JPWO2013099743A1 - 触覚提示装置 - Google Patents

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Abstract

触覚提示装置(10)は、天面側シャーシ(101)と底面側シャーシ(102)とからなり、内部空間を有するシャーシ(100)と、天面側シャーシ(101)に固定されており、操作面を有するタッチパネル(30)と、内部空間に配置されているアクチュエータ(20)と、アクチュエータ(20)とタッチパネル(30)との間に配置されている振動伝達部材(40)と、を備える。天面側シャーシ(101)は、タッチパネル(30)の操作面が外部へ露出するように形成されている天面側開口部(111)を有する天面部(1101)と、天面部(1101)の周縁部に形成されている側面部(1102)とを備える。アクチュエータ(20)は、側面部(1102)に固定されている。

Description

本発明は、操作に応じた触覚を操作者へ与える触覚提示装置に関する。
従来、操作者がタッチパネル等の操作入力パネルに指を直接接触させて操作入力を行うと、この操作入力に応じて、操作者の指に振動等の触覚を与える触覚提示装置が、各種考案されている。例えば、特許文献1では、触覚提示装置として、携帯型電子デバイスが記載されているが、基本的な触覚提示装置の構造は、図13に示すような構造からなる。図13は、従来の触覚提示装置10Pの構造を示す断面図である。図13は、触覚提示装置10Pの側面と平行な面における断面を示している。
触覚提示装置10Pは、天面側シャーシ101Pと底面側シャーシ102Pとからなるシャーシ100Pを備える。天面側シャーシ101Pは、操作面側となる天面部と、該天面部に直交する側面部とからなり、天面側内部空間110Pを有する。底面側シャーシ102Pは、天面側シャーシ101Pの天面部と対向する底面部と、該底面部に直交する側面部とからなり、底面側内部空間120Pを有する。天面側シャーシ101Pと底面側シャーシ102Pは、天面側内部空間110Pと底面側内部空間120Pとが連通するように、それぞれの側面部同士が接合されている。この構造により、所定の広さの内部空間を有するシャーシ100Pが構成されている。
天面側シャーシ101Pの天面部には、開口部111Pが形成されている。天面側シャーシ101Pの天面側内部空間110Pには、操作パネル30Pが配置されている。操作パネル30Pは、操作入力面が開口部111Pから外部へ露出するように配置されている。操作パネル30Pは、緩衝材50によって、天面側シャーシ101Pに装着されている。
底面側シャーシ102Pの底面側内部空間120Pには、保持部材121Pが形成されている。保持部材121Pは、底面部から突出するように形成されている。この保持部材121Pによって、平板状のアクチュエータ20Pが保持されている。アクチュエータ20Pは、平板状のベース基板と、平板状の圧電素子とからなる。圧電素子には、駆動用の電極が形成されている。アクチュエータ20Pは、ベース基板の平板面が操作パネル30Pの操作入力面と平行になるように保持されている。アクチュエータ20Pは、ベース基板が操作パネル30Pと対向し、圧電素子が底面側シャーシ102Pの底面部と対向するように、ベース基板の端部において保持されている。
アクチュエータ20Pの操作パネル30P側の面と、操作パネル30Pのアクチュエータ20P側の面との間には、パッド40が配置されている。パッド40の高さDは、予め設計時に、操作パネル30Pとアクチュエータ20Pとの間隔に一致するように設定されている。
アクチュエータ20Pが駆動されると、ベース基板の平板面に対して直交する方向に沿った振動が生じる。この振動は、パッド40を介して、操作パネル30Pへ伝達される。操作パネル30Pに伝達された振動は、操作パネル30Pと接触している操作者の指から、操作者に伝達される。これにより、操作者へ所定の触覚が提示される。
特開2010−152889号公報
しかしながら、図13に示すような従来の触覚提示装置10Pでは、次に示すような問題が生じる。図14は、従来の触覚提示装置10Pの構造による問題点を説明するための断面図である。図14(A)はアクチュエータ20Pのベース基板が所望の厚さよりも薄い場合を示し、図14(B)はアクチュエータ20Pのベース基板が所望の厚さよりも厚い場合を示す。なお、図14は、図13と同様に、触覚提示装置10Pの側面と平行な面における断面を示している。
図14(A)に示すように、アクチュエータ20Pのベース基板が所望の厚さよりも薄い場合、アクチュエータ20Pと操作パネル30Pとの間隔D’は、パッド40の高さDよりも長くなる(D’>D)。このため、例えば、操作パネル30Pとパッド40とを接着していた場合、図14(A)に示すように、パッド40とアクチュエータ20Pとの間に隙間Gapが生じる。これにより、アクチュエータ20Pが駆動されることで振動が発生しても、パッド40がアクチュエータ20Pのベース基板と接触していないため、操作パネル30Pに振動を伝達することができない。
図14(B)に示すように、アクチュエータ20Pのベース基板が所望の厚さよりも厚い場合、アクチュエータ20Pと操作パネル30Pとの間隔D”は、パッド40の高さDよりも短くなる(D”<D)。このため、図14(B)に示すように、アクチュエータ20Pが湾曲するように荷重Strsが加わり、荷重Strsの大きさによってはアクチュエータ20Pが破壊されてしまうことがある。
上記のような問題は、天面側シャーシ101Pと底面側シャーシ102Pのそれぞれの側面部が所望の高さと異なる場合、パッド40の高さDが所望の高さと異なる場合、底面側シャーシ102Pの保持部材121Pが所望の高さと異なる場合においても同様に発生する。このように、従来の構成では、触覚提示装置を構成する各部品の製造寸法精度、特にシャーシ100Pとアクチュエータ20Pの製造寸法精度が高くなければ、アクチュエータ20Pで発生した振動が操作パネル30Pへ確実に伝達されないという問題やアクチュエータ20Pが破壊されるという問題が発生する可能性があった。
