JPWO2018190008A1 - タッチセンサ - Google Patents

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Abstract

タッチセンサ(1)は、操作面(2b)に接触した使用者の手指によるタッチ操作の検知が可能なセンサ部(10)を備えている。センサ部(10)の外方には、手指が操作面(2b)に接触しない状態でホバー操作をした時に各送信電極(11)から放射された電界を受信してホバー操作の検知が可能な外側受信電極(13,13,…)が互いに間隔をあけて設けられている。各受信電極(12)と電気的に接続された受信配線部(22,22)は、外側受信電極(13,13,…)と上下方向に重ならない位置に配置されている。

Description

本発明はタッチセンサに関し、特にタッチ操作およびホバー操作の双方を行うことが可能なタッチセンサに関するものである。
従来から、この種のタッチセンサとして、例えば特許文献1に示されるものが知られている。
この特許文献1には、複数の送信電極からなる送信電極群と、送信電極と平面視で交差する複数の受信電極からなる受信電極群と、送信電極群および受信電極群の周囲に配置された複数の外周電極とを備えたタッチセンサが開示されている。送信および受信電極の各々には、外部回路と電気的に接続するための配線部が設けられている。
特開2015−46085号公報
上記特許文献1のタッチセンサにおいて、各々の配線部は、その一部が外周電極と上下方向に重なるように交差した状態で外部回路に向かって延びている。このため、外周電極は、送信電極から放出された電界を受信するときに配線部による電気信号ノイズの影響を直接的に受けてしまう。その結果、送信電極から放出された電界が外周電極に適切に受信されず、ホバー操作の検知状態が不安定となってしまうおそれがあった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、タッチ操作およびホバー操作の双方の操作状態を安定させることにある。
上記の目的を達成するために、本発明の一実施形態に係るタッチセンサは、操作面に接触した検知対象物によるタッチ操作の検知が可能なセンサ部を備えている。センサ部は、電界を放射する複数の送信電極と、各送信電極と交差し、かつタッチ操作時に各送信電極から放射された電界を受信してタッチ操作の検知が可能な複数の受信電極と、を有している。送信および受信電極の各々には、外部回路と電気的に接続するための配線部が設けられている。センサ部の外方には、検知対象物が操作面に接触しない状態でホバー操作をした時に各送信電極から放射された電界を受信して該ホバー操作の検知が可能な複数の外側受信電極が互いに間隔をあけて設けられている。そして、少なくとも送信および受信電極のいずれか一方の配線部は、複数の外側受信電極と上下方向に重ならない位置に配置されていることを特徴とする。
本発明によると、外側受信電極が少なくとも送信および受信電極のいずれか一方の配線部による電気信号ノイズの影響を受けず、送信電極から放出された電界を適切に受信することにより、ホバー操作の検知状態を安定させることが可能となる。したがって、本発明では、タッチ操作およびホバー操作の双方の操作状態を安定させることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るタッチセンサの全体斜視図である。 図2は、センサ本体の構成を示す平面図である。 図3は、下基材の構成を示す平面図である。 図4は、中央基材の構成を示す平面図である。 図5は、上基材の構成を示す平面図である。 図6は、図2のA部を拡大して示す部分拡大図である。 図7は、第2実施形態に係るセンサ本体の構成を示す図2相当図である。 図8は、図7のB部を拡大して示す部分拡大図である。 図9は、第3実施形態に係るセンサ本体の構成を示す図2相当図である。 図10は、図9のC部を拡大して示す部分拡大図である。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の各実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るタッチセンサ1の全体を示している。このタッチセンサ1は、タッチ操作およびホバー操作の双方を行うことが可能なセンサ型入力装置である。タッチセンサ1は、例えば液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ等の表示装置が組み込まれた種々の機器(例えばカーナビゲーション等の車載装置、パーソナルコンピュータのディスプレイ機器、携帯電話、携帯情報端末、携帯型ゲーム機、コピー機、券売機、現金自動預け払い機など)に対する入力装置として用いられる。
