JPWO2017098622A1 - バルブ装置 - Google Patents

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Abstract

従来のバルブ装置よりも、弾性体の押圧をシールに伝えやすくし、耐久性を持たせつつ、弾性体の力の大きさを変えずに、さらにシール性を向上させることが求められている。
バルブ装置内に、流体が通る流体通路を有するハウジングと、ハウジング内に摺動可能に設けられ、摺動により流体通路を開閉する弁を有する弁軸と、ハウジングと弁軸との間に弁軸を径方向に囲むように設けられ、弁軸の軸線方向に凹部を有し圧力により変形するシールとシールの凹部に設けられ弁軸の径方向にシールを押圧する弾性体とを有するシール部とを設けるようにし、シール部は、シールの凹部の弁軸側にある側面の付け根の第一の厚さ群がシールの凹部の弁軸側にある側面の弁軸と接触する部分の第二の厚さ群よりも薄いようにする。

Description

本発明は、流体の漏洩を抑制するシールを有するバルブ装置に関するものである。
従来のバルブ装置は、アクチュエータ等によってハウジング内にある弁軸を軸受けに支持させながら摺動させ、弁軸に取り付けられた弁がハウジング内にある流体の通路を開閉することにより、流体の流量を調節している。
しかし、従来のバルブ装置は、弁軸と軸受けの間から不要な箇所に流体が漏洩していた。
この改善策として、従来の排気ガス循環バルブ装置は、ハウジングと弁軸との間に弾性体と弾性体の外面を覆うように設けられたシールとからなるシール部を設けている。シール部は、プラグがハウジングに圧入密着され、弾性体が径方向に押し広げられることによってシールを弁軸に押し付けると共に弾性体がシールをプラグに押し付ける。従来の排気ガス循環バルブ装置は、上記のような構成にしたので、排気圧力に左右されることなく弁軸と軸受けの隙間から排気ガスや異物、水分等が弁軸の摺動部分や、弁軸を駆動するアクチュエータ部分に漏洩するのを抑制し、弁軸と軸受けとのシール性を向上させる。(例えば、特許文献1参照。)
国際公開第2010/018650号
しかしながら、弾性体の押圧をシールに伝えやすくし、耐久性を持たせつつ、弾性体の力の大きさを変えずに、上記した従来の排気ガス循環バルブ装置よりもさらにシール性を向上させることが求められている。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、弾性体の押圧をシールに伝えやすくし、耐久性を持たせつつ、弾性体の力の大きさを変えずに、さらにシール性を向上させるバルブ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るバルブ装置は、流体が通る流体通路を有するハウジングと、ハウジング内に摺動可能に設けられ、摺動により流体通路を開閉する弁を有する弁軸と、ハウジングと弁軸との間に弁軸を径方向に囲むように設けられ、弁軸の軸線方向に凹部を有し圧力により変形するシールとシールの凹部に設けられ弁軸の径方向にシールを押圧する弾性体とを有するシール部とを備え、シール部は、シールの凹部の弁軸側にある側面の付け根の第一の厚さ群がシールの凹部の弁軸側にある側面の弁軸と接触する部分の第二の厚さ群よりも薄い。
本発明に係るバルブ装置によれば、シールが変形しやすくなるため、弾性体の押圧をシールに伝えやすくなり、耐久性を持たせつつ、弾性体の力の大きさを変えずに、弁軸へのシールの追従性を向上させシール性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係るバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置の軸線方向断面図である。 本発明の実施の形態1に係るバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置のフィルタの拡大軸線方向断面図である。 本発明の実施の形態1に係るバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置のシール部の拡大軸線方向断面図である。
以下、本発明に係るバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置を例に挙げて、図面を参照しつつ説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置1の軸線方向断面図を示す。本発明の実施の形態1に係る排気ガス循環バルブ装置1は、排気ガスの流量を調節するものである。排気ガス循環バルブ装置1は、流体が通る通路を有するハウジング2と、ハウジング2内にある弁軸3と、弁軸3を支持する軸受け4と、弁軸3を摺動させるアクチュエータ5と、弁軸3に取り付けられハウジング2の通路を開閉する弁6,7と、弁6,7と当接する弁座8,9と、弁軸3のアクチュエータ5側の端部に当接するバネ受け座10と、バネ受け座10を付勢する付勢体11と、弁軸3の表面の付着物を除去するフィルタ12と、ハウジング2と弁軸3との間をシールするシール部13と、軸受け4とフィルタ12とシール部13とをハウジング2に固定する固定部14と、弁軸3のアクチュエータ5側と反対側の端部を支持する軸端受け15と、軸端受け15を覆う蓋体16とを備えている。
