JPWO2014208268A1 - 映像コンテンツ表示装置及び映像コンテンツ表示方法 - Google Patents

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Abstract

映像コンテンツ表示装置は、映像コンテンツとアプリケーション画面を表示する表示部と、前記表示部のアスペクト比と、前記映像コンテンツのアスペクト比とが異なる場合に、アスペクト比を保ったまま前記映像コンテンツを全画面表示した際に生じる余白部分にアプリケーション画面を表示するように、所定の規則に従って、表示レイアウトを決定する表示レイアウト決定部とを備える。

Description

本発明は、映像コンテンツとアプリケーション画面を表示する装置に関する。
映像や音声をデジタルデータとして圧縮し、多重して放送するデジタル放送が実用化されて久しい。近年では、放送番組を見ながら、番組や出演者に関する情報を提示するアプリケーションや、SNS(Social Networking Service)と連携して番組に関係する情報を遠隔地の人とやりとりするアプリケーションを放送と同じ画面に表示する取り組みが行われている。
インターネット上には様々なアプリケーションが存在するが、それらはHTML(HyperText Markup Language)との言語で記載されていることが多いため、放送映像とともに表示するアプリケーションもHTMLで記述されたアプリケーションである事が望まれる。
ところで、放送映像を受信機の画面いっぱいに表示したままでアプリケーション画面を同じ画面に表示するには、放送映像にアプリケーション画面を重畳して表示せざるを得ないため、放送局側では、放送映像のどこに重畳すると、もっとも良い視聴が行われるのかとの観点から、アプリケーション画面を表示する場所を指定している。
現在のデジタル放送は、16:9のアスペクト比の映像コンテンツが放送され、受信機も16:9のアスペクト比の画面を有しているのが一般的である。
ただし、16:9以外のアスペクト比、具体的には16:10とか21:9などのディスプレイも存在しており、このようなディスプレイで、放送映像のアスペクト比を保ったまま全画面表示を行うと、画面に余白部分が生じる。
このようなディスプレイでアプリケーション画面を表示しようとした場合でも、アプリケーション画面の表示位置は、一般的な16:9のアスペクト比の画面を想定して設定してあるため、余白部分があるにも関わらず、放送映像に重畳して表示せざるを得ない。
そこで特許文献1では、放送映像画面の最小表示サイズが設定され、アプリケーションの表示サイズの情報を基に、放送映像画面とアプリケーション画面とが重畳しないように、受信機側で、放送映像画面の縮小サイズ及び表示位置とアプリケーション画面の表示位置を決定して表示する技術が記載されている。
また、HTMLでは、表示装置の環境毎に最適なスタイルシートを適用することが可能であり、例えば、16:9のディスプレイ向けのレイアウト、16:10のディスプレイ向けのレイアウト、21:9のディスプレイ向けのレイアウトを各々準備しておき、16:10及び21:9のディスプレイ向けのレイアウトでは、それぞれの余白部分にアプリケーションを配置するレイアウトとしておく事で、16:10及び21:9のディスプレイで余白部分にアプリケーションを表示することが可能となる。
日本国公開特許公報「特開2013−009334号公報」
しかしながら、特許文献1の対応の場合、放送映像が縮小されて表示されてしまうとの問題点がある。
また、表示装置の環境毎に最適なスタイルシートを適用する対応の場合、全環境向けのレイアウトを指定するのは煩雑であり、後から出てきたアスペクト比のディスプレイに対応しきれないとの問題点がある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の手段は、映像コンテンツとアプリケーション画面を表示する表示部と、前記表示部のアスペクト比と、前記映像コンテンツのアスペクト比とが異なる場合に、アスペクト比を保ったまま前記映像コンテンツを全画面表示した際に生じる余白部分に前記アプリケーション画面を表示するように、所定の規則に従って、表示レイアウトを決定する表示レイアウト決定部と、を備えることを特徴とするものである。
第2の手段は、第1の手段において、前記所定の規則とは、前記アプリケーション画面のサイズが前記余白部分に収まる場合のみ、該アプリケーション画面を前記余白部分に表示し、そうでない場合には、該アプリケーション画面を指定された位置に表示するように表示レイアウトを決定する規則であることを特徴とするものである。
第3の手段は、第1の手段において、前記所定の規則とは、前記アプリケーション画面のサイズが前記余白部分に収まる場合は、該アプリケーション画面をそのままのサイズで前記余白部分に表示し、そうでない場合には、該アプリケーション画面が前記余白部分に収まるように縮小して前記余白部分に表示するように表示レイアウトを決定する規則であることを特徴とするものである。
第4の手段は、第1の手段において、前記表示レイアウトを決定する際の条件の情報を解析する表示制御情報解析部をさらに備えることを特徴とするものである。
第5の手段は、第4の手段において、前記表示レイアウトを決定する際の条件の情報とは、前記アプリケーション画面を前記余白部分に移動することが可能か否かを示す情報、縮小表示することが可能か否かを示す情報、又は、許容する縮小のサイズを示す情報のうち、少なくともいずれか1つを含むことを特徴とするものである。
第6の手段は、表示部に映像コンテンツ及びアプリケーション画面を表示する映像コンテンツ表示方法であって、前記表示部に前記映像コンテンツを表示する工程と、前記表示部における前記映像コンテンツが表示されていない余白部分のサイズを算出する工程と、前記アプリケーション画面の表示位置、前記アプリケーション画面の表示サイズ及び前記余白部分を解析し、表示レイアウトを決定する工程と、前記表示レイアウトに従って前記アプリケーション画面を前記表示部に表示する工程と、を含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、16:9以外のアスペクト比のディスプレイで、放送映像が縮小されずに、かつ、アプリケーション画面が放送映像に重畳されなくなり、放送が見やすくなるという効果を奏する。
