JPWO2019225069A1 - 燃料ポンプ - Google Patents

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Abstract

ボディに対して溶接により配管が取り付けられる燃料ポンプにおいて、溶接部の振動への耐久性向上を図る燃料ポンプを提供することを目的とする。そのため、本発明は、ステンレス鋼で形成され、燃料が流れる配管と、前記配管が取り付けられたボディと、を備えた燃料ポンプにおいて、前記ボディは、前記配管が挿入された凹み部と、前記凹み部の入口部の外周側において前記配管の挿入方向と交差する方向に形成された入口面と、を有し、前記配管の外周側において、前記入口面に対し、前記挿入方向と反対方向に凸となるように形成され、かつ、前記入口面及び前記配管の外周面に形成された溶接部を備えた。

Description

本発明は、エンジンに燃料を高圧で供給する燃料ポンプに関し、特に吸入配管に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2017−66956(特許文献1)がある。この公報の請求項1には、「ポンプボディに形成される穴部に挿入される機能部品を備え、外周面において前記機能部品の外周部と前記穴部の内周部とが溶接により固定され、溶接された部位に対して前記外周面と反対側に空間が形成されることを特徴とする高圧燃料ポンプ。」と記載されている。
特開2017−66956号公報
従来技術には次のような問題点があった。
燃料ポンプの吸入配管は、一方の端部がボディに固定され、他方は低圧配管に接続される。燃料ポンプは車両のエンジンに固定されるため、振動への耐久性が要求される。また、吸入配管が薄肉である場合、溶接作業を容易に行えるようにすることが求められる。
そこで本発明は、ボディに対して溶接により配管が取り付けられる燃料ポンプにおいて、溶接部の振動への耐久性向上を図る燃料ポンプを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、ステンレス鋼で形成され、燃料が流れる配管と、前記配管が取り付けられたボディと、を備えた燃料ポンプにおいて、前記ボディは、前記配管が挿入された凹み部と、前記凹み部の入口部の外周側において前記配管の挿入方向と交差する方向に形成された入口面と、を有し、前記配管の外周側において、前記入口面に対し、前記挿入方向と反対方向に凸となるように形成され、かつ、前記入口面及び前記配管の外周面に形成された溶接部を備えた。
本発明によれば、ボディに対して溶接により配管が取り付けられる燃料ポンプにおいて、溶接部の振動への耐久性向上を図る燃料ポンプを提供することが可能である。
本発明のその他の構成、作用、効果については以下の実施例において詳細に説明する。
燃料ポンプが適用されたエンジンシステムの構成図を示す。 燃料ポンプの縦断面図である。 燃料ポンプの上方から見た水平方向断面図である。 燃料ポンプの図2と別方向から見た縦断面図である。 燃料ポンプの吸入配管5の一例の水平方向断面図を示す。 溶接部1hの形成前のボディ1について説明する図である。 溶接部1hの形成後のボディ1について説明する図である。 吸入配管5の端部を当接等させずに溶接した例である。 吸入配管溶接部位5bの一部である圧入部51が圧入されている例である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
まず本発明の第一実施例について図面を用いて詳細に説明する。
図1に示すエンジンシステムの全体構成図を用いてシステムの構成と動作を説明する。
破線で囲まれた部分が高圧燃料ポンプ(以下、燃料ポンプと呼ぶ)の本体を示し、この破線の中に示されている機構・部品はボディ1(ポンプボディと呼んでも良い)に一体に組み込まれていることを示す。
燃料タンク102の燃料は、エンジンコントロールユニット101(以下ECUと称す)からの信号に基づきフィードポンプ102によって燃料タンク103から汲み上げられる。この燃料は適切なフィード圧力に加圧されて燃料配管104を通して燃料ポンプの低圧燃料吸入口10aに送られる。
