JPWO2013111205A1 - 電気機器 - Google Patents

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Abstract

通信部(202)は、電気機器(200)が現在どの行程を実施しているかを問い合わせる問合せ信号を外部の情報端末(100)から受信し、行程管理部(203a)は、電気機器(200)が現在どの行程を実施しているかを管理し、問合せ信号を受信した時点の行程を特定し、行程時間管理部(203b)は、特定された行程の開始から終了までの所要時間、及び特定された行程の現在時刻から終了までの残時間の少なくとも一方を決定し、応答内容決定部(203c)は、所要時間及び残時間の少なくとも一方に応じて問合せ信号に対する応答内容を決定し、通信部(202)は、決定された応答内容を情報端末(100)へ送信する。

Description

本発明は、複数の行程からなる運転を行う電気機器に関するものである。
従来、残りの運転時間を使用者に知らせるための残時間表示機能を搭載した洗濯機がある。このような洗濯機では、ボタン操作で洗濯がスタートされると洗濯機が備える表示部に残時間が表示されるので、使用者にとって終了時刻の目安になる。
例えば、従来、洗濯機と赤外線通信する携帯情報端末に洗濯機の終了時刻までの残時間を表示させる洗濯機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図17は、従来の洗濯機及び情報端末の構成を示す図である。洗濯機1は、洗濯/すすぎ/脱水/乾燥部2と、洗濯/すすぎ/脱水/乾燥部2を制御する制御部3と、通信部4とを備えている。洗濯機1は、通信部4を介して、情報端末10と通信(データの授受)を行う。
情報端末10は、通信部11と、操作部12と、表示部13と、制御部14とを備えている。使用者が操作部12を操作し、通信部11を介して洗濯機1に洗濯を指示する。この時、通信部11は、洗濯終了までの残時間を洗濯機1から受信し、表示部13は、受信した残時間を表示する。
ところで、脱水時に振動センサにより検出されたデータに基づいて洗濯槽のアンバランスが検知された場合、アンバランスを解消させるために衣類をほぐす行程又は洗濯槽に水を入れて衣類を攪拌する行程などの特別な追加行程が割り込まれる。また、衣類の乾燥度合いが検知され、乾燥度合いが不足している場合、乾燥時間が調整される。これらの場合、運転スタート時に表示した時間以上に洗濯時間がかかることになる。例えば、運転スタート時は、残り3時間と表示されていれば、予定した3時間後に洗濯が終了する。しかしながら、運転中に新たな行程が追加されて運転時間が増加することで残時間が変更された場合、結果的に予定していた3時間後に洗濯が終了しない可能性がある。
そのため、洗濯が終わる時刻に加えて、洗濯機の残時間がどうして変更されたのか、又は今動作している運転内容(行程)は何であるかという情報を望む使用者が多くなっている。
更に、最近の洗濯機の多くは、洗浄能力を向上させるために複数種類の洗いを実施するような複雑な動きをする。このような観点からも、今動作している運転内容(行程)は何であるかという情報を望む使用者は多くなっている。
このように、洗濯機の残時間は刻々と変化する。そのため、洗濯機と無線通信する情報端末は、残時間を表示する場合、洗濯機に表示される残時間と情報端末に表示される残時間とをリアルタイムに同期させるために、洗濯機と頻繁に通信する必要がある。しかし、この場合、通信負荷が大きくなり、特に情報端末が別の電気機器とも無線通信する場合は、通信データの衝突が発生して通信が失敗しやすくなる。そこで、通信負荷を下げるために、所定の時間間隔で残時間及び運転状況を情報端末に送信する洗濯機が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
図18は、従来の他の洗濯機及び情報端末の構成を示す図である。洗濯機21は、少なくとも洗濯/すすぎ/脱水/乾燥部22と、洗濯/すすぎ/脱水/乾燥部22を制御する制御部23と、通信部24と、表示部25とを備えている。制御部23は、運転(洗濯、すすぎ、脱水又は乾燥)が終了するまでにどれ位の時間が必要かを示す残時間を計算するとともに、残時間の計算結果を随時表示部25に表示する。また、特許文献1と同様に、洗濯機21は、通信部24を介して、情報端末30と通信(データの授受)を行う。通信部24は、所定の時間間隔で残時間を情報端末30へ送信する。
情報端末30は、通信部31と、表示部33とを備えている。通信部31は、洗濯機21の通信部24から所定の時間間隔で送信される残時間を受信する。表示部33は、通信部31によって受信された残時間を表示する。このようにして、洗濯機21の表示部25に表示される残時間と、情報端末30の表示部33に表示される残時間とが異なることを防止している。
しかしながら、従来の構成では、次のような課題がある。まず、情報端末は、洗濯機以外にも別の電気機器と通信が可能であり、洗濯機に関する情報だけでなく他の家電に関する情報などの洗濯機に無関係な情報を表示することができる。加えて、使用者が運転状況を知りたい時に、情報端末は、洗濯機と通信を行い、現在の運転状況に関する情報を受信してその情報を報知する。
そして、洗濯機の運転は、洗い運転、すすぎ運転、脱水運転及び乾燥運転に大きく分類できる。しかしながら、例えば、洗い運転は、洗濯量判定行程、給水行程、たたき洗い行程、もみ洗い行程、つけ置き洗い行程及び排水行程といった具体的にさらに細かく分類することができる。更に、各行程に要する時間も短くなり、例えば洗濯量判定行程は数十秒である。
この場合において、使用者が運転状況を確認したいと思ったタイミング(タイミングA)と、情報端末が洗濯機と通信して洗濯機から運転状況を受信し、且つその運転状況を表す画面を使用者が確認できるタイミング(タイミングB)とは、実際には使用者が情報端末を操作する必要があるためずれが生じる。情報端末の操作時間が長くなれば、タイミングAとタイミングBとのずれは数十秒となるおそれがある。そのため、タイミングAが、時間が短い行程、又は行程と行程との切り替わり直前などである場合、画面に表示した運転状況が、使用者が知りたい運転状況と異なる場合がある。
特開2003−047796号公報 特開2005−065911号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、現在の電気機器が実施している行程と、情報端末に表示される電気機器の行程とを一致させることができる電気機器を提供することを目的とするものである。
本発明の一局面に係る電気機器は、複数の行程からなる運転を行う電気機器であって、前記電気機器が現在どの行程を実施しているかを問い合わせる問合せ信号を外部の情報端末から受信する受信部と、前記電気機器が現在どの行程を実施しているかを管理し、前記受信部によって前記問合せ信号を受信した時点の行程を特定する行程特定部と、前記行程特定部によって特定された行程の開始から終了までの所要時間、及び前記行程特定部によって特定された行程の現在時刻から終了までの残時間の少なくとも一方を決定する行程時間決定部と、前記行程時間決定部によって決定される前記所要時間及び前記残時間の少なくとも一方に応じて前記問合せ信号に対する応答内容を決定する応答内容決定部と、前記応答内容決定部によって決定された前記応答内容を前記情報端末へ送信する送信部とを備える。
本発明によれば、特定された行程の開始から終了までの所要時間及び特定された行程の現在時刻から終了までの残時間の少なくとも一方に応じて問合せ信号に対する応答内容が決定されるので、行程が切り替わる境界付近において、現在の電気機器本体が実施している行程と、情報端末に表示される表示内容とを一致させることができ、使用者が知りたい行程を推定して報知することができる。
本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
