JPWO2018003214A1 - 車両用回転電機 - Google Patents

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Abstract

この発明は、大型化を抑えつつ、回転電機本体および電力変換装置を効果的に冷却できる車両用回転電機を得る。この発明の車両用回転電機は、回転電機本体を冷却する冷却装置は、前記回転電機本体に取り付けられ、内部液冷媒が前記回転電機本体の外周に沿って循環する環状の内部液冷媒流路と、外部液冷媒が流通する外部液冷媒通過部と、を備え、前記外部液冷媒通過部は、前記回転電機本体の鉛直上方に位置する接続部で前記内部液冷媒流路に接続され、電力変換装置は、前記電力変換装置で発生する熱を放出する放熱面を備え、前記冷却装置に取り付けられ、前記接続部の鉛直下方の位置で、前記放熱面と前記内部液冷媒とが熱交換可能となっている。

Description

この発明は、電動機、発電機などの車両用回転電機に関し、特に固定子、電力変換を行う電力変換装置などの発熱体の冷却構造に関するものである。
従来の回転機では、受熱面を円環状の固定子の外周壁面に密着させた状態で、固定子の外周を覆って組み付けられ、固定子で発生した熱を受けて気化する冷媒が封入された冷却器と、冷却器と連通管を通じて連通して冷却器の上方に配置され、冷却器から気化した冷媒が連通管を介して流入し、その気化した冷媒を凝縮液化して連通管を介して冷却器に戻す放熱器と、放熱器の前面に配置され、放熱器に向けて送風する送風機と、からなる冷却装置を備えていた。
特開平9−74715号公報
従来の回転機では、放熱器と送風機を用いて冷却器で受けた熱を効果的に放熱していたので、装置全体が大型化するという課題があった。特に、回転機の高出力化にともなって、電力変換を行う電力変換装置での発熱量が増加するので、大きな放熱器および送風機が必要となり、装置全体のさらなる大型化を招く恐れがあった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、装置の大型化を抑えつつ、回転電機本体および電力変換装置を効果的に冷却できる車両用回転電機を得ることを目的とする。
この発明の車両用回転電機は、電力変換装置が変換した電力を用いて回転電機本体が車両に対する回転駆動を行う車両用回転電機であって、前記回転電機本体を冷却する冷却装置を備え、前記冷却装置は、前記回転電機本体に取り付けられ、内部液冷媒が前記回転電機本体の外周に沿って循環する環状の内部液冷媒流路と、外部液冷媒が流通する外部液冷媒通過部と、を備え、前記外部液冷媒通過部は、前記回転電機本体の鉛直上方に位置する接続部で前記内部液冷媒流路に接続され、前記電力変換装置は、前記電力変換装置で発生する熱を放出する放熱面を備え、前記冷却装置に取り付けられ、前記接続部の鉛直下方の位置で、前記放熱面と前記内部液冷媒とが熱交換可能となっている。
この発明によれば、電動機本体および電力変換装置から受熱した内部液冷媒が、液冷媒流路と外部液冷媒通過部との接続部で外部液冷媒と熱交換するので、効率のよい放熱が可能となる。これにより、大型化をもたらす放熱器や送風機が不要となり、電動機本体の高出力化にともなって、電力変換装置での発熱量が増加しても、電動機の大型化を抑制しつつ、電動機本体および電力変換装置を効果的に冷却することができる。
この発明の実施の形態1に係る電動機を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機を示す横断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機における電力変換装置の取付前の状態を説明する要部斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る電動機における冷媒の流れを説明する横断面図である。 この発明の実施の形態1に係る冷却システムにおける第1冷媒回路図である。 この発明の実施の形態1に係る冷却システムにおける第2冷媒回路図である。 この発明の実施の形態2に係る電動機を示す横断面図である。 この発明の実施の形態3に係る電動機を示す横断面図である。 この発明の実施の形態4に係る電動機を示す横断面図である。 この発明の実施の形態5に係る電動機を示す横断面図である。 この発明の実施の形態6に係る電動機を示す横断面図である。 この発明の実施の形態7に係る電動機を示す横断面図である。 この発明の実施の形態8に係る電動機の外部液冷媒通過部周りを示す要部斜視図である。 この発明の実施の形態9に係る電動機の外部液冷媒通過部周りを示す要部斜視図である。 この発明の実施の形態10に係る電動機を示す横断面図である。 この発明の実施の形態11に係る電動機を示す横断面図である。 この発明の実施の形態12に係る電動機を示す縦断面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る電動機を示す斜視図、図2はこの発明の実施の形態1に係る電動機を示す横断面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る電動機における電力変換装置の取付前の状態を説明する要部斜視図、図4はこの発明の実施の形態1に係る電動機における冷媒の流れを説明する横断面図、図5はこの発明の実施の形態1に係る冷却システムにおける第1冷媒回路図、図6はこの発明の実施の形態1に係る冷却システムにおける第2冷媒回路図である。なお、横断面図とは、電動機の回転軸の軸心と直交する断面を表した図である。
