JPWO2017171077A1 - 熱交換器、及び磁気ヒートポンプ装置 - Google Patents

熱交換器、及び磁気ヒートポンプ装置 Download PDF

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Abstract

磁気熱量効果を発現する磁気熱量効果材料で構成された複数の線材121と、複数の前記線材121が充填されたケース13とを備える熱交換器10であって、前記線材121の線径が1mm未満である熱交換器10を提供する。本発明によれば、装置を大型化することなく、熱交換効率の向上が可能な熱交換器を提供することができる。

Description

本発明は、磁気熱量効果材料で構成された線材を有する熱交換器、及び磁気ヒートポンプ装置に関するものである。
文献の参照による組み込みが認められる指定国については、2016年3月31日に日本国に出願された特願2016−073403に記載された内容、および2016年5月30日に日本国に出願された特願2016−107635に記載された内容を参照により本明細書に組み込み、本明細書の記載の一部とする。
磁気熱量効果を発現する磁性体を有する熱交換器として、磁気熱量効果材料で構成された複数の粒子状の磁性体を、筒状のケースに挿入したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−77484号公報
特許文献1に記載の熱交換器では、磁気熱量効果材料として、粒子状の磁性体を使用するものであり、このような粒子状の磁性体においては、粒径を小さくすれば、熱交換媒体との接触面積が増加するため、一定程度までは熱交換効率が増大していくもの、さらに粒径を小さくすると、熱交換媒体の流れを阻害してしまい、熱交換効率が低下してしまう。そのため、粒子状の磁性体を用いた場合には、熱交換効率の向上には限界があった。
一方で、磁気熱量効果材料を用いた熱交換器においては、磁気熱量効果材料に与える磁界の強度を大きくすることで、熱交換効率を高めることが可能であるものの、磁界の強度を大きくするためには、使用する磁石を大型化する必要があり、そのため、装置自体が大型化してしまうという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、装置を大型化することなく、熱交換効率の向上が可能な熱交換器、及び磁気ヒートポンプ装置を提供することである。
[1]本発明に係る熱交換器は、磁気熱量効果を発現する磁気熱量効果材料で構成された複数の線材と、複数の前記線材が充填されたケースとを備える熱交換器であって、前記線材の線径が1mm未満である。
[2]上記本発明において、前記線材の線径が0.1mm以上、1mm未満であってもよい。
[3]上記本発明において、複数の前記線材がそれぞれ撚り合わされて複数の撚線として、前記ケース内に充填されていてもよい。
[4]本発明に係る磁気ヒートポンプ装置は、上記熱交換器を備える。
本発明によれば、磁気熱量効果材料で構成された線材として、線径が1mm未満である線材を用いるため、熱交換器内における、熱交換媒体の流れが阻害されてしまうことを抑制しながら線材の、熱交換媒体との接触面積を確保することができるため、装置を大型化することなく(磁石を大型化することなく)、熱交換効率を適切に高めることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るMCM熱交換器を備える磁気ヒートポンプ装置の全体構成を示す図であり、ピストンが第1の位置にある状態を示す図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るMCM熱交換器を備える磁気ヒートポンプ装置の全体構成を示す図であり、ピストンが第2の位置にある状態を示す図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るMCM熱交換器の構成を示す分解斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態に係るMCM熱交換器の延在方向に沿った断面図である。 図5は、図4のV-V線に沿った断面図である。 図6は、本発明の一実施形態に係るMCM熱交換器に充填された複数の撚線を拡大して示す図である。 