本発明の実施の形態1における洗濯システムの全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態1における、洗い運転、すすぎ運転、脱水運転及び乾燥運転からなる洗濯運転において実施される行程の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における洗濯システムの詳細な構成を示すブロック図である。 洗い運転、すすぎ運転、脱水運転及び乾燥運転のそれぞれの行程が終了するまでに必要な時間(所要時間)の一例を示すテーブルである。 本発明の実施の形態1における洗濯システムの動作を説明するための第1のフローチャートである。 本発明の実施の形態1における洗濯システムの動作を説明するための第2のフローチャートである。 本発明の実施の形態1における洗濯システムの動作を説明するための第3のフローチャートである。 本発明の実施の形態1における通信指示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるメニュー画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における運転状況画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2における洗濯システムの動作を説明するための第1のフローチャートである。 本発明の実施の形態2における洗濯システムの動作を説明するための第2のフローチャートである。 本発明の実施の形態2における状態再確認画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3における洗濯システムの動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態4における、洗い運転、すすぎ運転、脱水運転及び乾燥運転からなる洗濯運転において実施される行程の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4における洗濯システムの動作を説明するためのフローチャートである。 従来の洗濯機及び情報端末の構成を示す図である。 従来の他の洗濯機及び情報端末の構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯システムの全体構成を示す図である。図1に示す洗濯システムは、電気機器の一例である洗濯機200と、情報端末100と、サーバ300とを備える。なお、本実施の形態1では電気機器の一例として洗濯機200を挙げて説明するが、本発明は、他の種類の電気機器であっても適用することができる。
洗濯機200は、RFID(Radio Frequency IDentification)又はNFC(Near Field Communication)によってリーダ/ライタと通信可能な機器である。洗濯機200は、ループアンテナ207を介して近距離無線通信を利用して情報端末100と通信する。
洗濯機200の洗濯運転は、衣類を洗濯水に浸し洗濯槽を回転することで汚れを落とす洗い運転、洗剤水で浸った衣類を水ですすぐすすぎ運転、水を含んだ衣類を脱水する脱水運転、及び温風をあてて衣類を乾燥させる乾燥運転の少なくとも1つを含む。そして、この各運転は、単数又は複数の行程により実施される。例えば、洗い運転は、洗濯量判定行程、洗剤量表示行程、給水行程、たたき洗い行程及びもみ洗い行程を含む。
図2は、本発明の実施の形態1における、洗い運転、すすぎ運転、脱水運転及び乾燥運転からなる洗濯運転において実施される行程の一例を示す図である。
図2に示すように、洗い運転は、洗濯量判定行程、洗剤量表示行程、給水行程、たたき洗い行程及びもみ洗い行程を含む。たたき洗い行程及びもみ洗い行程は、洗い時間に対応して、それぞれ複数回数繰り返し行われる。また、すすぎ運転は、排水行程、洗濯物ほぐし行程、脱水行程、給水行程、たたき洗い行程及びもみ洗い行程を含む。すすぎ運転は、予め設定されたすすぎ回数に応じて繰り返し行われる。脱水運転は、排水行程、洗濯物ほぐし行程及び脱水行程を含む。乾燥運転は、乾燥行程、乾き具合判定行程及び洗濯槽冷却行程を含む。乾燥行程及び乾き具合判定行程は、乾き具合判定行程において衣類が乾いたと判定されるまで繰り返し行われる。
情報端末100は、例えば携帯電話機などの通信装置から構成され、ループアンテナ106を介して近距離無線通信を利用して洗濯機200と通信するとともに、ネットワーク400を介してサーバ300と通信可能に接続されている。情報端末100は、洗濯機200のRFID又はNFCと通信可能なリーダ/ライタを備える機器であればどのような機器であってもよいが、可搬性のある機器がより好ましい。
サーバ300は、公知のサーバコンピュータ等から構成され、ネットワーク400を介して情報端末100と通信可能に接続されている。
図3は、本発明の実施の形態1における洗濯システムの詳細な構成を示すブロック図である。
情報端末100は、第1通信部101、第2通信部102、報知部103、操作部104、制御部105及びループアンテナ106を備える。
第1通信部101は、洗濯機200に対して問合せ信号を送信する問合せ信号送信部101aと、問合せ信号の応答信号を受信する応答受信部101bとを少なくとも備える。ここで、問合せ信号は、現在の洗濯機200の運転状況、すなわち現在洗濯機200がどの行程を実施しているかを問い合わせるための通信データ(コマンド)である。また、応答信号は、現在の洗濯機200の運転状況、すなわち現在洗濯機200がどの行程を実施しているかを表す情報である。第1通信部101は、ループアンテナ106を介して近距離無線通信を利用して洗濯機200と通信する。
ループアンテナ106は、近接無線通信を行うためのアンテナである。本実施の形態1では、近接無線通信として、例えば13.56MHz帯を用いる高周波数帯域のRFID又はNFCを想定しているが、この周波数帯に限定されることはない。近接無線通信の周波数帯は、90MHz〜1GHzのUHF帯であってもよく、2GHz帯を越える周波数帯であってもよい。
近接無線通信は、通信距離が短く、通信を行う2つの無線通信機器のループアンテナ同士を接近させる必要がある。無線通信機器のループアンテナが実装されている面には、ループアンテナの位置を表すマークが付されており、使用者は2つの無線通信機器のマーク同士を接近させて、2つの無線通信機器間で通信を行わせる。携帯電話機に内蔵されるRFIDはループアンテナの出力を上げることができないため、例えば数mm単位でのループアンテナ同士の位置合わせが必要であり、互いのループアンテナを正確に接近させる必要がある。
なお、本実施の形態1では、第1通信部101は、ループアンテナ106を介して近距離無線通信を利用して洗濯機200と通信しているが、本発明は特にこれに限定されず、近距離無線通信以外の電波又は光などを用いた他の無線通信を利用してもよい。
第2通信部102は、ネットワーク400を利用してサーバ300と通信する。なお、ネットワーク400は、例えば移動体通信網である。
報知部103は、第1通信部101を介して洗濯機200へ問合せ信号を送信させることを使用者に指示する通信指示画面と、問合せ信号に対する応答信号に含まれる洗濯機200が現在どの行程を実施しているかを表す情報を表示する運転状況画面とを表示する。
操作部104は、例えばタッチパネル又は操作キーなどで構成され、使用者による入力操作を受け付ける。
制御部105は、情報端末100全体を制御し、表示制御部105a、第1通信制御部105b及び第2通信制御部105cを備える。
表示制御部105aは、報知部103に表示する表示画面を切り替える。例えば、表示制御部105aは、通信指示画面を表示して、問合せ信号に対する応答信号を受信すると運転状況画面に切り替える。第1通信制御部105bは、第1通信部101を制御する。第2通信制御部105cは、第2通信部102を制御する。
第1通信部101は、報知部103に通信指示画面が表示された後、問合せ信号送信部101aを通じて洗濯機200の現在の洗濯機本体の状態を問い合わせる問合せ信号を送信する。そして、第1通信部101は、問合せ信号に対する応答信号を洗濯機200から応答受信部101bを介して受信する。本実施の形態1において、通信指示画面は、第1通信部101と洗濯機200とが通信するために情報端末100のループアンテナ106と洗濯機200のループアンテナ207とを近接させることを使用者に指示するための画面である。第1通信部101は、情報端末100のループアンテナ106と洗濯機200のループアンテナ207とが通信可能な距離に近接された後、問合せ信号を洗濯機200へ送信すると共に、問合せ信号に対する応答信号を洗濯機200から受信する。なお、問合せ信号に対する応答信号を受信する過程で、第1通信部101は、洗濯機200を特定するための洗濯機特定情報(品番など)も合わせて収集する。
第2通信部102は、第1通信部101によって受信された洗濯機特定情報と、問合せ信号に対応する応答信号とをサーバ300へ送信するとともに、サーバ300によって決定される、報知部103に運転状況を表示するための文言情報を受信する。そして、表示制御部105aは、第2通信部102によって受信された文言情報に基づいて表示画面を運転状況画面に切り替える。
洗濯機200は、洗濯機本来の機能である洗い、すすぎ、脱水及び乾燥などを行う洗濯部201、通信部202、制御部203、記憶部204、操作部205、表示部206及びループアンテナ207を備える。
洗濯部201は、洗い、すすぎ、脱水及び乾燥の各機能を実現する。洗濯部201は、洗濯槽を回すモータ、給水量を調整する給水弁、排水するための排水弁、洗濯水及びすすぎ水を循環させるための循環ポンプ、風呂水を洗濯機200に引き入れるためのパスポンプ、衣類を乾燥させるために温風を発生させるヒータ、及び温風を循環させるための送風ファンなどから構成される。
