JPWO2015045834A1 - マーカ画像処理システム - Google Patents

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Abstract

画像上の平面指標2の配置と、予め定められた平面指標2の配置を比較することにより、マーカに対するカメラの位置と姿勢を第1の推定手段により推定する。マーカに1点の立体指標3を配置し、平面指標2に対する配置、高さ、そして、推定されたマーカに対するカメラの位置に基づいて、カメラの画像上における立体指標3の上面及び下面の中央位置を第2の推定手段により推定する。推定された立体指標3の上面及び下面の中央位置と、画像から検出したこれらの位置とを、カメラからみた3次元ベクトルに基づいて比較し、その誤差が所定値以上になったとき、第1の推定手段により推定された姿勢に基づいて、平板型マーカに対するカメラ視線角度の符号を反転させた上で、回転変換を行う。このように、平板指標2に配置する1点の立体指標3により、カメラの姿勢データを一定の規則に従って変換するだけで簡単に修正することができる。

Description

本発明は、マーカを画像処理して様々な情報を抽出するためのマーカ画像処理システムに関する。
こうしたマーカは、AR(Augmented Reality:拡張現実感)、局所的な部位の計測分野、さらには、ロボティクスの分野において、カメラが、物体の位置や姿勢を認識するために用いられており、対象とする物体に貼付することができる平面パターンを備えた平板型のマーカが一般的に広く採用されている。
例えば、今後のサービスロボットの実用化に際して、サービスロボットによる確実な自律作業を支援するシステムを構築する上で、マーカは、必要不可欠な要素である。
マーカのうち代表的なものは、正方形の黒い枠とその内部に印刷された2次元パターンとコードを含む。そして、マーカをカメラで認識することにより、マーカに対するカメラの相対的な位置と姿勢を認識し、マーカの付けられた物体の位置や姿勢を認識することができる。また、カメラにより、マーカに記録された情報を読み取ることもできる。
図1は、一般的に使用されているARToolKitマーカ、ARTagマーカ、CyberCodeマーカ、およびARToolKitPlusマーカの例が示されている。また、こうしたマーカのほか、QRCodeのように、より多くの情報を記録可能なマーカを利用することもできる。
例えば、AR分野では、実世界の画像に対してCG(Computer Graphics:コンピュータグラフィクス)のモデルを、実世界の画像中の物体に付けられたARマーカの位置に合わせて重ねて表示することが行われている。
また、ロボティクス分野では、例えば、物体に付けられたマーカをロボットに計測させることにより、ロボットにマーカが付けられた物体の位置や姿勢を認識させて、物体を操作させることが行われている。
図2は、一例として、ロボティクス分野における、マーカを用いたロボットタスクの例を示す図である。車椅子に装着された、車椅子に乗る人の生活支援のため、ロボットアーム先端のロボットハンドに装着されたカメラに、マーカが付けられた冷蔵庫の取っ手を認識させて、ロボットハンドに、冷蔵庫の扉の開閉を自動的に行わせている。図2に示されているタスクでは、カメラがマーカを認識した後、ロボットは自律的にマーカの位置と、これに対する姿勢を基準として所定のロボットアームの軌道を生成することにより、冷蔵庫の扉を開けることができる。
カメラによるマーカの計測は、例えば、次のように行われている。
まず、カメラが、例えば、正方形の外枠を備えた平板型マーカの場合、読み取った画像データを画像処理することにより外枠を抽出し、4つのコーナーが検出される。そして、予め既知となっている、このマーカにおける4つのコーナーの位置(正方形の各頂点)と、カメラに読み取られた画像内における4つのコーナーとの位置関係を用いた幾何学的計算により、マーカに対するカメラの位置及び姿勢を解析し、マーカが付けられた物体の位置や姿勢を認識することができる。
しかし、マーカとカメラが正対する付近で、マーカの計測誤差が大きくなってしまう。また、たとえカメラでフィルタ(平均フィルタ、カルマンフィルタ、パーティクルフィルタ等)や計測履歴を用いることにより、マーカの計測値の分散を小さくすることができても、マーカの計測値が真値となっているかを確実に判定することが困難であった。
こうした平板型のマーカを利用した、カメラの位置や姿勢に関する計測精度の悪化を防止するため、特許文献1には、マーカを構成する模様の上に、観測する方向に応じてその濃淡パターンを変化させるレンズを設け、濃淡パターンを変化させることにより、マーカに対するカメラの位置や姿勢を正確に計測し、マーカが付けられた物体の位置や姿勢を正確に認識することが記載されている。
特開2012−145559号公報
しかし、従来の平板型マーカでは、マーカに対するカメラの姿勢によって計測誤差が発生し、例えば、マーカの大きさ、カメラとマーカとの距離、そして、カメラの画角(焦点距離)に応じて、マーカが付けられた物体の位置や姿勢の認識が不定になるという問題が発生するおそれがある。
図3左側は、カメラとマーカが近接している場合、あるいはカメラの画角が大きい(広角レンズ)の場合、図3中央は、カメラとマーカが離隔している場合、あるいはカメラの画角が小さい(望遠レンズ)の場合を示している。
カメラとマーカが離隔しているとき、あるいはカメラの画角が小さい(望遠レンズ)ときは、マーカの外枠がレンズの中心軸を法線とする撮像面に投影されると、図3右側に示すように、レンズ中心点とマーカの中心点を通る直線(Visual line)とマーカの平面がなす角度が逆向きに傾斜している場合でも、撮像面におけるマーカ外枠の偏差が小さくなり、両者の判別が不定となり、例えば、ロボティクスの分野では、マーカに対するカメラの姿勢を誤推定し、ロボットハンドが誤った動作を行う原因となる。
図4は、レンズ中心とマーカの中心点を通るVisual lineとマーカ中心点における法線がなす角度が45°のときの実際に撮像された画像を示し、(Camera1)は画角が7.1°のレンズで撮像したときの画像、(Camera2)は画角が40.0°のレンズで撮像したときの画像である。(Camera2)の画像と比較して、(Camera1)の画像では、正対した場合と大きな差が生じないことが確認できる。
図5は、手に持った平板型マーカの姿勢を画像処理により連続的に解析し、得られたマーカの中心点を通る法線(Z軸)のベクトルを矢印で示している。
手の動きに応じて02、06、08では、法線ベクトルが向きが逆転し、この段階で、ARマーカに対するカメラの姿勢推定に揺らぎが発生していることが分かる。
こうした誤推定を防止するために、平板型マーカに、高さが互いに異なる立体指標を含め、6点の指標を形成し、外枠に加え、各指標を特定し、平板型マーカに対する各立体指標の位置と高さのデータに基づいて、X軸、Y軸(マーカ平面上の2次元座標)、Z軸、及び各軸回りの回転角度を解析することが考えられる。
しかし、こうした手法では、マーカに対するカメラの位置や姿勢を確定するために、画像処理により6点の指標を正確に特定する必要がある。しかし、立体指標の陰となる指標については特定できないため、カメラが、6点すべてを正確に撮像できる、限定的な範囲を外れると、正確な位置と姿勢の特定が不可能になってしまう。しかも、各立体指標の位置や、高さをきわめて高精度に選定する必要があり、マーカのコストが大幅に上昇するという問題がある。
そこで、本発明では、平板型マーカに付加する立体指標を1点のみとし、しかも、この立体指標を、推定した姿勢が妥当なものかどうかを判定するのみに使用する。そして、誤推定した場合には、すでに演算したマーカに対するカメラの姿勢データを、一定の規則に従って変換するだけで簡単に修正できるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、平面指標を有するマーカを用いて、該マーカに対するカメラの位置及び姿勢を認識する画像処理システムにおいて、前記マーカに、予め定められた高さを有するひとつの立体指標を、前記平面指標に対して予め定められた位置に配置し、前記カメラの画像により抽出された前記平面指標の配置と、予め定められた前記平面指標の配置を比較することにより、前記マーカに対するカメラの位置と姿勢を推定する第1の推定手段と、前記立体指標の配置及び高さ、並びに、前記第1の推定手段により推定された前記マーカに対するカメラの位置に基づいて、前記カメラの画像上における前記立体指標の上面及び下面の中央位置を推定する第2の推定手段と、前記カメラの画像に基づいて、前記立体指標の上面の中央位置を検出する検出手段と、前記第2の推定手段により推定された前記立体指標の上面及び下面の中央位置と、前記検出手段が検出した前記立体指標の上面及び下面の中央位置とを、前記カメラからみた3次元ベクトルに基づいて比較し、その誤差が所定値以上になったとき、前記第1の推定手段により推定された前記マーカに対するカメラの姿勢が誤りであると判定する判定手段とを備え、前記判定手段が誤りと判定したときは、前記第1の推定手段が推定した前記マーカに対するカメラの姿勢が正しいものとなるよう、前記第1の推定手段により推定された姿勢に基づく前記カメラのX軸回りの視線角度及びY軸回りの視線角度の符号をそれぞれ反転させた上で、回転変換を行うことにより前記マーカに対するカメラの姿勢を再演算する演算手段を備えようにした。
ただし、X軸とY軸は、前記マーカ上の1点を原点とする3次元座標において、該マーカ平面上で互いに直交する座標軸をそれぞれ示す。
本発明によれば、予め定められた高さを有するひとつの立体指標を、平面指標を有するマーカの予め定めた位置に配置するだけで、推定した姿勢が妥当なものかどうかを判定することができ、誤推定した場合には、すでに演算したマーカに対するカメラの姿勢データを、一定の規則に従って変換するだけで簡単に修正できる。したがって、低コストで、しかも、他の立体指標に阻害されることなく、正確かつ確実な姿勢推定が可能となる。
図1は、一般的なマーカの例を示す図である。 図2は、マーカを用いたロボットタスクの例を示す図である。 図3は、カメラとマーカが近接している場合、あるいはカメラの画角が大きい場合(左側)と、カメラとマーカが離隔している場合、あるいはカメラの画角が小さい場合(中央)とを対比し、誤推定が発生するケース(右側)を示す図である。 図4は、画角が小さいときの画像(Camera1)と、大きいときの画像(Camera2)を対比した図である。 図5は、手に持ったマーカの姿勢を画像処理により連続的に解析し、得られたマーカの中心点を通る法線(Z軸)方向を示す図である。 図6は、実施例で用いるマーカの一例を示す図である。 図7は、立体指標底面の中央部と上面の中央部に形成された白いマーカの推定位置、検出位置の関係を示す図である。 図8は、カメラを固定し、手に持ったマーカの角度を変えた場合に、正しく推定された場合と誤って推定された場合を対比した図である。 図9は、マーカの中心点cを原点とした3次元座標を示す図である。 図10は、マーカの角度を連続的にゆっくり変化させた場合に、推定された姿勢に基づいて算出された視線角度θVXCの変化を示す図である。 図11は、カメラを固定し、手に持ったマーカの角度を2とおりに変えて、それぞれについて推定された姿勢に基づいて、X軸回りの視線角度θVXC、Y軸回りの視線角度θVYCを求めた結果を示す図である。 図12は、回転変換を適用した姿勢推定値の修正を説明する図である。 図13は、本実施例の効果を示す実験結果である。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
まず、本実施例で採用するマーカについて説明する。
図6に示すように、平板型マーカは、外枠が20mmの正方形に、中央に直径12mmの白色円1、外枠の各頂点から対角線上同一の位置に直径3mmの白色円2、その他の部分が黒色の正方形で構成されている。本実施例では、この平板型マーカの外枠底辺の中心から5mm離れた地点に、外径4.9mm、高さ3.2mmの円筒体から立体指標3を貼付した。なお、この立体指標3の上面には、中央部に直径2.2mmの白い円部分を残し、外周が黒塗りされたマーカが形成されている。
従来の同様の手法により、まず、画像データから、マーカの四隅に設けた白色円2を平面指標として抽出し、これを解析処理することにより、予め既知となっている、マーカにおける白色円2の位置(この例では、四隅にある白色円の中心で形成される1辺13.5mmの正方形の各頂点)と対比する。そして、画像処理システムにおける第1の推定手段により、幾何学的な解析に基づいて、カメラの位置(3自由度)及び姿勢(3自由度)を推定する。マーカの四隅にある白色円2を設けることなく、正方形の外枠を画像処理することで4頂点を平面指標として求め、1辺20.0mmの正方形と対比することにより、マーカに対するカメラの位置を推定してもよい。
しかし、これには、前述のように、姿勢を誤推定した場合が含まれる。そこで、図7に示すように、画像処理システムにおける第2の推定手段により、第1の推定手段により推定した平面指標を基準とした、立体指標3上面の中央部に形成された白いマーカの位置Pt,estimatedと、立体指標底面中央部の位置Pb,estimatedの画像平面上の座標を推定する。
一方、画像処理システムにおける検出手段により、画像データから立体指標3上面中央部の白いマーカ中央部の位置を特定し、その位置Pt,detectedを検出する。
姿勢が正確に推定された場合は、Pt,estimatedとPt,detected間の誤差は少ないが、姿勢を誤推定した場合は、Pt,estimatedとPt,detected間の誤差が大きな値となってしまう。
そこで、ベクトルVdを、Pb,estimatedを起点、Pt,detectedの終点とするベクトル、ベクトルVeをPb,estimatedを起点、Pt,estimatedの終点とするベクトル、θをベクトルVdとベクトルVeのなす角と定義したとき、両ベクトルの内積Vd・Veを、
|Vd||Vd|で除算することにより、cosθの値であるdを求めることができる。
図8は、カメラを固定し、手に持ったマーカの角度を変えて、それぞれdの値を求めたものである。左側では正しく判定され、d=0.9999、すなわち、θがほぼゼロとなり、ベクトルVdとベクトルVeがほぼ同じ向きとなっていることを示している。一方、中央ではd=−0.9992、すなわち、θがほぼ180°、すなわち、ベクトルVdとベクトルVeがほぼ逆向きであることを示している。
上述のように、カメラに読み取られた画像内でのマーカの位置関係を用いて幾何学的解析を行う際、図9に示されるように、マーカの中心点Cを原点とした3次元座標(X座標、Y座標、Z座標)において、レンズ中心点(Viewpoint)を通る法線(Visual line)をマーカの中心点Cに合致させた状態を前提に、この法線(以下、Visual lineと称する。)とX軸により規定される平面SVXとX−Z平面のなす角を、X軸回りの視線角度θVXCと定義する。
同様に、Visual lineとY軸により規定される平面SVYとY−Z平面のなす角を、Y軸回りの視線角度θVYCと定義する。
Visual lineの3次元ベクトルは、平面SVXと平面SVYの交線により特定され、これが、マーカに対するカメラの姿勢を示すパラメータとなる。なお、3次元座標の原点は、マーカの中心点cに限られることはなく、マーカ平面上のいずれか1点に定めればよい。
図10は、マーカの角度を連続的にゆっくり変化させた場合に、推定された姿勢に基づいて算出された視線角度θVXCの変化(実線の折れ線)と、そのときのd(×10)の値の変化(○印)を示している。この図から分かるように急激に反転した後復帰する点が、誤判定の発生したことを示している。これらの地点では、dの値のほとんどが、−0.6以下となっている。したがって、d(×10)の値が、−6より小さいとき、すなわち、d<−0.6のとき、第1の推定手段により姿勢が誤推定されたと判定することが可能となる。
図11は、カメラを固定し、手に持ったマーカの角度を2とおりに変えて、それぞれの状態で推定された姿勢に基づいて、X軸回りの視線角度θVXC、Y軸回りの視線角度θVYCを求めた結果を示している。
各角度とも、手の微小な揺れに応じて姿勢の誤判定が発生し、θVXC、θVYCが急激に変化している。このとき、基本的には、妥当な姿勢推定値と誤った姿勢推定値との間では、X軸回りの視線角度θVXC、Y軸回りの視線角度θVYCの符号が逆転するという関係にあることが分かる。
したがって、姿勢の誤推定が判定されたときは、図12に示すように、θVXCあるいはθVYCを反転させた位置に正しい視点Pmを設定し、誤推定値から計算された誤った視点PiをPmに戻すような回転変換を適用して姿勢推定値を修正することができる。
ここで、誤って判定されたマーカに対する視点をPi、修正された視点をPmとする。
マーカの中心点CとPiを結ぶベクトルをCPi、マーカの中心点CとPmを結ぶベクトルをCPm、両ベクトルのなす角をρとしたとき、ベクトルCPiとベクトルCPmの外積により、両ベクトルに垂直方向の回転軸ベクトルa(axyz)Tを求めることができる。
すなわち、
Figure 2015045834
そして、回転変換マトリクスRρは、次のように求めることができる。
Figure 2015045834
ただし、c=cosρ、s=sinρ、C=(1−cosρ)である。
変換マトリクスMと、回転変換マトリクスRρは、幾何学的にM=Rρ -1の関係にあることから、画像処理システムにおける演算手段により、修正前のマーカに対する姿勢をRini、修正後のマーカに対する姿勢をRmodとしたとき、Rmod=Rini・Mを用いて修正後の姿勢を表すRmodを求めることができる。