本発明の第1の実施の形態に係る映像コンテンツ表示装置の一例の概略構成を示すブロック図である。 本発明の映像コンテンツ表示装置における表示レイアウトを決定する第1の規則に従った処理の流れを示すフローチャートである。 16:9のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツとアプリケーションを表示している図である。 16:10のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツとアプリケーションを表示している図である。 21:9のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツとアプリケーションを表示している図である。 21:9のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツとアプリケーションを表示している別の図である。 本発明の映像コンテンツ表示装置における表示レイアウトを決定する第2の規則に従った処理の流れを示すフローチャートである。 16:9のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツとアプリケーションを表示している図である。 16:10のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツとアプリケーションを表示している図である。 16:10のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツとアプリケーションを表示している図である。 本発明の映像コンテンツ表示装置における表示レイアウトを決定する第3の規則に従った処理の流れを示すフローチャートである。 16:10のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツとアプリケーションを表示している図である。 16:9のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツとアプリケーションを表示している図である。 16:10のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツとアプリケーションを表示している図である。 16:10のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツとアプリケーションを表示している図である。 16:10のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツとアプリケーションを表示している図である。 本発明の第3の実施の形態に係る映像コンテンツ表示装置の一例の概略構成を示すブロック図である。 本発明の映像コンテンツ表示装置における表示制御情報に従って表示レイアウトを決定する際の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の映像コンテンツ表示装置における別の表示制御情報に従って表示レイアウトを決定する際の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る映像コンテンツ装置の一例の概略構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の各実施形態について説明する。
〔実施の形態1〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る映像コンテンツ表示装置の一例の概略構成を示すブロック図である。
同図に示すように、映像コンテンツ表示装置1001は、制御部101、映像コンテンツ受信部102、アプリケーション取得部103、アプリケーション情報解析部104、表示レイアウト決定部105、表示部106を備えた構成となっている。
制御部101は、映像コンテンツ表示装置1001の全体を制御するための機能部である。
映像コンテンツ受信部102は、図示しないデジタル放送チューナや通信ネットワークやコンテンツが格納された記録メディアに接続し、映像データが含まれたコンテンツを受信して映像データを取得する部分である。一般的に映像データは符号化されているため、そのデコードもこの部分で行う。
また、番組に関連するアプリケーションを実現するために、アプリケーションに関する情報(アプリケーションの開始/終了の情報や、アプリケーションを配信しているサーバなどの情報。以下、アプリケーション制御情報と呼ぶ)を放送映像に多重して配信することが必要となるため、その情報の抽出もこの部分で行う。
アプリケーション取得部103は、図示しない通信ネットワークに接続し、映像コンテンツ表示装置1001で動作させるアプリケーションを取得する部分である。アプリケーションを取得する先の情報は、前述のアプリケーション制御情報から取得しても良いし、表示装置内で取得先の情報をあらかじめリスト化して所有しており、そこから選択しても良いし、ユーザが取得先のアドレスを直接入力する方法で取得しても良い。また、動作させるアプリケーションは、映像コンテンツ受信部102が受信する映像データが含まれたコンテンツに多重されていて、そこから抽出する構成であってもよい。
アプリケーション情報解析部104は、アプリケーション取得部103で取得したアプリケーションに関する情報を解析する部分である。この情報には、アプリケーション画面の表示位置や表示サイズも含まれる。これらはアプリケーション自体に含まれている場合もあれば、前述のアプリケーション制御情報に含まれている場合もある。
表示レイアウト決定部105は、映像コンテンツ受信部102で受信した映像及びアプリケーション取得部103で取得したアプリケーションの画面レイアウトを決定する部分であり、具体的には、所定の規則に従って、映像表示画面の表示位置と表示サイズ及びアプリケーション画面の表示位置及び表示サイズを決定する部分である。
表示部106は、表示レイアウト決定部105で決定した映像表示画面及びアプリケーション画面のレイアウトに応じて、画面を出力する部分である。
