JPWO2016135770A1 - 照明ランプ、照明装置および照明ランプの製造方法 - Google Patents

照明ランプ、照明装置および照明ランプの製造方法 Download PDF

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Abstract

容易に個々の照明ランプにおいて略同一の位置に接着部材を照明ランプの長手方向に対して並行に設けられた照明ランプを得る。本発明の照明ランプは、中空及び長尺形状であり透光性を有するカバー2と、長尺形状であり、長手方向に対して並行する面に光源4が配置され、光源が配置された面とは反対側の面に長手方向に対して並行に延びる凹部67が形成された光源モジュール3と、凹部67に沿って設けられ、カバー2の内周面と凹部67が形成された光源モジュール3の面とを対向させて、カバー2に光源モジュール3を固定する接着部材10と、を備えることを特徴としている。

Description

本発明は、照明ランプと、当該照明ランプを用いた照明装置と、当該照明ランプの製造方法に関するものである。
近年、環境配慮の社会的要請を受け、従来の白熱電球や蛍光灯に比べて長寿命であり低消費電力の固体発光素子の1つである発光ダイオード(Light Emitting Diode;以下LEDと称す。)を光源として用いた照明ランプ及び照明装置の普及が拡大している。
LEDを用いた照明ランプとして、例えば特許文献1のように、複数のLED光源が実装された基板と、基板を保持しLED光源の発熱を吸熱するヒートシンクと、LED、基板並びにヒートシンクを内部に保持するカバー(特許文献1のガラス管が該当)と、を有した長尺の照明ランプが挙げられる。また、特許文献1の照明ランプにおいて、ヒートシンクとカバーはシリコーンゴムなどの接着部材によって取り付けられている。
特開2013−161564号公報
特許文献1のようにヒートシンクとカバーを接着部材によって取り付ける照明ランプを量産する場合には、個々の照明ランプにおいて略同一の位置に接着部材を設け、均一な品質の照明ランプを製造することが望まれる。しかし、特許文献1の照明ランプでは、接着部材を略同一の位置に設けることは困難である。
本発明は上記の課題を鑑みてなされたものであり、容易に個々の照明ランプにおいて略同一の位置に接着部材を設けることができる照明ランプ及び照明装置を提供することを目的とする。
本発明の照明ランプは、中空及び長尺形状であり、透光性を有するカバーと、長尺形状であり、長手方向に対して並行する面に光源が配置され、光源が配置された面とは反対側の面に長手方向に対して並行に延びる凹部が形成された光源モジュールと、凹部に沿って設けられ、カバーの内周面と光源モジュールの凹部が形成された面とを対向させてカバーに光源モジュールを固定する接着部材と、を備えることを特徴としている
また、本発明の照明装置は、中空及び長尺形状であり、透光性を有するカバーと、長尺形状であり、長手方向に対して並行する面に光源が配置され、光源が配置された面とは反対側の面に長手方向に対して並行に延びる凹部が形成された光源モジュールと、凹部に沿って設けられ、カバーの内周面と光源モジュールの凹部が形成された面とを対向させてカバーに光源モジュールを固定する接着部材と、光源に電力を供給する電源装置と、を備えたことを特徴としている。
さらに、本発明の照明ランプの製造方法は、長尺形状であり、長手方向に対して並行する面に光源が配置され、光源が配置された面とは反対側の面に長手方向に対して並行に延びる凹部が形成された光源モジュールの凹部に沿って接着部材を設ける工程と、接着部材が設けられた後、中空及び長尺形状であり透光性を有するカバーの内周面と光源モジュールの凹部が形成された面とを密着させる工程と、を含むことを特徴としている。
本発明の照明ランプ及び照明装置は、光源が配置された面とは反対側の面に前記長手方向に対して並行に延びる凹部が形成されているため、凹部に沿って接着部材を設けることで略同一の位置に接着部材を設け易く、容易に均一な品質の照明ランプ及び照明装置を得ることができる効果を奏する。
また、本発明の照明ランプの製造方法では、光源が配置された面とは反対側の面に長手方向に対して並行に延びる凹部が形成された光源モジュールの凹部に沿って接着部材を設ける工程を含むため、略同一の位置に接着部材を設け易く、均一な品質の照明ランプ及び照明装置を製造し易い効果を奏する。
