JPWO2019012604A1 - 部品反転装置 - Google Patents

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Abstract

部品反転装置(50)は、軸部を有する部品(B)を反転させるものとして構成され、部品(B)の軸部をクランプするクランプ装置(70)と、クランプ装置(70)を180度旋回する旋回装置(90)と、を備える。部品反転装置(50)は、クランプ装置(70)により部品(B)の軸部をクランプした状態で旋回装置(90)によりクランプ装置(70)を180度旋回することで、部品(B)の軸部の向きを上下反転させる。

Description

本明細書は、部品反転装置について開示する。
従来、この種の部品反転装置としては、部品供給装置から半導体チップ(部品)を取り出すピックアップノズルと、ピックアップノズルを180度回転駆動するθ駆動源と、ピックアップノズルを水平方向に駆動する水平可動体と、を備えるものが提案されている(特許文献1参照)。この部品反転装置は、ピックアップノズルによって半導体チップが取り出されると、θ駆動源によりピックアップノズルを回転駆動することにより、半導体チップを上下方向に180度反転させて実装ツールに受け渡す。実装ツールは、半導体チップがピックアップノズルから受け渡されると、その半導体チップを基板に実装する。
特開2008−282915号公報
特許文献1記載の部品反転装置は、ノズルに部品を吸着させた状態で当該ノズルを180度旋回することにより部品を上下方向に180度反転させるものであり、チップ部品のような偏平な部品の反転に適している。しかしながら、例えばボルトのような軸部を有する部品の軸部の向きを上下反転させる場合、特許文献1記載の部品反転装置では、ノズルに部品を吸着させたまま部品が落下しないように当該ノズルを回転させるのは困難である。
本開示は、軸部を有する部品の軸部の向きを適切に上下反転させることが可能な部品反転装置を提供することを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示は、軸部を有する部品を反転させる部品反転装置であって、前記部品の軸部をクランプするクランプ装置と、前記クランプ装置を180度旋回する旋回装置と、を備え、前記クランプ装置により前記部品の軸部をクランプした状態で前記旋回装置により前記クランプ装置を180度旋回することで、前記部品の軸部の向きを上下反転させることを要旨とする。
この本開示の部品反転装置では、クランプ装置により部品の軸部をクランプした状態で、旋回装置によりクランプ装置を180度旋回することで、部品の軸部の向きを上下反転させる。これにより、部品反転装置は、部品を落下させることなく、部品の軸部の向きを適切に上下反転させることができる。ここで、「軸部を有する部品」には、ボルトが含まれる。
作業システム10の構成図である。 作業ロボット20の外観斜視図である。 作業ロボット20のエンドエフェクタ50の外観斜視図である。 制御装置100の電気的な接続関係を示す説明図である。 吸着ユニット60の外観斜視図である。 吸着ユニット60の外観斜視図である。 クランプユニット70の外観斜視図である。 クランプユニット70の上面図である。 クランプユニット70の上面図である。 クランプユニット70の正面図である。 クランプユニット70の正面図である。 旋回ユニット90の外観斜視図である。 ボルト整列処理の一例を示すフローチャートである。 ボルトの上下反転の様子を示す説明図である。 ボルトの上下反転の様子を示す説明図である。 ボルトの上下反転の様子を示す説明図である。 ボルトの上下反転の様子を示す説明図である。 ボルトの上下反転の様子を示す説明図である。 ボルトの上下反転の様子を示す説明図である。 ボルトの上下反転の様子を示す説明図である。
次に、本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、作業システム10の構成図である。図2は、作業ロボット20の外観斜視図である。図3は、作業ロボット20のエンドエフェクタ50(反転ユニット)の外観斜視図である。図4は、制御装置100の電気的な接続関係を示す説明図である。なお、図中、上下方向は、鉛直方向と平行な方向であり、前後方向および左右方向は、互いに直交し、かつ、鉛直方向と直交する水平方向と平行な方向である。
作業システム10は、図1に示すように、ボルトフィーダ12と、トレイ搬送装置14と、作業ロボット20と、システム全体を制御する制御装置100(図4参照)と、を備える。ボルトフィーダ12は、ボルト頭部を上向きにしてボルトBを供給するよう構成されている。トレイ搬送装置14は、ベルトコンベア装置として構成され、ボルトBを載置するためのトレイTを搬送する。
