JPWO2018131345A1 - 正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法 - Google Patents

正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法 Download PDF

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Abstract

送給速度の正送期間と逆送期間とを交互に切り換える正逆送給アーク溶接において、溶接開始部のビード外観を良好にする。溶接ワイヤの送給速度Fwを正送期間と逆送期間とに交互に切り換える正逆送給制御を行って、短絡期間とアーク期間とを発生させて溶接する正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法において、アークスタート時は複数回のパルス電流を通電するパルス期間Tpを設け、その後に溶接ワイヤの正送期間から正逆送給制御を開始する。パルス期間Tp中は、アーク期間が連続するように溶接ワイヤの正送速度Fpを設定する。また、パルス期間Tp中は、パルス期間Tpの時間長さ及び/又は溶接電圧Vwの値に基づいて正送速度Fpを変化させる。

Description

本発明は、溶接ワイヤの送給速度を正送期間と逆送期間とに交互に切り換える正逆送給制御を行って、短絡期間とアーク期間とを発生させて溶接する正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法に関するものである。
一般的な消耗電極式アーク溶接では、消耗電極である溶接ワイヤを一定速度で送給し、溶接ワイヤと母材との間にアークを発生させて溶接が行なわれる。消耗電極式アーク溶接では、溶接ワイヤと母材とが短絡期間とアーク期間とを交互に繰り返す溶接状態になることが多い。
溶接品質をさらに向上させるために、溶接ワイヤの送給速度を正送期間と逆送期間とに交互に切り換える正逆送給制御を行って溶接する方法が慣用されている。
この正逆送給アーク溶接方法においては、アークスタート時に溶接ワイヤを正送し、溶接ワイヤが母材と接触して溶接電流が通電した後に、溶接ワイヤの逆送期間から正逆送給制御を行って溶接を開始する(例えば、特許文献1参照)。
国際公開WO2016/039113号公報
正逆送給アーク溶接方法では、定常溶接期間中は安定した溶接を行うことができる。しかし、正逆送給アーク溶接方法では、正送送給のみを行う通常のアーク溶接方法に比べて、溶接開始部のビード外観が劣るという問題がある。これは、溶接開始時のビード外観が凸形状となり、ビードと母材との止端部のなじみが悪くなる傾向がある。母材の材質がアルミニウム材であるときは、この問題が顕著となる。
そこで、本発明では、正逆送給アーク溶接方法において、溶接開始部の溶接ビードの品質を良好にすることができる正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本開示の正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法は、
溶接ワイヤの送給速度を正送期間と逆送期間とに交互に切り換える正逆送給制御を行って、短絡期間とアーク期間とを発生させて溶接する正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法において、
アークスタート時は複数回のパルス電流を通電するパルス期間を設け、その後に溶接ワイヤの前記正送期間から前記正逆送給制御を開始する、
ことを特徴とするものである。
本開示の正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法は、前記パルス期間中は、前記溶接ワイヤを正送する、
ことを特徴とするものである。
本開示の正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法は、前記パルス期間を、予め定めた期間又は前記パルス電流の周期が所定回数となる期間に設定する、
ことを特徴とするものである。
本開示の正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法は、前記パルス期間中は、前記アーク期間が連続するように前記正送の速度を設定する、
ことを特徴とするものである。
