JPWO2016113895A1 - エレベータ安全制御装置およびエレベータ安全制御方法 - Google Patents

エレベータ安全制御装置およびエレベータ安全制御方法 Download PDF

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Abstract

本発明に係るエレベータ安全制御装置およびエレベータ安全制御方法は、エレベータの状態を監視するスイッチまたはセンサ等(安全関連スイッチ・センサ11、外部安全制御装置12)からの監視信号に基づいてエレベータの異常を検出すると、かごを最寄り階に停止させるために、運行制御装置(16)に最寄り階停止指令を出力するとともに、安全制御装置(10)に備えられたタイマーの時限にてかごを停止させる安全制御を行う安全制御装置(10)において、タイマーを2重系にするとともに、2重系のタイマーのカウント値を相互比較することで、タイマー自体の健全性を診断する機能を有する。

Description

本発明は、異常検出時にかごを停止させるまでの時間計測にタイマーを使用するエレベータ安全制御装置およびエレベータ安全制御方法に関するものであり、特に、タイマー診断機能に特徴を有するものである。
従来のエレベータ安全制御装置、特に、電子安全制御装置では、安全制御装置自体の異常を検出可能となっている。そして、この従来装置は、異常を検出した場合には、まず始めに、かごを最寄り階に停止させるための最寄り階停止指令をエレベータ制御部に出力する。さらに、この従来装置は、最寄り階停止指令の出力からあらかじめ設定された時間が経過すると、かごを非常停止させるための非常停止指令をエレベータ制御部に出力する(例えば、特許文献1参照)。
WO2006/090470号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1の従来装置は、最寄り階停止のための猶予時間をカウントするタイマー回路を備えており、タイマーの健全性を確認するためには、サービス休止中において、周期的に、タイマー回路を動作させる必要がある。この結果、タイマー診断中は、エレベータを稼働できない、あるいは、タイマー時限が経過するまでタイマーの異常が検出できない、という問題があった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、タイマーを使用した安全制御を行う際に、健全性と可用性を確保したエレベータ安全制御装置およびエレベータ安全制御方法を得ることを目的とする。
本発明に係るエレベータ安全制御装置は、エレベータの状態を監視するスイッチまたはセンサからの監視信号を読み取る入力部と、入力部を介して読み取った監視信号に基づいて安全監視機能を実行する、少なくとも1つの演算処理部と、演算処理部とは独立に設けられ、または演算処理部の内部に設けられたタイマーと、エレベータの巻上機およびブレーキのそれぞれに供給される電源を遮断する信号を出力する出力部とを備え、演算処理部において、入力部を介して読み取った監視信号に基づいて安全監視機能を実行することでエレベータの異常を検出した場合に、タイマーを起動し、タイマーの時限にて出力部から電源を遮断する信号を出力させることで、巻上機およびブレーキに供給される電源を遮断してかごを停止させるエレベータ安全制御装置であって、演算処理部とは独立に設けられ、または演算処理部の内部に設けられ、タイマーカウント診断処理を実行するタイマー比較部をさらに備え、タイマーは、2重系として起動される独立した2つのタイマーで構成され、タイマー比較部は、起動された2つのタイマーのカウント値を相互比較し、2つのタイマーのカウント値の差があらかじめ設定した一定差分値以上となった場合には、2つのタイマーの少なくとも一方でカウント異常が発生したと判断し、かごを停止させることで、タイマーカウント診断処理を実行するものである。
また、本発明に係るエレベータ安全制御方法は、エレベータの状態を監視するスイッチまたはセンサからの監視信号を読み取る入力部と、入力部を介して読み取った監視信号に基づいて安全監視機能を実行する、少なくとも1つの演算処理部と、演算処理部とは独立に設けられ、または演算処理部の内部に設けられ、2重系として起動される独立した2つのタイマーと、エレベータの巻上機およびブレーキのそれぞれに供給される電源を遮断する信号を出力する出力部と、演算処理部とは独立に設けられ、または演算処理部の内部に設けられ、タイマーカウント診断処理を実行するタイマー比較部とを備えたエレベータ安全制御装置で実行されるエレベータ安全制御方法であって、演算処理部において