図7は、他の実施形態に係るMCM熱交換器の断面図である。 図8は、他の実施形態に係るMCM熱交換器の断面図である。 図9は、実施例、比較例で使用した試験装置を示す図である。 図10は、実施例1〜3、比較例1,2における、サイクル周波数(Hz)と出力密度(W/kg)との関係を示すグラフである。 図11は、参考例1〜3における、流体媒体の接触面積(m)と、流体媒体の平均流速(m/sec)との関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の実施形態に係る第1及び第2のMCM熱交換器10,20を備える磁気ヒートポンプ装置1の全体構成を示す図である。図3〜図6は本実施形態における第1及び第2のMCM熱交換器10,20を示す図である。
本実施形態における磁気ヒートポンプ装置1は、磁気熱量効果(Magnetocaloric effect)を利用したヒートポンプ装置であり、図1及び図2に示すように、第1及び第2のMCM熱交換器10,20と、ピストン30と、永久磁石40と、低温側熱交換器50と、高温側熱交換器60と、ポンプ70と、配管81〜84と、切替弁90とを備えている。
図3及び図4に示すように、第1のMCM熱交換器10は、複数の撚線(子撚線)12の束からなる集合体11と、当該集合体11が収容されたケース13と、ケース13に接続された第1のアダプタ16及び第2のアダプタ17とを備え、ケース13内に複数の撚線12が充填されている。
なお、第1のMCM熱交換器10と第2のMCM熱交換器20とは、同様の構成であるため、以下に第1のMCM熱交換器10の構成についてのみ説明し、第2のMCM熱交換器20の構成についての説明は省略して第1のMCM熱交換器10の構成についての説明を援用する。また、図3〜図6では、第1のMCM熱交換器10を示し、第2のMCM熱交換器20については対応する符号を括弧付きで付すに止め、図示を省略する。
図5及び図6に示すように、撚線12は、相互に撚り合わされた少なくとも2本(例えば、図5に示すように3本)の線材121により構成されている。線材121は、磁気熱量効果を発現する磁気熱量効果材料(MCM:Magnetocaloric Effect Material)から構成された円形の断面形状を有する線状の磁性体である。このMCMから構成される線材121に磁場を印加すると、電子スピンが揃うことで磁気エントロピーが減少し、当該線材121は発熱して温度が上昇する。一方、線材121から磁場を除去すると、電子スピンが乱雑となり磁気エントロピーが増加し、当該線材121は吸熱して温度が低下する。
この線材121を構成するMCMは、磁性体であれば特に限定しないが、例えば、常温域で高い磁気熱量効果を発現する磁性体であることが好ましい。こうしたMCMの具体例としては、例えば、ガドリニウム(Gd)、ガドリニウム合金、ランタン−鉄−シリコン(La−Fe−Si)系化合物等を例示することができる。
また、本実施形態においては、この線材121として、線径(長さ方向と直交する面における、直径)が1mm未満であるものを用いる。線材121の線径は、好ましくは0.1mm以上、1mm未満であり、より好ましくは0.1mm以上、0.5mm以下である。なお、第1のMCM熱交換器10は、複数の線材121を備えるものであるが、製造誤差等により複数の線材121の線径にバラツキがある場合には、第1のMCM熱交換器10を構成する複数の線材121の線径の平均値が上記範囲にあればよい。
本実施形態によれば、線材121として、線径が1mm未満のものを用いることにより、第1のMCM熱交換器10内における、液体媒体の流れを良好なものとしながら、線材121の表面積を高くすることでき、これにより第1のMCM熱交換器10による熱交換効率を高めることができるものである。なお、線材121の線径の下限としては、特に限定されないが、好ましくは0.1mm以上であり、線材121の線径が0.1mm未満であると、液体媒体の流れが阻害されてしまい、熱交換効率が低下してしまうおそれがある。
撚線12は、液体媒体の流路を適切に確保することができるという観点より、2〜4本の線材121を撚り合せたものを使用することが好ましいが、それ以上の本数の線材121を撚り合せたものであってもよい。少なくとも2本の線材121を撚る方向としては、時計回り方向であっても、反時計回り方向であってもよい。