本開示の正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法は、前記パルス期間中は、前記パルス期間の時間長さ及び/又は溶接電圧値に基づいて前記正送の速度を変化させる、
ことを特徴とするものである。
本開示の正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法は、前記正逆送給制御を行うプル側送給モータと、正送送給制御を行うプッシュ側送給モータとを備え、
前記パルス期間の開始時における前記プル側送給モータの加速期間は前記プッシュ側送給モータの加速期間よりも短い期間である、
ことを特徴とするものである。
本開示の正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法は、前記パルス期間の開始時における前記プッシュ側送給モータの前記加速期間を前記パルス期間よりも長い期間に設定する、
ことを特徴とするものである。
本発明によれば、正逆送給アーク溶接方法において、溶接開始部の溶接ビードの品質を良好にすることができる。
本発明の実施の形態1に係る正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法を示す、図1の溶接電源における各信号のタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係る正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法を示す、図3の溶接電源における各信号のタイミングチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。以下、同図を参照して各ブロックについて説明する。
電源主回路PMは、3相200V等の商用電源(図示は省略)を入力として、後述する駆動信号Dvに従ってインバータ制御等による出力制御を行い、出力電圧Eを出力する。この電源主回路PMは、図示は省略するが、商用電源を整流する1次整流器、整流された直流を平滑する平滑コンデンサ、平滑された直流を高周波交流に変換する上記の駆動信号Dvによって駆動されるインバータ回路、高周波交流を溶接に適した電圧値に降圧する高周波変圧器、降圧された高周波交流を直流に整流する2次整流器を備えている。
リアクトルWLは、上記の出力電圧Eを平滑する。このリアクトルWLのインダクタンス値は、例えば100μHである。
送給モータWMは、後述する送給制御信号Fcを入力として、正送と逆送とを交互に切り換えて溶接ワイヤ1を送給速度Fwで送給する。送給モータWMには、過渡応答性の速いモータが使用される。溶接ワイヤ1の送給速度Fwの変化率及び送給方向の反転を速くするために、送給モータWMは溶接トーチ4の先端の近くに設置される場合がある。
溶接ワイヤ1は、上記の送給モータWMに結合された送給ロール5の回転によって溶接トーチ4内を送給されて、母材2との間にアーク3が発生する。溶接トーチ4内の給電チップ(図示は省略)と母材2との間には溶接電圧Vwが印加し、溶接電流Iwが通電する。
出力電圧設定回路ERは、予め定めた出力電圧設定信号Erを出力する。出力電圧検出回路EDは、上記の出力電圧Eを検出し平滑して、出力電圧検出信号Edを出力する。
電圧誤差増幅回路EVは、上記の出力電圧設定信号Er及び上記の出力電圧検出信号Edを入力として、出力電圧設定信号Er(+)と出力電圧検出信号Ed(−)との誤差を増幅して、電圧誤差増幅信号Evを出力する。この回路によって、溶接電源は定電圧制御される。
電流検出回路IDは、上記の溶接電流Iwを検出して、電流検出信号Idを出力する。
電流通電判別回路CDは、上記の電流検出信号Idを入力として、この値がしきい値(10A程度)以上のときは溶接電流Iwが通電していると判別してHighレベルとなる電流通電判別信号Cdを出力する。
パルス電流設定回路IPRは、上記の電流通電判別信号Cdを入力として、電流通電判別信号CdがHighレベルに変化すると、予め定めたピーク期間中は予め定めたピーク電流値となり、続けて予め定めたベース期間中は予め定めたベース電流値となり、その後はピーク期間とベース期間とを繰り返してパルス電流設定信号Iprを出力する。
