JPWO2015173910A1 - 空気調和システム - Google Patents
空気調和システム Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2015173910A1 JPWO2015173910A1 JP2016519036A JP2016519036A JPWO2015173910A1 JP WO2015173910 A1 JPWO2015173910 A1 JP WO2015173910A1 JP 2016519036 A JP2016519036 A JP 2016519036A JP 2016519036 A JP2016519036 A JP 2016519036A JP WO2015173910 A1 JPWO2015173910 A1 JP WO2015173910A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- range
- humidity
- air
- supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 title claims abstract description 100
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims abstract description 90
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims abstract description 26
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 95
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 claims 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 abstract description 4
- 239000003570 air Substances 0.000 description 144
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 8
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 8
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 8
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 4
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 2
- 239000012080 ambient air Substances 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000002918 waste heat Substances 0.000 description 1
- 238000013316 zoning Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F7/00—Ventilation
- F24F7/04—Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation
- F24F7/06—Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit
- F24F7/08—Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit with separate ducts for supplied and exhausted air with provisions for reversal of the input and output systems
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/89—Arrangement or mounting of control or safety devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Central Air Conditioning (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
Description
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1に係る空気調和システム100の概略図である。図1を参照して空気調和システムの概略構成などについて説明する。本実施の形態1に係る空気調和システム100は、以下、外気冷房を含む冷房運転時の構成を前提とするものであるため、冷房運転における構成及び動作について説明する。
本実施の形態1に係る空気調和システム100は、全熱交換部による排熱回収を行う空気調和システムにおいて、より高効率に消費電力を抑制することができる改良が加えられているものである。
空気調和システム100は、1台または複数の室内機1及び室外機2を有し、室内機1と室外機2とが冷媒配管101で接続されている。空気調和システム100は、1台または複数の換気装置3及び室外機4を有し、換気装置3と室外機4とが冷媒配管102で接続されている。本実施の形態1では、室内機1が複数台であり、換気装置3が1台である場合を例に説明する。