集合体11は、相互に並列された複数の撚線12の束により構成されていてもよいし、複数の撚線12が撚り合されて構成されていてもよい。集合体11における複数の撚線12の撚り方としては、集合撚り、同心撚り等を例示することができる。集合撚りとは、複数の撚線12を束ねてその束の軸心の周りに撚る撚り方である。同心撚りとは、一の撚線12に一又は複数の撚線12を撚り合わせる撚り方である。複数の撚線12を撚る方向としては、時計回り方向であっても、反時計回り方向であってもよい。
撚線12を束ねた集合体11では、隣接する撚線12同士の側面の間に流路が形成されている。なお、理解を容易にするために、図3及び図5には、実際の本数よりも少ない本数の撚線12から構成される集合体11を示しているが、実際には、数百本以上の撚線12から集合体11が構成されている。
図3〜図5に示すように、集合体11は、ケース13に挿通されている。ケース13は、矩形筒状に構成されている。このケース13の軸方向の一端及び他端には、第1の開口131及び第2の開口132がそれぞれ形成されている。撚線12は、直線状に延在しており、この撚線12の延在方向とケース13の軸方向とは一致している。また、第1及び第2の開口131,132の中心は、集合体11の中心と同軸上に位置している。
図3に示すように、ケース13の第1の開口131には第1のアダプタ16が接続されており、第2の開口132には第2のアダプタ17が接続されている。この第1及び第2のアダプタ16,17としては、例えば、熱収縮チューブや樹脂成型品や金属加工品などを用いることができる。
第1のアダプタ16は、第1の開口131との接続される側の反対側に、第1の連結口161を有している。この第1の連結口161は、第1の低温側配管81を介して、低温側熱交換器50に連通している。第2のアダプタ17も、第2の開口132と接続される側の反対側に、第2の連結口171を有している。この第2の連結口171は、第1の高温側配管83を介して、高温側熱交換器60に連通している。この第1及び第2の連結口161,171の中心は、集合体11の中心と同軸上に位置している。
同様に、第2のMCM熱交換器20のケース23にも、複数の撚線22を束ねた集合体21が収容され、ケース23内に複数の撚線22が充填されている。そして、第1のMCM熱交換器10と同様、ケース23の第3の開口231には第3のアダプタ26が接続され、当該ケース23の第4の開口232には第4のアダプタ27が接続されている。この第2のMCM熱交換器20は、第3のアダプタ26の第3の連結口261に連結された第2の低温側配管82を介して、低温側熱交換器50に連通している。一方、第2のMCM熱交換器20は、第4のアダプタ27の第4の連結口271に連結された第2の高温側配管84を介して、高温側熱交換器60に連通している。
なお、本実施形態では、第2のMCM熱交換器20の線材221は、第1のMCM熱交換器10の線材121と同様の構成であり、同様の線径を有するものである。また、第2のMCM熱交換器20の撚線22は、第1のMCM熱交換器10の撚線12と同様の構成である。また、第2のMCM熱交換器20の撚線22の集合体21は、第1のMCM熱交換器10の撚線12の集合体11と同様の構成である。さらに、第2のMCM熱交換器20のケース23は、第1のMCM熱交換器10のケース13と同様の構成である。
例えば、図1及び図2に示すように、本実施形態における磁気ヒートポンプ装置1を用いた空気調和装置を冷房として機能させる場合には、低温側熱交換器50と室内の空気との間で熱交換を行うことで室内を冷やすと共に、高温側熱交換器60と室外との間で熱交換を行うことで室外に放熱する。
これに対し、当該空気調和装置を暖房として機能させる場合は、高温側熱交換器60と室内の空気との間で熱交換を行うことで室内を暖めると共に、低温側熱交換器50と室外の空気との間で熱交換を行うことで室外から吸熱する。
以上のように、二つの低温側配管81,82と二つの高温側配管83,84によって、4つのMCM熱交換器10,20,50,60を含む循環路が形成されており、ポンプ70によって当該循環路内に液体媒体が圧送される。液体媒体の具体例としては、例えば、水、不凍液、エタノール溶液、又は、これらの混合物等の液体を例示することができる。
