JPWO2018180316A1 - 乳化化粧料 - Google Patents

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Abstract

本発明の乳化化粧料は、下記の成分A〜成分Eを含有し、成分Aの含有量が0.1〜1.0質量%であり、成分Bの含有量が0.4質量%以下であり、成分Cの含有量が0.3質量%以下であり、成分Dの含有量が4.0質量%以下であり、成分Aに対する成分Bの質量割合(成分B/成分A)が0.10以上であり、成分Aに対する成分Cの質量割合(成分C/成分A)が0.02以上であり、成分Aに対する成分Dの質量割合(成分D/成分A)が0.4以上7.0以下である、乳化化粧料に関する;成分A:(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー、成分B:カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー、成分C:キサンタンガム、成分D:リン脂質並びに成分E:水。

Description

本発明は乳化化粧料に関する。
従来より、肌の保湿等を目的としたスキンケア化粧料などとして乳化化粧料が知られており、例えば、化粧水と同程度の粘度を有する乳化化粧料が知られている(特許文献1)。
特開2008−231056号公報
スキンケア化粧料は、肌に直接触れるものであるため、使用時の触感も重要な特性となる。従来、上記のような化粧水と同程度からややとろみのある低粘度の乳化化粧料などが一般的に知られているが、これらとは異なる新たな性状や触感を有する乳化化粧料は新たな価値を有するといえる。
本発明者は、化粧料に新たな触感を付与するために化粧料に弾性を付与することを検討した。化粧料に弾性を付与する方法としては、アルキル変性アクリルポリマーを用いて疎水基結合にて架橋させる方法がある。しかしながら、上記ポリマーのみにより適度な弾性を付与しようとすると、乳化化粧料の安定性が損なわれて分離等が生じることを見出した。また、上記ポリマーを多量に配合することにより安定性を向上することはできるものの、その場合には弾性が高くなり過ぎて、塗布時にヨレ(塗布ムラ)が生じたり、塗布時の肌なじみが悪くなったりすることも見出した。
本発明の課題は、適度な弾性を有しており、従来の化粧料とは異なる新たな性状や触感を有する乳化化粧料を提供することである。なおかつ、安定性や使用感にも優れた乳化化粧料を提供することである。
本発明は、下記の成分A、成分B、成分C、成分D、及び成分Eを含有し、成分Aの含有量が0.1〜1.0質量%であり、成分Bの含有量が0.4質量%以下であり、成分Cの含有量が0.3質量%以下であり、成分Dの含有量が4.0質量%以下であり、成分Aに対する成分Bの質量割合(成分B/成分A)が0.10以上であり、成分Aに対する成分Cの質量割合(成分C/成分A)が0.02以上であり、成分Aに対する成分Dの質量割合(成分D/成分A)が0.4以上7.0以下である、乳化化粧料に関する。
成分A:(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー
成分B:カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー
成分C:キサンタンガム
成分D:リン脂質
成分E:水
本発明によれば、適度な弾性を有しており、従来の化粧料とは異なる新たな性状や触感を有する乳化化粧料を提供することができる。さらに本発明によれば、安定性や使用感にも優れた乳化化粧料を提供することができる。
本発明の乳化化粧料は、(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー;カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー;キサンタンガム;リン脂質;並びに水を少なくとも含有する。本明細書においては、上記「(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー」を「成分A」;上記「カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー」を「成分B」;上記「キサンタンガム」を「成分C」;上記「リン脂質」を「成分D」;上記「水」を「成分E」と称する場合がある。