図1および図2において、車両用回転電機としての電動機100は、例えば、電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車などに搭載される走行用電動機であり、回転電機本体としての電動機本体1と、外部電源からの直流電力を電動機本体1の駆動電力、例えば三相交流電力に変換する電力変換装置8と、電動機本体1と電力変換装置8を冷却する冷却装置10と、を備える。
電動機本体1は、ハウジング2と、ハウジング2に回転可能に支持された回転軸3に固着されてハウジング2内に配設された回転子4と、円環状に作製され、回転子4との間に空隙を介して、回転子4と同軸に、かつ回転子4を囲繞するように配置され、軸方向両側からハウジング2に挟み込まれて、ハウジング2に保持された固定子5と、を備え、回転軸3の軸心を水平として自動車に搭載される。ここで、固定子5は、図示されていないが、円環状の固定子鉄心と、固定子鉄心に装着された固定子巻線と、を備える。
電力変換装置8は、図示されていないが、IGBT(Insulated Gate Bypolar Transistor)などのスイッチング素子を含むパワーモジュール、パワーモジュールの駆動を制御する制御基板などの電気部品と、電気部品を収納し、外部の粉塵などから電気部品を保護する筐体と、から構成されている。
冷却装置10は、内部液冷媒12が循環可能に封入されており、固定子5、電力変換装置8などの発熱体と内部液冷媒12とが熱交換可能に配設された、内部液冷媒流路である液冷媒流路11と、外部液冷媒14が流通可能に構成され、液冷媒流路11に接続している状態で配設された外部液冷媒通過部13と、を備える。ここで、内部液冷媒12および外部液冷媒14には、例えば、ラジエータ冷却水、LLC(Long Life Coolant)、不凍液などが用いられる。
液冷媒流路11は、同軸に配置された直径の異なる円筒状の外周壁11aと内周壁11bの軸方向両端の開口を一対の端板で塞口して、流路断面を矩形とする円環状の筒体に構成され、固定子5の外周に圧入して固定されて、固定子5と同軸に配設されている。また、外周壁11aの鉛直方向の上部位置に開口が形成されている。なお、外周壁11aの開口は、回転電機本体1よりも鉛直方向の上方に位置している。
外部液冷媒通過部13は、下面を開口とする直方体の箱体に構成され、その開口を外周壁11aの開口に合わせて液冷媒流路11の鉛直方向の上部に配置され、液冷媒流路11と連通している状態で液冷媒流路11と一体に作製されている。流入ポート15が、ポートの軸心を回転軸3の軸心と平行として、外部液冷媒通過部13の軸方向一端面に取り付けられている。また、流出ポート16が、流入ポート15と同軸に、外部液冷媒通過部13の軸方向他端面に取り付けられている。これにより、液冷媒流路11を流れる内部液冷媒12と外部液冷媒通過部13を流れる外部液冷媒14が、開口、すなわち液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13との接続部9を通じて混合可能になっている。
電力変換装置8は、図3に示されるように、液冷媒流路11の外周壁11aに形成された開口部17を塞ぐように、シール部材(図示せず)を介して外周壁11aに取り付けられている。これにより、電力変換装置8の放熱面8aが液冷媒流路11の一部を構成し、内部液冷媒12が電力変換装置8の放熱面8aに直接接している。ここで、電力変換装置8は、回転軸3の軸方向から見て、外周壁11aの回転軸3の水平方向の一方の側に、回転軸3と同じ鉛直方向の高さ位置に配置されている。
なお、開口部17を設けずに、電力変換装置8の放熱面8aと液冷媒流路11の外周壁11aとの間にグリースや熱伝導シートを介在させて、電力変換装置8を外周壁11aに取り付けてもよい。その固定手段としては、ねじ、蝋付け、溶接などが用いられる。
つぎに、電動機100の動作について説明する。
外部電源からの直流電力が電力変換装置8により三相交流電力に変換され、固定子5に給電される。これにより、回転磁界が回転子4に与えられ、回転子4が回転駆動される。このとき、固定子巻線に通電され、固定子巻線で発熱する。固定子巻線での発熱は、固定子鉄心に伝達され、液冷媒流路11の内周壁11bを介して内部液冷媒12に伝達される。また、回転子4での発熱は、固定子5に伝達され、液冷媒流路11の内周壁11bを介して内部液冷媒12に伝達される。さらに、電力変換装置8では、スイッチング動作するパワーモジュールが発熱する。パワーモジュールでの発熱の一部は大気中に放熱されるが、そのほとんどが放熱面8aを介して内部液冷媒12に伝達される。
固定子5では、周方向に略均一に発熱するので、固定子5での発熱のみでは、内部液冷媒12は周方向に均一な温度分布となる。一方、電力変換装置8での発熱は、周方向の一部でのみ内部液冷媒12に伝達されるので、電力変換装置8の近傍の内部液冷媒12の温度が相対的に高くなり、内部液冷媒12に周方向の温度差が生じる。内部液冷媒12は温度が高くなることで密度が小さくなり、浮力が発生する。そこで、図4中矢印Aで示されるように、電力変換装置8での発熱を受けた内部液冷媒12は、液冷媒流路11内を鉛直方向の上方まで上昇し、液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13との接続部9で流入ポート15から外部液冷媒通過部13に流入した外部液冷媒14と接触する。内部液冷媒12は、外部液冷媒14との間で熱交換して低温となり、図4中矢印Bで示されるように、液冷媒流路11内を下降する。これにより、液冷媒流路11内に封入されている内部液冷媒12に対流が起こる。