、エレベータの運行を統括制御する運行制御装置に対して診断開始信号を送信した返答として、運行制御装置から診断許諾信号を受信した場合には、2つのタイマーを起動させる第1ステップと、タイマー比較部において、第1ステップにより2つのタイマーを起動させた後、2つのタイマーのカウント値を相互比較し、2つのタイマーのカウント値の差があらかじめ設定した一定差分値以上となった場合には、2つのタイマーの少なくとも一方でカウント異常が発生したと判断することで、タイマーカウント診断処理を実行する第2ステップと、演算処理部において、2つのタイマーのそれぞれのカウント値がタイマーの時限に到達するまでに、タイマー比較部による第2ステップによりカウント異常が発生したと判断されない場合には、2つのタイマーが正常であると判断し、第2ステップによるタイマーカウント診断処理を終了させる第3ステップと、演算処理部において、2つのタイマーのそれぞれのカウント値がタイマーの時限に到達するまでに、タイマー比較部による第2ステップによりカウント異常が発生したと判断された場合には、かごを停止させる第4ステップと、第2ステップによるタイマーカウント診断処理を実行中に、演算処理部において、運行制御装置からサービス要求発生信号を受信した場合には、第2ステップによるタイマーカウント診断処理を中断させるとともに、現時点までのカウント値をカウンタ保存値として記憶する第5ステップと、第2ステップによるタイマーカウント診断処理を中断中に、演算処理部において、運行制御装置から診断許諾信号を再度受信した場合には、カウンタ保存値を初期値として設定して2つのタイマーを再起動させ、タイマー比較部によるタイマーカウント診断処理を再開させる第6ステップとを有するものである。
本発明によれば、安全監視機能を実行してエレベータの異常を検出した際に、エレベータを停止させるまでのカウンタとして使用するタイマーについて、タイマーを2重系にするとともに、2重系のタイマーのカウント値を相互比較することでタイマー自体の健全性を診断する機能を有しており、タイマー自身が異常であると判断した場合には、かごを停止させることができる。この結果、タイマーを使用した安全制御を行う際に、健全性と可用性を確保したエレベータの安全制御装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるエレベータ安全制御装置を含む全体構成図である。 本発明の実施の形態1における安全制御装置により実行されるタイマー処理の一連動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における安全制御装置により実行されるタイマー診断処理の一連動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2におけるエレベータ安全制御装置を含む全体構成図である。
以下、本発明のエレベータ安全制御装置およびエレベータ安全制御方法の好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベータ安全制御装置を含む全体構成図である。本実施の形態1における安全制御装置10は、二重化された第1CPU(Central Processing Unit)1、第2CPU2を備えて構成されている。各第1CPU1および第2CPU2には、図示していないが、ROM(Read Only
Memory)、RAM(Random Access Memory)、クロック、ウォッチドッグタイマ、バス等が具備されている。
第1CPU1および第2CPU2は、通信線を介して接続されており、演算結果を相互比較することで、CPUの故障診断を行なう。また、安全制御装置10は、第1CPU1および第2CPU2のそれぞれに実装されたソフトウェアによって、安全制御機能、自己診断機能、タイマー診断機能を実行する。
第1CPU1および第2CPU2のそれぞれは、電気配線により接続された安全関連スイッチ・センサ11からの信号、および通信線により接続された外部安全制御装置12からの信号を入力とし、エレベータの状態を監視する。出力インタフェース3、4を介した安全制御装置10からの出力は、直接またはエレベータの安全回路13等を通して、巻上機14およびブレーキ15の電源(電源供給回路)に接続されている。
エレベータが通常状態であると判断した場合には、安全制御装置10は、巻上機14およびブレーキ15の電源を接続状態にする信号を、出力インタフェース3、4を介して出力する。具体的には、安全制御装置10は、リレーまたはスイッチング素子、例えば、光カプラやMOSFET(metal−oxide−semiconductor field−effect transistor)をオンする出力を行なう。
