JPWO2019065533A1 - ガラス基板の切断装置、切断方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

光を照射することによりガラス基板を切断する装置において、当該光をガラス基板の切断ラインを形成したい箇所に効率よく照射する。ガラス基板Gの切断装置100は、光発生装置1と、光走査装置3と、を備える。光発生装置1は、ガラス基板Gを切断する切断光Lを出力する。光走査装置3は、切断光LのスポットSをガラス基板Gの切断方向に沿って往復移動させる装置である。光走査装置3は、切断光LのスポットSの往復移動の範囲を、ガラス基板Gの切断ラインCの亀裂が形成されていない未切断領域に制限する。

Description

本発明は、ガラス基板の切断装置、切断方法、当該切断方法をコンピュータに実行させるプログラム、及び、当該プログラムを記憶する記憶媒体に関する。
従来、ガラス基板の切断方向に沿ってレーザ光を走査することにより切断ラインを発生させて、当該切断ラインにてガラス基板を切断する切断装置が知られている(例えば、特許文献1)。この装置により、大きなガラス基板を比較的高速に切断できる。
特開平4−224091号公報
上記の装置においては、ガラス基板を切断する際に、レーザ光をガラス基板上にて往復移動させるのみで、ガラス基板に照射するレーザ光に関する他の制御は行われていなかった。例えば、上記の装置では、ガラス基板に切断ラインが形成されたか否かに関わらず、ガラス基板上におけるレーザ光の走査範囲は不変とされていた。その結果、十分なレーザ光が照射されて切断ラインが形成された箇所にも、無駄にレーザ光が照射され続けていた。
本発明の目的は、光を照射することによりガラス基板を切断する装置において、当該光をガラス基板の切断ラインを形成したい箇所に効率よく照射することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係るガラス基板の切断装置は、光発生装置と、光走査装置と、を備える。光発生装置は、ガラス基板を切断する切断光を出力する。光走査装置は、切断光のスポットをガラス基板の切断方向に沿って往復移動させる装置である。光走査装置は、切断光のスポットの往復移動の範囲を、ガラス基板の切断ラインが形成されていない未切断領域に制限する。
上記のガラス基板の切断装置においては、光走査装置が、ガラス基板を切断するための切断光のスポットのガラス基板上における往復移動の範囲を、ガラス基板の切断ラインが形成されていない未切断領域に制限している。これにより、切断光を、ガラス基板の切断ラインを形成すべき領域にのみ照射できる。その結果、光発生装置から発生する切断光を、当該切断光のエネルギーを無駄にすることなく効率よくガラス基板の切断ラインを形成すべき領域に照射できる。
ガラス基板の切断装置は、レンズ装置をさらに備えてもよい。レンズ装置は、切断光のスポットのガラス基板上におけるサイズを調節する。これにより、切断ラインを効率よく形成できる最適なエネルギー密度を有する切断光を、ガラス基板の切断ラインを形成すべき領域に効率よく照射できる。
レンズ装置は、ガラス基板上における切断光のスポットのサイズを、未切断領域の切断方向における長さに従って変化させてもよい。これにより、切断ラインを効率よく形成できる最適なエネルギー密度を有する切断光を、ガラス基板の切断ラインを形成すべき領域に効率よく照射できる。
レンズ装置は、未切断領域の切断方向における長さが短くなるに従って、切断光のスポットのサイズを大きくしてもよい、これにより、切断方向のおける長さが短くなった未切断領域に、切断光が過剰なエネルギー密度にて照射されることを抑制できる。
ガラス基板の切断装置は、光補正装置をさらに備えてもよい。光補正装置は、切断光のスポットを切断方向とは垂直な補正方向に移動させる。これにより、その移動方向が切断方向から外れた切断光のスポットを補正方向に移動させることで、切断光のスポットを適切な切断方向に沿って往復移動できる。