ここで、後述するポンプ20により冷媒回路を強制循環する外部液冷媒14が流入ポート15から外部液冷媒通過部13に流入し、流出ポート16から流出する。このように、外部液冷媒通過部13内を流れる外部液冷媒14は、強制循環されている流れであり、液冷媒流路11内を対流している内部液冷媒12の流れに対して流速が速くなっている。さらに、外部液冷媒通過部13内を流れる外部液冷媒14と液冷媒流路11内を対流している内部液冷媒12との流れ方向が異なっている。これらにより、外部液冷媒14の一部が内部液冷媒12と混合し、熱交換が促進される。
このように、電動機本体1および電力変換装置8での発熱が、液冷媒流路11内を循環する内部液冷媒12に受熱される。内部液冷媒12に受熱された熱が、液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13との接続部9で外部液冷媒14に伝達される。そして、内部液冷媒12に受熱された熱を伝達されて高温となった外部液冷媒14が流出ポート16から流出する。これにより、電動機本体1および電力変換装置8が冷却される。
つぎに、実施の形態1による冷却システムを説明する。なお、図5に示される第1冷媒回路200は、エンジン18を冷却する冷却システムであり、図6に示される第2冷媒回路201は、エンジン18ではなく、冷却を必要とする他の車両機器23、例えば、バッテリー、降圧コンバータ、車載用充電器などを冷却する冷却システムである。
本冷却システムによる第1冷媒回路200は、図5に示されるように、電動機100、エンジン18、ラジエータ19およびポンプ20を液冷媒配管21により連結して構成されている。そして、外部液冷媒14が、ポンプ20から圧送されて、冷媒回路を循環する。ポンプ20から吐出された外部液冷媒14は、エンジン18に流入し、エンジン18での発熱を受熱して温度上昇し、ラジエータ19に流入する。ついで、外部液冷媒14は、ラジエータ19で外部空気との間で熱交換し、温度低下して流入ポート15から外部液冷媒通過部13に流入する。ついで、外部液冷媒14は、液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13との接続部9で内部液冷媒12との間で熱交換し、温度上昇して流出ポート16から流出し、ポンプ20に戻される。つまり、外部液冷媒通過部13が車両のエンジン18に接続されており、外部液冷媒14がエンジン18を冷却する。
また、本冷却システムによる第2冷媒回路201は、図6に示されるように、電動機100、車両機器23、ラジエータ19およびポンプ20を液冷媒配管21により連結して構成されている。そして、外部液冷媒14が、ポンプ20から圧送されて、冷媒回路を循環する。ポンプ20から吐出された外部液冷媒14は、車両機器23に流入し、車両機器23出の発熱を受熱して温度上昇し、ラジエータ19に流入する。ついで、外部液冷媒14は、ラジエータ19で外部空気との間で熱交換し、温度低下して流入ポート15から外部液冷媒通過部13に流入する。ついで、外部液冷媒14は、液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13との接続部9で内部液冷媒12との間で熱交換し、温度上昇して流出ポート16から流出し、ポンプ20に戻される。
この実施の形態1によれば、冷却装置10は、内部液冷媒12が循環可能に充填された環状の液冷媒流路11と、外部液冷媒14が流通する外部液冷媒通過部13と、を備えている。そして、液冷媒流路11は、内部液冷媒12が液冷媒流路11内を循環する過程で電動機本体1と電力変換装置8での発熱を受熱可能に構成されている。外部液冷媒通過部13は、液冷媒流路11に対して鉛直方向の上方に位置して液冷媒流路11に接続されている。そこで、電動機本体1および電力変換装置8から受熱した内部液冷媒12が、液冷媒流路11内を上昇し、液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13との接続部9で外部液冷媒14と熱交換するので、効率のよい放熱が可能となる。ここで、熱交換とは、内部液冷媒12と外部液冷媒14との混合、置換、攪拌、接触などによって高温の液冷媒から低温の液冷媒へと熱が移動することを意味する。これにより、大型化をもたらす放熱器や送風機が不要となり、電動機本体1の高出力化にともなって、電力変換装置8での発熱量が増加しても、電動機100の大型化を抑制しつつ、電動機本体1および電力変換装置8を効果的に冷却することができる。
液冷媒流路11が、固定子5の外周を囲繞するように配設されているので、固定子5に局所的な高温箇所が生じることがなく、電動機本体1の全体を効果的に冷却することができる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2に係る電動機を示す横断面図である。
図7において、電力変換装置8は、回転軸3と外部液冷媒通過部13との間の鉛直方向の高さ位置で、外周壁11aの開口部17を塞口するように液冷媒流路11の外周壁11aに取り付けられている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された電動機101では、電力変換装置8が外部液冷媒通過部13より鉛直方向の下方に位置しているので、電力変換装置8での発熱を受熱して温度上昇した内部液冷媒12が液冷媒流路11内を上昇し、液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13との接続部9で外部液冷媒14と熱交換する。