以下の説明において、後述するカバー部材2に関し、タッチセンサ1のタッチ操作に伴って使用者の手指などが接触する側の面を「操作面」とし、その操作面の反対側に位置する面を「裏面」とする。また、カバー部材2の操作面側を上側とし、後述するセンサ本体4の下基材5が配置されている側を下側としてタッチセンサ1の上下方向の位置関係を表すものとする。さらに、各図中に示したX軸方向を図1に示したタッチセンサ1の左側から右側に向かう方向、Y軸方向をタッチセンサ1の後側から前側に向かう方向として定めるものとする。なお、このような位置関係は、タッチセンサ1またはタッチセンサ1が組み込まれた機器における実際の方向とは無関係である。
図1に示すように、タッチセンサ1は、光透過性を有するカバー部材2を備えている。このカバー部材2は、カバーガラスまたはプラスチック製のカバーレンズからなる。具体的に、カバー部材2は、長方形の板状に形成されていて、後述するセンサ本体4の上側に積層配置されている。また、カバー部材2の裏面外周には印刷等により黒色等の暗色で略額縁状の窓枠部2aが形成されていて、この窓枠部2aで囲まれた内部の矩形領域には透光可能な操作面2bが形成されている。
タッチセンサ1は、フレキシブル配線板3を備えている。このフレキシブル配線板3は、柔軟性を有しかつ変形状態でもその電気的特性が変化しないように構成されている。フレキシブル配線板3の先端部には、後述する配線部の各々と電気的に接続される接続部(図示せず)が設けられていて、この接続部が例えば異方導電性樹脂材により後述するセンサ本体4に取り付けられている。
図1および図2に示すように、タッチセンサ1は、センサ本体4を備えている。具体的に、図3〜5に示すように、センサ本体4は、下基材5と、下基材5の上側に積層配置される中央基材6と、中央基材6の上側に積層配置される上基材7とを有している。下基材5、中央基材6、および上基材7の各々は、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルサルホン、ポリカーボネート等のような光透過性を有する樹脂シート製等、またはガラスからなる。
センサ本体4は、カバー部材2の操作面2bに接触した使用者の手指(検知対象物)によるタッチ操作の検知が可能な静電容量方式のセンサ部10を有している。具体的に、図2に示すように、センサ部10は、送信電極11,11,…および受信電極12,12,…を有している。
各送信電極11は、例えば酸化インジウム錫や酸化錫等の光透過性を有する透明材(透明導電膜)からなり、上方に向かって電界を放射するように構成されている。図2および図3に示すように、各送信電極11は、スパッタ蒸着法等で下基材5の上面に形成されていて、Y軸方向に沿うように略帯状に延びている。また、送信電極11,11,…は、X軸方向に間隔をあけて配置されている。
各受信電極12は、各送信電極11と同様の材料からなり、各送信電極11に対して絶縁された状態となるように各送信電極11と交差している。より具体的に、各受信電極12は、各送信電極11と上下方向に間隔をあけて互いに略直交するように配置されている。図2および図4に示すように、各受信電極12は、スパッタ蒸着法等で中央基材6の上面に形成されていて、X軸方向に沿うように略帯状に延びている。また、受信電極12,12,…は、Y軸方向に間隔をあけて配置されている。
各受信電極12は、タッチ操作時に各送信電極11から放射された電界を受信して操作面2bに対するタッチ操作の有無およびその操作位置の検知が可能となるように構成されている。具体的に、使用者の手指が操作面2bに接触すると、駆動回路(図示せず)に接続された各送信電極11から放射された電界の一部が手指に吸収されることにより上記電界の状態が変化する。この変化を受信電極12,12,…に接続された検知回路(図示せず)が検知し、この検知結果に基づいて制御回路(図示せず)が操作面2bに接触した手指の位置を判定している。
図2および図5に示すように、センサ部10の外方には、互いに間隔をあけて配置された複数(図示例では4つ)の外側受信電極13,13,…が配設されている。各外側受信電極13は、送信電極11と同様の材料からなり、スパッタ蒸着法等で上基材7の上面に形成されている。
外側受信電極13,13,…は、センサ部10における前後左右の四方を取り囲むように配設されている。具体的に、センサ部10の左右側方に位置する外側受信電極13a,13bは、各送信電極11の長手方向(Y軸方向)に沿って略帯状に延びている。また、センサ部10の前方および後方に位置する外側受信電極13c,13dは、各受信電極12の長手方向(X軸方向)に沿って略帯状に延びている。
