JPWO2018185809A1 - 走行支援装置及び走行支援方法 - Google Patents

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Abstract

搭乗者に有用な経由地を経由して目的地に向かう経路を探索可能な技術を提供することを目的とする。走行支援装置は、地図情報を用いて車両の走行を支援する走行支援装置であって、車両の出発地と、車両の目的地と、予め定められた属性のうち車両の利用者が属する属性とを取得する取得部と、地図情報、出発地、目的地、及び、属性に基づいて、出発地から目的地までの経路であって、属性に予め対応付けられた第1経由地を経由する経路を探索する制御部とを備える。

Description

本発明は、地図情報を用いて車両の走行を支援する走行支援装置、及び、走行支援方法に関する。
走行支援装置の一種であるナビゲーション装置について様々な技術が提案されている。例えば特許文献1には、出発地、経由地、目的地及び到着希望時刻に基づいて、車両が出発地から経由地を経由して到着希望時刻までに目的地に到着可能な経路を探索する技術が提案されている。また例えば特許文献2には、ユーザのスケジュール情報を携帯端末から取得し、当該スケジュール情報から出発地、目的地及び到着希望時刻を取得する技術が提案されている。
特開2010−210261号公報 特開2002−267478号公報
一般に、車両の搭乗者に高齢者、障害者または子供などが含まれる場合には、目的地に向かっている途中で、何らかの突発的な原因によって休憩が必要になる可能性が高くなる。しかしながら従来技術では、運転者などのユーザ自らが、事前に経由地とすべき休憩場所を予測して設定したり、事後的に休憩場所を探索する操作を行なったりしなければならず、ユーザにとって手間がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、搭乗者に有用な経由地を経由して目的地に向かう経路を探索可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る走行支援装置は、地図情報を用いて車両の走行を支援する走行支援装置であって、車両の出発地と、車両の目的地と、予め定められた属性のうち車両の利用者が属する属性とを取得する取得部と、地図情報、出発地、目的地、及び、属性に基づいて、出発地から目的地までの経路であって、属性に予め対応付けられた第1経由地を経由する経路を探索する制御部とを備える。
本発明によれば、地図情報、出発地、目的地、及び、属性に基づいて、出発地から目的地までの経路であって、属性に予め対応付けられた第1経由地を経由する経路を探索する。このような構成によれば、車両の利用者に適切な経由地を経由して目的地に向かう経路を探索することができる。
本発明の目的、特徴、態様及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1に係る走行支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る推奨情報に規定された対応関係を示す図である。 実施の形態2に係る走行支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る推奨情報に規定された対応関係を示す図である。 実施の形態2に係る経由地算出部の選択処理の一例を説明するための図である。 実施の形態2に係る経路算出部によって探索される経路の一例を示す図である。 実施の形態2に係る出発時間算出部の算出処理の一例を説明するための図である。 実施の形態2に係る走行支援装置によって探索される経路の一例を示す図である。 実施の形態2に係る走行支援装置の動作を示すフローチャートである。 その他の変形例に係るナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係るナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係るサーバの構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係る通信端末の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1に係る走行支援装置は、地図情報を用いて車両の走行を支援する装置であり、例えばナビゲーション装置などに適用される。以下では、本実施の形態1に係る走行支援装置は、車両に搭載されているものとし、当該走行支援装置が搭載され、着目の対象となる車両を「自車両」と記して説明する。また以下では、自車両の利用者は自車両の搭乗者であるものとし、自車両の搭乗者を単に「搭乗者」と記して説明する。
図1は、本実施の形態1に係る走行支援装置1の構成を示すブロック図である。図1の走行支援装置1は、取得部11と制御部12とを備える。
取得部11は、自車両の出発地と、自車両の目的地と、予め定められた属性のうち搭乗者が属する属性とを取得する。なお、予め定められた属性には、例えば、「子供」、「高齢者」、「障害者」、「一般」及び「団体」などが用いられる。このうち「団体」は、自車両がマイクロバスなどである場合に用いられることが想定される。