吸入配管5(図1には図示無)の低圧燃料吸入口10aから流入したした燃料は圧力脈動低減機構9、吸入通路10dを介して容量可変機構である電磁吸入弁機構3の吸入ポート31に至る。
電磁吸入弁機構3に流入した燃料は、吸入弁3bを通過し、ボディ1に形成された吸入通路1aを流れた後に加圧室11に流入する。エンジンのカム機構91によりプランジャ2に往復運動する動力が与えられる。プランジャ2の往復運動により、プランジャ2の下降行程には吸入弁3bから燃料を吸入し、上昇行程には、燃料が加圧される。加圧室11の圧力が設定値を超えると、吐出弁機構8が開弁し、圧力センサ105が装着されているコモンレール106へ高圧燃料が圧送される。そしてECU101からの信号に基づきインジェクタ107がエンジンへ燃料を噴射する。本実施例はインジェクタ107がエンジンのシリンダ筒内に直接、燃料を噴射する、いわゆる直噴エンジンシステムに適用される燃料ポンプである。燃料ポンプは、ECU101から電磁吸入弁機構3への信号により、所望の供給燃料の燃料流量を吐出する。
図2は本実施例の燃料ポンプの垂直方向の断面で見た縦断面図を示し、図3は燃料ポンプを上方から見た水平方向断面図である。また図4は燃料ポンプを図2と別の垂直方向断面で見た縦断面図である。図5は吸入配管5の一例の水平方向断面図である。
本実施例の燃料ポンプはボディ1に設けられた取付けフランジ1e(図3)を用いエンジン(内燃機関)の燃料ポンプ取付け部90(図2、4)に密着し、図示しない複数のボルトで固定される。
図2、4に示すように燃料ポンプ取付け部90とボディ1との間のシールのためにOリング93がボディ1に嵌め込まれ、エンジンオイルが外部に漏れるのを防止する。
図2、4に示すようにボディ1にはプランジャ2の往復運動をガイドし、ボディ1と共に加圧室11を形成するシリンダ6が取り付けられている。また燃料を加圧室11に供給するための電磁吸入弁機構3と加圧室11から吐出通路に燃料を吐出するための吐出弁機構8が設けられている。
シリンダ6はその外周側においてボディ1と圧入される。またボディ1を内周側(径方向内側)へ変形させることでシリンダ6の固定部6aを図中上方向へ押圧し、シリンダ6の上端面で加圧室11にて加圧された燃料が低圧側に漏れないようシールしている。すなわち、加圧室11は、ボディ1、電磁吸入弁機構3、プランジャ2、シリンダ6、吐出弁機構8にて構成される。
プランジャ2の下端には、エンジンのカムシャフトに取り付けられたカム91の回転運動を上下運動に変換し、プランジャ2に伝達するタペット92が設けられている。プランジャ2はリテーナ15を介してばね18にてタペット92に圧着されている。これによりカム91の回転運動に伴い、プランジャ2を上下に往復運動させることができる。
また、シールホルダ7の内周下端部に保持されたプランジャシール13がシリンダ6の図中下方部においてプランジャ2の外周に摺動可能に接触する状態で設置されている。これにより、プランジャ2が摺動したとき、副室7aの燃料をシールしエンジン内部へ流入するのを防ぐ。同時にエンジン内の摺動部を潤滑する潤滑油(エンジンオイルも含む)がボディ1の内部に流入するのを防止する。
図2、3に示すリリーフ弁機構4は、シート部材4a、リリーフ弁4b、リリーフ弁ホルダ4c、リリーフばね4d、及びホルダ部材4eで構成される。リリーフばね4dは、一端側がホルダ部材4eに当接し、他端側がリリーフ弁ホルダ4cに当接している。リリーフ弁4bは、リリーフばね4dの付勢力がリリーフ弁ホルダ4cを介して作用してリリーフ弁シート4aに押圧されることで燃料を遮断する。リリーフ弁4bの開弁圧力は、リリーフばね4dの付勢力によって決定される。リリーフ弁機構4は、リリーフ通路を介して加圧室11に連通している。リリーフ弁機構4は、コモンレール106やその先の部材に何らかの問題が生じ、コモンレール106が異常に高圧になった場合に作動するよう構成された弁である。
つまりリリーフ弁機構4は、リリーフ弁4bの上流側と下流側との差圧が設定圧力を超えた場合に、リリーフばね4dの付勢力に抗してリリーフ弁4bが開弁するように構成される。コモンレール106やその先の部材内の圧力が高くなった場合に開弁し、燃料を加圧室11または低圧通路(低圧燃料室10又は吸入通路10d等)に戻すという役割を有する。なお、図2、3においてはリリーフ弁機構4は開弁した場合に加圧室11に戻す構造を示している。そのため、所定の圧力以下では閉弁状態を維持する必要があり、高圧に対抗するために非常に強力なリリーフばね4dを有している。