一方、安全な状態ではないと判断した場合には、安全制御装置10は、巻上機14およびブレーキ15の電源を遮断する信号を、出力インタフェース3、4を介して出力する。具体的には、安全制御装置10は、リレーまたはスイッチング素子をオフする出力を行なう。
運行制御装置16は、巻上機14に接続された巻上機電源(インバータ)を制御することで、巻上機を回転させ、かごを動かす。また、図示していないが、ブレーキ電源制御装置は、ブレーキ電源(DC―DCコンバータ)を制御することで、ブレーキコイルに電流を流し、電磁ブレーキを引き上げることで、ブレーキを解除する。また、運行制御装置16と安全制御装置10は、通信線を介して接続されている。
安全制御装置10は、通常時、運行制御装置16と巻上機電源の間にある絶縁素子(例えば、光カプラ)、およびブレーキ電源制御装置とブレーキ電源の間にある絶縁素子を駆動するための電源に接続されているスイッチング素子を出力インタフェース3、4を介してオンにし、巻上機14およびブレーキ15が稼働できるようにしている。
安全制御装置10は、外部の安全関連スイッチ・センサ11または外部安全制御装置12からの信号を受信する。そして、安全制御装置10は、これらの受信信号に基づいて、エレベータが安全な状態ではないことを検知すると、スイッチング素子をオフにする。このようにスイッチング素子をオフにすることで、安全制御装置10は、絶縁素子の電源を遮断し、運行制御装置16およびブレーキ電源装置の司令が巻上機電源およびブレーキ電源に及ばないように遮断する。この結果、巻上機の回転を止め、ブレーキ電流発生を阻止することでブレーキをかけ、かごを停止させる。
図2は、本発明の実施の形態1における安全制御装置10により実行されるタイマー処理の一連動作を示すフローチャートである。より具体的には、図2に示した一連処理は、安全制御装置10内の第1CPU1および第2CPU2で、それぞれのタイマーについて独立に実施される。
安全制御装置10は、異常を検出すると、かごを最寄り階に停止させるための最寄り階停止指令を、運行制御装置16に対して出力する(ステップS201)。また、安全制御装置10は、最寄り階停止指令の出力と同時に、タイマーカウンタを0に初期化し(ステップS202)、周期処理またはタイマー時限より十分短いCPUタイマー割込によって、タイマーカウンタを更新していく(ステップS203)。
タイマーカウンタがあらかじめ設定された時限判定値(例えば、5分)を超えた場合(ステップS204)には、安全制御装置10は、出力インタフェース3、4を介して出力をオフすることで、巻上機14およびブレーキ15への電源供給を遮断して、かごを非常停止させる(ステップS205)。さらに、安全制御装置10は、運行制御装置16に対してサービス停止を指示し(ステップS206)、一連処理を終了する。
次に、図3は、本発明の実施の形態1における安全制御装置10により実行されるタイマー診断処理の一連動作を示すフローチャートである。より具体的には、図3に示した一連処理は、安全制御装置10内の第1CPU1および第2CPU2で、他方での処理結果と自身の処理結果とを比較しながら、それぞれのタイマーについて独立に実施される。
安全制御装置10は、前回のタイマー診断から一定時間(例えば1日)経過するか、運転制御装置16から階床停止中等でタイマー診断を行うことが可能となる合図であるタイマー診断許諾信号(階床停止信号)を受診すると、運転制御装置16にタイマー診断を開始することを知らせるためのタイマー診断開始信号を送信する(ステップS300)。運転制御装置16は、タイマー診断開始信号を受診した後、エレベータが運行していない(呼びがない)状態になると、タイマー診断許諾信号を安全制御装置10に返信する。
安全制御装置10は、運行制御装置16からタイマー診断許諾信号を受信する(ステップS301)ことで、ステップS302に進む。安全制御装置10は、タイマー診断許諾信号を規定時間受信できない場合には、運行制御装置16に運行停止指令を出力し、以下の診断を実施する。
安全制御装置10は、前回のタイマー診断から一定時間(例えば1日)経過していた場合には、タイマー診断処理を開始する(ステップS302)。
[出力部の診断](ステップS301〜ステップS309の処理に相当)