本発明の乳化化粧料が上記の優れた効果を奏するメカニズムは不明であるが、次のように考えられる。成分Aを含む系では、そのアルキル鎖の相互作用によって弾性が付与されると考えられる。しかし、成分Aを少量しか配合しないと系の安定性が低下しやすく、反対に十分な安定性が得られる程度に成分Aを配合する場合には、弾性が高くなり過ぎ、望ましい触感が得られなくなるばかりでなく、塗布時のヨレが生じたり、肌なじみが悪くなったりする。ここで、成分B及び成分Cを併用することでゲルネットワークが形成され、物理的に上記アルキル鎖の相互作用を弱めていると考えられ、さらに成分Dが上記アルキル鎖と相互作用するためと考えられるが、さらに上記アルキル鎖の相互作用を弱めると推定される。これにより弾性をある程度低減させることで、系が適度な弾性に調節され、乳化化粧料が望ましい触感となると考えられる。また、弾性を低減させる成分として、成分B〜Dの複数成分を用いることにより、成分B〜Dのそれぞれの使用量が抑えられるため、これらの成分による悪影響を抑えることができる。
成分Aは「(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー」、即ち、メタクリル酸とベヘネス−25のエステル及びアクリル酸、メタクリル酸又はそれらの単純エステルの中から選ばれる1種以上の単量体からなるコポリマーであり、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook)で「ACRYLATES/BEHENETH−25 METHACRYLATE COPOLYMER((アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー)」と表記される化合物である。成分Aは、乳化化粧料の弾性を上昇させる成分として機能する。また、成分Aは、乳化化粧料の粘度を上昇させる成分としても機能する。
成分Aの市販品としては、例えば、ダウケミカル社製の商品名「アキュリン28」などが挙げられる。
成分Aは、通常、塩基性物質で中和して用いられる。塩基性物質としては、例えば、トリエタノールアミン、モノエタノールアミンなどのアルカノールアミン類、アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基、アルギニンなどの塩基性アミノ酸などが挙げられる。また、塩基性物質の添加量は、成分Aを中和するのに十分な量であり、成分Aの使用量に応じて適宜配合すれば良い。
本発明の乳化化粧料100質量%中の成分Aの含有量は、乳化化粧料の弾性を高め、特徴的な触感を付与する観点から0.1質量%以上であり、好ましくは0.2質量%以上であり、より好ましくは0.3質量%以上であり、弾性が高過ぎることやそれに伴う肌なじみの低下や塗布ヨレを防止する観点から1.0質量%以下であり、好ましくは0.9質量%以下であり、より好ましくは0.8質量%以下である。
成分Bは「カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー」である。成分Bを配合することにより、成分Aによる過度の弾性上昇を緩和することができる。なお、成分Bのみで成分Aの弾性を十分に低減しようとすると、乳化化粧料の塗布後に皮膜感やつっぱりが生じ、使用感が低下する。このため、成分Aの弾性を低減する成分としては、成分Bに加え、成分C及び成分Dを併用することが必要である。
カルボキシビニルポリマーとは主としてアクリル酸の重合体であり、アルキル変性カルボキシビニルポリマーとは主としてアクリル酸とメタクリル酸アルキル(好ましくはアルキルの炭素数が10〜30)の共重合体である。上記アルキル変性カルボキシビニルポリマーとしては、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマーが挙げられる。成分Bは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
成分Bは市販品として入手することができる。カルボキシビニルポリマーの市販品としては、例えば、「カーボポール934」、「カーボポール940」、「カーボポール941」、「カーボポール980」、「カーボポール981」、「カーボポール1342」、「カーボポール2984」、「カーボポールUltrez 10」、「カーボポールETD 2050」(いずれも日本ルーブリゾール株式会社);「AQUPEC HV−501」、「AQUPEC HV−504」、「AQUPEC HV−505」、「ハイビスワコー104」、「ハイビスワコー105」(いずれも和光純薬工業株式会社)等が挙げられる。アルキル変性カルボキシビニルポリマーの市販品としては、例えば、「PEMULEN TR−1」、「PEMULEN TR−2」、「カーボポールETD 2020」、「カーボポールULTREZ 20」(いずれも日本ルーブリゾール株式会社)等が挙げられる。