本映像コンテンツ表示装置で、コンテンツを再生するためには、コンテンツ配信装置にて、映像コンテンツ及び関係するアプリケーションを生成して、映像コンテンツ表示装置に配信すれば良い。
また、これ以降、映像コンテンツがデジタル放送を想定した16:9で、ディスプレイが16:9と16:10と21:9の場合についての記載を行うが、特にこのアスペクト比に限定するのではなく、映像コンテンツが標準画質テレビの4:3やデジタルシネマの256:135であってもよいし、その他のアスペクト比であってもよいし、ディスプレイのアスペクト比も4:3や5:4やその他のアスペクト比であってもよい。
また、スマートフォンやタブレットのように、横長に持つと横型表示を行い、縦長に持つと縦型表示を行う機器があるが、このような機器が16:9のディスプレイを有していた際に、放送映像コンテンツを表示すると、横型表示時には、放送映像のアスペクト比を変えずに全画面表示して余白部分がなく、縦型表示時には、放送映像のアスペクト比を変えずに全画面表示して余白部分がほぼ画面の半分にわたってしまうのが通常の表示方法である。
このような装置に適用し、横型表示時を16:9のディスプレイと解釈し、縦型表示時を9:16のディスプレイと解釈して、それぞれの場合に最適なレイアウトを決定するようにしても良い。
また、16:10のディスプレイを有していた際には、横型表示時を16:10のディスプレイと解釈し、縦型表示時を10:16のディスプレイと解釈して、それぞれの場合に最適なレイアウトを決定するようにしても良い。なお、他のアスペクト比のディスプレイを有していた際でも同様に解釈すれば良い。
前述のように、表示レイアウト決定部105では、自動的にレイアウトを決定するため、所定の規則に従って映像表示画面の表示位置と表示サイズ及びアプリケーション画面の表示位置及び表示サイズを決定するが、ここでの所定の規則とはいくつかの規則が有り得るため、以降で、その規則を列挙する。
まず第1の規則は、映像コンテンツのアスペクト比を保ったまま全画面表示した際に、余白部分が生じるディスプレイの場合、アプリケーション画面を余白部分に移動して表示するとの規則であり、その規則に従って表示レイアウトを決定する事とする。
図2は、その第1の規則をフローチャートとして表した図である。
まず、S01で、映像コンテンツを受信し、アスペクト比を保ったままディスプレイに全画面表示する。
次に、S02に移行して、ディスプレイ上で映像コンテンツが表示されていない余白部分のサイズを算出する。
次に、S03に移行して、アプリケーションを取得する。
次に、S04に移行して、取得したアプリケーションの画面の表示位置と表示サイズを解析する。
次に、S05に移行して、アプリケーション画面を余白部分に表示し、処理を終える。
アプリケーションは複数取得することがあるため、その場合は、S03に戻って、次のアプリケーションに対する処理を行うこととなる。次のアプリケーションを余白部分に表示する際には、余白部分の中の空いている領域に表示すれば良い。
複数のアプリケーションを余白部分に表示する場合には、余白部分が横長だったならば、左から順に右方向に並べ、縦長だったならば、上から順に下方向に並べれば良いが、これに限らない。また、並べる際にセンタリングして表示したり、左詰めや上詰めで表示したりしても良いが、これに限らない。
これらのアプリケーションを並べる順番は、アプリケーションを取得した順でも良いし、アプリケーション毎に指定された表示位置の左上座標のラスタスキャン順でも良いし、並べる順番の優先度を事前に設定しておくようにしても良いし、所定の順番に並べた後に、ユーザが並べ変えるようにしても良いし、過去のユーザの並べ替えの情報を基に、並べ順を規定するようにしても良い。
また、複数のアプリケーションを並べると余白部分に収まらなくなる場合には、一部のアプリケーションをまず表示し、その後、ユーザの操作に応じて表示するアプリケーションを変えるようにしても良い。例えば横1列に並べ、右に移動する操作(右ボタン押しや右方向へのフリック操作や右方向へのスクロールなど)が行われると、左端に表示してあるアプリケーションを消して、順々に左にずらし、表示していなかった次のアプリケーションを右端に表示するということを次々に行う事で全てのアプリケーションを表示可能なようにしても良い。ここではユーザ操作を起点として表示するアプリケーションを変えるように記載したが、一定の時間毎に表示するアプリケーションを変えるようにしても良い。
もしくは、移動指示の量に応じて、スクロール表示を行って、アプリケーションが徐々に表示されるようにしても良い。
あるいは、複数のアプリケーションを並べて表示するのではなく、一定の時間間隔で次々に切り替えて余白部分に表示するようにしても良いし、一定の時間でなく、ユーザの操作により次々に切り替えるようにしても良いし、各々のアプリケーションで表示内容を切り替えるタイミングが発生した際に、そのアプリケーションを表示するようにしても良いし、これらを組み合わせて表示するアプリケーションを切り替えるようにしても良い。
また、複数のアプリケーションを並べて表示することと、複数のアプリケーションを切り替えて表示することを組み合わせて表示しても良い。すなわち、6個のアプリケーションがある場合に、まず2個のアプリケーションを表示し、次に3個のアプリケーションを表示し、最後に1個のアプリケーションを表示するように切り替えても良い。
また、アプリケーションを映像に重畳しても映像が見えるように、半透明の色が用いられる場合があるが、余白部分で表示する際には半透明の指定は不要であるため、そのような修飾を行わないようにしても良いし、アプリケーション画面の色の彩度や明度を上げたりするように自動補正しても良い。また、表示するアプリケーションが目立つように、余白部分の色を、アプリケーションの色と対峙する色に設定しても良い。
図3は、横幅が1920画素で、縦幅が1080画素の16:9のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツC1とアプリケーションC2を表示している場合の図である。
映像コンテンツとディスプレイのアスペクト比が同一のため、映像コンテンツを全画面表示すると、余白部分が生じない状態となる。