まず始めに、安全制御装置10は、タイマーカウンタが時限判定値に到達した際に、出力インタフェース3、4(以下の説明では、出力部と称す)が正常に動作することでオフ状態に切り換わるか否かを診断する。具体的には、安全制御装置10は、前回の診断から一定時間経過していると判断した場合には、タイマーカウンタを、あらかじめ設定した時限判定値から診断時間(例えば、1秒)を引いた値に設定し(ステップS303)、タイマー動作を開始させる(ステップS304)。
タイマー動作の開始後、安全制御装置10は、タイマーカウンタが時限判定値に到達したか否かを判断することで、診断時間が経過したか否かを判断する(ステップS305)。そして、診断時間が経過したと判断した場合には、安全制御装置10は、出力部がオフ状態に切り換わったか否かを、出力インタフェース3、4の状態を読み取ることで確認する(ステップS306)。
ステップS306による判断の結果、出力部がオフ状態でない場合には、安全制御装置10は、出力部が正常に動作しておらず、故障を検出したと判断し(ステップS307)、巻上機14およびブレーキ15の電源をオンする信号を出力オフの状態とし(ステップS308)、エレベータのサービス停止指示を運行制御装置16に対して出力し(ステップS309)、一連処理を終了する。
このような処理により、安全制御装置10は、短い診断時間(上述した例では、1秒)で、出力部の動作が正常であるか否かを診断することができ、さらに、出力部の動作が異常と診断した場合には、巻上機14およびブレーキ15への電源を遮断するために、再度、出力インタフェース3、4をオフ状態にするとともに、エレベータのサービス停止指示を運行制御装置16に対して出力することができる。
先のステップS302において、前回のタイマー診断から一定時間(例えば、1日)経過していない場合には、ステップS303〜ステップS306による出力部の診断は省略して、次に説明するステップS310以降のタイマーカウント部の診断に移行してもよい。
また、先のステップS306による判断の結果、出力部がオフ状態であり、出力インタフェースの動作が正常であった場合にも、次に説明するステップS310以降のタイマーカウント部の診断に移行することとなる。
[タイマーカウント部の診断](ステップS310以降の処理に相当)
次に、安全制御装置10は、タイマーカウント部の診断を行う。具体的には、安全制御装置10は、第1CPU1および第2CPU2でのカウント値を比較することで、タイマーカウンタ部の診断を行っている。
まず始めに、安全制御装置10内の第1CPU1および第2CPU2は、ともに、タイマーカウンタをカウンタ保存値(初回は0)に設定し(ステップS310)、2重系を構成するそれぞれのタイマー動作を開始させる(ステップS311)。そして、第1CPU1および第2CPU2は、周期毎にタイマーカウンタを更新し、自身のCPUのタイマーカウント値と、他方のCPUのタイマーカウンタ値とを比較する(ステップS312)。
ステップS312による比較の結果、第1CPU1および第2CPU2は、タイマーカウンタ値の差が一定値以上であれば、カウント異常に起因するタイマー故障を検出したと判断し、タイマーを停止して、先に説明したステップS307〜ステップS309の処理を実行し、一連処理を終了する。
一方、ステップS312による比較の結果、第1CPU1および第2CPU2は、タイマーカウンタ値の差が一定値未満であれば、ステップ313に進み、タイマーカウンタ値が時限判定値未満であるか否かを判断する。以降、タイマーカウンタ値が時限判定値となるまで、ステップS312、ステップS313の処理を繰り返す。そして、タイマーカウンタ値の差が一定値未満の状態が継続し、かつ、タイマーカウンタ値が時限判定値となった場合には、安全制御装置10は、タイマーカウンタ動作が正常であると判断し、タイマーを停止し(ステップS314)、カウンタ保存値を0に設定し(ステップS315)、後述するステップS319に進む。
一方、タイマーカウンタ値が時限判定値に達する前に、エレベータに呼び(サービス要求)が入ると、運行制御装置16は、タイマー診断中止要求信号を、安全制御装置10に対して送信する。そして、安全制御装置10は、タイマー診断中止要求信号を受信することで、タイマーカウンタ値が時限判定値に達する前にサービス要求があったと判断し(ステップS316)、ステップS317以降の処理に進む。
そして、安全制御装置10は、タイマーを停止し(ステップS317)、その時のタイマーカウンタ値をカウンタ保存値に保存し(ステップS318)、ステップS319の処理に進む。
最後に、安全制御装置10は、先のステップS315の処理の後は、タイマー診断を終了し、先のステップS318の処理の後は、タイマー診断を中断し、運行制御装置16に対してタイマー診断終了信号を送信し(ステップS319)、一連処理を終了する。運行制御装置16は、タイマー診断完了信号を受診すると、エレベータのサービスを再開することとなる。
