JPWO2016189937A1 - ドリルおよび切削加工物の製造方法 - Google Patents

ドリルおよび切削加工物の製造方法 Download PDF

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Abstract

本実施形態に係るドリルは、回転軸を有する長尺状であり、第1端側に位置する孔開け部と、第2端側に位置するシャンク部と、前記孔開け部と前記シャンク部との間に位置し、前記第1端側より前記第2端側の径が大きいテーパ部とを備える。前記孔開け部は、第1ねじれ溝と、該第1ねじれ溝の前記第1端側に位置する第1切刃と、を有する。前記テーパ部は、第1ねじれ溝に繋がる第2ねじれ溝と、該第2ねじれ溝の前記第1端側に位置する第2切刃と、該第2切刃に沿って位置する面取り部と、を有する。前記テーパ部は、前記第2切刃と前記孔開け部との接続部が曲面でつながっているとともに、前記面取り部が、前記第1端側に向かって漸次小さくなっており、前記第1端の正面視における前記第2切刃の長さをL、前記回転軸に平行な方向における前記面取り部の外周端の幅をwとしたとき、w/Lが0.0015〜0.5である。【選択図】 図5

Description

本実施形態は、ドリルおよび切削加工物の製造方法に関する。
金属アルミニウムは軽量で航空機の素材等として用いられ、例えば、飛行機の胴体として用いられる場合には、リベットを締結するための貫通孔を形成する必要がある。このような貫通孔の加工に、例えば、特許文献1では、孔開け部のうちの後方側に第2切刃を設けて、貫通孔の入り口をテーパ面に切削加工できるドリルが開示されている。
特開平6−031517号公報
本実施形態に係るドリルは、回転軸を有する長尺状であり、第1端側に位置する孔開け部と、第2端側に位置するシャンク部と、前記孔開け部と前記シャンク部との間に位置し、前記第1端側より前記第2端側の径が大きいテーパ部とを備える。
前記孔開け部は、第1ねじれ溝と、該第1ねじれ溝の前記第1端側に位置する第1切刃と、を有する。
前記テーパ部は、第1ねじれ溝に繋がる第2ねじれ溝と、該第2ねじれ溝の前記第1端側に位置する第2切刃と、該第2切刃に沿って位置する面取り部と、を有する。
前記テーパ部は、前記第2切刃と前記孔開け部との接続部が曲面でつながっているとともに、前記面取り部が、前記第1端側に向かって漸次小さくなっており、前記第1端の正面視における前記第2切刃の長さをL、前記回転軸に平行な方向における前記面取り部の外周端の幅をwとしたとき、w/Lが0.0015〜0.5である。
本実施形態の実施形態に係る切削加工物の製造方法は、前記ドリルを回転させる工程と、
回転している前記ドリルの前記第1切刃と被削材とを接触させて孔開けする工程と、
回転しているドリルの前記第2切刃と前記被削材とを接触させて、前記孔開けした孔の開口部を切削する工程と、
前記被削材と前記ドリルとを相対的に離隔させて、前記被削材に形成された孔から前記ドリルを抜く工程と、を備える。
第1の実施形態に係るドリルを示す側面図である。 は図1に示すドリルを90°回転させた側面図である。 図1に示すドリルの第1端側における拡大図である。 図2に示すドリルの第1端側における拡大図である。 図4に示すドリルのF1部における拡大図である。 図5に示すドリルのF2部における拡大図である。 図5に示すドリルのE1−E1断面図である。 図3に示すドリルの第1端における正面図である。 図3におけるX−X断面図である。 図3におけるY−Y断面図である。 図3におけるZ−Z断面図である。 第2の実施形態に係るドリルを示す側面図である。 図12に示すドリルを90°回転させた側面図である。 図12に示すドリルの第1端側における拡大図である。 図12に示すドリルの第1端における正面図である。 本実施形態に係る切削加工物の製造方法を工程順に示す説明するための図である。 面取り部の幅wが、第1端側に向かって漸次大きくなっているドリルの要部を拡大した側面図である。
<第1の実施形態のドリル>
