JPWO2017094044A1 - 観覧車 - Google Patents

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Abstract

本発明の課題は、観覧車の回転輪を利用して壮大さを演出しながらも、同時に、細かな画像や文字列等を表現できる観覧車を提供することである。観覧車は、複数の乗りかご(2)を支持する回転輪(1)が、軸部(18)を介して支持体(3)に回転可能に支持される。観覧車は、複数の径方向フレーム(14)と、複数の発光器と、ディスプレイ(4)と、制御装置(8)とを備える。複数の径方向フレーム(14)は、回転輪(1)に設けられており、直径方向に延びている。複数の発光器は、外側方に向かって発光するように複数の径方向フレーム(14)に取り付けられる。ディスプレイ(4)は、表示面が外側方に向くように支持体(3)に取り付けられる。制御装置(8)は、複数の発光器をディスプレイ(4)の表示と連動するように制御する。

Description

本発明は、観覧車に関する。
日本国公開特許公報2013−37086号(以下、文献1)には、従来の観覧車が開示されている。この文献1記載の観覧車は、回転輪が支持脚の上部で回転可能に支持されている。回転輪の外周部には、複数のゴンドラが支持される。この回転輪には、正面側または背面側に向かって発光する多数のLED素子が設けられている。
この文献1記載の観覧車は、LED素子の調光を制御する制御手段を備えている。制御手段は、各LED素子の色彩を変化させたり、点灯・消灯させたりすることで、観覧車の回転輪に静止画像または動画像を表示させる。
ところで、この文献1記載の観覧車は、回転輪の正面又は背面に設けられた多数のLED素子の色彩の変化と点灯・消灯とによって、回転輪の正面および背面に画像を表示する。
しかしながら、観覧車は、回転輪を構成する枠体の数量が限られているため、LED素子の色彩を変化させたり点灯・消灯をしたりするだけでは、細かな画像や文字列等を表現するのが難しいという問題がある。
本発明の目的は、観覧車の回転輪を利用して壮大さを演出しながらも、同時に、細かな画像や文字列等を表現できる観覧車を提供することである。
本発明の観覧車は、複数の乗りかごを支持する回転輪が、軸部を介して支持体に回転可能に支持された観覧車であって、前記回転輪に設けられ直径方向に延びる複数の径方向フレームと、外側方に向かって発光するように前記複数の径方向フレームに取り付けられた複数の発光器と、表示面が前記外側方に向くように前記支持体に取り付けられたディスプレイと、前記複数の発光器を前記ディスプレイの表示と連動するように制御する制御装置とを備えていることを特徴とする。
本発明の観覧車は、複数の乗りかごを支持する回転輪が、軸部を介して支持体に回転可能に支持された観覧車であって、前記回転輪は、前後方向に離れた一対の本体フレームと、前記一対の本体フレーム同士を外周部で連結する複数の連結フレームとを有し、前記観覧車は、前記軸部に向かって発光するように前記複数の連結フレームに取り付けられた複数の発光器と、表示面が前記外側方に向くように前記支持体に取り付けられたディスプレイと、前記複数の発光器を前記ディスプレイの表示と連動するように制御する制御装置とを備えていることを特徴とする。
本発明の観覧車は、複数の乗りかごを支持する回転輪が、軸部を介して支持体に回転可能に支持された観覧車であって、前記回転輪は、直径方向に延びる複数の径方向フレームを具備し、前後方向に離れた一対の本体フレームと、前記一対の本体フレーム同士を外周部で連結する複数の連結フレームとを有し、前記観覧車は前記回転輪に取り付けられた複数の発光器を備え、前記複数の発光器は、外側方に発光するように前記複数の径方向フレームに取り付けられた複数の第一発光器と、前記軸部に向かって発光するように前記複数の連結フレームに取り付けられた複数の第二発光器とを有し、前記観覧車は表示面が前記外側方に向くように前記支持体に取り付けられたディスプレイと、前記複数の第一発光器および前記複数の第二発光器を前記ディスプレイの表示と連動するように制御する制御装置とをさらに備えていることを特徴とする。
また、この観覧車において、前記制御装置は、前記ディスプレイの表示を制御するディスプレイ制御部をさらに備えることが好ましい。
また、この観覧車において、前記制御装置は、防災情報を受信する防災情報受信部と、前記防災情報受信部に前記防災情報が入力されると、前記複数の発光器を防災情報表示用の発光パターンで発光させる発光器制御部とを有し、前記ディスプレイ制御部は、前記防災情報受信部に入力された前記防災情報を前記ディスプレイに表示させるように構成されていることが好ましい。
また、この観覧車において、前記制御装置は、個人が所有する携帯情報端末から出力された情報を受信する携帯情報端末用受信部と、前記携帯情報端末用受信部に前記携帯情報端末からの前記情報が入力されると、前記複数の発光器を、携帯情報端末表示用の発光パターンで発光させる発光器制御部とを有し、前記ディスプレイ制御部は、前記携帯情報端末用受信部に入力された情報を前記ディスプレイに表示させるように構成されていることが好ましい。
また、この観覧車において、前記乗りかごは、前記乗りかごの内部と外部との間で光透過性を有する透光部を有し、前記複数の発光器は、前記制御装置により前記ディスプレイの表示と連動するように制御され、前記透光部に設けられた第三発光器を有し、前記第三発光器は、前記透光部の全面にわたって配置された複数の発光素子を具備していることが好ましい。
また、この観覧車において、前記複数の発光素子は、前記透光部を覆うように設けられた導電性の透明フィルムの表面に電気的に接続されていることが好ましい。
また、この観覧車において、前記ディスプレイの表示に連動するように制御装置に制御されるスピーカーをさらに備えていることが好ましい。
また、この観覧車において、前記制御装置は、個人が所有する携帯情報端末に対し、前記ディスプレイに表示された映像に関連した映像を表示させるための情報を出力可能に構成されていることが好ましい。
また、この観覧車において、前記制御装置は、前記ディスプレイに広告表示を行わせると共に、前記複数の発光器を前記広告表示と連動するよう発光させることが好ましい。