本発明の乳化化粧料100質量%中の成分Bの含有量は、乳化化粧料の塗布後の皮膜感やつっぱりを抑制する観点から、0.4質量%以下であり、好ましくは0.3質量%以下であり、より好ましくは0.25質量%以下である。成分Bの含有量の下限値は、後述する成分Aとの質量割合を満足する値であればよいが、例えば、0.01質量%以上が好ましい。成分Bの含有量は、本発明の乳化化粧料中に含まれる全ての成分Bの合計量である。
本発明の乳化化粧料において、成分Aに対する成分Bの質量割合(成分B/成分A)は、過度の弾性上昇を緩和する観点から0.10以上であり、好ましくは0.21以上である。
成分Cは上記「キサンタンガム」である。キサンタンガムとは、グルコース2分子、マンノース2分子及びグルクロン酸の繰り返し単位からなる鎖状多糖類である。成分Cを配合することにより、成分Aによる過度の弾性上昇を緩和することができる。なお、成分Cのみで成分Aの弾性を十分に低減しようとすると、乳化化粧料の塗布時にヌルつきが生じ、肌なじみや低下して、使用感が低下する。このため、成分Aの弾性を低減する成分としては、成分Cに加え、成分B及び成分Dを併用することが必要である。
成分Cとしては市販品を用いることができる。成分Cの市販品としては、例えば、「エコーガムT」(DSP五協フード&ケミカル社製)、「ノムコートZZ」(日清オイリオグループ社製)等が挙げられる。
本発明の乳化化粧料100質量%中の成分Cの含有量は、肌なじみの低下を抑制し、ヌルつきを防止する観点から0.3質量%以下であり、好ましくは0.25質量%以下であり、より好ましくは0.2質量%以下である。成分Cの含有量の下限値は、後述する成分Aとの質量割合を満足する値であればよいが、例えば、0.01質量%以上が好ましい。
本発明の乳化化粧料において、成分Aに対する成分Cの質量割合(成分C/成分A)は、過度の弾性上昇を緩和する観点から0.02以上であり、好ましくは0.03以上である。
成分Dは「リン脂質」である。成分Dを配合することにより、成分Aによる過度の弾性上昇を緩和することができる。なお、成分Dのみで成分Aの弾性を十分に低減しようとすると、乳化化粧料が経時で変臭し、安定性が悪く使用感が低下する。このため、成分Aの弾性を低減する成分としては、成分Dに加え、成分B及び成分Cを併用することが必要である。
成分Dとしては、リン酸残基を含む複合脂質であって、天然リン脂質、合成リン脂質、天然由来のリン脂質の不飽和炭素鎖を水素により飽和とした水素添加リン脂質等が挙げられる。成分Dの具体例としては、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノシトール、リゾホスファチジルコリン、スフィンゴミエリン、卵黄レシチン、大豆レシチン等の天然リン脂質;ジラウロイルホスファチジルコリン、ジミリストイルホスファチジルコリン、ジパルミトイルホスファチジルコリン、ジステアロイルホスファチジルコリン、ジオレオイルホスファチジルコリン、パルミトイル・オレオイルホスファチジルコリン等の合成リン脂質;水素添加大豆レシチン、水素添加卵黄レシチン、水素添加ホスファチジルコリン、水素添加ホスファチジルセリン等の水素添加リン脂質等が挙げられる。このうち、保存安定性に優れる観点から、水素添加リン脂質が好ましく、水素添加大豆レシチンがより好ましい。成分Dは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
本発明の乳化化粧料100質量%中の成分Dの含有量は、乳化化粧料の経時での変臭を抑制する観点から、4.0質量%以下であり、好ましくは3.0質量%以下であり、より好ましくは2.0質量%以下である。成分Dの含有量の下限値は、後述する成分Aとの質量割合を満足する値であればよいが、例えば、0.3質量%以上が好ましい。成分Dの含有量は、本発明の乳化化粧料中に含まれる全ての成分Dの合計量である。
本発明の乳化化粧料において、成分Aに対する成分Dの質量割合(成分D/成分A)は、過度の弾性上昇を緩和する観点から0.4以上であり、好ましくは0.85以上であり、より好ましくは1.0以上であり、弾性が低下し過ぎることを防止し、特徴的な感触を達成する観点から7.0以下であり、好ましくは4.5以下であり、より好ましくは3.5以下である。