ハウジング2は、ハウジング2と連通した図示しないパイプから排気ガスが流入してくる流入口17と、ハウジング2と連通した図示しないパイプへ排気ガスを流出させる流出口18,19とを設けており、流入口17と流出口18,19とはハウジング2内においてそれぞれ通路で連通している。
また、ハウジング2は、軸受け4とフィルタ12とシール部13とを固定部14によって固定するための突起27が設けられている。
弁軸3は、円柱形状をしており、ハウジング2内に軸線方向に摺動可能に設けられている。
なお、弁軸3は、円柱形状でなくても軸線方向に摺動可能な棒状であれば、これに限らない。
軸受け4は、弁軸3よりも径が大きい円柱形状をしている。軸受け4は、ハウジング2内に設けられ、軸線方向に弁軸3を通す貫通穴が設けられており、弁軸3を軸線方向に摺動可能に支持している。つまり、軸受け4の径方向の断面は円環状となる。
なお、軸受け4は、円柱形状をしているとしたが、弁軸3を通す貫通穴が設けられ、弁軸3を支持できるものであれば、これに限らない。また、軸受け4の径方向の断面は円環状の形状をしているとしたが、弁軸3を支持できるのであれば、これに限らない。
アクチュエータ5は、ハウジング2の端面に取り付けられている。アクチュエータ5は、弁軸3を軸線方向に押圧するアクチュエータ軸20を有し、アクチュエータ軸20でバネ受け座10を介して弁軸3を押圧することにより弁軸3を摺動させる。
なお、アクチュエータ5は、例えばモータ等である。
弁6,7は、弁軸3よりも径が大きい円盤形状をしており、弁軸3を通す貫通穴が設けられている。弁6,7は、径方向の断面は円環状の形状をしており、軸線方向の断面は弁座8,9と当接させやすいように左右の隅が切られた台形の形状をしている。
弁6,7は、貫通穴に弁軸3を通して、弁軸3に取り付けられ、弁軸3の摺動に伴い、ハウジング2内を移動する。このようにして、弁6,7は、ハウジング2の流入口17と流出口18,19とがそれぞれ連通する通路を開閉可能なように弁軸3に取り付けられている。
なお、弁6,7は、径方向の断面は円環状の形状をしており、軸線方向の断面は弁座8,9と当接させやすいように左右の隅が切られた台形の形状をしているとしたが、弁軸3を通す貫通穴が設けられ、弁座8,9と当接させることでハウジング2の流入口17と流出口18,19とがそれぞれ連通する通路を開閉可能にさせる形状であれば、これに限らない。
弁座8,9は、貫通穴が設けられ、弁座8,9の外径が弁6,7の外径よりも大きく、弁座8,9の内径が弁6,7の外径よりも小さい円環状をしている。弁座8,9は、弁6,7がハウジング2の流入口17と流出口18,19とがそれぞれ連通する通路を塞ぐ際に、弁6,7に当接してシールするようにハウジング2に取り付けられる。弁座8,9は、例えば樹脂製のシールである。弁座8,9を樹脂製のシールとすることで、弁6,7がハウジング2の流入口17と流出口18,19とがそれぞれ連通する通路を塞ぐ際にシール性が高まる。
なお、弁座8,9は、円環状をしているとしたが、弁6,7がハウジング2の流入口17と流出口18,19とがそれぞれ連通する通路を塞ぐ際に、弁6,7に当接してシールするような形状であれば、これに限らない。
バネ受け座10は、径方向に広がる淵とアクチュエータ5側の反対側に凸部を設けた形状をしている。バネ受け座10は、バネ受け座10の凸部が弁軸3のアクチュエータ5側の端部に当接するように弁軸3に取り付けられている。
なお、バネ受け座10は、径方向に広がる淵とアクチュエータ5側の反対側に凸部を設けた形状をしているとしたが、円盤形状等、弁軸3のアクチュエータ5側の端部に当接する箇所があれば、これに限らない。
付勢体11は、ハウジング2とバネ受け座10の径方向に広がる淵との間に圧縮した状態で設けられている。付勢体11がハウジング2とバネ受け座10との間に圧縮した状態で設けられていることにより、付勢体11の付勢力によってバネ受け座10がアクチュエータ5側に付勢され、それに伴いバネ受け座10が取り付けられた弁軸3がアクチュエータ5側に摺動し、弁軸3に取り付けられた弁6,7が弁座8,9と当接する方向に付勢される。
