JPWO2014006660A1 - 電解液の注液方法とその注液装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電解液が外装缶内の電極組立体に対して良好な含浸性で注入・充填が行われ、サイクル特性が良好な電解液二次電池を容易に、かつ歩留まりよく製造ができる電解液の液注方法及び電解液注入装置の提供を目的とする。【解決手段】電極組立体110を収納した外装缶100の注液口101に注液ノズル10を挿入すると共に注液ノズル10の周囲を囲うように設けられた減圧パッド11にて注液口101を気密的に密閉する。該減圧パッド11を介して外装缶100内を負圧にすると共に注液ノズル10から外装缶100に電解液Lを供給し、且つ、注液ノズル10を回転中心として外装缶100を回転させる。

Description

本発明は、2次電池の電解液の注液方法とその装置に関する。
リチウムイオン二次電池のような二次電池は、高電圧、高エネルギー密度が実現可能なため、現在、盛んに改良が進められている。その主要な構成要素は、正極と負極の一対の電極およびこの両電極間を短絡しないように隔てるセパレータからなる発電要素体の組立体と、発電要素体に充填される電解液及びこれらを収納する外装缶である。
実用に供されているリチウム二次電池では、正負両極とセパレータを重ね巻きしたものや積層した状態で外装缶本体に挿入し、外装缶本体の開口を蓋で閉じ、然る後、電解液を蓋に設けた注液口から充填した後、この注液口を封口するという手順で製造されている。
外装缶に電解液を充填した時、正・負極とセパレータとを組み立てた電極組立体全体に電解液が浸透していなければならない。ところが、シート状の正・負極及びセパレータの巻取体や積層体である電極組立体の正・負極及びセパレータ間の各間隙は非常に狭く、間隙内に入り込んでいた空気と新たに浸透していった電解液とが置換してこの隙間に電解液が完全に含浸浸透するには時間がかかる。そのため、電解液を充填し、開口させたままの外装缶を湿度や温度が管理され、最適な環境に調整された広大なクリーンルームに保存して電極組立体の隙間に徐々に電解液を浸透させ、置換が完了するまで静置する必要があった。この方法では、電解液を電極組立体に含浸させるのに時間が掛かり過ぎて能率よく電解液を充填できないという問題があった。
そこで、電解液充填方法の改善として特許文献1が提案された。特許文献1に記載の方法によれば、電極組立体を収納した外装缶内を減圧化し、減圧下で電解液を供給する方法で、減圧した外装缶によって、あたかもスポイトのように電解液を吸引して注入・充填するというものである。この方法では、負圧に保たれた外装缶内に電解液を吸引させるのであるから、従来の置換方法に比べて注入充填時間が格段に早くなるが、なお、電極組立体の隙間に残留している微細気泡は減圧と共に体積を増し、隙間間に挟まったままの状態を保つためその部分に電解液が回らず、巣が入ったような状態となり電解液の稠密充填という要求にはなお問題があった。
更に、この方法の問題点の解決方法として特許文献2に記載の方法が提案された。この方法は外装缶内を吸引によって負圧にした後、電解液を注液し、注液状態で加圧して隙間に挟まったまま微細気泡の体積を下げて間隙から浮上させやすくして充填度を高めるというもので、減圧・加圧を繰り返すというものである。この方法により注液速度は更に向上することとなったが、単に微細気泡の浮力を利用するものであり、表面張力などの関係で浮かび上がらない微細気泡も存在することから電解液の稠密充填という要求を完全に解消することができなかった。その他、加圧のみの充填方法(特許文献3)や遠心力利用の方法(特許文献4)も提案されている。
先行技術特許
特開平09−102443
特開平09−099901
特開2002−274504
特開2004−327167
前記減圧方法又は減圧加圧併用方法は、上記のような安定性もしくは信頼性の点に問題があって量産の点で満足できない。しかもこの種の電解液電池は、構成のコンパクト化や大容量化などに伴って、電極組立体の緻密化(活性物質の充填度向上もしくは捲装・積層の緊縛化)が進められているため、電解液が含浸し難い傾向にある。電解液の含浸性が劣ることは、電解液の注入・充填に要する時間の増加となって生産性が損なわれる。また、電解液の注入・充填量の不足は、電解液型電池のサイクル特性の低下を招来するなどの問題が懸念される。