図3、4に示すように燃料ポンプのボディ1の側面部には吸入配管5が取り付けられている。吸入配管5は、車両の燃料タンク103からの燃料を供給する低圧配管104に接続されており、燃料はここから燃料ポンプ内部に供給される。吸入配管5の先の吸入流路5a内の吸入フィルタ17は、燃料タンク103から低圧燃料吸入口10aまでの間に存在する異物を燃料の流れによって燃料ポンプ内に吸収することを防ぐ役目がある。
低圧燃料吸入口10aを通過した燃料は、圧力脈動低減機構9、低圧燃料流路10dを介して電磁吸入弁機構3の吸入ポート3kに至る。
カム91の回転により、プランジャ2がカム91の方向に移動して吸入行程状態にある時は、加圧室11の容積は増加し加圧室11内の燃料圧力が低下する。この行程で加圧室11内の燃料圧力が吸入ポート3kの圧力よりも低くなると、吸入弁3bは吸入弁シート部3aから離れ開口状態になる。燃料は吸入弁3bの開口部3fを通り、加圧室11に流入する。
プランジャ2が吸入行程を終了した後、プランジャ2が上昇運動に転じ上昇行程に移る。ここで電磁コイル3gは無通電状態を維持したままであり磁気付勢力は作用しない。ロッド付勢ばね3mは、無通電状態において吸入弁3bを開弁維持するのに必要十分な付勢力を有するよう設定されている。加圧室11の容積は、プランジャ2の圧縮運動に伴い減少するが、この状態では、一度、加圧室11に吸入された燃料が、再び開弁状態の吸入弁3bの開口部3fを通して吸入通路10dへと戻されるので、加圧室の圧力が上昇することは無い。この行程を戻し行程と称する。
この状態で、エンジンコントロールユニット101(以下ECUと呼ぶ)からの制御信号が電磁吸入弁機構3に印加されると、電磁コイル3gには端子16を介して電流が流れる。電磁コイル3gに電流が流れると磁気コア3eとアンカー3hとの間に磁気吸引力が作用し、磁気コア3e及びアンカー3hが磁気吸引面で接触する。磁気吸引力はロッド付勢ばね3mの付勢力に打ち勝ってアンカー3hを付勢し、アンカー3hがロッド凸部3jと係合して、ロッド3iを吸入弁3bから離れる方向に移動させる。
よって、吸入弁付勢ばね3lによる付勢力と燃料が吸入通路10dに流れ込むことによる流体力により吸入弁3bが閉弁する。閉弁後、加圧室11の燃料圧力はプランジャ2の上昇運動と共に上昇し、燃料吐出口12の圧力以上になると、吐出弁機構8を介して高圧燃料の吐出が行われ、コモンレール106へと供給される。この行程を吐出行程と称する。
すなわち、プランジャ2の下始点から上始点までの間の上昇行程は、戻し行程と吐出行程からなる。そして、電磁吸入弁機構3のコイル3gへの通電タイミングを制御することで、吐出される高圧燃料の量を制御することができる。電磁コイル3gへ通電するタイミングを早くすれば、上昇行程中の、戻し行程の割合が小さく、吐出行程の割合が大きい。
すなわち、吸入通路10dに戻される燃料が少なく、高圧吐出される燃料は多くなる。一方、通電するタイミングを遅くすれば上昇行程中の、戻し行程の割合が大きく吐出行程の割合が小さい。すなわち、吸入通路10dに戻される燃料が多く、高圧吐出される燃料は少なくなる。電磁コイル3gへの通電タイミングは、ECU101からの指令によって制御される。
以上のように電磁コイル3gへの通電タイミングを制御することで、高圧吐出される燃料の量をエンジンが必要とする量に制御することが出来る。ポンプボディ1の加圧室11出口側の吐出弁機構8は、吐出弁シート8a、吐出弁シート8aと接離する吐出弁8b、吐出弁8bを吐出弁シート8aに向かって付勢する吐出弁ばね8c、及び吐出弁8bのストローク(移動距離)を決める吐出弁ストッパ8dから構成されている。本実施例では吐出弁ストッパ8dは燃料の外部への漏洩を遮断するプラグの機能も兼ねており、溶接部8eで溶接により接合される。吐出弁8bの二次側には、吐出弁室8fが形成され、この吐出弁室8fがポンプボディ1に水平方向に形成される横穴を介して燃料吐出口12と連通する。