通信部202は、ループアンテナ207を介して近接無線通信により双方向で種々の情報を情報端末100と送信及び受信する。ループアンテナ207は、近接無線通信を行うためのアンテナである。通信部202は、洗濯機200が現在どの行程を実施しているかを問い合わせる問合せ信号を外部の情報端末100から受信する。なお、通信部202が受信部及び送信部の一例に相当する。
制御部203は、例えばマイクロコンピュータで構成され、洗濯機200を機能させるために予め作成されたプログラム及びデータ等を格納するメモリ(図示せず)を備えている。また、制御部203は、洗濯部201で実施する運転内容を管理する行程管理部203aと、行程時間管理部203bと、情報端末100から問合せ信号が送信された場合に、問合せ信号の応答内容を決定する応答内容決定部203cとを備えている。なお、行程管理部203aが行程特定部の一例に相当し、行程時間管理部203bが行程時間決定部の一例に相当し、応答内容決定部203cが応答内容決定部の一例に相当する。
行程管理部203aは、洗濯機200が現在どの行程を実施しているかを管理し、通信部202によって問合せ信号を受信した時点の行程を特定する。行程管理部203aは、各運転(洗い、すすぎ、脱水及び乾燥)において実施する行程を管理するともに、洗濯部201を制御する。行程管理部203aは、洗濯槽の揺れを検知しながらモータの回転を制御したり、洗濯槽に給水された水位を検知して給水弁を開閉させたり、排水弁を開閉させたり、温風の温度を検知しながらヒータをON又はOFFさせたりすることにより、洗濯部201を制御する。
行程時間管理部203bは、行程管理部203aによって特定された行程の開始から終了までの所要時間、及び行程管理部203aによって特定された行程の現在時刻から終了までの残時間の少なくとも一方を決定する。図4は、洗い運転、すすぎ運転、脱水運転及び乾燥運転のそれぞれの行程が終了するまでに必要な時間(所要時間)の一例を示すテーブルである。行程時間管理部203bは、図4に示すように行程が終了するまでに必要な時間(所要時間)を示すテーブルを洗濯運転が開始される前に作成する。しかし、行程には、行程が終了するまでに必要な時間が洗濯量、洗濯物の布質、及び蛇口から流れる水の流速等の運転前に分からない情報に依存する行程もある。そのため、行程時間管理部203bは、運転前に所要時間を特定することができない行程については、目安となる所定の時間を対応付けたテーブルを作成する。そして、行程時間管理部203bは、各行程の実際にかかった実施時間も管理するとともに、現在の行程の所要時間から現在の行程を実施した実施時間を減算することにより、現在の行程の残時間も管理する。
図4において、行程時間管理部203bは、各行程に対する所要時間と、その所要時間が変動するかどうかを示す種別情報とを対応付けたテーブルを管理している。ここで、種別情報が“0”であれば、所要時間は、洗濯物又は運転コースなどによって変動しない固定の時間である。また、種別情報が“1”であれば、所要時間は、洗濯量又は運転コースによって変動する時間である。この場合、所要時間は大きく変動しない。種別情報が“3”であれば、所要時間は、水位の変化によって変動する時間である。例えば、給水行程の所要時間は、蛇口からの水流によって大きく変動する時間である。また、排水行程の所要時間は、元々の洗濯槽の水位(水をどれだけためていたか)などの水位の変化によって大きく変動する時間である。種別情報が“4”であれば、所要時間は、使用者によって設定された時間に依存して変動する時間であり、洗濯運転が始まった時点で固定される時間である。種別情報が“5”であれば、所要時間は、洗濯物の乾き具合によって大きく変動する時間である。
応答内容決定部203cは、行程時間管理部203bによって決定される所要時間及び残時間の少なくとも一方に応じて問合せ信号に対する応答内容を決定する。応答内容決定部203cは、情報端末100から通信部202を経由して、洗濯機200の現在の洗濯機本体の状態など洗濯機200の情報を問い合わせる問合せ信号を受信した時に、問合せ信号に対する応答内容を決定する。通信部202は、応答内容決定部203cによって決定された応答内容を情報端末100へ送信する。
また、応答内容決定部203cは、行程管理部203aによって特定された行程の所要時間が第1の所定時間以上である場合には、行程管理部203aによって特定された行程を示す情報を応答内容として決定し、行程管理部203aによって特定された行程の所要時間が第1の所定時間未満である場合には、行程管理部203aによって特定された行程の次の行程を示す情報を応答内容として決定する。なお、第1の所定時間は、現在の行程から次の行程に短時間で移行するか否かを判断することが可能な時間である。
また、応答内容決定部203cは、行程管理部203aによって特定された行程の残時間が第1の所定時間以上である場合には、行程管理部203aによって特定された行程を示す情報を応答内容として決定してもよく、行程管理部203aによって特定された行程の残時間が第1の所定時間未満である場合には、行程管理部203aによって特定された行程の次の行程を示す情報を応答内容として決定してもよい。
記憶部204は、少なくとも洗濯機特定情報記憶部204aを備える。洗濯機特定情報記憶部204aは、洗濯機200を特定するための洗濯機特定情報、例えば洗濯機200の型番号及びシリアルナンバー等を予め記憶している。なお、洗濯機特定情報は、製造時等に予め記憶される。
操作部205は、例えば操作ボタンなどで構成され、使用者による入力操作を受け付ける。
表示部206は、例えば7セグメントLEDで構成され、水位ランク、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間、残り時間及び予約時刻などをデジタル表示する。
サーバ300は、通信部301、記憶部302及び制御部303を備える。
通信部301は、ネットワーク400を利用して情報端末100と通信する。
記憶部302は、情報端末100に表示されるメニュー画面を洗濯機200の製品ごとに記憶する。また、記憶部302は、洗濯機特定情報と、洗濯機200からの問合せ信号に対応する応答信号とによって特定される洗濯機200に応じた運転状況画面に表示される文言情報を記憶する。
制御部303は、例えばCPU(中央演算処理装置)等から構成され、通信部301の動作を制御するとともに、通信部301を介して受信した情報等に応じて記憶部302の動作を制御する。制御部303は、洗濯機特定情報と、問合せ信号に対応する応答信号とを情報端末100から通信部301を通じて受信した場合、洗濯機特定情報と応答信号とによって特定される洗濯機に応じた運転状況画面に表示する文言情報を作成する。また、制御部303は、作成した文言情報を情報端末100へ送信するように通信部301を制御する。
次に、本発明の実施の形態1における洗濯システムの動作を説明する。図5〜図7は、本発明の実施の形態1における洗濯システムの動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1において、情報端末100の制御部105は、洗濯機200を制御するためのメニュー画面を報知部103に表示することができるアプリケーションを起動する。このとき、操作部104は、使用者による当該アプリケーションの起動指示を受け付ける。制御部105は、受け付けられた起動指示に基づいてアプリケーションを起動する。
次に、ステップS2において、表示制御部105aは、第1通信部101と洗濯機200とが通信するために情報端末100のループアンテナ106と洗濯機200のループアンテナ207とを近接させることを使用者に指示するための通信指示画面を表示するように報知部103を制御する。報知部103は、通信指示画面を表示する。なお、より具体的には、通信指示画面は、情報端末100のループアンテナ106と、洗濯機200のループアンテナ207とを近接させることを使用者に指示するための画面である。また、通信指示画面は、情報端末100が備える記憶部(図示せず)に予め記憶されており、表示制御部105aは、記憶部から通信指示画面を読み出して表示する。
図8は、本発明の実施の形態1における通信指示画面の一例を示す図である。図8に示す通信指示画面G1では、例えば“対応家電にタッチしてください”というメッセージが表示される。通信指示画面G1は、情報端末100を洗濯機200に近接させるように使用者を誘導する画面である。情報端末100の報知部103に通信指示画面G1が表示されると、使用者は、情報端末100と洗濯機200とが近接無線通信により通信可能な距離になるように、情報端末100のループアンテナ106と、洗濯機200のループアンテナ207とを近接させる。
