JPWO2013042296A1 - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

電子機器100は、第1の筐体101と、第2の筐体102と、第1の回転軸A101を回転の中心として第1の筐体を回動可能に係合し且つ第1の回転軸と平行な第2の回転軸A102を回転の中心として第2の筐体を回動可能に係合する連結部材103と、を備え、回転角度が0度又は360度である状態にて、第1の回転軸と第2の回転軸との間の距離が、第1の筐体の厚さと第2の筐体の厚さとの和の半分と、第1の筐体と第2の筐体との間の隙間と、の和に一致するように構成され、且つ、第1の筐体側連結部の厚さから、第1の筐体の厚さを減じた値の半分だけ、第1の筐体の基準方向における中心から第2の筐体側へ移動した位置に第1の回転軸が配置されるように構成される。

Description

本発明は、第1の筐体と第2の筐体とを回動可能に構成された電子機器に関する。
第1の筐体と第2の筐体とを回動可能に構成された電子機器が知られている。この種の電子機器の一つとして、特許文献1に記載の電子機器90は、図1に示したように、略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第1の筐体91と、略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第2の筐体92と、当該第1の筐体91と当該第2の筐体92とを連結する連結部材93と、を備える。
連結部材93は、第1の筐体91の一端に形成された第1の筐体側連結部91aを通る第1の回転軸A91を回転の中心として当該第1の筐体91を回動可能に係合する。更に、連結部材93は、第2の筐体92の一端に形成された第2の筐体側連結部92aを通り且つ当該第1の回転軸A91と平行な第2の回転軸A92を回転の中心として当該第2の筐体92を回動可能に係合する。
これにより、電子機器90は、第1の筐体91及び第2の筐体92が形成する角度である回転角度を0度(図2に示した状態)と360度(図3に示した状態)との間で変更可能に構成される。
特開2005−155750号公報
ところで、上記電子機器90においては、図2に示したように、回転角度が0度である状態にて、第1の筐体の基準方向D90における中心C91に第1の回転軸が配置される。ここで、基準方向D90は、第1の筐体91の正面と直交する方向である。
一方、図4に示したように、回転角度が0度である状態において、第1の筐体91の厚さT91が、第1の筐体側連結部91aの基準方向D90における厚さT91aよりも小さくなるように電子機器90が構成される場合がある。
従って、この場合、上記電子機器90においては、図4に示した回転角度が0度である状態、及び、図5に示した回転角度が360度である状態、のいずれにおいても、第1の筐体側連結部91aは、第1の筐体91の、第1の筐体側連結部91a以外の部分が形成する平面P91から突出してしまう。
このため、本発明の第1の目的は、上述した課題である「第1の筐体側連結部が、第1の筐体の、第1の筐体側連結部以外の部分が形成する平面から突出してしまうこと」を解決することが可能な電子機器を提供することにある。
また、電子機器90は、第1の筐体91と第2の筐体92とが、同じ角度だけ逆向きに連結部材93に対して回動するように構成されている。従って、図6及び図7に示したように、回転角度が180度である状態において、基準方向D90に直交する平面(即ち、第1の筐体91の正面と第2の筐体92の正面とが形成する平面と平行な平面)内に2つの回転軸(第1の回転軸A91及び第2の回転軸A92)が並ぶように配置される。ここで、基準方向D90は、第1の筐体91の正面と直交する方向である。
従って、第1の筐体91の正面及び第2の筐体92の正面のそれぞれに、情報を表示する表示部を配設した場合、回転角度が180度である状態において、表示部間の隙間が過大となる虞がある。
そこで、回転角度が0度である状態から、回転角度が180度である状態へ変化する間、第1の筐体91が、連結部材93に対して回動し、且つ、第2の筐体92が、連結部材93に対して回動しないように電子機器90を構成することが好適であると考えられる。
この場合、図8及び図9に示したように、回転角度が180度である状態において、基準方向D90を含む平面(即ち、第1の筐体91の正面が形成する平面と直交する平面、又は、第2の筐体92の正面が形成する平面と直交する平面)内に2つの回転軸(第1の回転軸A91及び第2の回転軸A92)が並ぶように配置される。従って、第1の筐体91の正面及び第2の筐体92の正面のそれぞれに、情報を表示する表示部を配設した場合、回転角度が180度である状態において、表示部間の隙間を十分に小さくすることができる。
しかしながら、このように構成された電子機器90においては、回転角度が180度である状態において、第1の筐体91の正面と第2の筐体92の正面との間に段差が形成されてしまうという課題があった。
このため、本発明の第2の目的は、上述した課題である「第1の筐体の正面と第2の筐体の正面との間に段差が形成されること」を解決することが可能な電子機器を提供することにある。
上述した第1の目的を達成するため本発明の一形態である電子機器は、
略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第1の筐体と、
略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第2の筐体と、
上記第1の筐体の一端に形成された第1の筐体側連結部を通る第1の回転軸を回転の中心として当該第1の筐体を回動可能に係合するとともに、上記第2の筐体の一端に形成された第2の筐体側連結部を通り且つ当該第1の回転軸と平行な第2の回転軸を回転の中心として当該第2の筐体を回動可能に係合することにより、当該第1の筐体及び当該第2の筐体が形成する角度である回転角度を0度と360度との間で変更可能に、当該第1の筐体と当該第2の筐体とを連結する連結部材と、
を備え、
上記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、上記第1の回転軸と上記第2の回転軸との間の、上記第1の筐体の正面と直交する方向である基準方向における距離が、当該第1の筐体の厚さと、当該第2の筐体の厚さと、の和の半分と、当該第1の筐体と当該第2の筐体との間の当該基準方向における隙間と、の和に一致するように構成され、且つ、上記第1の筐体側連結部の、当該基準方向における厚さから、当該第1の筐体の厚さを減じた値の半分だけ、当該第1の筐体の当該基準方向における中心から、当該第2の筐体側へ移動した位置に、当該第1の回転軸が配置されるように構成される。