その後、運行制御装置16からタイマー診断許諾信号を受信した際に、第1CPU1および第2CPU2のそれぞれは、前回のタイマー診断から一定時間が経過していれば、[出力部の診断]を実施し、その後、タイマーカウンタ値にカウンタ保存値を設定して、[タイマーカウント部の診断]を再開する。
また、その後、運行制御装置16からタイマー診断許諾信号を受信した際に、前回のタイマー診断から一定時間が経過していなければ、第1CPU1および第2CPU2のそれぞれは、[出力部の診断]を実施せずに、タイマーカウンタ値にカウンタ保存値を設定して、[タイマーカウント部の診断]を再開する。
このような処理を行うことで、[出力部の診断]に関しては、一定時間ごとに短時間で実施できるとともに、[タイマーカウント部の診断]に関しては、カウント保存値を活用することで、タイマー診断許諾信号を受信中の状態ごとに、前回までの診断から再開して、継続した診断を実施することが可能となる。
なお、このような[出力部の診断]および[タイマーカウント部の診断]を含むタイマー診断を行った結果、第1CPU1あるいは第2CPU2のいずれかで異常が検出された場合には、第1CPU1および第2CPU2のそれぞれは、以下のような処理を行う。
・他方のCPUにも異常検出を通知する。
・少なくとも一つの系(CPU)の出力をオフして、巻上機電源およびブレーキ電源を遮断し、かごを停止させる。
・運行制御装置16に対して、サービス停止要求(異常検出信号)を送信する。
運行制御装置16は、サービス停止要求(異常検出信号)を受信すると、サービスを停止する。なお、すでにサービスを停止している場合には、サービス停止を継続することとなる。
安全制御装置10に備えられた安全監視機能としては、タイマー診断機能の他に、以下のようなものがある。
[戸開走行防止機能]
かご戸および乗場戸の開閉を検出する各ドアスイッチ、かごが着床ゾーンにあることを検出する着床センサのそれぞれの信号を入力とし、戸開中にかごが着床ゾーンから外れたことを検出して非常停止する機能。
[保守員保護機能]
かご戸および乗場戸の開閉を検出する各ドアスイッチの信号を入力とし、保守員による戸開を検知すると、運行制御装置に自動運転を無効化するよう指令を出す機能。
[非常電動運転機能]
かごの動きを監視する各スイッチからの信号、保守員による運転操作信号からの信号をそれぞれ入力とし、閉じ込め発生時の乗客救出等の運転時に、一部のスイッチからの信号を無効化する機能。
[ドアスイッチバイパス運転機能]
かご戸および乗場戸の開閉を検出する各ドアスイッチ、保守員による運転操作信号からのそれぞれの信号を入力とし、ドアスイッチ点検時に、ドアスイッチからの信号を無効化する機能。
[終端階強制減速機能]
かごの移動を検知する昇降路に設置されたスイッチ、調速機または巻上機に取り付けられたエンコーダからのそれぞれの信号を入力とし、かごの過速度を検知すると非常停止する機能。
その他の機能として、エレベータの状態を監視し、エレベータが安全な状態ではないと判断した場合に非常停止するような機能を含めることができる。そして、安全制御装置は、タイマー診断機能以外のこれらの安全監視機能によりエレベータの異常状態を検出した場合には、図2に示した一連処理を実行することとなる。
さらに、安全制御装置は、図2に示した一連処理において使用されるタイマーに関する診断を、図3に示した一連処理により実行することとなる。
なお、上述した機能のいずれも、安全制御装置もしくは外部安全制御装置のどちらに実装してもよい。
以上のように、実施の形態1によれば、出力部の診断およびタイマーカウント部の診断を含むタイマー診断機能を備えることで、エレベータ安全制御装置の異常検出時のタイマー機能の信頼性を確保することができる。
さらに、出力部の診断を一定時間ごとに短時間で実施できるとともに、タイマーカウント部の診断をタイマー診断が実施可能な複数の時間帯に渡って継続して実施できる。この結果、サービス性を損なうことなく診断を確実に実施することができ、エレベータ安全制御装置の健全性と可用性を確保することができるとともに、安全制御に必要なタイマーの異常をいち早く検出することができる。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2におけるエレベータ安全制御装置を含む全体構成図である。本実施の形態2における安全制御装置10は、先の実施の形態1における図1の構成と比較すると、タイマー5、タイマー6、タイマー比較部7を、第1CPU1および第2CPU2の外部に設けている点が異なっている。そこで、このような構成上の相違点を中心に、以下に説明する。