取得部11には、例えば、自車両の現在位置を検出する位置検出装置と、搭乗者からの操作を受け付ける入力装置との少なくともいずれか1つが用いられる。位置検出装置には、例えばGPS(Global Positioning System)受信装置などのGNSS(Global Navigation Satellite System)受信装置、及び、ジャイロセンサなどの各種センサなどが用いられる。入力装置には、例えば搭乗者からの操作を手動で受け付ける操作キーもしくはタッチパネル、または、搭乗者からの操作を音声で受け付ける音声認識装置などが用いられる。
例えば取得部11に入力装置が用いられる場合、取得部11は、搭乗者の操作によって指定された位置を、自車両の出発地及び目的地として選択的に取得し、搭乗者の操作によって指定された属性を、搭乗者の属性として取得する。取得部11に位置検出装置が用いられる場合には、取得部11は、自車両の現在位置を自車両の出発地として取得してもよい。
なお、取得部11は、位置検出装置及び入力装置に限ったものではなく、後述するように、例えば有線通信または無線通信が可能な通信装置、及び、搭乗者の画像を取得するカメラなどの撮像装置の少なくともいずれか1つであってもよいし、各種インタフェースであってもよいし、ソフトウェアによって実現されてもよい。
制御部12は、地図情報と、取得部11で取得された出発地、目的地及び属性とに基づいて経路を探索する。以下、制御部12は、走行支援装置1の図示しない記憶装置に予め記憶された地図情報を経路の探索に用いるものとして説明する。ただしこれに限ったものではなく、例えば取得部11が、通信によって走行支援装置1外部から地図情報を取得可能に構成されている場合には、制御部12は、取得部11が走行支援装置1外部から取得した地図情報を用いてもよい。なお、地図情報には、例えば、地図を表示するための情報、地図から目的地を検索するための検索情報、地図から経路を探索するためのリンク情報、道路の種別などが含まれる。
ここで本実施の形態1に係る制御部12は、上述した地図情報と、取得部11で取得された出発地、目的地及び属性とに基づいて、出発地から目的地までの経路であって、属性に予め対応付けられた第1経由地を経由する経路を探索する。以下の説明では、第1経由地を「推奨経由地」と記す。また、以下の説明では制御部12が探索すべき経路を「探索経路」と記すこともある。
本実施の形態1に係る走行支援装置1には、属性と推奨経由地との対応関係が規定された推奨情報が設定されている。図2は、本実施の形態1に係る推奨情報に規定された対応関係を示す図である。図2に示すように推奨情報には、属性に対して、当該属性に属する搭乗者が突発的に立ち寄ることが想定される経由地が推奨経由地として予め対応付けられている。
次に、図2の推奨情報が設定されている場合の制御部12の動作例について説明する。例えば、取得部11で取得された属性が「子供」である場合、制御部12は、推奨情報から「子供」に対応付けられたトイレ(洋式)、子供向け広場及び子供向けレストランを、推奨経由地として取得する。そして、制御部12は、出発地から目的地まで向かう経路のうち、取得されたトイレ(洋式)、子供向け広場及び子供向けレストランの少なくともいずれか1つを経由する経路を探索する。
<実施の形態1のまとめ>
以上のような本実施の形態1に係る走行支援装置1によれば、搭乗者の属性を取得し、取得された属性に予め対応付けられた推奨経由地を経由する経路を探索する。このような構成によれば、搭乗者に適切な経由地を経由して目的地に向かう経路を探索することができる。よって、搭乗者の手間を低減することができる。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2では、自車両に複数の搭乗者が搭乗しているものとして説明する。図3は、本実施の形態2に係る走行支援装置1の構成を示すブロック図である。
図3の走行支援装置1は、複数の搭乗者の画像を取得するカメラ51と、図示しないグラフィックまたはビデオに関するインタフェースを介して接続されている。これにより、走行支援装置1は、カメラ51で取得された画像を取得することが可能となっている。
また、走行支援装置1は、表示部である表示装置52と図示しないグラフィックまたはビデオに関するインタフェースを介して接続されている。これにより、走行支援装置1は、表示装置52に各種情報を表示することが可能となっている。
さらに、走行支援装置1は、複数の搭乗者がそれぞれ有する複数の携帯端末53と通信可能となっており、各種情報を複数の携帯端末53と送受信することが可能となっている。
図3に示すように、携帯端末53は、入力部53aと、記憶部53bと、通信部53cと、これらを統括的に制御する制御部53dとを備える。
記憶部53bには、搭乗者のスケジュール情報が予め記憶されている。このスケジュール情報には、搭乗者の属性と、搭乗者の目的地の候補となる目的地候補と、目的地候補に対して予め定められた到着許容時間とが含まれる。ここで、目的地候補とは、探索経路の最終地点である目的地となることもあれば、自車両が目的地の前に経由する経由地となることもある地点である。到着許容時間とは、それまでに自車両が目的地候補に到着すればよい時間である。本実施の形態2では、複数の携帯端末53のそれぞれに、一のスケジュール情報が記憶されているものとして説明する。
制御部53dは、入力部53aで受け付けた操作などに基づいて、記憶部53bに記憶されているスケジュール情報を変更する。また、制御部53dは、記憶部53bに記憶されているスケジュール情報を通信部53cから走行支援装置1に送信したり、入力部53aで受け付けた搭乗者からの操作を通信部53cから走行支援装置1に送信したりする。