次に、ステップS3において、第1通信制御部105bは、報知部103に通信指示画面が表示された後、洗濯機200を特定するための洗濯機特定情報を要求する要求情報を洗濯機200へ送信するように第1通信部101を制御する。第1通信部101は、報知部103に通信指示画面が表示された後、要求情報を洗濯機200へ送信する。なお、第1通信部101は、報知部103に通信指示画面が表示されたことに連動して、洗濯機200へ要求情報の送信を開始する。
次に、ステップS31において、洗濯機200の通信部202は、情報端末100のループアンテナ106と洗濯機200のループアンテナ207とが通信可能な距離に近接された後、情報端末100の第1通信部101によって送信された要求情報を受信する。
次に、ステップS32において、洗濯機200の応答内容決定部203cは、洗濯機特定情報記憶部204aから洗濯機特定情報を読み出す。
次に、ステップS33において、応答内容決定部203cは、洗濯機特定情報を情報端末100へ送信するよう通信部202を制御する。通信部202は、洗濯機特定情報を情報端末100へ送信する。なお、要求情報には、情報端末100を特定するためのアドレス情報が含まれており、通信部202は、要求情報に含まれるアドレス情報に基づいて洗濯機特定情報を情報端末100へ送信する。
なお、応答内容決定部203cは、洗濯機特定情報とともに洗濯機200の使用履歴及びエラー情報などの状態情報を情報端末100へ送信してもよい。エラー情報は、例えば洗濯部201でモータやヒータなどの負荷の状態や、水位センサ、温度センサのセンシング情報を監視することによって検知される。
次に、ステップS4において、情報端末100の第1通信部101は、洗濯機200の通信部202によって送信された洗濯機特定情報を受信する。
次に、ステップS5において、第2通信制御部105cは、第1通信部101によって受信された洗濯機特定情報をサーバ300へ送信するように第2通信部102を制御する。第2通信部102は、第1通信部101によって受信された洗濯機特定情報をサーバ300へ送信する。洗濯機200によって送信される洗濯機特定情報は、サーバ300を特定するためのアドレス情報とともに送信され、第2通信部102は、洗濯機特定情報とともに送信されるアドレス情報に基づいて洗濯機特定情報をサーバ300へ送信する。
なお、本実施の形態では、洗濯機200によって送信される洗濯機特定情報とともにサーバ300を特定するためのアドレス情報が送信されるが、本発明は特にこれに限定されず、情報端末100がサーバ300を特定するためのアドレス情報を記憶していてもよい。
次に、ステップS51において、サーバ300の通信部301は、情報端末100の第2通信部102によって送信された洗濯機特定情報を受信する。
次に、ステップS52において、制御部303は、洗濯機特定情報によって特定される洗濯機200に応じたメニュー画面情報を作成する。ここで、制御部303は、洗濯機特定情報によって特定される洗濯機200に応じたメニュー画面を記憶部302から読み出す。
次に、ステップS53において、通信部301は、洗濯機200に固有のメニュー画面を表示させるためのメニュー画面情報を情報端末100へ送信する。
次に、ステップS6において、情報端末100の第2通信部102は、サーバ300の通信部301によって送信されたメニュー画面情報を受信する。
次に、ステップS7において、表示制御部105aは、第2通信部102によって受信されたメニュー画面情報に基づいて表示画面をメニュー画面に切り替える。報知部103は、第2通信部102によって受信されたメニュー画面情報に基づいてメニュー画面を表示する。
なお、情報端末100は、ステップS1でアプリケーションが起動した時に、電気機器ごとに固有のメニュー画面のリスト情報をサーバ300から取得して、取得したリストを報知部103に表示してもよい。そして、操作部104を介して使用している洗濯機を使用者が選択することによって、情報端末100は、選択された電気機器を特定するための情報をサーバ300へ送信してもよい。これによって、情報端末100の第2通信部102は、サーバ300の通信部301によって送信されたメニュー画面情報を受信し(ステップS6)、表示制御部105aは、第2通信部102によって受信されたメニュー画面情報に基づいて表示画面をメニュー画面に切り替えてもよい(ステップS7)。これにより、情報端末100と洗濯機200とを通信させることなくメニュー画面を表示することができる。
メニュー画面が表示されている間、操作部104は、メニュー画面に表示されている項目の使用者による選択を受け付け、選択された項目に応じた画面の表示、及び選択された項目に応じた洗濯機200の制御が行われる。
図9は、本発明の実施の形態におけるメニュー画面の一例を示す図である。
図9に示すメニュー画面G2では、洗濯機200の製品名及び製品番号を表す製品名501、洗濯機200の省エネルギー状態に関する情報を表示するためのエコ情報表示ボタン502、洗濯機200のサポート情報を表示するためのサポート情報表示ボタン503、現在の洗濯機本体の状態を問い合わせる状況確認表示ボタン504、及び洗濯機の洗剤情報などを設定するための設定表示ボタン505が表示される。
エコ情報表示ボタン502、サポート情報表示ボタン503、状況確認表示ボタン504及び設定表示ボタン505は、操作部104を介して選択可能である。エコ情報表示ボタン203が選択されると、洗濯機200の消費電力などの省エネルギーに関する情報を表す画面が表示される。サポート情報表示ボタン204が選択されると、洗濯機200をサポートするための情報を表す画面が表示される。状況確認表示ボタン504が選択されると、現在の洗濯機本体の状態を問い合わせる為に情報端末100と洗濯機200とを通信させるための通信指示画面が表示される。
なお、メニュー画面G2に表示される項目は、図9に示す項目に限定されず、種々の項目を表示することが可能である。
次に、ステップS8において、表示制御部105aは、操作部104によって状態確認指示が受け付けられたか否かを判断する。すなわち、表示制御部105aは、メニュー画面G2に表示される状態確認表示ボタン504が選択されたか否かを判断する。
ここで、状態確認指示が受け付けられていないと判断された場合(ステップS8でNO)、状態確認指示が受け付けられるまで待機状態となる。なお、待機状態において、例えばエコ情報表示ボタン502、サポート情報表示ボタン503及び設定ボタン505などの他の指示が受け付けられた場合、他の指示に応じた画面の表示、情報端末100の動作及び洗濯機200の動作が行われる。
一方、状態確認指示が受け付けられたと判断された場合(ステップS8でYES)、ステップS9において、表示制御部105aは、第1通信部101と洗濯機200とが通信するために情報端末100のループアンテナ106と洗濯機200のループアンテナ207とを近接させることを使用者に指示するための通信指示画面を表示するように報知部103を制御する。報知部103は、通信指示画面を表示する。
以上のフローチャートの説明から分かるように、現在の洗濯機200本体の状態を問い合わせようとした場合、常に情報端末100の報知部103で表示している画面は、洗濯機固有のメニュー画面を表示しているとは限らないので、メニュー画面を表示するための時間が必要となる。
次に、ステップS10において、情報端末100の第1通信部101は、洗濯機200に現在の洗濯機本体の運転状況、すなわち洗濯機200が現在どの行程を実施しているかを問い合わせる問合せ信号を洗濯機200に対して送信する。
次に、ステップS34において、洗濯機200の通信部202は、情報端末100の第1通信部101によって送信された問合せ信号を受信する。
次に、ステップS35において、行程管理部203aは、洗濯機200が現在実施している行程(現行程)を特定する。
次に、ステップS36において、応答内容決定部203cは、行程管理部203aによって特定された現行程の所要時間を行程時間管理部203bから取得する。
次に、ステップS37において、応答内容決定部203cは、現行程の所要時間が第1の所定時間(例えば、60秒)未満であるか否か判断する。すなわち、応答内容決定部203cは、情報端末100において現在の洗濯機本体の状態が表示された後、すぐに行程が変わるか否かを判断する。現行程の所要時間が第1の所定時間未満である場合は、洗濯機200の現在の状態が表示された後、すぐに行程が変わってしまう可能性が高い。なお、第1の所定時間は、現在の行程から次の行程に短時間で移行するか否かを判断することが可能な時間である。
現行程の所要時間が第1の所定時間未満であると判断された場合(ステップS37でYES)、すぐに行程が変わってしまう可能性が高いため、ステップS38において、応答内容決定部203cは、現行程の次の行程を情報端末100に返す応答内容として決定する。
一方、現行程の所要時間が第1の所定時間未満ではないと判断された場合(ステップS37でNO)、すぐに行程が変わってしまう可能性が低いため、ステップS39において、応答内容決定部203cは、現行程を情報端末100に返す応答内容として決定する。