本発明に係る照明装置の斜視図である。 実施の形態1に係る照明ランプの斜視図である。 実施の形態1に係る照明ランプの側面図である。 実施の形態1に係る照明ランプの底面図である。 実施の形態1に係る照明ランプの上面図である。 実施の形態1に係る照明ランプの図2〜5に示すA−A断面を示す断面図である。 実施の形態1に係るヒートシンクの一方の端部(X軸方向の原点側)からの斜視図である。 実施の形態1に係るヒートシンクの他方の端部(X軸方向の先端側)からの斜視図である。 実施の形態2に係る照明ランプの側面図である。 実施の形態2に係る照明ランプの底面図である。 実施の形態2に係る照明ランプの図9及び図10に示すB−B断面を示す断面図である。 実施の形態2に係るヒートシンクの他方の端部(X軸方向の先端側)の拡大斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一又は相当する部分については、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図では矢印X、矢印Y、矢印Zを、相互に直交する直交座標系の3軸方向に定義しているが、これは、説明のために便宜上記したものであり、装置、器具、部品等の配置や向き等を限定するものではない。装置、器具、部品等の構成について、その材質、形状、大きさ等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る照明装置の斜視図である。照明装置100は、電力を供給されることによって点灯する長尺形状の照明ランプ1と、照明ランプ1を装着可能であり照明ランプ1に電力を供給する照明器具101と、を具備する。照明装置100は、照明ランプ1を室内に向けて天井又は壁面に取り付けられ、照明ランプ1を点灯させることによって室内に光が照射される。
照明器具101は、器具本体102と、保持ソケット103と、給電ソケット104と、電源ボックス105と、を備えている。器具本体102は、内部が中空であり長尺の箱型形状である。また、器具本体102は、V字ばね又は継手等の取付具(図示省略)を有しており、取付具を用いて天井又は壁面に取り付けられる。
器具本体102の照明ランプ1が装着される側の面には、長手方向(矢印Xの方向)の一方の端部近傍に保持ソケット103と、長手方向の他方の端部近傍には給電ソケット104とがそれぞれ突出して設けられている。保持ソケット103と給電ソケット104との間隔は、照明ランプ1の長手方向の長さに略等しく、保持ソケット103と給電ソケット104は照明ランプ1を保持することができる。また、給電ソケット104は、保持している照明ランプ1と電気的に接続されている。
また、器具本体102の内部には、電源ボックス105が収納されている。電源ボックス105は、外部電源から電力の供給を受け照明ランプ1に適した電圧又は電流に変換する電源装置(図示省略)を有している。電源装置は、給電ソケット104と電気的に接続されており、給電ソケット104を介して照明ランプ1に電力を供給することができる。
図2は、実施の形態1に係る照明ランプの斜視図である。図3は、実施の形態1に係る照明ランプの側面図である。図4は、実施の形態1に係る照明ランプの底面図である。図5は、実施の形態1に係る照明ランプの上面図である。図6は、実施の形態1に係る照明ランプの図2〜5に示すA−A断面を示す断面図である。なお、図2ではカバー2の内部の説明のため、カバー2の一部を省略している。照明ランプ1は、カバー2と、光源4と基板5とヒートシンク6とから構成される光源モジュール3と、保持口金7と、給電口金8と、を備えている。また、図6に示すように、照明ランプ1の長手方向に対して垂直な方向(矢印Zの方向)において、後述する光源4の光が出射される側を出射側(矢印Zの先端側)と称し、出射側とは反対側を器具側(矢印Zの原点側)と称する。すなわち、照明ランプ1は、照明ランプ1の器具側(矢印Zの基点側)が照明器具101に対向するように照明器具101に装着される。
カバー2は、長尺及び中空の円筒形状であり長手方向(矢印Xの方向)の両端が開口している。実施の形態1において、カバー2の中心軸Oから内周面までの距離Riは、Ri=11.75[mm]である。また、カバー2の厚さTは、T=1[mm]である。ただし、T及びRiの寸法は実施の形態1の寸法に限定されない。
また、カバー2は、透光性を有する材料を用いて形成されており、例えばガラス管や、ポリカーボネート又はアクリル樹脂等の透光性を有する樹脂製の管が用いられる。さらに、カバー2がガラス管の場合はカバー2の内周面に0.05〜20.0μm程度の金属酸化物から為る拡散膜を形成したり、カバー2が樹脂製の管の場合はカバー2に拡散剤を混合する等、カバー2を透過する光を拡散させるような構造であっても構わない。