遠心力利用の方法では、注液後、注液ノズルを外してから外装缶を回転させて電解液の稠密充填化を図るため、注液工程と稠密化工程とを繰り返す必要があることから製造工程が複雑になるだけでなく、充填に時間が掛かるという問題や、電解液を垂らした状態で外装缶を回転させるだけであるから、電解液が積極的に微細間隙に浸透して行かず、前述のように微細間隙に挟まった気泡が抜けにくくて電解液の注入・充填量の不足が依然として残るという問題もある。
本発明は上記事情に対処してなされたもので、電解液が外装缶内の電極組立体に対して良好な含浸性で注入・充填が行われ、サイクル特性が良好な電解液二次電池を容易に、かつ歩留まりよく製造ができる電解液の液注方法及び電解液注入装置の提供を目的とする。
請求項1の電解液Lの液注方法に係る発明は、「電極組立体110を収納した外装缶100の注液口101に注液ノズル10を挿入すると共に注液ノズル10の周囲を囲うように設けられた減圧パッド11にて注液口101を気密的に密閉し、減圧パッド11を介して外装缶100内を負圧にすると共に注液ノズル10から外装缶100に電解液Lを供給し、且つ、注液ノズル10を回転中心として外装缶100を回転させる」ことを特徴とする。
ここで、外装缶100の回転は、外装缶100内の空気の吸引開始の同時或いはその後に行われ、注液は吸引と同時又は開始後に行われる。吸引により外装缶100内は負圧になること、注液されて外装缶100内の電極組立体110の隙間に入り込んだ電解液Lが、回転によって発生した遠心力により外装缶100の側方へ押し流されて同じ隙間に入り込んでいる空気の微細気泡を強制的に側方に押し出し且つこれが押し広がって押し出された微細気泡を電極組立体110の上方に押し出す。そして押し出された微細気泡が減圧パッド11にて連続的に吸引されることになる。また、電解液L中の吸蔵ガスも同時に減圧パッド11にて連続的に吸引されることから正・負電極及びセパレータ間の微細な隙間に電解液Lがスムーズに浸透し、注液の稠密充填が迅速に行われ、しかも注液の完了とほぼ同時に注液作業が終了する。なお、外装缶100の回転は注液ノズル10を回転中心とするものであるから、注液口101は外装缶100のどの部位にあっても注液作業に支障をきたすことがない。
請求項2に記載の注液方法は、請求項1に記載の注液方法において、「減圧パッド11による外装缶100内の減圧後、注液ノズル10を注液口101に挿入して注液する」ことを特徴とし、請求項3に記載の注液方法は、請求項1又は2に記載の注液方法において、「注液ノズル10による注液時に継続して減圧を行う」ことを特徴とする。請求項2に記載の注液方法では、減圧時に注液ノズル10が注液口101に挿入されていないので、減圧時に注液口101が大きく開放し、減圧速度を速めることができる。そして、請求項3のように、注液時も継続的に減圧しておけば、外装缶100内に残留している空気や、電解液Lに吸蔵されているガスを継続的に吸引除去することができて、より迅速且つ稠密に電解液Lを充填することができる。
請求項4は請求項1〜3に記載の電解液の液注方法を実施するための装置で、電極組立体110を収納した外装缶100を保持し、外装缶100の注液口101を回転中心として回転する回転台1と、
回転台1の回転中心に一致して設けられ、外装缶100の注液口101に挿入された時に外装缶100に電解液Lを供給する注液ノズル10、及び、注液ノズル10の周囲を囲うように設けられ、注液口101の周囲に吸着し、注液時に外装缶100内を減圧状態にする減圧パッド11とを有する注液装置5と、
回転台1と注液装置5とを相対的に近接離間させ、近接時に減圧パッド11を注液口101の周囲に押し当てて注液口101を気密的に密閉する昇降装置20と、
外装缶100を回転させる回転駆動装置30とで構成されたことを特徴とする。
請求項5は請求項4の装置において、「外装缶100の注液口101の周囲に減圧パッド11を当接させ、外装缶100内の減圧開始から所定圧まで減圧する間、注液ノズル10を注液口101の外に保持し、所定圧に達した後、注液ノズル10を注液口101に挿入するノズル挿脱機構40を更に設けた」ことを特徴とする。