そこで、アプリケーションは指定された位置に映像コンテンツに重畳して表示されることとなる。この図は、アプリケーションの左上座標が原点付近に設定された例である。HTMLの世界では、アプリケーション表示位置及び表示サイズは、CSS(Cascading Style Sheet)のtopプロパティとleftプロパティで左上座標が指定され、widthプロパティとheightプロパティで幅と高さが指定されるのが一般的であるが、これに限らない。
図4は、16:9のディスプレイで図3のように表示されるコンテンツを、横幅が1920画素で、縦幅が1200画素の16:10のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツC3とアプリケーションC4を表示している場合の図である。
ディスプレイのアスペクト比が映像コンテンツのアスペクト比よりも縦長のため、映像コンテンツを全画面表示すると、上下方向に余白部分が生じ、この図の例では映像コンテンツの下に、横幅が1920画素で、縦幅が120画素の余白部分P1を生じるように映像コンテンツを表示している。
ここで第1の規則に従うと、アプリケーション画面を余白部分に移動して表示することとなるので、アプリケーションC4は、余白部分P1に表示されることとなる。
ここではアプリケーションC4を余白部分P1の左側詰めで表示したが、中央詰めや右側詰めで表示してもよいし、それらを指定可能としてもよい。
図5は、16:9のディスプレイで図3のように表示されるコンテンツを、横幅が2560画素で、縦幅が1080画素の21:9のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツC5とアプリケーションC6を表示している場合の図である。
ディスプレイのアスペクト比が映像コンテンツのアスペクト比よりも横長のため、映像コンテンツを全画面表示すると、左右方向に余白部分が生じ、この図の例では映像コンテンツの右に、横幅が640画素で、縦幅が1080画素の余白部分P2を生じるように映像コンテンツを表示している。
ここで第1の規則に従うと、アプリケーション画面を余白部分に移動して表示することとなるので、アプリケーションC6は、余白部分P2に表示されることとなる。
ここではアプリケーションC6を余白部分P2の上側詰めで表示したが、中央詰めや下側詰めで表示してもよいし、それらを指定可能としてもよい。
図6は、16:9のアスペクト比のディスプレイで図3のように表示されるコンテンツを、横幅が2560画素で、縦幅が1080画素の21:9のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツC7とアプリケーションC8を表示している場合の別の例の図である。
図5の場合と異なり、映像コンテンツの左右に、横幅が320画素で、縦幅が1080画素の余白部分P3及びP4を生じるように映像コンテンツを表示している。
余白部分は、図5の場合のようにどちらか片方に寄っていてもよいし、図6の場合のように両側に等しい面積であってもよいし、両側に不均等に割り振った面積の余白部分であっても良い。
また、図6の場合に、アプリケーションC8を左右どちらの余白部分に表示するのかは、表示装置の設定で決めるようにしてもよいし、ユーザが指定するようにしてもよい。
これまで、アプリケーションを一律に余白部分に移動するように記載してきたが、一律に移動するのではなく、ユーザの指定や事前の設定などによりアプリケーション毎に余白部分に移動するか否かを指定できるようにしても良い。その指定は、番組やチャンネルや放送時間帯などの単位でアプリケーションの移動の可否を設定できるようにしても良い。
また、アプリケーションの種類に応じて、移動の可否や、移動先などを判定しても良い。アプリケーションの種類とは、メニューとかニュースとか天気予報とか出演者情報表示などの種類があり得る。これらの種類は、アプリケーション制御情報に含まれていても良いし、アプリケーション自体に、その情報を含めるようにしても良い。アプリケーション自体に情報を含める方法としては、アプリケーションを記述するHTMLの構文での、sectionタグやnavタグやarticleタグなどの意味を示すタグや属性からアプリケーションの種類を判定しても良いし、独自拡張のタグや属性を利用してアプリケーションの種類を設定しても良い。
移動先としては、ある種類のアプリケーションを優先的に左端や上端に表示するとか、中央になるように表示するなどの判定をするようにしても良いし、1列に並べる際の並び順の優先度に利用するようにしても良い。
また、放送映像が全画面表示でなく、縮小されて小画面のように表示され、アプリケーションを表示する場所が放送映像と重ならない位置に指定されていた場合には、わざわざ余白部分に移動するようにしなくても良い。
また、余白部分に別のアプリケーションが動作している場合がある。例えば、事前に表示装置に組み込まれているチャンネル選局や映像調整を行うアプリケーションが動作していたり、表示装置内のアプリケーションと連携して、手元のタブレットなどの携帯端末上で、高機能リモコン機能を提供したり、視聴番組に関連する情報を表示したりするようなコンパニオンアプリケーションと呼ばれるアプリケーションが、携帯端末上でなく余白部分で動作していたりする場合がある。このようなアプリケーションが動作している場合には、その他のアプリケーションが余白部分の別の領域に表示できるとしても、余白部分に移動しないようにしても良い。
また、余白部分が放送映像表示部分の下側に存在する場合には、ある閾値の位置よりも下側に位置するアプリケーションのみを下側の余白部分に移動するようにして、閾値の位置よりも上側に位置するアプルケーションは移動せずにそのままの位置に表示するようにしても良いし、余白部分が放送映像表示部分の右側に存在する場合には、ある閾値の位置よりも右側に位置するアプリケーションのみを右側の余白部分に移動するようにして、閾値の位置よりも左側に位置するアプルケーションは移動せずにそのままの位置に表示するようにしても良い。
この閾値は、表示装置にて事前に決められていても良いし、ユーザにより設定できても良いし、前述のアプリケーション制御情報に含まれていても良い。
