JPWO2015016307A1 - アンテナシステム - Google Patents

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Abstract

車両の金属ボディに形成された窓開口部に設置された窓ガラスに配置され、MF帯またはLF帯の電波を受信するガラスアンテナと、前記車両の金属ボディより車内側に配置され、前記ガラスアンテナの近傍に位置する車内アンテナと、前記ガラスアンテナの受信信号から前記車内アンテナの受信信号をキャンセルするキャンセル手段とを備える、アンテナシステム。前記ガラスアンテナと前記車内アンテナとの最短距離は、例えば、500mm以下である。前記車内アンテナは、例えば、前記ガラスアンテナと長手方向が一致するように配置されている。

Description

本発明は、自動車等の車両に搭載されるアンテナシステムに関する。
車両内のノイズ源から放射されたノイズにより発生する受信障害を対策する技術として、例えば特許文献1が知られている。特許文献1には、VHF帯又はUHF帯のテレビ放送信号の受信障害に対する技術が開示されている。
一方、エンジンとモータとを併用するいわゆるハイブリッド車や電気自動車では、モータやインバータ等の電子機器が搭載されている。このような電子機器から放射されたノイズは、MF(Medium Frequency)帯またはLF(Low Frequency)帯の電波に影響を与えるため、アンテナのMF帯またはLF帯の電波の受信性能が低下する場合がある。
特開2006−295797号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、ノイズ源と2つのアンテナ素子それぞれとの距離の差がノイズの1/2波長となるように2つのアンテナ素子を配置しなければならないため、ノイズ源を特定する必要があるとともに、ノイズ源が複数ある場合に対応できない。また、MF帯またはLF帯の電波の波長は、VHF帯又はUHF帯の電波よりも非常に長い。そのため、MF帯またはLF帯の電波の受信障害対策に用いる場合、アンテナ素子を互いに大きく引き離して配置する必要があり、一方のアンテナ素子を車両に配置することが不可能となる。よって、特許文献1の技術では、MF帯またはLF帯の電波の受信障害を対策できない。
そこで本発明では、車両内から放射されるノイズによりMF帯またはLF帯の電波の受信性能が低下することを抑制できる、アンテナシステムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、
車両の金属ボディに形成された窓開口部に設置された窓ガラスに設けられ、MF帯またはLF帯の電波を受信するガラスアンテナと、
前記車両の金属ボディより車内側に配置され、前記ガラスアンテナの近傍に位置する車内アンテナと、
前記ガラスアンテナの受信信号から前記車内アンテナのノイズ信号をキャンセルするキャンセル手段とを備える、アンテナシステムが提供される。
本発明の一態様によれば、車両内から放射されるノイズによりMF帯またはLF帯の電波の受信性能が低下することを抑制できる。
キャンセル手段の一例を説明するための図 アンテナシステムの構成例を模式的に示した図 窓ガラスが車両に形成された窓開口部に配置された状態を示した断面図 合成アンプの第1の構成例を示した図 合成アンプの第2の構成例を示した図 合成アンプの第3の構成例を示した図 合成アンプの第4の構成例を示した図 テールゲートを上方に開けた状態で車両を後方から見た図 車外から到来する500kHzの電波を受信したときの受信電圧波形 車外から到来する1000kHzの電波を受信したときの受信電圧波形 車外から到来する1700kHzの電波を受信したときの受信電圧波形 車内から到来する1000kHzのノイズを受信したときの受信電圧波形 ノイズ信号をキャンセルしない場合の搬送波とノイズの電圧レベル ノイズ信号をキャンセルする場合の搬送波とノイズの電圧レベル