次に、図3の走行支援装置1内部の構成について説明する。走行支援装置1は、出発地取得部21と、通信部22と、画像取得部23と、目的地取得部24と、属性取得部25と、走行結果取得部26と、変更取得部27と、推奨情報記憶部28と、経由地算出部29と、経路算出部30と、出発時間算出部31と、学習部32と、表示制御部33と、これらを統括的に制御する統括制御部34とを備える。なお、出発地取得部21、通信部22、画像取得部23、目的地取得部24、属性取得部25、走行結果取得部26、及び、変更取得部27は、実施の形態1の図1の取得部11の概念に含まれる。経由地算出部29、経路算出部30、出発時間算出部31、学習部32、表示制御部33、及び、統括制御部34は、実施の形態1の図1の制御部12の概念に含まれる。
出発地取得部21は、実施の形態1で説明した取得部11と同様に出発地を取得する。
通信部22は、スケジュール情報取得機能を有しており、複数の携帯端末53と通信を行うことによって、複数の携帯端末53から複数の搭乗者のスケジュール情報をそれぞれ受信する。
画像取得部23は、カメラ51から複数の搭乗者の画像を取得する。
目的地取得部24は、通信部22で受信された複数の搭乗者のスケジュール情報から、複数の目的地候補と、複数の目的地候補に対してそれぞれ予め定められた複数の到着許容時間とをそれぞれ取得する。
属性取得部25は、通信部22で受信された複数の搭乗者のスケジュール情報から、複数の搭乗者の属性である複数の属性を取得する。
また本実施の形態2では、属性取得部25は、画像取得部23で取得された搭乗者の画像に基づいて搭乗者の属性を判断する属性判断機能を有する。そして、属性取得部25は、通信部22で受信された複数の搭乗者のスケジュール情報に複数の属性が含まれていない場合に、画像取得部23で取得された複数の搭乗者の画像に基づいて複数の属性を判断する。
なお、属性取得部25は、複数の搭乗者の画像から複数の属性を取得することができない場合には、例えば目的地候補と属性とが予め対応付けられたテーブルから、通信部22で受信された複数の搭乗者のスケジュール情報の目的地候補に対応する複数の属性を取得するように構成されてもよい。このような構成によれば、通信部22で受信された複数の搭乗者のスケジュール情報の目的地候補が「介護施設」を含む場合に、属性取得部25は「高齢者」を含む複数の属性を取得することができる。
走行結果取得部26は、例えば、自車両の現在位置を随時蓄積することによって自車両の走行結果を取得する。
推奨情報記憶部28は、実施の形態1で説明した推奨情報(図2)と同様の推奨情報を記憶している。図4は、本実施の形態2に係る推奨情報記憶部28の推奨情報に規定された対応関係を示す図である。本実施の形態2に係る推奨情報では、各属性に対して推奨経由地が予め定められているだけでなく、各推奨経由地に対して、自車両が推奨経由地で滞在すべき滞在時間である推奨滞在時間が予め定められている。
図3の経由地算出部29は、実施の形態1で説明した制御部12と同様に、属性取得部25で取得された複数の属性に基づいて、図4の推奨情報から複数の属性に対応付けられた複数の推奨経由地を取得する。
また、本実施の形態2に係る経由地算出部29は、目的地取得部24で取得された複数の目的地候補の中から目的地と第2経由地とを選択する。以下、第2経由地を「選択経由地」と記して説明する。
図5は、本実施の形態2に係る経由地算出部29の選択処理の一例を説明するための図である。
図5の例では、ステップS1にて目的地取得部24が、目的地候補D1及びその到着許容時間「9:00」と、目的地候補D2及びその到着許容時間「11:00」と、目的地候補D3及びその到着許容時間「14:00」とを取得している。
ステップS2にて、経由地算出部29は、目的地取得部24で取得された複数の目的地候補及び複数の到着許容時間に基づいて、複数の目的地候補の中から目的地と選択経由地とを選択する。本実施の形態2に係る経由地算出部29は、このステップS2で、複数の到着許容時間のうち最も遅い時間に対応する目的地候補を目的地として選択し、当該目的地以外の目的地候補を選択経由地として選択する。図5の例の場合、経由地算出部29は、到着許容時間が最も遅い目的地候補D3を目的地D3として選択し、それ以外の目的地候補D1,D2を選択経由地D1,D2として選択する。
ステップS3にて、経由地算出部29は、複数の到着許容時間のうちの選択経由地の到着許容時間に基づいて、探索経路における選択経由地の経由順を決定する。本実施の形態2に係る経由地算出部29は、このステップS3で、選択経由地の到着許容時間が遅いほど選択経由地が後で経由されるように選択経由地の経由順を決定する。図5の例の場合、経由地算出部29は、選択経由地D1が経由された後に、それよりも到着許容時間が遅い選択経由地D2が経由されるように選択経由地D1,D2の経由順を決定する。
図3の経路算出部30は、地図情報と、出発地取得部21で取得された出発地と、経由地算出部29で取得された推奨経由地と、経由地算出部29で選択された目的地及び選択経由地とに基づいて、出発地から目的地までの経路であって、推奨経由地及び選択経由地を経由する経路を探索する。