なお、応答内容は、本実施の形態1において行程毎に対応付けられたユニークな数値で表される。例えば、洗濯量判定行程には予め定めた“1”が対応付けられ、洗剤量表示行程には予め定めた“2”が対応付けられる。
次に、ステップS40において、応答内容決定部203cは、問合せ信号に対して決定された応答内容を含む応答信号を情報端末100へ送信するよう通信部202を制御する。通信部202は、応答信号を情報端末100へ送信する。
次に、ステップS11において、情報端末100の第2通信部102は、洗濯機200の通信部202によって送信された応答信号を受信する。
次に、ステップS12において、第2通信制御部105cは、第1通信部101によって受信された応答信号をサーバ300へ送信するように第2通信部102を制御する。第2通信部102は、第1通信部101によって受信された応答信号をサーバ300へ送信する。洗濯機200によって送信される問合せ信号に対する応答信号は、サーバ300を特定するためのアドレス情報とともに送信され、第2通信部102は、問合せ信号に対する応答信号とともに送信されるアドレス情報に基づいて問合せ信号に対する応答信号をサーバ300へ送信する。
なお、本実施の形態1では、洗濯機200によって送信される問合せ信号に対する応答信号とともにサーバ300を特定するためのアドレス情報が送信されるが、本発明は特にこれに限定されず、情報端末100がサーバ300を特定するためのアドレス情報を記憶していてもよい。
次に、ステップS54において、サーバ300の通信部301は、情報端末100の第2通信部102によって送信された応答信号を受信する。
次に、ステップS55において、サーバ300の制御部303は、問合せ信号に対する応答信号(現在実施されている行程が何であるかを示す情報)に基づいて、応答信号によって特定される行程を説明するための運転状況画面情報を作成する。ここで、制御部303は、問合せ信号に対する応答信号によって特定される運転状況画面を記憶部302から読み出す。
次に、ステップS56において、通信部301は、運転状況画面を表示させるための運転状況画面情報を情報端末100に送信する。
次に、ステップS13において、情報端末100の第2通信部102は、サーバ300の通信部301によって送信された運転状況画面情報を受信する。
次に、ステップS14において、表示制御部105aは、第2通信部102によって受信された運転状況画面情報に基づいて表示画面を運転状況画面に切り替える。報知部103は、第2通信部102によって受信された運転状況画面情報に基づいて運転状況画面を表示する。
図10は、本発明の実施の形態1における運転状況画面の一例を示す図である。
図10に示す運転状況画面G3では、洗濯機200の製品名及び製品番号を表す製品名601、洗濯機200で現在実施している行程を示す状態情報602、及びメニュー画面に戻るためのOKボタン603が表示される。
次に、ステップS15において、制御部105は、運転状況画面を報知部103に表示するためのアプリケーションを終了するか否かを判断する。このとき、操作部104は、使用者による当該アプリケーションの終了指示を受け付ける。制御部105は、受け付けられた終了指示に基づいてアプリケーションを終了する。ここで、アプリケーションを終了すると判断された場合(ステップS15でYES)、処理を終了する。一方、アプリケーションを終了しないと判断された場合(ステップS15でNO)、ステップS7の処理に戻り、引き続いてメニュー画面(図9)が表示される。
なお、本実施の形態1におけるアプリケーションを終了しないと判断された場合とは、図10のOKボタン603が押下された場合であるが、使用者により操作部104が特に操作されなくても例えば30秒経過すると、ステップS7の処理に戻り、引き続いてメニュー画面(図9)を表示させてもよい。
情報端末100に洗濯機200の現行程について説明するための運転状況画面を表示する場合に、運転状況画面が表示されるまでに時間がかかったり、実際に近距離無線通信で洗濯機200と情報端末100とを通信させる際に、使用者が情報端末100を洗濯機200にかざすのに多少時間がかかったりする。そのため、応答内容決定部203cで、洗濯機200の現在の行程が表示されたとしてもすぐに次の行程に移行する可能性が高い場合、現在の行程ではなく、現在の行程の次の行程の情報を情報端末100の報知部103に表示することができる。そのため、電気機器本体の状態と情報端末に表示される表示内容とが不一致となることを防止することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の洗濯システムの構成は、図1及び図3に示す実施の形態1の洗濯システムの構成と同じである。応答内容決定部203cは、行程管理部203aによって特定された行程を示す情報と、行程管理部203aによって特定された行程の残時間とを応答内容として決定する。
本実施の形態2の洗濯システムは、実施の形態1の図5〜図7に示すフローチャートのステップS36以降の動作が異なる。図11及び図12は、本実施の形態2における洗濯システムの動作を説明するためのフローチャートである。ただし、図11及び図12では、実施の形態1と異なる動作のみを図示している。
実施の形態2において、ステップS35までの動作は、実施の形態1と同じである。ステップS34において、洗濯機200の通信部202は、情報端末100の第1通信部101によって送信された問合せ信号を受信する。次に、ステップS35において、行程管理部203aは、洗濯機200が現在実施している行程(現行程)を特定する。
次に、ステップS41において、応答内容決定部203cは、行程管理部203aによって特定された現行程の開始から終了までの所要時間と、行程管理部203aによって特定された現行程の現在時刻から終了までの残時間とを行程時間管理部203bから取得する。ここで、行程時間管理部203bは、現行程の開始から現在時刻までの実施時間を計測している。行程時間管理部203bは、現行程の所要時間から現行程の実施時間を減算することにより、現行程の現在時刻から終了までの残時間を算出する。
次に、ステップS42において、応答内容決定部203cは、現行程(現行程を示す数値)と、行程時間管理部203bによって管理されている現行程の残時間とを情報端末100に返す応答内容として決定する。
次に、ステップS43において、応答内容決定部203cは、問合せ信号に対して決定された応答内容を含む応答信号を情報端末100へ送信するよう通信部202を制御する。通信部202は、応答信号を情報端末100へ送信する。
次に、ステップS16において、情報端末100の第2通信部102は、洗濯機200の通信部202によって送信された応答信号を受信する。
次に、ステップS17において、第2通信制御部105cは、第1通信部101によって受信された応答信号のうち現行程を示す情報(数値)をサーバ300へ送信するように第2通信部102を制御する。第2通信部102は、第1通信部101によって受信された現行程を示す情報(数値)をサーバ300へ送信する。洗濯機200によって送信される現行程を示す情報(数値)は、サーバ300を特定するためのアドレス情報とともに送信され、第2通信部102は、現行程を示す情報(数値)とともに送信されるアドレス情報に基づいて現行程を示す情報(数値)をサーバ300へ送信する。
なお、本実施の形態2では、洗濯機200によって送信される現行程を示す情報(数値)とともにサーバ300を特定するためのアドレス情報が送信されるが、本発明は特にこれに限定されず、情報端末100がサーバ300を特定するためのアドレス情報を記憶していてもよい。
次に、ステップS57において、サーバ300の通信部301は、情報端末100の第2通信部102によって送信された現行程を示す情報(数値)を受信する。
次に、ステップS58において、サーバ300の制御部303は、現行程を示す数値(現在実施されている行程が何であるかを示す情報)に基づいて、現行程を示す数値によって特定される行程を説明するための運転状況画面情報を作成する。ここで、制御部303は、現行程を示す情報(数値)によって特定される運転状況画面を記憶部302から読み出す。
次に、ステップS59において、通信部301は、運転状況画面を表示させるための運転状況画面情報を情報端末100に送信する。
次に、ステップS18において、情報端末100の第2通信部102は、サーバ300の通信部301によって送信された運転状況画面情報を受信する。
次に、ステップS19において、表示制御部105aは、第2通信部102によって受信された運転状況画面情報に基づいて表示画面を運転状況画面に切り替える。報知部103は、第2通信部102によって受信された運転状況画面情報に基づいて実施の形態1と同様に運転状況画面を表示する。