したがって、実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3に係る電動機を示す横断面図である。
図8において、電力変換装置8は、回転軸3に対して鉛直方向の下方の高さ位置で、外周壁11aの開口部17を塞口するように液冷媒流路11の外周壁11aに取り付けられている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された電動機102では、電力変換装置8が外部液冷媒通過部13より鉛直方向の下方に位置しているので、電力変換装置8での発熱を受熱して温度上昇した内部液冷媒12が液冷媒流路11内を上昇し、液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13との接続部9で外部液冷媒14と熱交換する。
したがって、実施の形態3においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
この実施の形態3によれば、電力変換装置8が、回転軸3に対して鉛直方向の下方の高さ位置に位置している。そこで、実施の形態3では、実施の形態1に比べて、電力変換装置8と外部液冷媒通過部13との距離が長くなり、液冷媒流路11内での温度分布の不均一が大きくなるので、密度差によって生じる対流の流速が速くなり、高い放熱効果が得られる。
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4に係る電動機を示す横断面図である。
図9において、冷却装置10Aは、内部液冷媒12が封入された液冷媒流路11Aと、外部液冷媒14が流通可能に構成され、液冷媒流路11Aに接続している状態で配設された外部液冷媒通過部13と、を備える。
液冷媒流路11Aは、同軸に配置された矩形枠状の外周壁11cと円筒状の内周壁11bの軸方向両端の開口を一対の端板で塞口して、環状の筒体に構成され、固定子5の外周に圧入して固定されて、固定子5と同軸に配設されている。電力変換装置8が、回転軸3と同じ鉛直方向の高さ位置で、外周壁11cに形成された開口部17を塞口するように液冷媒流路11Aに取り付けられている。外周壁11cの鉛直方向の上方の部位に開口が形成されている。
外部液冷媒通過部13は、下面を開口とする直方体の箱体に構成され、その開口を外周壁11cの開口に合わせて液冷媒流路11Aの鉛直方向の上部に配置され、液冷媒流路11Aと連通している状態で液冷媒流路11Aと一体に作製されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された電動機103では、電力変換装置8が外部液冷媒通過部13より鉛直方向の下方に位置しているので、電力変換装置8での発熱を受熱して温度上昇した内部液冷媒12が液冷媒流路11A内を上昇し、液冷媒流路11Aと外部液冷媒通過部13との接続部9で外部液冷媒14と熱交換する。
したがって、実施の形態4においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
この実施の形態4によれば、液冷媒流路11Aの外周壁11cが矩形枠状に構成されている。そこで、液冷媒流路11Aと外部液冷媒通過部13との組み付け性が高められるとともに、電力変換装置8の液冷媒流路11Aへの組み付け性が高められる。
実施の形態5.
図10はこの発明の実施の形態5に係る電動機を示す横断面図である。
図10において、冷却装置10Bは、内部液冷媒12が封入された液冷媒流路11Bと、外部液冷媒14が流通可能に構成され、液冷媒流路11Bに接続している状態で配設された外部液冷媒通過部13と、を備える。
液冷媒流路11Bは、同軸に配置された八角形枠状の外周壁11dと円筒状の内周壁11bの軸方向両端の開口を一対の端板で塞口して、環状の筒体に構成され、固定子5の外周に圧入して固定されて、固定子5と同軸に配設されている。電力変換装置8が、回転軸3と同じ鉛直方向の高さ位置で、外周壁11dに形成された開口部17を塞口するように液冷媒流路11Bに取り付けられている。外周壁11dの鉛直方向の上方の部位に開口が形成されている。
外部液冷媒通過部13は、下面を開口とする直方体の箱体に構成され、その開口を外周壁11dの開口に合わせて液冷媒流路11Bの鉛直方向の上部に配置され、液冷媒流路11Bと連通している状態で液冷媒流路11Bと一体に作製されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された電動機104では、電力変換装置8が外部液冷媒通過部13より鉛直方向の下方に位置しているので、電力変換装置8での発熱を受熱して温度上昇した内部液冷媒12が液冷媒流路11B内を上昇し、液冷媒流路11Bと外部液冷媒通過部13との接続部9で外部液冷媒14と熱交換する。
したがって、実施の形態5においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
この実施の形態5によれば、液冷媒流路11Bの外周壁11dが八角形枠状に構成されている。そこで、液冷媒流路11Bと外部液冷媒通過部13との組み付け性が高められるとともに、電力変換装置8の液冷媒流路11Bへの組み付け性が高められる。
実施の形態6.