本発明によれば、吸引による外装缶100内の減圧と、注液ノズル10を回転中心とする回転による遠心力の相乗効果で、外装缶100内に注液された電解液Lは電極組立体110の非常に狭い間隙に急速に浸透し、短時間での注液を完了させることが出来る。また、注液ノズル10を中心とする回転は、外装缶100のどの部位に注液口101があっても対応する事が出来、外装缶100の種類を選ばない。
本発明装置の概略平面図。 本発明装置の第1実施例の要部部分断面図。 図1の注液装置の拡大断面図。 (A)は外装缶挿入前の部分正面図、(B)は外装缶挿入直後の部分正面図、(C)は外装缶に注液ノズルを挿入した時の部分正面図、(D)は注液ノズルから電解液を注入している時の部分正面図。 本発明に係る第2実施例の注液ノズル挿脱機構の拡大断面図。 本発明に係る第2実施例の注液ノズル挿入前の拡大断面図。 図6の注液ノズル挿入後の拡大断面図。 本発明装置の第3実施例の要部部分断面図。
発明の実施の形態
以下、図1〜図4を参照しつつ本発明の第1実施例を説明する。本発明に適用されるワークの外装缶100は内部に電極組立体110が収納され、その上面に注液口101が設けられたものである。注液口101の直径は概ね決まっているが、その位置は製品の種類によりばらばらである。また、外装缶100の形状や大きさも種類によってばらばらである。外装缶100は負極端子を兼ね、たとえばステンレス鋼製の有底円筒又は角筒状のものである。内蔵される電極組立体110は、正・負電極と、これをセパレートするセパレータとで構成されている。これらはシート状のものであって、シート状の正極、シート状のセパレータおよびシート状の負極の積層体を渦巻状に捲回した巻取体又は積層体で、これらの間に非常に狭い間隙が存在し、この間隙内に電解液Lが充填されることになる。
本装置は、間欠回転する装置本体A、装置本体Aに設けられた円板ベース2、円板ベース2の上方にて装置本体Aから放射方向に伸びた複数本(本実施例では4本)のアーム3、アーム3に取り付けられた注液装置5、注液装置5に設けられた回転駆動装置30、アーム3に合わせてステージ毎に円板ベース2に設けられた昇降装置20、昇降装置20に設置された回転台1は図示しない制御装置と配管系統とで構成されている。装置本体Aには、円板ベース2の下方にて外装缶100の導入用の第1ステージ及び排出用の最終ステージに昇降装置駆動部26が設置されている。
装置本体Aには円板ベース2が固設されていて、例えばバレルカム機構のような間欠回転駆動機構により、ステージ数に合わせて所定角度での間欠回転を行うようになっている。本第1実施例では4ステージで90°間隔で回転するようになっているが、勿論、これに限られるものではない。そして、円板ベース2の上方にて装置本体Aから放射方向にアーム3がステージ数に合わせて複数本伸びている。
注液装置5はアーム3に取り付けられ、以下のように構成されている。アーム3の先端に設けられた取付孔3aにノズル本体51の挿入取付部51aが挿入されており、そのフランジ51bがアーム3にボルト止めされている。このノズル本体51は細長い円筒状のもので、上部に前述のフランジ51bが設けてある。その直下には後述する回転駆動装置30の内輪31aを取り付けるための取付リング51cが設けられており、中間部分は細く形成されており、この部分に減圧部材52が装着されている。この細く形成されている部分を細径部51eとする。そして、先端部分が更に細く切落されて注液ノズル10となっており、ノズル本体51の中心にはノズル挿入孔51dが穿設されている。前記細径部51eの下端面から側面にかけて第1吸引孔51fが1乃至複数個穿設されている。なお、前記注液ノズル10の上端部には注液管56が接続されている。
減圧部材52は、固定部53と回転部55及び減圧パッド11とで構成されている。固定部53は中心に通孔が穿設されており、前述の細径部51eが挿通されて止めネジ54にて固定されている。そして、その下面から側面にかけて第3吸引孔53aが形成されており、さらに細径部51eと通孔との間の間隙を閉塞するためのパッキン54aが通孔の内周面に設けてある。第3吸引孔53aの吸引出口には、減圧管58が接続されている。