図8は、16:9のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツC9とアプリケーションC10を表示している場合の図である。
図9は、16:9のアスペクト比のディスプレイで図8のように表示されるコンテンツを、16:10のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツC11とアプリケーションC12を表示している場合の図である。
図4の場合と異なり、アプリケーションC12の表示サイズが、余白部分P5をはみ出す形となってしまっている。
第1の規則に従うと、図9のように表示されるが、このようにアプリケーション画面が余白部分と映像画面とにまたがると違和感が生じる場合があるので、第2の規則として、映像コンテンツのアスペクト比を保ったまま全画面表示した際に、余白部分が生じるディスプレイの場合、アプリケーション画面が余白部分に収まるサイズの場合に、余白部分に移動して表示するとの規則を設定し、その規則に従って表示レイアウトを決定する事とする。
図7は、その第2の規則をフローチャートとして表した図である。
S01からS04までは図2の第1の規則のフローチャートと同一の処理のため、記載を省略する。
S04の次にS11に移行して、アプリケーション画面の表示サイズと、余白部分のサイズとを比較し、アプリケーションが余白部分に収まるか否かの判定を行う。
収まると判定した場合は、S12に移行し、アプリケーションを余白部分に表示して、処理を終了する。
収まらないと判定した場合は、S13に移行し、アプリケーションを通常通りに表示し、処理を終了する。
アプリケーションは複数取得することがあるため、その場合は、S03に戻って、次のアプリケーションに対する処理を行うこととなる。次のアプリケーションを余白部分に表示する際には、空いている余白部分に表示すれば良い。
複数のアプリケーションを余白部分に表示する場合には、余白部分が横長だったならば、左から順に右方向に並べ、縦長だったならば、上から順に下方向に並べれば良いが、これに限らない。また、並べる際にセンタリングして表示したり、左詰めや上詰めで表示したりしても良いが、これに限らない。
また、あるアプリケーション画面が余白部分に収まらない場合に、そのアプリケーション画面を通常通りに表示しても良いし、余白部分に表示されるアプリケーションの面積が最大になるように余白部分に表示するアプリケーションと通常通りに表示するアプリケーションを入れ替えても良い。
もしくは、アプリケーションに余白部分に移動する優先度を設け、優先度の高い順に余白部分に移動していき、あるアプリケーションが余白部分に収まらなくなったなら、それ以降の優先度の低いアプリケーションは余白部分に移動しないようにしても良いし、優先度が低い中で余白部分に収まるサイズのアプリケーションがあったならば、そのアプリケーションは余白部分に移動するようにしても良い。
図10は、16:9のアスペクト比のディスプレイで図8のように表示されるコンテンツを、16:10のアスペクト比のディスプレイで、第2の規則に従って、16:9のアスペクト比の映像コンテンツC13とアプリケーションC14を表示している場合の図である。
この場合、アプリケーションC14の表示サイズが、余白部分P6に収まらないサイズのため、アプリケーションC14を余白部分P6に移動せずに、そのまま指定された位置に表示している。
第2の規則に従うと、図10のように表示されるが、これでは余白部分が生かされず無駄な領域となってしまう。そこで、第3の規則として、映像コンテンツのアスペクト比を保ったまま全画面表示した際に、余白部分が生じるディスプレイの場合、アプリケーション画面が余白部分に収まるサイズの場合には、そのサイズのまま余白部分に移動して表示し、収まらないサイズの場合には、アプリケーション画面を余白部分に収まるように縮小した画面を余白部分に表示する、との規則を設定し、その規則に従って表示レイアウトを決定する事とする。
図11は、その第3の規則をフローチャートとして表した図である。
S01からS04及びS11からS12までは図7の第2の規則のフローチャートと同一の処理のため、記載を省略する。
S11にてアプリケーションが余白部分に収まらないと判定した場合は、S21に移行し、アプリケーション画面を余白部分に収まるように縮小して、その画面を余白部分に表
示し、処理を終了する。
アプリケーションは複数取得することがあるため、その場合は、S03に戻って、次のアプリケーションに対する処理を行うこととなる。次のアプリケーションを余白部分に表示する際には、空いている余白部分に表示すれば良い。
複数のアプリケーションを余白部分に表示する場合には、余白部分が横長だったならば、左から順に右方向に並べ、縦長だったならば、上から順に下方向に並べれば良いが、これに限らない。また、並べる際にセンタリングして表示したり、左詰めや上詰めで表示したりしても良いが、これに限らない。
また、あるアプリケーション画面が余白部分に収まらない場合に、そのアプリケーション画面のみを縮小しても良いし、すでに表示済みのアプリケーション画面全てを縮小するようにしても良い。
また、複数のアプリケーション画面を縮小して表示する際に、一律に同じ縮小率としても良いし、文字サイズが同じ大きさになるように縮小するようにしても良い。
もしくは、大きな画面サイズのアプリケーションから所定のサイズまで縮小し、それでも他のアプリケーションが余白部分に収まらない場合に、次に画面サイズのアプリケーションから所定のサイズまで縮小するとのように順々に縮小していって、全てのアプリケーションが表示できるまで縮小していくようにしても良い。
図12は、16:9のアスペクト比のディスプレイで図8のように表示されるコンテンツを、16:10のアスペクト比のディスプレイで、第3の規則に従って、16:10のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツC15とアプリケーションC16を表示している場合の図である。
この場合、アプリケーションC16の表示サイズが、余白部分P7に収まらないサイズのため、アプリケーションC16を余白部分P7に収まるように縮小して、余白部分P7に表示している。