図1Aは、本発明の一実施形態の観覧車の正面図である。図1Bは、図1AのX部分の拡大図である。 図2Aは、上記実施形態の観覧車の側面図である。図2Bは、図2AのY部分の拡大図である。 図1BのA部分の拡大図である。 図4Aは、図2BのB部分の拡大図である。図4Bは図4Aの第2LED発光器を回転方向に沿って見た形状を示す図である。 上記実施形態の制御装置のブロック図である。 上記実施形態において、第一LED発光器をディスプレイの表示に連動させた態様を説明する正面図である。 上記実施形態において、第一LED発光器と第二LED発光器とを、ディスプレイの表示に連動させた態様を説明する正面図である。 上記実施形態において、第一LED発光器をディスプレイの表示に連動させた別の態様を説明する正面図である。 変形例1の乗りかごの正面図である。 変形例1の制御装置のブロック図である。 変形例2の制御装置のブロック図である。
本発明は、観覧車に関し、特に、複数の発光器が取り付けられた観覧車に関する。以下、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態の観覧車は、図1Aに示すように、地面に固定された支持体3と、この支持体3に回転可能に支持された回転輪1と、回転輪1の外周部に支持された複数の乗りかご2とを備えている。なお、以下においては、回転輪1の軸部18に沿った方向を前後方向として定義する。
回転輪1は、支持体3によって回転自在に支持されている。回転輪1の外周部には、複数の乗りかご2が支持されている。回転輪1は、前後方向に見て(以下、正面視という場合がある)中央に配置された軸部18を有している。回転輪1は、軸部18を介して支持体3に回転可能に支持される。支持体3には駆動装置(図示せず)が設けられており、駆動装置は、軸部18を中心に回転するように回転輪1を駆動する。この回転輪1は、図2A,2Bに示すように、一対の本体フレーム11と、本体フレーム11同士を連結する複数の連結フレーム17と、上述の軸部18とを備えている。
一対の本体フレーム11は、前後方向に離れている。一対の本体フレーム11のうち、前側に配置される本体フレーム11は回転輪1の前側の側面を構成する。一対の本体フレーム11のうち、後側に配置される本体フレーム11は回転輪1の後側の側面を構成する。一対の本体フレーム11は、互いに同じ構造をしており、前後方向にみて重なるように配置される。
各本体フレーム11の形状は、例えば、正面視円形状,多角形状,星形などが挙げられ、特に限定されない。なお、本実施形態の本体フレーム11は、正面視円形状をしている。各本体フレーム11は、図1に示すように、複数の環状フレーム12と、複数の径方向フレーム14とを備えている。
複数の環状フレーム12は、正面視円形状をしており、例えば鉄製である。複数の環状フレーム12の各々は、互いに直径が異なっており、同心円状に配置されている。本実施形態の観覧車は、複数の環状フレーム12として、外側から順に、第1の環状フレーム121,第2の環状フレーム122,第3の環状フレーム123,第4の環状フレーム124…を備えている。
第1の環状フレーム121の直径と第2の環状フレーム122の直径との差は、第2の環状フレーム122の直径と第3の環状フレーム123の直径との差と略同じとなるように形成されている。すなわち、複数の環状フレーム12のいずれかの直径と、その環状フレーム12の直ぐ内側の環状フレーム12の直径との差は、すべての環状フレーム12において略同じとなるように形成されている。
複数の径方向フレーム14は、回転輪1の径方向に沿って直線状に延びている。複数の径方向フレーム14は、互いに回転方向に離れている。これにより、複数の径方向フレーム14は、放射状に配置される。径方向フレーム14は例えば鉄製である。径方向フレーム14は、複数の環状フレーム12に跨るようにして配置される。本実施形態の回転輪1は、複数の径方向フレーム14として、軸部18から回転輪1の径方向の端部にまで延びる複数の第一フレーム15と、回転輪1の径方向の途中(本実施形態では第4の環状フレーム124)から回転輪1の端部にまで延びる複数の第二フレーム16とを備える。
このような構成の本体フレーム11は、例えば、回転輪1の回転方向(周方向)に離れた一対の第一フレーム15と、複数の環状フレーム12の周方向の一部分とで扇形状の枠を形成し、この扇形状の枠を回転輪1の回転方向に沿って順次連結することで構成される。なお、各環状フレーム12は、全体として略環状であればよく、例えば、扇形状の枠をなす環状フレーム12の一部分については直線状に形成されてもよい。
連結フレーム17は、図1Bに示すように、一対の本体フレーム11を外周部で連結する。連結フレーム17は、前後方向に直線状に延びている。連結フレーム17は、各径方向フレーム14(第一フレーム15と第二フレーム16)に対応する箇所に設けられており、正面視においては、乗りかご2よりも軸部18側に配置される。これによって、乗りかご2が回転輪1の上端に位置しても、連結フレーム17に干渉しないように構成されている。
なお、ここでいう「外周部」とは、本体フレーム11の径方向の外側の先端から所定寸法だけ中心に向かった位置までの一定の広がりを持った領域をいう。従って、回転輪1の外周部とは、回転輪1の外縁だけをいうのではなく、外縁よりも中央側に位置する箇所をも含み、例えば、本実施形態のように外縁から半径の1/9程度、中央側に位置する箇所も外周部とみなす。
軸部18は、本体フレーム11の中央に固定されており、図2A,図2Bに示すように、一対の本体フレーム11に架け渡されている。軸部18は、前後方向に水平状に延びている。軸部18は、回転輪1の回転の中心軸となる。軸部18は、支持体3の上端部に設けられた一対の軸受け35に回転自在に支持される。
このような構成の回転輪1には、図1Aに示すように、複数の乗りかご2が設けられている。乗りかご2は、搭乗者が載る部分であり、いわゆるゴンドラである。乗りかご2の内部には座席(図示せず)が設けられている。乗りかご2は、回転輪1の周方向の全長に亙って一定の間隔をおいて複数設けられている。具体的に、乗りかご2は、径方向フレーム14の先端に回転自在に吊り下げられている。
支持体3は、地面に立ち上げられて固定されている。支持体3の上端部には、図2Aに示すように、一対の軸受け35が取り付けられており、軸受け35によって回転輪1を支持する。支持体3は、前後方向に離れた一対の脚部31によって構成されている。各脚部31は、複数の鉄骨体を上端で収束させることで構成されている。
図1Aに示すように、支持体3には乗降場33が設けられている。乗降場33は、乗りかご2に対し人を乗降させるために設けられている。乗降場33は、支持体3に水平に架設された横架材32上に設けられている。
なお、支持体3は、鉄骨体によって構成されたものに限らず、ビルや建物などの建造物によって構成されてもよい。