ここで上述したように、本実施の形態2に係る経由地算出部29は、属性取得部25で取得された複数の属性に基づいて、図4の推奨情報から複数の属性に対応付けられた複数の推奨経由地を取得する。このため、経路算出部30は、出発地取得部21で取得された出発地と、経由地算出部29で取得された複数の推奨経由地と、経由地算出部29で選択された目的地及び選択経由地とに基づいて、出発地から目的地までの経路であって、選択経由地及び複数の推奨経由地を経由する経路を探索する。
また本実施の形態2では、経路算出部30は、上述のように経由する経路のうち、経由地算出部29で決定された経由順で選択経由地を経由する経路を探索する。また、経由地算出部29が複数の選択経由地を取得した場合には、経路算出部30は、上述のように経由する経路のうち、推奨経由地及び複数の選択経由地を経由する経路を探索する。
図6は、経由地算出部29が図5の選択処理を行った場合に、経路算出部30によって探索される経路の一例を示す図である。図6には、出発地から目的地D3までの間に、選択経由地D1,D2をこの順で経由する経路が示されている。そして、図6の経路は、出発地と選択経由地D1との間に、トイレ休憩地点R1を推奨経由地として含んでいる。また、図6の経路は、選択経由地D1と選択経由地D2との間に、広場R2を推奨経由地として含み、選択経由地D2と目的地D3との間に、トイレ休憩地点R3及びレストランR4を推奨経由地として含んでいる。
以上のことを換言すれば、経由地算出部29は、複数の目的地候補及び複数の到着許容時間に基づいて、複数の目的地候補の中から目的地と選択経由地とを選択する。そして、経由地算出部29及び経路算出部30は、地図情報、出発地、目的地、複数の属性、及び、選択経由地に基づいて、出発地から目的地までの経路であって、複数の属性に対応する複数の推奨経由地を経由し、かつ、選択経由地を経由する経路を探索する。
出発時間算出部31は、経路算出部30で探索された経路と、推奨滞在時間と、複数の到着許容時間のうちの目的地の到着許容時間とに基づいて、自車両が出発地及び選択経由地を出発すべき出発時間を求める。
図7は、本実施の形態2に係る出発時間算出部31の出発時間の算出処理の一例を説明するための図である。なおここでは、経路算出部30によって図6の経路が探索された場合を例にして説明する。
出発時間算出部31は、経路算出部30で探索された経路上における選択経由地D2と目的地D3との間の第1区間の距離を求める。そして、出発時間算出部31は、第1区間を自車両が走行するのにかかる走行時間を算出する。例えば、出発時間算出部31は、自車両の過去の走行履歴に基づいて第1区間における自車両の平均速度を算出し、第1区間の距離を平均速度で除算した値を、走行時間として算出する。
次に、出発時間算出部31は、算出した走行時間と、第1区間における全ての推奨経由地(トイレ休憩地点R3及びレストランR4)の推奨滞在時間とを合計した合計時間を算出し、目的地D3の到着許容時間(14:00)から当該合計時間だけ遡った時間(10:30)を、選択経由地D2の出発時間として算出する。それから、出発時間算出部31は、選択経由地D2の出発時間から予め定められた時間(ここでは30分)遡った時間(10:00)を、選択経由地D2の予想到着時間として算出する。
これと同様にして、出発時間算出部31は、経路算出部30で探索された経路上における選択経由地D1と選択経由地D2との間の第2区間の距離を求め、第2区間を自車両が走行するのにかかる走行時間を算出する。そして、出発時間算出部31は、算出した走行時間と、第2区間における全ての推奨経由地(広場R2)の推奨滞在時間とを合計した合計時間を算出し、選択経由地D2の予想到着時間(10:00)から合計時間だけ遡った時間(8:30)を、選択経由地D1の出発時間として算出する。以上と同様にして、出発時間算出部31は、出発地の出発時間(7:30)を算出する。
以上のように出発時間算出部31は、目的地側から出発地側に遡って、自車両が出発地及び選択経由地を出発すべき出発時間を求める。
図8は、本実施の形態2に係る走行支援装置1の動作結果の一例、具体的には経路算出部30及び出発時間算出部31の動作結果の一例を説明するための図である。図8には、図5〜図7の例に対応する動作結果が実線の矢印で示されている。また、図8には、関連技術の動作結果が破線の矢印で示されている。
関連技術に係る走行支援装置は、出発地Sを出発して、距離が最も短い順、つまり目的地候補D3、目的地候補D1、目的地候補D2の順に進む破線矢印に沿った経路を探索する。このため、その経路に沿って車両が走行した場合には、到着許容時間に間に合わなかったり、途中で推奨経由地などの経由地を経由する時間がなかったりすることがあった。
これに対して本実施の形態2に係る走行支援装置1は、出発地Sを出発して、到着許容時間が最も短い順、つまり目的地候補D1、目的地候補D2、目的地候補D3の順に進む実線矢印に沿った経路を探索する。このため、その経路に沿って車両が走行した場合には、到着許容時間に間に合わなかったり、途中で推奨経由地などの経由地を経由する時間がなかったりする事態を抑制することができる。
図3の学習部32は、走行結果取得部26で取得された走行結果に基づいて、図4の推奨情報を変更する学習を行う。ここでは、学習部32は、走行結果取得部26で取得された走行結果に基づいて、属性に予め対応付けられた推奨経由地、及び、推奨経由地に予め定められた推奨滞在時間の少なくともいずれか1つを変更する学習を行う。これにより、自車両が過去に経由して滞在した頻度が高い経由地が、図4の推奨情報の推奨経由地として用いられ、自車両が当該経由地に過去に滞在した時間と同程度の時間が、図4の推奨情報の推奨滞在時間として用いられる。なお、学習部32の学習には、例えば、ディープラーニングや機械学習などが用いられる。
