JPWO2016059687A1 - 照明装置 - Google Patents

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光章 加藤
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弘道 林原
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弘康 近藤
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亮二 津田
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恭正 大屋
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Abstract

実施形態に係る照明装置は、グローブと、内部に散乱部を備えた可視光に対して透明な光学素子と、この光学素子の光入射面に対向して配置された光源と、を備えている。そして、散乱部がグローブ内に配置されている。

Description

本発明の実施形態は、一般家庭、店舗、オフィスなどで使用する照明装置に関する。
一般照明用のLED照明装置には、白熱電球のような形状および光り方に近づけること(レトロフィット)が望まれる場合がある。特に、クリア型白熱電球(クリアガラスのグローブを用いた白熱電球)のように、グローブ内部の点光源から広配光(1/2配光角が約270°)に光ることへの要望は多い。
米国特許出願公開第2010/0308354号明細書
しかし、LEDをそのまま光源として用いると、配光角は狭くなり、1/2配光角は120°程度となる。
よって、レトロフィット感のある広配光な光を射出できる照明装置の開発が望まれている。
実施形態に係る照明装置は、グローブと、内部に散乱部を備えた可視光に対して透明な光学素子と、この光学素子の光入射面に対向して配置された光源と、を備えている。そして、散乱部がグローブ内に配置されている。
図1は、第1の実施形態に係る照明装置を示す概略図である。 図2は、図1の照明装置の最良の実施形態を示す概略図である。 図3は、第2の実施形態に係る照明装置を示す概略図である。 図4は、第3の実施形態に係る照明装置を示す概略図である。 図5は、第4の実施形態に係る照明装置を示す概略図である。 図6は、第5の実施形態に係る照明装置を示す概略図である。 図7は、第1乃至第5の実施形態の照明装置に組み込まれる光学素子の変形例を示す概略図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る照明装置10を示す概略図である。
照明装置10は、中心軸Cに対して回転対称形である。照明装置10は、透明な一般電球型のグローブ2と、可視光に対して透明な材料(本実施形態ではアクリル)により形成された光学素子4と、この光学素子4の後述する光入射面4aに対向して配置された光源6と、を有する。また、照明装置10は、光源6を備えた基板11を支持した拡散部3と、グローブ2の開口端に接続した口金5と、を有する。光学素子4、光源6、基板11、および拡散部3は、グローブ2内に配置される。
グローブ2は、R曲面を含む表面を有する。R曲面とは、その曲面上の連続する各点からの距離が一定となる固定点を取ることができる曲面を意味する。ここでは、この固定点をグローブ2の中心とする。R曲面には球面が含まれても良いが、グローブ2の表面形状は球面のみに限らない。
いずれにしても、グローブ2は、その中心軸に対して回転対称形である。回転対称形とは、中心軸Cに対して対象物を回転させたとき、対象物がもとの形状に一致し、かつ中心軸C周りの回転角が360°未満となる形状を意味する。例えば、回転対称形の物体として、円柱、円錐、多角柱、多角錐などがある。
光学素子4は、中心軸Cに対して回転対称形であり、本実施形態では略円柱形である。光学素子4の材料は、可視光に対して透明な材料であれば何でもよい。光学素子4は、アクリルの他に、例えば、ポリカーボネートやガラスなどによって形成することができる。光学素子4は、グローブ2と同軸に配置される。つまり、光学素子4の中心軸(第1の回転対称軸)とグローブ2の中心軸(第2の回転対称軸)は一致する。
光学素子4は、その内部に、上記透明な材料が存在しない空洞である散乱部8を備えている。この散乱部8も、中心軸Cに対して回転対称となる形状を有する。散乱部8は、光源6から離間した光学素子4の先端(図示上端)に開口部8aを有する凹部である。散乱部8は、光学素子4の長手方向の全長の約半分ほどの長さを有する。散乱部8の光源6側(図示下端側)の底部は、中心軸Cに向けて徐々に収束して閉じている。散乱部8は、グローブ2内に配置される。