次に、ステップS20において、表示制御部105aは、運転状況画面を表示してからの経過時間をカウントし、洗濯機200より受信した現行程の残時間が経過したか否かを判断する。残時間が経過したと判断された場合(ステップS20でYES)、ステップS21において、表示制御部105aは、洗濯機200の状態を再度確認することを使用者に促す画面(状態再確認画面)を表示するように報知部103を制御する。報知部103は、表示制御部105aの制御に基づき状態再確認画面を表示する。
図13は、本発明の実施の形態2における状態再確認画面の一例を示す図である。図13に示す状態再確認画面G4では、運転状況画面の上にポップアップ画像として、洗濯機200の状態を再度確認することを使用者に促すための文言が表示される。そのため、状態再確認画面G4では、下地画像601と、洗濯機200と再度近距離無線通信を促す文言602と、再び洗濯機200と近距離無線通信を行うための通信指示画面に戻るための再確認ボタン603と、及びメニュー画面に戻るためのメニュー表示ボタン604とが表示される。
次に、ステップS22において、表示制御部105aは、状態再確認画面の次にどの画面を報知部103に表示させるか判断する。すなわち、表示制御部105aは、洗濯機200の状態を再度確認するための再確認ボタン603が使用者によって押下されたか否かを判断する。このとき、操作部104は、使用者による再確認ボタン603及びメニュー表示ボタン604のいずれかの押下を受け付ける。ここで、再確認ボタン603が押下されたと判断された場合(ステップS22でYES)、ステップS9の処理に戻り、表示制御部105aは、引き続いて通信指示画面(図8)を表示するように報知部103を制御する。
一方、再確認ボタン603が押下されていないと判断された場合、すなわちメニュー表示ボタン604が押下された場合(ステップS22でNO)、ステップS7の処理に戻り、表示制御部105aは、引き続いてメニュー画面(図9)を表示するように報知部103を制御する。
また、残時間が経過していないと判断された場合(ステップS20でNO)、ステップS23において、制御部105は、運転状況画面を報知部103に表示するためのアプリケーションを終了するか否かを判断する。このとき、操作部104は、使用者による当該アプリケーションの終了指示を受け付ける。制御部105は、受け付けられた終了指示に基づいてアプリケーションを終了する。ここで、アプリケーションを終了すると判断された場合(ステップS23でYES)、処理を終了する。
一方、アプリケーションを終了しないと判断された場合(ステップS23でNO)、ステップS20の処理に戻り、表示制御部105aは、残時間が経過したか否かを判断する。なお、ステップS23において、メニュー画面を表示するためのボタンが押下された場合、ステップS7の処理に戻り、表示制御部105aは、引き続いてメニュー画面(図9)を表示するように報知部103を制御してもよい。
以上のような構成にすることによって、次のような効果がある。情報端末100において洗濯機200の現行程を表す運転状況画面が表示された場合、運転状況画面が放置されると必ず表示内容と現在の洗濯機200本体の状態とが不一致となる。そのため、情報端末100にて洗濯機200の現行程を表す運転状況画面が表示された時に、現行程が終了するまでの時間がカウントされる。これにより、行程が切り替わる(不一致となる)タイミングで再度問合せ信号を洗濯機200へ送信するように促すことができる。または、情報端末100に表示されている洗濯機200の行程と、洗濯機200の現在の行程とが不一致であることを使用者に報知することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3の洗濯システムの構成は、図1及び図3に示す実施の形態1の洗濯システムの構成と同じである。応答内容決定部203cは、行程管理部203aによって特定された行程の実施時間が第2の所定時間未満である場合には、行程管理部203aによって特定された行程の前の行程を示す情報を応答内容として決定する。
本実施の形態3の洗濯システムは、実施の形態1の図5〜図7に示すフローチャートのステップS36からステップS39までの動作が異なる。つまり、洗濯機200からの問合せ信号を受信してから応答信号を送信するまでの動作が異なる。図14は、本発明の実施の形態3における洗濯システムの動作を説明するためのフローチャートである。ただし、図14では、実施の形態1と異なる動作のみを図示している。
実施の形態3において、ステップS35までの動作は、実施の形態1と同じである。ステップS34において、洗濯機200の通信部202は、情報端末100の第1通信部101によって送信された問合せ信号を受信する。次に、ステップS35において、行程管理部203aは、洗濯機200が現在実施している行程(現行程)を特定する。
次に、ステップS44において、応答内容決定部203cは、行程管理部203aによって特定された現行程の開始から終了までの所要時間と、行程管理部203aによって特定された現行程が開始から現在時刻まで実施された実施時間とを行程時間管理部203bから取得する。ここで、行程時間管理部203bは、現行程の開始から現在時刻までの実施時間を計測している。
次に、ステップS45において、応答内容決定部203cは、現行程の実施時間が第2の所定時間(例えば、30秒)未満であるか否か判断する。すなわち、応答内容決定部203cは、情報端末100のアプリケーションを起動してから通信指示画面を表示する(ステップS9)までに要する操作時間の間に行程が変わるか否かを判断する。現行程の実施時間が第2の所定時間未満である場合は、洗濯機200が現在の行程に移行した直後である。そのため、使用者が知りたい洗濯機200の状態は、現行程の前の行程である可能性が高い。なお、第2の所定時間は、行程が切り替わった直後であるか否かを判断することが可能な時間である。
現行程の実施時間が第2の所定時間未満であると判断された場合(ステップS45でYES)、使用者が知りたい行程が現行程の前の行程である可能性が高いため、ステップS46において、応答内容決定部203cは、現行程の前の行程を情報端末100に返す応答内容として決定する。
一方、現行程の実施時間が第2の所定時間未満ではないと判断された場合(ステップS45でNO)、使用者が知りたい行程が現行程の前の行程である可能性が低いため、ステップS47において、応答内容決定部203cは、現行程を情報端末100に返す応答内容として決定する。実施の形態3において、ステップS40以降の動作は、実施の形態1と同じである。
以上のような構成にすることによって、次のような効果がある。情報端末100に洗濯機200の現行程について説明するための運転状況画面が表示される場合に、運転状況画面が表示されるまでに時間がかかったり、実際に近距離無線通信で洗濯機200と情報端末100とを通信させる際に、使用者が情報端末100を洗濯機200にかざすのに多少時間がかかったりするなど、使用者による情報端末100への操作に時間がかかる場合がある。そのため、使用者が知りたい行程は現在の行程の前の行程であったのに、情報端末100を操作している間に、行程が切り替わってしまう場合がある。
そのため、行程が切り替わった直後である場合、すなわち現行程の開始から現在時刻までの実施時間が第2の所定時間未満である場合において、現行程の前の行程が情報端末100に返す応答内容に決定されることにより、操作時間を考慮して洗濯機200の行程を情報端末100で報知することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4の洗濯システムの構成は、図1及び図3に示す実施の形態1の洗濯システムの構成と同じである。応答内容決定部203cは、行程管理部203aによって特定された行程の実施時間が第2の所定時間未満であり、かつ、行程管理部203aによって特定された行程の前の行程が運転開始時には予定されていない追加の行程であった場合には、行程管理部203aによって特定された行程の前の行程を示す情報を応答内容として決定する。
図15は、本発明の実施の形態4における、洗い運転、すすぎ運転、脱水運転及び乾燥運転からなる洗濯運転において実施される行程の一例を示す図である。
図15に示すように、脱水行程中に、洗濯機200が備える振動検知部(図示せず)によって、大きな振動が検知された場合、洗濯部201は、洗濯槽がアンバランスであると判断して、脱水行程を中断し、給水行程、洗濯物ほぐし行程、排水行程及び洗濯物ほぐし行程を実施した後、再度通常の脱水行程を実施する。給水行程、洗濯物ほぐし行程、排水行程及び洗濯物ほぐし行程は、脱水行程で洗濯槽のアンバランスが検知されなければ実施されない行程であり、通常の運転に対して追加で実施される行程(追加行程)である。
使用者にとって追加行程は、当初予定されていない行程であるので、何をしているか気になる行程であると想定できる。本実施の形態4において、通常は給水しない脱水運転中に急に給水が始まれば、使用者は洗濯機200が何故給水を始めたのか疑問に思う可能性が高い。