光走査装置は、切断ラインの形成に従って、切断光のスポットの往復移動の範囲を狭めてもよい。これにより、切断光のエネルギーを無駄にすることなく、未切断領域に効率よく切断光を照射できる。
本発明の他の見地に係る切断方法は、ガラス基板を切断する切断光のスポットをガラス基板の切断方向に沿って往復移動させることにより、ガラス基板を切断する方法である。切断方法は、以下のステップを備える。
◎切断光を出力するステップ。
◎切断光のスポットの往復移動の範囲を、ガラス基板の切断ラインが形成されていない未切断領域に制限するステップ。
これにより、ガラス基板の切断ラインを形成すべき領域にのみ切断光を照射して、切断光のエネルギーを無駄にすることなく効率よくガラス基板に照射できる。
光発生装置から発生する切断光を、当該切断光のエネルギーを無駄にすることなく効率よくガラス基板の切断ラインを形成すべき領域に照射できる。
第1実施形態に係る切断装置の上面図。 光走査装置による切断光の移動方法の一例を示す図。 光走査装置による切断光の移動方法の他の一例を示す図。 切断光Lのx軸方向における光路長が変化する様子を模式的に示す図。 切断装置をx軸方向から見たときの側面図。 光補正装置による切断光の移動の一例を示す図。 光補正装置による切断光の移動の他の一例を示す図。 第1実施形態に係る切断装置による、ガラス基板への切断光の照射方法を模式的に示す図。 本来の往復移動軌跡から外れた切断光のガラス基板上における軌跡の一例を示す図。 切断光の往復移動の軌跡の補正方法の一例を模式的に示す図。
1.第1実施形態
(1)切断装置
以下、本発明の一実施形態によるガラス基板Gの切断装置100の全体構成を、図1を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る切断装置の上面図である。切断装置100は、ガラス基板Gの切断方向に沿って所定のスポットサイズを有する光(以下、切断光Lと呼ぶことにする)を照射することで、当該切断方向に沿ってガラス基板Gに切断ラインCの亀裂を形成する装置である。ガラス基板Gは、当該切断ラインCの亀裂により切断される。
ガラス基板Gは、例えば、ディスプレイやインパネ等に使われるソーダガラス、無アルカリガラスが挙げられるが、種類はこれらに限定されない。ガラス基板Gは、基板搬送装置10により搬送されながら、切断装置100により切断される。そのため、本実施形態の切断装置100は、ガラス基板Gを切断する時に、ガラス基板Gの搬送方向と同一方向に、ガラス基板Gの搬送速度と同一速度にて移動する。ガラス基板Gの搬送方向は、例えば、図1のy軸の負方向(図1においては、紙面の下方向)である。
また、本実施形態において、ガラス基板Gの切断方向は、図1に示すように、x軸方向と平行な方向である。すなわち、本実施形態の切断装置100は、例えば、ダウンフローにて製造されるガラス基板Gの横切り(ガラス基板Gの幅方向の切断)に適用されるものである。
切断装置100は、光発生装置1、光走査装置3、レンズ装置5及び光補正装置7を備え、光発生装置1で発生させた切断光Lをレンズ装置5、光走査装置3及び光補正装置7を介してガラス基板Gに照射してガラス基板Gの表面に切断光LのスポットSを形成し、切断光LのスポットSをガラス基板Gの切断方向に沿って移動させる。
光発生装置1は、上記の切断光Lを発生する装置である。光発生装置1としては、例えば、ガラス基板Gに、ガラス基板Gを切断可能な切断ラインCの亀裂を形成できる程度のエネルギーを有する切断光Lを出力できる光源を使用できる。このような光源としては、例えば、COレーザ発振器などがある。
光走査装置3は、光発生装置1から出力した切断光LのスポットSを、切断方向に沿って往復移動させる。本実施形態の光走査装置3は、切断光Lを反射させるミラーと、当該ミラーをz軸周りに回転させる回転機構と、を有する装置である。上記の回転機構は、例えば、当該ミラーからz軸方向に延びる軸に出力回転軸が接続されたモータである。このような装置としては、例えば、ガルバノスキャナがある。