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態の説明を行う。なお、形態を説明するための図面において、方向について特に記載のない場合には図面上での方向をいうものとし、各図面の基準の方向は、記号、数字の方向に対応する。また、平行、直角などの方向は、本発明の効果を損なわない程度のズレを許容するものである。また、本発明が適用可能な窓ガラスとして、例えば、車両の後部に取り付けられるリヤガラス、車両の前部に取り付けられるフロントガラス、車両のサイド部に取り付けられるサイドガラス、車両の天井部に取り付けられるルーフガラスなどが挙げられる。
図1は、窓ガラスに配置されたガラスアンテナ10の受信信号から車内側に配置された車内アンテナ20の受信信号をキャンセルするキャンセル手段の一例を説明するための図である。ガラスアンテナ10は、車両の金属ボディに形成された窓開口部に設置された窓ガラスに設けられ、MF帯(300kHz〜3MHz)、またはLF帯(30kHz〜300kHz)の電波を受信可能に形成される。車内アンテナ20は、車両の金属ボディより車内側に配置され、ガラスアンテナ10の近傍に位置する。図1には、ガラスアンテナ10の受信信号から車内アンテナ20のノイズ信号をキャンセルするキャンセル手段として、位相反転器31及び加算器32が例示されている。
ガラスアンテナ10は、車両に形成された窓開口部に設置される窓ガラスに配置されているため、車内のノイズ源から発生したノイズNと、車外から到来する放送や無線通信のための電波(信号)Sとの両方を所定の受信電圧以上で受信できる。ノイズNと電波Sは、いずれも、MF帯またはLF帯の周波数を有している。ノイズNを放射するノイズ源は、例えば、車内に設置されたインバータ等の電子機器である。電波Sの具体例は、MF帯に含まれる周波数(例えば、520kHzから1700kHzまでの周波数帯内の周波数)を有するAM放送波である。一方、車内アンテナ20は、車両の金属ボディよりも車内側に配置されているため、車外から到来する電波Sは受信せず、車内のノイズNのみを受信できる。
以下にその理由を説明する。車両に窓開口部がないと仮定した場合、金属ボディで囲われた車内側の空間は車外から到来する電波Sに対してシールドされている状態になる。反対に車内で発生したノイズNは車外側に放射されない。車両の金属ボディに窓開口部が形成され、窓ガラスが設置されていると、窓ガラスは絶縁体であるためその部分は電波を透過する。
ところで、電波Sの波長は、窓開口部の幅(典型的には、1.0〜1.5m)よりも格段に大きい。例えば、520kHzの電波の波長は576mであり、1000kHzの電波の波長は300mであり、1630kHzの電波の波長は184mである。そのため、車外から到来した電波Sは、車両に形成された窓開口部を通過して車内に到達すると、大きく(例えば、30〜40dB)減衰する。したがって、MF帯またはLF帯の電波を受信可能な車内アンテナ20は、電波Sを受信できずに、車内で発生したノイズN(すなわち、MF帯またはLF帯の周波数を有するノイズ)のみを所定の受信電圧以上で受信できる。
ガラスアンテナ10は、窓開口部が形成する平面上から接着材の高さ分を離間させた状態の窓ガラスの平面上に設けられており、窓開口部から10mm未満の距離に位置する。その位置では、車内からのノイズNが大きくは減衰していないため、ガラスアンテナ10は、ノイズNと電波Sの両者を受信する。
そこで、図1に示されるキャンセル手段は、ガラスアンテナ10で受信された受信信号(S+N)と車内アンテナ20で受信されたノイズ信号(N)のうち、一方の信号を反転させ、その反転させた信号ともう一方の信号とを足し合わせて合成する。図1には、車内アンテナ20で受信されたノイズ信号(N)の位相が位相反転器31で反転され、位相反転器31から出力されたノイズ信号(−N)とガラスアンテナ10で受信された受信信号(S+N)とが加算器32で加算される場合が例示されている。
このようなキャンセル手段によって、ガラスアンテナ10で受信された受信信号(S+N)からノイズNが除去され、受信信号(S+N)から電波Sに対応する受信信号のみを取り出すことができる。そして、加算器32は、その取り出した信号を、車両に搭載されたラジオ40に構成されるチューナに供給できる。このように、ノイズNが取り除かれた受信信号がチューナに供給できるため、ノイズNによるMF帯またはLF帯の電波の受信性能が低下することを抑制できる。