第1及び第2のMCM熱交換器10,20は、ピストン30の内部に収容されている。このピストン30は、アクチュエータ35によって、一対の永久磁石40の間を往復移動することが可能となっている。具体的には、このピストン30は、図1に示すような「第1の位置」と、図2に示すような「第2の位置」との間を往復移動することが可能となっている。なお、アクチュエータ35の一例としては、例えば、エアシリンダ等を例示することができる。
ここで、「第1の位置」は、第1のMCM熱交換器10が永久磁石40の間に介在せず、第2のMCM熱交換器20が永久磁石40の間に介在するようなピストン30の位置である。これに対し、「第2の位置」は、第1のMCM熱交換器10が永久磁石40の間に介在し、第2のMCM熱交換器20が永久磁石40の間に介在しないようなピストン30の位置である。
なお、第1及び第2のMCM熱交換器10,20に代えて、永久磁石40をアクチュエータ35により往復移動させてもよい。あるいは、永久磁石40に代えて、コイルを有する電磁石を用いてもよく、この場合には、第1及び第2のMCM熱交換器10,20又は磁石を移動させる機構が不要となる。また、コイルを有する電磁石を用いる場合には、第1及び第2のMCM熱交換器10,20の線材121,221に対する磁場の印加/除去に代えて、線材121,221に印加した磁場の大きさを変更するようにしてもよい。
切替弁90は、第1の高温側配管83と第2の高温側配管84に設けられている。この切替弁90は、上述のピストン30の動作に連動して、ポンプ70により液体媒体の供給先を、第1のMCM熱交換器10、又は、第2のMCM熱交換器20に切り替えると共に、高温側熱交換器60の接続先を、第2のMCM熱交換器20、又は、第1のMCM熱交換器10に切り替える。
次に、本実施形態における磁気ヒートポンプ装置1の動作について説明する。
まず、ピストン30を図1に示す「第1の位置」に移動させると、第1のMCM熱交換器10の線材121が消磁されて温度が低下する一方で、第2のMCM熱交換器20の線材221が着磁されて温度が上昇する。
これと同時に、切替弁90によって、ポンプ70→第1の高温側配管83→第1のMCM熱交換器10→第1の低温側配管81→低温側熱交換器50→第2の低温側配管82→第2のMCM熱交換器20→第2の高温側配管84→高温側熱交換器60→ポンプ70からなる第1の経路が形成される。
このため、消磁によって温度が低下した第1のMCM熱交換器10の線材121によって液体媒体が冷却され、当該液体媒体が低温側熱交換器50に供給されて、当該低温側熱交換器50が冷却される。
一方、着磁されて温度が上昇した第2のMCM熱交換器20の線材221によって液体媒体が加熱され、当該液体媒体は高温側熱交換器60に供給されて、当該高温側熱交換器60が加熱される。
次いで、ピストン30を図2に示す「第2の位置」に移動させると、第1のMCM熱交換器10の線材121が着磁されて温度が上昇する一方で、第2のMCM熱交換器20の線材221が消磁されて温度が低下する。
これと同時に、切替弁90によって、ポンプ70→第2の高温側配管84→第2のMCM熱交換器20→第2の低温側配管82→低温側熱交換器50→第1の低温側配管81→第1のMCM熱交換器10→第1の高温側配管83→高温側熱交換器60→ポンプ70からなる第2の経路が形成される。
このため、消磁によって温度が低下した第2のMCM熱交換器20の線材221によって液体媒体が冷却され、当該液体媒体が低温側熱交換器50に供給されて、当該低温側熱交換器50が冷却される。
一方、着磁されて温度が上昇した第1のMCM熱交換器10の線材121によって液体媒体が加熱され、当該液体媒体は高温側熱交換器60に供給されて、当該高温側熱交換器60が加熱される。
そして、以上に説明したピストン30の「第1の位置」と「第2の位置」との間の往復移動を繰り返し、第1及び第2のMCM熱交換器10,20内の線材121,221に対する磁場の印加・除去を繰り返すことにより、低温側熱交換器50の冷却と、高温側熱交換器60の加熱とが継続される。
本実施形態によれば、MCM熱交換器10,20の線材121,221として、その線径が1mm未満であるものを用いるため、液体媒体の流れを良好なものとしながら、線材121の表面積を高くすることできるものであり、これによりMCM熱交換器10,20の線材121,221による熱交換効率を高めることができるものである。