電流誤差増幅回路EIは、上記のパルス電流設定信号Ipr及び上記の電流検出信号Idを入力として、パルス電流設定信号Ipr(+)と電流検出信号Id(−)との誤差を増幅して、電流誤差増幅信号Eiを出力する。この回路によって、パルス期間中は溶接電源は定電流制御される。
パルス期間設定回路TPRは、予め定めたパルス期間設定信号Tprを出力する。このパルス期間設定信号Tprは、所定期間に設定しても良いし、パルス電流の周期が所定回数となる期間として設定しても良い。
パルス期間タイマ回路STPは、上記の電流通電判別信号Cd及び上記のパルス期間設定信号Tprを入力として、電流通電判別信号CdがHighレベル(通電)に変化した時点からパルス期間設定信号Tprによって定まるパルス期間Tp中はHighレベルとなるパルス期間タイマ信号Stpを出力する。
電源特性切換回路SWは、上記の電流誤差増幅信号Ei、上記の電圧誤差増幅信号Ev及び上記のパルス期間タイマ信号Stpを入力として、パルス期間タイマ信号StpがHighレベルとなるパルス期間Tp中は電流誤差増幅信号Eiを誤差増幅信号Eaとして出力し、パルス期間タイマ信号StpがLowレベルとなる定常溶接期間中は電圧誤差増幅信号Evを誤差増幅信号Eaとして出力する。この回路によって、パルス期間Tp中は溶接電源は定電流制御され、定常溶接期間中は定電圧制御される。
電圧検出回路VDは、上記の溶接電圧Vwを検出して、電圧検出信号Vdを出力する。短絡判別回路SDは、上記の電圧検出信号Vdを入力として、この値が短絡判別値(10V程度)未満のときは短絡期間であると判別してHighレベルとなり、以上のときはアーク期間であると判別してLowレベルとなる短絡判別信号Sdを出力する。
溶接開始回路STは、溶接電源を起動するときにHighレベルとなる溶接開始信号Stを出力する。この溶接開始回路STは、溶接トーチ4の起動スイッチ、溶接工程を制御するプログラマブル・ロジック・コントローラ、ロボット制御装置等が相当する。
駆動回路DVは、上記の誤差増幅信号Ea及び上記の溶接開始信号Stを入力として、溶接開始信号StがHighレベル(溶接開始)のときは誤差増幅信号Eaに基づいてPWM変調制御を行い、上記の電源主回路PM内のインバータ回路を駆動するための駆動信号Dvを出力する。
パルス期間正送速度設定回路FPRは、上記のパルス期間設定信号Tpr及び上記の電圧検出信号Vdを入力として、両値を入力とする予め定めた関数に基づいて算出されたパルス期間正送速度設定信号Fprを出力する。この関数は、例えば以下のように設定される。パルス期間設定信号Tprの値によってFprの初期値が設定される。さらに、パルス期間Tp中の電圧検出信号Vdの平均値(平滑値)に基づいて初期値から修正される。パルス期間設定信号Tprの値が大きいほど(パルス期間Tpが長いほど)、初期値は大きくなる。また、電圧検出信号Vdの平均値が大きくなるほど、Fprの値は大きくなる。パルス期間設定信号Tpr又は電圧検出信号Vdの一方によってFprの値が変化するようにしても良い。
正送ピーク値設定回路FSRは、予め定めた正送ピーク値設定信号Fsrを出力する。逆送ピーク値設定回路FRRは、予め定めた逆送ピーク値設定信号Frrを出力する。
送給速度設定回路FRは、上記のパルス期間正送速度設定信号Fpr、上記の正送ピーク値設定信号Fsr、上記の逆送ピーク値設定信号Frr、上記のパルス期間タイマ信号Stp及び上記の短絡判別信号Sdを入力として、図2で後述する処理を行い送給速度設定信号Frを出力する。
送給制御回路FCは、上記の送給速度設定信号Frを入力として、送給速度設定信号Frの値に相当する送給速度Fwで溶接ワイヤ1を送給するための送給制御信号Fcを上記の送給モータWMに出力する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法を示す、図1の溶接電源における各信号のタイミングチャートである。同図(A)は溶接開始信号Stの時間変化を示し、同図(B)は送給速度Fwの時間変化を示し、同図(C)は溶接電流Iwの時間変化を示し、同図(D)は溶接電圧Vwの時間変化を示し、同図(E)は電流通電判別信号Cdの時間変化を示し、同図(F)は短絡判別信号Sdの時間変化を示し、同図(G)はパルス期間タイマ信号Stpの時間変化を示す。以下、同図を参照してアークスタート時における各信号の動作について説明する。
同図(B)に示すように、送給速度Fwは、0よりも上側が正送期間となり、下側が逆送期間となる。正送とは溶接ワイヤ1を母材2に近づける方向に送給することであり、逆送とは母材2から離反する方向に送給することである。