図3の表示制御部33は、経路の探索結果を表示装置52に適宜表示させる。なお、経路の探索結果には、例えば、経路算出部30で探索された経路、及び、出発時間算出部31で算出された出発時間などが含まれる。また、表示制御部33は、経路の探索結果を通信部22から携帯端末53に適宜送信し、経路の探索結果を携帯端末53の図示しない表示装置に適宜表示させる。
ところで、上述した携帯端末53は、目的地候補の変更、到着許容時間の変更、及び、経路算出部30で探索された経路における推奨経由地の変更、のうちのいずれか1つを変更するための操作をユーザから入力部53aで受け付けた場合に、当該操作を通信部53cから走行支援装置1に送信する。経路算出部30で探索された経路における推奨経由地の変更には、推奨経由地が設けられる区間の変更、及び、推奨経由地の数の変更などが含まれる。
走行支援装置1の通信部22は、携帯端末53から送信された操作を受信する。
変更取得部27は、通信部22で受信した変更、つまり、目的地候補の変更、到着許容時間の変更、及び、経路における推奨経由地の変更、のうちのいずれか1つの変更を取得する。ただしこれに限ったものではなく、走行支援装置1が、上述した図示しない入力装置を備える場合などには、変更取得部27は、入力装置から上述の変更を取得してもよい。
経路算出部30は、変更取得部27で取得されたいずれか1つの変更に基づいて経路を変更する。これにより本実施の形態2に係る走行支援装置1では、経路探索のフィードバックを行うことが可能となっている。
<動作>
図9は、本実施の形態2に係る走行支援装置1の動作を示すフローチャートである。なお図示しないが、走行結果取得部26の取得及び学習部32の学習は図9の動作と並行して随時行われる。
まずステップS11にて、統括制御部34は、通信部22にてスケジュール情報が受信されたか否かを判定する。受信されたと判定した場合には処理がステップS12に進み、受信されなかったと判定した場合にはステップS11の処理が再度行われる。
ステップS12にて、統括制御部34は、受信されたスケジュール情報から、目的地取得部24にて複数の目的地候補及び複数の到着許容時間が取得されたか否かを判定する。取得されたと判定した場合には処理がステップS13に進み、取得されなかったと判定した場合には処理がステップS11に戻る。
ステップS13にて、統括制御部34は、受信されたスケジュール情報から、属性取得部25にて複数の属性が取得されたか否かを判定する。取得されたと判定した場合には処理がステップS16に進み、取得されなかったと判定した場合には処理がステップS14に進む。
ステップS14にて、画像取得部23は複数の搭乗者の画像を取得する。
ステップS15にて、属性取得部25は、画像取得部23で取得された複数の搭乗者の画像に基づいて複数の搭乗者の属性を判断して取得する。その後、処理がステップS16に進む。
ステップS16にて、経由地算出部29は、属性取得部25で取得された複数の属性に基づいて、複数の属性に対応付けられた複数の推奨経由地を図4の推奨情報から取得する。また、経由地算出部29は、目的地取得部24で取得された複数の目的地候補の中から目的地と選択経由地とを選択する。なお、経由地算出部29は、複数の選択経由地を選択した場合には、複数の選択経由地の経由順を決定する。
ステップS17にて、出発地取得部21は出発地を取得する。
ステップS18にて、経路算出部30は、出発地取得部21で取得された出発地と、経由地算出部29で取得された複数の推奨経由地と、経由地算出部29で選択された目的地及び選択経由地とに基づいて、出発地から目的地までの経路であって、選択経由地及び複数の推奨経由地を経由する経路を探索する。
ステップS19にて、出発時間算出部31は、経路算出部30で探索された経路などに基づいて、自車両が出発地及び選択経由地を出発すべき出発時間を求める。
ステップS20にて、表示制御部33は、経路の探索結果を、表示装置52に表示させる。また、表示制御部33は、経路の探索結果を通信部22から携帯端末53に送信し、経路の探索結果を携帯端末53の図示しない表示装置に表示させる。
ステップS21にて、統括制御部34は、変更取得部27にて目的地候補の変更、到着許容時間の変更、及び、経路における推奨経由地の変更、のうちのいずれか1つの変更が取得されたか否かを判定する。取得されたと判定した場合には処理がステップS22に進み、取得されなかったと判定した場合には図9の処理が終了する。
ステップS22にて、経路算出部30は、変更取得部27で取得されたいずれか1つの変更に基づいて経路を変更する。そして処理がステップS19に戻る。
<実施の形態2のまとめ>
以上のような本実施の形態2に係る走行支援装置1によれば、複数の目的地候補及び複数の到着許容時間に基づいて、複数の目的地候補の中から目的地と選択経由地とを選択する。したがって、到着許容時間に間に合わなかったり、途中で推奨経由地などの経由地を経由する時間がなかったりする事態を抑制することができる。
また本実施の形態2によれば、探索された経路と、滞在時間と、複数の到着許容時間のうちの目的地の到着許容時間とに基づいて、自車両が出発地及び選択経由地を出発すべき出発時間を求める。このような構成によれば、搭乗者は、各目的地候補の到着許容時間に間に合う出発時間を知ることができる。