本発明の目的は、操作者に対して確実に触覚を提供でき、且つ破損の可能性が非常に低い触覚提示装置を提供することにある。
本発明の触覚提示装置は、天面側シャーシと底面側シャーシとからなり、内部空間を有するシャーシと、天面側シャーシに固定されており、操作面を有するタッチパネルと、内部空間に配置されているアクチュエータと、アクチュエータとタッチパネルとの間に配置されている振動伝達部材と、を備えた触覚提示装置であって、天面側シャーシは、タッチパネルの操作面が外部へ露出するように形成されている天面側開口部を有する天面部と、天面部の周縁部に形成されている側面部とを備え、アクチュエータは、側面部に固定されている。
この構成では、従来の触覚提示装置のように、アクチュエータのベース基板の製造ばらつきによって、アクチュエータとパッドが接触せずにタッチパネルに振動を伝達することができないという問題やアクチュエータが湾曲するように荷重が加わることでアクチュエータが破壊されてしまうという問題は発生しない。この結果、確実に触覚提示ができ、信頼性の高い触覚提示装置を実現することができる。
本発明の触覚提示装置において、振動伝達部材は、一方端がタッチパネルにおけるアクチュエータと対向している側の面に当接し、他方端がアクチュエータに当接した状態で配置されていることが好ましい。特に、アクチュエータは圧電素子を有し、振動伝達部材は、タッチパネルにおけるアクチュエータと対向している側の面を含む平面と、アクチュエータにおける圧電素子が配置されていない側の面を含む平面との間の距離と等しい高さを有することが好ましい。
本発明の触覚提示装置において、アクチュエータは平板状であって平板面を有し、タッチパネルと対向している側の面の一部が天面側シャーシに当接していることが好ましい。
特に、タッチパネルは平板状であって平板面を有し、アクチュエータの平板面とタッチパネルの平板面とが略平行であり、アクチュエータは、これら平板面に直交する方向が振動方向である振動モードを有することが好ましい。
本発明の触覚提示装置において、振動伝達部材は、アクチュエータを平面視した際にアクチュエータの中心となる位置に当接した状態で配置されており、アクチュエータの周縁部が天面側シャーシに当接していることが好ましい。
特に、天面側シャーシの側面部は、天面部の周縁部側の部分と中央部側の部分とを有し、天面部の周縁部側の部分は中央部側の部分よりも厚く、天面部の中央部側の部分は天面部と平行な第1固定面を有し、アクチュエータの周縁部が第1固定面に当接していることが好ましい。
さらに、振動伝達部材は、タッチパネルにおけるアクチュエータと対向している側の面を含む平面と、第1固定面を含む平面との間の距離と等しい高さを有することが好ましい。
本発明の触覚提示装置において、振動伝達部材は、絶縁性を有することが好ましい。
この構成では、アクチュエータに印加される駆動電圧がタッチパネルに伝搬されることを、別途絶縁性シールドを行うことなく防止できる。これにより、絶縁処理のための大型化を防止できる。
本発明の触覚提示装置において、アクチュエータとタッチパネルとの間に、アクチュエータおよびタッチパネルに対して離間して配置され、振動伝達部材が挿通される貫通孔を有する補強部材を備えることが好ましい。
この構成では、補強部材により、タッチパネルの押し込みすぎや、触覚提示装置への急激な外部衝撃によるアクチュエータのたわみを制限でき、アクチュエータの破損を低減することができる。
特に、アクチュエータと補強部材との間隔、および、タッチパネルと補強部材との間隔は、アクチュエータの最大許容たわみ量以下であることが好ましい。
この構成では、アクチュエータのたわみによる破損を防止することができる。
さらに、補強部材は、天面側シャーシに一体形成されていることが好ましい。
この構成では、触覚提示装置の構成要素を少なくすることができる。
この発明によれば、操作者に対して確実に触覚を提供でき、且つ破損の可能性が非常に低い触覚提示装置を実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10の構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10を天面側から見た平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10がアクチュエータの製造ばらつきに影響されないことを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10を構成するアクチュエータ20の外観斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10において、固定点の数とタッチパネル30における発生力の関係を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10において、パッド40とアクチュエータ20との接触面積と、タッチパネル30に与える変位量との関係を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10の変形例であり、アクチュエータ20と異なる構造であるアクチュエータ20Aの外観斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る触覚提示装置10Aの構造を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る触覚提示装置10Aに外力が加わってアクチュエータ20が屈曲する状態を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る触覚提示装置10Bの構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10の変形例である触覚提示装置10C,10D,10Eの構造を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る触覚提示装置10Fの構造を示す断面図である。 従来の触覚提示装置10Pの構造を示す断面図である。 従来の触覚提示装置10Pの構造による問題点を説明するための断面図である。