時刻t1において、同図(A)に示すように、溶接開始信号StがHighレベル(溶接開始)に変化すると、同図(B)に示すように、送給速度Fwは0から予め定めた正の値のスローダウン速度に変化し、溶接ワイヤ1は正送される。このスローダウン速度は、1〜2m/min程度の小さな値に設定される。同時に、時刻t1において、溶接電源が起動されるので、同図(D)に示すように、溶接電圧Vwは最大出力電圧値の無負荷電圧値になる。同図(C)に示すように、溶接電流Iwは通電していないので0Aとなる。
時刻t2において、上記の正送によって溶接ワイヤ1が母材2と接触すると、溶接電流Iwが通電してアーク3が発生する。同図(D)に示すように、溶接電圧Vwは数Vの短絡電圧値に急減し、溶接電圧Vwの値が予め定めた短絡判別値(10V程度)未満になるので、同図(F)に示すように、短絡判別信号SdがHighレベル(短絡)に変化する。直後に短絡が解除されてアーク3が発生するので、短絡判別信号SdはLowレベルに変化する。同時に、時刻t2において、同図(C)に示すように、溶接電流Iwが通電を開始し、同図(E)に示すように、電流通電判別信号CdがHighレベル(通電)に変化する。これに応動して、同図(G)に示すように、パルス期間タイマ信号StpがHighレベルに変化し、それからパルス期間設定信号Tprによって定まる時刻t2〜t3のパルス期間Tp中はHighレベルを維持する。
パルス期間Tp中は、同図(C)に示すように、パルス電流設定信号Iprによって定まるパルス電流が通電する。パルス電流は、予め定めたピーク電流値となる予め定めたピーク期間と、予め定めたベース電流値となる予め定めたベース期間とを1周期として繰り返す波形となる。同図(D)に示すように、溶接電圧Vwは、アーク長に比例したパルス波形となる。パルス期間Tpは、予め定めた期間又はパルス電流の周期が所定回数となる期間に設定される。パルス電流の波形パラメータ(ピーク電流値、ピーク期間、ベース電流値、ベース期間)及びパルス期間Tpは、溶接開始部の溶接ビードの止端部のなじみが良く、平坦な形状となる値に設定される。例えば母材2の材質がアルミニウム材のときは、ピーク電流値=350A、ピーク期間=1.5ms、ベース電流値=50A、ベース期間=1.5ms、パルス期間Tp=10〜50msに設定される。
パルス期間Tp中は、同図(B)に示すように、送給速度Fwは、パルス期間正送速度設定信号Fprによって定まる正送速度Fpとなる。正送速度Fpは、パルス期間中アーク期間が連続するように設定される。例えば、正送速度Fp=10m/minに設定される。
また、正送速度Fpは、パルス期間Tpの時間長さ及び/又は溶接電圧Vwに基づいて変化するようにしても良い。これは、パルス期間Tpが長くなるのに伴いアーク長が長くなるために、正送速度Fpを速くしてアーク長が長くなることを抑制するためである。溶接電圧Vwの平均値はアーク長と比例するために、溶接電圧Vwによってアーク長を検出し、アーク長が長くなったときは正送速度Fpを速くしてアーク長が長くなることを抑制している。アーク長が長くなると、シールド状態が不十分になりアーク状態が不安定になる。さらに、アーク長が長くなると、スマット(すす)が多く発生し、ビード外観が悪くなる。
時刻t3において、同図(G)に示すように、パルス期間タイマ信号StpがLowレベルに変化すると、パルス期間Tpが終了して、定常溶接期間に入る。定常溶接期間は、正送期間から開始し、正送期間は時刻t4に短絡が発生すると終了する。時刻t3〜t4の正送期間中は、同図(B)に示すように、予め定めた正送速度で溶接ワイヤを正送する。この正送速度は、上述したパルス期間Tp中の正送速度Fp及び後述する正送ピーク値Fsとは独立して設定され、同一値又は異なる値に設定される。同図(C)に示すように、アーク電流が通電し、同図(D)に示すように、アーク電圧が印加する。同図(F)に示すように、この期間中はアーク期間となるので、短絡判別信号SdはLowレベルのままである。