第1の実施形態に係るドリルについて、図1〜図11を用いて詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のドリル1は、回転軸Oを有して、回転軸Oを中心に矢印R方向に回転可能であり、第1端(P)側に位置する孔開け部5と、第2端(Q)側に位置するシャンク部2と、孔開け部5とシャンク部2との間にテーパ部6が位置する。なお、本実施形態においては、符号Pで示す方を第1端、符号Qで示す方を第2端と定義し、以下の記載において第1端側を単にP側、第2端側をQ側と記載する。テーパ部6は、P側よりQ側の径が大きい。シャンク部2は、図示しない加工機に把持されるものである。
シャンク部2を把持する加工機としては、例えばハンドドリル、マシニングセンタ等が挙げられる。孔開け部5とテーパ部6は切削に関与する部位であり、本実施形態では切削部3と定義する。切削部3は、被削材と接触する部位であり、図1〜4に示すように、孔開け部5は、P側に位置している。本実施形態のドリル1は、略円柱状の長尺体である。
孔開け部5は、ドリル1で被削材を孔開け加工する際に、被削材の内部に侵入する部位であり、第1ねじれ溝9と、第1ねじれ溝9におけるP側に位置する第1切刃11を有する。以下、第1切刃11を先端切刃11と記載する。
シャンク部2は、テーパ部6に繋がるP側に、第2ねじれ溝10が切れ上がる切れ上がり部7を有する。
テーパ部6は、孔開け部5とシャンク部2との間に位置している。テーパ部6は、P側からQ側、言い換えれば、孔開け部5からシャンク部2に向かって拡径する第2切刃12を有する。以下、第2切刃12をテーパ切刃12と記載する。テーパ切刃12は、孔開け部5で形成した加工孔の開口部において、孔径を拡げてテーパ形状にしたり、孔開け加工時に発生するバリを除去したりする部位である。テーパ部6は、第1ねじれ溝9に繋がる第2ねじれ溝10と、第2ねじれ溝10のP側に位置するテーパ切刃12と、テーパ切刃12に沿って位置する面取り部25とを有する。また、図3や図5に示すように、テーパ6は、テーパ切刃12の外周端に続いてQ側に延びる第2リーディングエッジ28と、テーパ切刃12の第2ねじれ溝10とは逆側に接するテーパ逃げ面24を有する。
本実施形態においては、図6に示すように、テーパ切刃12に沿って第2ねじれ溝10に面取り部25が位置している。テーパ切刃12と面取り部25とは隣接しており、面取り部25と第2ねじれ溝10は隣接している。そして、図6に示す面取り部25の外周端における回転軸Oに平行な方向の幅をw(以下、単に幅wと略す場合がある。)、図8に示す第1端Pの正面視におけるテーパ切刃12の長さをLとしたとき、w/Lが0.0015〜0.5である。また、本実施形態においては、テーパ切刃12と孔開け部5との接続部23が曲面でつながっているとともに、図6に示すように、面取り部25の幅wがP側に向かって漸次小さくなっている。テーパ切刃12はP側に向かって回転軸O側に位置していることから、面取り部25の幅wは、外周端から回転軸O側に向かって漸次小さくなっているとも言える。このような構成を満たしていることにより、テーパ切刃12の耐欠損性を高めることができるとともに、テーパ切刃12にて発生する切屑を第2ねじれ溝10内にスムーズに導いて系外に排出することができるため、安定した切屑排出性を有する。
ここで、w/Lが0.0015よりも小さいと、テーパ切刃12の外周端が欠損しやすくなる。一方、w/Lが0.5より大きいと、テーパ切刃12で発生した切屑が面取り部25に接触して、切屑の進行方向が曲げられて、切屑が第2ねじれ溝10内に導かれず、切屑の進行方向を制御することができなくなる。その結果、切削加工物の加工面に接触して加工面に傷をつける場合がある。また、図17に示すように、面取り部25の幅wが同じであるか、またはP側に向かって漸次大きくなっている場合には、面取り部25におけるP側に大きな角部120ができる。角部120は、切屑の流れを妨げる場合があり、切屑が第2ねじれ溝10から飛び出したり、角部120に切屑の成分が溶着して、角部120を起点としてテーパ切刃12が欠けたりする場合がある。