室内機1及び換気装置3は、空調対象空間である室内、ビルの一室、倉庫などの空調に利用されるものである。また、室外機2及び室外機4は、たとえば、建物外、ビルの屋上などに設置される熱源機である。
(1)第1の温湿度範囲(ゾーンI)
第1の温湿度範囲は、空気線図において乾球温度がt_lo以下であって絶対湿度がx_lo未満の範囲である。
(2)第2の温湿度範囲(ゾーンII)
第2の温湿度範囲は、空気線図において乾球温度がt_loより大きくt_hi以下であって絶対湿度がx_lo以上でありx_hi未満の範囲である。
(3)第3の温湿度範囲(ゾーンIII)
第3の温湿度範囲は、空気線図において乾球温度がt_hiより大きく、絶対湿度がx_hi以上の範囲である。
第1の温湿度範囲、第2の温湿度範囲及び第3の温湿度範囲の順番に、空調対象空間で発生している冷房負荷が大きい。空気調和システム100では、各温湿度範囲ごとに次の運転モードを実行する。すなわち、換気装置3は、第1の温湿度範囲の場合には、排気を給気と全熱交換させないように切替手段33を切り替えるとともに、冷却器26に冷媒を供給しない第1の運転モードを実行する。換気装置3は、第2の温湿度範囲の場合には、排気を給気と全熱交換させないように切替手段を切り替えるとともに、冷却器26に冷媒を供給する第2の運転モードを実行する。
制御部53は、算出手段53Aと、範囲判定手段53Bと、記憶手段53Cと、切替制御手段53Dと、絞り装置制御手段53Eとを有している。
算出手段53Aは、第1の温湿度検出手段32の検出結果に基づいて、第1の温湿度範囲、第2の温湿度範囲及び第3の温湿度範囲のそれぞれに対応する乾球温度及び絶対湿度の範囲を算出するものである。すなわち、算出手段53Aは、第1の温湿度検出手段32の検出結果に基づいて、上述した乾球温度閾値t_lo、乾球温度閾値t_hi、絶対湿度閾値x_lo及び絶対湿度閾値x_hiの値を決定するための演算を実施する。
範囲判定手段53Bは、第2の温湿度検出手段31の検出結果に基づいて、算出した乾球温度及び絶対湿度が、算出手段53Aで算出された第1の温湿度範囲、第2の温湿度範囲及び第3の温湿度範囲のうちのいずれの範囲に該当するかを判定するものである。
記憶手段53Cは、各種情報を記憶するものである。記憶手段53Cは、たとえば算出手段53Aで算出した第1の温湿度範囲、第2の温湿度範囲及び第3の温湿度範囲の情報などを記憶する。記憶手段53Cは、たとえば、ハードディスク、フラッシュメモリなどで構成することができる。
切替制御手段53Dは、範囲判定手段53Bが第1の温湿度範囲又は第2の温湿度範囲であると判定した場合にバイパス風路34に排気が流れるようにダンパー部を切り替え、第3の温湿度範囲であると判定した場合に全熱交換器30に排気が流れるようにダンパー部を切り替えるものである。
絞り装置制御手段53Eは、範囲判定手段53Bが第1の温湿度範囲であると判定した場合に冷媒供給手段である絞り装置25を閉じ、第2の温湿度範囲又は第3の温湿度範囲であると判定した場合に冷媒供給手段である絞り装置25を予め設定された開度に開くものである。
図4における説明では制御部53は、第1の温湿度検出手段32の検出結果tin、xinに基づいて図4のように外気を3つの温湿度範囲に分割する構成であったが、これに限定されるものではない。図6に示すように、温湿度範囲ではなく、3つのエンタルピ範囲に分割する構成であってもよい。エンタルピの態様についても、図4で説明した内容と対応して説明することができる。
(1)第1のエンタルピ範囲(ゾーンI)
第1のエンタルピ範囲は、空気線図においてエンタルピ値がI_lo以下の範囲である。
(2)第2のエンタルピ範囲(ゾーンII)
第2のエンタルピ範囲は、空気線図においてエンタルピ値がI_loより大きくI_hi以下の範囲である。
(3)第3のエンタルピ範囲(ゾーンIII)
第3のエンタルピ範囲は、空気線図においてエンタルピ値がI_hiより大きい範囲である。
また、範囲判定手段53Bは、第2の温湿度検出手段31の検出結果に基づいて外気のエンタルピを算出する。そして、範囲判定手段53Bは、算出したエンタルピが、算出手段53Aで算出された第1のエンタルピ範囲、第2のエンタルピ範囲及び第3のエンタルピ範囲のうちのいずれの範囲に該当するかを判定する。
図7は、本実施の形態1に係る空気調和システム100の各ゾーンにおける動作説明図である。なお、図7(a)は、ゾーンIにおける動作説明図であり、図7(b)は、ゾーンIIにおける動作説明図であり、図7(c)は、ゾーンIIIにおける動作説明図である。
第1の温湿度範囲(第1のエンタルピ範囲)の場合は、切替手段33を開にして、室内空気をバイパス風路34に導入し、全熱交換器30での外気(給気)と室内空気(排気)の熱交換はさせないようにする。また、絞り装置25を全閉とし、冷却器26において、外気と冷媒の熱交換はさせないようにする。第1の温湿度範囲の場合は、外気のエンタルピに比べて内気のエンタルピが低いため、外気が直接室内に供給され、外気冷房効果が得られる空調方式となっている。つまり、第1の運転モードは、外気を室内に導入しても冷房が可能である外気条件となっているということである。
第2の温湿度範囲(第2のエンタルピ範囲)の場合は、切替手段33を開にして、室内空気をバイパス風路34に導入するところは、第1の温湿度範囲と同じである。一方、第2の温湿度範囲の場合は、絞り装置25を開にして冷却器26において、外気と冷媒の熱交換をさせるようにする。結果として、外気が冷却器26において、冷却除湿されて室内に供給される。
