JPWO2019082429A1 - 製造作業支援システム、製造作業支援方法およびプログラム - Google Patents

製造作業支援システム、製造作業支援方法およびプログラム Download PDF

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泰明 澤本
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Abstract

製造作業支援システム(1)は、入力部(30)と、記憶部(20)と、制御部(10)と、を備える。入力部(30)は、製品の製造作業を支援する情報を表す製造作業支援情報と、製品の図面情報と、を含む入力を受ける。記憶部(20)は、入力部(30)から入力された製造作業支援情報と、図面情報と、を関連付けて記憶する。制御部(10)は、入力部(30)に、図面情報を特定する図面特定情報とともに表示画面を表示することを要求する表示要求が入力されると、図面特定情報から特定される図面情報に関連付けて格納された製造作業支援情報を記憶部(20)から取得して、取得した製造作業支援情報を図面情報に重畳させて表示する表示画面を生成する。

Description

本発明は、製造作業支援システム、製造作業支援方法およびプログラムに関する。
製造業において、製造作業の担当者が設計された図面だけを見て製造すると、品質、納期等が、担当者の読図能力、経験等に左右され、保証できない。そこで、製造作業の担当者が製造現場で取得した情報を、製造作業を支援する情報として記録しておき、次の製造作業の担当者が、それを参照して製造作業を行うことができる製造作業支援システムが開発されている。例えば、特許文献1には、作業現場を撮影した画像データに作業指示の内容を表す情報を重ねた画像を表示するシステムが開示されている。
特開2002−139981号公報
製造する製品の図面が作成されている場合、作業担当者は、図面を参考にして製造作業を実施する際に、特許文献1に開示された技術を活用しても、作業現場を撮影した画像データおよびそれに重ねて表示される作業指示の内容を表す情報には、図面との関連を示す情報が無いため、それらの情報と図面とを別々に参照しなければならないという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、対象製品の図面と製造作業を支援する情報とを関連付けて活用した製造作業を支援することができる製造作業支援システム、製造作業支援方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の製造作業支援システムは、入力手段と、記憶手段と、制御手段と、を備える。入力手段は、製品の製造作業を支援する情報を表す製造作業支援情報と、製品の図面情報と、を含む入力を受ける。記憶手段は、入力手段から入力された製造作業支援情報と、図面情報と、を関連付けて記憶する。制御手段は、入力手段に、図面情報を特定する図面特定情報とともに表示画面を表示することを要求する表示要求が入力されると、図面特定情報から特定される図面情報に関連付けて格納された製造作業支援情報を記憶手段から取得して、取得した製造作業支援情報を図面情報に重畳させて表示する表示画面を生成する。
本発明によれば、入力された製造作業支援情報を図面情報に重畳させて表示することによって、対象製品の図面と製造作業を支援する情報とを関連付けて活用することができる。
本発明の実施の形態1に係る製造作業支援システムのハードウェア構成図 本発明の実施の形態1に係る製造作業支援システムの取り扱う図面情報の一例を表す図 本発明の実施の形態1に係る製造作業支援システムの取り扱う部品情報の一例を表す図 本発明の実施の形態1に係る製造作業支援システムの取り扱う作業情報の一例を表す図 本発明の実施の形態1に係る製造作業支援システムが表示する引き継ぎ情報の入力画面の一例を表す図 本発明の実施の形態1に係る製造作業支援システムが表示する製造作業支援情報の読込入力画面の一例を表す図 本発明の実施の形態1に係る製造作業支援システムが表示する作業情報の表示・編集画面の一例を表す図 本発明の実施の形態1に係る製造作業支援システムが表示する部品情報の表示・編集画面の一例を表す図 本発明の実施の形態1に係る製造作業支援システムを使用して、製造実績の無い製品を製造する場合の作業フローの一例を表す図 本発明の実施の形態1に係る製造作業支援システムを使用して、製造実績のある製品を製造する場合の作業フローの一例を表す図 本発明の実施の形態2に係る製造作業支援システムが表示する要素作業ファイル表示画面の一例を表す図 本発明の実施の形態2に係る製造作業支援システムを使用して、要素作業ファイルを出力する作業フローの一例を表す図 本発明の実施の形態2に係る製造作業支援システムが表示する要素作業ファイル出力準備画面の一例を表す図 本発明の実施の形態2に係る製造作業支援システムの取り扱う割付情報の一例を表す図 本発明の実施の形態2に係る製造作業支援システムが表示する要素作業ファイルの画像の一例を表す図 本発明の実施の形態2に係る製造作業支援システムを使用して、要素作業ファイルを検索する作業フローの一例を表す図 本発明の実施の形態2に係る製造作業支援システムが表示する要素作業ファイル検索画面の一例を表す図 本発明の実施の形態2に係る製造作業支援システムが表示する要素作業ファイル検索画面の検索結果欄の一例を表す図