テーパ切刃12におけるP側は、テーパ切刃12の中で最も先に被削材に接触することから、テーパ切刃12におけるP側の部分、言い換えれば、第2ねじれ溝10の回転軸O側の部分は、発生した切屑の進行方向に大きく影響する位置である。一方、面取り部25の外周端側に位置するテーパ切刃12の外周端側は、最も衝撃を受ける位置である。本実施形態のドリル1は、面取り部25が、P側に向かって漸次小さくなっており、w/Lが0.0015〜0.5であることにより、テーパ切刃12の耐欠損性を高めることができるとともに、テーパ切刃12にて発生する切屑を第2ねじれ溝10内にスムーズに導いて系外に排出することができるため、安定した切屑排出性を有する。なお、本実施形態において、孔開け部5の最大直径Dは4.0〜6.5mmに設定される。
図5、6に示すように、接続部23と接する位置に面取り部25の回転軸O側の終端が存在する場合には、より切屑の流れがスムーズになる。なお、本実施形態において、接続部23は、側面視で曲線となっている領域を指す。
本実施形態において、面取り部25が、軸方向傾斜角θが0°〜30°であるときには、テーパ切刃12で発生した切屑を第2ねじれ溝10内に導きやすくなるとともに、テーパ切刃12の耐欠損性を高めることができる。なお、面取り部25の軸方向傾斜角θとは、図7に示すように、テーパ切刃12と回転軸Oに平行な直線とを結ぶ線に対する面取り部25の仮想延長線とのなす角θである。なお、本実施形態では、傾斜角θは回転軸O側から外周端側にかけて一定であるが、これに限定されるものではなく、傾斜角θが回転軸O側から外周端側の範囲内で変化していてもよい。
また、図8に示すように、テーパ切刃12のラジアルレーキσが−5°〜−25°であるときには、テーパ切刃12から生成される切屑が小さくカールするようになり、切屑が小さく分断されるため、第2ねじれ溝10から排出されやすくなる。なお、テーパ切刃12のラジアルレーキσとは、図8に示すように、径方向すくい角を示す。
図7に示すように、テーパ切刃12の面取り部25に続く第2ねじれ溝10における軸方向傾斜角αが、回転軸O側が外周側よりも小さいときには、テーパ切刃12のうちの接続部23に近い位置において、切削抵抗が大きくても耐欠損性が低下しにくい。また、テーパ切刃12のうちの外周端に近い位置では、切れ味を高めて、テーパ切刃12における耐摩耗性を高めることができる。本実施形態のドリル1では、図示しないが、テーパ切刃12の面取り部25に続く第2ねじれ溝10の軸方向傾斜角αが、回転軸O側から外周端側に向かって漸次大きくなっている。
図7に示すように、テーパ切刃12の逃げ角(テーパ逃げ角と称す場合がある)γが5°〜30°であるときには、テーパ切刃12の耐摩耗性および耐欠損性を両立することができる。なお、本実施形態では、逃げ角γは回転軸O側から外周端側にかけて一定であるが、これに限定されるものではなく、逃げ角γが回転軸O側から外周端側の範囲内で変化していてもよい。
図8、11に示すように、第2ねじれ溝10は、テーパ切刃12の回転方向R側に位置する。テーパ切刃12で発生した切屑は、面取り部25を通って第2ねじれ溝10内に導かれて、第2ねじれ溝10の形状に沿って切屑がQ側に排出される。一方、第1ねじれ溝9は、図9、10に示すように、孔開け部5の先端切刃11の外周端からQ側に延びる第1リーディングエッジ27の回転方向R側に位置する。
第1ねじれ溝9と第2ねじれ溝10とは両方を1回の加工で形成しても良く、第1ねじれ溝9または第2ねじれ溝10を先に形成した後で別の加工にてもう一方のねじれ溝(第2ねじれ溝10または第1ねじれ溝9)を形成してもよい。本実施形態においては、図3、4に示すように、第2ねじれ溝10のねじれ角β2が、第1ねじれ溝9のねじれ角β1よりも大きい。これによって、切屑が第2ねじれ溝10内により導かれやすくなる。なお、図3の側面視において、第1リーディングエッジ27と回転軸Oとがなす角を第1ねじれ角β1、第2リーディングエッジ28と回転軸Oとがなす角を第2ねじれ角β2と定義する。
第1の実施形態において、ドリル1は、第1ねじれ溝9および第2ねじれ溝10を2本有し、先端切刃11およびテーパ切刃12も2つ有する。図8に示すように、第1ねじれ溝9、第2ねじれ溝10、先端切刃11およびテーパ切刃12は、互いに所定の間隔をおいて回転軸Oに対して回転対称となるように位置している。なお、第1ねじれ溝9、第2ねじれ溝10、先端切刃11およびテーパ切刃12は、1つであってもよく、または3つ以上であってもよい。通常、1つ〜5つの範囲から任意に選定できる。