加圧室11と吐出弁室8fの間に燃料差圧が無い状態では、吐出弁8bは吐出弁ばね8cの付勢力により吐出弁シート8aに圧着され閉弁状態となっている。加圧室11の燃料圧力が吐出弁室8fの燃料圧力よりも大きくなった時に初めて、吐出弁8bは吐出弁ばね8cの付勢力に逆らって開弁する。吐出弁8bが開弁すると、加圧室11内の高圧の燃料は、吐出弁室8f、燃料吐出口12を経てコモンレール106(図1参照)へ吐出される。以上のような構成により、吐出弁機構8は、燃料の流通方向を制限する逆止弁として機能する。
低圧燃料室10には燃料ポンプ内で発生した圧力脈動が燃料配管104へ波及するのを低減させる圧力脈動低減機構9が設置されている。一度、加圧室11に流入した燃料が、容量制御のため再び開弁状態の吸入弁体3bを通して吸入通路10dへと戻される場合、吸入通路10dへ戻された燃料により低圧燃料室10には圧力脈動が発生する。しかし、低圧燃料室10に設けた圧力脈動低減機構9は、波板状の円盤型金属板2枚をその外周で張り合わせ、内部にアルゴンのような不活性ガスを注入した金属ダイアフラムダンパで形成されており、圧力脈動はこの金属ダンパが膨張・収縮することで吸収低減される。
プランジャ2は、大径部2aと小径部2bを有し、プランジャの往復運動によって副室7aの体積は増減する。副室7aは燃料通路10eにより低圧燃料室10と連通している。プランジャ2の下降時は、副室7aから低圧燃料室10へ、上昇時は、低圧燃料室10から副室7aへと燃料の流れが発生する。
このことにより、ポンプの吸入行程もしくは、戻し行程におけるポンプ内外への燃料流量を低減することができ、燃料ポンプ内部で発生する圧力脈動を低減する機能を有している。
図5は吸入配管5の一例を示す水平方向断面図である。吸入配管5は吸入配管取付部位5aと吸入配管溶接部位5bから構成され、吸入配管取付部位5aにて燃料配管104と接続され、吸入配管溶接部位5bにてボディ1に取り付けられる。具体的には、ボディ1には、平面であるボディ入口面1bと、ボディ入口面1bから吸入配管5と反対側に凹む凹み部1cと、凹み部1cの底である受け面1dとが設けられる。
吸入配管5の吸入配管溶接部位5bはボディ1の凹み部1cに挿入され、端部が受け面1dに突き当てられて、溶接部1hにより結合される。つまり、凹み部1cの底面により配管5が突き当てられる受け面1dが形成される。これにより燃料が燃料ポンプの外に漏れることを防いでいる。
吸入配管5は、ここではプレス加工、特に材料強度が得られるスタンプ加工で成形されたものとする。スタンプ加工とは、材料を加熱した状態でプレス加工した後に型ごと急冷する加工である。このスタンプ加工を可能とするために吸入配管5は、JIS規格のSUS304L、SUS304、SUS430、又はSUS420J2で構成される燃料ポンプ。なお、SUS304Lは、Cを0.030%以下、Siを1.00%以下、Mnを2.00%以下、Pを0.045%以下、Sを0.030%以下、Niを9.00〜13.00%、Crを18.00〜20.00%含む金属である。これを吸入配管5に採用すると、特に成形性が良くサビも付着しにくいものとすることができる。
またSUS304は、Cを0.080%以下、Siを1.00%以下、Mnを2.00%以下、Pを0.045%以下、Sを0.030%以下、Niを8.00〜10.50%、Crを18.00〜20.00%含む金属である。またSUS304は、Cを0.080%以下、Siを1.00%以下、Mnを2.00%以下、Pを0.045%以下、Sを0.030%以下、Niを8.00〜10.50%、Crを18.00〜20.00%含む金属である。またSUS430は、Cを0.12%以下、Siを0.75%以下、Mnを1.00%以下、Pを0.040%以下、Sを0.030%以下、Niを0.60%以下、Crを16.00〜18.00%含む金属である。
図6は溶接部1hの形成前のボディ1について説明する図である。図7は溶接部1hの形成後のボディ1について説明する図である。なお、ボディ1はCrを12%〜18%、Niを3%〜7%、Moを0.5%〜3%、Mnを2%以下、Cを0.08%以下、Nを0.01%〜0.1%のNを含むDin規格におけるDin1.4418という鉄鋼材料であることが望ましい。ボディ1は鍛造により成形されることが望ましく、特に熱間鍛造により成形されることが望ましい。これによりボディ1とフランジ1eとを一体の同一部品から構成することが可能であり、低コストに成形することが可能である。