成分Eは「水」である。成分Eは乳化系を形成するための乳化化粧料の媒体としての役割を有する。化粧料を乳化系とすることで、みずみずしさとエモリエント効果が発揮される。
本発明の乳化化粧料100質量%中の成分Eの含有量は、好ましくは55.0質量%以上であり、より好ましくは65.0質量%以上であり、他の成分を含有させる観点から好ましくは95.0質量%以下であり、より好ましくは90.0質量%以下である。
本発明の乳化化粧料は、剤形を乳化系とする観点から、さらに成分Fとして、「油剤」を含有することができる。
成分Fとしては、例えば、高級脂肪族アルコール、高級脂肪酸、油脂、炭化水素油、エステル油、シリコーン油、ロウ等が挙げられる。
成分Fの具体例としては、オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、イソステアリルアルコール等の炭素数12〜24の1価の分岐鎖脂肪族アルコール;オレイルアルコール等の炭素数12〜22の1価の直鎖不飽和脂肪族アルコール;セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の炭素数12〜22の1価の直鎖飽和脂肪族アルコール;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、ウンデシレン酸、ラノリン酸、イソステアリン酸等の高級脂肪酸;ヤシ油、パーム油、水素添加パーム油、アボカド油、ゴマ油、オリーブ油、ククイナッツ油、ブドウ粒子油、サフラワー油、アーモンド油、トウモロコシ油、綿実油、ヒマワリ種子油、ブドウ種子油、ヘーゼルナッツ油、マカデミアナッツ油、メドウフォーム油、ローズヒップ油等の油脂;オレフィンオリゴマー、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、ワセリン等の炭化水素油;オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、オレイン酸オレイル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル(トリオクタノイン)、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸イソセチル、オクタン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸プロピレングリコール、ヒドロキシステアリン酸水添ヒマシ油等のエステル油;ジメチコン、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、アルコール変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン等のシリコーン油;ホホバ油、ミツロウ等のロウ等が挙げられる。成分Fは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
本発明の乳化化粧料100質量%中の成分Fの含有量は、エモリエント効果等の機能性の観点から、好ましくは0.1質量%以上であり、より好ましくは0.5質量%以上であり、さらに好ましくは1.0質量%以上であり、ベタつき抑制等の使用感の観点から、好ましくは50.0質量%以下であり、より好ましくは40.0質量%以下であり、さらに好ましくは30.0質量%以下である。成分Fの含有量は、成分Fを複数用いる場合は、本発明の乳化化粧料中に含まれる全ての成分Fの合計量である。
本発明の乳化化粧料は、さらに上記以外の他の成分を任意に含有することができる。他の成分としては、例えば、界面活性剤(カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤等)、低級アルコール、多価アルコール、紫外線吸収剤、粉体、酸化防止剤、防腐剤、香料、着色剤、キレート剤、清涼剤、ビタミン類、中和剤、アミノ酸、pH調整剤、美白剤、抗炎症剤、消臭剤、動植物抽出物、金属イオン封鎖剤などの添加剤などが挙げられる。上記他の成分は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
本発明の乳化化粧料のpHは、例えば、25℃において、好ましくは4.5〜7.5 であり、より好ましくは5.0〜7.0である。