図8に示すように、孔開け部5は、第1ねじれ溝9のP側に位置する先端切刃11と、先端切刃11に対して、ドリル1の回転方向Rとは逆向きの位置に先端逃げ面14を有している。先端逃げ面14は、回転軸Oに垂直な面に対して、5°〜20°の先端逃げ角(図示せず)を有している。また、図8では、ドリル1は、複数の先端逃げ面14同士が互いに交差するチゼルエッジ部15を有し、さらに、チゼルエッジ部15の一部が芯厚を下げるために研磨されたシンニング部16を有する。シンニング部16によって、先端切刃11は被削材に食い付きやすくなる。シンニング部16は省略することができる。
また、図1〜4、9、10に示すように、孔開け部5は、P側の側面に位置する第1ねじれ溝9と、先端切刃11の外周端に続くQ側に延びる第1リーディングエッジ27と、第1リーディングエッジ27の回転方向Rとは逆方向に隣接する外周部8とを有する。孔開け部5は、さらに、第1ねじれ溝9の先端切刃11に接する位置が、平面状であっても良い。外周部8は、孔開け部5の側面における第1ねじれ溝9以外の部位である。
本実施形態において、第1ねじれ溝9の開口端のうち、ドリル回転方向の前縁にマージン部13を有する。すなわち、マージン部13は、第1ねじれ溝9の2つの開口端のうちの回転方向Rとは逆方向側の開口端に位置している。マージン部13は、先端切刃11によって被削材を切削する際に加工孔の内壁面と摺接し、ドリル1の進行方向を安定させるガイドの機能を発揮する。なお、外周部8のうち、マージン部13以外の部分は、クリアランス部17であり、クリアランス部17の径方向の太さに相当する回転軸Oからの距離が、マージン部13の径方向の太さに相当する回転軸Oからの距離よりも短い。これによって、クリアランス部17が加工孔の内壁面に接触することなく、接触による摩擦熱を発生させることがないので、加工孔の内壁面を傷つけることを抑制できる。
本実施形態によれば、図5に示すY−Y断面図である図7に示すように、マージン部13のQ側に、マージン部13が第1ねじれ溝9の開口する側に切欠かれている。本実施形態では、切欠かれたマージン部13を小マージン部19と称し、孔開け部5のうち、小マージン部19を有する領域を後方部21、切欠かれていないマージン部13を有する領域を前方部20と称す。後方部21において、小マージン部19が加工孔の内壁面に接触する際に、小マージン部19が被削材へ食いつくことを低減でき、ドリル1に発生するびびり振動を抑制することができる。また、小マージン部19によって、後方部21のガイド性も確保できるので、ドリル1で孔開け加工した後に、ドリル1を被削材から引き抜く際に、後方部21が加工孔の内壁面を傷つけることを抑制する。なお、図9、10の外円Cは、先端切刃11の外周端の回転軌跡であり、すなわち、ドリル1によって孔開け加工される加工孔の内壁面である。また、図9、10では、マージン部13と小マージン部19の配置等を比較しやすいように、マージン部13と小マージン部19が同じような向きとなるように回転させた向きで示している。
なお、図3において、小マージン部19での第1ねじれ溝9のねじれ角β12は、マージン部13での第1ねじれ溝9のねじれ角β11よりも小さい。これによって、後方部21における被削材の食いつきを抑制できる。また、第2ねじれ溝10のねじれ角β2は、第1ねじれ溝9の後方部21におけるねじれ角β12よりも小さい。これによって、テーパ切刃12における面取り部25の幅wが、外周端から回転軸O側に向かって漸次小さくなる。その結果、切刃の強度を保つことができるので、テーパ切刃12における欠損を抑制できる。
さらに、本実施形態において、断面視で、図9に示すマージン部13のP側、つまり前方部20のマージン部13の外周端における傾斜角ω1よりも、図10に示す小マージン部13のQ側、つまり後方部21の小マージン部19の外周端における傾斜角ω2が小さい。なお、傾斜角ωとは、図9、10に示す回転軸Oに垂直な断面において、マージン部13の外周端における第1ねじれ溝9の開口面の向きを表し、マージン部13の端部と回転軸Oとを結ぶ直線と、マージン部13の外周端における第1ねじれ溝9の開口面の接線とのなす角度で表される。すなわち、傾斜角ω1は、第1ねじれ溝9の向きで表され、傾斜角ω2は、切欠き部22の向きで表される。これによって、後方部21におけるマージン部13の食いつきを抑制できて、後方部21におけるびびり振動を抑制できる。