(実施の形態1)
以下、本発明の製造作業支援システムを、個別受注生産を行う製造業務に適用した実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施の形態に係る製造作業支援システム1は、製造作業を支援するための製造作業支援情報として、製品の部品、製品の半完成品、製品の完成品、または製品の製造作業に用いられる治具を撮影した画像、部品取付位置、作業要領等を、図面に関連付けて表示するシステムである。また、製造作業支援システム1は、担当者が、製造作業をしながら、後続の作業担当者のために、これらの製造作業支援情報を、登録および編集することができるシステムである。
まず、製造作業支援システム1のハードウェア構成について、図1を参照して説明する。製造作業支援システム1は、各種の処理を実行する制御部10と、各種情報を記憶する記憶部20と、製造の作業担当者であるユーザの操作による情報の入力を受け付ける入力部30と、各種情報を表示する表示部40と、作業現場を撮影する撮影部50とを備える。
制御部10は、記憶部20、入力部30、表示部40および撮影部50の各部と通信可能に接続され、各部に制御信号を送信することによって、各部を制御する。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)11とRAM(Random Access Memory)12とROM(Read Only Memory)13とを備える。
CPU11は、記憶部20に記憶されているプログラムをRAM12に読み出して実行することにより、後述する各種処理を実行する。また、記憶部20に記憶されている各種情報を読み出して、RAM12に一時的に記憶させ、その情報を含む画像を生成して表示部40に表示する。
RAM12は、揮発性メモリであり、CPU11の作業領域として用いられる。
ROM13は、フラッシュメモリ、有機メモリ等の不揮発性メモリであり、CPU11が実行するこの製造作業支援システム1の基本動作のための制御プログラム、BIOS(Basic Input Output System)等を記憶する。
記憶部20は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等を備え、後述する図面情報TZ、部品情報TB、作業情報TS等の各種情報、図面データ、後述する撮影部50が撮影する画像データ、制御部10が実行するプログラム等を格納する。
入力部30は、キーボード、マウス等の情報入力部品を備え、担当者による各種情報の入力を受ける。例えば、後述する処理において、入力部30は、担当者がキーボード、マウス等の情報入力部品を操作して入力した情報を、制御部10に送信する。入力部30は、作業担当者が製造作業をしながら操作できる位置に配置されることが好ましい。
表示部40は、液晶パネル、プロジェクタ等の情報表示部品を備え、制御部10から送信される画像を表示する。表示部40は、作業担当者が作業をしながら見ることができる位置に配置されることが好ましく、例えば、製造作業の現場に設置した大きなスクリーンであっても良い。
撮影部50は、製造作業の現場において製品の部品、製品の半完成品、製品の完成品、または製品の製造作業に用いられる治具を撮影するカメラを備え、画像を撮影する。撮影部50は、画像として静止画と動画のいずれかまたは両方を撮影できるものであって良い。作業担当者は、入力部30を操作することによって、撮影部50に撮影を指示する。または、作業担当者が直接、撮影部50を操作して、画像を撮影しても良い。
次に、製造作業支援システム1が取り扱う各種情報について、図面を参照して説明する。製造作業支援システム1の記憶部20は、図面情報TZ、部品情報TBおよび作業情報TSを格納する。
製造作業支援システム1の記憶部20には、設計作業の成果として、図面情報TZと図面データとが格納される。各図面データは、図2に示すような図面情報TZによって特定される。それぞれの図面データには、図面番号、副番および図面通し番号が付される。基本的には製造する製品ごとに異なる図面番号が付される。ただし、類似製品の図面には、同一の図面番号が付され、異なる副番が付される。例えば、特定の製品、例えば、図面番号がAB123456、副番がLの図面データに対応している製品と一部だけ仕様が異なる類似製品を受注したものとする。この場合、担当者は、その類似製品の図面データには、その特定の製品と同一の図面番号を付与し、副番として異なる番号、例えば、図面番号にAB123456、副番にMをそれぞれ付与する。このように、1つの製品に対応する図面は、図面番号と副番とで特定される。したがって、図面番号と副番との組み合わせは、図面データを特定する図面特定情報として機能する。また、一つの製品が、複数の図面によって表されることがある。その場合、それぞれの図面には図面通し番号が付される。したがって、図面1枚ずつは、図面番号、副番および図面通し番号によって特定される。
ただし、図面特定情報は、上述する図面番号、副番、図面通し番号に限られない。本発明の目的および機能を達成するならば、図面特定情報は、図面が製造実績のある製品と類似の製品に対応するものか否かを判別するための情報であれば良い。本実施の形態においては、同一の図面番号と異なる副番が付与された2つの図面は、互いに類似する製品に紐付く図面であることを意味している。