散乱部8の内面は、光を拡散させる拡散面8bとなっている。拡散面8bは、散乱部8の内面に白色塗装したものであってもよい。或いは、拡散面8bは、散乱部8の内面を部分的にサンドブラスト処理した粗面であってもよい。また、拡散面8bを設ける代わりに、散乱部8内に、光を散乱させる散乱部材(図示せず)を充填してもよい。
光学素子4は、散乱部8の開口部8aから離れた基端部に、光入射面4aを有する。本実施形態では、光入射面4aは、光学素子4の基端部から球面状に凹んだ凹部である。そして、この凹部4aに光源6の発光面6aが対向する。また、光学素子4は、先端に向けて徐々に縮径する外周面4bを有する。縮径した外周面4bは、光学素子4の先端で散乱部8の開口部8aにつながっている。外周面4bは、鏡面である。
光源6は、基板11の表面11aに実装した図示しないLED素子と、LED素子を基板11の表面11aに封止した封止樹脂12と、を有する。基板11の表面11aには、光を拡散反射させるため、白色塗装が施されている。封止樹脂12は、略半球状であり、その表面が発光面6aとして機能する。光源6は、基板11の裏面11bを拡散部3で支持せしめることで、拡散部3に取り付けられる。この状態で、発光面6aは、光学素子4の光入射面4aに対向する。
拡散部3は、金属材料により形成されており、基板11の裏面11bに熱的に接触する。つまり、拡散部3は、基板11を介して光源6と熱的に接触し、光源6の熱を拡散させて放熱する。また、拡散部3は、光を拡散反射させるように表面処理された表面3aを有する。例えば、拡散部3の表面3aには白色塗装が施されている。
本実施形態では、散乱部8は、グローブ2の中心Rに対して、光源6と反対側にレイアウトされている。好ましくは、散乱部8は、図2に示すように、その光源6側の端部がグローブ2の中心Rに位置するようにレイアウトされている。散乱部8の中心軸Cに沿った位置は、例えば、拡散部3の軸方向の長さを調節することで変更できる。
以下、上述した照明装置10を点灯させた場合における光の拡がり方について説明する。
発光面6aを介して光源6から発光された光線群は、光学素子4の光入射面4aに入射する。光入射面4aを介して光学素子4へ入射された光は、光学素子4を介して導光され、散乱部8で拡散反射される。散乱部8で拡散反射された光は、略全方向に拡がり、屈折透過によって光学素子4の外部へと射出される。このように、光学素子4から射出された光の多くは、グローブ2を透過して照明光として利用される。
一方、光学素子4から射出された光の一部は、グローブ2の内面で反射される。このとき、光の反射はフレネル反射であり、グローブ2の内面に対する光の入射角が大きいほど反射される光が多くなる。ここで言う光の入射角とは、グローブ2の内面に光が入射する点を通る法線Hと、その点に入射する光線と、の間の角度である。
例えば、図1において破線矢印で示す光線L1は、散乱部8のうち光源6から遠い端部によって散乱された光線を示し、グローブ2の内面で反射されて基板11や拡散部3に向かう。つまり、この場合、光線L1が反射される方向は、グローブ2の中心Rより口金5に近い方向である。言い換えると、この場合、光線L1が反射される方向は、グローブ2の口金5から最も遠い頂部に向かう方向とは逆方向となる。この方向に反射された光線L1は、基板11や拡散部3の表面でさらに反射され、照明光を広配光にする光成分となる。
また、例えば、図1において実線矢印で示す光線L2は、散乱部8うち光源6に近い端部によって散乱された光線を示し、グローブ2の内面で反射されて光学素子4に向かう。この場合においても、光線L2が反射される方向は、グローブ2の中心Rより口金5に近い方向となる。この方向に反射された光線L2は、光学素子4の表面で反射され、あるいは光学素子4を透過される。
すなわち、本実施形態のように、散乱部8をグローブ2の中心Rに対して光源6と反対側に配置すると、光線L1や光線L2は、グローブ2の中心Rより口金5に近い方向に反射され、光学素子4、基板11、拡散部3のうちのいずれかに当たる。そして、基板11や拡散部3に到達した光線は、口金5に向かう方向に拡散反射される。
これに対し、仮に、光学素子4を設けない場合、光源6から射出された光線群は、グローブ2の頂部へと向かう。つまり、光源6のLED素子が指向性の強い光を射出するため、光学素子4が無い場合、光源6からの光は、グローブ2の頂部に向かう。このため、光学素子4が無いと、グローブ2からは狭配光成分が多く射出されることになる。