作業ロボット20は、ボルトフィーダ12によりボルト頭部を上向きにして供給されたボルトBをピックアップし、ボルト頭部が下向きになるよう上下反転させてからボルトBをトレイT上に整列して載置するものである。この作業ロボット20は、図2に示すように、5軸の垂直多関節型のロボットアーム22と、ロボットアーム22に取り付けられたカメラ24と、エンドエフェクタ50と、を備える。ロボットアーム22は、6つのリンク(第1〜第6リンク31〜36)と、各リンク31〜36を回転または旋回可能に連結する複数の関節(第1〜第5関節41〜45)と、対応する関節をそれぞれ駆動する関節駆動用モータ41a〜45a(図4参照)と、対応する関節の角度をそれぞれ検出するエンコーダ(図示せず)と、を有する。6つのリンクのうち基端リンクである第1リンク31は、作業台11に固定され、先端リンクである第6リンク36には、エンドエフェクタ50が取り付けられる。
エンドエフェクタ50は、ボルトBをピックアップするピックアップ動作と、ボルトBを上下反転させる反転動作とを実行可能に構成される。このエンドエフェクタ50は、図3に示すように、ベースプレート51と、吸着ユニット60と、クランプユニット70と、旋回ユニット90と、を備える。ベースプレート51には、先端リンク(第6リンク36)に取り付けられる取付部52が固定されている。
図5および図6は、吸着ユニット60の外観斜視図である。吸着ユニット60は、ボルトフィーダ12によりボルト頭部が上向きの状態で供給されたボルトBの上端(ボルト頭部)を吸着するものである。この吸着ユニット60は、ロッド64を上下方向にストロークさせる吸着用シリンダ66と、ロッド64の下端部に設けられてボルトBの上端(ボルト頭部)を吸着可能な吸着部62と、ロッド64のストロークをガイドするガイド部材68と、を有する。ロッド64は、本実施形態では、略逆U字状に形成されている。ロッド64の逆U字の両端部のうち一方の端部には、ピストンが設けられ、当該ピストンは、吸着用シリンダ66に収容される。また、ロッド64の逆U字の両端部のうち他方の端部には、吸着部62が設けられる。これにより、吸着ユニット60は、直線状のロッドを用いる場合に比して、比較的長いストロークを確保しつつ、上下方向の全長をより短縮することができる。吸着用シリンダ66は、ベースプレート51に固定されており、ロッド64を上方へ押し出すことにより、吸着部62を上昇させ(図5参照)、ロッド64を下方へ引き込むことにより、吸着部62を下降させる(図6参照)。吸着用シリンダ66は、例えば、空気圧シリンダを用いることができる。吸着部62は、実施形態では、負圧によってボルトBを吸着するよう構成される。勿論、吸着部62は、電磁石によってボルトBを吸着するよう構成されてもよい。
図7は、クランプユニット70の外観斜視図である。図8および図9は、クランプユニット70の上面図である。図10および図11は、クランプユニット70の正面図である。なお、図7においては、開閉爪72,スプリング76の図示を省略した。クランプユニット70は、ボルトBの軸部を両側から挟んでクランプするものである。このクランプユニット70は、一対の開閉爪71,72と、一対の開閉爪71,72を開閉方向(互いに近接する方向と離間する方向)へスライド自在に支持する支持部材74と、一対の開閉爪71,72を閉方向に常時付勢する一対のスプリング75,76と、スプリング75,76の付勢力に抗して一対の開閉爪71,72を開方向に駆動する爪駆動部80と、を有する。一対の開閉爪71,72の対向面には、それぞれ直線状に延びるV字状のクランプ溝71a,72aが形成されている。一対の開閉爪71,72は、スプリング75,76の付勢力によってボルトBの軸部をその軸方向に延びるクランプ溝71a,72a(V字溝)で挟むことにより、ボルト頭部を一対の開閉爪71,72から露出させつつボルトBをクランプする。