付勢体11は、例えばコイルバネ等である。なお、バネ受け座10を付勢できればコイルバネに限らない。また、付勢体11は、ハウジング2とバネ受け座10の径方向に広がる淵との間に圧縮した状態で設けられているとしたが、バネ受け座10が円盤形状の場合は、淵でなくてもよい。付勢体11は、バネ受け座10を付勢できればどこに設けてもかまわない。
図2は、本発明の実施の形態1に係るバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置1のフィルタ12の拡大軸線方向断面図を示す。フィルタ12は、弁軸3を通す貫通穴が設けられ、ハウジング2まで届く径方向に広がる淵とアクチュエータ5側の反対側に凸部を設けた形状をしている。フィルタ12は、ハウジング2の流入口17と流出口18,19とがそれぞれ連通する通路側に設けられている。
フィルタ12は、弁軸3に付着する排気ガスの煤等の付着物を削り落とすことができる。排気ガスの煤等の付着物を削り落とすことにより、弁軸3に付着物がついて弁軸3の径方向が大きくなり、摺動に支障が出ることを防止する。
フィルタ12は、ホルダ21と、網22と、押さえ板23とを備える。
ホルダ21は、軸受け4側の端部にハウジング2まで届く径方向に広がる淵を有し、軸受け4と反対側の端部に底を有する凸部を設けている。底には弁軸3を通す貫通穴を設けている。なお、底は平らとは限らず、尖っている形状等閉じた形状であればよい。
網22は、棒状をしており、ホルダ21内に設けられる。網22は、最初ホルダ21の淵から凸部の底までの深さよりも長くしている。また、網22は、弁軸3を通す貫通穴を有する。
網22は、例えば金網等である。なお、金網に限らない。
押さえ板23は、弁軸3を通す貫通穴が設けられ、円環状をしている。押さえ板23は、網22をホルダ21内に設ける際に、ホルダ21の淵に押さえ板23を当接させることで、網22をホルダ21に押圧する。これにより、網22は貫通穴を縮小するように変形し、弁軸3表面に精度よく当接する。また、押さえ板23は、網22がシール部13を傷つけることを防止する。
なお、押さえ板23は、円環状をしているとしたが、網22をホルダ21に押圧することができれば、これに限らない。
さらに、例えばアクチュエータ側からシール部13、軸受け4、フィルタ12のような順番に存在する場合、押さえ板23は使用しなくてもよい。
図3は、本発明の実施の形態1に係るバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置1のシール部13の拡大軸線方向断面図を示す。シール部13は、弁軸3に当接し、弁軸3を囲うような形状をしている。シール部13は、弁軸3の軸線方向には軸受け4とフィルタ12との間に設けられ、さらに径方向ではハウジング2と弁軸3との間に設けられている。シール部13は、ハウジング2と弁軸3との間の隙間をシールする。
シール部13は、シール24と、弾性体25と、プラグ26とを備えている。
なお、シール部13は、弁軸3の軸線方向には軸受け4とフィルタ12との間に設けられるとしたが、これに限らない。例えば、シール部13は、軸受け4よりもアクチュエータ側に存在していてもよい。
シール24は、プラグ26内に設けられている。また、シール24は、弁軸3を中に通して弁軸3を囲むように、弁軸3を通す貫通穴が設けられている。さらに、シール24は、弁軸3の軸線方向に弾性体25を設ける凹部を弁軸3を囲むように有し、弾性体25の圧力により変形する。シール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さの値の範囲がシール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さの値の範囲よりも薄くなっている。ここで、以降は「厚さの値の範囲」を「厚さ群」と呼ぶことにする。また、排気ガスの圧力がシール24を押し広げることにより、さらにシール性をあげることができる。
付け根28とは、例えばシール24の凹部の底からシール24の開口の端までをhとすると、シール24の凹部の底からh/4の範囲とする。付け根28は、弾性体25の押圧があまりかかっておらず、弁軸3の押圧には直接使用しない箇所である。ただし、付け根28は、シール24の凹部の底からシール24の開口の端までをhとすると、シール24の凹部の底からh/4の範囲としたが、例えばh/3やh/5等でもよく、これに限らない。
また、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さ群がシール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群よりも薄くなっているとしたが、ここでは例えば、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さ群が0.5mm、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群が2mmから2.1mmとし、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さ群がシール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群の半分以下になるようにしている。ただし、数値はあくまでも例であって、これに限らない。