本実施形態の観覧車は、一対のディスプレイ4を備えている。ディスプレイ4は、一方の主面に、文字や画像等を表示可能な表示面が設けられており、複数の色(緑・赤・青)で表示面に各表示を行うことができる。本実施形態の一対のディスプレイ4の各々は、フルカラーのLEDディスプレイにより構成されている。
なお、本実施形態のディスプレイ4は、フルカラーのLEDディスプレイにより構成されているが、例えば、有機ELディスプレイ,プラズマディスプレイ,カラー液晶ディスプレイなどのカラーディスプレイや、モノクロ液晶ディスプレイ等の単色のディスプレイ等で構成されてもよい。
一対のディスプレイ4は、一対の脚部31の上端部に、一対一で取り付けられている。各ディスプレイ4は、左右方向に延びた矩形状に形成されており、表示面が、外側方(つまり、前後方向のうち、対向する本体フレーム11とは反対側に向かう方向)に面している。
また、本実施形態の観覧車は、回転輪1に複数の発光器が取り付けられている。本実施形態の観覧車は、複数の発光器として、回転輪1の側面に取り付けられた複数の第一発光器と、回転輪1の外周面に取り付けられた複数の第二発光器とを備えている。本実施形態の第一発光器の発光源は、LED発光素子により構成されているため、本実施形態においては、第一発光器5を第一LED発光器5という。また、本実施形態の第二発光器の発光源も、LED発光素子により構成されているため、本実施形態においては、第二発光器を第二LED発光器6という。
また、観覧車は、これら第一LED発光器5と第二LED発光器6とを、ディスプレイ4の表示に連動するように制御する制御装置8を備えている。観覧車は、これらLED発光器5,6の発光を制御することで、ディスプレイ4の表示に合わせて、観覧車の本体フレーム11に動画や画像を表示させたり、鮮やかなイルミネーション照明を行ったりすることができる。
図3には図1BのA部分の拡大図を示す。各第一LED発光器5は、図3に示すように、棒状に形成された発光器である。各第一LED発光器5は、赤色発光体51と、緑色発光体52と、青色発光体53とを備える、いわゆるフルカラーLED発光器である(図5参照)。各第一LED発光器5は、回転輪1の径方向に一定の長さを有するよう形成されている。
複数の第一LED発光器5は、径方向フレーム14に沿うようにして、径方向フレーム14に取り付けられている。具体的に、各第一LED発光器5は、径方向フレーム14に固定具54を介して固定されている。
複数の第一LED発光器5は、図1Aに示すように、第一フレーム15に対して、長さ方向の全長にわたる領域に、直線状に配置されている。また、複数の第一LED発光器5は、第二フレーム16に対して、長さ方向の全長にわたる領域に、直線状に配置されている。また、複数の第一LED発光器5の光軸は、外側方(対向する本体フレーム11とは反対側に向かう方向)に沿っている。すなわち、複数の第一LED発光器5は、外側方に発光するように、本体フレーム11に取り付けられている。これによって、第一LED発光器5は、地上側に対して直接的に照明するいわゆる直接照明をすることができる。
複数の第二LED発光器6は、図1Bに示すように、各連結フレーム17に取り付けられている。各第二LED発光器6は、回転輪1の軸部18に向かって発光するように取り付けられている。これによって、第二LED発光器6は、軸部18・径方向フレーム14・環状フレーム12に光を当てて、その反射光で地上側を間接的に照らす、いわゆる間接照明をすることができる。本実施形態の観覧車は、この第二LED発光器6による間接照明によって、観覧車全体をぼんやりと照らし出すような演出を行うことができる。
図4には図2BのB部分の拡大図を示す。複数の第二LED発光器6は、図4A,4Bに示すように、各連結フレーム17の長手方向に直交する方向において、各連結フレーム17の両側に配置されている。本実施形態の各連結フレーム17には、エキスバンドメタルからなる足場65が取り付けられており、複数の第二LED発光器6はこの足場65の幅方向の両側に配置される。なお、本実施形態の観覧車は、1つの連結フレーム17に対し、複数の第二LED発光器6が取り付けられているが、1つの連結フレーム17に対して1つの第二LED発光器6が取り付けられてもよい。
なお、足場65としては、エキスパンドメタルが用いられる必要はなく、例えば、金属板により構成されてもよい。また、足場65はメンテナンス性の向上のために設けられているため、メンテナンス性を重視しない場合には不要である。
各第二LED発光器6は、軸部18に向かって発光する。各第二LED発光器6は、赤色発光体62と、緑色発光体63と、青色発光体64とを備える、いわゆるフルカラーLED発光器である(図5参照)。
制御装置8は、第一LED発光器5と、第二LED発光器6と、ディスプレイ4とに電気的に接続されており、ディスプレイ4の表示に連動するようにして、第一LED発光器5と第二LED発光器6とを制御する。具体的に、制御装置8は、直接照明を行う第一LED発光器5の発光と、間接照明を行う第二LED発光器6の発光とを、ディスプレイ4の表示に合うような発光パターンとなるように、1つの制御プログラムで実行させる。これにより、第一LED発光器5と第二LED発光器6とは、発光の挙動が、ディスプレイ4の表示に適合する。なお、複数の第一LED発光器5と複数の第二LED発光器6とを、ディスプレイ4の表示と連動する態様については、後ほどいくつか例示する。
この制御装置8は、例えば、図1Aに示すような乗降場33に設けられた管理棟34に収容配置される。
回転輪1には、回転検出器9(図5参照)が設けられている。回転検出器9は、回転輪1の基準位置に対する回転角度を検出するためのものである。回転検出器9は、例えば、軸部18に設けられており、軸部18の回転角度を検出する。この回転検出器9によって検出された回転角度情報は、図5に示すように制御装置8に出力される。
制御装置8は、メイン制御部80、携帯情報端末用受信部81、防災情報受信部82、時計部89,ディスプレイ制御部83、発光器制御部84、第一制御部86、第二制御部87,および発光パターン記憶部85を備えている。
携帯情報端末用受信部81は、個人が所有する携帯情報端末から出力された情報を受信する。携帯情報端末としては、スマートフォン,タブレット,PDA(Personal Digital Assistant)等が例示される。携帯情報端末は、例えば、画像や動画等の画像データや、文字列等のテキストデータ(以下、画像データとテキストデータを合わせてコンテンツ情報という)を出力する。携帯情報端末用受信部81は、携帯情報端末から出力されたコンテンツ情報を受信可能に構成されている。携帯情報端末用受信部81は、例えば、無線用ルーターにより構成される。携帯情報端末用受信部81は、コンテンツ情報を受信すると、コンテンツ情報をメイン制御部80に出力する。