爪駆動部80は、図3に示すように、直線状のロッド84を上下方向にストロークさせる爪駆動用シリンダ86と、ロッド84の下端部に設けられたカム82と、を有する。爪駆動用シリンダ86は、ベースプレート51に固定されており、ロッド84を下方へ押し出すことにより、カム82を下降させ、ロッド84を上方へ引き込むことにより、カム82を上昇させる。爪駆動用シリンダ86は、例えば、空気圧シリンダを用いることができる。爪駆動部80は、一対の開閉爪71,72の間にカム82を下降させ、カム82によって一対の開閉爪71,72を左右に押し広げることにより、一対の開閉爪71,72を開状態とする(図9および図11参照)。また、爪駆動部80は、カム82を上昇させて一対の開閉爪71,72の間からカム82を引き抜くことにより、一対のスプリング75,76の付勢力によって一対の開閉爪71,72を閉状態に戻す(図8および図10参照)。カム82は、実施形態では、図9に示すように、クランプ溝71a,72aの延在方向および一対の開閉爪71,72の開閉(スライド)方向に直交する方向(図9中、前後方向)に同軸上に並び、それぞれ独立して回転可能な2つのカム82a,82bにより構成される。一対の開閉爪71,72のうち図中、左側の開閉爪71には、カム82aの外周面が当接する当接面71bと、カム82bの外周面が当接しないよう窪んだ逃がし部71cとが設けられている。また、同様に、一対の開閉爪71,72のうち図中、右側の開閉爪72には、カム82bの外周面が当接する当接面72bと、カム82aの外周面が当接しないよう窪んだ逃がし部72cとが設けられている。当接面71b,72bは、中央部から外側に向かうにつれて互いに離間するように湾曲した曲面により形成されている。これにより、カム82a,82bを一対の開閉爪71,72の当接面71b,72bに押し当てて一対の開閉爪71,72を開く際に、カム82a,82bの外周面や当接面71b,72bの摩耗が防止される。
図12は、旋回ユニット90の外観斜視図である。なお、図12においては、クランプユニット70の図示を省略した。旋回ユニット90は、一対の開閉爪71,72を、クランプ溝71a,72aの延出方向および一対の開閉爪71,72の開閉(スライド)方向に直交する軸周りに180度旋回させるものである。この旋回ユニット90は、ベースプレート51に固定され、回転軸94を180度回転させる旋回用シリンダ96を備える。旋回用シリンダ96は、例えば、空気圧シリンダを用いることができる。回転軸94には、クランプユニット70の支持部材74が固定される。上述したように、一対の開閉爪71,72は、支持部材74に支持されている。したがって、旋回ユニット90は、旋回用シリンダ96により回転軸94を回転させることにより、支持部材74と共に一対の開閉爪71,72を旋回させることができる。このとき、爪駆動部80(爪駆動用シリンダ86)は、ベースプレート51に固定されており、一対の開閉爪71,72とは分離しているから、旋回ユニット90によって旋回されない。したがって、爪駆動用シリンダ86の配管の取り回しを容易にすることができる。
制御装置100は、図4に示すように、CPU101を中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPU101の他に、ROM102やHDD103、RAM104を備える。この制御装置100には、カメラ24からの撮像信号、オペレータにより操作される入力装置105からの操作信号などが入力される。また、制御装置100からは、ボルトフィーダ12やトレイ搬送装置14、関節駆動用モータ41a〜45a、カメラ24、吸着用シリンダ66、爪駆動用シリンダ86、旋回用シリンダ96などへの制御信号が出力される。
次に、こうして構成された作業システム10の動作について説明する。図13は、ボルト整列処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、オペレータの入力装置105の操作により作業開始の指示がなされたときに実行される。以下、ボルト整列処理を、図14〜図20を参照しながら説明する。
ボルト整列処理が実行されると、制御装置100のCPU101は、まず、関節駆動用モータ41a〜45aを駆動制御してボルトフィーダ12によりボルト頭部を上向きにして供給されたボルトBの吸着位置(ボルト頭部)の上方へエンドエフェクタ50を移動させる(S100)。続いて、CPU101は、爪駆動部80(爪駆動用シリンダ86)を制御して一対の開閉爪71,72の間の当接面71b,72bにカム82a,82bが押し当てられるようカム82a,82bを下降させ、カム82a,82bによって一対の開閉爪71,72を押し広げて開状態とする(S110)。そして、CPU101は、図14に示すように、吸着用シリンダ66を制御して開状態とした一対の開閉爪71,72の間を通過するよう吸着部62を下降させ(S120)、ボルトBのボルト頭部を吸着部62に吸着させる(S130)。