部品情報TBは、設計段階では作成されない。部品情報TBは、製品を構成する部品の取付位置を示すための部品取付位置情報であり、製造作業支援システム1が後述する処理を実行することによって作成される。部品情報TBは、図3に示すように、図面を特定する図面番号、副番および図面通し番号を含み、どの図面に含まれる部品であるかを識別できる情報である。また、部品を特定する部品名と、図面番号と副番の組み合わせごとに、複数の同一部品を識別するための部品通し番号が付与される。さらに、部品情報TBには、各図面における部品の取付位置を特定するための位置情報として、図面X座標および図面Y座標が付与される。具体的には、図面の左上を基準に、右方向をX座標の正方向とし、下方向をY座標の正方向として、各部品の図面X座標、図面Y座標が付与される。
また、作業情報TSも、設計段階では作成されない。作業情報TSは、製造作業を支援するための情報であって、製造作業支援システム1が後述する処理を実行することによって作成される。作業情報TSは、図4に示すように、図面を特定する図面番号、副番および図面通し番号を含み、どの図面に紐付く情報であるかを識別できる情報である。また、作業情報TSは、作業順序を示す情報として、作業手順番号を含む。作業情報TSは、図面番号と副番の組み合わせごとに、1から連番で付与される。さらに、作業情報TSは、作業の注意点、備考等を表す文字情報である作業要領と、撮影部50が撮影した画像データの画像名と、作業情報TSをマーカーとして図面に重畳表示する位置を表す図面X座標および図面Y座標とを含む。
本実施の形態において、部品情報TB、作業情報TSおよび撮影された画像データは、製造作業を支援する情報を表す製造作業支援情報として機能する。
次に、製造作業支援システム1が備える機能について、図面を参照して説明する。製造作業支援システム1は、これから製造する製品に類似する製品の製造作業支援情報を活用するために、ある製品の製造作業支援情報を類似製品に引き継ぐ機能を有する。
具体的には、制御部10は、図5に示すような引き継ぎ情報の入力画面を表示部40に表示する。図面番号AB123456、副番Lの図面で表される製造実績のある製品に類似する、図面番号AB123456、副番Mの図面で表される製品の製造を行う場合を想定する。この場合、担当者は、入力部30を介して、引き継ぎ元の情報として図面番号AB123456と副番Lを、引き継ぎ先の情報として副番Mを入力し、実行開始ボタンを押下する。制御部10は、これらの情報を取得して、記憶部20に記憶されている部品情報TB、作業情報TSおよび撮影された画像データを複製する。具体的には、制御部10は、記憶部20に格納された部品情報TBおよび作業情報TSの図面番号AB123456と副番Lとに紐付くレコードをRAM12に読み出して、その副番をすべてMに置き換えたレコードを作成して、作成したレコードを記憶部20に新たに格納することによって、部品情報TBおよび作業情報TSを複製することができる。
また、製造作業支援システム1は、作業担当者がこれから製造する製品の製造作業支援情報を表示する機能とともに、後続の作業担当者のために、製造作業支援情報を登録・編集する機能を有する。具体的には、製造作業支援システム1は、図6に示すような製造作業支援情報の読込入力画面を表示する。作業担当者は、入力部30を介して、これから製造する製品の図面番号と副番とを入力する。制御部10は、入力された図面番号と副番に紐付く製造作業支援情報を記憶部20から取得して、表示部40に表示する。
製造作業支援システム1は、読み込んだ製造作業支援情報のうち、作業情報TSの表示・編集画面と、部品情報TBの表示・編集画面とをタブキーの操作に応答して切り替える。図7および図8に示すように、いずれの画面も、読み込んだ図面番号と副番とに紐付く図面と図面通し番号とを含む。図7に示すように、作業情報TSの表示・編集画面には、図面と、作業順序を示すマーカーと、が重畳して表示される。マーカーの表示位置は、作業情報TSの図面X座標と図面Y座標とで特定される位置である。また、作業情報TSに含まれる作業要領が、作業順序の順番にしたがって表示される。各作業の作業要領には、紐付く画像があるかどうかの情報、例えば図7に示す「●画像有」、も含まれ、作業担当者が紐付く画像がある作業要領を選択すると、対応する画像が画像表示用の表示領域に表示される。
また、作業担当者は、作業情報TSの表示・編集画面で、入力部30に情報を入力して、作業の追加、削除を行うことができる。また、作業担当者は、入力部30に情報を入力して、作業順序の入替えによって、作業順序を変更することもできる。さらに、作業担当者は、入力部30に情報を入力して、指定した作業に紐付く画像を、撮影部50に撮影させることができ、その画像を削除することもできる。さらに、作業担当者は、入力部30に情報を入力して、作業が完了したことを実績として登録することができる。また、作業担当者は、表示画面を次に述べる部品情報TBの表示・編集画面に遷移させることもできる。
また、図8に示すように、部品情報TBの表示・編集画面には、図面に部品名を示すマーカーが重畳表示されている。部品の取付位置にあたるマーカーの表示位置は、部品情報TBの図面X座標と図面Y座標とに対応している。さらに、部品情報TBの表示・編集画面には、部品名と図面に含まれる部品数が表示され、各部品の図面通し番号、図面X座標、図面Y座標が一覧で表示される。