図11はこの発明の実施の形態6に係る電動機を示す横断面図である。
図11において、沸騰誘導部25が電力変換装置8の放熱面8aに形成されている。この沸騰誘導部25は、キャビティと呼ばれる沸騰核を形成しやすくする微少な凹凸の形成部であり、溝加工、サンドブラスト、金属溶射、酸化還元処理などを放熱面8aに施すことで放熱面8aに形成される。なお、沸騰核を形成しやすくするために、多孔質体、フィンなどの伝熱促進体を沸騰誘導部25に設置してもよい。また、伝熱促進体は、蝋付け、拡散接合、溶接などにより沸騰誘導部25に設置される。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された電動機105では、電力変換装置8での発熱により放熱面8aの沸騰誘導部25に沸騰核が形成され、内部液冷媒12が沸騰する。内部液冷媒12の沸騰にともなって蒸気泡26が発生する。この蒸気泡26は、内部液冷媒12より十分に密度が小さく、図11中矢印Aで示されるように、液冷媒流路11内を上昇する。液冷媒流路11内を鉛直方向の上方まで上昇した蒸気泡26は、液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13との接続部9で外部液冷媒14と接触する。蒸気泡26は、外部液冷媒14と熱交換して凝縮液化し、図11中矢印Bで示されるように、液冷媒流路11内を下降する。これにより、液冷媒流路11内に封入されている内部液冷媒12に対流が起こり、電動機本体1および電力変換装置8が冷却される。
したがって、実施の形態6においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態6によれば、蒸気泡26の上昇流によって引き起こされる内部液冷媒12の対流は、内部液冷媒12の密度差によって引き起こされる内部液冷媒12の対流よりも流速が速いので、電動機本体1および電力変換装置8を効果的に冷却することができる。
なお、上記実施の形態6では、液冷媒流路11内に露呈する電力変換装置8の放熱面8aに沸騰誘導部25を形成しているが、電力変換装置8が、放熱面8aを液冷媒流路11の外周壁11aに接する状態で外付けされる場合には、外周壁11aの厚み方向から見て、外周壁11aの内周面の、電力変換装置8の放熱面8aと重なる領域に、沸騰誘導部25を形成すればよい。
また、上記実施の形態6では、上記実施の形態1における電力変換装置8の放熱面8aに沸騰誘導部25を形成しているが、他の実施の形態における電力変換装置8の放熱面8aに沸騰誘導部25を形成しても、同様の効果が得られる。
実施の形態7.
図12はこの発明の実施の形態7に係る電動機を示す横断面図である。
図12において、冷却装置10Cは、内部液冷媒12が封入された液冷媒流路11Cと、外部液冷媒14が流通可能に構成され、液冷媒流路11Cに接続している状態で配設された外部液冷媒通過部13と、を備える。
液冷媒流路11Cは、同軸に配置された楕円形筒状の外周壁11eと円筒状の内周壁11bの軸方向両端の開口を一対の端板で塞口して、環状の筒体に構成され、固定子5の外周に圧入して固定されて、固定子5と同軸に配設されている。電力変換装置8が、回転軸3と同じ鉛直方向の高さ位置で、外周壁11eに形成された開口部17を塞口するように液冷媒流路11Cに取り付けられている。沸騰誘導部25が電力変換装置8の放熱面8aに形成されている。外周壁11eの鉛直方向の上方の部位に開口が形成されている。
外部液冷媒通過部13は、下面を開口とする直方体の箱体に構成され、その開口を外周壁11eの開口に合わせて液冷媒流路11Cの鉛直上部に配置され、液冷媒流路11Cと連通している状態で液冷媒流路11Cと一体に作製されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された電動機106では、電力変換装置8での発熱により放熱面8aの沸騰誘導部25に沸騰核が形成され、内部液冷媒12が沸騰する。内部液冷媒12の沸騰にともなって蒸気泡26が発生する。この蒸気泡26は、内部液冷媒12より十分に密度が小さく、図12中矢印Aで示されるように、液冷媒流路11内を上昇する。液冷媒流路11内を鉛直方向の上方まで上昇した蒸気泡26は、外部液冷媒通過部13の外部液冷媒14と接触する。蒸気泡26は、外部液冷媒14と熱交換して凝縮液化し、図12中矢印Bで示されるように、液冷媒流路11内を下降する。これにより、液冷媒流路11C内に封入されている内部液冷媒12に対流が起こり、電動機本体1および電力変換装置8が冷却される。
したがって、実施の形態7においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態7によれば、外周壁11eが楕円形筒状に作製され、内周壁11bが円筒状に作製されているので、電力変換装置8の放熱面8aと内周壁11bとの間が狭くなっている。そこで、沸騰にともなって発生した蒸気泡26が合体し、大きな蒸気泡26となる。この大型化した蒸気泡26の上昇流によって引き起こされる内部液冷媒12の対流の流速が一層速くなり、電動機本体1および電力変換装置8をより効果的に冷却することができる。
なお、上記実施の形態7では、楕円形筒状の外周壁11eと円筒状の内周壁11bとを同軸に配置して、電力変換装置8の近傍の流路の径方向幅を狭くしているが、電力変換装置8の近傍の流路の径方向幅を狭くする構造は、これに限定されず、例えば、円筒状の外周壁11aと内周壁11bとを偏心させて配置することで、電力変換装置8の近傍の流路の径方向幅を狭くしてもよい。
実施の形態8.
図13はこの発明の実施の形態8に係る電動機の外部液冷媒通過部周りを示す要部斜視図である。
図13において、冷却装置10Dは、外部液冷媒通過部13内に配設され、流入ポート15から流入した外部液冷媒14をその流れ方向を変えて液冷媒流路11に誘導する導水板27を備えている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成さている。
実施の形態8では、流入ポート15から流入した外部液冷媒14が、導水板27に衝突する。導水板27に衝突した外部液冷媒14の一部が、液冷媒流路11の方向に流れ、残部が流出ポート16の方向に流れる。液冷媒流路11の方向に流れた外部液冷媒14は、液冷媒流路11内の電力変換装置8と反対側の流路を下降した後、液冷媒流路11内の電力変換装置8の側の流路を上昇して外部液冷媒通過部13に戻ってくる。このように、導水板27に衝突した外部液冷媒14の一部が液冷媒流路11内を流れることにより、液冷媒流路11内に強制的な対流が発生するので、電動機本体1および電力変換装置8を効果的に冷却することができる。
ここで、導水板27の形状や流入ポート15から流入する外部液冷媒14の流れ方向に対する設置角度を調整することで、液冷媒流路11内に流れ込む外部液冷媒14の流量を任意に設定できる。そこで、電動機本体1および電力変換装置8を冷却するために必要な冷却能力に応じて、導水板27の形状や設置角度を設定すればよい。
また、外部液冷媒14の一部を液冷媒流路11に誘導しているので、外部液冷媒14を循環させるためのポンプ20への負荷が小さくなり、ポンプ20の大型化を抑制できる。
実施の形態9.