図1から図5に示すように、保持口金7は、カバー2の一方の端部の開口を覆うように取り付けられ、絶縁性を有する保持口金筐体71と、保持口金筐体71から照明ランプ1の長手方向に立設し導電性を有する保持端子72と、を備えている。保持端子72は、インサート成形等の方法によって保持口金筐体71に埋め込まれている。また、保持口金筐体71にはねじ孔73が設けられており、ねじ溝が形成されたねじ9の軸部がねじ孔73に挿通され、後述するヒートシンク6のねじ孔65aにねじ込まれることで保持口金7は光源モジュール3に固定される。
給電口金8は、カバー2の他方の端部の開口を覆うように取り付けられ、絶縁性を有する給電口金筐体81と、給電口金筐体81から照明ランプ1の長手方向に立設し導電性を有する給電端子82と、を備えている。給電端子82は、インサート成形等の方法によって給電口金筐体81に埋め込まれている。また、給電口金筐体81にはねじ孔83が設けられており、ねじ溝が形成されたねじ9の軸部がねじ孔83に挿通され、後述するヒートシンク6のねじ孔65aがねじ込まれることで給電口金8は光源モジュール3に固定されている。
また、保持ソケット103が保持端子72を保持し、給電ソケット104が給電端子82を保持することによって、照明器具101は照明ランプ1を保持することができる。また、少なくとも給電ソケット104は、給電端子82を保持すると同時に、給電端子82と電気的に接続される。
また、図2及び図3で示すようにカバー2の一方の端部に保持口金7が取り付けられ、他方の端部に給電口金8が取り付けられた場合、カバー2の内部にはカバー2と保持口金7と、給電口金8とで囲まれたカバー内空間11が形成される。
図2及び図4に示すように、光源モジュール3は、カバー内空間11に固定され、光源4と、長尺の平板状であり光源4が実装されている基板5と、光源4から発生する熱を照明ランプ1外部へカバー2を介して放散するヒートシンク6を備えている。光源モジュール3はカバー2の内部に収納されている。なお、基板5及びヒートシンク6の長手方向(矢印Xの方向)の長さは、カバー2の長手方向の長さと略同一である。
光源4は、発光面から光を出射する素子であり、基板5の長手方向(矢印Xの方向)に沿って並行に複数個配列されている。光源4の発光面は出射側を向いており、光源4より出射される光は出射側へ向かい、出射側空間25と円筒部21を通過し、照明ランプ1の外部へ照射される。実施の形態1において、光源4はLEDであり、波長が440〜480nmの青色光を出射するLEDチップ上に青色光を黄色光に波長変換する蛍光体を配してパッケージ化した疑似白色LEDが用いられている。なお、光源4の数、配置位置、種類は照明ランプ1の用途に応じて決定されるため、本発明は光源4の数、配置位置、種類は限定されない。例えば、長手方向の長さが基板5の長手方向の長さと略等しい、長尺の有機エレクトロルミネッセンス素子(Organic Electroluminescence;以下有機EL素子と称する)1つを光源4として用い、有機EL素子の長手方向が基板5の長手方向と並行になるように配置しても構わない。
基板5の光源4が実装される実装面には、例えば、ダイオード、コンデンサ、ヒューズ又は抵抗等の電子部品(図示省略)が実装され、さらに各光源4と各電子部品とを電気的に接続させる配線パターン(図示省略)が設けられている。また、各光源4と各電子部品とは配線パターンを介して給電端子82と電気的に接続されている。このため、光源4には、給電ソケット104と給電端子82と配線パターンとを介して電源装置から電力が供給され、光源4は点灯する。
基板5の材料には、ガラスエポキシ材料、紙フェノール材料、コンポジット材料、セラミック材料、あるいはアルミニウム等の金属材料が材料コスト、設計仕様などを勘案して選定される。また、基板5の実装面は、基板5の材料の反射率よりも高い反射率を有するレジストが塗布されている。