本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置について、図を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10の構造を示す断面図である。図1は、触覚提示装置10の側面と平行な面における断面を示している。図2は、本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10を天面側から見た平面図である。
触覚提示装置10は、アクチュエータ20と、タッチパネル30と、シャーシ100とを備える。シャーシ100は、略直方体形状である。また、シャーシ100は、天面側から見て略方形状であり、所定の厚さを有する。シャーシ100は、天面側シャーシ101と底面側シャーシ102とから構成されている。天面側シャーシ101および底面側シャーシ102は、所定の剛性を有する金属や樹脂によって形成されている。
天面側シャーシ101は、天面部1101と、側面部1102とを備える。天面部1101は、天面側から見て略方形状の平板状であり、中央部に天面側開口部111が形成されている。すなわち、天面部1101は、平板面を有する。天面側開口部111は、天面部1101を厚さ方向に貫通する貫通孔である。天面側開口部111は、タッチパネル30の操作面が外部へ露出するように形成されている。このため、天面部1101は、触覚提示装置10における操作面側に位置することになる。側面部1102は、天面部1101の平板面と直交するように、天面部1101の周縁部に形成されている。これにより、天面側シャーシ101は、底面側シャーシ102と対向する側が開口するように形成されている。側面部1102の厚さ(天面部1101の平板面と直交する方向の寸法)は、シャーシ100内に配置されている各構成要素等によって、適宜決定されている。側面部1102は、厚さの異なる部分を有する。具体的には、側面部1102において、天面部1101の周縁部側の部分は、天面部1101の中央部側の部分よりも厚い。そして、側面部1102において、天面部1101の中央部側の部分は、第1固定面1103を有する。第1固定面1103は、天面部1101の平板面に平行な面を有する。このような構造により、天面側シャーシ101は、天面部1101と側面部1102とによって形成されている天面側内部空間110を有する。
底面側シャーシ102は、底面部1201と側面部1202とを備える。底面部1201は、天面側から見て略方形状の平板状であり、天面側シャーシ101の天面部1101と対向するように形成されている。すなわち、底面部1201は、平板面を有する。側面部1202は、底面部1201の平板面と直交するように、底面部1201の周縁部に形成されている。これにより、底面側シャーシ102は、天面側シャーシ101と対向する側が開口するように形成されている。側面部1202の厚さ(底面部1201の平板面と直交する方向の寸法)も、シャーシ100内に配置されている各構成要素等によって、適宜決定されている。このような構造により、底面側シャーシ102は、底面部1201と側面部1202とによって形成されている底面側内部空間120を有する。
このような構造からなる天面側シャーシ101と底面側シャーシ102は、それぞれの側面部1102,1202同士が接合されている。これにより、天面側内部空間110と底面側内部空間120とが連通することで形成されている内部空間を有するシャーシ100が構成されている。ここで、側面部1102と側面部1202の厚さを可能な限り薄くすれば、低背なシャーシ100を実現することができる。
シャーシ100の内部空間、より具体的には、天面側シャーシ101の天面側内部空間110には、タッチパネル30が配置されている。タッチパネル30は平板状であり、一方の主面が操作面となっている。すなわち、タッチパネル30は、平板面を有する。タッチパネル30は、当該操作面が天面側シャーシ101の天面側開口部111から外部へ露出するように、天面側シャーシ101に取り付けられている。具体的には、タッチパネル30の周縁部は、天面側開口部111から露出せず、当該周縁部に設けられた緩衝材50によって、天面部1101に取り付けられている。緩衝材50は、弾性の低い材料からなり、例えば接着剤等によって実現されている。このような弾性の低い材料からなる緩衝材50を用いることで、アクチュエータ20からタッチパネル30に伝達した振動が、シャーシ101へ漏洩することを防止することができる。
アクチュエータ20は、圧電アクチュエータであり、平板状のベース基板21と平板状の圧電素子22とを備える。すなわち、アクチュエータ20並びにベース基板21は、平板面を有する。ベース基板21は、42Niまたはステンレス鋼等の金属、ガラスエポキシ等の樹脂によって形成されている。ベース基板21は、弾性が高い方がよい。弾性を高くすることで、振動損失を小さくすることができる。また、ベース基板21を絶縁性樹脂によって形成した場合は、圧電素子22に印加される駆動信号(電圧)が、シャーシ100やタッチパネル30等に漏洩することを防止することができる。
圧電素子22は、圧電セラミックス等からなる平板状の圧電体と、該圧電体に駆動信号を印加する駆動電極とからなる。すなわち、圧電体は、平板面を有する。圧電体は、チタン酸ジルコン酸鉛系セラミックスを含む材料によって形成されればよく、ニオブ酸カリウムナトリウム等のアルカリニオブ酸系セラミックスなど非鉛系圧電体セラミックスなどを含む材料によって形成されていてもよい。駆動電極は、圧電体の対向する平板面にそれぞれ形成されている。圧電素子22は、d31モードで駆動され、圧電体の平板面に沿って伸縮するように変位する。圧電素子22は、ベース基板21の一方主面に配置されている。
圧電素子22の変位により、アクチュエータ20は屈曲し、ベース基板21の平板面に直交する方向に沿った振動を発生する。
