JPWO2020081153A5

JPWO2020081153A5 -

Info

Publication number: JPWO2020081153A5
Application number: JP2021521267A
Authority: JP
Publication date: 2022-09-05
Anticipated expiration: 2039-08-28

Claims

治療手術の間、食道の内部領域を冷却するまたは温める装置であって、
近位端と遠位端を有する細長い、柔軟なカテーテルと、
前記カテーテルの前記近位端に対して前記カテーテルの外面に取り付けられる近位バルーンであって、前記近位バルーンは、膨張したとき、食道の近位部分を遮断するように構成される及びそのような大きさにされる、近位バルーンと、
前記カテーテルの前記遠位端の外面に取り付けられる遠位バルーンであって、前記遠位バルーンは、膨張したとき、食道の第２の部分を遮断するように構成される及びそのような大きさにされる、遠位バルーンと、
前記近位バルーンと前記遠位バルーンの内部と連通する少なくとも１つの膨張注入口を有する前記カテーテルを通って延在する少なくとも１つのバルーン膨張内腔と、
前記カテーテルの前記遠位端及び前記近位バルーンと前記遠位バルーンの間に配置されたゲル排出口と流体連通するゲル注入口を有する前記カテーテルを通って延在するゲル注入内腔と、を備える、装置。
さらに、冷却液排出口と連通する冷却液注入口を有する冷却液チューブを備え、
前記冷却液チューブは、前記カテーテルの外面に取り付けられ、前記カテーテルの前記近位端から前記遠位バルーンに近位の前記カテーテルの前記遠位端に延在し、その後前記カテーテルの前記近位端に戻る、請求項１に記載の装置。
前記冷却液チューブは、前記カテーテルの外面の周りにらせん状に巻かれる、請求項２に記載の装置。
前記冷却液チューブは、カーボンまたは金属の少なくとも１つで満たされる、請求項２または３に記載の装置。
前記冷却液チューブは、外径が約１．７ｍｍである、請求項２乃至４のいずれか１項に記載の装置。
前記冷却液注入口は、前記冷却液チューブを通って、加熱されたまたは冷却された流体をポンプでくみ上げるように構成されたポンプに取り付けられる、請求項２乃至４のいずれか１項に記載の装置。
さらに前記冷却液チューブに接続され、食道の内部領域に関連する温度情報を出力するように構成された１またはそれ以上の温度センサを備える、請求項２乃至６のいずれか１項に記載の装置。
さらに前記カテーテルの内部に挿入された可変ブレード要素を備え、
前記可変ブレード要素は、体内に及び前記カテーテルの内部に配置されたとき曲げられるように構成され、それにより体内の前記カテーテルの配向の変化を引き起こす、請求項１乃至７のいずれか１項に記載の装置。
請求項１乃至８のいずれか１項に記載の装置及びゲルを作り出すポリマ材料を備えるキット。
請求項１乃至８のいずれか１項に記載の装置及びゲルを備えるキット。
前記ゲルは、水及びポリアルキレングリコールを含む、請求項９または１０に記載のキット。
前記ポリアルキレングリコールは、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、モノメトキシポリエチレングリコール、ポロキサマ、またはそれらの任意の組み合わせを含む、請求項１１に記載のキット。
前記ポリアルキレングリコールは、分子量が約６００Ｄａから約６０００Ｄａである、請求項１１又は１２のいずれか１項に記載のキット。
前記ポリアルキレングリコールは、前記ゲルの約０．１重量％から５重量％である、請求項１１乃至１３のいずれか１項に記載のキット。
前記ゲルは、誘電率が２０未満である、請求項９乃至１４のいずれかに記載のキット。
前記ゲルは、熱伝導ゲルを含む、請求項１０に記載のキット。
心房切除装置をインビトロ試験する装置であって、
食道に似せるように構成される及びそのような大きさにされる内腔を有する柔軟なチューブと、
前記柔軟なチューブの表面に配置されたヒドロゲルであって、前記ヒドロゲルは、左心房壁に似せるような大きさにされ及びそのように構成される、ヒドロゲルと、
前記ヒドロゲルを切除温度に加熱するように構成された熱源と、
前記柔軟なチューブの前記内腔に配置された第１の温度プローブ及び前記柔軟なチューブと前記ヒドロゲルの間に配置された第２の温度プローブの少なくとも１つと、を備える装置。
前記熱源は、少なくとも１５０℃の温度を作り出すように構成される、請求項１７に記載の装置。
前記柔軟なチューブは、内径が約２ｃｍで、厚さが約５ｍｍである、請求項１７または１８に記載の装置。
前記ヒドロゲルは、厚さが少なくとも５ｍｍである、請求項１７乃至１９のいずれか１項に記載の装置。
さらに前記柔軟なチューブから少なくとも３ｍｍの前記ヒドロゲルに配置された第３の温度プローブを備える、請求項１７乃至２０のいずれか１項に記載の装置。
３７℃の生理食塩水槽に浮かせられる、請求項１７乃至２１のいずれか１項に記載の装置。