図13を用いて、本実施例による効果を検証する。図13左側はX軸回り(θVXC)、右側がY軸回り(θVYC)の計測結果を示し、上から順に、従来の解析結果、濃淡パターンを変化させるレンズを用いた場合の解析結果(VMP)、濃淡パターンを変化させるレンズと本実施例を組み合わせた場合の解析結果、本実施例のみを利用した解析結果を示している。
この結果、濃淡パターンを変化させるレンズを用いたVMPの場合、誤判定が最も低減されているが、濃淡パターンを変化させるレンズを用いなくても、誤判定が最も効果的に低減されていることが分かる。
次に本実施例で用いる立体指標を付加したマーカについて説明する。本実施例では、既存の外枠が20mmの正方形のマーカを用いて、外枠底辺の中心から5mm離れた地点に、外径4.9mm、高さ3.2mmの円筒体から立体指標を接着剤などにより貼付して形成したが、例えば、平板型マーカの台紙に立体指標を一体形成する等、様々な形態を採用することができる。
ただし、こうした立体指標の平面指標に対する配置や高さは、上記の変換を行う際、画像処理装置が既知のデータとして所得する必要があるため、これらのパラメータは画像処理装置内のデータファイルに予め記憶しておく必要がある。もちろん、平板型マーカ自体にQRCode等を組み込み、画像処理装置側で、立体指標に関わる各データを読み込むようにする。
なお、各平板型マーカに貼付する立体指標の配置、高さなどの仕様を予め定めておいて、画像処理側に初期値として記録しておいてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、予め定められた高さを有するひとつの立体指標を、平面指標を有するマーカの予め定めた位置に配置するだけで、推定した姿勢が妥当なものかどうかを判定することができ、誤推定した場合には、すでに演算したマーカに対するカメラの姿勢データを、一定の規則に従って変換するだけで簡単に修正できる。
したがって、低コストで、しかも、他の立体指標を阻害することなく、正確かつ確実な姿勢推定が可能な画像処理システムとして広く採用されることが期待できる。
1 マーカ中央の白色円
2 外枠の各頂点から対角線上同一の位置に配置した白色円
3 立体指標

Claims (3)

  1. 平面指標を有するマーカを用いて、該マーカに対するカメラの位置及び姿勢を認識する画像処理システムにおいて、
    前記マーカに、予め定められた高さを有するひとつの立体指標を、前記平面指標に対して予め定められた位置に配置し、
    前記カメラの画像により抽出された前記平面指標の配置と、予め定められた前記平面指標の配置を比較することにより、前記マーカに対するカメラの位置と姿勢を推定する第1の推定手段と、
    前記立体指標の配置及び高さ、並びに、前記第1の推定手段により推定された前記マーカに対するカメラの位置に基づいて、前記カメラの画像上における前記立体指標の上面及び下面の中央位置を推定する第2の推定手段と、
    前記カメラの画像に基づいて、前記立体指標の上面の中央位置を検出する検出手段と、
    前記第2の推定手段により推定された前記立体指標の上面及び下面の中央位置と、前記検出手段が検出した前記立体指標の上面及び下面の中央位置とを、前記カメラからみた3次元ベクトルに基づいて比較し、その誤差が所定値以上になったとき、前記第1の推定手段により推定された前記マーカに対するカメラの姿勢が誤りであると判定する判定手段とを備え、
    前記判定手段が誤りと判定したときは、前記第1の推定手段が推定した前記マーカに対するカメラの姿勢が正しいものとなるよう、前記第1の推定手段により推定された姿勢に基づく前記カメラのX軸回りの視線角度及びY軸回りの視線角度の符号をそれぞれ反転させた上で、回転変換を行うことにより前記マーカに対するカメラの姿勢を再演算する演算手段を備えたことを特徴とする画像処理システム。
    ただし、X軸とY軸は、前記マーカ平面上の1点を原点とする3次元座標において、該マーカ平面上で互いに直交する座標軸をそれぞれ示す。
  2. 平面指標を有するマーカの予め定められた位置に、予め定められた高さを有する立体指標が配置されてなる請求項1に記載の画像処理システムに使用されるマーカ。
  3. 前記マーカにおける前記立体指標の配置及び高さが、前記マーカにデータとして記録されていることを特徴とする請求項2に記載のマーカ。
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