CPU101は、吸着部62にボルトBを吸着させると、吸着用シリンダ66を制御して吸着部62が一対の開閉爪71,72の間を抜け出ると共に一対の開閉爪71,72の間にボルトBの軸部が保持されるよう吸着部62を上昇させる(S140)。続いて、CPU101は、爪駆動用シリンダ86を制御してカム82a,82bが一対の開閉爪71,72の当接面71b,72bから引き抜かれるようカム82a,82bを上昇させる(S150)。これにより、図15に示すように、一対の開閉爪71,72は、スプリング75,76の付勢力によって閉方向に駆動され、ボルトBの軸部を両側から挟んで当該ボルトBをクランプする。そして、CPU101は、吸着部62にボルトBの吸着を解除させて、ボルトBをクランプユニット70へ受け渡す(S160)。次に、CPU101は、図16〜図19に示すように、旋回用シリンダ96を制御してボルトBをクランプした一対の開閉爪71,72を180度旋回させ、ボルト頭部が上向きの状態からボルト頭部が下向きの状態となるようボルトBを上下反転させる(S170)。
CPU101は、こうしてボルトBを上下反転させてボルト頭部を下向きにすると、関節駆動用モータ41a〜45aを制御してボルトBをトレイTの載置位置へ移動させる(S180)。そして、CPU101は、図20に示すように、爪駆動用シリンダ86を制御して一対の開閉爪71,72を開状態とし、一対の開閉爪71,72にボルトBのクランプを解除させて(S190)、ボルト整列処理を終了する。
ここで、実施形態の主要な要素と請求の範囲に記載した本開示の主要な要素との対応関係について説明する。即ち、実施形態のエンドエフェクタ50が本開示の部品反転装置に相当し、ボルトBが部品に相当し、クランプユニット70がクランプ装置に相当し、旋回ユニット90が旋回装置に相当する。また、一対の開閉爪71,72が一対の開閉爪に相当し、爪駆動部80が爪駆動装置に相当する。また、カム82が挿入片に相当し、爪駆動用シリンダ86が移動装置に相当する。また、吸着部62およびロッド64が吸着部に相当し、吸着用シリンダ66が昇降装置に相当する。
以上説明した実施形態の部品反転装置(エンドエフェクタ40)は、部品(ボルトB)の軸部をクランプするクランプユニット70と、クランプユニット70(一対の開閉爪71,72)を180度旋回する旋回ユニット90と、を備える。旋回ユニット90は、クランプユニット70により部品の軸部をクランプした状態でクランプユニット70を180度旋回することで、部品の軸部の向きを上下反転させる。これにより、部品反転装置は、部品を落下させることなく、部品の軸部の向きを適切に上下反転させることができる。
また、クランプユニット70は、付勢力により閉方向に常時付勢されて部品の軸部を両側から挟んでクランプすると共に旋回ユニット90により180度旋回させられる一対の開閉爪71,72と、外力により一対の開閉爪71,72を開方向に駆動する爪駆動部80と、を有する。これにより、旋回ユニット90により旋回させられる一対の開閉爪71,72などの旋回部から爪駆動部80を分離させることができる。したがって、爪駆動部80の配線や配管の取り回しをより容易にすることができる。
この場合、爪駆動部80は、一対の開閉爪71,72間に挿入されて当該一対の開閉爪71,72間を開方向に押し広げる挿入片(カム82)と、挿入片(カム82)を移動させる移動装置(爪駆動用シリンダ86)と、を有する。これにより、簡易な構成により、爪駆動部80を旋回部から分離させつつ爪駆動部80で一対の開閉爪71,72を開閉させることができる。
また、実施形態の部品反転装置は、先端部に部品を吸着可能な軸状部材として形成され軸方向が上下方向となるよう配置された吸着部62と、吸着部62を上下方向に昇降させる昇降装置(吸着用シリンダ66)と、を含む吸着ユニット60を備える。部品反転装置は、外力の付与により一対の開閉爪71,72を開き、一対の開閉爪71,72を開いた状態で一対の開閉爪71,72間を通るよう昇降装置(吸着用シリンダ66)により吸着部62を下降させて吸着部62に部品を吸着させる。次に、部品反転装置は、吸着部62が一対の開閉爪71,72間から抜け出ると共に吸着部62に吸着された部品の軸部が一対の開閉爪71,72間で保持されるよう昇降装置(吸着用シリンダ66)により吸着部62を上昇させる。そして、部品反転装置は、外力の付与を解除して一対の開閉爪71,72に部品の軸部をクランプさせることにより吸着部62に吸着させた部品をクランプユニット70に受け渡す。これにより、旋回ユニット90を直接に昇降させるものに比して、旋回ユニット90の配管や配線の取り回しを容易にすることができる。
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、吸着ユニット60のロッド64は、逆U字状に形成されるものとした。しかし、吸着ユニットのロッドは、直線状に形成されてもよい。