また、図10によれば、断面視で、小マージン部19の切欠き部22の形状は、第1ねじれ溝9の開口部に対して凹曲面である。これによって、後方部21において、切屑が小マージン部19によって加工孔の内壁面側に引き寄せられることを抑制し、切屑が小マージン部19と加工孔の内壁面との間で挟まって噛み込むことを抑制できる。なお、図9に示すように、前方部20のマージン部13では、マージン部13が切欠かれず、高いガイド性を発揮する。
なお、小マージン部19の幅h2はマージン部13の幅h1よりも小さい。これによって、後方部21におけるびびり振動の発生を抑制できる。マージン部13および小マージン部19の幅は、図9、10に示すように、回転軸Oに垂直な断面において確認できる。
前方部20は先端切刃11に近い位置にあるので、加工孔の内壁面には接触しにくい。前方部20の回転軸O方向の長さl1と後方部21の回転軸O方向の長さl2との比(l2/l1)は0.2〜0.8である。
本実施形態においては、孔開け部5の接続部23と接するQ側に、マージン部13より幅が広いガイド部26を有する。これによって、テーパ切刃12で切削する際の加工位置の精度を高めることができる。
<第2の実施形態のドリル>
図1〜11の第1の実施形態においては、孔開け部5の外周部8は全長にわたって同じ径であったが、本実施形態はこれに限定されるものではない。図12〜15は第2の実施形態である孔開け部5の外周部8の途中でQ側に向かって拡径する段が付いている段付きのドリルである。
ドリル31は、孔開け部33とテーパ部60とを有する。テーパ部60の構成は、第1の実施形態と同様に、第2切刃61と、第2ねじれ溝62と、第2リーディングエッジ63と、テーパ逃げ面65と、面取り部67とを有する。なお、テーパ部60の構成は、第1の実施形態と同様であるために、説明を省略する。
孔開け部33は、P側に位置する小径部34と、Q側、言い換えればテーパ部60側に位置する大径部35と、小径部34と大径部35との間に位置する段部36とを有する。
小径部34は、第1切刃40と、第1ねじれ溝39と、第1外周部42とを有する。また、小径部34は、第1外周部42のドリル回転方向Rの前縁に第1マージン部44を有する。なお、第1外周部42のうち、第1マージン部44以外の部分は、第1クリアランス部46である。小径部34は、さらに、図15に示すように、ドリル1と同様に、第1逃げ面43、チゼルエッジ45、シンニング部46を有する。
第1切刃40による切屑は、第1ねじれ溝39を通って孔開け部33の後方に排出される。第1ねじれ溝39は、第1切刃40に対応して位置しており、複数の第1ねじれ溝39の数は、第1切刃40の数と同じになる。小径部34において、第1ねじれ溝39の回転軸Oとのなす角度であるねじれ角β4(図示せず)は、10〜45°である。
段部36は、段部切刃41と、第1ねじれ溝39と、第2逃げ面50とを有する。第2逃げ面50は、回転軸Oに垂直な面に対して、5°〜20°の先端逃げ面(図示せず)を有している。
段部切刃41による切屑も、第1ねじれ溝39を通って孔開け部33の後方に排出される。すなわち、第1切刃40による切屑と、段部切刃41による切屑は、いずれも第1ねじれ溝39を通過して孔開け部33の後方に排出される。
図15に示す第1端(P)から見た正面視で、第1切刃40の長さL1と、段部切刃41の長さL2との比(L2/L1)は0.1〜1である。これにより、周速度が比較的速く、負荷を受け易い段部切刃41の欠損を抑制することが可能となるとともに、段部切刃41にて切削することによって、第1切刃40の切削抵抗を低減できる。比(L2/L1)の特に好適な範囲は0.2〜0.5である。
大径部35は、第1ねじれ溝39と、第2外周部54とを有する。また、大径部35は、段部36側、すなわちP側の第1大径部55と、シャンク部2側すなわちQ側の第2大径部56とを有する。そして、第1大径部55は、第1ねじれ溝39の開口端のうち、第2外周部54のドリル回転方向Rの前縁に第2マージン部57を有し、第2大径部56は、第1ねじれ溝39の開口端のうち、第2外周部54のドリル回転方向Rの前縁に第3マージン部59を有する。第2外周部54のうち、第2マージン部57および第3マージン部59以外の部分は、第2クリアランス部58である。なお、第2マージン部57および第3マージン部59の回転軸Oからの距離は同じである。