防災情報受信部82は、地震・火災・津波等が発生した情報や、気象庁が報知する注意報・警報情報等の情報(以下、これらを防災情報という)を受信する。防災情報の発信は、気象庁に限らず、民間業者によってなされるものであってもよく、特に限定されない。防災情報受信部82は、防災情報を受信すると、防災情報をメイン制御部80に出力する。
時計部89は、現在の時刻を示す時計を内蔵している(この時計の情報を時間情報という)。時計部89は、時間情報をメイン制御部80に出力する。
メイン制御部80は、携帯情報端末用受信部81および防災情報受信部82および時計部89のいずれかまたは全部から、情報を受け取ると、その情報に基づいて、ディスプレイ制御部83にディスプレイ4の制御信号を出力し、発光器制御部84にLED発光器5,6の制御信号を出力する。
具体的に、メイン制御部80は、コンテンツ情報が入力されると、そのコンテンツに対応する発光パターンの情報を、発光パターン記憶部85から取得する。また、メイン制御部80は、防災情報が入力されると、その防災情報に対応する発光パターンの情報を、発光パターン記憶部85から取得する。また、メイン制御部80は、時間情報が入力されると、その時間情報に対応する発光パターンの情報を、発光パターン記憶部85から取得する。
ここで、発光パターン記憶部85には、コンテンツ情報に対応する発光パターンや、防災情報に対応する発光パターンや、時間情報に対応する発光パターンの情報が記憶されている。コンテンツ情報に対応する発光パターンとしては、例えば、画像データに対応する発光パターンや、テキストデータに対応する発光パターンが挙げられる(このコンテンツ情報に対応する発光パターンを携帯情報端末表示用の発光パターンという)。防災情報に対応する発光パターンとしては、例えば、火災発生の情報に対応する発光パターン(図6,7参照)や、地震発生の情報に対応する発光パターン,津波発生の情報に対応する発光パターンが挙げられる。
メイン制御部80は、発光パターン記憶部85から発光パターンの情報を取得すると、携帯情報端末用受信部81および防災情報受信部82および時計部89のいずれかまたは全部から入力された情報と取得した発光パターンの情報とを関連付けて、当該情報を発光器制御部84に出力する。また、メイン制御部80は、携帯情報端末用受信部81および防災情報受信部82および時計部89のいずれかまたは全部から情報が入力されると、その情報をディスプレイ制御部83に出力する。
また、メイン制御部80は、時計部89から入力された時間情報に基づいて、現在から次年の0時00分に至るまで、何時間何分何秒残されているかを逆算し、この情報をディスプレイ制御部83に出力できる。また、この逆算した情報に対応する発光パターンを発光パターン記憶部85から取得して、これらを関連付けた上で発光器制御部84に出力することも可能である。
ディスプレイ制御部83は、ディスプレイ4の表示を制御する。ディスプレイ制御部83は、メイン制御部80からコンテンツ情報が入力されると、コンテンツ情報をディスプレイ4に表示させるようにディスプレイ4を制御する。
また、ディスプレイ制御部83は、メイン制御部80から防災情報が入力されると、防災情報をディスプレイ4に表示させるようにディスプレイ4を制御する。
また、ディスプレイ制御部83は、メイン制御部80から時間情報が入力されると、時計情報が入力された旨の情報を発光器制御部84に出力し、時計情報をディスプレイ4に表示させるようにディスプレイ4を制御することができる。
発光器制御部84は、メイン制御部80から入力された情報に基づいて、各第一LED発光器5のON/OFF情報と、各第一LED発光器5の発光すべき光の色情報とを、第一制御部86に出力する。また、発光器制御部84は、メイン制御部80から入力された情報に基づいて、各第二LED発光器6のON/OFF情報と、各第二LED発光器6の発光すべき光の色情報とを、第二制御部87に出力する。
具体的に、発光器制御部84は、回転検出器9から入力される回転角度情報に基づいて、各第一LED発光器5の位置を判断する。そして、発光器制御部84は、各第一LED発光器5に、ON/OFF情報および色情報を割り当て、また、各第二LED発光器6にON/OFF情報および色情報を割り当てる。
第一制御部86は、発光器制御部84から出力されたON/OFF情報および色情報に基づいて、第一LED発光器5を作動させる。具体的に、第一制御部86は、発光器制御部84から入力された情報に基づいて、赤色発光体51・緑色発光体52・青色発光体53を個別に制御する。これによって、第一LED発光器5ごとに光の色を制御する。また、第一制御部86は、発光器制御部84から入力された情報に基づいて、各第一LED発光器5のON/OFF制御を行う。
第二制御部87は、発光器制御部84から出力されたON/OFF情報および色情報に基づいて、第二LED発光器6を作動させる。第二制御部87は、発光器制御部84から入力された情報に基づいて、赤色発光体62・緑色発光体63・青色発光体64を個別に制御する。これによって、第二LED発光器6ごとに光の色を制御する。また、第二制御部87は、発光器制御部84から入力された情報に基づいて、各第二LED発光器6のON/OFF制御を行う。
このような構成の制御装置8は、例えば、次のように動作する。
通常時、制御装置8は、現在の時刻の時計情報をディスプレイ4に表示させる。このとき、制御装置8は、第一LED発光器5および第二LED発光器6を消灯するよう制御する。制御装置8は、時刻が、例えば、正時を指すたびに、第一LED発光器5および第二LED発光器6が発光するように、第一LED発光器5および第二LED発光器6を制御する。これにより、制御装置8は、第一LED発光器5と第二LED発光器6とを、ディスプレイ4の表示に連動するように制御する。
また、例えば、現在の時刻の時計情報をディスプレイ4に表示させ、第一LED発光器5を点灯し、かつ第二LED発光器6を消灯するよう制御してもよい。このとき、制御装置8は、第一LED発光器5の点灯または消灯を、時計情報の秒時と連動させ、あたかも秒針が軸部18回りに回転しているよう発光するように制御する。なお、上述のように、時刻が、例えば、正時を指すたびに、第二LED発光器6が発光するように、第二LED発光器6を制御してもよい。