図4に示したように、本実施の形態2における安全制御装置10は、第1CPU1および第2CPU2の外部に、2つのタイマー5、6とクロック(図示せず)が設置されている。タイマー5、6は、カウンタと比較器を有する論理回路で構成され、クロックパルスをカウントすることでカウント動作を行う。
そして、タイマー5は、第1CPU1からの指令によって、カウント動作を開始・停止し、タイマーカウンタ値が設定され、タイマー時限時には、出力部をオフすることで、巻上機14およびブレーキ15への電源供給を遮断できる。
同様に、タイマー6は、第2CPU2からの指令によって、カウント動作を開始・停止し、タイマーカウンタ値が設定され、タイマー時限時には、出力部をオフすることで、巻上機14およびブレーキ15への電源供給を遮断できる。
タイマー5、タイマー6は、例えば、CPLD(Complex Programmable Logic Device)やFPGA(field−programmable gate array)で実現できる。
2つのタイマー5、6間には、タイマー比較部7が設けられており、2つのタイマー5、6のタイマーカウンタ値を比較する。タイマー比較部7は、2つのタイマー5、6のタイマーカウント値の差が一定値以上となって異常を検出した場合には、第1CPU1および第2CPU2に対して、もしくは出力インタフェース3、4に対して、異常検出信号を出力し、出力部をオフすることで、巻上機14およびブレーキ15への電源供給を遮断し、かごを停止させる。
その他の構成や処理は、先の実施の形態1と同様であり、説明を省略する。
以上のように、実施の形態2によれば、図4のような構成によっても、先の実施の形態1と同様に、エレベータ安全制御装置の健全性と可用性を確保することができる。さらに、安全制御に必要なタイマーの異常をいち早く検出することができる。
なお、上述した実施の形態1、2では、CPUを2つ備え、それぞれのCPUに対応した個別のタイマーを有する構成について説明した。しかしながら、本願発明は、複数のタイマー動作を診断することが主題であり、CPUの数は、1つでもよい。
また、上述した実施の形態1、2では、2重化された2つのタイマーの診断を行う構成について説明したが、タイマーの数が3つ以上の場合にも、本願発明の診断方法を適用することが可能である。

Claims (5)

  1. エレベータの状態を監視するスイッチまたはセンサからの監視信号を読み取る入力部と、
    前記入力部を介して読み取った前記監視信号に基づいて安全監視機能を実行する、少なくとも1つの演算処理部と、
    前記演算処理部とは独立に設けられ、または前記演算処理部の内部に設けられたタイマーと、
    前記エレベータの巻上機およびブレーキのそれぞれに供給される電源を遮断する信号を出力する出力部と
    を備え、前記演算処理部において、前記入力部を介して読み取った前記監視信号に基づいて前記安全監視機能を実行することで前記エレベータの異常を検出した場合に、前記タイマーを起動し、前記タイマーの時限にて前記出力部から前記電源を遮断する信号を出力させることで、前記巻上機および前記ブレーキに供給される電源を遮断してかごを停止させるエレベータ安全制御装置であって、
    前記演算処理部とは独立に設けられ、または前記演算処理部の内部に設けられ、タイマーカウント診断処理を実行するタイマー比較部をさらに備え、
    前記タイマーは、2重系として起動される独立した2つのタイマーで構成され、
    前記タイマー比較部は、起動された前記2つのタイマーのカウント値を相互比較し、前記2つのタイマーのカウント値の差があらかじめ設定した一定差分値以上となった場合には、前記2つのタイマーの少なくとも一方でカウント異常が発生したと判断し、前記かごを停止させることで、前記タイマーカウント診断処理を実行する
    エレベータ安全制御装置。
  2. 前記演算処理部は、
    エレベータの運行を統括制御する運行制御装置に対して診断開始信号を送信した返答として、前記運行制御装置から診断許諾信号を受信した場合には、前記2つのタイマーを起動させ、前記タイマー比較部による前記タイマーカウント診断処理を実行させ、
    前記2つのタイマーのそれぞれのカウント値が前記タイマーの時限に到達するまでに、前記タイマー比較部により前記カウント異常が発生したと判断されない場合には、前記2つのタイマーが正常であると判断し、前記タイマーカウント診断処理を終了させ、