回転部55は固定部53の直下に取り付けられた円筒状の部材で、細径部51eに取り付けられた一対のベアリング57に回転可能に取り付けられている。そして、その上面と固定部53の下面との間の間隙を閉塞するためのパッキン54bが回転部55の上面に取り付けられている。上下のベアリング57間において、細径部51eの外周面と回転部55の内周面との間には隙間があり、この部分が第2吸引孔55aとなる。この第2吸引孔55aに細径部51eの第1吸引孔51fが連通している。この結果、第1吸引孔51f、第2吸引孔55a、ベアリング57のインナーレースとアウターレースの間の間隙、第3吸引孔53aが吸引路を形成し、減圧管58に繋がる。なお、吸引路はこのような形状に限られるものでなく、図示していないが、細径部51eを通って直接、固定部53の第3吸引孔53aに連通するようにしてもよいし、さらには細径部51eを通ってノズル本体51の側面に開口し、減圧管58につなげてもよい。
減圧パッド11は回転部55の下端部に気密的に嵌め込まれた円柱状のもので、柔らかいゴム、樹脂などエラストマーで形成されている。吸着部分は絞られた円筒形でその内径は注液口101の口径より大きく、吸着時に注液口101を確実にカバーできる大きさとなっている。吸着部分は図のような形状に限られず、吸盤状のようなものでもよい。ここで、外装缶100内の減圧化は、一般的に、真空排気に接続して行われるが、電解液Lの吸引的な注入・充填をより効率よく行うためには、その排気度(真空度)は10torr程度以下が好ましい。
回転駆動装置30は、従動プーリ33、回転機構部31及び吸着回転体35とで構成されている。回転機構部31はノズル本体51に設けられた取付リング51cにボルト止めされた内輪31aと、等間隔で配置された複数個の鋼球31cを介して内輪31aに対して回転自在に取り付けられている外輪31bとで構成されている。外輪31bには従動プーリ33が取り付けられている。そして、従動プーリ33には図示しない駆動プーリによりタイミングベルト34を介して回転駆動力が与えられており、固定している内輪31aに対して外輪31bが所定の速度で回転するようになっている。
吸着回転体35は、外輪31bに取り付けられた回転体取付部35a、回転体取付部35aの下面に取り付けられたフランジを有し、中心に貫通孔を有するガイド部材35b、該貫通孔に摺動自在に挿通されたスライド軸35c、スライド軸35cの上端に取り付けられたストッパ35e、スライド軸35cの下端に取り付けられた吸着ブロック35f、吸着ブロック35fとガイド部材35bとの間に設けられ、吸着ブロック35fを下方に押圧付勢するバネ35d、及び吸着ブロック35fの下面に取り付けられた吸着パッド36とで構成されている。吸着ブロック35fには吸着パッド36に連通する吸着孔35gが形成されており、吸着管37にて吸着孔35gが回転部55の第2吸引孔55aに接続されている。
昇降装置20は、アーム3に合わせて円板ベース2に次のように設置されている。昇降装置20を構成する一対のフランジ付きのガイドブロック21は円板ベース2の下面にボルト止めされており、昇降シャフト22が昇降自在に挿通されている。
昇降シャフト22の上端間には上端バー28が架け渡されている。上端バー28の上面に設けられた支持台部28aに回転軸29がベアリングを介して取り付けられており、さらにこの回転軸29の上端に回転台1が固着されている。この回転軸29の回転中心と注液ノズル10の中心線は一致している。そして、上端バー28と円板ベース2との間において、昇降シャフト22に圧縮コイルバネ28bが巻着されており、回転台1を常時上方に押圧付勢している。
回転台1は外装缶100を載置固定するもので、その固定手段は、図示しないクランプ方式や内部に空洞部分1aを設け、その空洞1aに連通する吸着口1bを上面に開口させて外装缶100の底面を吸着させる吸着式その他適宜の方式が採用される。ここでは吸着方式を採用する。外装缶100の回転台1への載置固定は外装缶100の注液口101と注液ノズル10とが一致するように行われる。
昇降シャフト22の下端間には下端バー23が架け渡されている。そして、その下端バー23の下面に昇降駆動突起24が取り付けており、この昇降駆動突起24の側面全周に昇降駆動溝25が凹設されている。