時刻t4において、溶接ワイヤの正送によって短絡が発生すると、同図(D)に示すように、溶接電圧Vwはほぼ0Vの短絡電圧値に急減するので、同図(F)に示すように、短絡判別信号SdはHighレベルに変化する。これに応動して、同図(B)に示すように、送給速度Fwは、正送速度から逆送ピーク値設定信号Frrによって定まる逆送ピーク値Frpまで傾斜を有して変化する。この逆送期間は、時刻t5にアーク3が再発生するまで継続する。時刻t4〜t5の短絡期間中は、同図(C)に示すように、溶接電流Iwは次第に増加し、同図(D)に示すように、溶接電圧Vwは短絡電圧値のままとなる。
時刻t5において、溶接電流Iwの通電によるピンチ力及び溶接ワイヤの逆送によって溶滴が移行してアーク3が再発生すると、同図(D)に示すように、溶接電圧Vwは数十Vのアーク電圧値に急増するので、同図(F)に示すように、短絡判別信号SdはLowレベルに変化する。これに応動して、同図(B)に示すように、送給速度Fwは、逆送ピーク値Frpから正送ピーク値設定信号Fsrによって定まる正送ピーク値Fsまで傾斜を有して変化する。この正送期間は、時刻t6に短絡が再発生するまで継続する。時刻t5〜t6のアーク期間中は、同図(C)に示すように、溶接電流Iwは次第に減少し、同図(D)に示すように、溶接電圧Vwはアーク電圧値となる。これ以降は、時刻t4〜t6の正逆送給アーク溶接を繰り返す。定常溶接期間中の送給速度Fwは、正負に略台形波状に変化する波形となり、その平均値は正の値となる。したがって、溶接ワイヤ1は平均的には正送される。
以下、上述した実施の形態1の作用効果について説明する。実施の形態1によれば、アークスタート時は複数回のパルス電流を通電するパルス期間を設け、その後に溶接ワイヤの正送期間から正逆送給制御を開始する。アークスタート時にパルス電流を通電することによって母材への入熱を大きくすることができる。このために、溶接開始部のビードを平坦形状にし、止端部のなじみを良好にすることができる。さらに、実施の形態1によれば、パルス期間から正逆送給制御への切り換えを正送期間から開始する。これにより、溶接状態が不安定になることなく円滑に切り換えることができる。
さらに好ましくは、実施の形態1において、パルス期間中は、溶接ワイヤを正送する。これにより、パルス期間中の溶接状態を安定化することができる。
さらに好ましくは、実施の形態1において、パルス期間を、予め定めた期間又はパルス電流の周期が所定回数となる期間に設定する。これにより、溶接開始部への入熱量を適正値に設定することができる。この結果、溶接開始部と定常溶接部のビードを略同一形状にすることができ、溶接品質を向上させることができる。
さらに好ましくは、実施の形態1において、パルス期間中は、アーク期間が連続するように溶接ワイヤの正送速度を設定する。これにより、パルス期間中には短絡がほとんど発生しないために、パルス期間における母材への入熱量を正確に制御することができる。この結果、溶接開始部のビード形状のばらつきを抑制することができる。
さらに好ましくは、実施の形態1において、パルス期間中は、パルス期間の時間長さ及び/又は溶接電圧値に基づいて正送速度を変化させる。パルス期間が長くなるのに伴いアーク長が長くなる。したがって、パルス期間の時間長さが長くなるほど、正送速度を速くすることによってアーク長を適正値に維持することができる。また、溶接電圧によってアーク長を検出することができるので、溶接電圧に応じて正送速度を変化させることによって、アーク長を適正値に維持することができる。この結果、パルス期間中に溶接状態が不安定になることを抑制することができる。
[実施の形態2]
実施の形態2の発明は、実施の形態1の正逆送給制御を行うプル側送給モータに加えて正送送給制御を行うプッシュ側送給モータを備える。
図3は、本発明の実施の形態2に係る正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。同図は上述した図1と対応しており、同一のブロックには同一符号を付してそれらの説明は繰り返さない。同図は、図1にプッシュ側送給モータWM2、定常送給速度設定回路FCR、加速期間設定回路TUR、第2送給速度設定回路FR2及び第2送給制御回路FC2を追加したものである。以下、同図を参照してこれらのブロックについて説明する。
図1の送給モータWMが同図ではプル側送給モータとなり、送給系の下流側に設置されている。このプル側送給モータWMに対する正逆送給制御については実施の形態1と同一である。プッシュ側送給モータWM2が新たに送給系の上流側に設置されている。このプッシュ側送給モータWM2は、後述する第2送給制御信号Fc2によって正送送給制御される。
