JP6270751B2 - ナビゲーション装置及びナビゲーション方法 - Google Patents

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Description

本発明は、他のシステムに所属する第3者サーバと接続可能なナビゲーション装置及びその方法に関する。
交通情報(例えば工事、事故、旅行時間、渋滞等の情報)、探索経路及び過去履歴経路のような情報を、第3者サーバから受信し、当該受信した情報に基づいて経路誘導(経路案内)をユーザに提供するナビゲーション装置が提案されている。
そのようなナビゲーション装置として、第3者サーバに対して2つの指定地点を送信し、経路(ルート)の位置及び形状を複数の座標値によって表現した経路情報を第3者サーバから受信し、当該経路情報により表現される経路を画像として地図上に重ねて表示する技術が提案されている(例えば特許文献1)。
その他には、例えば特許文献2に下記のような技術が提案されている。この技術では、まず、ナビゲーション装置が、始点及び終点を含んだ経路探索要求情報を第3者サーバに送信し、第3者サーバで探索された経路(以下「外部探索経路」と記す)に対応する経由ノードの座標情報と補足地点の座標情報とを第3者サーバから受信する。そして、ナビゲーション装置は、第3者サーバから受信した座標情報に基づいて、経由ノード及び経由ノードに接続する道路リンクを、ナビゲーション装置内の地図データ(内部地図データ)に同定し、同定した内部地図データに基づき経路誘導を行う技術が提案されている。
特開2014−6264号公報 特開2011−13016号公報
以上のようなナビゲーション装置では、第3者サーバの地図情報と、ナビゲーション装置内の内部地図データとが一部でも一致しない場合には、第3者サーバから受信した経路情報(座標情報)を、ナビゲーション装置内の内部地図データに同定できないという問題があった。この際、経路情報が表現する経路の画像を地図上に重複して表示すれば、第3サーバからの経路情報を運転者に対して提示することが可能になるが、ナビゲーション装置内の内部地図データを用いた経路誘導等の機能が利用できないという問題がある。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、外部リンク列データに含まれる座標情報が、ナビゲーション装置に記憶されているリンクと一部でも紐付けできなかった場合でも経路誘導を実施可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係るナビゲーション装置は、他のシステムに所属する第3者サーバと接続可能なナビゲーション装置であって、前記第3者サーバから、経路の情報である座標情報を含むリンク列データを、外部リンク列データとして取得する外部リンク列データ取得部と、リンクの情報を含んで構成される地図データを記憶する地図データ記憶部と、前記地図データに含まれる前記リンクと、前記外部リンク列データの前記座標情報との紐付けを行い、紐付けられた前記リンクを第1経路部分として抽出するリンク一致処理部と、前記外部リンク列データのうち、前記リンク一致処理部で紐付けられなかった前記座標情報に対応する外部リンクを第2経路部分として抽出する不一致箇所抽出部と、前記第1経路部分が抽出されている区間は前記第1経路部分に基づき、前記第2経路部分が抽出されている区間は前記第2経路部分の形状が有する屈曲点における屈曲角度に基づき、それぞれ経路誘導を行う経路誘導部と、前記第1経路部分と、前記不一致箇所抽出部で抽出された前記座標情報に対応する外部リンクが示す第2経路部分とを異なる表示形態で地図表示部に表示させる表示制御部とを備える。
本発明に係るナビゲーション方法は、他のシステムに所属する第3者サーバと接続可能なナビゲーション方法であって、(a)前記第3者サーバから、経路の情報である座標情報を含むリンク列データを、外部リンク列データとして取得する工程と、(b)地図データ記憶部に記憶されている地図データを構成するリンクの情報におけるリンクと、前記工程(a)で取得した前記外部リンク列データの前記座標情報との紐付けを行い、紐付けられた前記リンクを第1経路部分として抽出する工程と、(c)前記外部リンク列データのうち、前記工程(b)で紐付けられなかった前記座標情報に対応する外部リンクを第2経路部分として抽出する工程と、(d)前記第1経路部分が抽出されている区間は前記第1経路部分に基づき、前記第2経路部分が抽出されている区間は前記第2経路部分の形状が有する屈曲点における屈曲角度に基づき、それぞれ経路誘導を行う工程と、(e)前記第1経路部分と、前記工程(c)で抽出された前記座標情報に対応する外部リンクが示す第2経路部分とを区別可能に地図上に表示する工程とを備える。

本発明によれば、外部リンク列データに含まれる座標情報が、ナビゲーション装置に記憶されているリンクと一部でも紐付けできなかった場合でも経路誘導を実施することができる。