上述した実施形態では、部品反転装置は、吸着ユニット60とクランプユニット70と旋回ユニット90とを備えるものとした。しかし、吸着ユニット60は、省略されてもよい。この場合、作業ロボット20は、クランプユニット70の一対の開閉爪71,72の間にボルトBの軸部が来るようにロボットアーム22を移動させた後、爪駆動部80により一対の開閉爪71,72を閉状態とすればよい。
上述した実施形態では、部品反転装置は、吸着ユニット60(吸着部62)やクランプユニット70(カム82)の駆動部としてシリンダ(吸着用シリンダ66,爪駆動用シリンダ86)を備えるものとした。しかし、部品反転装置は、その駆動部として、リニアモータや、回転モータおよびラックピニオン機構を備えるものとしてもよい。
上述した実施形態では、部品反転装置は、旋回ユニット90の駆動部としてシリンダ(旋回用シリンダ96)を備えるものとした。しかし、部品反転装置は、その駆動部として、回転モータを備えるものとしてもよい。
上述した実施形態では、部品反転装置は、ロボットアーム22の先端部に取り付けられるエンドエフェクタ50として機能するものとした。しかし、部品反転装置は、装置単体で機能するものであってもよい。
上述した実施形態では、部品反転装置は、ボルトBの軸部を上下反転させるものに適用されたが、軸部を有する部品であれば、如何なる部品の上下反転にも適用可能である。
本開示は、部品反転装置の製造産業などに利用可能である。
10 作業システム、11 作業台、12 ボルトフィーダ、14 トレイ搬送装置、20 作業ロボット、22 ロボットアーム、24 カメラ、31〜36 第1〜第6リンク、41〜45 第1〜第5関節、41a〜45b 第1〜第5関節駆動用モータ、50 エンドエフェクタ(部品反転装置)、51 ベースプレート、52 取付部、60 吸着ユニット、62 吸着部、64 ロッド、66 吸着用シリンダ、68 ガイド部材、70 クランプユニット、71,72 開閉爪、71a,72a クランプ溝、71b,72b 当接面、71c,72c 逃がし部、74 支持部材、75,76 スプリング、80 爪駆動部、82,82a,82b カム、84 ロッド、86 爪駆動用シリンダ、90 旋回ユニット、94 回転軸、96 旋回用シリンダ、100 制御装置、101 CPU、102 ROM、103 HDD、104 RAM、105 入力装置、T トレイ、B ボルト。

Claims (5)

  1. 軸部を有する部品を反転させる部品反転装置であって、
    前記部品の軸部をクランプするクランプ装置と、
    前記クランプ装置を180度旋回する旋回装置と、
    を備え、
    前記クランプ装置により前記部品の軸部をクランプした状態で前記旋回装置により前記クランプ装置を180度旋回することで、前記部品の軸部の向きを上下反転させる、
    部品反転装置。
  2. 請求項1に記載の部品反転装置であって、
    前記クランプ装置は、付勢力により閉方向に常時付勢されて前記部品の軸部を両側から挟んでクランプすると共に前記旋回装置により180度旋回させられる一対の開閉爪と、外力により前記一対の開閉爪を開方向に駆動する爪駆動装置と、を有する、
    部品反転装置。
  3. 請求項2に記載の部品反転装置であって、
    前記爪駆動装置は、前記一対の開閉爪間に挿入されて該一対の開閉爪間を開方向に押し広げる挿入片と、該挿入片を移動させる移動装置と、を有する、
    部品反転装置。
  4. 請求項2または3に記載の部品反転装置であって、
    先端部に前記部品を吸着可能な軸状部材として形成され軸方向が上下方向となるよう配置された吸着部と、前記吸着部を上下方向に昇降させる昇降装置と、を有し、
    外力の付与により前記一対の開閉爪を開き、前記一対の開閉爪を開いた状態で該一対の開閉爪間を通るよう前記昇降装置により前記吸着部を下降させて該吸着部に前記部品を吸着させ、前記吸着部が前記一対の開閉爪間から抜け出ると共に前記吸着部に吸着された部品の軸部が前記一対の開閉爪間で保持されるよう前記昇降装置により該吸着部を上昇させ、外力の付与を解除して前記一対の開閉爪に前記軸部をクランプさせることにより前記吸着部に吸着させた部品を前記クランプ装置に受け渡す、
    部品反転装置。
  5. 請求項1ないし4いずれか1項に記載の部品反転装置であって、
    前記部品は、ボルトである、
    部品反転装置。
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