円板ベース2の間欠回転の停止位置であるステージの内、空の外装缶100が供給される第1ステージと、電解液Lが充填された外装缶100を取り出す最終ステージにおいて、円板ベース2の下方に図示しない例えばシリンダのような昇降装置駆動部26が設置されている。この昇降装置駆動部26のロッドには昇降ブロック27が取り付けられており、昇降ブロック27の二股の逆L型で先端が内側に向いた昇降駆動爪27aが前述の昇降駆動溝25に左右から係脱可能となっている。換言すれば、昇降ブロック27の昇降駆動爪27aの内側に昇降駆動突起24が間欠回転により移動してきた時、昇降駆動突起24の昇降駆動溝25より下の大径部分24aが嵌り込み、円板ベース2の間欠回転と共に大径部分24aが離脱する。
しかして、図1及び図4(A)に示すように、間欠回転して第1ステージで停止した円板ベース2の回転台1の昇降駆動突起24に昇降装置駆動部26の昇降駆動爪27aが係合し、昇降装置駆動部26が作動し、圧縮コイルバネ28bの弾発力に抗して昇降駆動突起24を引き下ろし、回転台1を下死点(最下点)まで引き下げる。そして、図4(B)に示すように、空の外装缶100が回転台1の上に例えば図示しないロボットハンドのような移送手段によって移送され、前述のように外装缶100の注液口101と注液ノズル10とが一致するように位置決めされた後、回転台1上にロック或いは吸着固定される。続いて、図4(C)に示すように、昇降装置駆動部26が逆作動して昇降駆動突起24を押し上げ、回転台1を上死点(最上点)まで押し上げる。注液口101の直上方で待っていた注液ノズル10は、これによって注液口101に挿入され、同時に減圧パッド11が注液口101の周囲に押圧され且つ吸着パッド36も共に圧縮コイルバネ28bの弾発力によって外装缶100の上面に押圧される。
この状態で図示しない減圧装置を作動させると、図4(D)に示すように、減圧パッド11によって外装缶100内の空気が吸引されて外装缶100内の圧力が次第に下がって行く。同時に吸着パッド36内の空気も吸引されて吸着パッド36が外装缶100の上面に吸着する。この減圧と同時或いはその後、図示しない注液装置を作動させて電解液Lを外装缶100内に供給する。また、吸着パッド36の吸着が完了すると、図示しない例えばモーターのような回転装置を作動させ、タイミングベルト34を作動させる。
タイミングベルト34の作動により、注液ノズル10を中心として吸着パッド36が所定の速度で旋回し、外装缶100を回転台1と共に回転させる。注液された電解液Lは、減圧された外装缶100の中の電極組立体110の微細な隙間に急速に入り込んでいくが、なお、微細な隙間内に気泡が残留している。また、電解液L内にガスが吸蔵されており、電解液Lと共に外装缶100内に入り込み、電解液Lの稠密充填を妨げる。ここでは、外装缶100が前述のように回転しているため、残留している微細な気泡や電解液Lと共に外装缶100内に入り込んだガスは、電極組立体110の微細な隙間に急速に入り込んだ電解液Lに押されて外装缶100の内側面方向に押し出され、続いて間隙内を広がった電解液Lに押されることによってガスや気泡は内側面に沿って電極組立体110の上方に押し出される。電極組立体110と外装缶100の天井面との間には僅かながら隙間があり、この隙間から押し出された空気やガスが減圧パッド11に吸い出され、結果として電解液Lの急速稠密充填が実現する。
円板ベース2の間欠回転は、外装缶100の回転台1への移送が終了し、前述のように昇降装置駆動部26が上昇して外装缶100に注液ノズル10の挿入と減圧パッド11及び吸着パッド36の押圧が完了すると可能となり、次のステージに移ることになる。この移動により昇降ブロック27の昇降駆動爪27aから昇降駆動突起24が離脱する。注液ノズル10の挿入と減圧パッド11及び吸着パッド36への外装缶100の押圧は圧縮コイルバネ28bの弾発力により維持される。