上記の光走査装置3は、切断光Lの光路上に設けられている。従って、図1に示すように、切断光Lは、光走査装置3のミラーにて反射する。光走査装置3は、上記のミラーをz軸周りに回転させて切断光Lの当該ミラーへの入射角(すなわち、切断光Lの当該ミラーでの反射角)を変更することで、当該入射角にて決定されるガラス基板G上の位置に切断光LのスポットSを照射できる。
具体的には、例えば、図2Aに示すように、光走査装置3のミラーをz軸周りに右回転させると、切断光Lの当該ミラーへの入射角(すなわち、切断光Lの当該ミラーにおける反射角)が大きくなる。これにより、切断光Lは、光補正装置7のミラーのx軸の負方向(図2Aの紙面の左方向)側に入射される。
光補正装置のミラーのx軸の負方向側に切断光Lが入射されることにより、切断光Lは、図2Aに示すように、当該ミラーによりx軸の負方向側に反射される。この結果、切断光LのスポットSは、ガラス基板G上において、x軸の負方向側に到達する。図2Aは、光走査装置による切断光の移動方法の一例を示す図である。
一方、図2Bに示すように、光走査装置3のミラーをz軸周りに左回転させると、切断光Lの当該ミラーへの入射角が小さくなる。これにより、切断光Lは、光補正装置7のミラーのx軸の正方向(図2Aの紙面の右方向)側に入射される。
光補正装置のミラーのx軸の正方向側に切断光Lが入射されることにより、切断光Lは、図2Bに示すように、当該ミラーによりx軸の正方向側に反射される。この結果、切断光LのスポットSは、ガラス基板G上において、x軸の正方向側に到達する。図2Bは、光走査装置による切断光の移動方法の他の一例を示す図である。
上記の原理を利用して、光走査装置3のミラーをz軸周りに所定の角度範囲にて高速に右回転及び左回転させることで、切断光LのスポットSは、ガラス基板G上において、切断方向に沿った切断光の往復移動軌跡(図1)上にて高速に往復移動できる。
レンズ装置5は、切断光Lのガラス基板G側における焦点位置を調節して、ガラス基板G上に切断光LのスポットSを形成する装置である。具体的には、レンズ装置5は、第1レンズ51と、第2レンズ53と、を有する。
第1レンズ51は、光発生装置1から出力した切断光Lの径を拡げるレンズである。図1に示すように、本実施形態の光発生装置1はx軸方向に切断光Lを出力している。従って、第1レンズ51は、切断光Lが伝搬するx軸方向に沿って移動可能である。第1レンズ51は、例えば、発散レンズである。第2レンズ53は、第1レンズ51を通過した切断光Lを入射して、第1レンズ51とは反対側の光路上の所定位置に切断光Lの焦点を結ぶ。
上記にて説明した第1レンズ51と第2レンズ53とを有するレンズ装置5は、具体的には、第1レンズ51のx軸方向における位置を変化させて、第1レンズ51による切断光Lの焦点位置を変化させることで、第2レンズ53に対して第1レンズ51とは反対側にある切断光Lの焦点位置を変化させる。
例えば、図1において、第1レンズ51をx軸の負方向に移動させることで第1レンズ51を第2レンズ53に近づけて、第1レンズ51による切断光Lの焦点位置を第2レンズ53に近づけることで、第2レンズ53に対して第1レンズ51とは反対側の光路上のより遠い位置に、切断光Lの焦点を結ぶことができる。
一方、第1レンズ51をx軸の正方向に移動させることで第1レンズ51を第2レンズ53から遠ざけて、第1レンズ51による切断光Lの焦点位置を第2レンズ53から遠ざけることで、第2レンズ53に対して第1レンズ51とは反対側の光路上のより近い位置に、切断光Lの焦点を結ぶことができる。
図3に示すように、例えば、レンズ装置5からガラス基板G表面までのx軸方向における切断光Lの光路長は、光走査装置3からガラス基板Gにz軸方向(高さ方向)に垂線を下ろしたときに当該垂線がガラス基板Gと交わる点のx軸方向の位置において最小となる。また、x軸方向においてガラス基板Gの端部に近いほど、切断光Lのx軸方向における光路長は大きくなる。図3は、切断光Lのx軸方向における光路長が変化する様子を模式的に示す図であり、説明の便宜上、光補正装置7を省略している。
その結果、例えば、光路長が最小であるときにガラス基板Gの表面における切断光LのスポットSのサイズが最適となるように切断光Lの焦点位置を調整した場合、この焦点位置は、切断光Lがガラス基板G上の他の位置に到達したときには、ガラス基板G上の当該他の位置において最適なサイズのスポットSを形成するものでなくなっている。
従って、本実施形態においては、コントローラ9(後述)は、ガラス基板G上における切断光LのスポットSの位置に応じて、第1レンズ51を移動させて、切断光Lの焦点位置を調整する。これにより、ガラス基板G上における切断光LのスポットSのサイズを、ガラス基板G上における切断光LのスポットSの位置によらず、常に最適とできる。
光補正装置7は、切断光Lを反射させるミラーと、当該ミラーをx軸周りに回転させる回転機構と、を有する装置である。上記の回転機構は、例えば、当該ミラーからx軸方向に延びる軸に出力回転軸が接続されたモータである。このような装置としては、例えば、ガルバノスキャナを使用できる。
図1に示すように、光補正装置7は、x軸方向においては、光走査装置3のx軸方向における配置位置と同じ位置に配置されている。また、z軸方向(高さ方向)においても、光走査装置3とほぼ同じ位置に配置される。一方、y軸方向においては、光走査装置3から所定の距離だけ離れた位置に配置される。さらに、図4に示すように、光補正装置7のミラーは、反射面の法線がz軸方向の負方向(下方向)に向くように、所定の角度だけ傾けられている。図4は、切断装置をx軸方向から見たときの側面図である。
このように配置された光補正装置7は、光走査装置3から入射した切断光Lをミラーにて反射して、切断光LのスポットSをガラス基板G上に到達させる。
光補正装置7のミラーは、x軸周りに回転可能となっている。従って、光補正装置7は、ミラーをx軸周りの回転角度を変化させることで、切断光LのスポットSをy軸方向に移動できる。本実施形態において、y軸方向は、ガラス基板Gの切断方向であるx軸方向とは垂直である。以後、本実施形態のy軸方向を「補正方向」と呼ぶことにする。
具体的には、例えば、光補正装置7のミラーの回転角度を図4に示す角度から右回転にて変化させた場合には、図5Aに示すように、切断光Lの当該ミラーへの入射角が大きくなる。その結果、切断光LのスポットSは、図4に示す位置からy軸の負方向(図5Aにおいては紙面左方向)に移動する。図5Aは、光補正装置による切断光の移動の一例を示す図である。
一方、光補正装置7のミラーの回転角度を図4に示す角度から左回転にて変化させた場合には、図5Bに示すように、切断光Lの当該ミラーへの入射角が小さくなる。その結果、切断光LのスポットSは、図4に示す位置からy軸の正方向(図5Bにおいては紙面右方向)に移動する。図5Bは、光補正装置による切断光の移動の他の一例を示す図である。
切断装置100は、コントローラ9を備える。コントローラ9は、プロセッサ(例えば、CPU)と、記憶装置(例えば、ROM、RAM、HDD、SSDなど)と、各種インターフェース(例えば、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェースなど)を有するコンピュータシステムである。コントローラ9は、記憶部(記憶装置の記憶領域の一部又は全部に対応)に保存されたプログラムを実行することで、各種制御動作を行う。
コントローラ9は、単一のプロセッサで構成されていてもよいが、各制御のために独立した複数のプロセッサから構成されていてもよい。
コントローラ9は、光発生装置1、光走査装置3、レンズ装置5の第1レンズ51、及び、光補正装置7を制御できる。また、コントローラ9は、基板搬送装置10、及び、切断装置100の移動を制御可能となっていてもよい。