また、作業担当者は、部品取付位置を示すマーカーの追加、削除を行うことができる。また、作業担当者は、マーカーの表示、非表示を指定することもできる。さらに、作業担当者は、表示画面を作業情報TSの表示・編集画面に再び遷移させることもできる。
次に、本実施の形態に係る製造作業支援システム1を使用する作業フローについて、図面を参照して説明する。
作業担当者は、製造実績のない製品を製造する場合、図9に示すような、製造フローを開始する。具体的には、製造作業支援システム1を起動して、引き継ぎ情報の入力画面を表示する指令を、入力部30を介して入力する。すると、製造作業支援システム1の制御部10は、表示部40に、図5に示した引き継ぎ情報の入力画面を表示する(ステップS101)。
次に、作業担当者は、引き継ぎ元の図面番号と副番として、今回製造する製品に類似する製造実績のある製品に対応する図面番号と副番を入力し、引き継ぎ先の副番として、今回製造する製品に対応する副番を入力する(ステップS102)。
制御部10は、入力内容を受信すると、前述した処理によって、引き継ぎ元の図面番号および副番に紐付く製造作業支援情報を、引き継ぎ先の副番に紐付く製造作業支援情報に複製して、記憶部20に記憶させる(ステップS103)。
続いて、制御部10は、図6に示した製造作業支援情報の読込入力画面を、表示部40に表示する(ステップS104)。
作業担当者は、今回製造する製品の図面番号と副番を入力して、「実行開始」ボタンを押下する(ステップS105)。この「実行開始」ボタンの押下は、作業情報TSの表示・編集画面を表示することを製造作業支援システム1に要求する表示要求として機能する。
制御部10は、入力を受けて、図7に示した作業情報TSの表示・編集画面を、表示部40に表示する(ステップS106)。
次に、作業担当者は、表示されている類似製品の作業実績から複製された製造作業支援情報を確認して、必要に応じて、入力部30を介して作業順序を修正入力する(ステップS107)。
制御部10は、修正入力を受けて、記憶部20に格納された作業情報TSの作業順序を更新し、表示部40に更新後の画面を表示する(ステップS108)。
作業担当者は、表示中の画面を、更新後の作業情報TSの表示・編集画面と部品情報TBの表示・編集画面とに適宜遷移させながら参照して、製造作業を実施する(ステップS109)。
そして、作業担当者は、入力部30を介して、作業情報TSを入力する(ステップS110)。具体的には、特に類似製品には無い作業が必要だった場合には、次の作業担当者が参照するために、作業担当者は、作業情報TSの表示・編集画面を表示させて、入力部30を介して作業要領等を入力したり、製品の部品、製品の半完成品、製品の完成品、または製品の製造作業に用いられる治具の画像を撮影部50に撮影させたりする。また、作業担当者は、部品情報TBの表示・編集画面を表示させて、入力部30を介して部品取付位置を入力する。さらに、作業担当者は、作業情報TSの表示・編集画面を表示させて、作業が完了したことを実績として入力しても良い。他に、作業担当者は、類似製品と同じ作業であっても、変更が生じたり、コメントとして追加したい内容があったりした場合には、適宜対応する情報を編集しても良い。これらのステップS107およびステップS110において、入力部30は、製造作業支援情報と、製品の図面情報と、を含む入力を受ける入力手段として機能する。また、このステップS110において、撮影部50は、製品の部品、製品の半完成品、製品の完成品、または製品の製造作業に用いられる治具の画像を撮影する撮影手段として機能する。
制御部10は、入力された情報、撮影された画像等を関連付けて記憶部20に記憶させる(ステップS111)。すなわち、記憶部20は、入力手段から入力された製造作業支援情報と、図面情報と、を関連付けて記憶する記憶手段として機能する。
以上のようにして、作業担当者は、製造実績のない製品を製造する場合、類似製品の製造実績から製造作業支援情報を複製して利用できる。なお、ステップS107の作業順序の修正入力を、ステップS109の製造作業の実施後に行っても良い。また、類似製品が無い場合は、作業担当者は、ステップS104の製造作業支援情報の読込入力画面を表示する処理から作業を開始しても良い。その場合は、図面に製造作業支援情報が関連付けられていないため、作業担当者は、図面のみを参照して、製造作業を実施する。
次に、作業担当者は、製造実績のある製品を製造する場合、製造作業支援システム1を起動して、製造作業支援情報の読込入力画面を表示する指令を、入力部30を介して入力する。すると、製造作業支援システム1の制御部10は、図10に示されるように、表示部40に、図6に示した製造作業支援情報の読込入力画面を表示する(ステップS201)。
作業担当者は、今回製造する製品の図面番号と副番を入力して、「実行開始」ボタンを押下する(ステップS202)。この「実行開始」ボタンの押下は、作業情報TSの表示・編集画面を表示することを製造作業支援システム1に要求する表示要求として機能する。
制御部10は、入力を受けて、図7に示した作業情報TSの表示・編集画面を、表示部40に表示する(ステップS203)。
このステップS203と前述したステップS106において、制御部10は、製造作業支援情報を図面情報に重畳させて表示する表示画面を生成する制御手段として機能する。また、このステップS203と前述したステップS106は、制御部10が入力された製造作業支援情報を図面情報に重畳させて表示する表示画面を生成する表示画面生成ステップとして機能する。また、これらのステップは、表示部40が入力された製造作業支援情報を図面情報に重畳させて表示する表示ステップとしても機能する。
作業担当者は、作業情報TSの表示・編集画面と部品情報TBの表示・編集画面とを適宜遷移させながら参照して、製造作業を実施する(ステップS204)。
そして、作業担当者は、作業情報TSを入力する(ステップS205)。具体的には、作業担当者は、作業に変更が必要だった場合には、次の作業担当者が参照する可能性のある作業情報TSの表示・編集画面を表示させて、作業要領等を編集したり、作業中の作業現場、製造中の製品等の画像を追加で撮影したりする。また、作業担当者は、部品情報TBの表示・編集画面を表示させて、部品取付位置を編集する。さらに、作業担当者は、作業情報TSの表示・編集画面を表示させて、作業が完了したことを実績として入力しても良い。
このステップS205と前述のステップS110は、製品の製造作業を支援する情報を表す製造作業支援情報と、製品の図面情報と、を含む入力を受ける入力ステップとして機能する。
制御部10は、入力された情報、撮影された画像等を記憶部20に関連付けて記憶させる(ステップS206)。
以上のようにして、作業担当者は、製造実績のある製品を製造する場合、その製品の図面に紐付けて記憶部20に記憶された製造作業支援情報を参照することができる。
本実施の形態に係る製造作業支援システム1によれば、製造作業を支援する情報を表す製造作業支援情報を図面に重畳させて表示することができる。作業担当者は、製品の図面と、図面に重畳して表示された製造作業支援情報と、を参照しながら、製造作業をすることができる。
したがって、経験の浅い担当者であっても、読図作業にかかる時間が削減され、効率的に製造作業を実施することができる。
本実施の形態に係る製造作業支援システム1によれば、製品の図面に関連付けて、製造現場において製品の部品、製品の半完成品、製品の完成品、または製品の製造作業に用いられる治具を撮影した画像データを表示することができる。したがって、経験の浅い担当者であっても、製造現場の状況を直感的に把握しやすい。
本実施の形態に係る製造作業支援システム1によれば、製品の図面に関連付けて、製品を製造する作業順序を表示することができる。したがって、経験の浅い担当者であっても、作業を行う順番を迷うことなく、製造作業を実施することができる。
本実施の形態に係る製造作業支援システム1によれば、製品の図面に関連付けて、部品を取り付ける位置を表す部品取付位置情報を表示することができる。したがって、経験の浅い担当者であっても、部品を取り付ける位置を把握しやすい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、作業担当者がこれから製造する製品と同一の図面番号のある副番の製造作業支援情報を、これから製造する製品の副番に引き継ぐことによって、製造作業支援情報を活用する例を示した。本実施の形態では、図面番号または副番が不明な場合に、製造作業支援情報を検索可能なファイルとして保存しておき、保存したファイルを検索して読み出すことによって、過去の製造作業支援情報を活用する例を示す。以下、本実施の形態については、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
本実施の形態に係る製造作業支援システム1の記憶部20は、後述する要素作業ファイルを生成するための設定情報として、割付情報THを格納している。割付情報THの詳細については後述する。
作業担当者は、製造作業支援情報を入力した場合、別の製品の製造時にその製造作業支援情報を活用可能にするために、製造作業支援情報をファイルとして保存する。そして、本実施の形態に係る作業情報TSの表示・編集画面には、「要素作業」タブが表示され、作業担当者がその「要素作業」タブを選択することによって、製造作業支援システム1は、図11に示す要素作業ファイル表示画面を表示する。
要素作業とは、作業を分割したときの単位要素ごとの作業のことであり、製造作業のうち、例えば、抜き、曲げ等の作業を指す。要素作業ファイル表示画面は、後述する参照処理によって読み出された要素作業ファイルがある場合には、その内容を含み、要素作業ファイル出力準備画面に遷移するための「出力」ボタンと、要素作業ファイル検索画面に遷移するための「参照」ボタンを含む。
作業担当者は、要素作業ファイル出力作業を開始すると、図12に示すように、要素作業ファイル表示画面の「参照」ボタンを押下する(ステップS301)。そして、製造作業支援システム1の制御部10は、要素作業ファイル出力準備画面を表示部40に表示する(ステップS302)。
要素作業ファイル出力準備画面は、図13に示すように、出力項目および作業種類の選択と、タイトルの入力ができる画面である。出力項目は、要素作業ファイルとして出力する内容に、何を含めるかを指定する項目である。また、作業種類は、出力する要素作業の種類を指定する項目であって、出力した後に要素作業ファイルを検索するための検索項目である。また、タイトルは、出力する要素作業ファイルの名称であって、要素作業ファイルを出力した後にその要素作業ファイルを特定する際に参照する項目である。