第2の温湿度範囲では、室内空気と室外空気との乾球温度及び絶対湿度の条件が近く、仮に全熱交換器30で全熱交換させたとしてもその全熱交換量が少なくなる。したがって、全熱交換器30をバイパスして排気用送風機29を停止させて排気用送風機29の動力を減らしたほうが省エネとなるため、このような空調方式としている。
第3の温湿度範囲(第3のエンタルピ範囲)の場合は、切替手段33を閉にして、室内空気と外気を全熱交換器30で熱交換させ、かつ、絞り装置25を開にして冷却器26において、全熱交換器30通過後の外気と冷媒の熱交換をさせるようにする。結果として、外気が全熱交換器30で冷却され、さらに、冷却器26で冷却除湿されて室内に供給される。
第3の温湿度範囲は、室内空気に対して、室外空気の温度または湿度、あるいはエンタルピが十分高く、全熱交換器30における熱交換量が多くなる。第3の運転モードは、外気の乾球温度及び絶対湿度の条件が第3の温湿度範囲の場合には、室内空気の排熱を回収した方が省エネとなるので、このような空調方式としている。
図8は、本実施の形態1に係る空気調和システム100の制御フローチャートの一例である。図8に空調方式切替の制御フローを示す。ステップS1で室内温湿度を検出、ステップS2でゾーン分けを行う。ステップS3では、外気温湿度を検出し、ステップS4、ステップS5で現在の外気がどのゾーンにあるかを判定する。判定後、ステップS6〜ステップS8で空調方式の切り替えを行う。
本実施の形態1に係る空気調和システム100は、負荷に応じて第1の運転モード及び第2の運転モード、及び第3の運転モードを実施するものである。すなわち、換気装置3は、外気を室内に導入しても冷房が可能である第1の運転モードと、全熱交換量が少ないため排気用送風機29を停止して冷却器26を利用して冷却する第2の運転モードと、冷却器26だけでなく全熱交換器30を利用して室内空気の排熱を回収する第3の運転モードとを実施することができ、室内空気の排熱を利用した運転を実施するものである。このように、本実施の形態1に係る空気調和システム100は、全熱交換器30を利用したよりきめ細やかな運転が実現することができ、より高効率に消費電力を抑制することができる。
空気調和システム100が第1の温湿度検出手段32の検出結果に対応する情報及び第2の温湿度検出手段31の検出結果に対応する情報を取得することができればよい。たとえば、空気調和システム100が、空調対象空間内の温度情報、空調対象空間外の温度情報を外部から取得し、それを利用して3つの温湿度範囲(3つのエンタルピ範囲)に該当するかを判定し、第1の運転モード、第2の運転モード及び第3の運転モードを実施する態様であってもよい。
図9は、本実施の形態1に係る空気調和システム100の変形例1である。
また、図9に示すように、空気調和システム110が、圧縮機12及び圧縮機22の周波数(回転数)を制御する圧縮機周波数調整手段41と、蒸発器の温度を検出する蒸発温度検出手段42とを有している。空気調和システム110では、蒸発温度検出手段42の検出値が目標蒸発温度になるように制御する。この空気調和システム110であっても、本実施の形態1に係る空気調和システム100と同様の効果を得ることができる。
図10は、本実施の形態1に係る空気調和システム100の変形例2である。
また、図10に示すように、室内機1と換気装置3が同一の室外機2aに冷媒配管104を介して接続される態様の空気調和システム111において適用しても、本実施の形態1に係る空気調和システム100と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態1では、冷媒供給手段が絞り装置25である場合を例に説明したが、それに限定されるものではない。たとえば、冷媒供給手段が圧縮機22であってもよい。この場合には、制御部53は、絞り装置制御手段53Eの代わりに圧縮機制御手段を備えていればよい。この圧縮機制御手段は、範囲判定手段53Bが第1の温湿度範囲であると判定した場合に圧縮機22を停止し、第2の温湿度範囲又は第3の温湿度範囲であると判定した場合に圧縮機22を予め設定された回転数で運転する。この変形例3においても、本実施の形態1に係る空気調和システム100と同様の効果を得ることができる。
図11は、本実施の形態2に係る空気調和システム120の各ゾーンにおける動作説明図である。図12は、本実施の形態2に係る空気調和システム120の制御フローチャートの一例である。
実施の形態2では、実施の形態1と共通する構成については同一符号を付し、相違点を中心に説明する。実施の形態2に係る空気調和システム110は、全熱交換器30の代わりに回転式の全熱交換器30Bを有する。なお、全熱交換器30Bが全熱交換部に対応する構成である。
本実施の形態2に係る空気調和システム120は、実施の形態1に係る空気調和システム100と同様の効果を有する。
第1の温湿度検出手段、33 切替手段、33B モータ部、34 バイパス風路、41 圧縮機周波数調整手段、42 蒸発温度検出手段、50 集中コントローラ、51 伝送線、53 制御部、53A 算出手段、53B 範囲判定手段、53C 記憶手段、53D 切替制御手段、53E 絞り装置制御手段、100 空気調和システム、101
冷媒配管、102 冷媒配管、104 冷媒配管、110 空気調和システム、111
空気調和システム、120 空気調和システム。
Claims (12)
- 室外機と室内機及び換気装置とを有する冷媒回路を備えた空気調和システムであって、
前記換気装置は、
給気風路及び排気風路を有する筐体と、