吸入配管5は凹み部1cの内周面1kとの間に隙間を有して挿入される。図7に示すように溶接部1hに対し、挿入方向(図7の下方向)の側において、配管5の外周面5gとボディ1の対向面1k(凹み部1cの内周面1k)との間には1um以上の隙間が形成されることが望ましい。本実施例の吸入配管5は、継ぎ目のないシームレス管で構成される。この場合、凹み部1cへ圧入することが難しく、上記隙間を備えたことで吸入配管5の凹み部1cへの挿入作業性が向上する。
ボディ1には、溶接前において突起部1gが形成されている。具体的には、突起部1gは、凹み部1cの内周面1kに沿って、ボディ1の入口面1bから吸入配管5の先端側に突出している。このとき、突起部1gの内周面は、図6、図7に示すように、吸入配管5の先端側の方がその反対側より内径が小さくなるようにテーパ状にしてもよい。これにより吸入配管5の凹み部1cへの挿入作業性が向上する。
突起部1gの形状は特に限定しないが、体積は、溶接の熱履歴により発生する母材の体積変化、及び、溶融部分の流動に応じて定めるとよい。熱履歴により発生する母材の体積変化として、例えば、膨張やヒケがある。また、熱履歴により発生する溶融部分の流動として、例えば、凹み部1cと吸入配管5との間に、熱により溶融等した母材が入り込むこと等がある。ヒケや流動により、溶接部1hに急激な断面積変化が発生すると、その部分に応力が集中して接合信頼性が低下する。そこで、本実施の形態では、発生する断面積変化を補う体積を、突起部1gの溶融体積によって供給する。このように構成することで、ヒケや流動による急激な断面積変化を防ぐことができ、接合信頼性を向上させることができる。
吸入配管5は溶接によりボディ1に接合される。溶接は特に限定しないが、ここでは、配管5がボディ1にレーザ溶接にて固定される場合について説明する。レーザビームLは、突起部1gと吸入配管5とを溶融させて接合するように照射され、溶接部1hを形成する。また、図6に示すように本実施例では、配管5の軸方向(図6の上下方向)に対し、径方向外側に傾いた方向からレーザ溶接がなされることで、図5、7等の溶接部1hが形成されるものである。
以上の通り、図5、7に示すように本実施例の燃料ポンプは、ステンレス鋼で形成され、燃料が流れる配管(吸入配管5)と、配管5が取り付けられたボディ1と、を備えている。またボディ1は、配管5が挿入された凹み部1cと、凹み部1cの入口部1iの外周側(径方向外側)において配管5の挿入方向(図5の下方向)と交差する方向(図5の左右方向)に形成された入口面1bと、を有する。そして燃料ポンプは、配管5の外周側において、入口面1bに対し、挿入方向と反対方向(図5の上方向)に凸となるように形成され、かつ、入口面1b及び配管5の外周面に形成された溶接部1hを備えた。なお、本実施例では配管として燃料が流入する吸入配管5を一例に説明しているが、本発明はこの吸入配管に限定されるものではなく、ボディに対して接合される配管であれば、適用が可能である。以上により、配管5を凹み部1cに挿入した際に安定して配管5を固定することができ、溶接を容易に行うことが可能となる。また配管5が吸入配管である場合、エンジンの振動が伝わる場所に燃料ポンプが取り付けられるため、この振動への耐久性向上が求められる。本実施例によれば、上記のように安定して溶接を行うことができ、耐久性向上を図ることが可能である。
また図7に示すように本実施例のボディ1は、配管5が挿入された凹み部1cと、凹み部1cの入口部1iの外周側において配管5の挿入方向と交差する方向に形成された入口面1bと、入口面1bに対し、挿入方向と反対方向に凸となる凸部1gと、を有している。そして燃料ポンプは、凸部1g、入口面1b、及び配管5の外周面5gに形成されるとともに、配管5の内周面5hに対し外周側においてのみ形成された溶接部1hを備えている。つまり、本実施例においては溶接部1hが配管5の内周面5hまで到達しないように設定されるものである。これにより、配管を凹み部1cに挿入して溶接する際に内周面5hは溶接されないので、安定して配管を固定することができ、溶接を容易に行うことが可能となる。また、配管5の内周面5hまで溶接部1hが形成されないので、配管5の内周側にスパッタ(異物)が飛んでしまうことを避けることが可能となる。さらに、内周面5hが溶接により内周側に膨らんだり変形することを抑制でき、流路抵抗を阻害することも抑制することが可能である。