注液は減圧パッド11による外装缶100内の減圧開始と同時又はその前後(通常は減圧開始後)に行われることになる。注液時も継続的に減圧しておけば外装缶100内に残留している空気や、電解液Lに吸蔵されているガスを継続的に吸引除去することができて、より迅速且つ稠密に電解液Lを充填することができる。また、外装缶100の回転は、吸着パッド36の吸着完了後に行われる。通常は注液と同時又はその後ということになるが、勿論、注液前でもよい。
回転台1が第1ステージから最終ステージに至るまで注液作業は維持される。昇降装置駆動部26は第1ステージと最終ステージにのみ設けられているので、そして、電解液Lが充填された外装缶100が最終ステージに至ると、上死点に位置する昇降駆動爪27aが昇降駆動突起24に係合し、続いて昇降装置駆動部26の逆作動により回転台1が昇降駆動爪27aによって下死点まで引き下げられ、図1のように、電解液Lが充填された外装缶100が回転台1から送り出される。一方、第1ステージに至った空の回転台1には前述同様、空の外装缶100が送り込まれることになる。
図5〜図7はノズル本体51の第2実施例で、ノズル本体51が鞘管51mとノズル管51nとで構成された二重管となっており、図示しない例えばシリンダのようなノズル挿脱機構40のロッドにより接続用連通管41を介して鞘管51mのスライド孔内をノズル管51nが昇降する。ノズル管51nの先端部分は細い注液ノズル10となっており、鞘管51mのスライド孔の下端から進退するようになっている。また、前記鞘管51mはアーム3にボルト止めされており、接続用連通管41には注液管56が接続されている。
ノズル管51nの昇降のタイミングは減圧作業に合わせて行われる。即ち、注液前の最初の外装缶100内の減圧において、図6に示すように、減圧パッド11が外装缶100の注液口101を塞いだ時、ノズル管51nは減圧パッド11の内側に収納されていて、注液ノズル10が注液口101に挿入されない状態となっている。これにより、減圧パッド11による外装缶100内の吸引は注液口101全面で行われ、第1実施例のように注液口101に注液ノズル10が挿入された状態よりも吸引面積は注液ノズル10の分だけ広くなり、それだけ吸引速度が速くすることができる。外装缶100内の減圧度が所定の値に達した時(或いは減圧開始から所定時間が経過した時)、図7に示すように、ノズル管10bを突き出して注液ノズル10を注液口101に挿入し、然る後、注液を開始する。注液中も減圧は継続して行うことが好ましい。注液が終了するとノズル管51nは再度鞘管51m側に引き込まれる。
図8は本発明の第3実施例で、この場合は吸着パッド36に代えて、回転軸29を回転させ、更に注液装置5を昇降させる場合である。この場合、回転軸29が円板ベース2の下方まで延長され、その延長部分に従動プーリ33が装着されている。これにより、タイミングベルト34を作動させれば、回転軸29に取り付けられている回転台1も所定の速度で回転することになる。
一方、注液装置5が昇降するために、アーム3の取付孔3aには昇降するノズル本体51をガイドするためのノズルガイド51gの本体部分が装着され、フランジ部分が下面からボルト止めされている。そして、ノズルガイド51gに穿設されたガイド孔51hにノズル本体51の上端部分の挿入取付部51aがスライド可能にされている。
注液装置5の昇降装置20は、例えば、アーム3に取り付けた昇降シリンダ26aと、ノズル本体51の中段に設けられた外鍔51iに取り付けられたガイドプレート26c及びアーム3から垂設され、ガイドプレート26cに穿設されたガイド孔に挿入されている昇降ガイド26bとで構成されている。前述の昇降シリンダ26aのロッドはガイドプレート26cに取り付けられている。
第3実施例も第1実施例と同様の動きによって電解液Lの注液充填を行うが、機構が異なるので、以下、異なる部分を重点的に説明する。第1実施例と同様、間欠回転により第1ステージで停止した円板ベース2の回転台1に対して空の外装缶100が例えばロボットアームによって送り込まれる。この時、昇降シリンダ26aはノズル本体51を引き上げた状態を保持している。外装缶100が吸着或いはロックによって回転台1の所定位置に固定されると、昇降シリンダ26aが作動してノズル本体51を降下させ、注液ノズル10を注液口101に挿入し、これと同時に減圧パッド11を注液口101の周囲に押圧する。