前記筐体内に設けられ、給気と排気とを全熱交換する全熱交換部と、
前記筐体に設けられ、前記排気を前記給気と全熱交換させるか否かを切り替える切替手段と、
前記冷媒回路に接続され、前記給気風路のうちの前記全熱交換器よりも下流側に設けられた冷却器と、
前記冷媒回路に接続され、前記冷却器への冷媒の供給を制御する冷媒供給手段と、
前記給気風路の室外空気の温湿度と前記排気風路の室内空気の温湿度とに基づいて、前記切替手段及び前記冷媒供給手段を制御する制御部と、
を備えた
空気調和システム。 - 前記制御部は、
第1の乾球温度以下であって第1の絶対湿度よりも低い範囲を第1の温湿度範囲とし、前記第1の乾球温度より大きい第2の乾球温度以下であり前記第1の乾球温度より大きく、前記第1の絶対湿度よりも大きい第2の絶対湿度未満であり前記第1の絶対湿度以上である範囲を第2の温湿度範囲とし、前記第2の乾球温度より大きく、前記第2の絶対湿度以上である範囲を第3の温湿度範囲としたとき、
前記第1の温湿度範囲の場合には、
前記排気を前記給気と全熱交換させないように前記切替手段を切り替えるとともに、前記冷却器に冷媒を供給しないように前記冷媒供給手段を切り替える第1の運転モードを実行し、
前記第2の温湿度範囲の場合には、
前記排気を前記給気と全熱交換させないように前記切替手段を切り替えるとともに、前記冷却器に冷媒を供給するように前記冷媒供給手段を切り替える第2の運転モードを実行し、
前記第3の温湿度範囲の場合には、
前記排気と前記給気とが全熱交換するように前記切替手段を切り替えるとともに、前記冷却器に冷媒を供給するように前記冷媒供給手段を切り替える第3の運転モードを実行する請求項1に記載の空気調和システム。 - 前記排気風路の室内空気の温度及び湿度を検出する第1の温湿度検出手段と、
前記給気風路の室外空気の温度及び湿度を検出する第2の温湿度検出手段と、
をさらに備え、
前記制御部は、
前記第1の温湿度検出手段及び第2の温湿度検出手段の検出結果に基づいて前記切替手段の切り替え及び前記冷媒供給手段の切り替えをし、
前記第1の温湿度検出手段の検出結果に基づいて、前記第1の温湿度範囲、前記第2の温湿度範囲及び前記第3の温湿度範囲のそれぞれに対応する前記乾球温度及び前記絶対湿度の範囲を算出する算出手段と、
前記第2の温湿度検出手段の検出結果に対応する前記乾球温度及び前記絶対湿度が、前記算出手段で算出された前記第1の温湿度範囲、前記第2の温湿度範囲及び前記第3の温湿度範囲のうちのいずれの範囲に該当するかを判定する範囲判定手段とを有する請求項2に記載の空気調和システム。 - 室外機と室内機及び換気装置とを有する冷媒回路を備えた空気調和システムであって、
前記換気装置は、
給気風路及び排気風路を有する筐体と、
前記筐体内に設けられ、給気と排気とを全熱交換する全熱交換部と、
前記筐体に設けられ、前記排気を前記給気と全熱交換させるか否かを切り替える切替手段と、
前記冷媒回路に接続され、前記給気風路のうちの前記全熱交換器よりも下流側に設けられた冷却器と、
前記冷媒回路に接続され、前記冷却器への冷媒の供給を制御する冷媒供給手段と、
前記給気風路の室外空気のエンタルピと前記排気風路の室内空気のエンタルピとに基づいて、前記切替手段及び前記冷媒供給手段を制御する制御部と、
を備えた
空気調和システム。 - 前記制御部は、
第1のエンタルピ以下である範囲を第1のエンタルピ範囲とし、前記第1のエンタルピより大きい第2のエンタルピ以下であり、前記第1のエンタルピより大きい範囲を第2のエンタルピ範囲とし、前記第2のエンタルピよりも大きい範囲を第3のエンタルピ範囲としたとき、
前記第1のエンタルピ範囲の場合には、
前記排気を前記給気と全熱交換させないように前記切替手段を切り替えるとともに、前記冷却器に冷媒を供給しないように前記冷媒供給手段を切り替える第1の運転モードを実行し、
前記第2のエンタルピ範囲の場合には、
前記排気を前記給気と全熱交換させないように前記切替手段を切り替えるとともに、前記冷却器に冷媒を供給するように前記冷媒供給手段を切り替える第2の運転モードを実行し、
前記第3のエンタルピ範囲の場合には、
前記排気と前記給気とが全熱交換するように前記切替手段を切り替えるとともに、前記冷却器に冷媒を供給するように前記冷媒供給手段を切り替える第3の運転モードを実行する
請求項4に記載の空気調和システム。 - 前記排気風路の室内空気の温度及び湿度を検出する第1の温湿度検出手段と、
前記給気風路の室外空気の温度及び湿度を検出する第2の温湿度検出手段と、
をさらに備え、
前記制御部は、
前記第1の温湿度検出手段及び第2の温湿度検出手段の検出結果に基づいて前記切替手段の切り替え及び前記冷媒供給手段の切り替えをし、
前記第1の温湿度検出手段の検出結果に基づいて、前記第1のエンタルピ範囲、前記第2のエンタルピ範囲及び前記第3のエンタルピ範囲のそれぞれに対応するエンタルピの範囲を算出する算出手段と、
前記第2の温湿度検出手段の検出結果に基づいて算出した前記エンタルピが、前記算出手段で算出された前記第1のエンタルピ範囲、前記第2のエンタルピ範囲及び前記第3のエンタルピ範囲のうちのいずれの範囲に該当するかを判定する範囲判定手段とを有する請求項5に記載の空気調和システム。 - 前記全熱交換部が全熱交換器で構成されているものにおいて、
前記切替手段は、
前記排気風路のうちの前記全熱交換部をバイパスするように設けられたバイパス風路と、
前記排気風路のうちの前記全熱交換部よりも上流側の排気を前記バイパス風路に流すか、前記全熱交換部に流すかを切り替える開閉自在のダンパー部とを有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の空気調和システム。 - 前記制御部は、