さらに、上記はシール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さ群を0.5mmと均一にしたが、例えば0.48mmから0.5mmと値に幅を持たせてもよい。このときも、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さ群が0.48mmから0.5mm、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群が2mmから2.1mmとなり、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さ群がシール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群の半分以下になるようになる。逆に、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群を2mmから2.1mmとしたが、例えば2mmと均一にしてもよい。このときも、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さ群が0.5mm、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群が2mmとなり、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さ群がシール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群の半分以下になるようになる。つまり、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さ群がシール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群の半分以下になるようになっていれば、厚さの値は幅があっても均一でもよい。ここで、上記数値はあくまでも例であって、これに限らない。
シール24は、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29が軸線方向の断面において、曲面の形状をしている。シール24は、弁軸3との接触面積が広い方がシール性がよい。ここで、従来のシールは、シールの凹部の弁軸側にある側面全体が弁軸と広く面接触しているように見えるが、弁軸が、例えば組み立て時や製造時の寸法の誤差等で傾きや隙間が生じた場合、シールの凹部の弁軸側にある側面の一部が線接触のような狭い範囲でしか弁軸と接触しなくなる傾向がある。一方、本発明の実施の形態1に係るバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置1のシール24は、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29が軸線方向の断面において、曲面の形状をしていることで、弁軸3が、例え組み立て時や製造時の寸法の誤差等で傾きや隙間が生じても、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29が弁軸3に沿うようになっていて面接触しやすくなっている。つまり、弁軸3に傾きや隙間が生じた場合、本発明の実施の形態1に係るバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置1のシール24は、安定して、ハウジング2と弁軸3との間の隙間をシールする。
さらに、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29が弁軸3とより広く面接触することにより、シール24が弁軸3を押す圧力が減る。弁軸が、例えば組み立て時や製造時の寸法の誤差等で傾きや隙間が生じた場合、弾性体の押圧をF、従来のシールの凹部の弁軸側にある側面の弁軸と接触する部分との接触面積をS1とすると、この時の圧力P1はP1=F/S1である。同様の弾性体を用いて、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29を曲面にすると、弾性体25の押圧は同様にF、本発明の実施の形態1に係るバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置1のシール24と弁軸3との接触面積をS2とすると、この時の圧力P2はP2=F/S2となる。ここで、S1<S2であるので、P1>P2となる。圧力が小さい方が摩擦は小さくなるため、シール24の摩耗を鈍化させ、高寿命化につながる。