また、ボディ1の入口面1bは、平面により形成されるとともに、挿入方向(図5の下方向)と直交する方向に形成されることが望ましい。また、上記したように配管5は、ステンレス鋼で形成されることが望ましい。また図7に示す溶接部1hは、入口面1bに対し、挿入方向及び前記挿入方向と反対方向に1.5mm以内の範囲に形成されることが望ましい。また溶接部1hは、ボディ1の入口面1bに対し、挿入方向及び挿入方向と反対方向に0.1mm以上の範囲に形成されることが望ましい。つまり、入口面1bに溶接部1hの挿入方向における先端部までの長さL1と入口面1bに溶接部1hの挿入方向と反対方向における先端部までの長さL2とが双方とも0.1mmから1.5mmの範囲内に形成される。これにより溶接強度を確保しつつ、限られたスペース内で溶接を行うことができる。仮に入口面1bから溶接部1hの挿入方向における先端部までの長さL1を1.5mmより大きくすると、溶接部1hが凹み部1cの底面1dに到達する虞があり、この場合、溶接をする際に配管5が傾いてしまう虞がある。これに対して上記構成によれば、このように配管5が傾いてしまうことを抑制し、溶接の作業を容易に行うことが可能である。
円筒状のボディ1の側面に溶接接合する場合は、ワークや加工ヘッドの移動が煩雑になると共に、接合信頼性を保つことが困難になる。本実施の形態では、凹み部1c及び突起部1gを、平面であるボディ1の入口面1bに設けているため、溶接接合時のワークや加工ヘッドの移動を単純にできると共に、接合を安定して行うことが容易となる。
レーザビームLは、吸入配管5の板厚の全てを溶融させず、一部が母材のまま残るように照射される。母材のまま残す厚さは限定しないが、吸入配管5の板厚をa、そのうち母材のまま残る厚さをbとすると、aに対するbの比は、20%〜60%程度、ばらつきを考慮しての中心値は50%が好適である。これにより確実に母材のままの部分を残すと共に、熱影響による母材の強度の低下を抑制することができる。
燃料ポンプの場合、ボディ1はエンジンに固定され、吸入配管5は燃料配管104に接続されるため、溶接部1hは車両の振動による負荷を受けやすい。本実施形態は、上記のように、吸入配管5の板厚の一部を母材のまま残す、すなわち、b>0とすることで、吸入配管5のファイバフロー5fが溶接により溶融等せずにそのまま残るため、振動への耐久性が向上する。
なお、吸入配管5の端部は、凹み部1cの底面1dに当接させてもよいが、これに限る必要はない。図8は吸入配管5の端部を当接等させずに溶接した例である。また、吸入配管5は、凹み部1cと隙間を有して挿入されても良いが、圧入されてもよい。なお、図8に示すように溶接部1hの配管5の外周面上(5g上)の先端部1haと、溶接部1hのボディ1の入口面上(1b上)の外周側端部1hbと、を結ぶ線の長さ1hWが、溶接部1hの溶接深さ1hDに対し、短くなるように形成されることが望ましい。
図9は、吸入配管溶接部位5bの一部である圧入部5baが圧入されている例である。
ただし、圧入部5baは、図9のように一部のみ圧入することに限らず、溶接部1hに至る範囲まで圧入するようにしてもよい。圧入することで、溶接の際の吸入配管5の仮固定が可能となる。
1 ボディ
1b 入口面
1h 溶接部
2 プランジャ
3 電磁吸入弁機構
4 リリーフ弁機構
5 吸入配管
5a 吸入配管取付部位
5b 吸入配管溶接部位
6 シリンダ
7 シールホルダ
8 吐出弁機構
9 圧力脈動低減機構
10a 低圧燃料吸入口
11 加圧室
12 燃料吐出口
13 プランジャシール

Claims (16)

  1. ステンレス鋼で形成され、燃料が流れる配管と、前記配管が取り付けられたボディと、を備えた燃料ポンプにおいて、
    前記ボディは、前記配管が挿入された凹み部と、前記凹み部の入口部の外周側において前記配管の挿入方向と交差する方向に形成された入口面と、を有し、
    前記配管の外周側において、前記入口面に対し、前記挿入方向と反対方向に凸となるように形成され、かつ、前記入口面及び前記配管の外周面に形成された溶接部を備えた燃料ポンプ。