前記範囲判定手段が前記第1の温湿度範囲又は前記第2の温湿度範囲であると判定した場合に前記バイパス風路に前記排気が流れるように前記ダンパー部を切り替え、前記第3の温湿度範囲であると判定した場合に前記全熱交換部に前記排気が流れるように前記ダンパー部を切り替える切替制御手段を有する請求項3又は6に従属する請求項7に記載の空気調和システム。 - 前記全熱交換部が回転自在の全熱交換器で構成されているものにおいて、
前記切替手段は、
前記全熱交換部を回転させるモータ部を有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の空気調和システム。 - 前記制御部は、
前記範囲判定手段が前記第1の温湿度範囲又は前記第2の温湿度範囲であると判定した場合に前記モータ部を停止し、前記第3の温湿度範囲であると判定した場合に前記モータ部を運転するように前記モータ部を切り替える切替制御手段を有する請求項3又は6に従属する請求項9に記載の空気調和システム。 - 前記冷媒供給手段は、
前記冷却器に接続され、前記冷却器に冷媒を供給するかを切り替える絞り装置であり、
前記制御部は、
前記範囲判定手段が前記第1の温湿度範囲であると判定した場合に前記絞り装置を閉じ、前記第2の温湿度範囲又は前記第3の温湿度範囲であると判定した場合に前記絞り装置を開く絞り装置制御手段を有する請求項3、6、8、10、請求項3、6に従属する請求項7、9のいずれか一項に記載の空気調和システム。 - 前記冷媒供給手段は、
前記冷却器に冷媒を供給する圧縮機であり、
前記制御部は、
前記範囲判定手段が前記第1の温湿度範囲であると判定した場合に前記圧縮機を停止し、前記第2の温湿度範囲又は前記第3の温湿度範囲であると判定した場合に前記圧縮機を運転する圧縮機制御手段を有する請求項3、6、8、10、請求項3、6に従属する請求項7、9のいずれか一項に記載の空気調和システム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2014/062833 WO2015173910A1 (ja) | 2014-05-14 | 2014-05-14 | 空気調和システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2015173910A1 true JPWO2015173910A1 (ja) | 2017-04-20 |
JP6305525B2 JP6305525B2 (ja) | 2018-04-04 |
Family
ID=54479480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016519036A Active JP6305525B2 (ja) | 2014-05-14 | 2014-05-14 | 空気調和システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6305525B2 (ja) |
WO (1) | WO2015173910A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017120891A1 (zh) * | 2016-01-15 | 2017-07-20 | 吴鹏 | 一种快速抽离烟气空调*** |
KR101919206B1 (ko) * | 2016-12-28 | 2019-02-08 | 한양대학교 산학협력단 | 제습·증발냉각기반 전외기 공조시스템 및 제어방법 |
CN110462295B (zh) * | 2017-04-10 | 2021-08-24 | 三菱电机株式会社 | 空调换气装置、空气调节***以及控制方法 |
KR102368815B1 (ko) * | 2017-05-08 | 2022-03-03 | 주식회사 경동나비엔 | 공기조화기의 제어방법 및 공기조화기 |
WO2018220803A1 (ja) | 2017-06-01 | 2018-12-06 | 三菱電機株式会社 | 空気調和システム |
KR102070029B1 (ko) * | 2017-11-30 | 2020-03-02 | 브이테크 주식회사 | 급속 환기 댐퍼를 갖는 전열교환기 |
EP3816525B1 (en) * | 2018-06-27 | 2024-01-31 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioning control system |
CN115950003A (zh) * | 2018-12-07 | 2023-04-11 | 大金工业株式会社 | 空气调节*** |
JP7457229B2 (ja) * | 2019-05-10 | 2024-03-28 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和システム |
WO2022124668A1 (ko) * | 2020-12-08 | 2022-06-16 | 삼성전자주식회사 | 환기 시스템, 통합 공조 시스템 및 그 제어 방법 |
KR20230026824A (ko) * | 2021-08-18 | 2023-02-27 | 삼성전자주식회사 | 환기 장치 및 이를 포함하는 환기 시스템 |
KR102319187B1 (ko) * | 2021-09-06 | 2021-10-29 | 박희문 | 실외기 폐열을 이용한 에너지절약형 항온항습 공조시스템 |