図7は、実施の形態1に係るヒートシンクの一方の端部(矢印Xの基点側)からの斜視図である。図8は、実施の形態1に係るヒートシンクの他方の端部(矢印Xの先端側)からの斜視図である。ヒートシンク6は長尺形状の部材であり、ヒートシンク6の出射側の面である光源設置部61と、光源設置部61より立設する一対の突起部62と、ヒートシンク6の側面である一対の側壁部63と、ヒートシンク6の器具側の面である円弧部64と、円弧部64より立設するねじ固定部65と、光源設置部61より器具側に延びる4つの治具固定部66とで構成されている。また、円弧部64には凹部67が長手方向に渡って形成され、ねじ固定部65と治具固定部66の間でねじ孔65a(図4参照)が形成されている。なお、ヒートシンク6の長手方向(矢印Xの方向)に垂直に切断した断面の形状は、長手方向の位置によらず常に図5に示すような一定の断面の形状になっている。
光源設置部61は長手方向に並行して延びる平板形状であり、ヒートシンク6がカバー2の内部に保持された際に出射側に位置する面には、図2から図5で示すように光源4が出射側を向くように基板5が設置されている。
光源設置部61の出射側に位置する面には、一対の突起部62が出射側に向かって長手方向(矢印Xの方向)に渡って立設している。突起部62同士の間隔は、少なくとも基板5の短手方向の幅(矢印Yの方向)よりも長く、基板5は突起部62同士の間に設置されている。このため、突起部62によって基板5を設置する際の位置決めが容易となる。
また、光源設置部61の短手方向(矢印Yの方向)の両端部には、それぞれ器具側方向に側壁部63が長手方向に渡って突出している。さらに、側壁部63の器具側方向の端部は、それぞれ円弧部64の両端部と一体化している。円弧部64の曲率は、カバー2の内周面の曲率と略同一であり、カバー2の内部に光源モジュール3が保持された際には円弧部64はカバー2の内周面と対向する。
光源設置部61の器具側の面には、4つの治具固定部66が器具側へ長手方向に渡って突出して設けられており、さらに円弧部64の出射側の面には、ねじ固定部65が出射側へ長手方向に渡って突出して設けられている。治具固定部66のうち光源4近傍の2つの治具固定部66と、ねじ固定部65の間にはねじ孔65aが形成されている。保持口金筐体71に形成されたねじ孔73又は給電口金筐体81に形成されたねじ孔83に挿入されたねじ9がねじ孔65aに挿入されることにより、光源モジュール3の一部であるヒートシンク6と保持口金70又は給電口金80とが固定される。また、ヒートシンク6がカバー2の内部に固定されている状態でヒートシンク6に保持口金70又は給電口金80が固定されると、保持口金70はカバー2の一方の端部を覆うように固定され、給電口金80はカバー2の他方の端部を覆うように固定される。
凹部67は2つの面の断面形状が略V字型となるように形成された溝であり、ヒートシンク6の長手方向(矢印Xの方向)に対して並行に伸びるよう形成されている。凹部67には、図6で示すように接着部材10がヒートシンク6の長手方向に沿って設けられており、接着部材10によってヒートシンク6はカバー2の内周面に接着固定されている。実施の形態1の接着部材10には、シリコーン樹脂系接着剤などの硬化するまで流動性を有する接着剤を用いている。
ヒートシンク6の断面形状は一定の形状であるため、押出成形を用いた製造が適している。なお、凹部67は押出成形時に形成しても構わないし、押出成形では凹部67が形成されていない断面形状で成形してから加工によって凹部67を形成しても構わない。また、断面形状は略V字型に限らず、円弧型、U字型、M字型などの断面形状であってもよい。
次に照明ランプ1を組み立てる手順について説明する。
ステップ1.
まず、ステップ1として、複数の光源4と、基板5と、ヒートシンク6とを一体化させ、光源モジュール3を組み立てる。具体的には、基板5の配線パターンに従って光源4を実装し、光源4を実装した基板5をヒートシンク6の光源設置部61に設置する。なお、光源設置部61に基板5を設置する方法としては、接着剤あるいは両面テープ等によって接着する方法や、基板5と光源設置部61にねじ孔を設けねじ止めする方法等が挙げられる。
ステップ2.
ステップ1で光源モジュール3を組み立てた後、ステップ2に進み、ヒートシンク6の凹部67に沿って光源モジュール3の長手方向に対し並行に接着部材10を設ける。接着部材10が流動性を有するシリコーン樹脂系接着剤の場合は、例えば、ノズルなどを用いて射出量が管理された接着部材10が凹部67に沿って付設される。凹部67は、前述の通りヒートシンク6の長手方向、つまり光源モジュール3の長手に対して並行に伸びるよう形成されている。このため、凹部67は接着部材10を設ける際の目印として機能し、凹部67に沿って接着部材10を設けることで複数の照明ランプ1において略同一の位置に接着部材10を照明ランプ1の長手方向に対して並行に設け易くなっている。
ステップ3.