  2. 配管が取り付けられたボディを備えた燃料ポンプにおいて、
    前記ボディは、前記配管が挿入された凹み部と、前記凹み部の入口部の外周側において前記配管の挿入方向と交差する方向に形成された入口面と、前記入口面に対し、前記挿入方向と反対方向に凸となる凸部と、を有し、
    前記凸部、前記入口面、及び前記配管の外周面に形成されるとともに、前記配管の内周面に対し外周側においてのみ形成された溶接部を備えた燃料ポンプ。
  3. 請求項1又は2に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記入口面は、平面により形成されるとともに、前記挿入方向と直交する方向に形成された燃料ポンプ。
  4. 請求項2に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記配管は、ステンレス鋼で形成された燃料ポンプ。
  5. 請求項1又は4に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記溶接部は、前記入口面に対し、前記挿入方向及び前記挿入方向と反対方向に1.5mm以内の範囲に形成された燃料ポンプ。
  6. 請求項1又は4に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記溶接部は、前記入口面に対し、前記挿入方向及び前記挿入方向と反対方向に0.1mm以上の範囲に形成された燃料ポンプ。
  7. 請求項1又は4に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記溶接部に対し、前記挿入方向の側において、前記配管の外周面と前記ボディの対向面との間には1um以上の隙間が形成された燃料ポンプ。
  8. 請求項1又は4に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記配管はプレス加工により形成された燃料ポンプ。
  9. 請求項1又は4に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記配管は前記ボディにレーザ溶接にて固定された燃料ポンプ。
  10. 請求項9に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記配管の軸方向に対し、径方向外側に傾いた方向から前記レーザ溶接がなされることで前記溶接部が形成された燃料ポンプ。
  11. 請求項9に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記溶接部の前記配管の外周面上の先端部と、前記溶接部の前記ボディの入口面上の外周側端部と、を結ぶ線の長さが、前記溶接部の溶接深さに対し、短くなるように形成された燃料ポンプ。
  12. 請求項1又は4に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記凹み部の底面により前記配管が突き当てられる受け面が形成された燃料ポンプ。
  13. 請求項1又は4に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記配管は燃料が流入する吸入配管である燃料ポンプ。
  14. 請求項1又は4に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記配管は、JIS規格のSUS304L、SUS304、SUS430、又はSUS420J2で構成される燃料ポンプ。
  15. 請求項14に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記配管は、シームレス管で構成される燃料ポンプ。
  16. 請求項1又は4に記載の燃料ポンプにおいて、
    前記ボディは、Crを12%〜18%、Niを3%〜7%、Moを0.5%〜3%、Mnを2%以下、Cを0.08%以下、Nを0.01%〜0.1%含む金属で構成された燃料ポンプ。
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