本発明の乳化化粧料は、本発明の特有の性状を有する観点から、25℃での稠度が好ましくは5.0〜100.0gfであり、より好ましくは10.0〜80.0gfであり、さらに好ましくは25.0〜70.0gfである。なお、上記「25℃での稠度」は、17φ平型アダプターを備えた稠度計を用いて、25℃、スピード60mm/分、及びストローク20mmの条件で測定される値である。このような稠度計としては、株式会社サン科学製の「RHEO METER」などが挙げられる。
本発明の乳化化粧料の剤型の一例はジェルクリームである。本発明の乳化化粧料は、流動性がなく、弾性を有している。また、せん断力を加えると流動する性状を有している。このため、例えば、容器より球や円柱の形状で取り出してもその形状を維持することができ、振動を加えるとゼリーのように揺れる。また、軟らかいゼリーのような外観を有する。加えて、せん断力をかけて肌などに塗り伸ばす際には、抵抗感なく塗り伸ばすことができる。さらに本発明の乳化化粧料は、物理的な作用で構造が壊れても元の構造に容易に復帰することができる可逆的な構造体であり得る。このため、容器などに充填した乳化化粧料を指などで掻き取っても、掻き取った痕が自動的に修復し、充填された化粧料の表面はきれいな平面となる。本発明の乳化化粧料は、このように従来の化粧料とは異なる新たな性状や使用感(肌触感)を奏する。
本発明の乳化化粧料としては、例えば、クレンジング化粧料、保湿化粧料、美白化粧料、アクネケア用化粧料、アンチエージング化粧料(例えば、しわ抑制、たるみ抑制等を目的とする)等のスキンケア化粧料;日焼け止め化粧料などが挙げられる。本発明の乳化化粧料は皮膚化粧料として好ましく用いられる。本発明の乳化化粧料は、例えば、化粧品、医薬部外品、医薬品、雑貨のいずれであってもよい。
本発明の乳化化粧料を適用する部位としては、顔(例えば、額、目元、目じり、頬、口元等)、腕、肘、手の甲、指先、足、膝、かかと、首、脇、背中などが挙げられる。
本発明の乳化化粧料を調製する方法としては、上記各構成成分を混合し、公知の方法、例えばホモミキサーを用いて攪拌する方法等が挙げられる。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。なお、配合量及び含有量は、純分に換算した量であり、特記しない限り「質量%」を表す。
実施例1〜15及び比較例1〜7(乳化化粧料の調製)
表1〜3に記した組成に従い、実施例及び比較例の各乳化化粧料を次のようにして調製した。
水相として、成分A、成分B、成分C、成分E、BG、グリセリン、メチルパラベン、水酸化カリウムを混合して85℃に加温した。また、油相として、成分D、成分F、ベヘン酸グリセリル、オクタステアリン酸ポリグリセリル−6、ステアリン酸グリセリルを混合して85℃に加温した。次いで、上記水相及び上記油相を混合し、ホモミキサーで回転数6000rpm、5分間の条件で攪拌して乳化し、35℃に冷却して、ジェルクリーム状の乳化化粧料を調製した。
実施例1の乳化化粧料の25℃のpHは約6.4であり、25℃での稠度は40gfであった。
実施例、比較例及び処方例における主な原料の詳細は次の通りである。なお、表1〜3に記載の量は商品の量ではなく、各成分の量(有効成分の量)である。
(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー:商品名「アキュリン28」、ダウケミカル社製
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー:商品名「PEMULEN TR−1」、LUBRIZOL社製
キサンタンガム:商品名「エコーガムT」、DSP五協フード&ケミカル社製
水添レシチン(水素添加大豆レシチン):商品名「レシノール S−10」、日光ケミカルズ社製
トリオクタノイン:商品名「エキセパール TGO」、花王社製
スクワラン:商品名「NIKKOL シュガースクワラン」、日本サーファクタント社製
ヒドロキシステアリン酸水添ヒマシ油:商品名「テクノールMH」、横関油脂社製
ジメチコン:商品名「SH200C 10CS−JASU」、東レ・ダウコーニング社製
ステアリン酸グリセリル(モノステアリン酸グリセリル):商品名「CUTINA GMS−V」、BASF社製
ベヘン酸グリセリル及びオクタステアリン酸ポリグリセリル−6:商品名「TAISET SC50」、太陽化学社製
BG(1,3−ブチレングリコール):商品名「1,3−ブチレングリコール」、ダイセル社製
カルボマー:商品名「カーボポール981」、LUBRIZOL社製
シア脂:商品名「Star Shea Butter refined」、IMCD Group B.V.社製
(評価試験1:弾性の評価)