JP7312894B1 (ja) | 2022-07-19 | 2023-07-21 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 空気調和機及び空調システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62123236A (ja) * | 1985-11-21 | 1987-06-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 換気装置の制御方法 |
JPH09159254A (ja) * | 1995-12-06 | 1997-06-20 | Hitachi Ltd | 空気調和機の運転制御 |
JP2002188841A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-07-05 | Mitsubishi Electric Corp | 外気処理ユニット |
JP2013204899A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和システム |
-
2014
- 2014-05-14 JP JP2016519036A patent/JP6305525B2/ja active Active
- 2014-05-14 WO PCT/JP2014/062833 patent/WO2015173910A1/ja active Application Filing
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62123236A (ja) * | 1985-11-21 | 1987-06-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 換気装置の制御方法 |
JPH09159254A (ja) * | 1995-12-06 | 1997-06-20 | Hitachi Ltd | 空気調和機の運転制御 |
JP2002188841A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-07-05 | Mitsubishi Electric Corp | 外気処理ユニット |
JP2013204899A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6305525B2 (ja) | 2018-04-04 |
WO2015173910A1 (ja) | 2015-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6305525B2 (ja) | 空気調和システム | |
JP5328951B2 (ja) | 空気調和システム | |
JP3740637B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPWO2018216127A1 (ja) | 空調システム | |
US9534804B2 (en) | Air conditioning system and air conditioning control method for server room | |
WO2018079034A1 (ja) | ヒートポンプサイクル装置 | |
JP2008175490A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2011075179A (ja) | 空調システム | |
JP2008157557A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2006284175A (ja) | 空調装置 | |
JP3884591B2 (ja) | 空気調和機 | |
CN104822998A (zh) | 空调*** | |
JP2016138666A (ja) | 空気調和機 | |
JP6622631B2 (ja) | 外気処理装置 | |
JP2016008743A (ja) | 空気調和装置及び冷媒分配ユニット | |
JP2013002749A (ja) | 空気調和装置 | |
JP5868552B1 (ja) | 外調機 | |
JP7374633B2 (ja) | 空気調和機及び空気調和システム | |
JP2005291553A (ja) | マルチ型空気調和装置 | |
JP2012107840A (ja) | 制御装置、制御方法及びプログラム | |
JP2011191016A (ja) | 直膨式空調機の温度制御システム | |
JP2018071864A (ja) | 空気調和機 | |
JP2008175430A (ja) | 空気調和機 | |
JP2006317050A (ja) | 冷暖同時運転型空気調和装置の制御装置 | |
JP2006266677A (ja) | 空気調和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170815 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180306 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6305525 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |