態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第46態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、上記第42態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第47態様: 本体部を有する単結晶シリコンインゴットであって、
前記本体部が、周囲縁、前記周囲縁と平行な軸長を有する中心軸、および前記中心軸から前記周囲縁まで延在する半径を有し、本体部が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体窒素濃度の窒素を含む、前記単結晶シリコンインゴット。
第48態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体酸素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体酸素濃度の格子間酸素をさらに含む、上記第47態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第49態様: 前記本体部が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体抵抗率を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する抵抗率を有する、上記第47態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第50態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、検出不能FPD(Seccoエッチング技術によるフローパターン欠陥)およびDSOD(電気的ブレークダウン後の直接表面酸化物欠陥粒子カウント)、およびSeccoエッチング技術によるゼロI欠陥(A欠陥)により特徴付けられる、上記第47態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第51態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、上記第47態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第52態様: 本体部を有する単結晶シリコンインゴットであって、
前記本体部が、周囲縁、前記周囲縁と平行な軸長を有する中心軸、および前記中心軸から前記周囲縁まで延在する半径を有し、さらに、前記本体部が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体抵抗率を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する抵抗率を有する、前記単結晶シリコンインゴット。
第53態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体酸素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体酸素濃度の格子間酸素をさらに含む、上記第52態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第54態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも40%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも50%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する本体窒素濃度の窒素をさらに含む、上記第52態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第55態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、検出不能FPD(Seccoエッチング技術によるフローパターン欠陥)およびDSOD(電気的ブレークダウン後の直接表面酸化物欠陥粒子カウント)、およびSeccoエッチング技術によるゼロI欠陥(A欠陥)により特徴付けられる、上記第52態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
第56態様: 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、または単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、上記第52態様に記載の単結晶シリコンインゴット。
Claims (20)
- 本体部を有する単結晶シリコンインゴットであって、
本体部が、周囲縁、前記周囲縁と平行な軸長を有する中心軸、および前記中心軸から前記周囲縁まで延在する半径を有し、単結晶シリコンインゴットの本体が、少なくとも約1000ミリメートル長であり、単結晶シリコンインゴットの本体が、少なくとも約150ミリメートルの直径を有し、さらに、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハは、検出不能FPD(Seccoエッチング技術によるフローパターン欠陥)およびDSOD(電気的ブレークダウン後の直接表面酸化物欠陥粒子カウント)、およびSeccoエッチング技術によるゼロI欠陥(A欠陥)により特徴付けられ、さらに、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハは、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、前記単結晶シリコンインゴット。 - 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも80%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、請求項1記載の単結晶シリコンインゴット。
- 約10PPMA~約35PPMAの本体酸素濃度の格子間酸素をさらに含み、さらに、本体格子間酸素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、平均本体酸素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する、請求項1記載の単結晶シリコンインゴット。
- 少なくとも約1×10 13 原子/cm 3 の本体窒素濃度の窒素をさらに含み、さらに、本体窒素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する、請求項1記載の単結晶シリコンインゴット。
- 前記本体部が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、平均本体抵抗率を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する抵抗率を有する、請求項1記載の単結晶シリコンインゴット。
- 本体部を有する単結晶シリコンインゴットであって、
前記本体部は、周囲縁、前記周囲縁と平行な軸長を有する中心軸、および前記中心軸から前記周囲縁まで延在する半径を有し、単結晶シリコンインゴットの本体が、少なくとも約1000ミリメートル長であり、単結晶シリコンインゴットの本体が、少なくとも約150ミリメートルの直径を有し、さらに、前記本体部が、約10PPMA~約35PPMAの本体酸素濃度の格子間酸素を含み、さらに、本体格子間酸素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、平均本体酸素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化し、さらに、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハは、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、前記単結晶シリコンインゴット。 - 少なくとも約1×10 13 原子/cm 3 の本体窒素濃度の窒素をさらに含み、さらに、本体窒素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する、請求項6記載の単結晶シリコンインゴット。
- 前記本体部が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、平均本体抵抗率を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する抵抗率を有する、請求項6記載の単結晶シリコンインゴット。
- 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、検出不能FPD(Seccoエッチング技術によるフローパターン欠陥)およびDSOD(電気的ブレークダウン後の直接表面酸化物欠陥粒子カウント)、およびSeccoエッチング技術によるゼロI欠陥(A欠陥)により特徴付けられる、請求項6記載の単結晶シリコンインゴット。
- 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる、本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、請求項6記載の単結晶シリコンインゴット。
- 本体部を有する単結晶シリコンインゴットであって、
前記本体部が、周囲縁、前記周囲縁と平行な軸長を有する中心軸、および前記中心軸から前記周囲縁まで延在する半径を有し、単結晶シリコンインゴットの本体が、少なくとも約1000ミリメートル長であり、単結晶シリコンインゴットの本体が、少なくとも約150ミリメートルの直径を有し、さらに、本体部分が、少なくとも約1×10 13 原子/cm 3 の本体窒素濃度の窒素を含み、さらに、本体窒素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化し、さらに、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハは、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、前記単結晶シリコンインゴット。 - 約10PPMA~約35PPMAの本体酸素濃度の格子間酸素をさらに含み、さらに、本体格子間酸素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたり、平均本体酸素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する、請求項11記載の単結晶シリコンインゴット。
- 前記本体部が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、平均本体抵抗率を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する抵抗率を有する、請求項11記載の単結晶シリコンインゴット。
- 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、検出不能FPD(Seccoエッチング技術によるフローパターン欠陥)およびDSOD(電気的ブレークダウン後の直接表面酸化物欠陥粒子カウント)、およびSeccoエッチング技術によるゼロI欠陥(A欠陥)により特徴付けられる、請求項11記載の単結晶シリコンインゴット。
- 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、請求項11記載の単結晶シリコンインゴット。
- 本体部を有する単結晶シリコンインゴットであって、
前記本体部が、周囲縁、前記周囲縁と平行な軸長を有する中心軸、および前記中心軸から前記周囲縁まで延在する半径を有し、単結晶シリコンインゴットの本体が、少なくとも約1000ミリメートル長であり、単結晶シリコンインゴットの本体が、少なくとも約150ミリメートルの直径を有し、さらに、前記本体部が、約1000オーム-cm~約100,000オーム-cmの抵抗率を有し、さらに、抵抗率が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、平均本体抵抗率を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化し、さらに、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハは、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、前記単結晶シリコンインゴット。 - 約10PPMA~約35PPMAの本体酸素濃度の格子間酸素をさらに含み、さらに、本体格子間酸素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、平均本体酸素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する、請求項16記載の単結晶シリコンインゴット。
- 少なくとも約1×10 13 原子/cm 3 の本体窒素濃度の窒素をさらに含み、さらに、本体窒素濃度が、単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたり、平均本体窒素濃度を20%以下上回ってかつ20%以上下回って変化する、請求項16記載の単結晶シリコンインゴット。
- 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも60%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、検出不能FPD(Seccoエッチング技術によるフローパターン欠陥)およびDSOD(電気的ブレークダウン後の直接表面酸化物欠陥粒子カウント)、およびSeccoエッチング技術によるゼロI欠陥(A欠陥)により特徴付けられる、請求項16記載の単結晶シリコンインゴット。
- 単結晶シリコンインゴットの本体軸長の少なくとも70%にわたる本体のいずれかの部分からスライスされたウェーハが、0.026μmサイズ以下での20未満のCOPにより特徴付けられる、請求項16記載の単結晶シリコンインゴット。
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