次に、例えば、近辺で火災が発生し、防災情報受信部82が火災情報を受信すると、図6に示すように、制御装置8は、ディスプレイ4に火災が発生したことを示す文字を表示させる。そして、制御装置8は、これと同時に、「炎」の図柄が回転輪1に表示されるように、複数の第一LED発光器5を制御する。さらに、制御装置8は、図7に示すように、複数の第二LED発光器6を制御し、例えば、火災に関連付けられた色(例えば、赤色)を発光させる。このように制御装置8は、第一LED発光器5と第二LED発光器6とを、ディスプレイ4の表示に連動するように制御する。
また、本実施形態の観覧車は、図8に示すように、例えば、年末において、次年の0時00分までの残りの秒数をカウントダウンすることにも用いることができる。この場合、制御装置8は、例えば、現在の時刻をディスプレイ4に表示させると共に、次年の0時00分までの残りの秒数を、第一LED発光器5を制御して、回転輪1に表示することができる。なお、このとき、制御装置8は、第二LED発光器6を消灯するように制御し、1月1日の0時00分が到来した瞬間に、第二LED発光器6を発光させるようにしてもよい。
(変形例1)
上記実施形態の乗りかご2には、発光器は取り付けられていないが、例えば、図9に示すように、乗りかご2に発光器7が取り付けられてもよい(以下、この例を変形例1という)。なお、本変形例においては、上記実施形態に対応する構成について、上記実施形態の構成と同じ符号を付した上で、符号の末尾に「a」を付記し、重複する説明は省略する。
変形例の複数の乗りかご2aには、図9に示すように、複数の第三発光器として、複数の第三LED発光器7aが取り付けられている。複数の第三LED発光器7aは、複数の乗りかご2aに対して一対一で取り付けられている。各第三LED発光器7aは、導電性の透明フィルム75aの表面に、複数の発光素子(本実施形態ではLED素子71a)が電気的に接続するように配置されている。導電性の透明フィルム75aは制御装置8aに電気的に接続されており、これにより、第三LED発光器7aは、制御装置8aに電気的に接続されている。
各LED素子71aは、第一LED発光器5aおよび第二LED発光器6aと同様、赤色発光体72a・緑色発光体73a・青色発光体74aを備えた、フルカラーLED素子である(図10参照)。複数のLED素子71aは、乗りかご2aの外側に向かって発光するように配置されている。
第三LED発光器7aは、乗りかご2aの透光部に貼着される。透光部は、乗りかご2aの内部と外部との間で光を透過可能な光透過性を有する部分であり、例えば、窓面21aにより構成される。複数のLED素子71aは、互いに隙間を介した状態で、窓面21aの全面にわたって整然と配置されている。
第三LED発光器7aは、例えば、図10に示すように、発光器制御部84aおよび第三制御部88aからの信号を受け取ることができるように構成されている。ここで、変形例の発光器制御部84aは、実施形態の発光器制御部84と大部分において同じ構成であるが、各第三LED発光器7aのON/OFF情報と、各第三LED発光器7aの発光すべき光の色情報とを、第三制御部88aに出力する機能が追加されている点で異なる。
第三制御部88aは、発光器制御部84aから出力されたON/OFF情報および色情報に基づいて、第三LED発光器7aを作動させる。具体的に、第三制御部88aは、発光器制御部84aから入力された情報に基づいて、複数のLED素子71aを個別に制御する。これによって、第三LED発光器7aごとに光の色を制御する。また、第三制御部88aは、発光器制御部84aから入力された情報に基づいて、各第三LED発光器7aのON/OFF制御を行う。
第三LED発光器7aは、例えば、第二LED発光器6aと同じような挙動で発光させてもよいが、各LED素子71aを制御して、乗りかご2aの側面に数字を表示させたり、画像を表示させたりすることもできる。第三LED発光器7aは、例えば、時計部89aからの時間情報と回転検出器9aからの回転角度情報とを組み合わせることで、水平を0°とした場合の90°の位置の乗りかご2a(最上部に位置する乗りかご2a)に「0」を表示させたり、0°の位置の乗りかご2aに「15」と表示させたり、−90°の位置の乗りかご2aに「30」と表示させたり、180°の位置の乗りかご2aに「45」と表示させたりして、秒針表示をさせることができる。これにより、変形例によれば、ディスプレイ4aに表示された時間表示と、第三LED発光器7aの発光とを連動させることができる。
(変形例2)
上記実施形態の制御装置は、個人が所有する携帯情報端末に対して、情報を出力する機能は有していないが、例えば、図11に示すように、携帯情報端末に対して、情報を出力するように構成されてもよい(以下、この例を変形例2という)。なお、本変形例においては、上記実施形態に対応する構成について、上記実施形態の構成と同じ符号を付した上で、符号の末尾に「b」を付記し、重複する説明は省略する。
変形例2の制御装置8bは、図11に示すように、表示情報出力部90bを有している。表示情報出力部90bは、ディスプレイ4bに表示された映像と同じ映像の情報(映像情報)を、個人が所有する携帯情報端末に出力可能とする。表示情報出力部90bは、ディスプレイ制御部83bから出力された情報を受け取り可能に構成されている。
ディスプレイ制御部83bは、メイン制御部80bから出力された情報を受け取ると、その情報に基づき、ディスプレイ4bに映像を表示させる。このとき、ディスプレイ制御部83bは、表示情報出力部90bにも映像情報を出力する。
表示情報出力部90bは、映像情報が入力されると、個人が所有する携帯情報端末に対して、映像情報を出力する。表示情報出力部90bから携帯情報端末への情報の送信は、無線信号によって行われる。
これにより、映像情報を受け取った携帯情報端末は、観覧車のディスプレイ4bに表示された映像と同じ映像を表示させることができる。
この構成によれば、観覧車のディスプレイ4bに、例えば、防災情報を表示させるのに合わせて、個人が所有する携帯情報端末のディスプレイに防災情報を表示させることができ、各個人に対して、防災情報などの緊急な情報を効果的に報知することができる。
(応用)
変形例2の制御装置8bは、個人が所有する携帯情報端末に対して、映像情報を出力するものであったが、例えば、制御装置8bは、映像情報を特定のサーバに出力すると共に、観覧車を中心とする所定範囲内にビーコン信号を出力するものであってもよい。すなわち、制御装備8bは、ビーコン信号を発信するビーコン信号発信部と、携帯情報端末に映像情報を表示させるために特定のサーバに映像情報を出力する表示情報出力部を備えてもよい。