図12に戻り、作業担当者は、出力項目として、図面、マーカー、作業手順、コメント、部品取付位置、画像等の出力内容を表す項目から1つ以上の項目を選択する。また、作業担当者は、作業種類として、曲げ、抜き、溶接、止め等の要素作業を表す項目から1つ以上の項目を選択する。さらに、作業担当者は、タイトルをテキスト形式で入力して、「出力」ボタンを押下する(ステップS303)。この「出力」ボタンの押下は、要素作業ファイルを生成することを製造作業支援システム1に要求する生成要求として機能する。
制御部10は、要素作業ファイルの出力指示を受けると、記憶部20に格納された割付情報THに従って、指定された出力項目に対応する図面情報と製造作業支援情報のいずれかまたは両方を含む要素作業ファイルを生成する(ステップS304)。具体的には、要素作業ファイルは、指定された出力項目を1つの画像に含めた画像データである。割付情報THは、図14に示すように、選択された出力項目を表す出力項目パターンごとに、各出力項目をどのように割り付けて画像を生成するかを座標値として含むものである。この座標値は、生成される画像の左下を起点とした画素数である。出力項目パターンとは、選択された出力項目をコードに置き換えたものである。例えば、図面を「A」、撮影された画像を「F」として、出力項目パターンが図14に示される「AF」の場合、図面と撮影された画像が選択されたことを意味し、制御部10は、図15に示すように、割付情報THの該当する出力項目パターンに規定された座標値に従って、左に図面、右に撮影された画像を指定された座標値で割り付けた画像データを内容とする要素作業ファイルを生成する。
図12に戻り、制御部10は、生成した要素作業ファイルを記憶部20に書き込む(ステップS305)。以上で、制御部10は、要素作業ファイルの出力作業を終了する。
次に、作業担当者が、生成された要素作業ファイルを参照するため、要素作業ファイルを検索する処理について、図16を参照して説明する。
作業担当者は、要素作業ファイルの検索を開始するため、要素作業ファイル表示画面の「参照」ボタンを押下する(ステップS401)。
製造作業支援システム1の制御部10は、要素作業ファイル検索画面を表示部40に表示する(ステップS402)。要素作業ファイル検索画面は、図17に示すように、作業種類の選択欄、「検索」ボタンおよび検索結果欄を含む。
図16に戻り、作業担当者は、作業種類を選択して、「検索」ボタンを押下する(ステップS403)。この「検索」ボタンの押下は、要素作業ファイルを検索することを製造作業支援システム1に要求する検索要求として機能する。そして、制御部10は、選択された作業種類を検索条件として、記憶部20に格納された要素作業ファイルから、検索条件を満たすものを検索する。そして、制御部10は、図18に示すように、要素作業ファイル検索画面の検索結果欄に検索条件を満たす要素作業ファイルのタイトル、出力項目、作業種類等を表示する(ステップS404)。
図16に戻り、作業担当者は、要素作業ファイル検索画面に表示されている作業対象の図面の検索対象範囲を指定して、検索結果欄の「一致度で並び替え」ボタンを押下する(ステップS405)。この「一致度で並び替え」ボタンの押下は、一致度に基づく検索結果の並び替えをすることを製造作業支援システム1に要求する並び替え要求として機能する。
制御部10は、指定された検索対象範囲の図面と、検索条件を満たす各要素作業ファイルの図面領域と、を比較して一致度を算出する(ステップS406)。図面を比較するアルゴリズムは、画素ごとの差分を平均二乗誤差、SN比等を計算する方法等、種々のアルゴリズムを採用して良い。なお、出力項目に図面が含まれていない要素作業ファイルと、指定された検索対象範囲の図面との一致度は算出できないため、最小値、例えば0、とする。
次に、制御部10は、指定された検索対象範囲の図面との一致度が高い順に要素作業ファイルを並び替えて、検索結果欄を表示部40に表示する(ステップS407)。
作業担当者は、検索結果欄に表示された一致度の高さ、タイトル、作業種類等を参考にして、該当する要素作業ファイルに相当する「選択」ボタンを押下することによって、要素作業ファイルを選択する(ステップS408)。
制御部10は、選択された要素作業ファイルの内容を、要素作業ファイル表示画面に表示する(ステップS409)。以上で、要素作業ファイルの検索が終了する。
本実施の形態に係る製造作業支援システム1によれば、図面番号または副番が不明な場合でも、製造作業支援情報を検索可能なファイルとして保存しておき、保存したファイルを検索して読み出すことによって、過去の製造作業支援情報を活用することができる。
本実施の形態に係る要素作業ファイルの出力作業においては、作業担当者が、要素作業ファイル出力準備画面の出力項目、作業種類を選択して、タイトルを入力して、出力ボタンを押下することによって、製造作業支援システム1の制御部10が直ちに要素作業ファイルを生成する例を示した。しかし、作業中の製造工程に複数の要素作業が含まれている場合を想定して、製造作業支援システム1が、一部の作業を選択する画面を表示しても良い。具体的には、制御部10は、出力ボタン押下によって、選択された出力項目ごとに、出力対象とする作業を選択するための選択画面を表示する。そして、制御部10は、作業担当者による作業の選択結果を受けて、選択された作業に関連付けられた製造作業支援情報を要素作業ファイルに含めて出力する。このようにすれば、1つの要素作業ファイルに含める情報を細かく指定することができるため、過去の製造作業支援情報をより活用しやすい。また、製造作業支援システム1は、要素作業ファイルを生成する前に、作業担当者が生成後の画像を確認するためのプレビューを表示しても良い。