特に、本実施形態の磁気ヒートポンプ装置1においては、上述したように、ピストン30の「第1の位置」と「第2の位置」との間の往復移動を繰り返し、第1及び第2のMCM熱交換器10,20内の線材121,221に対する磁場の印加・除去を繰り返すことにより、熱交換を行うものである。そのため、このような往復移動の移動速度、すなわち、サイクル周波数(単位時間当たりの往復移動回数)を高めることで、熱交換効率の向上が期待できる。その一方で、磁気熱量効果を発現する磁気熱量効果材料として、粒子状の磁気熱量効果材料を使用した場合には、熱交換媒体としての液体流体の流れを阻害してしまうため、サイクル周波数を高めても、熱交換効率の向上には限界があった。すなわち、粒子状の磁気熱量効果材料を用いた場合において、サイクル周波数を高めると、これに、液体流体が追従することができず、サイクル周波数を高めたことによる効果を得ることができないものであった。なお、粒子状の磁気熱量効果材料を用いた場合において、液体流体の流れを阻害しないように、粒子径の大きなものを用いる方法も考えられるが、粒子状の磁気熱量効果材料の表面積が小さくなってしまい、そもそも、磁気熱量効果材料と、流体媒体との熱交換効率が低下してしまうこととなってしまう。
これに対して、本実施形態によれば、MCM熱交換器10,20の線材121,221として、その線径が1mm未満であるものを用いることで、液体媒体の流れを良好なものとしながら、線材121,221の表面積を高くすることできるため、サイクル周波数を高めた場合でも、これに、液体媒体が適切に追従することができ、結果として、サイクル周波数を高めることによる、熱交換効率の向上を適切に実現できるものである。特に、本実施形態によれば、サイクル周波数を高めることにより、熱交換効率の向上を適切に実現できるため、磁石を大型化することで、磁界の強度を大きくするという方法によらずとも、熱交換効率を高めることができるものである。すなわち、本実施形態によれば、装置を大型化することなく、熱交換効率を適切に高めることができるものである。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。従って、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上述の実施形態では、3本の線材121が撚り合わされた撚線12を用いたが、図7に示すように、撚線12を2本の線材121を撚り合わせて構成してもよく、あるいは、4本の線材121を撚り合わせて構成してもよい。ここで、5、6本の線材121を撚り合わせて撚線12を構成する場合には、撚線12の外周が円形となるように線材121を撚り合わせると、撚線12の中心にできる隙間が大きくなるので、撚線12の形状が崩れやすくなってしまう。また、7本以上の線材121を撚り合わせて撚線12を構成する場合には、1本の線材121の周りで6本以上の線材121を撚り合わせる構成になるので、液体媒体の流路を確保する効果が小さい。それに対して、2〜4本の線材121を撚り合わせて撚線12を構成する場合には、撚線12の中心にできる隙間が小さくなるので、線材121を撚り合わせることが容易であり、撚線12の形状の崩れを抑制できる。また、液体媒体の流路を確保する効果も大きい。
また、上述の実施形態では、線材121として、撚り合わされて撚線12とされたものを用いたが、図8に示すように、線材121として、撚り合わされていない単線の線材121の形態とし、単線の線材121の集合体11をケース13に挿通することにより構成してもよい。
さらに、上述の実施形態では、ケース13として、矩形筒状に構成されたものを用いたが、矩形筒状に限定されず、例えば、円筒状に構成されたものを用いてもよい。
また、上述した磁気ヒートポンプ装置の構成は一例であり、本発明に係る製造方法で製造した熱交換器をAMR(Active Magnetic Refrigeration)方式等の他の磁気ヒートポンプ装置に適用してもよい。
以下に、比較例及び参考例とともに、実施例を挙げて、本発明についてより具体的に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されない。