ステップ2で接着部材10を凹部67に設けた後、ステップ3に進み、接着部材10が硬化する前に光源モジュール3をカバー2の内部に挿入し、ヒートシンク6の円弧部64とカバー2の内周面とを接着部材10を介して密着させる。接着部材10は硬化するまで流動性を有する接着剤を使用しており、また接着部材10は凹部67に設けられているため、ヒートシンク6をカバー2の内周面に密着させる際に、凹部67に接着部材10を捕捉させ、接着部材10が凹部67の外側にはみ出すことを防ぐことができる。
ステップ4.
ステップ3でカバー2とヒートシンク6とを接着部材10を介して密着させた後、ステップ4に進み、接着部材10を硬化させる。カバー2とヒートシンク6とを接着部材10を介して密着させた状態で接着部材10を硬化させることによって、光源モジュール3はカバー2の内周面に接着固定される。なお、接着部材10は、加熱、送風などの方法を用いることによって硬化する時間を短縮させることができる。
ステップ5.
ステップ4で接着部材10を硬化させた後、ステップ5に進み、カバー2の両端の開口に保持口金7及び給電口金8を取り付ける。具体的には、保持口金7及び給電口金8のそれぞれのねじ孔73,83を、ヒートシンク6のねじ孔65aと照明ランプ1の長手方向の向きに一直線上に配置する。この状態で、ねじ孔73,83よりねじ9をねじ孔65まで挿入し、ねじ止めすることによって、保持口金7及び給電口金8はカバー2の両端の開口を覆うようにヒートシンク6を介してカバー2に取り付けられる。また、給電口金8の給電端子82と基板5の配線パターンとは電気的に接続された状態で、給電端子82はカバー2に取り付けられる。なお、ステップ5において、保持口金筐体71及び給電口金筐体81に接着剤あるいは両面テープ等を設け、保持口金7並びに給電口金8をカバー2に直接接着して、より強固に取り付けても構わない。
ステップ5でカバー2の両端の開口に保持口金7及び給電口金8を取り付けることによって、照明ランプ1の組み立てが完了する。
以上より、実施の形態1の照明ランプ1は、ヒートシンク6の円弧部64、つまり光源モジュール3の表面のうちカバー2の内周面に対向する表面に照明ランプ1の長手方向に並行に伸びる凹部67を形成することによって、凹部67が接着部材10を設ける際の目印として機能し、凹部67に沿って接着部材10を設けることで複数の照明ランプ1において略同一の位置に接着部材10を照明ランプ1の長手方向に対して並行に設け易くなっている。このため、均一な品質の照明ランプ1を容易に量産することができる。
また、接着部材10は硬化するまで流動性を有する接着剤を用いているため、光源モジュール3をカバー2の内周面に密着させる際に、凹部67が接着部材10を捕捉し、円弧部64まで接着部材10がはみ出し難くなる。カバー2は透光性を有しているので接着部材10は使用者が視認することができ、接着部材10が円弧部64にはみ出してしまうと照明ランプ1の意匠性を損ねてしまう。このため、実施の形態1の照明ランプ1は接着部材10のはみ出しによる意匠性の低下が発生し難くなる。
なお、実施の形態1の照明ランプ1の接着部材10には、硬化するまで流動性を有する接着剤を用いているが、これに限らず、粘着テープ等のようにカバー2の内周面に光源モジュール3を固定することができる物質であれば良い。
また、実施の形態1の照明ランプ1は、上述したステップ1から5の手順で組み立てを行っているが、凹部67に沿って接着部材10を設ける工程(ステップ2)と、設けた接着部材10が硬化する前にカバー2とヒートシンク6とを接着部材10を介して密着させる工程(ステップ3)と、カバー2とヒートシンク6とが接着部材10を介して密着した状態で接着部材10が硬化する工程(ステップ4)を備えていれば、これに限らない。さらに、接着部材10が粘着テープ等のように硬化せずにカバー2と光源モジュール3を固定することが可能な物質であるならば、ステップ4を備えていなくても構わない。
実施の形態2.