ビーコン信号発信部は、観覧車を中心とする所定範囲内に携帯情報端末が移動すると、携帯情報端末がビーコン信号を受信するように構成される。ビーコン信号を受信した携帯情報端末は、このビーコン信号が入力されたことをトリガーとして、特定のサーバにアクセスするように構成される。これにより、ビーコン信号を受信した携帯情報端末に対し、観覧車のディスプレイに表示された映像と同じ映像を表示させることができる。
なお、この制御装置8bは、ビーコン信号を受信した携帯情報端末に対して、観覧車のディスプレイ4に表示された映像と同じ映像を表示させるものであったが、ビーコン信号発信部を設けずに、予め登録された携帯情報端末に対して映像情報を出力してもよい。また、携帯情報端末に表示される映像は、観覧車のディスプレイ4に表示された映像と全く同じでなくてもよく、レイアウト上の違いやタイプフェイスの違い等があってもよい。すなわち、本発明の制御装置は、携帯情報端末に対し、ディスプレイに表示された映像に関連した映像を表示させるための情報を出力可能に構成されていればよい。
また、変形例1の複数の乗りかご2aに設けられた第三LED発光器7aは、乗りかご2aの外側に向かって発光するように構成されていたが、一部のLED素子71aのみ乗りかご2aの内部に向かって発光するように構成されてもよい。この場合、例えば、乗りかご2aに搭乗した乗客が乗りかご2a内で操作して、第三LED発光器7aの発光態様を変更できるように構成すれば、搭乗者は、幻想的な雰囲気の中で乗りかご2aに搭乗することができる。なお、この場合の搭乗者の操作は、個人の所有する携帯情報端末から行うよう構成してもよい。
透光部としての窓面21aに設けられた第三LED発光器7aは、例えば、複数のLED素子71aが、ガラスからなる窓面21a全面にわたるようにガラスに埋め込んだ状態で設置されてもよい。また、第三LED発光器7aは、複数のLED素子71aが窓面21a全面にわたるように配置されると共に、複数のLED素子71aが、制御装置8aに接続された網状の配線の各部に電気的に接続されてもよい。これにより、本実施形態と同様に、乗りかご2aの搭乗者が透光部を介して外部の景色を見ることができる構造を保ちながら、乗りかご2aの前後方向の側面の全面にわたってLED素子71aを配置することができる。
透光部は、透明な底面により構成されてもよいし、窓面と底面との両方を含んでもよい。
上記実施形態および変形例の観覧車は、ビンゴやルーレットに利用することもできる。ビンゴに利用する場合、例えば、回転輪1の照明を利用して抽選中の数字を表示させ、ディスプレイ4に抽選後の数字の羅列を表示させるように構成される。ルーレットに利用する場合、複数の乗りかご2に対し、周方向に沿って順番に数字を表示させ、回転輪1の照明を利用して、ルーレットのように表示させるとよい。
上記実施形態の観覧車は、前後方向の両側に一対一で対応するように一対のディスプレイ4が設けられていたが、ディスプレイ4は、前後方向のいずれかの側面にのみ設けられてもよい。
上記実施形態において、一対のディスプレイ4は、支持体3の上端部に取り付けられていたが、支持体3の中間部分であってもよく、一対のディスプレイ4の取り付けられる位置は特に限定されない。また、各ディスプレイ4は、例えば、支持体3から外側方に突出するように設けられた一対のポールに取り付けられてもよい。すなわち、一対のディスプレイ4は、支持体3に直接的に取り付けられてもよいし、間接的に取り付けられてもよい。
上記実施形態の第一LED発光器5は、径方向フレーム4の全長にわたって設けられたが、径方向フレーム4の全長のうちの一部にのみ設けられてもよい。また、第二LED発光器6は、連結フレーム17の一部にのみ設けられてもよい。
上記実施形態または変形例の観覧車は、発光器として、第一LED発光器5と第二LED発光器6と(変形例においては第三LED発光器7と)を備えていたが、第一LED発光器5および第二LED発光器6のいずれかのみを備えた構造であってもよい。また、発光器は、LED発光器でなくてもよく、例えば、白熱灯やネオン管などを組み合わせて構成されてもよい。
制御装置8,8a,8bは、第一LED発光器5,5a,5bおよび第二LED発光器6,6a,6bをディスプレイ4,4a,4bの表示に連動するように制御したが、これに加えて、ディスプレイ4に連動するように音を発生させてもよい。例えば、支持体3にスピーカーを取り付け、制御装置8によりスピーカーを制御するように構成される。制御装置8は、例えば、ディスプレイ4に時間表示をしながら、正時の表示とともに、にぎやかな音楽を流すことができる。また、音楽に限らず、ディスプレイ4の表示に対応して、サイレンやブザー等を発生させてもよい。
また、観覧車には、停電時に備えて、発電機や無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply)が設置されてもよい。これにより、緊急時において、万が一停電が起こっても、観覧車のディスプレイと複数の発光器とで、効果的に防災情報などの緊急な情報を報知できる。
また、観覧車のディスプレイ4に、防災情報以外の表示を行わせてもよい。例えば、国や都道府県や市のお知らせ情報などの緊急性の無い情報を表示させてもよいし、パーク内を撮影したリアルタイムの映像を放映してもよい。また、例えば、広告表示(例えば、新商品の宣伝や企業情報の広告の画像や文字)を観覧車のディスプレイ4に表示させ、第一LED発光器5と第二LED発光器6とで、広告表示に連動する発光をさせてもよい。例えば、広告表示として新商品の表示を行う場合、第一LED発光器5を制御して、新商品のシルエットを表現したり、製造元の企業のロゴを表現したりすることが考えられる。また、第二LED発光器6を制御して、新商品やその製造元の企業の特徴的な色を発光させてもよい。このとき、第一LED発光器5と第二LED発光器6の両方を制御してもよいし、いずれか一方を制御してもよい。
(効果)