また、ガラスアンテナの使用により、車両のルーフに設置されるルーフトップアンテナを無くすことができるため、車両のルーフから突き出る突起物が無くなる結果、空気抵抗を減少でき、見栄えが向上する。
図2は、本発明の一実施形態であるアンテナシステム1の構成例を模式的に示した図であり、窓ガラスがリヤガラスである場合を例示する。また、図2は、ガラスアンテナがAM放送波を受信するAMガラスアンテナである場合を例示する。アンテナシステム1は、リヤガラス60と、ガラスアンテナ10と、車内アンテナ20と、合成アンプ50と、ラジオ40とを備えている。
リヤガラス60は、車両の金属ボディ70に形成されたフランジ71に取り付けられる外周部63を有する窓ガラスである。リヤガラス60の周縁は、点線で図示されている。フランジ71は、窓開口部を囲む窓枠である。
リヤガラス60には、複数の並走するヒータ線18とヒータ線18に給電する複数の帯状のバスバ17とを有するデフォッガ16が設けられてよい。デフォッガ16に構成されるヒータ線18及びバスバ17は、通電加熱式の導電パターンである。図2には、ガラスアンテナ10が、リヤガラス60においてデフォッガ16よりも上側の余白領域に設けられている場合が示されている。
ガラスアンテナ10は、窓ガラスの表面に平面的に設けられ、例えば、銀ペースト等の、導電性金属を含有するペーストを窓ガラスの車内側表面にプリントし、焼付けて形成される。しかし、この形成方法に限定されず、銅等の導電性物質からなる、線状体又は箔状体を、窓ガラスの車内側表面又は車外側表面に形成してもよく、窓ガラスに接着剤等により貼付してもよく、窓ガラスの内部に設けてもよい。窓ガラスに配置されたデフォッガ16についても同様である。
ガラスアンテナ10は、窓ガラスの右方に位置する給電部15と、給電部15に接続導体14を介して接続されたアンテナ導体11,12,13とを有するアンテナパターンである。ガラスアンテナ10は、AM放送波帯の電波を所定の受信電圧以上で受信可能に形成された導体パターンである。ガラスアンテナ10は、車外から到来するAM放送波帯の電波に車内からの同じ周波数帯のノイズが混入した状態で励振し、所定の受信電圧以上の受信信号を給電部15から出力する。
給電部15は、合成アンプ50にアンテナ導体11,12,13を接続するための給電点である。給電部15は、リヤガラス60がフランジ71に取り付けられたときに、フランジ71の近傍に位置するようにリヤガラス60に設けられた電極であるとよい。接続導体14は、給電部15とアンテナ導体11,12,13とを接続するための接続エレメントである。アンテナ導体11,12,13は、互いに並列に配置され、リヤガラス60の上縁64に沿って延伸する線条エレメントである。
給電部15は、導電性部材19を介して、合成アンプ50の端子52に電気的に接続される。導電性部材として、例えば、AV線や同軸ケーブルなどの給電線が用いられる。AV線を用いる場合には、一端を給電部15に接続し、他端を合成アンプ50の端子52に接続する。同軸ケーブルを用いる場合には、同軸ケーブルの内部導体を給電部15に電気的に接続し、同軸ケーブルの外部導体を金属ボディ70にアース接続すればよい。また、給電部15に電気的に接続するためのコネクタを、給電部15に設置してもよい。このようなコネクタによって、AV線や同軸ケーブルの内部導体を給電部15に取り付けることが容易になる。さらには、コネクタにアンプ等の信号処理回路を実装する構成を採用してもよい。また、給電部15に突起状の導電性部材を設置し、窓ガラスが取り付けられるフランジに設けられた接続部にその突起状の導電性部材が接触、嵌合するような構成としてもよい。
給電部15の形状は、上記の導電性部材又はコネクタの実装面の形状に応じて決めるとよい。例えば、正方形、略正方形、長方形、略長方形などの方形状や多角形状が実装上好ましい。なお、円、略円、楕円、略楕円などの円状でもよい。