    前記2つのタイマーのそれぞれのカウント値が前記タイマーの時限に到達するまでに、前記タイマー比較部により前記カウント異常が発生したと判断された場合には、前記2つのタイマーの少なくとも一方が異常であると判断し、前記かごを停止させ、
    前記タイマーカウント診断処理を実行中に、前記運行制御装置からサービス要求発生信号を受信した場合には、前記タイマー比較部による前記タイマーカウント診断処理を中断させるとともに、現時点までのカウント値をカウンタ保存値として記憶し、
    前記タイマーカウント診断処理を中断中に、前記運行制御装置から前記診断許諾信号を再度受信した場合には、前記カウンタ保存値を初期値として設定して前記2つのタイマーを再起動させ、前記タイマー比較部による前記タイマーカウント診断処理を再開させる
    請求項1に記載のエレベータ安全制御装置。
  3. 前記演算処理部は、
    前記運行制御装置から前記診断許諾信号を受信した場合に、前記時限の直近の値を初期値として設定して前記2つのタイマーを起動させ、時限経過後に前記出力部の信号を読み取ることで、前記巻上機および前記ブレーキに供給される電源を遮断できる状態にあることを確認する
    請求項2に記載のエレベータ安全制御装置。
  4. 前記演算処理部は、かごを目的階または最寄り階に停止させるために必要な時間を前記タイマーの時限として設定し、前記入力部を介して読み取った前記信号に基づいて前記安全監視機能を実行することで前記エレベータの異常を検出した場合には、前記かごを前記目的階または前記最寄り階に停止させるために、前記運行制御装置に対して停止指令を出力する
    請求項1から3のいずれか1項に記載のエレベータ安全制御装置。
  5. エレベータの状態を監視するスイッチまたはセンサからの監視信号を読み取る入力部と、
    前記入力部を介して読み取った前記監視信号に基づいて安全監視機能を実行する、少なくとも1つの演算処理部と、
    前記演算処理部とは独立に設けられ、または前記演算処理部の内部に設けられ、2重系として起動される独立した2つのタイマーと、
    前記エレベータの巻上機およびブレーキのそれぞれに供給される電源を遮断する信号を出力する出力部と、
    前記演算処理部とは独立に設けられ、または前記演算処理部の内部に設けられ、タイマーカウント診断処理を実行するタイマー比較部と
    を備えたエレベータ安全制御装置で実行されるエレベータ安全制御方法であって、
    前記演算処理部において、前記エレベータの運行を統括制御する運行制御装置に対して診断開始信号を送信した返答として、前記運行制御装置から診断許諾信号を受信した場合には、前記2つのタイマーを起動させる第1ステップと、
    前記タイマー比較部において、前記第1ステップにより前記2つのタイマーを起動させた後、前記2つのタイマーのカウント値を相互比較し、前記2つのタイマーのカウント値の差があらかじめ設定した一定差分値以上となった場合には、前記2つのタイマーの少なくとも一方でカウント異常が発生したと判断することで、前記タイマーカウント診断処理を実行する第2ステップと、
    前記演算処理部において、前記2つのタイマーのそれぞれのカウント値が前記タイマーの時限に到達するまでに、前記タイマー比較部による前記第2ステップにより前記カウント異常が発生したと判断されない場合には、前記2つのタイマーが正常であると判断し、前記第2ステップによる前記タイマーカウント診断処理を終了させる第3ステップと、
    前記演算処理部において、前記2つのタイマーのそれぞれのカウント値が前記タイマーの時限に到達するまでに、前記タイマー比較部による前記第2ステップにより前記カウント異常が発生したと判断された場合には、前記かごを停止させる第4ステップと、
    前記第2ステップによる前記タイマーカウント診断処理を実行中に、前記演算処理部において、前記運行制御装置からサービス要求発生信号を受信した場合には、前記第2ステップによる前記タイマーカウント診断処理を中断させるとともに、現時点までのカウント値をカウンタ保存値として記憶する第5ステップと、
    前記第2ステップによる前記タイマーカウント診断処理を中断中に、前記演算処理部において、前記運行制御装置から前記診断許諾信号を再度受信した場合には、前記カウンタ保存値を初期値として設定して前記2つのタイマーを再起動させ、前記タイマー比較部による前記タイマーカウント診断処理を再開させる第6ステップと
    を有するエレベータ安全制御方法。
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