第3マージン部59は、第1ねじれ溝39側に切欠き部(図示せず)を有し、第1の実施形態の小マージン部19に相当する。さらに、第2の実施形態では、第1マージン部44の幅(図示せず)が、第2マージン部57の幅(図示せず)よりも小さい。これによって、第1切刃40における切削抵抗を低減することができて、第1切刃40における耐摩耗性を高めることができるとともに、小径部34にて加工される加工孔の直進性を高めることができる。
さらに、図14において、小径部34の先端角σ1が90°〜130°であり、段部36の傾斜角同士がなす角度、すなわち、段部切刃41の先端角度σ2が120°〜150°であるとともに、σ2がσ1よりも大きい。これによって、小径部34における第1切刃40の直進性が高く、かつ、段部切刃41における切屑の絡み付きを抑制して良好な切屑排出性が得られる。
<切削加工物の製造方法>
本実施形態に係る切削加工物の製造方法の一例を、図16を用いて説明する。図16では、ドリル1を用いて孔開け加工する。
まず、図16Aに示すように、上述したドリル1を用いて、回転軸Oを中心に矢印R方向に回転させる。
次に、図16Bに示すように、ドリル1を矢印方向に送って、回転しているドリル1の先端切刃と、被削材100とを接触させ、孔開け加工によって孔101を形成する。被削材100としては、アルミニウムまたはアルミニウム合金のように撓みやすい材質を有するものが好適である。被削材100として、アルミニウム材とチタン合金等の他の部材とが積層されたものであってもよい。このような被削材100は、例えば航空機等の構成部材に使用される。
そして、図16Cに示すように、孔101の開口部において、テーパ切刃によって、孔径を拡げてテーパ形状にしたり、孔開け加工時に発生するバリを除去したりするように、切削加工する。
その後、図16Dに示すように、貫通孔101からドリル1を矢印方向に引き抜いて、被削材100とドリル1とを相対的に離隔させる。
上記工程にて被削材100に孔開け加工することによって、所望の切削加工物110を得ることができる。切削加工を継続する場合には、ドリル1を回転させた状態を保持したまま、被削材100の異なる箇所にドリル1の先端切刃およびテーパ切刃を接触させる工程を繰り返せばよい。
1 ドリル
2 シャンク部
3 切削部
5 孔開け部
6 テーパ部
7 切れ上がり部
8 外周部
9 第1ねじれ溝
10 第2ねじれ溝
11 第1切刃(先端切刃)
12 第2切刃(テーパ切刃)
13 マージン部
14 先端逃げ面
15 チゼルエッジ部
16 シンニング部
17 クリアランス部
19 小マージン部
20 前方部
21 後方部
22 切欠き部
23 接続部
24 テーパ逃げ面
25 面取り部
26 ガイド部
27 第1リーディングエッジ
28 第2リーディングエッジ
P 第1端
Q 第2端
O 回転軸
L 第1端の正面視におけるテーパ切刃の長さ
w 回転軸に平行な方向における面取り部の外周端の幅
α 第2ねじれ溝における軸方向傾斜角
β1(β11、β12) 第1ねじれ溝のねじれ角
β2 第2ねじれ溝のねじれ角
θ 面取り部の軸方向傾斜角
γ 第2切刃の逃げ角
ω1 前方部のマージン部の外周端における傾斜角
ω2 後方部のマージン部の外周端における傾斜角
σ 第2切刃のラジアルレーキ

Claims (21)

  1. 回転軸を有する長尺状のドリルであって、
    第1端側に位置する孔開け部と、第2端側に位置するシャンク部と、前記孔開け部と前記シャンク部との間に位置し、前記第1端側より前記第2端側の径が大きいテーパ部とを備え、
    前記孔開け部は、第1ねじれ溝と、該第1ねじれ溝の前記第1端側に位置する第1切刃と、を有し、
    前記テーパ部は、第1ねじれ溝に繋がる第2ねじれ溝と、該第2ねじれ溝の前記第1端側に位置する第2切刃と、該第2切刃に沿って位置する面取り部と、を有し、
    前記第2切刃と前記孔開け部との接続部が曲面でつながっているとともに、前記面取り部が、前記第1端側に向かって漸次小さくなっており、前記第1端の正面視における前記第2切刃の長さをL、前記回転軸に平行な方向における前記面取り部の外周端の幅をwとしたとき、w/Lが0.0015〜0.5であるドリル。