シール24は、例えば樹脂やゴムである。シール24は、樹脂の中でも特に耐熱性、潤滑性、耐腐食性があり、摩耗しにくく、シール24の寿命が長くなるポリテトラフルオロエチレン(PTFE)がよい。なお、材料は弾性体25の圧力により変形するものあれば、これに限らない。
シール24は、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さ群がシール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群よりも薄くすることにより、シール24がより変形しやすいため、弾性体25の押圧をシール24に伝えやすくなり、シール24はより弁軸3に密着する。上記の構成により、弾性体25の力の大きさを変えずにシール性をよくすることができる。また、弁軸3と接触することによりシール24が弁軸3と摩れることによる摩耗が起こるが、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29をシール24の付け根28よりも太くすることで、シール24の凹部の弁軸3側にある側面すべてを薄くしたときよりも摩耗しても耐久性が保たれる。さらに、弾性体25を従来と同じものを使用する場合は、弾性体25の押圧をシール24に伝えやすくなるためシール部13はハウジング2と弁軸3とに押圧する圧力が強くなる。このため、シール24が摩耗してシール24と弁軸3との間に隙間があきだしても、弾性体25の押圧が伝わりやすいため、弾性体25がシール24を押圧し、よりシール性がよい。つまり、従来よりもシール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群が摩耗により薄くなって弁軸3とシール24との間に隙間をあけてしまう時間を遅らせることができ、高寿命化につながる。
さらに、弾性体25は、従来よりも弾性体25の力が小さいものを用いても、従来と同じシール性にできる。弾性体25の力が小さいものを用いることで、シール24が弁軸3を押す圧力が減る。圧力が小さい方が摩擦は小さくなるため、シール24の摩耗を鈍化させ、高寿命化につながる。
弾性体25は、シール24の凹部に設けられ、シール24と同様に、弁軸3を囲むように設けられている。弾性体25の軸線方向の断面は、二つに折り曲げたような形状をしている。弾性体25は、弁軸3の径方向にシール24を押圧し、シール24を弁軸3に押し付けると共にシール24をプラグ26に押し付ける。
なお、弾性体25は、弁軸3の径方向にシール24を押圧し、シール24を弁軸3に押し付けると共にシール24をプラグ26に押し付ける形状であれば、これに限らない。
弾性体25は、例えば耐腐食性、耐熱性の効果がある金属製のバネである。弾性体25は、金属製のバネの中でも特に耐腐食性、耐熱性の効果があるステンレス鋼のバネがよい。なお、材料はこれに限らない。
プラグ26は、ハウジング2の間に設けられ、弁軸3を通す貫通穴とシール24を設ける凹部とを有する円柱形状である。プラグ26は、ハウジング2に圧入密着される。プラグ26は、シール24をプラグ26とフィルタ12との間に設けることにより、シール24が弁軸3の摺動によって軸線方向に移動するのを防ぐ。
なお、プラグ26は、軸受け4と一体に形成してもよい。このようにすることにより部品点数が減少する。また、部品点数の減少による組み立て性がより向上する。
また、プラグ26は、シール部13が軸受け4よりもアクチュエータ側に存在する場合、ハウジング2と一体に形成することも可能である。このようにすることにより部品点数が減少する。また、部品点数の減少による組み立て性がより向上する。
固定部14は、弁軸3を通す貫通穴が設けられ、円環状をしている。固定部14は、軸受け4と、フィルタ12と、シール部13とをハウジング2の突起27との間に挟み込むことにより、軸受け4と、フィルタ12と、シール部13とをハウジング2に固定する。
なお、固定部14は、軸受け4がカーボン等のような圧入すると割れて破損してしまうような材料の場合に用いる。カーボン等のような圧入すると割れて破損してしまうような材料で製造された軸受け4は、軸受け4をハウジング2に圧入して固定することが不可能なため、固定部14で固定する。逆に、軸受け4が銅等のような圧入可能な材料の場合には、軸受け4のみで固定可能なため、固定部14は使用しなくてもよい。