定常送給速度設定回路FCRは、予め定めた定常送給速度設定信号Fcrを出力する。この定常送給速度設定信号Fcrの値は、プル側送給モータWMへの送給速度設定信号Frの定常溶接期間中の平均値と略同一値に設定される。
加速期間設定回路TURは、予め定めた加速期間設定信号Turを出力する。この加速期間設定信号Turの値は、パルス期間設定信号Tprの値よりも大きな値に設定される。すなわち、パルス期間Tp<加速期間Tuとなる。
第2送給速度設定回路FR2は、上記の溶接開始信号St、上記のパルス期間タイマ信号Stp、上記の加速期間設定信号Tur及び上記の定常送給速度設定信号Fcrを入力として、図4で後述する処理を行い、第2送給速度設定信号Fr2を出力する。
第2送給制御回路FC2は、上記の第2送給速度設定信号Fr2を入力として、第2送給速度設定信号Fr2の値に相当する送給速度で上記のプッシュ側送給モータWM2を回転させるための第2送給制御信号Fc2を上記のプッシュ側送給モータWM2に出力する。
図4は、本発明の実施の形態2に係る正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法を示す、図3の溶接電源における各信号のタイミングチャートである。同図(A)は溶接開始信号Stの時間変化を示し、同図(B)はプル側の送給速度Fwの時間変化を示し、同図(C)は溶接電流Iwの時間変化を示し、同図(D)は溶接電圧Vwの時間変化を示し、同図(E)は電流通電判別信号Cdの時間変化を示し、同図(F)は短絡判別信号Sdの時間変化を示し、同図(G)はパルス期間タイマ信号Stpの時間変化を示し、同図(H)はプッシュ側送給速度Fw2の時間変化を示す。同図は上述した図2と対応しており、図2に同図(H)に示すプッシュ側送給速度Fw2を追加したものである。このプッシュ側送給速度Fw2以外の各信号の動作は図2と同一であるので、説明は繰り返さない。以下、同図を参照して、溶接開始時におけるプッシュ側送給速度Fw2の動作について説明する。
時刻t1において、同図(A)に示す溶接開始信号StがHighレベル(溶接開始)に変化すると、同図(B)に示すように、プル側送給速度Fwは0から予め定めた正の値のスローダウン速度に変化し、同図(H)に示すように、プッシュ側送給速度Fw2は0から予め定めた正の値の第2スローダウン速度に変化し、溶接ワイヤは遅い速度で正送される。スローダウン速度と第2スローダウン速度とは略同一値に設定される。
時刻t2において、溶接ワイヤ1が母材2と接触して溶接電流Iwが通電し、アーク3が発生すると、同図(E)に示すように、電流通電判別信号CdがHighレベルに変化する。これに応動して、同図(B)に示すように、プル側送給速度Fwは予め定めた正送速度Fpまで急速に加速される。一方、同図(H)に示すように、プッシュ側送給速度Fw2は緩やかに加速されて、時刻t5〜t6の間の時刻t51において定常送給速度設定信号Fcrによって定まる定常送給速度に収束する。
プル側送給速度Fwの加速期間はプッシュ側送給速度Fw2の加速期間Tuよりも短い時間に設定される。プル側送給速度Fwの加速期間は0.5〜5ms程度に設定される。プッシュ側送給速度Fw2の加速期間Tuは加速期間設定信号Turによって20〜100ms程度に設定される。このようにすることによって、時刻t2にアークが発生してからアーク長が適正値となる状態への移行が円滑になる。このために、アークスタート時のスパッタ発生を少なくすることができる。
プッシュ側送給速度Fw2の加速期間Tuは、パルス期間Tpよりも長い期間に設定することが好ましい。このようにすると、パルス期間Tpから定常溶接期間への移行が円滑になり、溶接品質がより向上する。
上述した実施の形態2においては、正逆送給制御を行うプル側送給モータと、正送送給制御を行うプッシュ側送給モータとを備え、パルス期間の開始時におけるプル側送給モータの加速期間はプッシュ側送給モータの加速期間よりも短い期間に設定される。これにより、実施の形態2は、実施の形態1の効果に加えて、アークスタート時のスパッタ発生をより少なくすることができる。
さらに好ましくは、実施の形態2において、パルス期間の開始時におけるプッシュ側送給モータの加速期間をパルス期間よりも長い期間に設定する。これにより、実施の形態2では、パルス期間から定常溶接期間への移行をより円滑にすることができる。