<実施例・比較例>
実施例、比較例においては、図9に示す試験装置を使用して評価を行った。図9に示す試験装置は、MCM熱交換器10aと、MCM熱交換器10aの両端に接続された環状の流路80aと、流路80a内に設けられたピストン30aと、永久磁石40aとを備える。
本試験装置においては、MCM熱交換器10aは、内径14mm×14mm、長さ100mmの矩形筒状のケースを備え、ケース内部に、各実施例・比較例に係る磁性体材料を充填することで、MCM熱交換器として作用するものである。永久磁石40aは、図中の矢印方向に往復移動することで、MCM熱交換器10aに対して、接離可能となっている。また、流路80a内には、流体媒体としての水が充填されており、ピストン30aが図中の矢印方向に往復移動することで、流体媒体としての水が、図中のMCM熱交換器10a内に、高温側供給口10b及び低温側供給口10cから交互に供給可能となっている。
そして、本試験装置においては、永久磁石40aと、ピストン30aとが互いに同期して図中の矢印方向に往復移動することで、MCM熱交換器10a内に備えられた磁性体材料の着磁・消磁と、流体媒体としての水が、MCM熱交換器10a内に、高温側供給口10b及び低温側供給口10cから交互に供給される動作とが行われる。
以下、図9に示す試験装置を用いた実施例、比較例について説明する。
<実施例1>
実施例1においては、磁性体材料として、ガドリニウム(Gd)からなる線材を3本撚り合わせて撚線としたものを使用した。具体的には、この撚線を束ねて図5に示すような態様にて、内径14mm×14mm、長さ100mmの矩形筒状のケース内に充填したものを、MCM熱交換器10aとし、図9に示す試験装置を用いて、出力密度(磁性体材料の単位重量当たりの出力)の測定を行った。なお、実施例1においては、MCM熱交換器10aに充填する、ガドリニウム(Gd)からなる複数の線材として、その平均線径が0.25mmとなるものを使用した。実施例1における、ケース内部での線材の充填率は58%であった。ここで、充填率は、ケース内部の容積と、ケースに充填された複数の線材の数及び平均線径とに基づいて算出した(後述する実施例2,3、比較例1,2、及び参考例1〜3においても同様。ただし、比較例1及び参考例3は、平均線径に代えて平均粒径を使用。)。また、実施例1においては、出力密度の測定は、サイクル周波数(1秒当たりに、永久磁石40a及びピストン30aを往復移動させる回数)を、それぞれ、1Hz、5Hz、及び10Hzとした条件にて測定を行った。結果を図10に示す。
なお、各実施例、比較例及び参考例では、使用した線材の線径について、その平均値、すなわち、平均線径で示したが、各実施例、比較例及び参考例で使用した各線材は、製造誤差が含まれている程度の線径バラツキのみを含むものであった。
<実施例2>
実施例2においては、磁性体材料として、ガドリニウム(Gd)からなる線材を3本撚り合わせて撚線としたものを使用し、これを束ねたものを使用して、これを、内径14mm×14mm、長さ100mmの矩形筒状のケース内に充填したものを、MCM熱交換器10aとした以外は、実施例1と同様にして出力密度の測定を行った。実施例2においては、MCM熱交換器10aに充填する、ガドリニウム(Gd)からなる複数の線材として、その平均線径が0.49mmとなるものを使用した。なお、実施例2における、ケース内部での線材の充填率は58%であった。また、実施例2においては、出力密度の測定は、サイクル周波数を、それぞれ、1Hz、3Hz、及び5Hzとした条件にて測定を行った。結果を図10に示す。
<実施例3>
実施例3においては、磁性体材料として、ガドリニウム(Gd)からなる線材をそのまま束ねたものを使用して(すなわち、図8に示す態様)、これを、内径14mm×14mm、長さ100mmの矩形筒状のケース内に充填したものを、MCM熱交換器10aとした以外は、実施例1と同様にして出力密度の測定を行った。実施例3においては、MCM熱交換器10aに充填する、ガドリニウム(Gd)からなる複数の線材として、その平均線径が0.99mmとなるものを使用した。なお、実施例3における、ケース内部での線材の充填率は79%であった。また、実施例3においては、出力密度の測定は、サイクル周波数を、それぞれ、1Hz、2Hz、及び5Hzとした条件にて測定を行った。結果を図10に示す。