以上説明したように、本実施形態または変形例の観覧車は、以下の第1の態様を備える。第1の態様は、以下の構成を備える。観覧車は、複数の乗りかご2を支持する回転輪1が、軸部18を介して支持体3に回転可能に支持される。観覧車は、複数の径方向フレーム14と、複数の発光器(第一のLED発光器5)と、ディスプレイ4と、制御装置8とを備える。複数の径方向フレーム14は、回転輪1に設けられており、直径方向に延びている。複数の発光器は、外側方に向かって発光するように複数の径方向フレーム14に取り付けられる。ディスプレイ4は、表示面が外側方に向くように支持体3に取り付けられる。制御装置8は、複数の発光器をディスプレイ4の表示と連動するように制御する。この構成によれば、ディスプレイ4に、画像や文字列を表示させながら、それに連動するように、径方向フレーム14に取り付けられた複数の発光器を発光させることができる。この結果、ディスプレイ4に表示された画像などで詳細な情報を示しつつ、観覧車の回転輪1で目立たせたり、壮大な演出を行ったりすることができ、すなわち、観覧車の回転輪1を利用して壮大さを演出しながらも、同時に、細かな画像や文字列等を表現できる。
また、本実施形態および変形例の観覧車は、以下の第2の態様を備える。
第2の態様は、以下の構成を備える。観覧車は、複数の乗りかご2を支持する回転輪1が、軸部18を介して支持体3に回転可能に支持される。回転輪1は、前後方向に離れた一対の本体フレーム11と、一対の本体フレーム11同士を外周部で連結する複数の連結フレーム17とを有する。観覧車は、複数の発光器(第二LED発光器6)と、ディスプレイ4と、制御装置8とを備える。複数の発光器は、軸部18に向かって発光するように、複数の連結フレーム17に取り付けられる。ディスプレイ4は、表示面が前記外側方に向くように支持体3に取り付けられる。制御装置8は、複数の発光器をディスプレイ4の表示と連動するように制御する。この構成によれば、ディスプレイ4に、画像や文字列を表示させながら、それに連動するように、連結フレーム17に取り付けられた複数の発光器を発光させることができる。この結果、ディスプレイ4に表示された画像などで詳細な情報を示しつつ、観覧車の回転輪1で目立たせたり、壮大な演出を行ったりすることができる。すなわち、この構成の観覧車によれば、回転輪1を利用して壮大さを演出しながらも、同時に、細かな画像や文字列等を表現できる。
また、本実施形態および変形例の観覧車は、以下の第3の態様を備える。
第3の態様は、以下の構成を備える。観覧車は、複数の乗りかご2を支持する回転輪1が、軸部18を介して支持体3に回転可能に支持される。回転輪1は、前後方向に離れた一対の本体フレーム11と、連結フレーム17とを有する。本体フレーム11は、直径方向に延びる複数の径方向フレーム14を有する。複数の連結フレーム17は、一対の本体フレーム11同士を外周部で連結する。観覧車は、回転輪1に取り付けられた複数の発光器を備える。複数の発光器は、複数の第一発光器(第一LED発光器5)と、複数の第二発光器(第二LED発光器6)とを備える。複数の第一発光器は、外側方に発光するように複数の径方向フレーム14に取り付けられる。複数の第二発光器は、軸部18に向かって発光するように複数の連結フレーム17に取り付けられる。観覧車は、ディスプレイ4と、制御装置8とをさらに備える。ディスプレイ4は、表示面が外側方に向くように支持体3に取り付けられる。制御装置8は、複数の第一発光器および複数の第二発光器をディスプレイ4の表示と連動するように制御する。この構成によれば、ディスプレイ4に、画像や文字列を表示させながら、それに連動するように、第一発光器と第二発光器とを発光させることができる。この結果、ディスプレイ4に表示された画像などで詳細な情報を示しつつ、観覧車の回転輪1で目立たせたり、壮大な演出を行ったりすることができ、すなわち、観覧車の回転輪1を利用して壮大さを演出しながらも、同時に、細かな画像や文字列等を表現できる。
また、本実施形態および変形例の観覧車は、以下の付加的な第4〜第11のいずれかの態様を備える。
第4の態様では、制御装置8は、ディスプレイ4の表示を制御するディスプレイ制御部83をさらに備える。この構成によれば、ディスプレイ4の表示を防災情報等に対応させることができる。
第5の態様では、第4の態様において、以下の構成を備える。すなわち、制御装置8は、防災情報を受信する防災情報受信部82と、発光器制御部84とを有する。発光器制御部84は、防災情報受信部82に防災情報が入力されると、複数の発光器を防災情報表示用の発光パターンで発光させる。ディスプレイ制御部83は、防災情報受信部82に入力された防災情報をディスプレイ4に表示させるように構成されている。この構成によれば、火災・地震・津波等の防災情報を観覧車のディスプレイ4に表示させながら、回転輪1でその表示を目立たせる等することができ、周囲の住民や遊園地内の人々に、防災情報を効果的に報知することができる。
第6の態様では、第4の態様において、以下の構成を備える。制御装置8は、携帯情報端末用受信部81と、発光器制御部84とを有する。携帯情報端末用受信部81は、個人が所有する携帯情報端末から出力された情報を受信する。発光器制御部84は、携帯情報端末用受信部81に携帯情報端末からの情報が入力されると、複数の発光器を、携帯情報端末表示用の発光パターンで発光させる。ディスプレイ制御部83は、携帯情報端末用受信部に入力された情報をディスプレイ4に表示させる。この構成によれば、個人が所有する携帯情報端末を操作することで、画像やテキストをディスプレイ4に表示させることができるため、例えば、遊園地やテーマパークに来場する客に対し、新たな遊戯性や面白みを与えることができる。また、携帯情報端末で実行されるプログラムからなるゲームの画像等の情報を、制御装置8に出力し、これにより、観覧車のディスプレイ4に表示させることで、携帯情報端末と観覧車のディスプレイ4と複数の発光器とを連動させたゲームを行うこともできる。
第7の態様では、第1〜第6のいずれかの態様において、以下の構成を備える。乗りかご2は、乗りかご2の内部と外部との間で光を透過可能な透光部を有する。複数の発光器は、第三発光器(第三LED発光器7)を有する。第三発光器は、制御装置8によりディスプレイ4の表示に連動するように制御され、透光部に設けられる。第三発光器は、透光部の全面にわたって配置された複数の発光素子(LED素子71)を具備する。この構成によれば、観覧車の乗りかご2についても、ディスプレイ4の表示に連動して発光させることができ、より一層の多様性を持たせた演出を行うことができる。
第8の態様では、第7の態様において、複数の発光素子(LED素子71)は、透光部を覆うように設けられた導電性の透明フィルム75の表面に電気的に接続されている。この構成によれば、乗りかご2の搭乗者が透光部を介して内部から外側の景色を見ることができる構造を保ちながら、透光部の全面にわたって発光素子を配置することができる。
第9の態様では、第1〜8のいずれかの態様において、観覧車は、ディスプレイ4の表示に連動するように制御装置8に制御されるスピーカーをさらに備えている。この構成によれば、光での演出に加えて、より多彩な演出を行うことができる。