本実施の形態4は、実施の形態3の図14に示すフローチャートのステップS45以降の動作が異なる。つまり、洗濯機200の問合せ信号を受信してから応答信号を送信するまでの動作が異なる。図16は、本発明の実施の形態4における洗濯システムの動作を説明するためのフローチャートである。ただし、図16では、実施の形態1及び実施の形態3と異なる動作のみを図示している。
本実施の形態4において、応答内容決定部203cは、図14のステップS46の代わりに、現行程が追加行程であるか否かを判断する。現行程の実施時間が第2の所定時間未満であると判断された場合(ステップS45でYES)、ステップS61において、応答内容決定部203cは、現行程が追加行程であるか否かを判断する。なお、行程管理部203aは、洗濯機200が実施する行程が新たに追加された行程であるか否かを管理している。
ここで、現行程が追加行程であると判断された場合(ステップS61でYES)、ステップS62において、応答内容決定部203cは、現行程の前の行程が追加行程であるか否かを判断する。ここで、現行程の前の行程が追加行程ではないと判断された場合(ステップS62でNO)、又は、現行程の実施時間が第2の所定時間未満ではないと判断された場合(ステップS45でNO)、ステップS63において、応答内容決定部203cは、現行程を情報端末100に返す応答内容として決定する。
一方、現行程が追加行程ではないと判断された場合(ステップS61でNO)、又は、現行程の前の行程が追加行程であると判断された場合(ステップS62でYES)、ステップS64において、応答内容決定部203cは、現行程の前の行程を情報端末100に返す応答内容として決定する。実施の形態4において、ステップS40以降の動作は、実施の形態1と同じである。
以上のような構成にすることによって、次のような効果がある。現行程の開始から現在時刻までの実施時間が第2の所定時間未満である場合は、現行程が切り替わった直後であることを表している。また、運転中に新たな行程が追加された場合、洗濯運転全体の残時間(洗濯が終了する予定時間)が変わるので、新たに追加された行程は、使用者が知りたい行程である可能性が高い。そのため、使用者が所望する追加行程を情報端末100で優先して報知することができる。
なお、洗い運転において、洗濯物の汚れ具合を判断して洗い時間を短くする機能を有する洗濯機がある。また、乾燥運転において、洗濯物の乾き具合を判断して、乾燥行程の時間を調節する機能を有する洗濯機がある。
これらの場合、新たな行程が追加されるのでなく、洗濯している衣類の状態によって予定していた行程の所要時間が変更される。また、行程の所要時間が変更されると、現時点から洗濯運転が終了するまでの残時間も変更される。このため、応答内容決定部203cは、行程が切り替わった直後、即ち現行程の実施時間が第2の所定時間未満であり、かつ、現行程の前の行程において所要時間が変更されて、洗濯運転が終了するまでの残時間が訂正されている場合には、現行程の前の行程を示す情報を応答内容として決定してもよい。
このように、洗濯全体の残時間が変更された行程は使用者が知りたい行程である可能性が高い。そのため、使用者が所望する洗濯全体の残時間が変更された行程を情報端末100で優先して報知することができる。
なお、図6のステップS37において、現行程の所要時間が第1の所定時間未満ではないと判断された場合、現行程の実施時間が第2の所定時間未満であるか否かを判断し、図14のステップS45〜ステップS47の処理を行ってもよい。また、図6のステップS37において、現行程の所要時間が第1の所定時間未満ではないと判断された場合、現行程の実施時間が第2の所定時間未満であるか否かを判断し、図16のステップS45〜ステップS64の処理を行ってもよい。
また、使用者が知りたい行程を報知することができるので、電気機器は洗濯機に限定されず、食器洗い乾燥機、食器乾燥機、車洗浄機及び布団乾燥機などの各種洗浄装置にも適用することができる。また、電気機器は、複数の行程からなる運転を行う電気機器であればよい。
なお、上述した具体的実施形態には以下の構成を有する発明が主に含まれている。
本発明の一局面に係る電気機器は、複数の行程からなる運転を行う電気機器であって、前記電気機器が現在どの行程を実施しているかを問い合わせる問合せ信号を外部の情報端末から受信する受信部と、前記電気機器が現在どの行程を実施しているかを管理し、前記受信部によって前記問合せ信号を受信した時点の行程を特定する行程特定部と、前記行程特定部によって特定された行程の開始から終了までの所要時間、及び前記行程特定部によって特定された行程の現在時刻から終了までの残時間の少なくとも一方を決定する行程時間決定部と、前記行程時間決定部によって決定される前記所要時間及び前記残時間の少なくとも一方に応じて前記問合せ信号に対する応答内容を決定する応答内容決定部と、前記応答内容決定部によって決定された前記応答内容を前記情報端末へ送信する送信部とを備える。
この構成によれば、特定された行程の開始から終了までの所要時間及び特定された行程の現在時刻から終了までの残時間の少なくとも一方に応じて問合せ信号に対する応答内容が決定されるので、行程が切り替わる境界付近において、現在の電気機器本体が実施している行程と、情報端末に表示される表示内容とを一致させることができ、使用者が知りたい行程を推定して報知することができる。
また、上記の電気機器において、前記応答内容決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の前記所要時間が第1の所定時間以上である場合には、前記行程特定部によって特定された行程を示す情報を前記応答内容として決定し、前記行程特定部によって特定された行程の前記所要時間が前記第1の所定時間未満である場合には、前記行程特定部によって特定された行程の次の行程を示す情報を前記応答内容として決定することが好ましい。
この構成によれば、特定された現在の行程から次の行程に移行するまでの時間に応じて、現在の行程を示す情報又は現在の行程の次の行程を示す情報が応答内容として決定されるので、現在の電気機器本体が実施している行程と、情報端末に表示される表示内容とをより高精度に一致させることができる。
また、上記の電気機器において、前記応答内容決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の前記残時間が第1の所定時間以上である場合には、前記行程特定部によって特定された行程を示す情報を前記応答内容として決定し、前記行程特定部によって特定された行程の前記残時間が前記第1の所定時間未満である場合には、前記行程特定部によって特定された行程の次の行程を示す情報を前記応答内容として決定することが好ましい。
この構成によれば、特定された現在の行程から次の行程に移行するまでの時間に応じて、現在の行程を示す情報又は現在の行程の次の行程を示す情報が応答内容として決定されるので、現在の電気機器本体が実施している行程と、情報端末に表示される表示内容とをより高精度に一致させることができる。
また、上記の電気機器において、前記第1の所定時間は、現在の行程から次の行程に短時間で移行するか否かを判断することが可能な時間であることが好ましい。
この構成によれば、第1の所定時間は、現在の行程から次の行程に短時間で移行するか否かを判断することが可能な時間であるので、現在の電気機器本体が実施している行程と、情報端末に表示される表示内容とをより高精度に一致させることができる。
また、上記の電気機器において、前記応答内容決定部は、前記行程特定部によって特定された行程を示す情報と、前記行程特定部によって特定された行程の前記残時間とを前記応答内容として決定することが好ましい。
この構成によれば、行程特定部によって特定された行程を示す情報と、行程特定部によって特定された行程の残時間とが応答内容として決定される。情報端末において電気機器の現在の行程を表示した場合、表示画面が放置されると、必ず表示内容と現在の電気機器が実施している行程とが不一致となる。そのため、特定された行程の残時間が応答内容として決定され、情報端末に送信されることにより、情報端末において電気機器の現在の行程を表示する時に、現在の行程が終了するまでの時間を計時して、行程が切り替わるタイミングで再度問合せ信号を電気機器へ送信するように促すことができる。また、現在の電気機器本体が実施している行程と、情報端末に表示される表示内容とが不一致であることを使用者に報知することができる。
また、上記の電気機器において、前記行程時間決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の開始から現在時刻までの実施時間をさらに決定し、前記応答内容決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の前記実施時間が第2の所定時間未満である場合には、前記行程特定部によって特定された行程の前の行程を示す情報を前記応答内容として決定することが好ましい。