また、アンテナ導体からなる導体層を合成樹脂製フィルムの内部又はその表面に設け、導体層付き合成樹脂製フィルムを窓ガラスの車内側表面又は車外側表面に形成してガラスアンテナとしてもよい。さらに、アンテナ導体が形成されたフレキシブル回路基板を窓ガラスの車内側表面又は車外側表面に形成してガラスアンテナとしてもよい。
また、窓ガラスの面上に隠蔽膜を形成し、この隠蔽膜の上に給電部及びアンテナ導体の一部分又は全体を設けてもよい。隠蔽膜は黒色セラミックス膜等のセラミックスが挙げられる。この場合、窓ガラスの車外側から見ると、隠蔽膜により隠蔽膜上に設けられている給電部及びアンテナ導体の少なくとも一部分が車外から見えなくなり、デザインの優れた窓ガラスとなる。給電部とアンテナ導体の一部を隠蔽膜上に(隠蔽膜の縁と窓ガラスの縁との間に)形成させることで、車外視において導体の細い直線部分のみを見ることになり、デザイン上好ましい。
車内アンテナ20は、ガラスアンテナ10が配置された窓ガラスには配置されずに、金属ボディ70より車内側に配置されたアンテナエレメントである。車内アンテナ20は、例えば、金属ボディ70を覆う内張りと金属ボディ70との間に形成された空間に配置される。これにより、車内アンテナ20の一部又は全部を内張りで隠すことができるため、見栄えが向上する。
また、車内アンテナ20は、AV線によって形成されると、車内側に容易に配線できる。しかしながら、車内アンテナ20はAV線ではなく、他のアンテナ導体で構成されてもよい。例えば、車内アンテナ20は、基板に形成された導体パターンによって形成されてもよい。また、アンテナ導体からなる導体層を合成樹脂製フィルムの内部又はその表面に設け、導体層付き合成樹脂製フィルムを設置部分に形成して車内アンテナとしてもよい。また、車内アンテナは、金属製のテープによって形成されてもよい。線状に形成された金属テープを例えば車両の内張りに貼着することで車内アンテナを形成させる。
車内アンテナ20は、車両の右方に位置する給電部24と、給電部24に接続されたアンテナ導体21,22,23とを有し、AM放送波帯の電波を所定の受信電圧以上で受信可能に形成された折り返しアンテナである。車内アンテナ20は、車内のみから到来するAM放送波帯と同じ周波数のノイズで励振し、所定の受信電圧以上のノイズ信号を給電部24から出力する。
給電部24は、合成アンプ50にアンテナ導体21,22,23を接続するための給電点である。車内アンテナ20は、給電部24を起点にリヤガラス60の上縁64に沿って延伸するアンテナ導体21と、アンテナ導体22で折り返されてアンテナ導体21に沿って延伸するアンテナ導体23とを有している。
給電部24は、導電性部材25を介して、合成アンプ50の端子51に電気的に接続される。導電性部材25は、導電性部材19と同じ構成でよい。合成アンプ50は、給電部15と同じ側の車体に位置する。よって、給電部24は、給電部15と同じ側に位置する電極であると好ましい。これにより、合成アンプ50と給電部24との間に介在する導電性部材25の長さを短縮できる。また、給電部24の形状は、任意でよく、特に限定されない。
合成アンプ50は、ガラスアンテナ10の受信信号から車内アンテナ20のノイズ信号をキャンセルするキャンセル手段の一例である。合成アンプ50の詳細な構成例の説明は、後述する。合成アンプ50は、ガラスアンテナ10の受信信号から車内アンテナ20のノイズ信号が取り除かれた受信信号を、端子53を介して、ラジオ40に対して出力する。なお、受信信号の受信電圧とノイズ信号のノイズ電圧に差があっても、AMアンプの利得を調節してそれぞれの電圧を調整することで、良好なノイズキャンセル状態を作り出せる。
ガラスアンテナ10と車内アンテナ20との最短距離L1は、好ましくは500mm以下であり、より好ましくは300mm以下である。最短距離L1をこのような長さにすることによって、ガラスアンテナ10と車内アンテナ20は同等の受信環境で車内から到来するノイズを受信できる。そのため、ガラスアンテナ10で受信されるノイズとほぼ同じノイズを車内アンテナ20で受信できるので、ノイズのキャンセル効果が向上する。図2の場合、最短距離L1は、ガラスアンテナ10に構成される最上段のアンテナ導体11と車内アンテナ20に構成される最下段のアンテナ導体23との最短距離に相当する。
車内アンテナ20は、ガラスアンテナ10と長手方向が一致するように配置されることが好ましい。これにより、ガラスアンテナ10と車内アンテナ20との互いの受信性能を近づけることができ、ノイズの受信レベルを近づけることができるため、上記同様、ノイズのキャンセル効果が向上する。図2の場合、ガラスアンテナ10の長手方向と車内アンテナ20の長手方向は、路面に対していずれも平行な方向であって、且つ、リヤガラス60の面直方向に対していずれも直角な方向である。
車内アンテナ20は、AM放送帯の電波の受信性能がガラスアンテナ10と略等しくなるように形成されていることが好ましい。これにより、ガラスアンテナ10の給電部15から出力される受信信号に混入しているノイズ信号の受信電圧と車内アンテナ20の給電部24から出力されるノイズ信号のノイズ電圧とをほぼ等しい値に近づけることができる。このため、合成アンプ50において受信信号とノイズ信号とを合成する際に、受信電圧を調整する量を最小限に抑える又は無くすことができるので、合成アンプ50のようなキャンセル手段の構成を簡易化できる。
ガラスアンテナ10の少なくとも一部が、窓開口部の開口縁72の近傍に位置することが好ましい。開口縁72は、フランジ71のフランジ端である。このように位置することにより、リヤガラス60においてガラスアンテナ10と開口縁72との間の空白領域を狭くできるため、車内アンテナ20をガラスアンテナ10に近づけて配置することがリヤガラス60の中央寄りに位置させる場合と比べて容易になる。また、ガラスアンテナ10の占有面積を確保しつつ、デフォッガ16の占有面積を容易に拡張できる。例えば、ガラスアンテナ10の少なくとも一部と開口縁72との最短距離L2は、好ましくは100mm以下であり、より好ましくは80mm以下である。図2の場合、最短距離L2は、ガラスアンテナ10に構成される最上段のアンテナ導体11と開口縁72との最短距離に相当する。
ガラスアンテナ10は、リヤガラス60の上部62に配置されることが好ましい。これにより、車外から到来する電波を受信するガラスアンテナ10の受信性能を確保しつつ、ガラスアンテナ10を車内のノイズ源からできるだけ遠ざけることができる。
図3は、リヤガラス60が窓開口部73に配置された状態を示した断面図である。フランジ71は、窓開口部73が形成されるように、車両の金属ボディ70に設けられている。リヤガラス60は、例えば、フランジ71に接着材61によって接着されている。車内アンテナ20は、窓開口部73によって形成される平面(図3における破線に相当)に対して車内側に離れた位置に配置される。例えば、車内アンテナ20と窓開口部73によって形成される平面との最短距離L3が、30mm以上、好ましくは50mm以上、より好ましくは80mm以上であると、車外から到来するAM放送帯の電波が充分に減衰した位置に車内アンテナ20を配置することができる。また、トリム74と金属ボディ70との間の空間に配置されてもよい。トリム74は、金属ボディ70を車内側から覆う内張りである。このように車外からの電波の到来方向に金属ボディ70が位置するように車内アンテナ20を設置することは、車内アンテナ20にノイズ信号のみを受信させるうえで好ましい。さらに、車内からも見えないので美観のうえでも好ましい。また、車内アンテナ20は、後部座席76の後部に設けられたサンデッキ75の外側又は内側に配置されてもよい。
図4は、合成アンプ50の第1の構成例を示した図である。本図の合成アンプ50は、AMアンプ55と、AMアンプ54と、位相反転器57とを有するキャンセル手段であり、ガラスアンテナ10の受信信号から車内アンテナ20のノイズ信号を位相反転器57によってキャンセルする。
AMアンプ55は、端子52から入力されるガラスアンテナ10の受信信号を増幅して出力する。AMアンプ54は、端子51から入力される車内アンテナ20のノイズ信号を増幅して出力する。位相反転器57は、AMアンプ54の出力信号の位相を180°反転させた信号を出力する。合成アンプ50は、AMアンプ55の出力信号と位相反転器57の出力信号を合成した信号を端子53からラジオ40に対して出力する。
なお、合成アンプ50は、FMアンプ56を有してよい。FMアンプ56は、端子52から入力されるガラスアンテナ10で受信された受信信号を増幅し、増幅した信号を端子53からラジオ40に対して出力する。
図5は、合成アンプ50の第2の構成例を示した図である。上述の構成と同様の構成についての説明は省略する。本図の合成アンプ50は、AMアンプ55と、AMアンプ54と、差動増幅器58とを有するキャンセル手段であり、ガラスアンテナ10の受信信号から車内アンテナ20のノイズ信号を差動増幅器58によってキャンセルする。
差動増幅器58は、AMアンプ55の出力信号とAMアンプ54の出力信号との電圧差を増幅し、増幅した信号を端子53からラジオ40に対して出力する。差動増幅器58は、その差動増幅機能によって、車内アンテナ20のノイズ信号の成分が取り除かれた信号を出力する。
図6は、合成アンプ50の第3の構成例を示した図である。上述の構成と同様の構成についての説明は省略する。本図の合成アンプ50は、AMアンプ55と、AMアンプ54と、トランス80とを有するキャンセル手段であり、ガラスアンテナ10の受信信号から車内アンテナ20のノイズ信号をトランス80によってキャンセルする。
トランス80は、1次側コイル81と2次側コイル82とを有する変圧器である。1次側コイル81は、ガラスアンテナ10の給電部15に、端子52及びAMアンプ55を介して接続される一方の端部と、車内アンテナ20の給電部24に、端子51及びAMアンプ54を介して接続される他方の端部とを有している。2次側コイル82は、端子53を介してラジオ40に接続される一方の端部と、グランドに接続される他方の端部とを有している。トランス80は、ガラスアンテナ10の受信信号が1次側コイル81の一端に入力され車内アンテナ20のノイズ信号が1次側コイル81の他端に入力されることにより、車内アンテナ20のノイズ信号の成分が取り除かれた信号を2次側コイル82から出力できる。
図7は、合成アンプ50の第4の構成例を示した図である。上述の構成と同様の構成についての説明は省略する。本図の合成アンプ50は、AMアンプ55と、AMアンプ54と、トランス80とを有するキャンセル手段であり、ガラスアンテナ10の受信信号から車内アンテナ20のノイズ信号をトランス80によってキャンセルする。
図7のトランス84は、図6と同様、車内アンテナ20のノイズ信号の成分が取り除かれた信号を2次側コイル82から出力できる。また、図7のトランス80は、1次側コイル81の中間部に接続されるセンタータップ83を有し、センタータップ83はグランドに接続されている。これにより、本図のトランス84を、平衡−不平衡変換に使用でき、端子53に平衡線路を接続でき、端子51,52に不平衡線路を接続できる。
次に、実際の車両を用いて試験した結果について説明する。図8は、車両のテールゲート79を上方に開けた状態で車両を後方から見た図である。テールゲート79は、車両の金属ボディの一部であり、車両の後部に設けられた開閉扉である。ガラスアンテナ10が配置されたリヤガラス60は、テールゲート79に設置されている。
ガラスアンテナ10の給電部15は、ガラスアンテナ用アンプ77に接続されており、ガラスアンテナ10の受信信号を増幅して出力する。車内アンテナ20の給電部は、車内アンテナ用アンプ78に接続されており、車内アンテナ20のノイズ信号を増幅して出力する。車内アンテナ用アンプ78の出力信号は、不図示の位相反転器に伝送され、位相を180°反転させる。その後、ガラスアンテナ用アンプ77の出力信号と位相が反転された車内アンテナ用アンプ78の出力信号とが合成される。車内アンテナ20は、トリム74と金属ボディ70との間の空間に形成されている。車内アンテナ20は、車内アンテナ用アンプ78から車両の右方まで延伸してから折り返され、車両の左方に向けて延伸するAV線である。なお、本実施例においては、実験の便宜上、車内アンテナ20であるAV線は、トリム74の内部(トリム74と金属ボディ70との間の空間)を右方に延伸した後にトリム74の外側に折り返して左方に延伸させて配置した。
また、図2に示した各部の寸法は、単位をmmとすると、
アンテナ導体11の長さ:820
アンテナ導体12の長さ:825
アンテナ導体13の長さ:830
アンテナ導体11とアンテナ導体12との最短間隔:30
アンテナ導体12とアンテナ導体13との最短間隔:30
アンテナ導体13とヒータ線18との最短間隔:40
ガラスアンテナ10と車内アンテナ20との最短距離L1:120
ガラスアンテナ10と開口縁72との最短距離L2:65
アンテナ導体21の長さ:900
アンテナ導体22の長さ:30
アンテナ導体23の長さ:850
とした。
図9は、ガラスアンテナ10と車内アンテナ20が車外から到来する500kHzの電波を受信したときの各アンテナにより得られた受信信号の受信電圧波形である。図10は、ガラスアンテナ10と車内アンテナ20が車外から到来する1000kHzの電波を受信したときの各アンテナにより得られた受信信号の受信電圧波形である。図11は、ガラスアンテナ10と車内アンテナ20が車外から到来する1700kHzの電波を受信したときの各アンテナにより得られた受信電圧波形である。各図のいずれの周波数においても、ガラスアンテナ10は、受信電圧の振幅が大きいため、車外から到来するAM放送帯の電波を受信できた一方、車内アンテナ20は、受信電圧の振幅が小さいため、車外から到来するAM放送帯の電波を受信できなかった。
図12は、ガラスアンテナ10と車内アンテナ20が車内のノイズ源から到来する1000kHzのノイズを受信したときの各アンテナにより得られたノイズ受信信号の受信電圧波形である。
AM放送波帯に混入する1000kHzのノイズを放射するノイズ源は、後部座席の足元の車室フロアから20cm程度の高さに水平に設置し、車幅方向に延伸するポールアンテナ(具体的には、マグネットベースアンテナ)で代用した。
図12において、符号10は、ガラスアンテナ10により得られたノイズ電圧を表し、符号20は、車内アンテナ20により得られたノイズ電圧(位相を反転させている)を表し、符号10+20は、符号10と符号20のノイズ電圧を合成して得られたノイズ電圧である。なお、車内アンテナ20のグランド電位は、振幅波形の中心が0Vになるように、適宜補正してよく、車内アンテナ20の位相は、ガラスアンテナ10の位相が反転した状態となるように適宜補正してよい。
図12に示されるように、車内アンテナ20の受信信号を反転させてガラスアンテナ10の受信信号と合成することにより、ノイズ電圧を零V程度に小さくできる。
図13,14は、ガラスアンテナ10と車内アンテナ20が車外から到来する1000kHzの電波を受信したときの各アンテナにより得られた受信信号の搬送波とノイズの電圧レベルを示す。図13は、車内アンテナ20のノイズ信号をキャンセルしない場合の搬送波とノイズの電圧レベルを示し、図14は、合成アンプ50が車内アンテナ20のノイズ信号をキャンセルする場合の搬送波とノイズの電圧レベルを示す。
aは、ノイズ信号をキャンセルしない場合(図13)のノイズの極大値を示し、bは、ノイズ信号をキャンセルする場合(図14)のノイズの極大値を示す。ノイズ信号をキャンセルする場合(図14)、ノイズ信号をキャンセルしない場合(図13)に比べて、ノイズの極大値が約18dB改善した。
以上、アンテナシステムを実施形態例により説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではない。他の実施形態例の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、MF帯またはLF帯に使用されるガラスアンテナ及び車内アンテナは、図示の形態に限られず、他の形態でもよい。また、車内アンテナは、金属ボディを覆う内張りに対して車室側に配置されてもよい。
本国際出願は、2013年8月2日に出願した日本国特許出願第2013−161315号に基づく優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2013−161315号の全内容を本国際出願に援用する。