図12では、アプリケーションC16を縦横同一比率のまま縮小を行ったが、収まらない方向だけを縮小するようにしても良い。すなわち、この場合ではアプリケーションC16を縦方向だけを縮小するようにしてもよい。
また、アプリケーションは、通常、図形と文字で構成されるが、図形の縮小率を大きくして、文字の縮小率を小さくするようにして、文字が見難くなることを防いでも良い。
また、文字については、重要な文字を残し、それ以外の文字の表示を行わない事で、必要な表示サイズを縮小するようにしても良い。重要な文字とは、見出しやタイトルのタグが設定されている文字や、フォントサイズの大きい文字や、太字などの修飾を付けて目立つようにした文字が一例としてあげられるが、これらに限らなくて良い。
また、文字の表示エリアを小さくして、スクロール表示を行って全体の文字を表示するようにして必要な表示サイズを縮小するようにしても良い。
また、ここで述べたような、文字のサイズ自体の縮小と、非重要な文字の非表示と、スクロール表示の中のいくつかを組み合わせて表示サイズを縮小するようにしても良い。
ところで、アプリケーション画面サイズと余白部分のサイズによっては、アプリケーション画面を表示しても、余白部分が大きく余る場合がある。その場合には、アプリケーション画面を拡大して表示することで、アプリケーションを見やすくするようにしても良い。
また、通常は表示しないアプリケーションの補足情報の文字列が含まれていた際に、その文字列を表示することで、余白部分を有効に活用しても良い。
〔実施の形態2〕
アプリケーションの表示サイズは、一定ではなく、途中で変わる事があり得る。
例えば、ユーザの操作により表示内容を変える場合や、時間によって表示内容を変える場合や、表示すべき内容が追加されたり更新されたりする場合があり得る。
このような場合での表示レイアウトの変更方法を以下に記載する。
図13は、16:9のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツC17とアプリケーションC18aを表示している(A)の状況から、アプリケーションC18aが、アプリケーションC18b、C18c、C18dの3つの要素で構成されるアプリケーションとなって表示サイズが変わり、(B)の状況となった場合の図である。
要素とは、HTMLの構文においてdivタグなどを用いて明示化されたかたまりであり、divタグに限らず、かたまりを定義できるものであれば、何でも構わない。
また、図13では、アプリケーションを構成している要素の数が変わることで表示サイズが変わったが、要素の数が変わらなくても、表示サイズが変わる事もあり得る。
図14は、16:9のアスペクト比のディスプレイで図13のように表示されるコンテンツを、16:10のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツC19とアプリケーションC20aを表示している(C)の状況から、アプリケーションC20aが、アプリケーションC20b、C20c、C20dの3つの要素で構成されるアプリケーションとなって表示サイズが変わり、(D)の状況となった場合の図である。
図13のように、アプリケーションのサイズが変わり、下方向に伸ばしてしまうと、画面下方向にはみ出して見えなくなってしまうため、下方向に伸ばさずに、上方向に伸ばすことで、アプリケーションが全て表示されるようにしている。
図15は、16:9のアスペクト比のディスプレイで図13のように表示されるコンテンツを、16:10のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツC21とアプリケーションC22aを表示している(E)の状況から、アプリケーションC22aが、アプリケーションC22b、C22c、C22dの3つの要素で構成されるアプリケーションとなって表示サイズが変わり、(F)の状況となった場合の別の例の図である。
図14のように、アプリケーションのサイズが変わった際に、上方向に伸ばしてしまうと、アプリケーションの一部分が映像コンテンツに重畳されてしまうため、アプリケーションを構成している要素の並びを縦方向から横方向に並び替えると余白部分に収まることが分かった場合には、横方向に並べ変えることで、アプリケーションが余白部分内で表示されるようにしている。
ここでは、縮小しなくとも余白部分に収まっているが、横方向に並べ変えても余白部分に収まらない場合には、縮小して余白部分に収めてもよい。
図16は、16:9のアスペクト比のディスプレイで図13のように表示されるコンテンツを、16:10のアスペクト比のディスプレイで、16:9のアスペクト比の映像コンテンツC23とアプリケーションC24aを表示している(G)の状況から、アプリケーションC24aが、アプリケーションC24b、C24c、C24dの3つの要素で構成されるアプリケーションとなって表示サイズが変わったため、まず第1の要素C24bを表示して(H)の状況となり、次いで、ユーザの操作や一定時間経過後に第2の要素C24cを表示して(I)の状況となり、さらに、ユーザの操作や一定時間経過後に第3の要素C24dを表示して(J)の状況となった場合の図である。
図15のように、アプリケーションのサイズが変わった際に、アプリケーションの要素の並びを縦方向から横方向に並び替えて余白部分に表示する場合、場合によっては縮小して表示さざるを得なくなるが、それでは過度に小さくなって見難くなってしまう場合がある。
そこで、図16では、ユーザの操作や一定時間経過を機に、次の要素を表示するようにして、それを繰り返して全ての要素を表示するようにすることで、アプリケーションが過度に小さくなって見難くなってしまうことを防いでいる。
〔実施の形態3〕
図17は、本発明の第3の実施の形態に係る映像コンテンツ装置の一例の概略構成を示すブロック図である。映像コンテンツ表示装置2001が図1の第1の実施の形態のブロック図と異なる点は、表示制御情報解析部201が追加されている点である。
表示制御情報解析部201は、レイアウト決定部105にて、映像画面とアプリケーション画面のレイアウトを決定する際に、事前に設定されたレイアウトに関する条件の情報を解析する部分である。
その情報は、アプリケーションを記述するHTMLの構文の中に、独自拡張のタグや属性を利用して、上記情報を設定してもよいし、前述のアプリケーション制御情報に、その旨の情報を設定するようにしてもよいし、番組情報を記載するSI/PSIの情報の中に、その旨の情報を設定するようにしてもよい。