アクチュエータ20は、ベース基板21の周縁部が天面側シャーシ101の第1固定面1103に当接するように配置されている。そして、ベース基板21は、第1固定面1103に対して、ネジ等の固定部材60によって堅固に固定されている。この際、ベース基板21における圧電素子22が配置されていない側の面が、第1固定面1103に当接するようにして、ベース基板21は固定されている。なお、図1では、固定部材60としてネジを用いた場合を示しているが、固定部材60として接着剤、接着テープ等を用いてもよい。このようにして、アクチュエータ20は、ベース基板21の平板面がタッチパネル30の操作面と略平行になるように保持されている。
アクチュエータ20とタッチパネル30との間には、パッド40が配置されている。パッド40は、例えば円柱状であり、弾性の高い材料からなる。パッド40の高さは、タッチパネル30におけるアクチュエータ20と対向している側の面を含む平面と、天面側シャーシ101の第1固定面1103を含む平面との間の距離Dと等しくされている。これにより、パッド40の高さは、タッチパネル30におけるアクチュエータ20と対向している側の面を含む平面と、アクチュエータ20における圧電素子22が配置されていない側の面を含む平面との間の距離Dと等しくされている。したがって、パッド40は、高さ方向の一方端がタッチパネル30におけるアクチュエータ20と対向している側の面に当接し、高さ方向の他方端がベース基板21に当接した状態で配置されている。この際、タッチパネル30が操作者によって押し込まれていない状態やアクチュエータ20が駆動していない状態であれば、タッチパネル30、パッド40、アクチュエータ20間には、特に力は加わらない。
触覚提示装置10はこのような構造を有するため、操作者が指でタッチパネルに直接触れて操作したことを検知して、アクチュエータ20が駆動されると、アクチュエータ20の振動がパッド40を介してタッチパネル30に伝達され、タッチパネル30が振動する。すなわち、パッド40は、アクチュエータ20の振動をタッチパネル30に伝達する振動伝達部材である。タッチパネル30に伝達された振動は、タッチパネル30と接触している操作者の指から操作者に伝達される。これにより、タッチパネル30を操作している操作者へ所定の触覚が提示される。
そして、触覚提示装置10では、アクチュエータ20の平板面とタッチパネル30の平板面とが略平行であり、これら平板面に直交する方向が振動方向となることで、アクチュエータ20の振動を、タッチパネル30へ効果的に与えることができる。また、アクチュエータ20の平板面とタッチパネル30の平板面とが略平行であることから、シャーシ100の厚さを薄くすることができ、薄型でありながら、効果的な触覚提示を行うことができる。
なお、アクチュエータ20を平面視した際にアクチュエータ20の中心となる位置にパッド40を配置するとよい。これにより、アクチュエータ20における振動の振幅が最大となる位置にパッド40が配置されているため、タッチパネル30により効果的に振動を伝達することができる。さらに、タッチパネル30を平面視した際のタッチパネル30の中心と、アクチュエータ20を平面視した際のアクチュエータ20の中心とが、シャーシ100を天面視した状態で、略一致するようにする。これにより、タッチパネル30により効果的に振動を伝達することができる。したがって、より一層効果的な触覚提示を行うことができる。
ところで、触覚提示装置のような複数の部品からなる構造体では、各部品の製造ばらつきが特性や信頼性に影響を与えることがある。触覚提示装置の場合、上述の課題にも示したように、アクチュエータとタッチパネルとの位置関係が重要である。次に、本実施形態に係る触覚提示装置10における、アクチュエータ20の製造ばらつきによる影響について説明する。図3は、本実施形態の触覚提示装置10がアクチュエータの製造ばらつきに影響されないことを説明するための図である。図3(A)はアクチュエータ20’のベース基板21’が所望の厚さよりも薄い場合を示し、図3(B)はアクチュエータ20”のベース基板21”が所望の厚さよりも厚い場合を示す。なお、図3は、図1と同様に、触覚提示装置10の側面と平行な面における断面を示している。
上述したように、触覚提示装置10においては、タッチパネル30が取り付けられている天面側シャーシ101にアクチュエータも取り付けられている。アクチュエータは、ベース基板の周縁部が天面側シャーシ101の第1固定面1103に当接するように取り付けられている。このため、図3(A)に示すようにアクチュエータ20’のベース基板21’が所望の厚さよりも薄い場合であっても、図3(B)に示すようにアクチュエータ20”のベース基板21”が所望の厚さよりも厚い場合であっても、タッチパネル30におけるアクチュエータと対向している側の面を含む平面と、アクチュエータにおける圧電素子22が配置されていない側の面を含む平面との間の距離Dは変化しない。
したがって、距離Dは、パッド40の高さと常に一致する。これにより、従来の触覚提示装置のように、アクチュエータのベース基板の製造ばらつきによって、アクチュエータとパッドが接触せずにタッチパネルに振動を伝達することができないという問題やアクチュエータが湾曲するように荷重が加わることでアクチュエータが破壊されてしまうという問題は発生しない。この結果、確実に触覚提示ができ、信頼性の高い触覚提示装置10を実現することができる。
また、アクチュエータ20の天面側シャーシ101への取り付けは、次に示す構造を用いるとよい。図4は、本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10を構成するアクチュエータ20の外観斜視図である。
アクチュエータ20のベース基板21は、平面視して略正方形である。圧電素子22は、平面視して円形である。圧電素子22を平面視した際の圧電素子22の中心とベース基板21を平面視した際のベース基板21の中心とは一致している。言い換えれば、圧電素子22を平面視した際の圧電素子22の中心とベース基板21を平面視した際のベース基板21の中心とは、アクチュエータ20を平面視した際のアクチュエータ20の中心と一致している。