図示しないが、コントローラ9には、各装置の状態を検出するためのセンサ及びスイッチ、並びに情報入力装置が接続されている。また、図示しないが、コントローラ9には、ガラス基板Gに形成された切断ラインCの亀裂の長さを検出するセンサ及び/又はカメラが接続されていてもよい。
上記の構成を有することにより、切断装置100は、光発生装置1から発生した切断光LのスポットSを、x軸、y軸、及びz軸の3軸方向に移動できる。すなわち、切断装置100は、ガラス基板Gに切断ラインCの亀裂を形成する切断光LのスポットSを、ガラス基板G上の所望の位置に、所望のサイズにて到達させることができる。
(2)切断装置の動作
以下、基板搬送装置10にて搬送されているガラス基板Gを切断する際の、切断装置100の動作について説明する。
最初に、ガラス基板Gの切断方向(x軸方向)の端部に、「初期亀裂」と呼ばれる、切断光Lによるガラス基板Gの切断の開始点となる亀裂を形成する。当該初期亀裂は、例えば、ダイヤモンドカッター、セラミックカッターなどのカッターを用いて物理的に形成される。
その他、エネルギー密度を高くした切断光LのスポットSを、ガラス基板Gの切断方向の端部の初期亀裂を形成する側に集中的に照射することによっても、初期亀裂を形成できる。具体的には、例えば、本格的な切断ラインCの亀裂の形成を行う前に、コントローラ9が、ガラス基板Gの当該端部の近傍にて切断光Lが焦点を結ぶよう第1レンズ51の位置を調整し、その後、光走査装置3を制御して、切断光LのスポットSを、ガラス基板Gの当該端部の近傍のx軸方向の狭い範囲にて往復移動させるか、又は、ガラス基板Gの当該端部において停止させる。
ガラス基板Gの端部に初期亀裂を形成後、切断光Lのスポットを、切断方向(x軸方向)に平行な往復移動軌跡上にて初期亀裂を形成した端部から反対側の端部まで往復移動させてガラス基板Gを加熱し、ガラス基板Gに熱応力を生じさせることにより初期亀裂から亀裂を進展させてガラス基板Gに切断ラインCの亀裂を形成する。
切断光LのスポットSを切断方向に往復移動させる際、切断ラインCの亀裂の形成に従って、切断ラインCの亀裂の形成されていない範囲に切断光LのスポットSの往復移動の範囲を狭める。切断光LのスポットSの往復移動の範囲は、切断ラインCの亀裂が形成された範囲を検出して決定することとしてもよいし、実験で切断ラインCの亀裂が進展する速度を予め測定しておき、その測定結果に基づいて切断光LのスポットSの往復移動の範囲を次第に狭くするように切断装置100を動作させることとしてもよい。
具体的には、コントローラ9は、ガラス基板Gに現在形成されている切断ラインCの亀裂の長さを把握する。切断ラインCの亀裂の長さは、例えば、切断ラインCの亀裂を形成中のガラス基板Gをカメラなどにて撮影した後、切断ラインCの亀裂を画像認識などにて識別し、画像処理などにより切断ラインCの亀裂の長さを測定することにより把握できる。
他の実施形態において、コントローラ9は、例えば、光センサを用いて、切断ラインCの亀裂(ガラス基板Gが存在しない箇所)を通過した光の強度と、ガラス基板Gを通過した光の強度との違いに基づいて、切断ラインCの亀裂の長さを把握してもよい。
さらなる他の実施形態において、例えば、切断装置100による切断ラインCの亀裂の形成過程を予めシミュレーション又は実験で把握しておき、切断ラインCの亀裂の形成開始からの経過時刻と、切断ラインCの亀裂との関係(亀裂の進展速度)を算出し、コントローラ9が、切断光LのスポットSの往復移動を開始してからの経過時刻と、上記の関係(すなわち、亀裂の進展速度)とから、形成された切断ラインCの亀裂の長さを算出してもよい。