軸端受け15は、ハウジング2まで届く径方向に広がる淵と弁軸3を通すとともに支持して固定する貫通穴が設けられた形状をしている。軸端受け15は、ハウジング2の端部に設けられ、貫通穴により弁軸3のアクチュエータ5側と反対側の端部を摺動可能に支持する。
なお、軸端受け15は、ハウジング2まで届く径方向に広がる淵と弁軸3を通すとともに支持して固定する貫通穴が設けられた形状をしているとしたが、弁軸3のアクチュエータ5側と反対側の端部を摺動可能に支持することができれば凹部等でもよい。
蓋体16は、アクチュエータ5側と反対側に凸部が設けられ、外周はハウジング2にひっかかるように径方向に押圧する形状をしている。蓋体16は、ハウジング2に軸端受け15を当接させ、軸端受け15を覆うようにハウジング2のアクチュエータ5側と反対側の端面に設けられる。蓋体16は、弁軸3の摺動範囲を確保するために外部に膨出している。ここで、蓋体16は、弁軸3の摺動範囲を確保するために外部に膨出しているとしたが、これに限らない。
次に、本発明の実施の形態1に係る排気ガス循環バルブ装置1の動作について説明する。
ハウジング2の流入口17と流出口18,19とがそれぞれ連通する通路を塞ぐ際は、アクチュエータ5は駆動させない。付勢体11が、ハウジング2とバネ受け座10との間に圧縮した状態で設けられていることにより、付勢体11の付勢力によってバネ受け座10がアクチュエータ5側に付勢される。それに伴いバネ受け座10が取り付けられた弁軸3がアクチュエータ5側に摺動する。このとき、弁軸3は軸受け4に支持されながら摺動する。弁軸3の摺動により、弁軸3に取り付けられた弁6,7が弁座8,9と当接する方向に付勢され、弁6,7がハウジング2の流入口17と流出口18,19とがそれぞれ連通する通路を塞ぐ。このとき、フィルタ12は、弁軸3が摺動する際に排気ガスの煤等を削り落とす。また、シール部13は、弾性体25がシール24を弁軸3の径方向に押圧し、その圧力によりシール24は変形する。シール24は、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さ群がシール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群よりも薄いため、弾性体25の押圧によるシール24の変形を容易にし、シール部13はハウジング2と弁軸3との間をシールする。また、排気ガスの圧力がシール24を押し広げることにより、さらにシール性をあげている。なお、軸受け4とフィルタ12とシール部13とは、固定部14によって固定されているため弁軸3と共に摺動することはない。
また、ハウジング2の流入口17と流出口18,19がそれぞれ連通する通路を開放する際は、アクチュエータ5を駆動させる。アクチュエータ5は、アクチュエータ軸20をアクチュエータ5側とは反対側に押圧し、弁軸3が取り付けられたバネ受け座10をアクチュエータ5側とは反対側に押圧する。それに伴いバネ受け座10が取り付けられた弁軸3がアクチュエータ5側とは反対側に摺動する。このとき、弁軸3は軸受け4に支持されながら摺動する。なお、付勢体11が、ハウジング2とバネ受け座10との間に圧縮した状態で設けられていることにより、付勢体11の付勢力によってバネ受け座10がアクチュエータ5側に付勢されているが、アクチュエータ5がアクチュエータ軸20をアクチュエータ5側とは反対側に押圧する力は付勢体11の付勢力に勝っている。弁軸3の摺動により、弁軸3に取り付けられた弁6,7が弁座8,9から離れる方向に付勢され、弁6,7がハウジング2の流入口17と流出口18,19がそれぞれ連通する通路を開放する。このとき、フィルタ12は、弁軸3が摺動する際に排気ガスの煤等を削り落とす。また、シール部13は、弾性体25がシール24を弁軸3の径方向に押圧し、その圧力によりシール24は変形する。シール24は、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さ群がシール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群よりも薄いため、弾性体25の押圧によるシール24の変形を容易にし、シール部13はハウジング2と弁軸3との間をシールする。また、排気ガスの圧力がシール24を押し広げることにより、さらにシール性をあげている。なお、軸受け4とフィルタ12とシール部13とは、固定部14によって固定されているため弁軸3と共に摺動することはない。上記のように、シール部13は、ハウジング2の流入口17と流出口18,19とがそれぞれ連通する通路の開閉にかかわらず常にハウジング2と弁軸3の間をシールしている。