図14はこの発明の実施の形態9に係る電動機の外部液冷媒通過部周りを示す要部斜視図である。
図14において、冷却装置10Eは、液冷媒流路11内に突出するように外部液冷媒通過部13に配設され、流入ポート15から流入した外部液冷媒14をその流れ方向を変えて液冷媒流路11に誘導する導水板28を備えている。
なお、他の構成は上記実施の形態8と同様に構成さている。
実施の形態9では、流入ポート15から流入して導水板28に衝突した外部液冷媒14の一部が、液冷媒流路11の方向に流れ、残部が流出ポート16の方向に流れる。液冷媒流路11の方向に流れた外部液冷媒14は、液冷媒流路11内の電力変換装置8と反対側の流路を下降した後、液冷媒流路11内の電力変換装置8の側の流路を上昇して外部液冷媒通過部13に戻ってくる。
したがって、実施の形態9においても、上記実施の形態8と同様の効果が得られる。
また、実施の形態9では、導水板28が液冷媒流路11内に突出しているので、導水板28に衝突した外部液冷媒14を効果的に液冷媒流路11内に流し込むことができる。
なお、上記実施の形態8,9では、上記実施の形態1による冷却装置の外部液冷媒通過部に導水板を設置しているが、他の実施の形態による冷却装置の外部液冷媒通過部に導水板を設置しても、同様の効果が得られる。
実施の形態10.
図15はこの発明の実施の形態10に係る電動機を示す横断面図である。
図15において、冷却装置10Fは、内部液冷媒12が封入された液冷媒流路11と、外部液冷媒14が流通可能に構成され、液冷媒流路11に接続している状態で配設された外部液冷媒通過部13Aと、を備える。
外部液冷媒通過部13Aは、下面を開口とする直方体の箱体に構成され、その開口を外周壁11aの開口に合わせて液冷媒流路11の鉛直方向の上部に配置され、液冷媒流路11と連通している状態で液冷媒流路11と一体に作製されている。そして、流入ポート15が、液冷媒流路11の鉛直方向の頂上位置における外周壁11aの仮想壁の接線と平行として、外部液冷媒通過部13Aの周方向一側面に取り付けられている。これにより、流入ポート15から外部液冷媒通過部13A内に流入する外部液冷媒14の方向が、液冷媒流路11の鉛直方向の上部、すなわち液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13Aとの接続部9における内部液冷媒12の流れ方向と同じ方向、かつ平行となっている。また、流出ポート16が、流入ポート15と同軸に、外部液冷媒通過部13Aの周方向他側面に取り付けられている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された電動機107では、図15中矢印Aで示されるように、電力変換装置8での発熱を受熱した内部液冷媒12が、液冷媒流路11内を鉛直方向の上方まで上昇し、流入ポート15を介して外部液冷媒通過部13Aに流入した外部液冷媒14と接触する。内部液冷媒12は、外部液冷媒14との間で熱交換して低温となり、図15中矢印Bで示されるように、液冷媒流路11内を下降する。これにより、液冷媒流路11内に封入されている内部液冷媒12に対流が起こり、電動機本体1および電力変換装置8が冷却される。
したがって、実施の形態10においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態10によれば、流入ポート15から外部液冷媒通過部13A内への外部液冷媒14の流入方向が、液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13Aとの接続部9における内部液冷媒12の流れ方向と同じ方向、かつ平行となっている。そこで、内部液冷媒12は、液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13Aとの接続部9で外部液冷媒14と混合され、その一部が外部液冷媒14とともに流出ポート16から流出する。また、外部液冷媒通過部13Aに流入した外部液冷媒14の一部が、混合された内部液冷媒12とともに、図15中矢印Bで示されるように、液冷媒流路11内を下降する。このように、外部液冷媒通過部13Aに流入した外部液冷媒14の一部が、液冷媒流路11内に流入して、液冷媒流路11内に強制的な対流を発生させるので、電動機本体1および電力変換装置8を効果的に冷却することができる。
実施の形態11.