形成された切断ラインCの亀裂の現在の長さを把握後、コントローラ9は、切断光LのスポットSを往復移動軌跡上にて往復移動させる範囲を決定する。コントローラ9は、上記の初期亀裂を形成しなかった側のガラス基板Gの端部のx座標値から、形成された切断ラインCの亀裂の端部のx座標値までを、切断光LのスポットSの切断方向(x軸方向)における往復移動の範囲と決定する。すなわち、コントローラ9は、切断光LのスポットSの往復移動の範囲を、ガラス基板Gの切断ラインCの亀裂が形成されていない範囲(未切断領域と呼ぶことにする)とする。
形成された切断ラインCの亀裂の端部のx座標値は、例えば、ガラス基板Gの初期亀裂を形成した側のx座標値と、上記にて算出した切断ラインCの亀裂の現在の長さとの差分として算出できる。
他の実施形態において、切断光LのスポットSを往復移動させる範囲は、すでに形成された切断ラインCの亀裂の一部と重複していてもよい。すなわち、コントローラ9は、切断光LのスポットSを往復移動させる範囲を、未切断領域のx軸方向の長さよりも若干広くしてもよい。これにより、切断ラインCの亀裂が形成されていない未切断領域に確実に切断光Lを照射できる。
切断光LのスポットSを往復移動させる範囲の両端のx座標値を算出後、コントローラ9は、当該両端のx座標値から光走査装置3のミラーの回転角度範囲を算出し、当該回転角度範囲にてミラーを正逆転させる制御信号を光走査装置3に出力する。これにより、切断光LのスポットSは、未切断領域において切断方向に沿って往復移動する。
上記の切断ラインCの亀裂の長さの把握、切断光LのスポットSの往復移動範囲の決定、及び、切断光LのスポットSの往復移動範囲の変更を、切断ラインCの亀裂がガラス基板Gのx軸方向(幅方向)のほぼ全域にわたるまで繰り返す。
これにより、コントローラ9は、図6の(1)〜(4)に示すように、切断ラインCの亀裂の形成に従って、切断光LのスポットSの往復移動の範囲を、L1からL4(L1>L2>L3>L4)へと狭めることができる。すなわち、切断光Lのガラス基板G上における往復移動の範囲を、未切断領域のみに制限できる。その結果、光発生装置1から発生する切断光Lを、切断光Lのエネルギーを無駄にすることなく、効率よくガラス基板Gの切断ラインCの亀裂を形成すべき領域に集中的に照射できる。図6は、第1実施形態に係る切断装置による、ガラス基板への切断光の照射方法を模式的に示す図である。
本実施形態において、コントローラ9は、光走査装置3のミラーを一定の回転速度にて回転させることにより、切断光LのスポットSをガラス基板G上において一定の速度にて往復移動させている。従って、切断ラインCの亀裂の形成に従って切断光LのスポットSの往復移動の範囲を狭めることで、未切断領域内の所定の位置における切断光LのスポットSの通過頻度を増加できる。すなわち、未切断領域が狭くなるほど、ガラス基板Gの表面に切断光Lをより高いエネルギー密度にて照射できる。
未切断領域が狭くなるほど、ガラス基板Gの表面に切断光Lをより高いエネルギー密度にて照射可能であることにより、本実施形態の切断装置100は、特に、ガラス基板Gの切断を開始してから時間が経過するほど、切断ラインCの亀裂の進展速度を大きくできる。その結果、切断ラインCの亀裂が形成されてもガラス基板の幅方向の全域に切断光を照射する場合と比較して、より短時間にガラス基板Gを切断できる。
ただし、切断光Lを未切断領域に過剰なエネルギー密度にて照射した場合には、当該過剰なエネルギーにより、ガラス基板Gに意図しないダメージが生じる場合がある。従って、本実施形態の切断装置100において、コントローラ9は、未切断領域の切断方向(x軸方向)における長さに従ってガラス基板G上における切断光LのスポットSのサイズを変化させるよう、第1レンズ51を移動させる。
具体的には、図6の(1)〜(4)に示すように、コントローラ9は、切断光LのスポットSのサイズをスポットSのx軸方向の位置によらず一定としつつ、未切断領域の切断方向における長さがL1からL4へと短くなるに従って、切断光LのスポットSのサイズをS1からS4(S1<S2<S3<S4)へと増加させるよう、第1レンズ51の位置を調整する。これにより、切断方向のおける長さが短くなった未切断領域に、切断光Lが過剰なエネルギー密度にて照射されることを抑制して、ガラス基板Gに意図しないダメージが生じることを防止できる。