<比較例1>
比較例1においては、磁性体材料として、ガドリニウム(Gd)からなる平均粒径0.3mmの粒子を使用して、これを、内径14mm×14mm、長さ100mmの矩形筒状のケース内に充填したものを、MCM熱交換器10aとした以外は、実施例1と同様にして出力密度の測定を行った。なお、比較例1における、ケース内部での粒子の充填率は60%であった。また、比較例1においては、出力密度の測定は、サイクル周波数を、それぞれ、0.5Hz、1Hz、1.5Hz、2Hz、3Hz、5Hz、7.5Hz、及び10Hzとした条件にて測定を行った。結果を図10に示す。
<比較例2>
比較例2においては、磁性体材料として、ガドリニウム(Gd)からなる線材をそのまま束ねたものを使用して(すなわち、図8に示す態様)、これを、内径14mm×14mm、長さ100mmの矩形筒状のケース内に充填したものを、MCM熱交換器10aとした以外は、実施例1と同様にして出力密度の測定を行った。実施例3においては、MCM熱交換器10aに充填する、ガドリニウム(Gd)からなる複数の線材として、その平均線径が1.98mmとなるものを使用した。なお、比較例2における、ケース内部での線材の充填率は79%であった。また、比較例2においては、出力密度の測定は、サイクル周波数を、それぞれ、1Hz、3Hz、5Hz、及び7.5Hzとした条件にて測定を行った。結果を図10に示す。
<実施例、比較例の評価>
図10は、実施例1〜3、比較例1,2における、サイクル周波数(Hz)と出力密度(W/kg)との関係を示すグラフである。図10に示すように、磁性体材料として、線径(平均線径)が1mm未満である線材を使用した実施例1〜3においては、いずれのサイクル周波数においても、粒子状の磁性材料を使用した比較例1及び線径(平均線径)が1mm以上である線材を使用した比較例2と比較して、同等以上の出力密度が得られることが確認できる。
特に、サイクル周波数を5Hz以上と高くした場合には、粒子状の磁性材料を使用した比較例1においては、サイクル周波数を高くしているにも拘わらず、出力密度が低下する傾向にあった。その一方で、磁性体材料として、線径(平均線径)が1mm未満である線材を使用した実施例1〜3においては、サイクル周波数を5Hz以上と高くした場合でも、これに伴い、出力密度が向上していることが確認できる。すなわち、実施例1〜3の結果より、線径(平均線径)が1mm未満である線材を使用することで、サイクル周波数を高めることによる、熱交換効率の向上を適切に実現できるものであることが確認できる。
<参考例>
参考例においては、図9に示す試験装置において、MCM熱交換器10aに対して、ポンプにより0.03MPaの吐出圧力にて、流体媒体としての水を流した際の、流体媒体としての水の平均流速(m/sec)の測定を行った。
<参考例1>
参考例1においては、銅(Cu)からなる線材を3本撚り合わせて撚線としたものを使用し、この撚線を束ねて図5に示すような態様にて、内径14mm×14mm、長さ100mmの矩形筒状のケース内に充填したものを、MCM熱交換器10aとし、流体媒体としての水の平均流速の測定を行った。なお、参考例1においては、銅(Cu)からなる複数の線材として、それぞれ、平均線径が0.18mmであるもの(流体媒体との接触面積:0.28m、ケース内での充填率:58%)、及び平均線径が0.25mmであるもの(流体媒体との接触面積:0.22m、ケース内での充填率:58%)の2種類について評価を行った。流体媒体との接触面積は、ケース内部の容積と線材の平均線径とに基づいて算出した(後述する参考例2,3においても同様。ただし、参考例3は、平均線径に代えて平均粒径を使用。)。結果を図11に示す。
<参考例2>
参考例2においては、銅(Cu)からなる線材をそのまま束ねたものを使用して、図8に示すような態様にて、内径14mm×14mm、長さ100mmの矩形筒状のケース内に充填したものを、MCM熱交換器10aとし、流体媒体としての水の平均流速の測定を行った。なお、参考例2においては、銅(Cu)からなる複数の線材として、それぞれ、平均線径が0.18mmであるのもの(流体媒体との接触面積:0.33m、ケース内での充填率:79%)、平均線径が0.25mmであるのもの(流体媒体との接触面積:0.25m、ケース内での充填率:79%)、平均線径が1.0mmであるのもの(流体媒体との接触面積:0.06m、ケース内での充填率:79%)、及び平均線径が2.0mmであるのもの(流体媒体との接触面積:0.03m、ケース内での充填率:79%)の4種類について評価を行った。結果を図11に示す。