図16はこの発明の実施の形態11に係る電動機を示す横断面図である。
図16において、冷却装置10Gは、内部液冷媒12が封入された液冷媒流路11と、外部液冷媒14が流通可能に構成され、液冷媒流路11に接続している状態で配設された外部液冷媒通過部13Bと、を備える。
外部液冷媒通過部13Bは、下面を開口とする直方体の箱体に構成され、その開口を外周壁11aの開口に合わせて液冷媒流路11の鉛直方向の上部に配置され、液冷媒流路11と連通している状態で液冷媒流路11と一体に作製されている。そして、流入ポート15が、ポートの軸心を、液冷媒流路11の鉛直方向の頂上位置における外周壁11aの仮想壁の接線と平行として、外部液冷媒通過部13Bの周方向一側面に取り付けられている。これにより、流入ポート15から外部液冷媒通過部13B内に流入する外部液冷媒14の方向が、液冷媒流路11の鉛直方向の上部、すなわち液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13Bとの接続部9における内部液冷媒12の流れ方向と同じ方向、かつ平行となっている。また、流出ポート16が、軸心を流入ポート15の軸心および回転軸3の軸心と直交させて、外部液冷媒通過部13Bの鉛直方向の上面の周方向他側に取り付けられている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された電動機108では、図16中矢印Aで示されるように、電力変換装置8での発熱を受熱した内部液冷媒12が、液冷媒流路11内を鉛直方向の上方まで上昇し、流入ポート15を介して外部液冷媒通過部13Bに流入した外部液冷媒14と接触する。内部液冷媒12は、外部液冷媒14との間で熱交換して低温となり、図16中矢印Bで示されるように、液冷媒流路11内を下降する。これにより、液冷媒流路11内に封入されている内部液冷媒12に対流が起こり、電動機本体1および電力変換装置8が冷却される。
したがって、実施の形態11においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態11によれば、流入ポート15から外部液冷媒通過部13内への外部液冷媒14の流入方向が、液冷媒流路11の鉛直方向の上部、すなわち液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13Bとの接続部9における内部液冷媒12の流れ方向と同じ方向、かつ平行となっている。そこで、内部液冷媒12は、液冷媒流路11と外部液冷媒通過部13Bとの接続部9で外部液冷媒14と混合され、その一部が外部液冷媒14とともに流出ポート16から流出する。また、外部液冷媒通過部13Bに流入した外部液冷媒14の一部が、混合された内部液冷媒12とともに、図16中矢印Bで示されるように、液冷媒流路11内を下降する。このように、外部液冷媒通過部13Bに流入した外部液冷媒14の一部が、液冷媒流路11内に流入して、液冷媒流路11内に強制的な対流を発生させるので、電動機本体1および電力変換装置8を効果的に冷却することができる。
さらに、実施の形態11によれば、流出ポート16が外部液冷媒通過部13Bの鉛直方向の上面の周方向他側に取り付けられているので、外部液冷媒通過部13B内に存在する空気は、速やかに流出ポート16から外部に流出し、外部液冷媒通過部13B内の空気の残存量を少なくすることができる。
実施の形態12.
図17はこの発明の実施の形態12に係る電動機を示縦横断面図である。なお、縦断面図とは、電動機の回転軸の軸心を含む断面を表した図である。
図17において、冷却装置10Hは、内部液冷媒12が封入された液冷媒流路11と、外部液冷媒14が流通可能に構成され、液冷媒流路11に接続している状態で配設された外部液冷媒通過部13Cと、を備える。外部液冷媒通過部13Cは、流入ポート15と流出ポート16とを連結する開孔管29を内部に備える。なお、開孔管29とは、内外を連通する孔29aが周壁に多数形成された管状部材である。
外部液冷媒通過部13Cは、下面を開口とする直方体の箱体に構成され、その開口を外周壁11aの開口に合わせて液冷媒流路11の鉛直方向の上部に配置され、液冷媒流路11と連通している状態で液冷媒流路11と一体に作製されている。そして、流入ポート15が、外部液冷媒通過部13Cの軸方向一端面に取り付けられている。同様に、流出ポート16が、外部液冷媒通過部13Cの軸方向他端面に取り付けられている。流入ポート15と流出ポート16とが開孔管29により連結されており、外部液冷媒14は、流入ポート15から開孔管29に流入し、開孔管29を流通して流出ポート16から外部に流出する。このとき、外部液冷媒14が、開孔管29の孔から流出し、外部液冷媒通過部13Cが外部液冷媒14で満たされる。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された電動機109では、電力変換装置8での発熱を受熱した内部液冷媒12が、液冷媒流路11内を鉛直方向の上方まで上昇し、開孔管29を介して外部液冷媒通過部13Cに流入した外部液冷媒14と接触する。内部液冷媒12は、外部液冷媒14との間で熱交換して低温となり、液冷媒流路11内を下降する。これにより、液冷媒流路11内に封入されている内部液冷媒12に対流が起こり、電動機本体1および電力変換装置8が冷却される。
したがって、実施の形態12においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
例えば、実施の形態1による冷却装置10では、外部液冷媒14が流入ポート15から外部液冷媒通過部13に直接流入するときに、外部液冷媒14の通過する断面積が異なることによって圧力損失が発生する。さらには、外部液冷媒14が外部液冷媒通過部13から流出ポート16に直接流出するときに、外部液冷媒14の通過する断面積が異なることによって圧力損失が発生する。
