JPWO2020032051A1 - 加湿器 - Google Patents
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Abstract
容易にメンテナンス可能な給水路を備える。加湿器(1)は、加湿器本体(11)と加湿器本体(11)の側面に取り外し可能に、取り付けられたパネル(12)とを備え、上記側面には、上下方向に溝部(113)が設けられ、パネル(12)と溝部(113)とにより給水路を形成している。
Description
本発明は、給水口が設けられ、該給水口に直接、給水が可能な加湿器に関する。
従来、給水口を設け、外から給水口を介して貯水容器内に水を直接補給するタイプの加湿器は、送風ファン、モータおよび電気系を避けた位置に給水口が設ける必要があり、給水口の開口を大きく形成することが難しかった。また、給水口の開口が小さくなると、給水の際に水が給水口の周囲に誤ってこぼれ、モータや電気系を濡らしてこれらを故障させるおそれもあった。
そこで、特許文献1には、モータの上方をドーム状の上部被膜で被膜し、上部被膜の周縁樋、および横断樋を形成して横断樋から該貯水容器にかけて水路を形成した気化式加湿器が記載されている。
上述した特許文献1に記載の技術は、モータの上方を被膜することにより、モータに水がかかることを防止するものである。しかし、給水された水が貯水容器に達するまでの給水路は、固定されており、ユーザが給水路をメンテナンスすることが難しい。給水路は、給水により水が通過する部分であり、メンテナンスを怠ると水あか等の不純物が付着してしまう可能性がある。
本発明の一態様は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、容易にメンテナンス可能な給水路を備えた加湿器を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加湿機は、本体の上面に給水口が設けられ、該給水口から給水された水が給水路を通過して上記本体の下部に格納された貯水トレイに貯水される加湿器であって、上記本体と、上記本体の前面、取り外し可能に取り付けられたパネルとを備え、上記前面には、上下方向に沿った溝が設けられ、上記パネルと上記溝とにより上記給水路を形成していることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、給水路は、取り外し可能なパネルと本体の側面に設けられた溝とにより形成される。よって、パネルを取り外せば、給水路の内部が露出することになる。これにより、給水路のメンテナンスを容易に行うことができるという効果を奏する。
〔加湿器1の概要〕
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る加湿器1の概要について説明する。なお、加湿器1による加湿機能の実現は、公知の技術を用いて可能であるので、その説明は省略する。なお、加湿器とは、加湿機能を実現する構成を備えていればよく、加湿機能のみを実現するものに限られない。加湿機能付き空気清浄機、加湿機能付きエアコン、除加湿器等も加湿器に含まれる。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る加湿器1の概要について説明する。なお、加湿器1による加湿機能の実現は、公知の技術を用いて可能であるので、その説明は省略する。なお、加湿器とは、加湿機能を実現する構成を備えていればよく、加湿機能のみを実現するものに限られない。加湿機能付き空気清浄機、加湿機能付きエアコン、除加湿器等も加湿器に含まれる。
図1は、加湿器1の斜視図である。なお、加湿器1のz方向から見た面を加湿器1の上面、y方向から見た面を前面、x方向から見た面を側面と呼ぶ。図1に示すように、加湿器1は、加湿器本体(本体)11、パネル12、および貯水トレイ13により構成されている。また、加湿器本体11の上面には給水口111、吹出口112が設けられ、加湿器本体11の前面(パネル12が取付けられる面)には、上下方向に溝部(溝)113が設けられ、溝部113の内部を通過する水は貯水トレイ13へと流れる。また、溝部113の底面にはリブ(塀)114が2個設けられている。そして、給水口111から給水された水は、2個のリブ114の間を通過するようになっている。換言すれば、リブ114は、パネル12と溝部113とで囲まれた空間を、給水路と他の空間(補助路)とに分割する役目を果たしている。
パネル12は、加湿器本体11の前面に取り外し可能に取り付けられるものである。そして、溝部113とパネル12とで形成される空間、若しくは空間の一部が給水路となり、給水口111から給水された水が当該給水路を通過して貯水トレイ13に貯水される。例えば、溝部113の底面と2個のリブ114とパネル12とで形成される空間が給水路となる。
このように、給水路は、加湿器本体11に設けられた溝部113と取り外し可能なパネル12とで形成される。パネル12は取り外し可能なので、給水路のメンテナンスを行う場合、パネル12を取り外し、溝部113を露出させて行うことができる。これにより、給水路を形成しているパネル12の加湿器本体11側の面、および溝部113をユーザは容易に直接、メンテナンスすることができる。特に、給水路は水が通過するため、水あか等の不純物が付着しやすい。このような不純物を取り除くために、給水路を、容易に直接メンテナンスできる利点は大きい。
なお、パネル12は、少なくとも加湿器本体11との間で給水路を構成する箇所については透明または半透明であることが好ましい。パネル12が透明または半透明であることで、給水時にユーザが外部から水の流れを確認することができる。これにより、パネル12と加湿器本体11との間で取り付けに不備があった場合に生じ得る水の流れの異常(例えば、横漏れ)をユーザは直ちに発見することができる。
貯水トレイ13は、加湿器本体11の下部に格納される、貯水可能なトレイである。
加湿器1は、気化式であり、貯水トレイ13に格納された加湿フィルタ(図示せず)が吸水し、濡れた加湿フィルタに、送風ファン(図示せず)により風を通すことで、水分を蒸発させ加湿するものである。
〔給水路の構造〕
次に、図2を参照して給水路の構造について説明する。図2は、加湿器1を図1のA−A'(x−y平面に平行な面)で切ったときの断面の一部を示す図である。図2に示すように、加湿器本体11の溝部113には、リブ114が2個設けられている。
次に、図2を参照して給水路の構造について説明する。図2は、加湿器1を図1のA−A'(x−y平面に平行な面)で切ったときの断面の一部を示す図である。図2に示すように、加湿器本体11の溝部113には、リブ114が2個設けられている。
溝部113は、断面が凹形状となっており、底面および側面を有する。なお、溝部113の断面は凹形状に限られるものではなく、半円形状であってもよいし、凹形状の底面に相当する部分が、側面に相当する部分よりも長い半楕円形状であってもよい。
リブ114は、溝部113の底面に、溝部113の側面に沿って、溝部113の側面の高さと略同じ高さで設けられており、給水路の塀の役目を果たしている。
上述したように、本実施形態では、給水口111から給水された水は、リブ114の内側を通過する。そして、仮にリブ114とパネル12との隙間から水が漏出したとしても、当該水は、リブ114と溝部113の側面とで形成される空間(補助路)を通過することになる。よって、給水口111から給水された水が溝部113の外へ漏出してしまうことを抑制することができる。また、補助路は溝部113の内部なので、補助路を通過する水も貯水トレイ13へと流れる。
また、パネル12の裏面(加湿器本体11に取り付けられる側の面)には、オーバーラップリブ(突起形状)121A、121Bが設けられている。
オーバーラップリブ121Aは、パネル12が加湿器本体11に取り付けられたときに、リブ114と溝部113の側面との間でリブ114よりに位置するように、溝部113の側面に沿って設けられている。オーバーラップリブ121Aが設けられることにより、給水路を通過している水が、リブ114とパネル12との隙間から漏出したとしても、その勢いを抑制することができる。
オーバーラップリブ121Bは、パネル12が加湿器本体11と取付けられたときに、溝部113の側面近傍で、かつ、加湿器本体11の側面方向に、溝部113の側面に沿って設けられている。オーバーラップリブ121Bを設けることにより、溝部113の側面とパネル12との隙間から水から漏出してしまうことを抑制することができる。
〔位置決め用突起の構造〕
次に、図3を参照してパネル12の下部に設けられる位置決め用突起122について説明する。図3は、位置決め用突起122の詳細を説明するための図である。位置決め用突起122は、パネル12を加湿器本体11に取り付ける際に、加湿器本体11および貯水トレイ13と適切に組み合わさるように設けられている突起であり、パネル12の裏面下部で、溝部113と対向しない位置に設けられている。