加えて本実施の形態2によれば、地図情報、出発地、目的地、及び、複数の属性に基づいて、出発地から目的地までの経路であって、複数の属性に予め対応付けられた複数の推奨経由地を経由する経路を探索する。このような構成によれば、複数の搭乗者に有用な経由地を経由して目的地に向かう経路を探索することができる。
さらに本実施の形態2によれば、複数の搭乗者のスケジュール情報を取得し、複数の搭乗者のスケジュール情報に基づいて複数の目的地候補、複数の到着許容時間、及び、複数の属性を取得する。このような構成によれば、搭乗者が、複数の目的地候補、複数の到着許容時間、及び、複数の属性を入力する操作を行う必要がなくなるので、搭乗者の手間を低減することができる。
また本実施の形態2によれば、自車両の複数の搭乗者の画像を取得し、当該画像に基づいて複数の搭乗者の属性を取得する。このような構成によれば、スケジュール情報から、複数の属性を取得することができない場合でも、画像から複数の属性を取得することができる。
加えて本実施の形態2によれば、自車両の走行結果に基づいて、属性に予め対応付けられた推奨経由地、及び、推奨経由地に予め定められた滞在時間の少なくともいずれか1つを変更する。このような学習により、搭乗者に適した経路を探索することができる。
さらに本実施の形態2によれば、経路の探索結果を表示装置52に表示させ、目的地候補の変更、到着許容時間の変更、及び、経路における推奨経由地の変更、のうちのいずれか1つの変更に基づいて経路を変更する。このような構成によれば、経路探索のフィードバックを行うことができ、搭乗者が意図する経路を探索することができる。
<変形例>
実施の形態2では、走行支援装置1は、複数の搭乗者がそれぞれ有する複数の携帯端末53と通信可能であり、複数の携帯端末53のそれぞれに一のスケジュール情報が記憶されていた。しかしこれに限ったものではなく、例えば、走行支援装置1は、一の搭乗者が有する一の携帯端末53と通信可能であり、一の携帯端末53に複数の搭乗者のスケジュール情報が記憶されていてもよい。具体的には、親の携帯端末53に、親という属性とともに親のスケジュール情報が記憶され、かつ、子供という属性とともに子供のスケジュール情報が記憶されてもよい。
またそのバリエーションとして、走行支援装置1は、複数の搭乗者がそれぞれ有する複数の携帯端末53と通信可能であり、複数の携帯端末53のそれぞれに複数のスケジュール情報が記憶されてもよい。または、走行支援装置1は、一の搭乗者が有する一の携帯端末53と通信可能であり、一の携帯端末53に一の搭乗者のスケジュール情報が記憶されていてもよい。そして、属性取得部25は、通信によって1以上の携帯端末53から自車両の搭乗者のスケジュール情報を取得し、当該スケジュール情報に基づいて目的地及び属性を取得してもよい。また、属性取得部25は、画像取得部23で取得された搭乗者の画像に基づいて、当該搭乗者の属性を取得してもよい。
さらに、以上では自車両の利用者は搭乗者であるものとして説明したが、自車両の利用者は搭乗者でなくてもよい。例えば、通信部22は、利用者が自車両に搭乗する前に、利用者が有する携帯端末53と通信及び認証を行い、認証結果が適切であった携帯端末53からスケジュール情報を受信してもよい。そして、利用者が自車両に搭乗する前に、目的地取得部24が上述のスケジュール情報から目的地候補及び到着許容時間を取得し、属性取得部25が上述のスケジュール情報から属性を取得してもよい。
<その他の変形例>
上述した走行支援装置1における図1の取得部11及び制御部12を、以下「取得部11等」と記す。取得部11等は、図10に示す処理回路71により実現される。すなわち、処理回路71は、車両の出発地と、車両の目的地と、予め定められた属性のうち車両の利用者が属する属性とを取得する取得部11と、地図情報、出発地、目的地、及び、属性に基づいて、出発地から目的地までの経路であって、属性に予め対応付けられた第1経由地を経由する経路を探索する制御部12と、を備える。処理回路71には、専用のハードウェアが適用されてもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されてもよい。プロセッサには、例えば、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)などが該当する。
処理回路71が専用のハードウェアである場合、処理回路71は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。取得部11等の各部の機能それぞれは、処理回路を分散させた回路で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