すなわち、本実施形態のように、光学素子4を備えることで、光源6から射出された光線群を散乱部8によって散乱させることができ、広配光成分を生成でき、グローブ2から射出される照明光を広配光にできる。このように広配光な照明光を射出するための条件は、グローブ2内に散乱部8を設けることである。
さらに、本実施形態では、グローブ2の中心Rに対して光源6と反対側に散乱部8をレイアウトしたため、グローブ2を透過されずにグローブ2の内面でフレネル反射された光成分は、口金5の方向に向かうことになる。また、グローブ2の内面で反射された光の一部は、基板11や拡散部3の表面でさらに反射されて、最終的に広配光成分となって、グローブ2より射出される。このため、これらの光成分は照明光を広配光にする光成分となる。
以上のように、本実施形態によると、グローブ内面におけるフレネル反射成分を広配光成分に変換できるため、より広配光のLED電球を実現でき、レトロフィット感のある広配光な光を射出できる。なお、全てのフレネル反射成分を広配光成分に変換するためには、グローブ2の中心Rが、光学素子4の散乱部8の外部あるいは光源6に近い側の端部で、光学素子4の散乱部8と光源6を結ぶ線分内に位置する必要がある。
一方、基板11や拡散部3による拡散反射の際、数%程度の吸収ロスが起こる。そこで、器具効率を考えると、フレネル反射はなるべく抑えたほうがよい。フレネル反射成分は、グローブ2の内面に対する入射角度が大きいほど増加する。そこで、入射角度をなるべく小さくするほうがよい。散乱部8で散乱される光線群のうち入射角度が最大となるのは、光線L1である。光線L1の入射角度が最小となるのは、グローブ2の中心Rが散乱部8の光源6に近い側の端部に位置するときである。つまり、このとき、器具効率が最大となる。
また、本実施形態のように、グローブ2の回転対称軸と光学素子4の回転対称軸が一致するとき、グローブ2によって透過・反射される光成分は回転対称軸の方位方向に対して均一となる。そのため、均一な照明を演出できる。一方、両者の回転対称軸がずれていると、方位方向に対してムラが生じ、不均一な照明となる。
(第2の実施形態)
以下、図3を参照して第2の実施形態に係る照明装置20について説明する。
本実施形態の照明装置20は、中心軸Cに沿った散乱部8の位置を変更した以外、上述した第1の実施形態の照明装置10と同様の構造を有する。よって、ここでは、第1の実施形態と同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態の照明装置20の散乱部8は、グローブ2の中心Rを含む位置にレイアウトされている。より好ましくは、散乱部8の中心がグローブ2の中心Rと重なるようにレイアウトされる。
この照明装置20を点灯させた場合、グローブ2の内面におけるフレネル反射成分は、光学素子4、基板11、あるいは拡散部3によって数%程度吸収される。そこで、器具効率を考えると、フレネル反射はなるべく抑えたほうがよい。フレネル反射成分は、グローブ2の内面に対する光の入射角度が大きいほど増加する。そこで、入射角度をなるべく小さくするほうがよい。
散乱部8で散乱された光線群のうち、グローブ2の内面に対する入射角が最大となるのは、散乱部8の光源6から離間した端部で散乱された光線L1、あるいは散乱部8の光源6に近い端部で散乱された光線L2である。これらの光線L1、L2の入射角度の最大値が最も小さくなるのは、散乱部8の中心軸C方向に沿った長さを2等分した位置にグローブ2の中心Rが位置するときである。これにより、フレネル反射成分が最小になり、反射ロスを低減できる。
以上のように、本実施形態によると、グローブ2の内面における反射ロスをできるだけ抑えた上で、口金5に向かう方向の光の成分を多くでき、レトロフィット感のある広配光な光を射出できる。
(第3の実施形態)
以下、図4を参照して第3の実施形態に係る照明装置30について説明する。
本実施形態の照明装置30は、中心軸Cに沿った散乱部8の位置を変更した以外、上述した第1の実施形態の照明装置10と同様の構造を有する。よって、ここでは、第1の実施形態と同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態の照明装置30の散乱部8は、グローブ2の中心Rより光源6側にレイアウトされている。より好ましくは、散乱部8の光源6と反対側の端部がグローブ2の中心Rに位置するようにレイアウトされる。
この照明装置30を点灯させた場合、散乱部8で散乱された光線群のうち、グローブ2の内面に対する入射角が最大となるのは、散乱部8の光源6に近い端部で散乱された光線L2である。一方、グローブ2の内面に対する入射角が最小となるのは散乱部8の光源6から離間した端部で散乱された光線L1である。