次に、図3を参照してパネル12の下部に設けられる位置決め用突起122について説明する。図3は、位置決め用突起122の詳細を説明するための図である。位置決め用突起122は、パネル12を加湿器本体11に取り付ける際に、加湿器本体11および貯水トレイ13と適切に組み合わさるように設けられている突起であり、パネル12の裏面下部で、溝部113と対向しない位置に設けられている。
また、位置決め用突起122は、パネル12の下部の両端部に設けられていない。図3を参照して説明する。図3に示すように、位置決め用突起122は、パネル12の上側から見たとき、パネル12の端部から距離d離れた位置までは設けられておらず、空間123となっている。
仮に、位置決め用突起122がパネル12の端部まで設けられている場合、給水口111から給水された水が、溝部113の側面とパネル12と間に漏出すると、そのままパネル12と加湿器本体11との間を流れ、位置決め用突起122で溜まってしまう。
本実施形態では、パネル12の端部に位置決め用突起122が設けられず空間123となっているため、位置決め用突起122で水が溜まることなく、空間123を通過して貯水トレイ13に流れ落ちる。すなわち、位置決め用突起122で水が溜まってしまうことを防止することができる。
〔変形例〕
本発明の変形例について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本発明の変形例について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
上述した実施形態では、加湿器本体11の溝部113に2個のリブ114を備え、パネル12のオーバーラップリブ121Aは、リブ114の外側、すなわち溝部113の側面の側に備えられていた。本発明は、これに限られず、リブ114の内側にオーバーラップリブ121Aを設ける構成であってもよい。オーバーラップリブ121Aがリブ114の内側に設けられる構成であっても、リブ114とパネル12との隙間に向かう水は抑制されるため、リブ114とパネル12との隙間から漏出する水の量を抑制することができる。
また、リブ114の内側および外側の両方にオーバーラップリブ121Aを設ける構成であってもよい。これにより、リブ114の内側および外側の何れかにオーバーラップリブ121Aが設けられている構成よりも、より水の漏出を抑制することができる。
また、リブ114を3個以上設け、最も内側の2個のリブ114の間を給水された水が通過する構成、すなわち最も内側の2個のリブ114の間が給水路となる構成であってもよい。リブ114の数を増やすことにより、溝部113の外部に水が漏出することをより抑制することができる。
また、リブ114と同じ数だけ、またはリブ114の数の2倍だけ、オーバーラップリブ121Aを設けてもよい。オーバーラップリブ121Aをリブ114と同じ数だけ設ければ、リブ114の外側、または内側に必ずオーバーラップリブ121Aを設ける構成とすることができるし、リブ114の2倍だけ設ければ、リブ114の外側および内側に必ずオーバーラップリブ121Aを設ける構成とすることができる。
また、パネル12にリブ114を設け、加湿器本体11にオーバーラップリブ121Aを設ける構成であってもよい。
〔単純化した構成による説明〕
上記では、図1〜図3を参照して、加湿器1の構造を説明した。以下では、加湿器1における給水路の構造、および位置決め用突起122の構造について、理解の助けのため、単純化した構成により説明する。
上記では、図1〜図3を参照して、加湿器1の構造を説明した。以下では、加湿器1における給水路の構造、および位置決め用突起122の構造について、理解の助けのため、単純化した構成により説明する。
なお、以下の説明において、第1部材201は加湿器本体11に、第2部材221はパネル12に、溝202は溝部113に、塀204はリブ114に、塀222はオーバーラップリブ121Aに、突起224は位置決め用突起122に対応する。
〔給水路の構造〕
図4〜図6を参照して、給水路の構造について説明する。図4〜図6は給水路の構造を説明するための図である。図4に示すように、一側面に溝202が設けられた第1部材201と略平板の第2部材221とがある。そして、第1部材201の溝202が形成されている面に第2部材221が取付けられることにより、空間203が形成され、当該空間203が給水路となる(図4の(b))。
図4〜図6を参照して、給水路の構造について説明する。図4〜図6は給水路の構造を説明するための図である。図4に示すように、一側面に溝202が設けられた第1部材201と略平板の第2部材221とがある。そして、第1部材201の溝202が形成されている面に第2部材221が取付けられることにより、空間203が形成され、当該空間203が給水路となる(図4の(b))。