以上述べたように、本実施の形態1にて示したバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置1にあっては、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の付け根28の厚さ群をシール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群よりも薄くすることにより、シール24がより変形しやすいため、弾性体25の押圧をシール24に伝えやすくなり、シール24はより弁軸3に密着する。上記の構成により、弾性体25の力の大きさを変えずにシール性をよくすることができる。また、弁軸3と接触することによりシール24が弁軸3と摩れることによる摩耗が起こるが、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29をシール24の付け根28よりも太くすることで、シール24の凹部の弁軸3側にある側面すべてを薄くしたときよりも摩耗しても耐久性が保たれる。さらに、弾性体25を従来と同じものを使用する場合は、弾性体25の押圧をシール24に伝えやすくなるためシール部13はハウジング2と弁軸3とに押圧する圧力が強くなる。このため、シール24が摩耗してシール24と弁軸3との間に隙間があきだしても、弾性体25の押圧が伝わりやすいため、弾性体25がシール24を押圧し、よりシール性がよい。つまり、従来よりもシール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29の厚さ群が摩耗により薄くなって弁軸3とシール24との間に隙間をあけてしまう時間を遅らせることができ、高寿命化につながる。
さらに、弾性体25は、従来よりも弾性体25の力が小さいものを用いても、従来と同じシール性にできる。弾性体25の力が小さいものを用いることで、シール24が弁軸3を押す圧力が減る。圧力が小さい方が摩擦は小さくなるため、シール24の摩耗を鈍化させ、高寿命化につながる。
また、本実施の形態1におけるバルブ装置にあっては、シール24は、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29が軸線方向の断面において、曲面の形状をしていることで、弁軸3に傾きや隙間が生じた場合、シール24は、安定して、ハウジング2と弁軸3との間の隙間をシールする。シール24は、弁軸3との接触面積が広い方がシール性がよい。ここで、従来のシールは、シールの凹部の弁軸側にある側面全体が弁軸と広く面接触しているように見えるが、弁軸が、例えば組み立て時や製造時の寸法の誤差等で傾きや隙間が生じた場合、シールの凹部の弁軸側にある側面の一部が線接触のような狭い範囲でしか弁軸と接触しなくなる傾向がある。一方、本発明の実施の形態1に係るバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置1のシール24は、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29が軸線方向の断面において、曲面の形状をしていることで、弁軸3が、例え組み立て時や製造時の寸法の誤差等で傾きや隙間が生じても、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29が弁軸3に沿うようになっていて面接触しやすくなっている。つまり、弁軸3に傾きや隙間が生じた場合、本発明の実施の形態1に係るバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置1のシール24は、安定して、ハウジング2と弁軸3との間の隙間をシールする。
さらに、本実施の形態1におけるバルブ装置にあっては、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29が弁軸3とより広く面接触することにより、シール24が弁軸3を押す圧力が減る。弁軸が、例えば組み立て時や製造時の寸法の誤差等で傾きや隙間が生じた場合、弾性体の押圧をF、従来のシールの凹部の弁軸側にある側面の弁軸と接触する部分との接触面積をS1とすると、この時の圧力P1はP1=F/S1である。同様の弾性体を用いて、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29を曲面にすると、弾性体25の押圧は同様にF、本発明の実施の形態1に係るバルブ装置を含む排気ガス循環バルブ装置1のシール24と弁軸3との接触面積をS2とすると、この時の圧力P2はP2=F/S2となる。ここで、S1<S2であるので、P1>P2となる。圧力が小さい方が摩擦は小さくなるため、シール24の摩耗を鈍化させ、高寿命化につながる。
上記した本実施の形態にて示したバルブ装置では、弾性体25は、図3のように断面において折り曲げた箇所以外は弾性体25と弾性体25が並行なものを用いたが、並行ではなく折り曲げた箇所から離れるにつれて弾性体25と弾性体25が離れていく形状でもよい。このように構成されたバルブ装置であっても、上記した実施の形態1の効果を得ることができる。