  2. 前記接続部と接する位置に前記面取り部の前記回転軸側の終端が存在するドリル。
  3. 前記第2ねじれ溝のねじれ角β2は、前記第1ねじれ溝のねじれ角β1よりも大きい請求項1または2記載のドリル。
  4. 前記面取り部は、軸方向傾斜角θが0°〜30°である請求項1乃至3のいずれか記載のドリル。
  5. 前記第2ねじれ溝は、前記回転軸側の軸方向傾斜角αが前記外周側よりも小さい請求項1乃至4のいずれか記載のドリル。
  6. 前記第2切刃の逃げ角γが5°〜30°である請求項1乃至5のいずれか記載のドリル。
  7. 前記孔開け部は、前記第1切刃の外周端から第2端側に延びる第1リーディングエッジを有するとともに、該第1リーディングエッジに接する外周部にマージン部を有する請求項1乃至6のいずれか記載のドリル。
  8. 前記マージン部は、前記テーパ部側において、前記第1ねじれ溝側が切欠かれている請求項7記載のドリル。
  9. 前記孔開け部の前記接続部と接する前記第2端側に、前記マージン部より幅が広いガイド部を有する請求項7または8記載のドリル。
  10. 前記第2切刃のラジアルレーキが−5°〜−25°である請求項1乃至9のいずれか記載のドリル。
  11. 前記孔開け部は、外周部のドリル回転方向の前縁に位置するマージン部を有し、
    前記孔開け部の前記テーパ部側に、前記マージン部の前記ねじれ溝側が切欠かれた小マージン部を有する請求項1乃至10のいずれか記載のドリル。
  12. 断面視で、前記小マージン部の切欠き形状が前記ねじれ溝の開口部に対して凹曲面である請求項11記載のドリル。
  13. 前記小マージン部の端部における傾斜角α2が、前記マージン部の端部における傾斜角α1よりも小さい請求項11または12記載のドリル。
  14. 前記孔開け部は、
    前記第1端側に位置する小径部と、
    前記第2端側に位置する大径部と、
    前記小径部との前記大径部との間に位置する段部と、
    前記ねじれ溝の前記段部の側端縁に位置する段部切刃と、
    を有し、
    前記大径部は、
    前記小径部側に、前記ねじれ溝部側が切欠かれない前記マージン部を有する第1大径部と、
    前記シャンク部側に、前記マージン部の前記ねじれ溝部側が切欠かれた前記小マージン部を有する第2大径部と
    を具備する請求項11乃至13のいずれか記載のドリル。
  15. 前記第2大径部の前記小マージン部の幅は前記第1大径部の前記マージン部の幅よりも小さい14記載のドリル。
  16. 前記小径部にも、前記外周部のドリル回転方向の前縁に位置する前記マージン部を有するとともに、前記小径部における前記マージン部の幅が、前記第1大径部における前記マージン部の幅よりも小さい請求項14または15記載のドリル。
  17. 側方視で、前記小径部の先端角θ1が90°〜130°であり、前記段部の傾斜角同士がなす角度θ2が130°〜150°であるとともに、前記θ2が前記θ1よりも大きい請求項14乃至16のいずれか記載のドリル。
  18. 前記第2切刃におけるすくい角α3が、前記小マージン部の端部における傾斜角α2よりも小さい請求項1乃至17のいずれか記載のドリル。
  19. 前記小マージン部における前記ねじれ溝のねじれ角は、前記マージン部における前記ねじれ溝のねじれ角よりも大きい請求項11乃至18のいずれか記載のドリル。
  20. 請求項1乃至19のいずれか記載のドリルを回転させる工程と、
    回転している前記ドリルの前記第1切刃と被削材とを接触させて孔開けする工程と、
    回転している前記ドリルの前記第2切刃と前記被削材とを接触させて、前記孔開けした孔の開口部を切削する工程と、
    前記被削材と前記ドリルとを相対的に離隔させて、前記被削材に形成された孔から前記ドリルを抜く工程と、
    を備える、切削加工物の製造方法。
  21. 回転している前記第1切刃と前記被削材、および前記段部切刃と前記被削材とを接触させて孔開けする工程をさらに備える、請求項20記載の切削加工物の製造方法。
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