図4の説明において、第1の規則である、映像コンテンツのアスペクト比を保ったまま全画面表示した際に、余白部分が生じるディスプレイの場合、アプリケーション画面を余白部分に移動して表示するとの規則に従うことで、アプリケーションC4を、余白部分P1に移動して表示されることとなると記載した。
ただし、アプリケーションによっては、勝手に表示位置を移動されると不具合が生じる場合がある。例えば、複数の出演者が表示されていて、各々の出演者に関する情報を提示するアプリケーションがあった場合には、各々の出演者の映像が表示されているそばに、出演者に関する情報を提示するアプリケーションが表示されないと、視聴者としては、どの情報が誰に関する情報であるのかが分からない。
すなわち、このようなアプリケーションは余白部分に移動されると不具合が生じる一例と言える。
そこで、各々のアプリケーションに、余白部分に移動して表示しても良いか否かを示す情報を付加する事で、表示装置側で、移動の可否を判定可能とすればよい。
また、全てのアプリケーションに余白部分に移動して表示しても良いか否かを示す情報を付加する方法でなく、余白部分に移動可能なアプリケーションに対してのみ、余白部分に移動して表示しても良い旨の情報を付加し、表示装置側では、その情報が付加されていたアプリケーションを余白部分に移動可能と解釈し、その情報が付加されていなかったら余白部分に移動不可能と解釈するような方法であってもよい。
また、その逆に、余白部分に移動不可能なアプリケーションに対してのみ、余白部分に移動することを禁止する旨の情報を付加し、表示装置側では、その情報が付加されていたアプリケーションを余白部分に移動不可能と解釈し、その情報が付加されていなかったら余白部分に移動可能と解釈するような方法であってもよい。
また、余白部分がない場合にはアプリケーションを表示しない旨の情報を付加しておくことで、余白部分のない端末では表示されなくなるが、放送映像に重畳されて表示されることがなくなり、CMの時にアプリケーションを重畳表示する事を防ぐ事を可能としても良い。
図18は、上述の情報に応じてレイアウトを決定する処理をフローチャートとして表した図である。
S01からS04までは図2の第1の規則のフローチャートと同一の処理のため、記載を省略する。
S04の次にS31に移行して、アプリケーションを余白部分への移動が可能であるかとの情報が付加されているのか否かの判定を行う。
付加されていると判定した場合は、S32に移行し、アプリケーションを余白部分に表示して、処理を終了する。
付加されていないと判定した場合は、S33に移行し、アプリケーションを通常通りに表示し、処理を終了する。
アプリケーションは複数取得することがあるため、その場合は、S03に戻って、次のアプリケーションに対する処理を行うこととなる。
図12の説明において、第3の規則である、映像コンテンツのアスペクト比を保ったまま全画面表示した際に、余白部分が生じるディスプレイの場合、アプリケーション画面が余白部分に収まるサイズの場合には、そのサイズのまま余白部分に移動して表示し、収まらないサイズの場合には、アプリケーション画面を余白部分に収まるように縮小した画面を余白部分に表示するとの規則に従うことで、アプリケーションC16を縮小して、余白部分P7に移動して表示されることとなると記載した。
ただし、アプリケーションによっては、縮小しすぎると見えづらくなってしまうものもある。
そこで、各々のアプリケーションに、縮小表示しても良いか否かを示す情報を付加する事で、表示装置側で、縮小表示の可否を判定可能とすればよい。
図19は、上述の情報に応じてレイアウトを決定する処理をフローチャートとして表した図である。
S01からS04及びS11からS12までは図7の第2の規則のフローチャートと同一の処理のため、記載を省略する。
S11にてアプリケーションが余白部分に収まらないと判定した場合は、S41に移行し、アプリケーションの縮小表示が可能であるかとの情報が付加されているのか否かの判定を行う。
付加されていると判定した場合は、S42に移行し、アプリケーションを縮小して余白部分に表示して、処理を終了する。
付加されていないと判定した場合は、S43に移行し、アプリケーションを通常通りに表示し、処理を終了する。
アプリケーションは複数取得することがあるため、その場合は、S03に戻って、次のアプリケーションに対する処理を行うこととなる。
また、縮小表示しても良いか否かという2値でなく、所定の縮小の程度までなら縮小しても構わないという、縮小する際の限度を示す情報であってもよい。
縮小の限度は、割合で示しても良いし、ディスプレイに表示した際の実際の大きさで示しても良いし、縦方向と横方向を独立して設定できても良い。
また、縮小表示しても良いか否かを示す情報の代わりに、縮小しても良いという情報を付加することとし、その情報がなかったら縮小不可能と解釈する方法でも良いし、縮小してはならないという情報を付加することとし、その情報がなかったら縮小可能と解釈する方法でも良い。
〔実施の形態4〕
図20は、本発明の第4の実施の形態に係る映像コンテンツ装置の一例の概略構成を示すブロック図である。映像コンテンツ表示装置3001が図1の第1の実施の形態のブロック図と異なる点は、表示部106の代わりに、メイン画面表示部301とサブ画面表示部302が追加されている点である。
メイン画面表示部301は、レイアウト決定部105にて決定した映像画面とアプリケーション画面のレイアウトの内、メイン画面に表示する画面を表示する部分である。
サブ画面表示部302は、レイアウト決定部105にて決定した映像画面とアプリケーション画面のレイアウトの内、サブ画面に表示する画面を表示する部分である。
これまで表示装置の画面全体を1つの画面と捉えていたが、放送映像のアスペクト比を保ったまま全画面表示を行う領域をメイン画面とし、それ以外の余白部分をサブ画面と捉えても良い。
そして、HTMLで記述されたアプリケーションを表示する機能であるブラウザをメイン画面用ブラウザとサブ画面用ブラウザとにそれぞれに設け、それぞれで独立して動作するようにしても良い。