実施の形態1に係るナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の主要な構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作例を示す図である。 変形例に係るナビゲーション装置の動作例を示す図である。 実施の形態2に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るナビゲーション装置の処理を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係るナビゲーション装置の処理を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るナビゲーション装置の動作例を示す図である。
<実施の形態1>
以下では、本発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置は、車両に搭載可能なナビゲーション装置であるものとして説明する。また、以下では、当該ナビゲーション装置が搭載され、着目の対象となる車両を「自車」と記載して説明する。
図1は、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。図1のナビゲーション装置1は、受信装置81と、メモリ82と、CPU(Central Processing Unit)などからなるプロセッサ83とを備えている。受信装置81は、例えば通信装置、ボタン、表示モニタ装置の画面上に設けられたタッチパネル、GPS受信装置、センサなどからなる。ナビゲーション装置1は、それと別体の表示装置の表示を制御可能に表示装置と接続されている。
図2は、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1の主要な構成を示すブロック図であり、図3は、当該ナビゲーション装置1の主要な構成及び付加的な構成を示すブロック図である。なお、図3にのみに示されている付加的な構成は、本発明に間接的に関係する構成に過ぎず、以下で説明する構成以外にも様々な構成を適用することができる。
図2のナビゲーション装置1は、地図データ記憶部2と、外部リンク列データ取得部7と、リンク一致処理部8と、外部リンク列不一致箇所抽出部9と、経路誘導部11と、表示制御部12とを備えている。図3のナビゲーション装置1は、図2の構成要素に加えて、入力部3と、GPS(Global Positioning System)受信部4と、センサ5と、通信部6と、経路探索部10とを備えている。
ここで、地図データ記憶部2は、図1のメモリ82などの記憶装置に対応する。入力部3、GPS受信部4、センサ5、通信部6、及び、外部リンク列データ取得部7は、図1の受信装置81に対応する。そして、リンク一致処理部8、外部リンク列不一致箇所抽出部9、経路探索部10、経路誘導部11及び表示制御部12は、図1のプロセッサ83がメモリ82などの記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、当該プロセッサ83の機能として実現される。なお、上記機能は、複数のプロセッサ83が連携して実現されてもよい。地図表示部51は表示装置に対応し、ナビゲーション装置1の外部に設けられている。
以上のように構成された本実施の形態1に係るナビゲーション装置1は、自己が所属するシステムとは違う他のシステムに所属する第3者サーバ21と接続することが可能となっている。次に、当該ナビゲーション装置1の図2及び図3の各構成要素について説明する。
地図データ記憶部2は、ナビゲーション装置1で利用する地図データを記憶する。
地図データ記憶部2に記憶されている地図データは、地形図データ、住宅地図データ、道路ネットワーク、内部リンク情報(リンクの情報)などを含んで構成される。このうち内部リンク情報は、各種経路(例えば出発地から目的地までの地図上の推奨経路など)を探索するための情報であり、道路の交差点に対応するノードと、ノード間の道路に対応するリンクとに関する情報を含む。なお、以下の説明では、内部リンク情報に含まれるリンクを「内部リンク」と記すこともある。
入力部3は、ユーザからの操作(例えば目的地の入力操作など)を受け付ける。
GPS受信部4は、自車の位置を特定するためのGPS電波をGPS衛星から受信(取得)する。
センサ5は、自車の車両情報、及び、自車が走行している道路状態を検出するセンサであり、例えば車速センサ、ジャイロセンサ等を含む。GPS受信部4及びセンサ5から構成されるロケータは、例えばジャイロの出力、車速センサの車速パルス、及び、GPS受信部4で受信されたGPS電波に基づいて、自車の位置を計測する。自車の位置には、例えば緯度及び経度などの座標が適用されるがこれに限ったものではなく、例えば高度などの座標も適用されてもよい。
通信部6は、通信ネットワークを介して第3者サーバ21と接続し、第3者サーバ21と通信可能となっている。通信部6には、例えば、ナビゲーション装置1に内蔵された通信処理モジュールなどの通信装置が適用される。しかし通信部6は、ナビゲーション装置1の構成要素でなくてもよく、例えばナビゲーション装置1に接続可能な携帯電話などであってもよい。
外部リンク列データ取得部7は、入力部3を用いて設定されたリンク列データ要求情報を、通信部6を介して第3者サーバ21に送信する。