各外側受信電極13は、使用者の手指が操作面2bに接触しない状態でホバー操作をした時に各送信電極11から放射された電界を受信してホバー操作の検知が可能となるように構成されている。具体的に、使用者の手指が操作面2bに対して所定の距離まで接近すると、駆動回路(図示せず)に接続された各送信電極11から放射された電界の一部が手指に吸収されることにより各送信電極11から放射された電界が変化する。この変化を外側受信電極13,13,…に接続された検知回路(図示せず)が検知し、この検知結果に基づいて制御回路(図示せず)が操作面2bに対して所定の距離に接近した手指の位置を判定している。
次に、図2および図3に示すように、各送信電極11には、外部回路(図示せず)と電気的に接続するための送信配線部21(配線部)が設けられている。各送信配線部21は、例えば銀、カーボン、銅箔等からなり、スパッタ蒸着法等で下基材5の上面に形成されている。送信配線部21,21,…は、各々の前部が各送信電極11の後部に取り付けられていて、X軸方向に間隔をあけて配置されている。また、送信配線部21,21,…は、各々の後部がセンサ本体4(下基材5)の後端部に向かって延びかつセンサ部10の後方に位置する外側受信電極13の略中央位置で収束するように引き回されている。すなわち、この実施形態では、各送信配線部21の後部がセンサ部10の後方に位置する外側受信電極13dに対して上下方向に重なっている。
図2および図4に示すように、各受信電極12には、外部回路と電気的に接続するための受信配線部22,22(配線部)が設けられている。各受信配線部22は、送信配線部21と同様の材料からなり、スパッタ蒸着法等で中央基材6の上面に形成されている。右側に配置された受信配線部22,22,…は、各々の前部が各受信電極12の右端部に取り付けられていて、Y軸方向に間隔をあけて配置されている。また、左側に配置された受信配線部22,22,…は、各々の前部が各受信電極12の左端部に取り付けられていて、Y軸方向に間隔をあけて配置されている。
図2および図5に示すように、各外側受信電極13には、外部回路と電気的に接続するための外側配線部23が設けられている。各外側配線部23は、送信配線部21と同様の材料からなり、スパッタ蒸着法等で上基材7の上面に形成されている。各外側配線部23は、前部が各外側受信電極13に取り付けられている一方、後部がセンサ本体4(上基材7)の後端部に向かって延びるように構成されている。
なお、上述した電極11,12,13および配線部21,22,23の各々は、銅などの導電金属からなる細線をメッシュ状に形成した導電層で構成してもよい。また、細線は導電樹脂で形成してもよい。
次に、本発明の特徴として、図2に示すように、受信配線部22,22,…は、外側受信電極13,13,…と上下方向に重ならない位置に配置されている。言い換えると、受信配線部22,22,…は、平面視で外側受信電極13,13,…の位置を避けるように引き回されている。
図5にも示すように、互いに隣り合う外側受信電極13,13の間には、受信配線部22,22,…をセンサ部10の外方に向かって通すための第1間隙部31,31が設けられている。具体的に、左側の第1間隙部31は、センサ部10の左側方に位置する外側受信電極13aとセンサ部10の後方に位置する外側受信電極13dとの間に設けられている。また、右側の第1間隙部31は、センサ部10の右側方に位置する外側受信電極13bと外側受信電極13dとの間に設けられている(図6参照)。
図2に示すように、左側の受信配線部22,22,…は、外側受信電極13a,13dと上下方向に重ならないように左側の第1間隙部31を通ってセンサ部10の外方に向かって延びている。具体的に、左側の受信配線部22,22,…は、各々の後部がセンサ本体4(中央基材6)の後端部に向かって延びかつ送信配線部21,21,…の後部に対し左側方に離れた位置で収束するように引き回されている。
一方、右側の受信配線部22,22,…は、外側受信電極13b,13dと上下方向に重ならないように右側の第1間隙部31を通ってセンサ部10の外方に向かって延びている(図6参照)。具体的に、右側の受信配線部22,22,…は、各々の後部がセンサ本体4(中央基材6)の後端部に向かって延びかつ送信配線部21,21,…の後部に対し右側方に離れた位置で収束するように引き回されている。
ところで、本実施形態に係るタッチセンサ1では、上述のように送信配線部21,21,…の後部がセンサ部10の後方に位置する外側受信電極13dに対して上下方向に重なっている。図2および図4に示すように、この重なる位置には、送信配線部21,21,…と外側受信電極13dとを電気的に遮蔽するための遮蔽部24が設けられている。この遮蔽部24は、例えば金属層等のグランドパターンからなり、スパッタ蒸着法等で中央基材6の上面または下面に形成されている。