なお、第1部材201に単に溝202を形成するのみでは、第1部材201の溝202の側面と第2部材221との間から水が漏出する可能性がある(図5の(a))。そこで、第1部材201の溝202に、溝202と略同じ高さの塀204を、溝202の側面に沿って設ける。そして、給水された水は塀204の間を通過するようにする。これにより、仮に給水された水が塀204から漏出したとしても、塀204と溝202の側面とで形成される空間に流れることになる(図5の(b))。
さらに、図6に示すように、第2部材221の第1部材201に取り付けられる面において、取り付けられたときに塀204と溝211の側面との間となる位置に、塀204よりも低い高さの塀222を溝202の側面に沿って設ける。これにより、塀204から漏出した水を塀222で堰き止めるような形となるので、塀204から漏出した水の勢いを抑制することができる。
以上のように、第1部材201に設けられた溝202と第2部材221とで形成される空間のうち、溝211に設けられた塀204によって挟まれた空間が給水路となる。そして、塀204の外側には、塀204と溝202の側面とで形成される空間が存在する。また、塀204と溝202の側面との間の第2部材221側には塀222が設けられている。
これにより、塀204から漏出した水は塀222により勢いを弱められ、塀204と溝202の側面とで構成される空間を通過することになる。
〔位置決め用突起の構造〕
次に、図7を参照して、位置決め用突起122の構造について説明する。図7は、位置決め用突起122の構造を説明するための図である。
次に、図7を参照して、位置決め用突起122の構造について説明する。図7は、位置決め用突起122の構造を説明するための図である。
図7の(a)に示すように、第2部材221の第1部材201に取り付けられる面の下部には、突起224が設けられる。突起224は、第2部材221が第1部材201に取り付けられたときに溝202と面しない位置で、かつ第2部材221の両端部に空間225ができる位置に設けられる。
これにより、溝202の側面から漏出した水は、突起224で堰き止められることなく、下方に流れる、すなわち、貯水トレイ13に流れ落ちることになる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る加湿器1は、本体(加湿器本体11)の上面に給水口111が設けられ、該給水口111から給水された水が給水路を通過して上記本体(加湿器本体11)の下部に格納された貯水トレイ13に貯水される加湿器1であって、上記本体(加湿器本体11)と、上記本体(加湿器本体11)の前面に、取り外し可能に取り付けられたパネル12とを備え、上記前面には、上下方向に沿った溝(溝部113)が設けられ、上記パネル12と上記溝(溝部113)とにより上記給水路を形成していることを特徴としている。
本発明の態様1に係る加湿器1は、本体(加湿器本体11)の上面に給水口111が設けられ、該給水口111から給水された水が給水路を通過して上記本体(加湿器本体11)の下部に格納された貯水トレイ13に貯水される加湿器1であって、上記本体(加湿器本体11)と、上記本体(加湿器本体11)の前面に、取り外し可能に取り付けられたパネル12とを備え、上記前面には、上下方向に沿った溝(溝部113)が設けられ、上記パネル12と上記溝(溝部113)とにより上記給水路を形成していることを特徴としている。
上記の構成によれば、給水路は、取り外し可能なパネルと本体の前面に設けられた溝とにより形成される。よって、パネルを取り外せば、給水路の内部が露出することになる。これにより、給水路のメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明の態様2に係る加湿器1では、上記態様1において、上記溝(溝部113)には、上記給水路に沿って、上記溝(溝部113)の高さと略同じ高さの塀(リブ114)が複数設けられ、上記給水口111から給水された水は、上記複数の塀(リブ114)の間を通過するものであってもよい。
上記の構成によれば、溝に当該溝と略同じ高さの塀が給水路に沿って複数設けられ、給水口から給水された水は、当該塀の最も内側の間を通過する。よって、仮に、給水された水が塀から漏出したとしても、水は、塀と溝の側面との間を流れることになる。よって、給水された水が溝の側面を超えて漏出する可能性は低く、給水口から給水された水が給水路から漏出してしまうことを抑制することができる。