図9は、実施の形態2に係る照明ランプの側面図である。図10は、実施の形態2に係る照明ランプの底面図である。図11は、実施の形態2に係る照明ランプの図9及び図10に示すB−B断面を示す断面図である。図12は、実施の形態2に係るヒートシンクの他方の端部の拡大斜視図である。実施の形態2の照明ランプ1aは、実施の形態1の照明ランプ1と比べて、ヒートシンク6aの凹部67が2ヶ所に形成され、それぞれに接着部材10が設けられている点が異なっている。なお、その他の構成については実施の形態1と略同様であるため、説明を割愛する。
実施の形態2においても、凹部67はヒートシンク6aの長手方向(矢印Xの方向)に対して並行に伸びるようそれぞれ形成されている。このため、実施の形態1と同様にそれぞれの凹部67は着部材10を設ける際の目印として機能し、略同一の位置に接着部材10を照明ランプ1aの長手方向に対して並行に設け易くなっている。また、実施の形態1に比べて、接着部材10を設ける箇所が増えているため、より強固に光源モジュール3をカバー2に固定することができる。
実施の形態3.
本発明におけるヒートシンクの凹部67、又は凹部67と対向するカバー2の内周面の、接着部材10によって相互に接着固定される部分には、例えばサンドブラスト法などの方法によって表面処理が施され微細な凹凸が形成されてもよい(図示省略)。このような構成にすることによって、接着部材10を接する面積を増やすことができるため、より強固に光源モジュール3をカバー2に固定することができる。なお、カバー2の内周面に形成された微細な凹凸は、カバー2を透過する光を拡散させる機能を備えて、構造的な機能と光学的な機能とを兼ねるものであってもよい。
1 照明ランプ、1a 照明ランプ、2 カバー、3 光源モジュール、4 光源、5 基板、6 ヒートシンク、6a ヒートシンク、7 保持口金、8 給電口金、9 ねじ、10 接着部材、11 カバー内空間、61 光源設置部、62 突起部、63 側壁部、64 円弧部、65 ねじ固定部、65a ねじ孔、66 治具固定部、67 凹部、71 保持口金筐体、72 保持端子、73 ねじ孔、81 給電口金筐体、82 給電端子、83 ねじ孔、100 照明装置、101 照明器具、102 器具本体、103 保持ソケット、104 給電ソケット、105 電源ボックス

Claims (5)

  1. 中空及び長尺形状であり、透光性を有するカバーと、
    長尺形状であり、長手方向に対して並行する面に光源が配置され、前記光源が配置された面とは反対側の面に前記長手方向に対して並行に延びる凹部が形成された光源モジュールと、
    前記凹部に沿って設けられ、前記カバーの内周面と前記凹部が形成された前記光源モジュールの面とを対向させて前記カバーに前記光源モジュールを固定する接着部材と、
    を備えることを特徴とする照明ランプ。
  2. 前記接着部材は、硬化するまで流動性を有する接着剤であることを特徴とする請求項1に記載の照明ランプ。
  3. 中空及び長尺形状であり、透光性を有するカバーと、
    長尺形状であり、長手方向に対して並行する面に光源が配置され、前記光源が配置された面とは反対側の面に前記長手方向に対して並行に延びる凹部が形成された光源モジュールと、
    前記凹部に沿って設けられ、前記カバーの内周面と前記凹部が形成された前記光源モジュールの面とを対向させて、前記カバーに前記光源モジュールを固定する接着部材と、
    前記光源に電力を供給する電源装置と、
    を備えたことを特徴とする照明装置。
  4. 長尺形状であり、長手方向に対して並行する面に光源が配置され、前記光源が配置された面とは反対側の面に前記長手方向に対して並行に延びる凹部が形成された光源モジュールの前記凹部に沿って接着部材を設ける工程と、
    前記接着部材が設けられた後、中空及び長尺形状であり透光性を有するカバーの内周面と、前記凹部が形成された前記光源モジュールの面とを密着させる工程と、
    を含むことを特徴とする照明ランプの製造方法。
  5. 前記接着部材は、硬化するまで流動性を有する接着剤であり、
    前記カバーの内周面と、前記光源モジュールの前記凹部が形成された面とを密着させた後に、前記接着部材を硬化させる工程と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の照明ランプの製造方法。
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