各実施例及び比較例の乳化化粧料約30gをジャー容器に充填し、密封した状態で恒温槽中で25℃の条件下、1週間保管した。保管後の各乳化化粧料の性状を、外観観察と、指で乳化化粧料を掻き取った際の感触より、下記の基準で評価した。結果を表1〜3に示す。
◎(優れる):流動性がなく弾性を有する性状であり、容易に指で掻き取ることが可能であった。
○(良好):流動性がなく弾性を有する性状であるが、指で掻き取りにくい(弾性が高い)。又は、指で掻き取る際に感じられる弾性が弱い(弾性が低い)。
×(不良):流動性がなく弾性を有する性状であるが、指で掻き取ることができない(弾性が高すぎる)。又は、外観観察と指で掻き取る際に弾性が認められない(弾性が低すぎる)。
(評価試験2:安定性)
各実施例及び比較例の乳化化粧料約100gを広口のガラス瓶(所謂マヨネーズ瓶)に充填し、密封した状態で、恒温槽中で40℃の条件下、4週間保管した。保管後の各乳化化粧料を室温(25℃)の条件に戻した後、下記の基準で各乳化化粧料の分離の有無及び変臭の有無を評価した。結果を表1〜3に示す。
〇(良好):分離および不快な変臭が認められない。
×(不良):分離または不快な変臭が認められる。
(評価試験3:ヌルつき)
各実施例及び各比較例で得られた乳化化粧料を前腕部内側に塗布し手でなじませた。各化粧料の塗布時の「ヌルつき」を以下の基準で評価した。結果を表1〜3に示す。
◎(優れる):肌なじみが良く、塗布時のヌルつきが感じられない。
○(良好):肌なじみがやや遅く、僅かにヌルつきが感じられるが、実用上許容範囲である。
×(不良):肌なじみが明らかに遅く、不快なヌルつきが感じられる。
Figure 2018180316
Figure 2018180316
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表1〜3より、本発明の組成を有する実施例1〜15の乳化化粧料は、弾性、安定性及びヌルつきの点で○〜◎の評価という優れた効果を有することが分かった。
一方、比較例1〜7から、成分B、成分C及び成分Dの全てを特定量かつ特定比率で含まなければ、いずれかの評価が×という劣った効果しか発揮できないことが分かった。
処方例1(ジェルクリーム)
(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー
0.6質量%
カルボマー 0.15質量%
キサンタンガム 0.05質量%
水添リン脂質 1.0質量%
水 残部
オクタステアリン酸ポリグリセリル−6 0.5質量%
モノベヘン酸グリセリル 0.5質量%
モノステアリン酸グリセリル 0.5質量%
水酸化カリウム 0.18質量%
スクワラン 5.0質量%
トリ−2エチルヘキサン酸グリセリル 5.0質量%
シア脂 0.5質量%
イソノナン酸イソノニル 0.5質量%
ジメチコン 0.5質量%
グリセリン 5.0質量%
1,3−ブチレングリコール 5.0質量%
ジプロピレングリコール 3.0質量%
メチルパラベン 0.2質量%
フェノキシエタノール 0.2質量%
オクトキシグリセリン 0.2質量%
l‐メントール 0.05質量%
香料 0.02質量%
エタノール 5.0質量%
合計 100質量%
本発明の乳化化粧料は、適度な弾性を有しており、従来の化粧料とは異なる新たな性状や触感を有する化粧料として使用することができる。

Claims (2)

  1. 下記の成分A、成分B、成分C、成分D、及び成分Eを含有し、成分Aの含有量が0.1〜1.0質量%であり、成分Bの含有量が0.4質量%以下であり、成分Cの含有量が0.3質量%以下であり、成分Dの含有量が4.0質量%以下であり、成分Aに対する成分Bの質量割合(成分B/成分A)が0.10以上であり、成分Aに対する成分Cの質量割合(成分C/成分A)が0.02以上であり、成分Aに対する成分Dの質量割合(成分D/成分A)が0.4以上7.0以下である、乳化化粧料。
    成分A:(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー
    成分B:カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー
    成分C:キサンタンガム
    成分D:リン脂質
    成分E:水
  2. さらに下記成分Fを含む、請求項1に記載の乳化化粧料。
    成分F:油剤
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