(第1実施形態の作用効果)
以上のように、タッチセンサ1では、受信配線部22,22,…(配線部)が外側受信電極13,13,…と上下方向に重ならない位置に配置されている。このため、各外側受信電極13は、各送信電極11から放出された電界を受信するときに各受信配線部22による電気信号ノイズの影響を直接的に受けないようになる。その結果、送信電極11,11,…から放出された電界が外側受信電極13,13,…に適切に受信されて、ホバー操作の検知状態が安定する。また、検知状態が安定することにより、ホバー操作に対する検知感度を高く設定することも可能となる。したがって、本発明の第1実施形態に係るタッチセンサ1では、タッチ操作およびホバー操作の双方の操作状態を安定させることができる。
また、互いに隣り合う外側受信電極13,13の間には、受信配線部22,22,…をセンサ部10の外方に向かって通すための第1間隙部31,31が設けられている。このため、外側受信電極13,13,…が各受信配線部22から電気信号ノイズの影響を受けないようにホバー操作の検知状態を安定させつつ、受信配線部22,22,…をセンサ部10の外方に向かって容易に引き回すことができる。
また、送信配線部21,21,…と外側受信電極13dとが上下方向に重なる位置に送信配線部21,21,…と外側受信電極13dとを電気的に遮蔽するための遮蔽部24が設けられている。このため、送信配線部21,21,…が外側受信電極13dに上下方向に重なっていても、遮蔽部24により外側受信電極13dに対する送信配線部21,21,…の電気信号ノイズの影響を抑制することができる。
[第2実施形態]
図7および図8は、本発明の第2実施形態に係るタッチセンサ1を示すものである。この実施形態では、送信配線部21,21,…の配置状態が上記第1実施形態と異なっている。なお、この実施形態に係るタッチセンサ1の他の構成は、上記第1実施形態に係るタッチセンサ1の構成と同様である。このため、以下の説明では、図1〜図6と同じ部分について同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図7に示すように、送信配線部21,21,…および右側の受信配線部22,22,…は、右側の第1間隙部31を通ってセンサ部10の外方に向かって延びている。具体的に、図8に示すように、送信配線部21,21,…は、各々の前部が各受信電極12の後端部から外側受信電極13dの右端部に向かうようにX軸方向に向かって延びかつ各々の後部が右側の第1間隙部31を通った後にX軸方向と反対方向に向かって延びるように引き回されている。すなわち、送信配線部21,21,…は、右側の第1間隙部31を通ることにより外側受信電極13dを迂回している。そして、送信配線部21,21,…の後部は、右側に配置された受信配線部22,22,…の後部と左側に配置された受信配線部22,22,…の後部との間に配置されている。
(第2実施形態の作用効果)
以上のように、この実施形態では、送信配線部21,21,…および受信配線部22,22,…が外側受信電極13,13,…と上下方向に重ならない位置に配置されている。このため、各外側受信電極13は、送信電極11,11,…から放出された電界を受信するときに各送信配線部21および各受信配線部22の双方による電気信号ノイズの影響を直接的に受けないようになる。したがって、この実施形態に係るタッチセンサ1でも、上記第1実施形態と同様に、タッチ操作およびホバー操作の双方の操作状態を安定させることができる。そして、ホバー操作に対する検知感度を高く設定することも可能となる。また、この実施形態では、上記第1実施形態で示した遮蔽部24が不要となる。
さらに、この実施形態では、送信配線部21,21,…および受信配線部22,22,…が第1間隙部31を通ってセンサ部10の外方に向かって延びている。このため、外側受信電極13,13,…が各送信電極11および各受信配線部22から電気信号ノイズの影響を受けないようにホバー操作の検知状態を安定させつつ、送信配線部21,21,…および受信配線部22,22,…をまとめた状態でセンサ部10の外方に向かって引き回すことができる。
[第3実施形態]
図9および図10は、本発明の第3実施形態に係るタッチセンサ1を示すものである。この実施形態では、一部の外側受信電極13の形状および送信配線部21,21,…の配置状態が上記第1実施形態と異なっている。なお、この実施形態に係るタッチセンサ1の他の構成は、上記第1実施形態に係るタッチセンサ1の構成と同様である。このため、以下の説明では、図1〜図6と同じ部分について同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図9および図10に示すように、第1間隙部31に隣接する一方の外側受信電極13には、その中間部が分断された第2間隙部32が設けられている。具体的に、センサ部10の後方には、外側受信電極13d,13dが互いに間隔(第2間隙部32)をあけて配設されている。そして、送信配線部21,21,…は、各々の後部が第2間隙部32を通ってセンサ本体4(下基材5)の後端部に向かって延びかつセンサ本体4(下基材5)におけるX軸方向の略中央位置に収束するように引き回されている。