この構成によれば、特定された現在の行程の開始から現在時刻までの実施時間が第2の所定時間未満である場合とは、行程が切り替わった直後であることを表している。また、電気機器の状態を表示しようとした場合、使用者は情報端末を操作する必要があり、操作中に行程が切り替わる可能性がある。
そのため、特定された行程の開始から現在時刻までの実施時間が第2の所定時間未満である場合、特定された行程の前の行程を示す情報が応答内容として決定されるので、使用者の操作時間を考慮して、使用者が知りたい電気機器の行程を報知することができる。
また、上記の電気機器において、前記行程時間決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の開始から現在時刻までの実施時間をさらに決定し、前記応答内容決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の前記実施時間が第2の所定時間未満であり、かつ、前記行程特定部によって特定された行程の前の行程が運転開始時には予定されていない追加の行程であった場合には、前記行程特定部によって特定された行程の前の行程を示す情報を前記応答内容として決定することが好ましい。
この構成によれば、特定された現在の行程の開始から現在時刻までの実施時間が第2の所定時間未満である場合とは、行程が切り替わった直後であることを表している。また、新たな行程が追加されると、運転が終了する予定時間が変わるので、新たに追加された行程は使用者が知りたい行程である可能性が高い。
そのため、特定された行程の実施時間が第2の所定時間未満であり、かつ、特定された行程の前の行程が運転開始時には予定されていない追加の行程であった場合には、特定された行程の前の行程を示す情報が応答内容として決定されるので、使用者が知りたい行程を優先して報知することができる。
また、上記の電気機器において、前記行程時間決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の開始から現在時刻までの実施時間をさらに決定し、前記行程は、運転終了までの残時間を変更する行程を含み、前記応答内容決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の前記実施時間が第2の所定時間未満であり、かつ、前記行程特定部によって特定された行程の前の行程において運転終了までの残時間が変更されている場合には、前記行程特定部によって特定された行程の前の行程を示す情報を前記応答内容として決定することが好ましい。
この構成によれば、特定された現在の行程の開始から現在時刻までの実施時間が第2の所定時間未満である場合とは、行程が切り替わった直後であることを表している。また、電気機器が例えば洗濯機である場合、衣類の汚れ度合いによって洗濯運転全体の残時間が変わる場合がある。このように、電気機器では、運転終了までの残時間が変更される場合がある。運転時間が変更された行程は、使用者が知りたい行程である可能性が高い。
そのため、特定された行程の実施時間が第2の所定時間未満であり、かつ、特定された行程の前の行程において運転終了までの残時間が変更されている場合には、特定された行程の前の行程を示す情報が応答内容として決定されるので、使用者が知りたい行程を優先して報知することができる。
また、上記の電気機器において、前記第2の所定時間は、行程が切り替わった直後であるか否かを判断することが可能な時間であることが好ましい。
この構成によれば、第2の所定時間は、行程が切り替わった直後であるか否かを判断することが可能な時間であるので、使用者が知りたい行程を優先して報知することができる。
なお、発明を実施するための形態の項においてなされた具体的な実施態様または実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなく、本発明の精神と特許請求事項との範囲内で、種々変更して実施することができるものである。
本発明にかかる電気機器は、現在の電気機器が実施している行程と、情報端末に表示される電気機器の行程とを一致させることができ、複数の行程からなる運転を行う電気機器に有用である。

Claims (9)

  1. 複数の行程からなる運転を行う電気機器であって、
    前記電気機器が現在どの行程を実施しているかを問い合わせる問合せ信号を外部の情報端末から受信する受信部と、
    前記電気機器が現在どの行程を実施しているかを管理し、前記受信部によって前記問合せ信号を受信した時点の行程を特定する行程特定部と、
    前記行程特定部によって特定された行程の開始から終了までの所要時間、及び前記行程特定部によって特定された行程の現在時刻から終了までの残時間の少なくとも一方を決定する行程時間決定部と、
    前記行程時間決定部によって決定される前記所要時間及び前記残時間の少なくとも一方に応じて前記問合せ信号に対する応答内容を決定する応答内容決定部と、
    前記応答内容決定部によって決定された前記応答内容を前記情報端末へ送信する送信部とを備える電気機器。
  2. 前記応答内容決定部は、
    前記行程特定部によって特定された行程の前記所要時間が第1の所定時間以上である場合には、前記行程特定部によって特定された行程を示す情報を前記応答内容として決定し、
    前記行程特定部によって特定された行程の前記所要時間が前記第1の所定時間未満である場合には、前記行程特定部によって特定された行程の次の行程を示す情報を前記応答内容として決定する、
    請求項1記載の電気機器。
  3. 前記応答内容決定部は、
    前記行程特定部によって特定された行程の前記残時間が第1の所定時間以上である場合には、前記行程特定部によって特定された行程を示す情報を前記応答内容として決定し、
    前記行程特定部によって特定された行程の前記残時間が前記第1の所定時間未満である場合には、前記行程特定部によって特定された行程の次の行程を示す情報を前記応答内容として決定する、
    請求項1記載の電気機器。
  4. 前記第1の所定時間は、現在の行程から次の行程に短時間で移行するか否かを判断することが可能な時間である、
    請求項2又は3記載の電気機器。
  5. 前記応答内容決定部は、前記行程特定部によって特定された行程を示す情報と、前記行程特定部によって特定された行程の前記残時間とを前記応答内容として決定する、
    請求項1記載の電気機器。
  6. 前記行程時間決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の開始から現在時刻までの実施時間をさらに決定し、
    前記応答内容決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の前記実施時間が第2の所定時間未満である場合には、前記行程特定部によって特定された行程の前の行程を示す情報を前記応答内容として決定する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の電気機器。
  7. 前記行程時間決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の開始から現在時刻までの実施時間をさらに決定し、
    前記応答内容決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の前記実施時間が第2の所定時間未満であり、かつ、前記行程特定部によって特定された行程の前の行程が運転開始時には予定されていない追加の行程であった場合には、前記行程特定部によって特定された行程の前の行程を示す情報を前記応答内容として決定する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の電気機器。
  8. 前記行程時間決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の開始から現在時刻までの実施時間をさらに決定し、
    前記行程は、運転終了までの残時間を変更する行程を含み、
    前記応答内容決定部は、前記行程特定部によって特定された行程の前記実施時間が第2の所定時間未満であり、かつ、前記行程特定部によって特定された行程の前の行程において運転終了までの残時間が変更されている場合には、前記行程特定部によって特定された行程の前の行程を示す情報を前記応答内容として決定する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の電気機器。
  9. 前記第2の所定時間は、行程が切り替わった直後であるか否かを判断することが可能な時間である、
    請求項6〜8のいずれかに記載の電気機器。
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