本発明の態様3に係る加湿器1では、上記態様2において、上記パネル12の上記本体(加湿器本体11)側の面の、上記本体(加湿器本体11)に取り付けられたときに上記塀(リブ114)と上記溝(溝部113)の側面との間となる位置に、上記塀に沿って、突起形状(オーバーラップリブ121A)が設けられているものであってもよい。
上記の構成によれば、給水口から給水された水が、上記塀から漏出したとしても、漏出した水の勢いを突起形状により抑制することができる。よって、塀から漏出した水は勢いが削がれたものとなり、当該水がさらに溝の側面から漏出する可能性を低くすることができる。
本発明の態様4に係る加湿器1では、上記態様1から3のいずれかにおいて、上記パネルの、少なくとも上記給水路を形成する箇所は透明または半透明であってもよい。
上記の構成によれば、給水路を構成する箇所のパネルが透明または半透明となっているので、ユーザは、給水時に水の流れを容易に確認することができる。これにより、何らかの不備により水が給水路を正しく流れない不具合が生じたとしても、ユーザは当該不具合が生じていることを容易に発見することができる。
本発明の態様5に係る加湿器1では、上記態様1から4のいずれかにおいて、上記パネル12の上記本体(加湿器本体11)側の面の下部には、上記パネル12を上記本体(加湿器本体11)に取り付けるときの位置を決めるための位置決め用突起122が設けられており、上記位置決め用突起122は、上記パネル12の下部の端部には設けられていないものであってもよい。
位置決め用突起が、パネル下部の端部まで設けられている場合、給水口から給水された水が給水路から漏出すると、漏出した水が位置決め用突起で溜まってしまう。上記の構成によれば、給水口から給水された水が給水路から漏出した場合でも、位置決め用突起が設けられていない端部から流れるので、漏出した水が位置決め用突起で溜まってしまうことを防止することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 加湿器
11 加湿器本体(本体)
12 パネル
111 給水口
112
113 溝部(溝)
114 リブ(塀)
121A、B オーバーラップリブ(突起形状)
122 位置決め用突起
201 第1部材
202 溝
203 空間
204 塀
221 第2部材
222 塀
224 突起
11 加湿器本体(本体)
12 パネル
111 給水口
112
113 溝部(溝)
114 リブ(塀)
121A、B オーバーラップリブ(突起形状)
122 位置決め用突起
201 第1部材
202 溝
203 空間
204 塀
221 第2部材
222 塀
224 突起
Claims (5)
- 本体の上面に給水口が設けられ、該給水口から給水された水が給水路を通過して上記本体の下部に格納された貯水トレイに貯水される加湿器であって、
上記本体と、
上記本体の前面に、取り外し可能に取り付けられたパネルとを備え、
上記前面には、上下方向に沿った溝が設けられ、上記パネルと上記溝とにより上記給水路を形成していることを特徴とする加湿器。 - 上記溝には、該溝の側面に沿って、該溝の高さと略同じ高さの塀が複数設けられ、上記給水口から給水された水は、上記複数の塀の内側を通過することを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
- 上記パネルの上記本体側の面の、上記本体に取り付けられたときに上記塀と上記溝の側面との間となる位置に、上記塀に沿って、突起形状が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の加湿器。
- 上記パネルの、少なくとも上記給水路を形成する箇所は透明または半透明であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の加湿器。
- 上記パネルの上記本体側の面の下部には、上記パネルを上記本体に取り付けるときの位置を決めるための位置決め用突起が設けられており、
上記位置決め用突起は、上記パネルの下部の端部には設けられていないことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の加湿器。
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Citations (7)
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