処理回路71がプロセッサである場合、取得部11等の機能は、ソフトウェア等との組み合わせにより実現される。なお、ソフトウェア等には、例えば、ソフトウェア、ファームウェア、または、ソフトウェア及びファームウェアが該当する。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリ73に格納される。図11に示すように、処理回路71に適用されるプロセッサ72は、メモリ73に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、走行支援装置1は、処理回路71により実行されるときに、車両の出発地と、車両の目的地と、予め定められた属性のうち車両の利用者が属する属性とを取得するステップと、地図情報、出発地、目的地、及び、属性に基づいて、出発地から目的地までの経路であって、属性に予め対応付けられた第1経由地を経由する経路を探索するステップと、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ73を備える。換言すれば、このプログラムは、取得部11等の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ73は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、そのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、取得部11等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、取得部11等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、取得部11については専用のハードウェアとしての処理回路及びレシーバなどでその機能を実現し、それ以外についてはプロセッサ72としての処理回路71がメモリ73に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、処理回路71は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。なお、図3の推奨情報記憶部28は、メモリ73から構成されるが、それらはそれぞれ個別のメモリから構成されてもよい。
また、以上で説明した走行支援装置1は、PND(Portable Navigation Device)などのナビゲーション装置と、携帯電話、スマートフォン及びタブレットなどの携帯端末を含む通信端末と、これらにインストールされるアプリケーションの機能と、サーバとを適宜に組み合わせてシステムとして構築される走行支援システムにも適用することができる。この場合、以上で説明した走行支援装置1の各機能あるいは各構成要素は、前記システムを構築する各機器に分散して配置されてもよいし、いずれかの機器に集中して配置されてもよい。その一例として、走行支援装置1は、図3のカメラ51及び表示装置52の少なくともいずれか1つをさらに備えてもよい。また例えば、サーバがナビゲーション機能を備え、走行支援装置1が表示機能及び位置検出機能だけを備える構成であってもよい。
図12は、本変形例に係るサーバ81の構成を示すブロック図である。図12のサーバ81は、通信部81aと制御部81bとを備えており、自車両82のナビゲーション装置83と無線通信を行うことが可能となっている。
取得部である通信部81aは、ナビゲーション装置83と無線通信を行うことにより、自車両82の出発地と、自車両82の目的地と、予め定められた属性のうち自車両82の利用者が属する属性とを受信する。
制御部81bは、サーバ81の図示しないプロセッサなどが、サーバ81の図示しないメモリに記憶されたプログラムを実行することにより、図1の制御部12と同様の機能を有している。つまり、制御部81bは、地図情報と、通信部81aで受信された出発地、目的地、及び、属性とに基づいて、出発地から目的地までの経路であって、属性に予め対応付けられた第1経由地を経由する経路を探索する。そして、通信部81aは、制御部81bの探索結果をナビゲーション装置83に送信する。
このように構成されたサーバ81によれば、例えば、ナビゲーション装置83が、サーバ81との通信機能としか有さなくても、実施の形態1で説明した走行支援装置1と同様の効果を得ることができる。なお、図12の構成において、図3の学習部32と同様の学習が同様にサーバ81において行われてもよい。
図13は、本変形例に係る通信端末86の構成を示すブロック図である。図13の通信端末86は、通信部81aと同様の通信部86aと、制御部81bと同様の制御部86bとを備えており、自車両87のナビゲーション装置88と無線通信を行うことが可能となっている。なお、通信端末86には、例えば自車両87の運転者が携帯する携帯電話機、スマートフォン、及びタブレットなどの携帯端末が適用される。このように構成された通信端末86によれば、例えば、ナビゲーション装置88が、通信端末86との通信機能としか有さなくても、実施の形態1で説明した走行支援装置1と同様の効果を得ることができる。なお、図13の構成において、図3の学習部32と同様の学習が同様に通信端末86において行われてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態及び各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
本発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、本発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、本発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 走行支援装置、11 取得部、12 制御部、52 表示装置、53 携帯端末。