ベース基板21には、固定用貫通孔210が形成されている。固定用貫通孔210は、ベース基板21を平面視した際の四つの角近傍に形成されている。ベース基板21を平面視した際のベース基板21の中心から各固定用貫通孔210までの距離Rは、同じである。アクチュエータ20は、これら固定用貫通孔210を挿通する固定部材(ネジ)60によって、天面側シャーシ101に固定されている。
なお、図4では四つの固定用貫通孔210が形成されていたが、本発明はこれに限るものではない。図5は、本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10において、固定点の数とタッチパネル30における発生力の関係を示すグラフである。ここで、固定点とは、アクチュエータ20を天面側シャーシ101に固定する点であり、具体的には、固定用貫通孔210である。図5において、タッチパネル30における発生力が大きいということは、アクチュエータ20の振動がタッチパネル30に少ない損失で伝達されていることを意味する。図5に示すように、固定点の数を多くするほど、タッチパネル30における発生力は大きくなる。しかしながら、固定点の数が増加するほど、ベース基板21の固定に要する面積が広くなり、小型化には不利となる。そこで、図5から分かるように、固定点数の増加に対するタッチパネル30における発生力の増加量が徐々に少なくなるため、必要な発生力が得られる範囲で、固定点の数を、適宜最小値に設定するとよい。これにより、必要な発生力の確保と小型化とを両立することができる。
また、図5では、アクチュエータ20を平面視した際のアクチュエータ20の中心を基準にして各固定点を回転対称に配置した場合を示しており、このような回転対称に固定点を配置することで、上述の効果を確実に得ることができる。
さらに、図4に示すように、ベース基板21を平面視した際のベース基板21の中心から各固定点(固定用貫通孔210)までの距離Rは、同じにすることが望ましい。これは、タッチパネル30における発生力は、ベース基板21を平面視した際のベース基板21の中心から最も近い距離に位置する固定点に影響されるため、当該距離に存在する固定点の数に発生力が影響を受けるからである。
また、図5の結果は、固定部材60がネジである場合を示しているが、他の固定方法であっても同様の作用・効果を得ることができる。例えば、固定部材60が接着テープである場合であれば、ベース基板21を平面視した際のベース基板21の中心からの距離が一定である接着テープの数、固定部材60が接着剤である場合であれば、ベース基板21を平面視した際のベース基板21の中心からの距離が一定である接着剤の塗布箇所の数が、固定点の数に相当する。
なお、アクチュエータ20の振動の振幅は、駆動信号の大きさ(電圧)が同じであれば、ベース基板21を平面視した際のベース基板21の中心からの距離が長くなるほど大きくなる。一方で、発生力は、ベース基板21を平面視した際のベース基板21の距離が長くなるほど小さくなる。これらの条件を考慮し、触覚提示装置10として必要な振動をタッチパネル30が与えられるように、ベース基板21を平面視した際のベース基板21の中心から各固定点(固定用貫通孔210)までの距離Rを設定するとよい。
さらに、パッド40は、アクチュエータ20への接触面積を適宜設定するとよい。図6は、パッド40とアクチュエータ20との接触面積と、タッチパネル30に与える変位量との関係を示す図である。図6に示すように、パッド40とアクチュエータ20との接触面積が小さくなるほど、タッチパネル30に与える変位量は大きくなる。この点では、パッド40とアクチュエータ20との接触面積は、できる限り小さい方がよい。しかしながら、パッド40とアクチュエータ20との接触面積が小さすぎると、パッド40が非常に小型となるために取り扱いが困難になり、製造時の作業効率が低下してしまう可能性がある。したがって、現実的には、パッド40とアクチュエータ20との接触面積が1mm程度になるように、パッド40の形状を決定するとよい。
このように、アクチュエータ20の固定態様およびパッド40の設置態様を、さらに厳密に設定することで、上述の信頼性等の作用効果とともに、より効率的に触覚を提示する触覚提示装置を実現することができる。
また、図4では平面視して略正方形のベース基板21に平面視して円形の圧電素子22を配置したアクチュエータ20を例に示したが、図7に示すような形状のアクチュエータ20Aを用いてもよい。図7は、本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10の変形例であり、アクチュエータ20と異なる構造であるアクチュエータ20Aの外観斜視図である。アクチュエータ20Aは、ベース基板21Aと、圧電素子22Aとを備える。ベース基板21Aは、平面視して矩形状である。圧電素子22Aは、平面視して矩形状である。ベース基板21Aの一方主面には、圧電素子22Aが配置されている。圧電素子22Aの長さは、ベース基板21Aの長さよりも短い。圧電素子22Aの幅は、ベース基板21Aの幅と略同じである。圧電素子22Aを平面視した際の圧電素子22Aの中心とベース基板21Aを平面視した際のベース基板21Aの中心とは、略一致している。ベース基板21Aには、固定用貫通孔210Aが形成されている。固定用貫通孔210Aは、ベース基板21Aを平面視した際の四つの角近傍に形成されている。ベース基板21Aを平面視した際のベース基板21Aの中心から各固定用貫通孔210Aまでの距離Rは、同じである。このような構成であっても、上述のアクチュエータ20と同じ作用効果を得ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る触覚提示装置について、図を参照して説明する。図8は、本発明の第2の実施形態に係る触覚提示装置10Aの構造を示す断面図である。図8は、触覚提示装置10Aの側面と平行な面における断面を示している。なお、本実施形態の触覚提示装置10Aは、第1の実施形態で示した触覚提示装置10に対して、補強部材70を追加したものであり、関連する箇所のみを詳細に説明する。