実施の形態12によれば、流入ポート15から流入した外部液冷媒14は、開孔管29を流通して、流出ポート16から流出する。そして、開孔管29を流通する外部液冷媒14の一部が、開孔管29の孔から外部液冷媒通過部13Cに流出する。また、内部液冷媒12と熱交換した外部液冷媒14が、開孔管29の孔から開孔管29内に流入する。これにより、上述の外部液冷媒14の外部液冷媒通過部13Cへの流入時、および外部液冷媒通過部13Cからの流出時における圧力損失の発生が抑制される。そこで、外部液冷媒14の流入量が圧力損失によって減少することがない。
さらに、開孔管29を流通する外部液冷媒14の一部が、開孔管29の孔から外部液冷媒通過部13Cに流出するので、液冷媒流路11内を上昇してきた内部液冷媒12と外部液冷媒14とが接触することができる。これにより、内部液冷媒12の冷却を阻害することなく、外部液冷媒14の流入量を増加することができる。
なお、上記各実施の形態では、車両用電動機について説明しているが、車両用発電機、車両用電動発電機などの車両用回転電機に適応しても、同様の効果が得られる。そして、車両用発電機の場合には、電力変換装置は、発電機本体で発生した交流電力を直流電力に変換するように構成される。そして、車両用電動発電機の場合には、電力変換装置は、外部の直流電力を交流電力に変換し、かつ本体で発生した交流電力を直流電力に変換するように構成される。
また、上記各実施の形態では、液冷媒流路が円筒状の内周壁を固定子に圧入して固定子に固定されているが、内周壁を省略し、固定子が液冷媒流路の内周壁を兼ねてもよい。
また、上記各実施の形態では、電力変換装置が液冷媒流路の外周壁に取り付けられているが、電力変換装置は、同軸に配置された内周壁と外周壁との軸方向両端の開口を塞口する端板に取り付けられてもよい。
また、上記各実施の形態では、電動機が回転軸の軸心を水平として設置され、冷却装置の液冷媒流路が固定子の外周に固定子と同軸に設置されているが、電動機は、必ずしも、回転軸の軸心が水平となるように設置される必要はなく、外部液冷媒通過部が、液冷媒流路の鉛直方向の上方位置に配置され、外部液冷媒通過部を通過する外部液冷媒が電力変換装置から受熱して液冷媒流路内を上昇してきた内部液冷媒と熱交換できればよい。
1 電動機本体(回転電機本体)、4 回転子、5 固定子、8 電力変換装置、8a 放熱面、9 接続部、10 冷却装置、11 液冷媒流路、11b 内周壁、11e 外周壁、12 内部液冷媒、13 外部液冷媒通過部、14 外部液冷媒、16 流入ポート、25 沸騰誘導部、27,28 導水板、29 開孔管。

Claims (11)

  1. 電力変換装置が変換した電力を用いて回転電機本体が車両に対する回転駆動を行う車両用回転電機において、
    前記回転電機本体を冷却する冷却装置を備え、
    前記冷却装置は、
    前記回転電機本体に取り付けられ、内部液冷媒が前記回転電機本体の外周に沿って循環する環状の内部液冷媒流路と、
    外部液冷媒が流通する外部液冷媒通過部と、を備え、
    前記外部液冷媒通過部は、前記回転電機本体の鉛直上方に位置する接続部で前記内部液冷媒流路に接続され、
    前記電力変換装置は、前記電力変換装置で発生する熱を放出する放熱面を備え、前記冷却装置に取り付けられ、前記接続部の鉛直下方の位置で、前記放熱面と前記内部液冷媒とが熱交換可能となっている車両用回転電機。
  2. 前記回転電機本体は、回転子と、前記回転子を囲繞する固定子と、を備え、
    前記内部液冷媒流路が、前記回転電機本体を囲繞するように配設されている請求項1記載の車両用回転電機。
  3. 前記内部液冷媒流路は、円筒形状に構成され、前記回転子と同軸に配設されている請求項2記載の車両用回転電機。
  4. 前記放熱面は、前記内部液冷媒流路の周壁の一部を構成している請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用回転電機。
  5. 前記放熱面は、凹凸形状に形成された、沸騰核の形成を促す沸騰誘導部を備える請求項4記載の車両用回転電機。
  6. 前記放熱面は、前記内部液冷媒流路の周壁の前記内部液冷媒と反対側の面に接している請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用回転電機。
  7. 前記内部液冷媒流路の周壁の、前記放熱面が接している領域の内周面は、凹凸形状に形成された、沸騰核の形成を促す沸騰誘導部を備える請求項6記載の車両用回転電機。
  8. 前記外部液冷媒通過部は、
    前記外部液冷媒を流入出させる流入ポートおよび流出ポートと、
    前記流入ポートと前記流出ポートとの間に配設され、前記流入ポートから流入した前記外部液冷媒を前記流入ポートより鉛直下方に誘導する導水板と、を備える請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両用回転電機。
  9. 前記接続部における前記内部液冷媒の循環方向は、前記流入ポートから前記流出ポートに向かう方向と同じ方向である請求項8記載の車両用回転電機。
  10. 前記外部液冷媒通過部は、
    前記外部液冷媒を流入出させる流入ポートおよび流出ポートと、
    内外を連通する複数の孔が形成された、前記流入ポートと前記流出ポートとを連結する開孔管と、を備える請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両用回転電機。
  11. 前記外部液冷媒通過部が前記車両のエンジンに連結されており、前記外部液冷媒が前記エンジンを冷却する請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の車両用回転電機。
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