(第3実施形態の作用効果)
以上のように、この実施形態でも、送信配線部21,21,…および受信配線部22,22,…が外側受信電極13,13,…と上下方向に重ならない位置に配置されている。このため、各外側受信電極13は、送信電極11,11,…から放出された電界を受信するときに各送信配線部21および各受信配線部22の双方による電気信号ノイズの影響を直接的に受けないようになる。したがって、この実施形態に係るタッチセンサ1でも、上記第1実施形態と同様に、タッチ操作およびホバー操作の双方の操作状態を安定させることができる。そして、ホバー操作に対する検知感度を高く設定することも可能となる。また、この実施形態では、上記第2実施形態と同様に、遮蔽部24が不要となる。
さらに、この実施形態では、受信配線部22,22,…が第1間隙部31,31を通ってセンサ部10の外方に向かうように延び、かつ送信配線部21,21,…が第2間隙部32を通ってセンサ部10の外方に向かうように延びている。このため、送信配線部21,21,…および受信配線部22,22,…の各々を、第1間隙部31,31および第2間隙部32からセンサ部10の外方に向かって効率よく引き回すことができる。
[その他の実施形態]
上記各実施形態に係るタッチセンサ1において、下基材5および中央基材6を、上記第1〜第3実施形態で示した配置関係と逆の配置関係にしてもよい。すなわち、下基材5と中央基材6との上下位置を互いに入れ替えた形態にしてもよい。具体的に、受信電極12,12,…および受信配線部22,22,…が下基材5の上面に形成される一方、送信電極11,11,…および送信配線部21,21,…が中央基材6の上面に形成されるような形態にしてもよい。このような形態であっても、上記第1および第3実施形態で示したタッチセンサ1と同様の作用効果を奏することができる。ただし、上記第1実施形態に係るタッチセンサ1において下基材5と中央基材6との上下位置を互いに入れ替えた場合、外側受信電極13,13,…が形成された上基材7と送信配線部21,21,…が形成された中央基材6との間に他の基材が介在しないようになる。このため、遮蔽部24を、上記第1実施形態で示した中央基材6に設けるのではなく、上基材7と中央基材6との間において送信配線部21,21,…と外側受信電極13dとが上下方向に重なる位置に別途設ける必要がある。
また、上記各実施形態に係るタッチセンサ1において、送信電極11,11,…および受信電極12,12,…を、上記第1〜第3実施形態で示した配置関係と逆の配置関係となるように入れ替えてもよい。すなわち、送信電極11,11,…がX軸方向に沿って延びかつY軸方向に間隔をあけて配置される一方、受信電極12,12,…がY軸方向に沿って延びかつX軸方向に間隔をあけて配置されるようにしてもよい。これに伴い、送信配線部21,21,…および受信配線部22,22,…についても、上記第1〜第3実施形態で示した配置関係と逆の配置関係になる。このような配置関係を上記第1実施形態に係るタッチセンサ1に適用した場合、送信配線部21,21,…が第1間隙部31,31を通るようになる。また、上記配置関係を上記第2実施形態に係るタッチセンサ1に適用した場合、左側に配置された送信配線部21,21,…が左側の第1間隙部31を通る一方、右側に配置された送信配線部21,21,…および受信配線部22,22,…が右側の第1間隙部31を通るようになる。さらに、上記配置関係を上記第3実施形態に係るタッチセンサ1に適用した場合、送信配線部21,21,…が第1間隙部31,31を通る一方、受信配線部22,22,…が第2間隙部32を通るようになる。このような形態であっても、上記第1〜第3実施形態で示したタッチセンサ1と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記各実施形態では、センサ本体4として3枚の基材(下基材5、中央基材6、および上基材7)を用いた形態を示したが、この形態に限られない。例えば、センサ本体4が中央基材6を省いた2枚の基材(下基材5および上基材7)のみを有する形態にしてもよい。具体的に、送信電極11,11,…および送信配線部21,21,…が下基材5の上面に形成される一方、受信電極12,12,…および受信配線部22,22,…ならびに外側受信電極13,13,…および外側配線部23,23,…が上基材7の上面に形成されていてもよい。すなわち、受信電極12,12,…および外側受信電極13,13,…の双方が同一平面上に形成された形態となる。このような形態であれば、タッチセンサ1を構成する基材の枚数を削減することができるとともに、タッチセンサ1の厚みを薄くすることができる。