1 アンテナシステム
10 ガラスアンテナ
11,12,13 アンテナ導体
14 接続導体
15 給電部
16 デフォッガ
17 バスバ
18 ヒータ線
19 導電性部材
20 車内アンテナ
21,22,23 アンテナ導体
24 給電部
25 導電性部材
31 位相反転器
32 加算器
40 ラジオ
50 合成アンプ
51,52,53 端子
54,55 AMアンプ
56 FMアンプ
57 位相反転器
58 差動増幅器
60 リヤガラス(窓ガラスの一例)
61 接着材
62 上部
63 外周部
64 上縁
70 金属ボディ
71 フランジ
72 開口縁
73 窓開口部
74 トリム
75 サンデッキ
76 後部座席
77 ガラスアンテナ用アンプ
78 車内アンテナ用アンプ
79 テールゲート
80,84 トランス
81 1次側コイル
82 2次側コイル
83 センタータップ

Claims (13)

  1. 車両の金属ボディに形成された窓開口部に設置された窓ガラスに設けられ、MF帯またはLF帯の電波を受信するガラスアンテナと、
    前記車両の金属ボディより車内側に配置され、前記ガラスアンテナの近傍に位置する車内アンテナと、
    前記ガラスアンテナの受信信号から前記車内アンテナのノイズ信号をキャンセルするキャンセル手段とを備える、アンテナシステム。
  2. 前記ガラスアンテナと前記車内アンテナとの最短距離は、500mm以下である、請求項1に記載のアンテナシステム。
  3. 前記車内アンテナは、前記ガラスアンテナと長手方向が一致するように配置された、請求項1又は2に記載がアンテナシステム。
  4. 前記車内アンテナは、前記MF帯またはLF帯の電波の受信性能が前記ガラスアンテナと略等しくなるように形成された、請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
  5. 前記車内アンテナは、前記金属ボディを覆う内張りと前記金属ボディとの間に配置された、請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
  6. 前記車内アンテナは、AV線によって形成された、請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
  7. 前記ガラスアンテナの少なくとも一部が、前記窓開口部の開口縁の近傍に位置する、請求項1から6のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
  8. 前記ガラスアンテナと前記窓開口部の開口縁との最短距離が、100mm以下である、請求項1から7のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
  9. 前記ガラスアンテナは、前記窓ガラスの上部に配置された、請求項1から8のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
  10. 前記ガラスアンテナは、AM放送波を受信するAMガラスアンテナである、請求項1から9のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
  11. 前記キャンセル手段は、前記車内アンテナの受信信号を位相反転器によってキャンセルする、請求項1から10のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
  12. 前記キャンセル手段は、前記車内アンテナの受信信号を差動増幅器によってキャンセルする、請求項1から10のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
  13. 前記キャンセル手段は、前記車内アンテナの受信信号をトランスによってキャンセルする、請求項1から10のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
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