リンク列データ要求情報は、リンク列データを第3者サーバ21に要求する情報であり、例えば、GPS受信部4で受信された自車の位置情報、入力部3で受け付けた目的地、走行予定日時、及び、探索条件等の情報を含む。
リンク列データ要求情報を受信した第3者サーバ21から送信されるリンク列データは、経路(道路)の情報である座標情報を含む。ここでいう経路には、例えば、外部探索経路(第3者サーバ21がリンク列データ要求情報の目的地や探索条件等に基づいて探索した経路)、過去履歴経路(自車が過去に走行した経路)などが含まれる。例えば、過去履歴経路に対応する座標情報には、地図上に過去履歴経路の形状をマッピングするための、過去履歴経路の形状に対応する複数の構成点が含まれる。なお、構成点は、第3者サーバ21のリンク(以下「外部リンク」と記すこともある)に対応するノードと実質的に同じである。この構成点は、例えば緯度及び経度などの座標値であってもよいし、緯度、経度及び高度などの座標値であってもよい。なお、外部リンク列データには、上述の座標情報だけでなく、例えば交通情報(工事、事故、旅行時間、渋滞等)なども含まれてもよい。
外部リンク列データ取得部7は、第3者サーバ21から、通信部6を介してリンク列データを外部リンク列データとして取得する。
リンク一致処理部8は、地図データに含まれる内部リンクと、外部リンク列データ取得部7で取得された外部リンク列データの座標情報との紐付けを行う。外部リンク列不一致箇所抽出部9は、外部リンク列データ取得部7で取得された外部リンク列データのうち、リンク一致処理部8で紐付けられなかった座標情報を抽出する。なお、リンク一致処理部8及び外部リンク列不一致箇所抽出部9の処理については、後でフローチャートを用いて詳細に説明する。
経路探索部10は、入力部3を用いて設定された目的地と、GPS受信部4で取得された自車の現在位置(自車の位置)と、地図データ記憶部2に記憶されている地図データとに基づいて、自車の現在位置から目的地に向かうための推奨経路などを探索する。そして、経路探索部10は、経路誘導部11を用いて経路誘導を行う。
経路誘導部11は、GPS受信部4で取得された自車の現在位置、及び、経路探索部10で探索された経路に基づいて経路誘導を行う。例えば、探索された経路に沿って自車が進んでいる際に、自車の現在位置が交差点の少し前の地点に到達した場合には、経路誘導部11は、表示制御部12に指示して当該交差点にて自車が進むべき方向を地図表示部51に表示させる。ここで本実施の形態1では、経路誘導部11は、地図データの内部リンクのうち、リンク一致処理部8で紐付けられた内部リンクが示す第1経路部分(以下「一致経路部分」と記す)について経路誘導を行う。
表示制御部12は、地図データに基づいて地図を地図表示部51に表示させたり、経路探索部10で探索した経路を地図表示部51に表示させたり、経路誘導部11の指示によって誘導経路を地図表示部51に表示させたりする。ここで本実施の形態1では、表示制御部12は、一致経路部分と、外部リンク列不一致箇所抽出部9で抽出された座標情報に対応する外部リンクが示す第2経路部分(以下「外部リンク列不一致経路部分」)とを異なる表示形態で地図表示部51に表示させる。例えば、地図表示部51は、ユーザが一致経路部分及び外部リンク列不一致経路部分を区別できるように、それら経路部分を、線種(実線、点線など)、色及び太さの少なくともいずれか1つが互いに異なる表示形態で表示する。
次に、第3者サーバ21の構成について説明する。図3の第3者サーバ21は、リンク列データ要求受付部22と、リンク列データ生成部23と、リンク列データ提供部24と、通信部25とを備えている。
なお、リンク列データ要求受付部22、リンク列データ生成部23及びリンク列データ提供部24は、例えば第3者サーバ21の図示しないプロセッサなどが、第3者サーバ21の図示しないメモリなどの記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、当該プロセッサの機能として実現される。
リンク列データ要求受付部22は、通信部25を介してナビゲーション装置1からのリンク列データ要求情報を受け付ける。リンク列データ生成部23は、リンク列データ要求受付部22で受け付けたリンク列データ要求情報と、第3者サーバ21に格納された地図情報とに基づいて、上述のリンク列データを生成する。リンク列データ提供部24は、リンク列データ生成部23で生成されたリンク列データを、通信部25を介してナビゲーション装置1に提供する。通信部25は、例えば通信装置などから構成され、通信ネットワークを介してナビゲーション装置1と無線などにより通信する。
以上のように構成された第3者サーバ21によれば、例えば一定時間ごとにGPS受信部4で取得した現在地の緯度及び経度情報、経路探索並びに交通情報を、各ナビゲーション装置1などに提供するWebサービスを実現することが可能となっている。
<動作>
図4は、本実施の形態2に係るリンク一致処理部8による処理、具体的には、地図データの内部リンクと、外部リンク列データの座標情報との紐付け処理を示すフローチャートである。
まずステップS1にて、リンク一致処理部8は、外部リンク列データ取得部7を用いて外部リンク列データを取得する。