本実施の形態に係る要素作業ファイルの検索において、作業担当者が一致度でソートした結果を見て、要素作業ファイルを選択する例を示した。しかし、作業担当者は、一致度でソートする前に、要素作業ファイルのタイトル、出力項目、作業種類等を参考にして、要素作業ファイルを選択しても良い。その場合、制御部10は、図16に示すステップS406およびステップS407の処理をスキップし、一致度の算出をしないで要素作業ファイルを表示する。これによって、作業担当者が一致度の算出をするかしないかを選択することができるため、製造作業支援システム1の負荷を軽減することができる。
本実施の形態に係る要素作業ファイルの格納先は、記憶部20に限られない。例えば、図示しない通信部が外部サーバと通信することによって、要素作業ファイルを外部サーバに格納しても良い。このようにすれば、記憶部20の容量を節約できる。また、外部の検索サービス、API等を利用することができ、より柔軟なシステムを構築できる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他の種々の変更が可能である。
本実施の形態に係る製造作業支援システム1において、入力部30は、キーボード、マウス等の情報入力部品である例を例示したが、本発明の範囲はそれに限られず、例えば音声での入力を受けるマイクであっても良い。また、通信装置によって遠隔から情報を受信する装置であっても良い。本発明の目的および機能を満たすならば、情報の入力を受けることができるあらゆる装置、機器等であって良い。
本実施の形態に係る製造作業支援システム1は、専用の装置によらず、通常のコンピュータを用いて実現可能である。例えば、コンピュータに上述のいずれかを実行するためのプログラムを格納した記録媒体から該プログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する製造作業支援システム1を構成してもよい。また、複数のコンピュータが協同して動作することによって、1つの製造作業支援システム1を構成してもよい。
また、コンピュータにプログラムを供給するための手法は、任意である。例えば、通信回線、通信ネットワーク、通信システム等を介して供給してもよい。
また、上述の機能の一部をOS(Operating System)が提供する場合には、OSが提供する機能以外の部分をプログラムで提供すればよい。
本実施の形態における製造作業支援システム1の制御部10、記憶部20、入力部30、表示部40および撮影部50は、1つの装置に備えられても良いし、それぞれが独立した装置であっても良い。いずれの場合でも、制御部10は、上述の通り、記憶部20、入力部30、表示部40および撮影部50のそれぞれと通信可能に接続されている。その通信方式は無線、有線のいずれであっても良く、互いに直接ケーブルで接続されていても、インターネット、イントラネット等のネットワークを介して接続されていても良い。
なお、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。即ち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本出願は、2017年10月24日に出願された、日本国特許出願特願2017−204972号に基づく。本明細書中に日本国特許出願特願2017−204972号の明細書、特許請求の範囲、図面全体を参照として取り込むものとする。
1…製造作業支援システム、10…制御部、11…CPU、12…RAM、13…ROM、20…記憶部、30…入力部、40…表示部、50…撮影部、TZ…図面情報、TB…部品情報、TS…作業情報、TH…割付情報。
上記目的を達成するため、本発明の製造作業支援システムは、入力手段と、記憶手段と、撮影手段と、制御手段と、を備える。入力手段は、製品の製造作業を支援する情報を表す製造作業支援情報と、製品の図面情報と、を含む入力を受ける。記憶手段は、入力手段から入力された製造作業支援情報と、図面情報と、を関連付けて記憶する。撮影手段は、製品の部品、製品の半完成品、製品の完成品、または製品の製造作業に用いられる治具の画像を撮影する。制御手段は、入力手段に、図面情報を特定する図面特定情報とともに表示画面を表示することを要求する表示要求が入力されると、図面特定情報から特定される図面情報に関連付けて格納された製造作業支援情報を記憶手段から取得して、取得した製造作業支援情報を図面情報に重畳させて表示する表示画面を生成する。制御手段は、撮影手段に画像の撮影を指示し、表示画面に含まれる図面情報に関連付けて撮影手段が撮影した画像を表す画像データを記憶手段に格納させる操作を受け付ける領域を表示画面に含める。記憶手段は、撮影手段が撮影した画像を表す画像データを表示画面に含まれる図面情報に関連付けてさらに記憶する。制御手段は、表示画面に表示された図面情報に関連づけられた画像データを表示することを要求する表示要求が入力手段に入力されると、図面情報に関連付けて格納された画像データを記憶手段から取得して、取得した画像データをさらに表示する表示画面を生成する。