ここで、上記第1実施形態のセンサ本体4から中央基材6を省く場合には、絶縁部(図示せず)を、上基材7の上面に形成しかつ左側に配置された受信配線部22の後部と外側受信電極13dの外側配線部23とが重なる位置の上下間に配置すればよい。あるいは、外側受信電極13dの外側配線部23を、上基材7の上面において左側に配置された送信配線部21,21,…の後部と受信配線部22,22,…の後部との左右間に配置してもよい。これにより、上記第1実施形態に係るタッチセンサ1でも、中央基材6を省いた形態にすることが可能となる。なお、上記第1実施形態のセンサ本体4から中央基材6を省く場合は、遮蔽部24を上基材7に形成すればよい。例えば、遮蔽部24を、上基材7の下面に形成しかつ送信配線部21,21,…の後部と外側受信電極13dとが重なる位置に配置すればよい。
さらに、特に上記第2および第3実施形態について、センサ本体4が1枚の基材のみを有しかつその基材の上面に各電極および各配線部を形成した形態としてもよい。これにより、センサ本体4を構成する基材の枚数をより多く削減することができるとともに、センサ本体4の厚みをより一層薄くすることができる。
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。
本発明は、タッチ操作およびホバー操作の双方を行うことが可能なタッチセンサ型入力装置として産業上の利用が可能である。
1:タッチセンサ
2:カバー部材
2b:操作面
3:フレキシブル配線板
4:センサ本体
5:下基材
6:中央基材
7:上基材
10:センサ部
11:送信電極
12:受信電極
13:外側受信電極
21:送信配線部
22:受信配線部
23:外側配線部
24:遮蔽部
31:第1間隙部
32:第2間隙部

Claims (6)

  1. 操作面に接触した検知対象物によるタッチ操作の検知が可能なセンサ部を備えたタッチセンサであって、
    前記センサ部は、
    電界を放射する複数の送信電極と、
    前記各送信電極と交差し、かつ前記タッチ操作時に該各送信電極から放射された電界を受信して該タッチ操作の検知が可能な複数の受信電極と、を有し、
    前記送信および受信電極の各々には、外部回路と電気的に接続するための配線部が設けられており、
    前記センサ部の外方には、前記検知対象物が前記操作面に接触しない状態でホバー操作をした時に前記各送信電極から放射された電界を受信して該ホバー操作の検知が可能な複数の外側受信電極が互いに間隔をあけて設けられており、
    少なくとも前記送信および受信電極のいずれか一方の配線部は、前記複数の外側受信電極と上下方向に重ならない位置に配置されている、タッチセンサ。
  2. 請求項1に記載のタッチセンサにおいて、
    互いに隣り合う前記外側受信電極の間には、少なくとも前記送信および受信電極のいずれか一方の配線部を前記センサ部の外方に向かって通すための第1間隙部が設けられている、タッチセンサ。
  3. 請求項2に記載のタッチセンサにおいて、
    前記受信電極の配線部は、前記第1間隙部を通って前記センサ部の外方に向かって延びており、
    前記送信電極の配線部と前記外側受信電極とが上下方向に重なっていて、該重なる位置に該配線部と該外側受信電極とを電気的に遮蔽するための遮蔽部が設けられている、タッチセンサ。
  4. 請求項2に記載のタッチセンサにおいて、
    前記送信および受信電極の双方の配線部は、前記第1間隙部を通って前記センサ部の外方に向かって延びている、タッチセンサ。
  5. 請求項2に記載のタッチセンサにおいて、
    前記第1間隙部に隣接する一方の前記外側受信電極には、その中間部が分断された第2間隙部が設けられており、
    前記送信および受信電極のいずれか一方の配線部が前記第1間隙部を通って前記センサ部の外方に向かうように延び、かつ他方の配線部が前記第2間隙部を通って該センサ部の外方に向かうように延びている、タッチセンサ。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載のタッチセンサにおいて、
    上面に前記送信電極が形成された下基材と、該下基材の上側に積層されかつ上面に前記受信電極および前記外側受信電極の双方が形成された上基材とを備える、タッチセンサ。
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