触覚提示装置10Aは、第1の実施形態の触覚提示装置10と同様に、アクチュエータ20と、タッチパネル30とを有する。そして、触覚提示装置10Aは、第1の実施形態の触覚提示装置10におけるシャーシ100に代えて、シャーシ100Aを備える。シャーシ100Aは、天面側シャーシ101Aと底面側シャーシ102とから構成されている。天面側シャーシ101Aは、天面部1101と側面部1102Aとを備える。天面部1101は、第1の実施形態と同じであり、天面開口部111を有する。側面部1102Aは、第1の実施形態に示した側面部1102と同様に、側面部1102と同様に、天面部1101の平板面と直交するように、天面部1101の周縁部に形成されており、厚さの異なる部分を有する。具体的には、側面部1102Aにおいて、天面部1101の周縁部側の部分は、天面部1101の中央部側の部分よりも厚い。そして、側面部1102Aにおいて、天面部1101の中央部側の部分は、第1固定面1103Aを有する。第1固定面1103Aは、天面部1101の平板面に平行な面を有する。このような構造により、天面側シャーシ101Aは、天面部1101と側面部1102Aとによって形成されている天面側内部空間110Aを有する。底面側シャーシ102は、第1実施形態と同じである。
このような構造からなる天面側シャーシ101Aと底面側シャーシ102は、それぞれの側面部1102A,1202同士が接合されている。これにより、天面側内部空間110Aと底面側内部空間120とが連通することで形成されている内部空間を有するシャーシ100Aが構成されている。
シャーシ100Aの内部空間、より具体的には、天面側シャーシ101Aの天面側内部空間110Aには、タッチパネル30と、補強部材70とが取り付けられている。タッチパネル30の緩衝材50による天面側シャーシ101Aへの取り付け構造は、第1の実施形態と同じである。
補強部材70は、平板状であり、外周部71と内周部72とからなる。外周部71と内周部72とは厚さが異なり、外周部71は内周部72よりも厚く形成されている。この厚さの差により、補強部材70の一方の面には、所定深さ(高さ)の凹部74が形成されている。補強部材70を平面視した際の中央部には、貫通孔73が形成されている。言い換えれば、内周部72の中央に貫通孔73が形成されている。貫通孔73の開口径は、少なくともパッド40が挿通される程度である。補強部材70は、シャーシ100Aと同様に、剛性の高い材質からなる。さらには、補強部材70が絶縁性材料からなることが望ましい。補強部材70を絶縁性材料とすることで、アクチュエータ20に印加される駆動信号が、シャーシ100Aへ漏洩することを防止することができる。これにより、シャーシ100Aを金属等の導電性を有する材料で形成しても、操作者へ駆動信号が漏洩することを防止することができる。
補強部材70は、凹部74が形成されていない側の面が第1固定面1103Aに当接するように、天面側シャーシ101Aに固定されている。補強部材70とタッチパネル30との間には、緩衝材51が配置されている。緩衝材51は、緩衝材50と略同じ形状であり、タッチパネル30を挟んで、対向するように配置されている。
アクチュエータ20は、第1の実施形態と同じ構造を有するが、補強部材70に、固定部材60によって固定されている。この際、アクチュエータ20は、補強部材70における凹部74が形成されている側に配置されている。そして、アクチュエータ20は、ベース基板21が外周部71に当接するようにして、補強部材70に固定されている。
このような構造とすることで、アクチュエータ20と補強部材70の内周部72との間に、凹部74からなる空隙が形成されている。言い換えれば、アクチュエータ20と補強部材70の内周部72とが所定間隔で離間されている。
アクチュエータ20の中央部と、タッチパネル30の中央部との間には、補強部材70の貫通孔73を挿通するようにして、パッド40Aが配置されている。パッド40Aの高さは、タッチパネル30におけるアクチュエータ20と対向している側の面を含む平面と、補強部材70の外周部71のアクチュエータ20が固定されている側の面を含む平面との間の距離と等しくされている。これにより、パッド40Aの高さは、タッチパネル30におけるアクチュエータ20と対向している側の面を含む平面と、アクチュエータ20における圧電素子22が配置されていない側の面を含む平面との間の距離と等しくされている。したがって、パッド40Aは、第1の実施形態と同様に、高さ方向の一方端がタッチパネル30におけるアクチュエータ20と対向している側の面に当接し、高さ方向の他方端がベース基板21に当接した状態で配置されている。この際、タッチパネル30が操作者によって押し込まれていない状態やアクチュエータ20が駆動していない状態であれば、タッチパネル30、パッド40A、アクチュエータ20間には、特に力は加わらない。
このような構造であっても、第1の実施形態と同様に、アクチュエータ20で発生した振動を、タッチパネル30へ与えることができ、操作者へ振動の触覚を与えることができる。また、アクチュエータのベース基板の製造ばらつきによって、アクチュエータとパッドが接触せずにタッチパネルに振動を伝達することができないという問題やアクチュエータが湾曲するように荷重が加わることでアクチュエータが破壊されてしまうという問題は発生しない。この結果、確実に触覚提示ができ、信頼性の高い触覚提示装置10Aを実現することができる。
さらに、本実施形態の構造では、次のような効果が得られる。タッチパネル30と補強部材70との間隔は、アクチュエータ20の最大許容たわみ量以下になっている。また、補強部材70の内周部72とアクチュエータ20との間隔(凹部74の深さ)も、アクチュエータ20の最大許容たわみ量以下になっている。最大許容たわみ量とは、アクチュエータ20を構成する圧電素子22が平板面に直交する方向へ屈曲した場合に、圧電素子22を構成する圧電体が破壊する臨界の屈曲量(平板面に直交する方向の長さ)を意味している。すなわち、最大許容たわみ量よりも大きな屈曲が生じると、圧電体が破壊されてしまう。
図9は、本実施形態に係る触覚提示装置10Aに外力が加わってアクチュエータ20が屈曲する状態を示す断面図である。図9(A)は操作者の指が強い力でタッチパネル30を押した場合を示し、図9(B)は触覚提示装置10Aに外部から衝撃が加わり、アクチュエータ20がタッチパネル30側に屈曲した場合を示している。