これらの光線L1、L2のグローブ2の内面における反射成分は、すべてグローブ2の頂部の方向(つまり、光源6から離れる方向)に向かう。つまり、グローブ2の内面で反射された光線は、光学素子4、基板11、或いは拡散部3に向かわない。これにより、狭角成分が増加し、グローブ2の頂部にけるテカリを演出できる。
また、器具効率を考えると、フレネル反射成分が少ないほうがよく、グローブ2の中心Rが散乱部8の光源6から離れた端部にあるとよい。本実施形態では、グローブ2の内面で反射した光線が光学素子4、基板11、或いは拡散部3に向かわないため、光線が吸収されることがなくロスが少ない。
以上のように、本実施形態によると、光学素子4、基板11、或いは拡散部3における光線の吸収ロスを少なくでき、光学素子4によって広配光を保ちつつ、挟角成分を増加させ、グローブ2の頂部が明るい電球を実現できる。
(第4の実施形態)
図5は、第4の実施形態に係る照明装置40を示す概略図であり、図6は、第5の実施形態に係る照明装置50を示す概略図である。図5の照明装置40は、いわゆるシャンデリア球型の電球であり、図6の照明装置50は、いわゆるボール球型の電球である。
上述した第1乃至第3の実施形態では、いわゆる一般電球型の電球について説明したが、これらシャンデリア球型やボール球型の電球に本発明を適用することもできる。
(光学素子の変形例)
図7は、上述した第1乃至第5の実施形態の照明装置に組み込まれた光学素子4の変形例を示す概略図である。この変形例に係る光学素子60は、平らな光入射面61および回転楕円形の空洞である散乱部62を有する以外、上述した光学素子4と同様の構造を有する。よって、ここでは光学素子4と同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
散乱部62の形状は、光学素子の先端に開口した凹部や回転楕円形に限らず、球形や光学素子の基端に開口した凹部など、種々の形状を選択することができる。いずれにしても、散乱部は、光学素子の中心軸に対して回転対称形であればよい。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
2…グローブ、3…拡散部、3a…表面、4…光学素子、4a…光入射面、5…口金、6…光源、6a…発光面、8…散乱部、8a…開口部、8b…拡散面、10、20、30、40、50…照明装置、11…基板、11a…表面、11b…裏面、12…封止樹脂、H…法線、L1、L2…光線、R…グローブの中心。

Claims (13)

  1. グローブと、
    内部に散乱部を備えた可視光に対して透明な光学素子と、
    この光学素子の光入射面に対向して配置された光源と、を備え、
    前記散乱部は、前記グローブ内に配置される、
    照明装置。
  2. 前記光学素子は回転対称形であり、
    前記グローブは回転対称形であり、
    前記光学素子の第1の回転対称軸と前記グローブの第2の回転対称軸が一致する、
    請求項1の照明装置。
  3. 前記散乱部は、前記グローブの中心に対して、前記光源と反対側に位置する、
    請求項1の照明装置。
  4. 前記散乱部の前記光源側の端部は、前記グローブの中心に位置する、
    請求項3の照明装置。
  5. 前記散乱部は、前記グローブの中心を含む位置にある、
    請求項1の照明装置。
  6. 前記散乱部の中心が前記グローブの中心と一致する、
    請求項5の照明装置。
  7. 前記散乱部は、前記グローブの中心より前記光源側に位置する、
    請求項1の照明装置。
  8. 前記散乱部の前記光源と反対側の端部は、前記グローブの中心に位置する、
    請求項7の照明装置。
  9. 前記光源はLED素子を含み、
    前記光源の発光面が前記光学素子の前記光入射面に対向する、
    請求項1の照明装置。
  10. 光を拡散反射するように表面処理され、前記光源と熱的に接続され、前記グローブ内に配置された拡散部をさらに有する、
    請求項1乃至請求項9のいずれか一項の照明装置。
  11. 前記グローブは一般電球型である、
    請求項1乃至請求項9のいずれか一項の照明装置。
  12. 前記グローブはシャンデリア球型である、
    請求項1乃至請求項9のいずれか一項の照明装置。
  13. 前記グローブはボール球型である、
    請求項1乃至請求項9のいずれか一項の照明装置。
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