Claims (10)

  1. 製品の製造作業を支援する情報を表す製造作業支援情報と、前記製品の図面情報と、を含む入力を受ける入力手段と、
    前記入力手段から入力された前記製造作業支援情報と、前記図面情報と、を関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記入力手段に、図面情報を特定する図面特定情報とともに表示画面を表示することを要求する表示要求が入力されると、前記図面特定情報から特定される前記図面情報に関連付けて格納された製造作業支援情報を前記記憶手段から取得して、取得した前記製造作業支援情報を前記図面情報に重畳させて表示する表示画面を生成する制御手段と、を備える、
    製造作業支援システム。
  2. 前記製品の部品、前記製品の半完成品、前記製品の完成品、または前記製品の製造作業に用いられる治具の画像を撮影する撮影手段をさらに備え、
    前記記憶手段は、前記撮影手段が撮影した前記画像を表す画像データを前記図面情報に関連付けてさらに記憶し、
    前記制御手段は、前記入力手段に、前記図面特定情報とともに、前記表示画面を表示することを要求する表示要求が入力されると、前記図面情報に関連付けて格納された画像データを前記記憶手段からさらに取得して、取得した前記画像データを前記図面情報とともに表示する表示画面を生成する、
    請求項1に記載の製造作業支援システム。
  3. 前記記憶手段は、前記入力手段に、前記製品の製造作業の作業順序が前記製品の図面情報に関連付けて入力されると、前記作業順序を前記図面情報に関連付けて記憶し、
    前記制御手段は、前記入力手段に、前記図面特定情報とともに、前記表示画面を表示することを要求する表示要求が入力されると、前記図面情報に関連付けて格納された作業順序を前記記憶手段からさらに取得して、取得した前記作業順序を前記図面情報に重畳させて表示する表示画面を生成する、
    請求項1または2に記載の製造作業支援システム。
  4. 前記記憶手段は、前記入力手段に、前記作業順序の入替えを指示する情報が入力されると、前記作業順序の入替えを指示する情報に基づいて、前記作業順序を更新する、
    請求項3に記載の製造作業支援システム。
  5. 前記記憶手段は、前記入力手段に、前記製品の部品を取り付ける位置を表す部品取付位置情報が前記製品の図面情報に関連付けて入力されると、前記部品取付位置情報を前記図面情報に関連付けて記憶し、
    前記制御手段は、前記入力手段に、前記図面特定情報とともに、前記表示画面を表示することを要求する表示要求が入力されると、前記図面情報に関連付けて格納された部品取付位置情報を前記記憶手段からさらに取得して、取得した前記部品取付位置情報が表す前記図面情報の位置に、マーカーを重畳させて表示する表示画面を生成する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の製造作業支援システム。
  6. 前記制御手段は、
    前記入力手段に、前記製造作業支援情報または前記図面情報から出力項目を指定してファイルを生成することを要求する生成要求が入力されると、指定された前記出力項目を含むファイルを生成して記憶手段に書き込み、
    前記入力手段に、前記ファイルの指定とともに前記ファイルの内容を表示することを要求する表示要求が入力されると、前記ファイルの内容を前記記憶手段から取得して表示する表示画面を生成する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の製造作業支援システム。
  7. 前記制御手段は、
    前記入力手段に、前記ファイルの検索条件の指定とともに前記ファイルを検索することを要求する検索要求が入力されると、前記検索条件に基づいて前記ファイルを前記記憶手段から検索して、検索結果を表示する画面を生成する、
    請求項6に記載の製造作業支援システム。
  8. 前記制御手段は、
    前記入力手段に、図面の検索対象範囲の指定とともに一致度に基づく前記検索結果の並び替えをすることを要求する並び替え要求が入力されると、前記検索結果のファイルに含まれる図面と、前記検索対象範囲で指定された図面と、の一致度を算出し、算出した前記一致度にしたがって検索結果を並び替えた画面を生成する、
    請求項7に記載の製造作業支援システム。
  9. 製品の製造作業を支援する情報を表す製造作業支援情報と、前記製品の図面情報と、を含む入力を受ける入力ステップと、
    前記入力ステップで入力された製造作業支援情報を前記図面情報に重畳させて表示する表示ステップと、を備える、
    製造作業支援方法。
  10. コンピュータに、
    製品の製造作業を支援する情報を表す製造作業支援情報と、前記製品の図面情報と、を含む入力を受ける入力ステップと、
    前記入力ステップで入力された製造作業支援情報を前記図面情報に重畳させて表示する表示画面を生成する表示画面生成ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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