図9(A)に示すように、タッチパネル30が強く押し込まれると、タッチパネル30は、シャーシ100A内に沈み込む。このシャーシ100Aの沈み込みに応じて、パッド40も沈み込み、アクチュエータ20の中央部に押圧力が作用する。アクチュエータ20は、周縁部が固定されているので、この押圧力により屈曲してしまう。
しかしながら、タッチパネル30と補強部材70との間隔がアクチュエータ20の最大許容たわみ量以下であれば、タッチパネル30の沈み込み量は補強部材70によって一定量とされるため、このタッチパネル30の沈み込みにより発生する押圧力によるアクチュエータ20の屈曲は、アクチュエータ20の最大許容たわみ量以下となる。したがって、このような押圧力が加わっても、アクチュエータ20の圧電体の破壊を防止することができる。この際、圧電素子22と、底面側シャーシ102の内面との距離を、アクチュエータ20の最大許容たわみ量よりも大きくすれば、タッチパネル30の沈み込みにより発生する押圧力によるアクチュエータ20の屈曲により、圧電素子22が底面側シャーシ102へ接触することもない。したがって、アクチュエータ20の屈曲による圧電体の破壊を、より確実に防止することができる。
図9(B)に示すように、外部から衝撃が加わると、アクチュエータ20がタッチパネル30側に屈曲することがある。しかしながら、アクチュエータ20と補強部材70の内周部72との間隔がアクチュエータ20の最大許容たわみ量以下であれば、アクチュエータ20のたわみ量は補強部材70の内周部72によって一定量とされるため、この外力によるアクチュエータ20の屈曲は、アクチュエータ20の最大許容たわみ量以下となる。したがって、このような外力が加わっても、アクチュエータ20の圧電体の破壊を防止することができる。この際、アクチュエータ20が屈曲しても、圧電素子22が補強部材70に接触することはない。したがって、アクチュエータ20の屈曲による圧電体の破壊を、より確実に防止することができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る触覚提示装置について、図を参照して説明する。図10は、本発明の第3の実施形態に係る触覚提示装置10Bの構造を示す断面図である。図10は、触覚提示装置10Bの側面と平行な面における断面を示している。
図10に示す触覚提示装置10Bは、第2の実施形態の触覚提示装置10Aとほぼ同様の構成を有しているが、触覚提示装置10Aの天面側シャーシ101Aと補強部材70とを一体化した天面側シャーシ101Bを備える点でことなる。
触覚提示装置10Bは、第2の実施形態の触覚提示装置10Aにおけるシャーシ100Aに代えて、天面側シャーシ101Bと底面側シャーシ102とから構成されているシャーシ100Bを備える。天面側シャーシ101Bは、第2の実施形態の触覚提示装置10Aの天面側シャーシ101Aと補強部材70とを一体化したものであり、天面部1101と側面部1102Bとを備える。このため、天面側シャーシ101Bは、第2の実施形態と同様に、天面部1101と側面部1102Bとによって形成されている天面側内部空間110Bを有する。 このような構造とすることで、天面側シャーシと補強部材との取り付け精度の影響を鵜受けないため、タッチパネル30とアクチュエータ20との間隔を、より高精度に実現することができる。
なお、上述の各実施形態の構成に加えて、図11に示すように、アクチュエータ20における圧電素子22が配置されている側にカバー部材を設けるとよい。
図11は、本発明の第1の実施形態に係る触覚提示装置10の変形例である触覚提示装置10C,10D,10Eの構造を示す断面図である。図11は、触覚提示装置10C,10D,10Eの側面と平行な面における断面を示している。
図11(A)に示す触覚提示装置10Cでは、圧電素子22と接触しておらず、周縁部がベース基板21に接合されているカバー部材80Aを備えている。図11(B)に示す触覚提示装置10Dでは、圧電素子22をコーティングするように形成されているカバー部材80Bを備えている。これらのカバー部材80A,80Bは、ベース基板21よりも剛性が低い材質を用いている。図11(C)に示す触覚提示装置10Eでは、圧電素子22と接触しておらず、ベース基板21の全面を覆うように形成されているカバー部材80Cを備えている。カバー部材80Cは、アクチュエータ20のベース基板21と同様に、天面側シャーシ101に固定されている。
このようなカバー部材80A,80B,80Cを用いることで、圧電素子22を構成している圧電素子から発生するパーティクルが、シャーシ100の内部空間に飛散することを防止することができる。これにより、当該パーティクルによる他の構成要素への悪影響を防止することができる。また、カバー部材80A,80B,80Cを用いることで、圧電素子22を外部環境から保護することができる。例えば、天面側シャーシ101と底面側シャーシ102とを接合する際に、作業者が圧電素子22に触ってしまい破損すること等を防止することができる。
また、上述の各実施形態では、ベース基板21の圧電素子22が配置されていない側の面で、アクチュエータ20を天面側シャーシ101に固定する例を示したが、図12に示すような構造であってもよい。図12は、本発明の第4の実施形態に係る触覚提示装置10Fの構造を示す断面図である。図12は、触覚提示装置10Fの側面と平行な面における断面を示している。
図12に示す触覚提示装置10Fは、第1の実施形態の触覚提示装置10に対して、
アクチュエータを天面側シャーシに固定する構造を変更したものであり、関連する箇所のみを詳細に説明する。触覚提示装置10Fは、第1の実施形態の触覚提示装置10におけるシャーシ100に代えて、シャーシ100Cを備える。シャーシ100Cは、天面側シャーシ101Cと底面側シャーシ102とから構成されている。天面側シャーシ101Cは、天面部1101と側面部1102Cとを備えている。そして、ベース基板21の側面が、天面側シャーシ101Cの側面部1102Cに当接している。ベース基板21は、この当接面において固定部材60によって天面側シャーシ101Cの側面部1102Cへ固定されている。