押圧が完了すると、図示しない減圧装置を作動させると減圧パッド11によって外装缶100内の空気を吸引し、外装缶100内の圧力を次第に下げて行く。この減圧と同時或いはその後、図示しない注液装置を作動させて電解液Lを外装缶100内に供給する。また、吸着パッド36の吸着が完了すると、図示しない例えばモーターのような回転装置を作動させ、タイミングベルト34を作動させる。これにより減圧パッド11が外装缶100に吸着しているために、外装缶100と共に減圧パッド11及び回転部55が回転する。以下、第1実施例と同様で、注液ノズル10を中心とする外装缶100の回転による電解液Lの稠密充填が行われる。そして、最終ステージに至ると或いはその直前で注液が完了し、これと同時或いはその後に減圧が解かれ、最後に昇降シリンダ26aが逆作動してノズル本体51を引き上げ、然る後、回転台1の吸着或いはロックが解除され、電解液Lが充填された外装缶100が回転台1から送り出される。
本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形を取ることが出来る。
1:回転台,2:円板ベース,3:アーム,3a:取付孔,5:注液装置,10:注液ノズル,10c:スライド孔,11:減圧パッド,20:昇降装置,21:ガイドブロック,22:昇降シャフト,23:下端バー,24:昇降駆動突起,24a:大径部分,25:昇降駆動溝,26:昇降装置駆動部,26a:昇降シリンダ,26b:昇降ガイド,26c:ガイドプレート,27:昇降ブロック,27a:昇降駆動爪,28:上端バー,28a:支持台部,28b:圧縮コイルバネ,29:回転軸,30:回転駆動装置,31;回転機構部,31a:内輪,31b:外輪,31c:鋼球,33:従動プーリ,34:タイミングベルト,35:吸着回転体,35a:回転体取付部,35b:ガイド部材,35c:スライド軸,35d:バネ,35e:ストッパ,35f:吸着ブロック,35g:吸着孔,36:吸着パッド,37:吸着管,40:ノズル挿脱機構,41:接続用連通管,51:ノズル本体,51a:挿入取付部,51b:フランジ,51c:取付リング,51d:ノズル挿入孔,51e:細径部,51f:第1吸引孔,51g:ノズルガイド,51h:ガイド孔,51i:外鍔,51m:鞘管,51n:ノズル管,52:減圧部材,53:固定部,53a:第3吸引孔,54:止めネジ,54a:パッキン,54b:パッキン,55:回転部,55a:第2吸引孔,56:注液管,57:ベアリング,100:外装缶,101:電解液注液口,110:電極組立体,A:装置本体,L:電解液。

Claims (5)

  1. 電極組立体を収納した外装缶の注液口に注液ノズルを挿入すると共に注液ノズルの周囲を囲うように設けられた減圧パッドにて注液口を気密的に密閉し、減圧パッドを介して外装缶内を負圧にすると共に注液ノズルから外装缶に電解液を供給し、且つ、注液ノズルを回転中心として外装缶を回転させることを特徴とする電解液の注液方法。
  2. 減圧パッドによる外装缶内の減圧後、注液ノズルを注液口に挿入して注液すること特徴とする請求項1に記載の注液方法。
  3. 注液ノズルによる注液時に継続して減圧を行うこと特徴とする請求項1又は2に記載の注液方法。
  4. 電極組立体を収納した外装缶を保持し、外装缶の注液口を回転中心として回転する回転台と、
    回転台の回転中心に一致して設けられ、外装缶の注液口に挿入された時に外装缶に電解液を供給する注液ノズル、及び、注液ノズルの周囲を囲うように設けられ、注液口の周囲に吸着し、注液時に外装缶内を減圧状態にする減圧パッドとを有する注液装置と、
    回転台と注液装置とを相対的に近接離間させ、近接時に減圧パッドを注液口の周囲に押し当てて注液口を気密的に密閉する昇降装置と、
    外装缶を回転させる回転駆動装置とで構成されたことを特徴とする電解液の注液装置。
  5. 外装缶の注液口の周囲に減圧パッドを当接させ、外装缶内の減圧開始から所定圧まで減圧する間、注液ノズルを注液口の外に保持し、所定圧に達した後、注液ノズルを注液口に挿入するノズル挿脱機構を更に設けたことを特徴とする請求項4に記載の電解液の注液装置。
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