<参考例3>
参考例3においては、ガドリニウム(Gd)からなる粒子を使用して、これを、内径14mm×14mm、長さ100mmの矩形筒状のケース内に充填したものを、MCM熱交換器10aとし、流体媒体としての水の平均流速の測定を行った。なお、参考例3においては、ガドリニウム(Gd)からなる粒子として、それぞれ、平均粒径0.3mm(流体媒体との接触面積:0.33m、ケース内での充填率:60%)、及び、平均粒径0.5mm(流体媒体との接触面積:0.19m、ケース内での充填率:60%)であるものの2種類について評価を行った。結果を図11に示す。
<参考例の評価>
図11は、参考例1〜3における、流体媒体の接触面積(m)と、流体媒体の平均流速(m/sec)との関係を示すグラフである。図11に示すように、参考例2の結果によれば、ダルシー・ワイズバッハの式を使用することにより、図11に示すような近似曲線を得ることができる。そして、この参考例2の近似曲線を、参考例1及び参考例3にも適用することで得られた参考例1及び参考例3の近似曲線を図11に示した。なお、本例では、ダルシー・ワイズバッハの式を使用したが、ダルシー・ワイズバッハの式に代えて、ファニングの式、ハーゲン・ポアズイユの式などを用いても、同様の近似曲線を得ることができる。
ここで、上述の比較例1の結果より、平均粒径0.3mmのガドリニウム(Gd)からなる粒子を使用した場合には、サイクル周波数を高くした場合における熱交換効率に劣るものであったが、その原因としては、サイクル周波数を高くすると、流体媒体が追従できなくなる(流速が十分でない)ことによると考えられる。そして、図11に示すように、粒径0.3mmのガドリニウム(Gd)からなる粒子を使用した場合における、平均流速は0.042m/sec程度であり、これを下回ると、サイクル周波数を比較的高くした場合における熱交換効率に劣るものとなるおそれがあると考えられる。
これに対し、図11に示す、参考例1及び参考例2の近似曲線、特に、参考例2の近似曲線において、平均流速が0.042m/sec程度まで低下するのは、流体媒体との接触面積が0.63m程度であって、線径が0.098mm程度であり、このことから、本実施形態における、MCM熱交換器10,20の線材121,221の線径の下限は、0.1mm以上であることが好ましいといえる。
1・・・磁気ヒートポンプ装置
10・・・第1のMCM熱交換器
11・・・集合体
12・・・撚線
121・・・線材
13・・・ケース
131・・・第1の開口
132・・・第2の開口
16・・・第1のアダプタ
161・・・第1の連結口
17・・・第2のアダプタ
171・・・第2の連結口
20・・・第2のMCM熱交換器
21・・・集合体
22・・・撚線
221・・・線材
23・・・ケース
231・・・第3の開口
232・・・第4の開口
26・・・第3のアダプタ
261・・・第3の連結口
27・・・第4のアダプタ
271・・・第4の連結口
30・・・ピストン
35・・・アクチュエータ
40・・・永久磁石
50・・・低温側熱交換器
60・・・高温側熱交換器
70・・・ポンプ
81・・・第1の低温側配管
82・・・第2の低温側配管
83・・・第1の高温側配管
84・・・第2の高温側配管
90・・・切替弁

Claims (4)

  1. 磁気熱量効果を発現する磁気熱量効果材料で構成された複数の線材と、
    複数の前記線材が充填されたケースとを備える熱交換器であって、
    前記線材の線径が1mm未満である熱交換器。
  2. 請求項1に記載の熱交換器であって、
    前記線材の線径が0.1mm以上、1mm未満である熱交換器。
  3. 請求項1又は2に記載の熱交換器であって、
    複数の前記線材はそれぞれ撚り合わされて複数の撚線として、前記ケース内に充填されている熱交換器。
  4. 請求項1又は2に記載の熱交換器を備える磁気ヒートポンプ装置。
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