この場合、通常の16:9で表示するアプリケーションをメイン画面用アプリケーションとし、別途設定されるそれ以外の領域に表示するアプリケーションをサブ画面用アプリケーションとして、メイン画面用アプリケーションとサブ画面用アプリケーションが通信をしながら、片方のアプリケーションの処理の結果によって、もう片方のアプリケーションの処理を行うようにしても良い。具体的には、ユーザによるサブ画面用アプリケーションの操作に応じて、メイン画面用アプリケーションの表示内容を変えたり、表示のON/OFF制御を行ったりしても良い。
また、ここまで、1つの表示装置の画面にて、放送映像のアスペクト比を保ったまま全画面表示を行う領域と、それ以外の余白部分の領域とで、各種アプリケーションを表示する方法について記載したが、1つの表示装置に複数の表示デバイスを接続し、その中の1つの表示デバイスをメイン画面表示部の出力先とし、それ以外の別の表示デバイスをサブ画面表示部の出力先としての良い。
また、ケーブルなどで直接接続してある表示デバイスではなく、ネットワーク越しにペアリングを行った他の機器を表示デバイスの1つとして扱っても良い。
(付記事項)
アプリケーション制御情報は、放送映像に多重して配信する場合に限定されない。例えば、アプリケーション制御情報を放送映像に多重して配信する代わりに通信経由で配信しても良いし、異なるアプリケーション制御情報の一方を放送映像に多重して配信するとともにもう一方を通信経由で配信してもよい。
異なるアプリケーション制御情報の一方を放送映像に多重して配信するとともにもう一方を通信経由で配信する場合、アプリケーション情報解析部104は、放送経由で配信されたアプリケーション制御情報と通信経由で配信されたアプリケーション制御情報の解析を行う。具体的には、双方のアプリケーション制御情報を比較し、異なる情報である場合はいずれかの情報の選択を行い、選択結果を新たなアプリケーション制御情報とする。
例えば、放送経由で配信されたアプリケーション制御情報にはアプリケーションを余白部分に移動して表示しても良い旨の情報を付加し、通信経由で配信されたアプリケーション制御情報にはアプリケーションを余白部分に移動して表示することを禁止する旨の情報を付加した場合、新たなアプリケーション制御情報として、放送経由で配信されたアプリケーション制御情報に記述されていたアプリケーションを余白部分に移動しても良い旨の情報と書き替わり、アプリケーションは放送映像の外側に表示される。
なお、上記の例では、放送経由と通信経由のアプリケーション制御情報が異なる場合、放送経由のアプリケーション制御情報を選択していたが、双方のアプリケーション制御情報に基づいてアプリケーションの表示位置を制御できればよく、例えば、受信機側でいずれかのアプリケーション制御情報の選択し、アプリケーションの表示位置を制御するなど、特定の選択方法に限定されない。また、受信機側のデバイス特性を考慮し、例えば高解像度のモバイル端末において、アプリケーション画面が小さく表示されてしまう場合は、受信機の判断で該当するアプリケーションの表示サイズを拡大させて表示してもよい。
本発明は、映像コンテンツとアプリケーションを表示する装置全般に利用する事が出来る。
1001…映像コンテンツ表示装置
101…制御部
102…映像コンテンツ受信部
103…アプリケーション取得部
104…アプリケーション情報解析部
105…表示レイアウト決定部
106…表示部
2001…映像コンテンツ表示装置
201…表示制御情報解析部
3001…映像コンテンツ表示装置
301…メイン画面表示部
302…サブ画面表示部

Claims (6)

  1. 映像コンテンツとアプリケーション画面を表示する表示部と、
    前記表示部のアスペクト比と、前記映像コンテンツのアスペクト比とが異なる場合に、アスペクト比を保ったまま前記映像コンテンツを全画面表示した際に生じる余白部分に前記アプリケーション画面を表示するように、所定の規則に従って、表示レイアウトを決定する表示レイアウト決定部と、
    を備える映像コンテンツ表示装置。
  2. 前記所定の規則とは、前記アプリケーション画面のサイズが前記余白部分に収まる場合のみ、該アプリケーション画面を前記余白部分に表示し、そうでない場合には、該アプリケーション画面を指定された位置に表示するように表示レイアウトを決定する規則であることを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ表示装置。
  3. 前記所定の規則とは、前記アプリケーション画面のサイズが前記余白部分に収まる場合は、該アプリケーション画面をそのままのサイズで前記余白部分に表示し、そうでない場合には、該アプリケーション画面が前記余白部分に収まるように縮小して前記余白部分に表示するように表示レイアウトを決定する規則であることを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ表示装置。
  4. 前記表示レイアウトを決定する際の条件の情報を解析する表示制御情報解析部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ表示装置。
  5. 前記表示レイアウトを決定する際の条件の情報とは、前記アプリケーション画面を前記余白部分に移動することが可能か否かを示す情報、縮小表示することが可能か否かを示す情報、又は、許容する縮小のサイズを示す情報のうち、少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項4に記載の映像コンテンツ表示装置。
  6. 表示部に映像コンテンツ及びアプリケーション画面を表示する映像コンテンツ表示方法であって、
    前記表示部に前記映像コンテンツを表示する工程と、
    前記表示部における前記映像コンテンツが表示されていない余白部分のサイズを算出する工程と、
    前記アプリケーション画面の表示位置、前記アプリケーション画面の表示サイズ及び前記余白部分を解析し、表示レイアウトを決定する工程と、
    前記表示レイアウトに従って前記アプリケーション画面を前記表示部に表示する工程と、を含むことを特徴とする映像コンテンツ表示方法。
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