ステップS2にて、リンク一致処理部8は、i=1に設定する初期設定を実施する。
ステップS3にて、リンク一致処理部8は、外部リンク列データに含まれる経路に対応する座標情報(複数の構成点)から、構成点iを抽出できるか否かを判定する。ここで、構成点(i=1)は、複数の構成点のうちの始点(外部リンク列データに含まれる経路の一端に対応する構成点)であり、i=2,3,…となるにつれて構成点iは、上記経路上を終点(上記経路の他端に対応する構成点)に向かって進んでいくものとする。構成点iを抽出できると判定した場合にはステップS4に進み、構成点iを抽出できない(抽出しようとする構成点が終点を超えていて存在しない)と判定した場合には図4の処理を終了する。
ステップS4にて、リンク一致処理部8は、構成点iから予め定められた閾値以下の距離にある内部リンク(以下「候補リンク」と記す)があるか否かを判定する。予め定められた閾値は、例えば数メートル程度であり、地図データ記憶部2に記憶されている地図の誤差に基づいて重み付けが行われる。重み付けは、都市部のようなリンクの密集地帯では上記閾値が小さく(候補リンクを抽出する範囲が狭く)なるように、山間部のようなリンクの散在地帯では上記閾値が大きく(候補リンクを抽出する範囲が広く)なるように決定されてもよい。
なお、外部リンク列データが、上述の座標情報以外に、道路関連情報として道路名や道路種別、距離、高さ等の情報を含んでいる場合には、リンク一致処理部8は、当該道路関連情報に合致する内部リンクを、優先的に候補リンクとして判定してもよい。
リンク一致処理部8は、候補リンクがないと判定した場合にはステップS5に進み、候補リンクがあると判定した場合にはステップS7に進む。
ステップS5に進んだ場合、つまり候補リンクが1つもなかった場合には、リンク一致処理部8は、構成点iに不一致箇所フラグを付与する。そして、ステップS6にて、リンク一致処理部8は、次のステップS3で抽出すべき構成点iを1つ終点に進める(i=i+1とする)。その後、ステップS3に戻る。
一方、ステップS7に進んだ場合、リンク一致処理部8は、ステップS4で抽出した全ての候補リンクのうち1つの候補リンク(以下「候補リンクj」と記す)を選択する。
ステップS8にて、リンク一致処理部8は、構成点iを基準に、候補リンクjの長さと同じ距離内にある構成点を取得する。例えば、候補リンクjの長さが10mの場合、構成点iから10mの範囲内にあり、かつ構成点iから経路上を最も進んだ構成点(i+m)(mはm≧1の自然数)までの交差点を取得する。
そして、リンク一致処理部8は、構成点iから構成点(i+m)までの構成点のうち、予め定められた複数の構成点が、いずれも候補リンクjに含まれるか否かを判定する。例えば、予め定められた複数の構成点として、構成点i、構成点(i+m)、及び、その真ん中の構成点にあたる構成点(i+m)/2という3つの構成点が、いずれも候補リンクjに含まれるか否かを判定する。この場合には、構成点iから構成点(i+m)までの全ての構成点について判定しないので、判定処理の負荷を軽減することができる。ただし、もちろん、構成点iから構成点(i+m)までの全ての構成点が、いずれも候補リンクjに含まれるか否かを判定してもよい。
リンク一致処理部8は、予め定められた複数の構成点がいずれも候補リンクjに含まれると判定した場合にはステップS9に進み、そうでないと判定した場合にはステップS10に進む。
ステップS9にて、リンク一致処理部8は、候補リンクjに対して一致リンクフラグを付与する。その後、ステップS10に進む。
ステップS10にて、リンク一致処理部8は、ステップS4で抽出した全ての候補リンクについて、ステップS8の判定処理を行ったか否かを判定する。行ったと判定した場合にはステップS11に進み、そうでない場合にはステップS7に戻る。
ステップS11にて、リンク一致処理部8は、ステップS9の一致リンクフラグの付与処理を行っていたか否かを判定する。行っていたと判定した場合にはステップS12に進み、そうでない場合にはステップS13に進む。
ステップS12にて、リンク一致処理部8は、一致リンクフラグが付与された候補リンクを、一致リンクとして決定する。ここで、1つの候補リンクに一致リンクフラグが付与されていた場合には、リンク一致処理部8は、当該候補リンクを一致リンクとして決定する。複数の候補リンクに一致リンクフラグが付与されていた場合には、リンク一致処理部8は、当該複数の候補リンクのうち構成点iからの距離が近いもの、または、各構成点からの距離の和が最も短いものを優先的に一致リンクとして決定する。その後、ステップS13に進む。
ステップS13にて、リンク一致処理部8は、構成点iを基準に、一致リンクの長さと同じ距離内にあり、かつ構成点iから経路上を最も進んだ構成点(i+n)(nはn≧1の自然数)までを、調査済みの構成点であるとする。そして、リンク一致処理部8は、次のステップS3で抽出すべき構成点を、調査済みの構成点の次の構成点まで進める(i=i+n+1とする)。その後、ステップS3に戻る。
以上、リンク一致処理部8の処理について説明した。なお、外部リンク列不一致箇所抽出部9は、ステップS5で不一致箇所フラグが付与された構成点を、外部リンク列データのうち、リンク一致処理部8で紐付けられなかった座標情報として抽出する。
<動作例>
図5は、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1の動作例を説明するための図である。図5には、端点100と、端点101とが示されている。この場合において、外部リンク列データ取得部7で取得された外部リンク列データは、端点100を出発地とし、端点101を目的地とする経路に対応する座標情報を含んでいたものとする。この結果として、図5には、構成点102と構成点103との間の区間において、外部リンク列不一致箇所抽出部9で抽出された座標情報に対応する外部リンク列不一致経路部分104が示されている。また、図5には、端点100から構成点102までの区間、及び、構成点103から端点101までの区間において、それぞれ、リンク一致処理部8で紐付けられた一致経路部分105,106が示されている。
経路誘導部11は、ナビゲーション装置1内に格納されている地図データを利用して、一致経路部分105,106について経路誘導を行う。表示制御部12は、一致経路部分105,106と、外部リンク列不一致箇所抽出部9で抽出された構成点(座標情報)に対応する外部リンク列不一致経路部分104とを、異なる表示形態で地図表示部51に表示させる。例えば地図表示部51は、図5のような表示を行う。なお、外部リンク列不一致経路部分104は、外部リンク列不一致箇所抽出部9によって抽出された構成点を線で結ぶことによって生成される。
<実施の形態1のまとめ>
従来技術では、外部リンク列データに含まれる座標情報が、地図データ記憶部2に記憶されている内部リンクと一部でも紐付けできなかった場合には、経路誘導を行うことができなかった。これに対して、以上のような本実施の形態1に係るナビゲーション装置1及びその方法によれば、そのような場合であっても、紐付けされた経路部分については、ナビゲーション装置1(地図データ記憶部2)に記憶されている情報を用いて経路誘導を行うことができる。つまり、紐付けできなかった場合でも経路誘導を可及的に実施することができる。そして、紐付けられなかった経路部分については、その経路部分を表示することによって、ある程度の経路誘導も行うことができる。
<変形例>
次に、実施の形態1の変形例について説明する。なお、以下で説明する変形例は、後述する実施の形態2以降においても適用可能である。
経路探索部10は、地図データ記憶部2に記憶されている地図データの内部リンクのうち、外部リンク列不一致経路部分と両端が同じ内部リンクを探索する。
図6は、本変形例に係るナビゲーション装置1の動作例を説明するための図である。図6には、外部リンク列不一致経路部分104と両端が同じ内部リンク107が示されている。このような内部リンク107は、経路探索部10によって探索される。なお、地図表示部51には、図6のように、内部リンク107が、外部リンク列不一致経路部分104及び一致経路部分105,106と異なる表示形態で表示される。
本変形例では、2つの選択経路(外部リンク列不一致経路部分104及び内部リンク107)が、入力部3における操作などのインターフェースなどによって選択可能となっている。例えば、地図表示部51がタッチパネル付きの表示装置である場合に、地図表示部51に表示された経路がクリックされると、ナビゲーション装置1は選択可能状態に移行し、表示制御部12は、ポップアップで「この経路を通る」のようなボタンを、2つの選択経路のそれぞれに付加して地図表示部51に表示させる。ユーザは当該ボタンをプッシュすることによって、2つの選択経路のうちプッシュされた1つ経路を選択する。このときに、経路探索部10で探索された内部リンク107が選択され、当該内部リンク107を用いて経路誘導を行うと判定された場合には、経路誘導部11は、一致経路部分105,106だけでなく、内部リンク107についても経路誘導を行う。
ここで、外部リンク列データに含まれる過去履歴経路(経路情報)が、現存しない道に対応し、内部リンク107が、現存する道に対応している場合を想定する。このような場合、本変形例に係るナビゲーション装置1及びその方法によれば、ユーザは、現存しない道を含む区間に関して、過去履歴経路の表示を参考にしつつ、ナビゲーション装置1内に格納されている地図データを用いて、現存する道について経路誘導を受けることが可能となる。
なお、以上の変形例において、外部リンク列データ取得部7は、第3者サーバ21が外部リンク列データの生成に用いた地図情報の作成日をさらに取得してもよい。そして、ナビゲーション装置1は、地図データ記憶部2に記憶されている地図データの作成日と、外部リンク列データ取得部7で取得した地図情報の作成日との比較結果に基づいて、経路探索部10で探索された内部リンク107を用いた経路誘導を行うか否かを自動的に判定してもよい。
例えば、ナビゲーション装置1は、地図データ記憶部2に記憶されている地図データの作成日が、外部リンク列データ取得部7で取得した地図情報の作成日よりも新しい場合に、経路探索部10で探索された内部リンク107を用いた経路誘導を行うと判定してもよい。このような構成によれば、自動的に適切な経路を誘導に用いることができる。
<実施の形態2>
図7は、本発明の実施の形態2に係るナビゲーション装置1の構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態2に係るナビゲーション装置1において、以上で説明した構成要素と同一または類似するものについては同じ参照符号を付し、異なる部分について主に説明する。
図7のナビゲーション装置1は、図3の構成要素に加えて、マップマッチング部18を備えている。なお、マップマッチング部18は、図1のプロセッサ83がメモリ82などの記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、当該プロセッサ83の機能として実現される。なお、上記機能は、複数のプロセッサ83が連携して実現されてもよい。
マップマッチング部18は、GPS受信部4やロケータにより取得された自車の現在位置を、地図表示部51を用いて地図上に表示する場合に、当該自車の現在位置が道路上にないという誤差があっても、最も近い道路上にあるとする近似(誤差の補正)を行う。
本実施の形態2では、外部リンク列データ取得部7は、第3者サーバ21が外部リンク列データの生成に用いた地図情報の作成日をさらに取得する。そして、マップマッチング部18は、外部リンク列データ取得部7で取得した作成日が、地図データ記憶部2に記憶されている地図データの作成日よりも新しい場合に、外部リンク列不一致経路部分104を地図データの内部リンクよりも優先的にマップマッチングに用いる。
<動作>
図8は、本実施の形態2に係るマップマッチング部18によるマップマッチング処理を示すフローチャートである。
まずステップS21にて、外部リンク列データ取得部7で取得された外部リンク列データに、当該外部リンク列データの生成に用いた地図情報の作成日が含まれている場合に、マップマッチング部18は、当該作成日を取得する。
ステップS22にて、マップマッチング部18は、地図データ記憶部2に記憶されている地図データの作成日を取得する。
ステップS23にて、マップマッチング部18は、2つの作成日を比較し、地図データ記憶部2に記憶されている地図データの作成日が、外部リンク列データ取得部7で取得した地図情報の作成日よりも新しいか否かを判定する。新しいと判定した場合にはステップS24に進み、そうでない場合にはステップS25に進む。
ステップS24に進んだ場合、マップマッチング部18は、内部リンク情報を検索し、道路(内部リンク)のうち、GPS受信部4やロケータにより取得された自車の現在位置に最も近い道路を抽出する。その後、ステップS26に進む。
ステップS25に進んだ場合、つまり、外部リンク列データ取得部7で取得した作成日が、地図データ記憶部2に記憶されている地図データの作成日よりも新しい場合に、マップマッチング部18は、外部リンク列不一致経路部分104をマップマッチング検索対象に含める。そして、マップマッチング部18は、道路(外部リンク列不一致経路部分104及び内部リンク)のうち、GPS受信部4やロケータにより取得された自車の現在位置に最も近い道路を抽出する。その後、ステップS26に進む。
なお、ステップS24,25では、マップマッチング部18は、GPS受信部4やロケータにより取得された自車の現在位置に最も距離の近い道路を抽出する代わりに、当該現在位置から、GPS受信部4の誤差を重み付けした距離以内にある道路を抽出してもよい。また、この場合に、ステップS25において、内部リンク及び外部リンク列不一致経路部分104の両方が候補として抽出された場合には、マップマッチング部18は、外部リンク列不一致経路部分104を優先的に抽出してもよい。
ステップS26にて、マップマッチング部18は、自車の現在位置を抽出した道路上に移動させ、表示制御部12に指示して当該現在位置及び地図(道路)を地図表示部51に表示させる。
<実施の形態2のまとめ>
以上のような本実施の形態2に係るナビゲーション装置1及びその方法によれば、外部リンク列データ取得部7で取得した作成日が、地図データ記憶部2に記憶されている地図データの作成日よりも新しい場合に、外部リンク列不一致経路部分104を内部リンクよりも優先的にマップマッチングに用いる。これにより、存在しない旧道路や不自然な位置に自車の現在位置が表示されることを抑制することができる。
<実施の形態3>
図9は、本発明の実施の形態3に係るナビゲーション装置1の構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態3に係るナビゲーション装置1において、以上で説明した構成要素と同一または類似するものについては同じ参照符号を付し、異なる部分について主に説明する。
図9のナビゲーション装置1は、図3の構成要素の経路誘導部11が、外部リンク列不一致区間誘導部(区間誘導部)11aを備えている。
外部リンク列不一致区間誘導部11aは、外部リンク列不一致箇所抽出部9により実質的に抽出された外部リンク列不一致経路部分104の形状に基づいて、当該外部リンク列不一致経路部分104について経路誘導を行う。ここではその一例として、外部リンク列不一致区間誘導部11aは、当該外部リンク列不一致経路部分104の形状が有する屈曲点における屈曲角度に基づいて、当該外部リンク列不一致経路部分104について経路誘導を行う。