本発明に係る走行支援装置は、地図情報を用いて車両の走行を支援する走行支援装置であって、車両の出発地と、車両の目的地と、予め定められた属性のうち車両の利用者が属する属性とを取得する取得部と、地図情報、出発地、目的地、及び、属性に基づいて、出発地から目的地までの経路であって、属性に予め対応付けられた第1経由地を経由する経路を探索する制御部とを備える。取得部は、それぞれが目的地の候補である複数の目的地候補と、複数の目的地候補に対してそれぞれ予め定められた複数の到着許容時間とを取得し、制御部は、複数の目的地候補及び複数の到着許容時間に基づいて、複数の目的地候補の中から目的地と第2経由地とを選択し、地図情報、出発地、目的地、属性、及び、第2経由地に基づいて、出発地から目的地までの経路であって、第1経由地及び第2経由地を経由する経路を探索する。

Claims (13)

  1. 地図情報を用いて車両の走行を支援する走行支援装置であって、
    前記車両の出発地と、前記車両の目的地と、予め定められた属性のうち前記車両の利用者が属する属性とを取得する取得部と、
    前記地図情報、前記出発地、前記目的地、及び、前記属性に基づいて、前記出発地から前記目的地までの経路であって、前記属性に予め対応付けられた第1経由地を経由する経路を探索する制御部と
    を備える、走行支援装置。
  2. 請求項1に記載の走行支援装置であって、
    前記取得部は、
    それぞれが前記目的地の候補である複数の目的地候補と、前記複数の目的地候補に対してそれぞれ予め定められた複数の到着許容時間とを取得し、
    前記制御部は、
    前記複数の目的地候補及び前記複数の到着許容時間に基づいて、前記複数の目的地候補の中から前記目的地と第2経由地とを選択し、前記地図情報、前記出発地、前記目的地、前記属性、及び、前記第2経由地に基づいて、前記出発地から前記目的地までの経路であって、前記第1経由地及び前記第2経由地を経由する経路を探索する、走行支援装置。
  3. 請求項2に記載の走行支援装置であって、
    前記制御部は、
    前記複数の到着許容時間のうちの前記第2経由地の到着許容時間に基づいて、前記経路における前記第2経由地の経由順を決定する、走行支援装置。
  4. 請求項3に記載の走行支援装置であって、
    前記車両が前記第1経由地で滞在すべき滞在時間が前記第1経由地に対して予め定められ、
    前記制御部は、
    前記経路と、前記滞在時間と、前記複数の到着許容時間のうちの前記目的地の到着許容時間とに基づいて、前記車両が前記出発地及び前記第2経由地を出発すべき出発時間を求める、走行支援装置。
  5. 請求項1に記載の走行支援装置であって、
    前記取得部は、
    前記車両の複数の利用者の前記属性である複数の属性を取得し、
    前記制御部は、
    前記地図情報、前記出発地、前記目的地、及び、前記複数の属性に基づいて、前記出発地から前記目的地までの経路であって、前記複数の属性に予め対応付けられた複数の第1経由地を経由する経路を探索する、走行支援装置。
  6. 請求項1に記載の走行支援装置であって、
    前記取得部は、
    通信によって1以上の携帯端末から前記車両の一の利用者のスケジュール情報を取得し、前記スケジュール情報に基づいて前記目的地及び前記属性を取得する、走行支援装置。
  7. 請求項1に記載の走行支援装置であって、
    前記取得部は、
    前記車両の搭乗者の画像を取得し、前記画像に基づいて前記属性を取得する、走行支援装置。
  8. 請求項2に記載の走行支援装置であって、
    前記取得部は、
    通信によって1以上の携帯端末から前記車両の複数の利用者のスケジュール情報を取得し、前記複数の利用者のスケジュール情報に基づいて前記複数の目的地候補、及び、前記複数の到着許容時間を取得する、走行支援装置。
  9. 請求項5に記載の走行支援装置であって、
    前記取得部は、
    通信によって1以上の携帯端末から前記車両の複数の利用者のスケジュール情報を取得し、前記複数の利用者のスケジュール情報に基づいて前記複数の属性を取得する、走行支援装置。
  10. 請求項4に記載の走行支援装置であって、
    前記取得部は、
    前記車両の走行結果を取得し、
    前記制御部は、
    前記車両の走行結果に基づいて、前記属性に予め対応付けられた前記第1経由地、及び、前記第1経由地に予め定められた前記滞在時間の少なくともいずれか1つを変更する、走行支援装置。
  11. 請求項2に記載の走行支援装置であって、
    前記制御部は、
    前記経路の探索結果を表示部に表示させる、走行支援装置。
  12. 請求項11に記載の走行支援装置であって、
    前記取得部は、
    前記目的地候補の変更、前記到着許容時間の変更、及び、前記経路における前記第1経由地の変更、のうちのいずれか1つの変更を取得し、
    前記制御部は、
    前記いずれか1つの変更に基づいて前記経路を変更する、走行支援装置。
  13. 地図情報を用いて車両の走行を支援する走行支援方法であって、
    前記車両の出発地と、前記車両の目的地と、予め定められた属性のうち前記車両の利用者が属する属性とを取得し、
    前記地図情報、前記出発地、前記目的地、及び、前記属性に基づいて、前記出発地から前記目的地までの経路であって、前記属性に予め対応付けられた第1経由地を経由する経路を探索する、走行支援方法。
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