本発明によれば、正逆送給アーク溶接方法において、溶接開始部の溶接ビードの品質を良好にすることができる。
本出願は、2017年1月16日出願の日本特許出願(特願2017−004913)に基づくものであり、その内容はここに取り込まれる。
1 溶接ワイヤ
2 母材
3 アーク
4 溶接トーチ
5 送給ロール
CD 電流通電判別回路
Cd 電流通電判別信号
DV 駆動回路
Dv 駆動信号
E 出力電圧
Ea 誤差増幅信号
ED 出力電圧検出回路
Ed 出力電圧検出信号
EI 電流誤差増幅回路
Ei 電流誤差増幅信号
ER 出力電圧設定回路
Er 出力電圧設定信号
EV 電圧誤差増幅回路
Ev 電圧誤差増幅信号
FC 送給制御回路
Fc 送給制御信号
FC2 第2送給制御回路
Fc2 第2送給制御信号
FCR 定常送給速度設定回路
Fcr 定常送給速度設定信号
Fp 正送速度
FPR パルス期間正送速度設定回路
Fpr パルス期間正送速度設定信号
FR 送給速度設定回路
Fr 送給速度設定信号
FR2 第2送給速度設定回路
Fr2 第2送給速度設定信号
Frp 逆送ピーク値
FRR 逆送ピーク値設定回路
Frr 逆送ピーク値設定信号
Fs 正送ピーク値
FSR 正送ピーク値設定回路
Fsr 正送ピーク値設定信号
Fw 送給速度/プル側送給速度
Fw2 プッシュ側送給速度
ID 電流検出回路
Id 電流検出信号
IPR パルス電流設定回路
Ipr パルス電流設定信号
Iw 溶接電流
PM 電源主回路
SD 短絡判別回路
Sd 短絡判別信号
ST 溶接開始回路
St 溶接開始信号
STP パルス期間タイマ回路
Stp パルス期間タイマ信号
SW 電源特性切換回路
Tp パルス期間
TPR パルス期間設定回路
Tpr パルス期間設定信号
Tu 加速期間
TUR 加速期間設定回路
Tur 加速期間設定信号
VD 電圧検出回路
Vd 電圧検出信号
Vw 溶接電圧
WL リアクトル
WM 送給モータ/プル側送給モータ
WM2 プッシュ側送給モータ

Claims (7)

  1. 溶接ワイヤの送給速度を正送期間と逆送期間とに交互に切り換える正逆送給制御を行って、短絡期間とアーク期間とを発生させて溶接する正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法において、
    アークスタート時は複数回のパルス電流を通電するパルス期間を設け、その後に溶接ワイヤの前記正送期間から前記正逆送給制御を開始する、
    正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法。
  2. 前記パルス期間中は、前記溶接ワイヤを正送する、
    請求項1に記載の正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法。
  3. 前記パルス期間を、予め定めた期間又は前記パルス電流の周期が所定回数となる期間に設定する、
    請求項1又は2に記載の正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法。
  4. 前記パルス期間中は、前記アーク期間が連続するように前記正送の速度を設定する、
    請求項2〜3のいずれか1項に記載の正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法。
  5. 前記パルス期間中は、前記パルス期間の時間長さ及び/又は溶接電圧値に基づいて前記正送の速度を変化させる、
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法。
  6. 前記正逆送給制御を行うプル側送給モータと、正送送給制御を行うプッシュ側送給モータとを備え、
    前記パルス期間の開始時における前記プル側送給モータの加速期間は前記プッシュ側送給モータの加速期間よりも短い期間である、
    請求項2〜5のいずれか1項に記載の正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法。
  7. 前記パルス期間の開始時における前記プッシュ側送給モータの前記加速期間を前記パルス期間よりも長い期間に設定する、
    請求項6に記載の正逆送給アーク溶接のアークスタート制御方法。
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