図10は、本実施の形態3に係る外部リンク列不一致区間誘導部11aによる、外部リンク列不一致経路部分104の経路誘導処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS31にて、外部リンク列不一致区間誘導部11aは、外部リンク列不一致箇所抽出部9を用いて、外部リンク列不一致経路部分104(正確には座標情報)を取得する。
ステップS32にてステップS2と同様に、外部リンク列不一致区間誘導部11aは、k=1に設定する初期設定を実施する。
ステップS33にてステップS3と同様に、外部リンク列不一致区間誘導部11aは、外部リンク列不一致経路部分104に対応する構成点から、構成点kを抽出できるか否かを判定する。ここで、構成点(k=1)は、複数の構成点のうちの始点(外部リンク列不一致経路部分104の一端に対応する構成点)であり、k=2,3,…となるにつれて構成点kは、当該経路部分上を終点(外部リンク列不一致経路部分104の他端に対応する構成点)に向かって進んでいくものとする。構成点kを抽出できると判定した場合にはステップS34に進み、構成点kを抽出できない(抽出しようとする構成点が終点を超えていて存在しない)と判定した場合には図10の処理を終了する。
ステップS34にて、外部リンク列不一致区間誘導部11aは、抽出した構成点kを端点とし、構成点(k+1)を通る半直線lを引く。
ステップS35にて、外部リンク列不一致区間誘導部11aは、半直線lと、構成点(k+1)及び構成点(k+2)を結ぶ線分とがなす角度θ(屈曲角度)を求める。角度θは、構成点kから構成点(k+1)に向かう方向に対して右方向または左方向に向かって0°以上180°以下の値を取るものとする。
図11は、角度θを説明するための図である。図11には、構成点102と構成点103との間の区間における外部リンク列不一致経路部分104、及び、構成点102を構成点kとした場合の角度θなどが図示されている。図11では、角度θは、右方向に向かって鋭角の角度として図示されている。
図10に戻って、ステップS36にて、外部リンク列不一致区間誘導部11aは、角度θが予め定められた閾値以上であるか否かを判定する。予め定められた閾値は、運転者がハンドルを大きく回す操作を行う必要があると判断できる角度(例えば60°)以上に設定される。
角度θが予め定められた閾値以上であると判定した場合にはステップS37に進み、そうでない場合にはステップS38に進む。
ステップS37にて、外部リンク列不一致区間誘導部11aは、構成点(k+1)を、誘導すべき(進むべき方向を通知すべき)右左折地点として設定する。その後、ステップS38に進む。
ステップS38にて、外部リンク列不一致区間誘導部11aは、次のステップS33で抽出すべき構成点kを1つ終点側に進める(k=k+1とする)。その後、ステップS33に戻る。
以上、外部リンク列不一致区間誘導部11aの処理について説明した。なお、自車が外部リンク列不一致経路部分104を進んでいる場合に、GPS受信部4やロケータにより取得された自車の現在位置と、ステップS37で設定された右左折地点との距離が予め定められた閾値以下になったとする。このような場合には、外部リンク列不一致区間誘導部11aは、表示制御部12に指示して、自車の現在位置と右左折地点との間の距離と、右左折の指示とを地図表示部51に表示させる。
<実施の形態3のまとめ>
以上のような本実施の形態3に係るナビゲーション装置1及びその方法によれば、外部リンク列不一致区間誘導部11aについても、外部リンク列不一致区間誘導部11aの形状に基づいて、自車の現在位置と右左折地点との間の距離、及び、右左折の指示のような経路誘導を行うことができる。
<その他の変形例>
以上の説明では、リンク一致処理部8は、図1のプロセッサ83がメモリ82などの記憶装置に記憶されたプログラムを実行することによって実現された。しかしこれに代えて、当該動作をハードウェアの電気回路で実現する信号処理回路を用いてもよい。ソフトウェアのリンク一致処理部8と、ハードウェアの信号処理回路とを合わせてリンク一致処理回路と呼ぶ。同様に、外部リンク列不一致箇所抽出部9と信号処理回路とを合わせて不一致箇所抽出処理回路と呼び、経路探索部10と信号処理回路とを合わせて経路探索処理回路と呼び、経路誘導部11と信号処理回路とを合わせて経路誘導処理回路と呼ぶ。また、同様に、マップマッチング部18と信号処理回路とを合わせてマップマッチング処理回路と呼び、外部リンク列不一致区間誘導部11aと信号処理回路とを合わせて区間誘導処理回路と呼ぶ。
また、以上で説明したナビゲーション装置1は、車両に搭載可能なナビゲーション装置だけでなく、Portable Navigation Device、通信端末(例えば携帯電話、スマートフォン、及びタブレットなどの携帯端末)、及びこれらにインストールされるアプリケーションの機能、並びにサーバなどを適宜に組み合わせてシステムとして構成されるナビゲーションシステムを含む。この場合、以上で説明したナビゲーション装置1の各機能あるいは各構成要素は、前記システムを構築する各機器に分散して配置されてもよいし、いずれかの機器に集中して配置されてもよい。