2.第2実施形態
上記にて説明した第1実施形態に係る切断装置100が備える光補正装置7は、ガラス基板Gを切断する工程においては、切断光LのスポットSをガラス基板Gの表面に到達させるのみであった。しかしながら、光補正装置7は、第1実施形態において説明したように、切断ラインCの亀裂の形成方向(切断方向)とは垂直なy軸方向に、切断光LのスポットSを移動できる。
切断装置100において、光走査装置3のミラーを所定の角度範囲にて正逆転し、及び/又は、第1レンズ51の位置を調整して、切断光LのスポットSをガラス基板G上において切断方向に沿って往復移動させる際に、切断光LのスポットSが、図7に示すように、本来の往復移動軌跡から外れることがある。具体的には、切断光LのスポットSの往復移動の軌跡が、本来の往復移動軌跡からy軸方向にずれる。図7は、本来の往復移動軌跡から外れた切断光のスポットSのガラス基板上における軌跡の一例を示す図である。
この軌跡のずれは、光走査装置3及び/又はレンズ装置5の設置状況、構造上の誤差などが原因となっており、光走査装置3及び/又はレンズ装置5の調整のみでは解消することが困難であるか、または、調整に多くの時間を必要とする。
従って、第2実施形態においては、コントローラ9が、ガラス基板Gの切断工程において、本来の往復移動軌跡と、切断光LのスポットSが往復移動しているときの実際の軌跡とのずれ量に応じて、切断光LのスポットSを補正方向に移動させることで、上記の軌跡のずれを補正する。
具体的には、以下のようにして、切断光LのスポットSの軌跡のずれを補正する。まず、切断光Lをy軸方向に移動させない場合の軌跡と本来の往復移動軌跡とのずれ量を、例えば、光補正装置7のミラーの角度を固定した上で、光走査装置3のミラーを所定の角度範囲にて正逆転させつつ、第1レンズ51の位置を調整し、切断光LのスポットSを実際に切断方向に往復移動させることにより把握する。
上記のようにして切断光LのスポットSのy軸方向におけるずれ量を把握後、切断光LのスポットSのx座標値と、各x座標値における切断光LのスポットSのy軸方向のずれ量との関係を、例えば、x座標値の関数として算出しておく。
上記の関係を算出後、コントローラ9は、ガラス基板Gを切断するために切断光Lを往復移動させる間、切断光LのスポットSの現在のx座標値と上記の関数とを用いて、現在のx座標値における切断光LのスポットSのy軸方向のずれ量を算出する。
その後、コントローラ9は、切断光LのスポットSを往復移動させながら、上記にて算出したy軸方向のずれ量に応じた角度だけ光補正装置7のミラーを回転させて、切断光LのスポットSをy軸方向に移動させることにより、図8に示すように、切断光LのスポットSを本来の往復移動軌跡上にて往復移動できる。図8は、切断光の往復移動の軌跡の補正方法の一例を模式的に示す図である。
このようにして、第2実施形態においては、光走査装置3及び/又はレンズ装置5の設置状況、構造上の誤差などを原因とする、切断光LのスポットSの軌跡のy軸方向のずれを補正できる。その結果、光走査装置3及び/又はレンズ装置5の調整を行うことなく、切断光LのスポットSを、適切な切断方向に沿って往復移動できる。
3.実施形態の共通事項
上記第1及び第2実施形態は、下記の構成及び機能を共通に有している。
第1実施形態及び第2実施形態に係るガラス基板G(ガラス基板の一例)の切断装置100(切断装置の一例)は、光発生装置1(光発生装置の一例)と、光走査装置3(光走査装置の一例)と、を備える。光発生装置1は、ガラス基板Gを切断する切断光L(切断光の一例)を出力する。光走査装置3は、切断光LのスポットS(切断光のスポットの一例)をガラス基板Gの切断方向に沿って往復移動させる装置である。光走査装置3は、切断光LのスポットSの往復移動の範囲を、ガラス基板Gの切断ラインCの亀裂(切断ラインの一例)が形成されていない未切断領域に制限する。