このような構成であっても、タッチパネル30とアクチュエータ20とがともに天面側シャーシ101Cに固定されている。したがって、天面側シャーシ101Cと底面側シャーシ102との組み付け精度によることなく、アクチュエータ20とタッチパネル30との所定の間隔で、高精度に組み付けることが可能になる。
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F:触覚提示装置、
20,20’,20”,20A:アクチュエータ、
21,21’,21”,22A:ベース基板、
22,22A:圧電素子、
30:タッチパネル、
40,40A,40B:パッド、
50,51:緩衝材、
60:固定部材、
70:補強部材、
71:外周部、
72:内周部、
73:貫通孔、
74:凹部、
100,100A,100B,100C:シャーシ、
101,101A,101B,101C:天面側シャーシ、
110,110A,110B,110C:天面側内部空間、
111:開口部、
102:底面側シャーシ、
120:底面側内部空間、
1101:天面部、
1102,1102A,1102B,1102C,1202:側面部、
1103,1103A:第1固定面、
1201:底面部
本発明の触覚提示装置は、天面側シャーシと底面側シャーシとからなり、内部空間を有するシャーシと、天面側シャーシに固定されており、操作面を有するタッチパネルと、内部空間に配置されているアクチュエータと、アクチュエータとタッチパネルとの間に配置されている振動伝達部材と、を備えた触覚提示装置であって、天面側シャーシは、タッチパネルの操作面が外部へ露出するように形成されている天面側開口部を有する天面部と、天面部の周縁部に形成されている側面部とを備え、アクチュエータは、側面部に固定されている。振動伝達部材は、一方端がタッチパネルにおけるアクチュエータと対向している側の面に当接し、他方端がアクチュエータに当接した状態で配置されている。
本発明の触覚提示装置において、特に、アクチュエータは圧電素子を有し、振動伝達部材は、タッチパネルにおけるアクチュエータと対向している側の面を含む平面と、アクチュエータにおける圧電素子が配置されていない側の面を含む平面との間の距離と等しい高さを有することが好ましい。

Claims (12)

  1. 天面側シャーシと底面側シャーシとからなり、内部空間を有するシャーシと、
    前記天面側シャーシに固定されており、操作面を有するタッチパネルと、
    前記内部空間に配置されているアクチュエータと、
    前記アクチュエータと前記タッチパネルとの間に配置されている振動伝達部材と、を備えた触覚提示装置であって、
    前記天面側シャーシは、前記タッチパネルの操作面が外部へ露出するように形成されている天面側開口部を有する天面部と、前記天面部の周縁部に形成されている側面部とを備え、
    前記アクチュエータは、前記側面部に固定されている、触覚提示装置。
  2. 前記振動伝達部材は、一方端が前記タッチパネルにおける前記アクチュエータと対向している側の面に当接し、他方端が前記アクチュエータに当接した状態で配置されている、請求項1に記載の触覚提示装置。
  3. 前記アクチュエータは圧電素子を有し、
    前記振動伝達部材は、前記タッチパネルにおける前記アクチュエータと対向している側の面を含む平面と、前記アクチュエータにおける前記圧電素子が配置されていない側の面を含む平面との間の距離と等しい高さを有する、請求項2に記載の触覚提示装置。
  4. 前記アクチュエータは平板状であって平板面を有し、前記タッチパネルと対向している側の面の一部が前記天面側シャーシに当接している、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の触覚提示装置。
  5. 前記タッチパネルは平板状であって平板面を有し、
    前記アクチュエータの平板面と前記タッチパネルの平板面とが略平行であり、
    前記アクチュエータは、これら平板面に直交する方向が振動方向である振動モードを有する、請求項4に記載の触覚提示装置。
  6. 前記振動伝達部材は、前記アクチュエータを平面視した際に前記アクチュエータの中心となる位置に当接した状態で配置されており、
    前記アクチュエータの周縁部が前記天面側シャーシに当接している、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の触覚提示装置。
  7. 前記天面側シャーシの側面部は、前記天面部の周縁部側の部分と中央部側の部分とを有し、前記天面部の周縁部側の部分は中央部側の部分よりも厚く、前記天面部の中央部側の部分は前記天面部と平行な第1固定面を有し、
    前記アクチュエータの周縁部が前記第1固定面に当接している、請求項6に記載の触覚提示装置。
  8. 前記振動伝達部材は、前記タッチパネルにおける前記アクチュエータと対向している側の面を含む平面と、前記第1固定面を含む平面との間の距離と等しい高さを有する、請求項7に記載の触覚提示装置。
  9. 前記振動伝達部材は、絶縁性を有する、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の触覚提示装置。
  10. 前記アクチュエータと前記タッチパネルとの間に、前記アクチュエータおよび前記タッチパネルに対して離間して配置され、前記振動伝達部材が挿通される貫通孔を有する補強部材を備える、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の触覚提示装置。
  11. 前記アクチュエータと前記補強部材との間隔、および、前記タッチパネルと前記補強部材との間隔は、前記アクチュエータの最大許容たわみ量以下である、請求項10に記載の触覚提示装置。
  12. 前記補強部材は、前記天面側シャーシに一体形成されている、請求項10または請求項11に記載の触覚提示装置。
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