例えば、実施の形態ではナビゲーション装置1と地図表示部51とは別体としたが、一体であってもよい。つまり、ナビゲーション装置1は地図表示部51(表示装置)を備えてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態及び各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 ナビゲーション装置、2 地図データ記憶部、7 外部リンク列データ取得部、8 リンク一致処理部、9 外部リンク列不一致箇所抽出部、10 経路探索部、11 経路誘導部、11a 外部リンク列不一致区間誘導部、12 表示制御部、18 マップマッチング部、21 第3者サーバ、51 地図表示部、104 外部リンク列不一致経路部分、105,106 一致経路部分、107 内部リンク。

Claims (6)

  1. 他のシステムに所属する第3者サーバと接続可能なナビゲーション装置であって、
    前記第3者サーバから、経路の情報である座標情報を含むリンク列データを、外部リンク列データとして取得する外部リンク列データ取得部と、
    リンクの情報を含んで構成される地図データを記憶する地図データ記憶部と、
    前記地図データに含まれる前記リンクと、前記外部リンク列データの前記座標情報との紐付けを行い、紐付けられた前記リンクを第1経路部分として抽出するリンク一致処理部と、
    前記外部リンク列データのうち、前記リンク一致処理部で紐付けられなかった前記座標情報に対応する外部リンクを第2経路部分として抽出する不一致箇所抽出部と、
    前記第1経路部分が抽出されている区間は前記第1経路部分に基づき、前記第2経路部分が抽出されている区間は前記第2経路部分の形状が有する屈曲点における屈曲角度に基づき、それぞれ経路誘導を行う経路誘導部と、
    前記第1経路部分と、前記不一致箇所抽出部で抽出された前記座標情報に対応する外部リンクが示す第2経路部分とを異なる表示形態で地図表示部に表示させる表示制御部と
    を備える、ナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    前記経路誘導部は、前記屈曲角度が予め定められた閾値以上であると判定した場合に、前記屈曲点を右左折地点として設定する、ナビゲーション装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のナビゲーション装置であって、
    前記外部リンク列データ取得部は、
    前記第3者サーバが前記外部リンク列データの生成に用いた地図情報の作成日をさらに取得し、
    前記地図データ記憶部に記憶されている前記地図データの作成日と、前記外部リンク列データ取得部で取得した前記作成日との比較結果に基づいて、前記経路探索部で探索された前記リンクを用いた前記経路誘導を行うか否かを判定する、ナビゲーション装置。
  4. 請求項3に記載のナビゲーション装置であって、
    前記地図データ記憶部に記憶されている前記地図データの作成日が、前記外部リンク列データ取得部で取得した前記作成日よりも新しい場合に、前記経路探索部で探索された前記リンクを用いた前記経路誘導を行うと判定する、ナビゲーション装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載のナビゲーション装置であって、
    前記外部リンク列データ取得部は、
    前記第3者サーバが前記外部リンク列データの生成に用いた地図情報の作成日をさらに取得し、
    前記外部リンク列データ取得部で取得した前記作成日が、前記地図データ記憶部に記憶されている前記地図データの作成日よりも新しい場合に、前記第2経路部分を前記地図データの前記リンクよりも優先的にマップマッチングに用いるマップマッチング部をさらに備える、ナビゲーション装置。
  6. 他のシステムに所属する第3者サーバと接続可能なナビゲーション方法であって、
    (a)前記第3者サーバから、経路の情報である座標情報を含むリンク列データを、外部リンク列データとして取得する工程と、
    (b)地図データ記憶部に記憶されている地図データを構成するリンクの情報におけるリンクと、前記工程(a)で取得した前記外部リンク列データの前記座標情報との紐付けを行い、紐付けられた前記リンクを第1経路部分として抽出する工程と、
    (c)前記外部リンク列データのうち、前記工程(b)で紐付けられなかった前記座標情報に対応する外部リンクを第2経路部分として抽出する工程と、
    (d)前記第1経路部分が抽出されている区間は前記第1経路部分に基づき、前記第2経路部分が抽出されている区間は前記第2経路部分の形状が有する屈曲点における屈曲角度に基づき、それぞれ経路誘導を行う工程と、
    (e)前記第1経路部分と、前記工程(c)で抽出された前記座標情報に対応する外部リンクが示す第2経路部分とを区別可能に地図上に表示する工程と
    を備える、ナビゲーション方法。
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