第10の態様では、第1〜9のいずれかの態様において、制御装置8は、個人が所有する携帯情報端末に対し、ディスプレイ4に表示された映像に関連した映像を表示させるための情報を出力可能に構成されている。この構成によれば、個人が所有する携帯情報端末のディスプレイに、観覧車のディスプレイ4の表示と同じ表示を行うことができる。これにより、例えば、観覧車のディスプレイ4に表示された防災情報を、同じように、携帯情報端末に表示させることができ、各個人に対して、防災情報などの緊急な情報を効果的に報知することができる。
第11の態様では、第1〜4のいずれかの態様において、制御装置8は、ディスプレイ4に広告表示を行わせると共に、複数の発光器を広告表示と連動するよう発光させる。この構成によれば、単にディスプレイ4に広告表示を行うだけでなく、回転輪1に取り付けられた発光器によっても、広告表示に連動して発光させることができ、効果的に、宣伝広告を行うことができる。
以上、本発明を幾つかの好ましい実施形態によって記述したが、この発明の本来の精神および範囲、即ち請求の範囲を逸脱することなく、当業者によって様々な修正および変形が可能である。

Claims (11)

  1. 複数の乗りかごを支持する回転輪が、軸部を介して支持体に回転可能に支持された観覧車であって、
    前記回転輪に設けられ直径方向に延びる複数の径方向フレームと、
    外側方に向かって発光するように前記複数の径方向フレームに取り付けられた複数の発光器と、
    表示面が前記外側方に向くように前記支持体に取り付けられたディスプレイと、
    前記複数の発光器を前記ディスプレイの表示と連動するように制御する制御装置と
    を備えている
    ことを特徴とする観覧車。
  2. 複数の乗りかごを支持する回転輪が、軸部を介して支持体に回転可能に支持された観覧車であって、
    前記回転輪は、
    前後方向に離れた一対の本体フレームと、
    前記一対の本体フレーム同士を外周部で連結する複数の連結フレームと
    を有し、
    前記観覧車は、
    前記軸部に向かって発光するように前記複数の連結フレームに取り付けられた複数の発光器と、
    表示面が前記外側方に向くように前記支持体に取り付けられたディスプレイと、
    前記複数の発光器を前記ディスプレイの表示と連動するように制御する制御装置と
    を備えている
    ことを特徴とする観覧車。
  3. 複数の乗りかごを支持する回転輪が、軸部を介して支持体に回転可能に支持された観覧車であって、
    前記回転輪は、
    直径方向に延びる複数の径方向フレームを具備し、前後方向に離れた一対の本体フレームと、
    前記一対の本体フレーム同士を外周部で連結する複数の連結フレームと
    を有し、
    前記観覧車は前記回転輪に取り付けられた複数の発光器を備え、
    前記複数の発光器は、
    外側方に発光するように前記複数の径方向フレームに取り付けられた複数の第一発光器と、
    前記軸部に向かって発光するように前記複数の連結フレームに取り付けられた複数の第二発光器と
    を有し、
    前記観覧車は、
    表示面が前記外側方に向くように前記支持体に取り付けられたディスプレイと、
    前記複数の第一発光器および前記複数の第二発光器を前記ディスプレイの表示と連動するように制御する制御装置と
    をさらに備えている
    ことを特徴とする観覧車。
  4. 前記制御装置は、前記ディスプレイの表示を制御するディスプレイ制御部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の観覧車。
  5. 前記制御装置は、
    防災情報を受信する防災情報受信部と、
    前記防災情報受信部に前記防災情報が入力されると、前記複数の発光器を防災情報表示用の発光パターンで発光させる発光器制御部と
    を有し、
    前記ディスプレイ制御部は、前記防災情報受信部に入力された前記防災情報を前記ディスプレイに表示させるように構成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の観覧車。
  6. 前記制御装置は、
    個人が所有する携帯情報端末から出力された情報を受信する携帯情報端末用受信部と、
    前記携帯情報端末用受信部に前記携帯情報端末からの前記情報が入力されると、前記複数の発光器を、携帯情報端末表示用の発光パターンで発光させる発光器制御部と
    を有し、
    前記ディスプレイ制御部は、前記携帯情報端末用受信部に入力された情報を前記ディスプレイに表示させるように構成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の観覧車。
  7. 前記乗りかごは、前記乗りかごの内部と外部との間で光を透過可能な透光部を有し、
    前記複数の発光器は、前記制御装置により前記ディスプレイの表示に連動するように制御され、前記透光部に設けられた第三発光器を有し、
    前記第三発光器は、前記透光部の全面にわたって配置された複数の発光素子を具備している
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の観覧車。
  8. 前記複数の発光素子は、前記透光部を覆うように設けられた導電性の透明フィルムの表面に電気的に接続されている
    ことを特徴とする請求項7記載の観覧車。
  9. 前記ディスプレイの表示に連動するように前記制御装置に制御されるスピーカーをさらに備えている
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の観覧車。
  10. 前記制御装置は、個人が所有する携帯情報端末に対し、前記ディスプレイに表示された映像に関連した映像を表示させるための情報を出力可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の観覧車。
  11. 前記制御装置は、前記ディスプレイに広告表示を行わせると共に、前記複数の発光器を前記広告表示と連動するよう発光させる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の観覧車。
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