上記した本実施の形態にて示したバルブ装置では、シール24は弁軸3に当接する側面とハウジング2に当接する側面とで対称な形状をしているが、シール24は弁軸3に当接する側面とハウジング2に当接する側面とで非対称な形状でもよい。例えば、弁軸3に当接する側面は付け根28を薄くするが、ハウジング2に当接する側面は均一の厚さ群でもよい。このように構成されたバルブ装置であっても、上記した実施の形態1の効果を得ることができる。
上記した本実施の形態にて示したバルブ装置では、シール24は、シール24の凹部の弁軸3側にある側面の弁軸3と接触する部分29が軸線方向の断面において、曲面の形状をしているとしたが、平面の形状でもよい。このように構成されたバルブ装置であっても、上記した実施の形態1の効果を得ることができる。
上記した本実施の形態にて示したバルブ装置では、シール24の凹部の底の隅と弾性体25との間には隙間30をあけるように作られているが、隙間30があいていなくてもよい。このように構成されたバルブ装置であっても、上記した実施の形態1の効果を得ることができる。
上記した本実施の形態にて示したバルブ装置では、排気ガス循環バルブ装置1について適応したが、流体の流量を調節できるものであればよく、排気ガスに限らない。また、例えばパージソレノイドバルブ装置やオイルバルブ装置等適応できるバルブ装置であれば、排気ガス循環バルブ装置1に限らない。このように構成されたバルブ装置であっても、上記した実施の形態1の効果を得ることができる。
ところで、上記した実施の形態に示したバルブ装置は一例に過ぎず、適宜、組み合わせや差し引いて構成することができるものであって、実施の形態単独の構成に限られるものではない。
1 排気ガス循環バルブ装置、 2 ハウジング、 3 弁軸、 4 軸受け、
5 アクチュエータ、 6,7 弁、 8,9 弁座、 10 バネ受け座、
11 付勢体、 12 フィルタ、 13 シール部、 14 固定部、
15 軸端受け、 16 蓋体、 17 流入口、 18,19 流出口、
20 アクチュエータ軸、 21 ホルダ、 22 網、 23 押さえ板、
24 シール、 25 弾性体、 26 プラグ、 27 突起、
28 付け根、 29 シールの凹部の弁軸側にある側面の弁軸と接触する部分、
30 隙間。
本発明に係るバルブ装置は、流体が通る流体通路を有するハウジングと、ハウジング内に摺動可能に設けられ、摺動により流体通路を開閉する弁を有する弁軸と、ハウジングと弁軸との間に弁軸を径方向に囲むように設けられ、弁軸の軸線方向に凹部を有し圧力により変形するシールとシールの凹部に設けられ弁軸の径方向にシールを押圧する弾性体とを有するシール部とを備え、シール部は、シールの凹部の弁軸側にある側面の付け根の第一の厚さ群がシールの凹部の弁軸側にある側面の弁軸と接触する部分の第二の厚さ群よりも薄く、シールの凹部の弁軸側にある側面の前記弁軸と接触する部分の形状は、曲面である

Claims (8)

  1. 流体が通る流体通路を有するハウジングと、
    前記ハウジング内に摺動可能に設けられ、前記摺動により前記流体通路を開閉する弁を有する弁軸と、
    前記ハウジングと前記弁軸との間に前記弁軸を径方向に囲むように設けられ、前記弁軸の軸線方向に凹部を有し圧力により変形するシールと前記シールの凹部に設けられ前記弁軸の径方向に前記シールを押圧する弾性体とを有するシール部と
    を備え、
    前記シール部は、前記シールの凹部の前記弁軸側にある側面の付け根の第一の厚さ群が前記シールの凹部の前記弁軸側にある側面の前記弁軸と接触する部分の第二の厚さ群よりも薄い
    ことを特徴とするバルブ装置。
  2. 前記付け根は、前記シールの凹部の底から所定の範囲である
    ことを特徴とする請求項1記載のバルブ装置。
  3. 前記第一の厚さ群は、前記第二の厚さ群の半分以下の厚さである
    ことを特徴とする請求項1記載のバルブ装置。
  4. 前記シールの凹部の前記弁軸側にある側面の前記弁軸と接触する部分の形状は、曲面である
    ことを特徴とする請求項1記載のバルブ装置。
  5. 前記シールは、樹脂製の部材である
    ことを特徴とする請求項1記載のバルブ装置。
  6. 前記樹脂製の部材は、PTFEである
    ことを特徴とする請求項5記載のバルブ装置。
  7. 前記弾性体は、金属製のバネである
    ことを特徴とする請求項1記載のバルブ装置。
  8. 前記金属製のバネは、ステンレス鋼のバネである
    ことを特徴とする請求項7記載のバルブ装置。
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