切断装置100においては、光走査装置3が、ガラス基板Gを切断するための切断光LのスポットSのガラス基板G上における往復移動の範囲を、ガラス基板Gの切断ラインCの亀裂が形成されていない未切断領域に制限している。これにより、切断光Lを、ガラス基板Gの切断ラインCの亀裂を形成すべき領域にのみ照射できる。その結果、光発生装置1から発生する切断光Lを、当該切断光Lのエネルギーを無駄にすることなく効率よくガラス基板Gの切断ラインCの亀裂を形成すべき領域に照射できる。
4.他の実施形態
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
(A)レンズ装置5は、切断光Lの焦点位置を変更できれば、1つのレンズにて構成されていてもよい。このような、光の焦点位置(焦点距離)を変更可能なレンズとしては、例えば、当該レンズの曲率を電気信号などにより変更して焦点距離を可変とする電気式焦点可変レンズを使用できる。
(B)上記の第1実施形態及び第2実施形態においては、基板搬送装置10によるガラス基板Gのy軸方向の移動とともに、切断装置100をy軸方向に移動させていた。しかし、これに限られず、例えば、短時間の切断光Lの照射によりガラス基板Gを切断できる場合(例えば、ガラス基板Gの幅寸法が小さい場合、ガラス基板Gの搬送速度が遅い場合など)には、光補正装置7が、ガラス基板Gのy軸方向の搬送に従って、y軸方向に切断光LのスポットSを移動させてもよい。これにより、切断装置100をy軸方向に移動する必要がなくなる。
本発明は、ガラス基板の切断装置に広く適用できる。
100 切断装置
1 光発生装置
3 光走査装置
5 レンズ装置
51 第1レンズ
53 第2レンズ
7 光補正装置
9 コントローラ
10 基板搬送装置
C 切断ライン
G ガラス基板
L 切断光
S スポット

Claims (9)

  1. ガラス基板を切断する切断光を出力する光発生装置と
    前記切断光のスポットを前記ガラス基板の切断方向に沿って往復移動させる装置であって、前記切断光のスポットの往復移動の範囲を、前記ガラス基板の切断ラインが形成されていない未切断領域に制限する光走査装置と、
    を備える、ガラス基板の切断装置。
  2. 前記切断光のスポットの前記ガラス基板上におけるサイズを調節するレンズ装置をさらに備える、請求項1に記載のガラス基板の切断装置。
  3. 前記レンズ装置は、前記ガラス基板上における前記切断光のスポットのサイズを、前記未切断領域の前記切断方向における長さに従って変化させる、請求項2に記載のガラス基板の切断装置。
  4. 前記レンズ装置は、前記未切断領域の前記切断方向における長さが短くなるに従って、前記切断光のスポットのサイズを大きくする、請求項2又は3に記載のガラス基板の切断装置。
  5. 前記切断光のスポットを前記切断方向とは垂直な補正方向に移動させる光補正装置をさらに備える、請求項1〜4のいずれかに記載のガラス基板の切断装置。
  6. 前記光走査装置は、前記切断ラインの形成に従って、前記切断光のスポットの往復移動の範囲を狭める、請求項1〜5のいずれかに記載のガラス基板の切断装置。
  7. ガラス基板を切断する切断光のスポットをガラス基板の切断方向に沿って往復移動させることにより、前記ガラス基板を切断する方法であって、
    前記切断光を出力するステップと、
    前記切断光のスポットの往復移動の範囲を、前記ガラス基板の切断ラインが形成されていない未切断領域に制限するステップと、
    を備える、ガラス基板の切断方法。
  8. 請求項7に記載の切断方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを記憶する記憶媒体。
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