上述した第2の目的を達成するため本発明の一形態である電子機器は、
略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第1の筐体と、
略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第2の筐体と、
上記第1の筐体の一端に形成された第1の筐体側連結部を通る第1の回転軸を回転の中心として当該第1の筐体を回動可能に係合するとともに、上記第2の筐体の一端に形成された第2の筐体側連結部を通り且つ当該第1の回転軸と平行な第2の回転軸を回転の中心として当該第2の筐体を回動可能に係合することにより、当該第1の筐体及び当該第2の筐体が形成する角度である回転角度を0度と360度との間で変更可能に、当該第1の筐体と当該第2の筐体とを連結する連結部材と、
を備え、
上記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、上記第1の筐体の正面と上記第2の筐体の正面とが対向するように構成され、
上記回転角度が180度である状態において、上記第1の筐体の正面と、上記第2の筐体の正面と、が同一の平面を形成するように構成される。
本発明は、以上のように構成されることにより、第1の筐体側連結部が、第1の筐体の、第1の筐体側連結部以外の部分が形成する平面から突出することを回避することができる。
また、本発明は、以上のように構成されることにより、第1の筐体の正面と第2の筐体の正面との間に段差が形成されることを回避することができる。
背景技術に係る電子機器の概略構成を表す図である。 背景技術に係る電子機器の、回転角度が0度である状態における側面図である。 背景技術に係る電子機器の、回転角度が360度である状態における側面図である。 背景技術に係る電子機器の、回転角度が0度である状態における側面図である。 背景技術に係る電子機器の、回転角度が360度である状態における側面図である。 背景技術に係る電子機器の、回転角度が180度である状態における側面図である。 背景技術に係る電子機器の、回転角度が180度である状態における正面図である。 電子機器の、回転角度が180度である状態における側面図である。 電子機器の、回転角度が180度である状態における正面図である。 本発明の第1実施形態に係る電子機器の、回転角度が0度である状態における斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電子機器の、回転角度が0度である状態における斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電子機器の、回転角度が0度である状態における斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電子機器の、回転角度が180度である状態における斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電子機器の、回転角度が360度である状態における斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電子機器の、回転角度が360度である状態における斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電子機器の、回転角度が360度である状態における斜視図である。 図10の矢印V1により示した方向へ向かって電子機器を見た場合における側面図である。 図10のXIV−XIV線により電子機器を切断した断面図である。 図18における第1の筐体がヒンジフォルダ部に対して反時計方向へ180度だけ回転した場合における電子機器を示した図である。 図19における第2の筐体がヒンジフォルダ部に対して時計方向へ180度だけ回転した場合における電子機器を示した図である。 本発明の第1実施形態の変形例に係る電子機器の概略構成を表す図である。 本発明の第2実施形態に係る電子機器の概略構成を表す図である。 本発明の第3実施形態に係る電子機器の、回転角度が0度である状態における斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る電子機器の、回転角度が0度である状態における斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る電子機器の、回転角度が0度である状態における斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る電子機器の、回転角度が180度である状態における斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る電子機器の、回転角度が360度である状態における斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る電子機器の、回転角度が360度である状態における斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る電子機器の、回転角度が360度である状態における斜視図である。 図23の矢印V1により示した方向へ向かって電子機器を見た場合における側面図である。 図23のXVI−XVI線により電子機器を切断した断面図である。 図31における第1の筐体がヒンジフォルダ部に対して反時計方向へ180度だけ回転した場合における電子機器を示した図である。 図32における第2の筐体がヒンジフォルダ部に対して時計方向へ180度だけ回転した場合における電子機器を示した図である。 本発明の第3実施形態の変形例に係る電子機器の概略構成を表す図である。 本発明の第4実施形態に係る電子機器の概略構成を表す図である。
以下、本発明に係る電子機器の各実施形態について図10〜図35を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
(構成)
図10乃至図16に示したように、第1実施形態に係る電子機器10は、折り畳み式の携帯電話端末である。なお、電子機器10は、スマートフォン、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance、Personal Digital Assistant)、カーナビゲーション端末、ラップトップ型のパーソナル・コンピュータ、又は、ゲーム端末等であってもよい。
電子機器10は、第1の筐体11と、第2の筐体12と、2つのヒンジフォルダ部13a,13bと、を備える。なお、電子機器10は、ヒンジフォルダ部を、1つだけ備えていてもよいし、3つ以上備えていてもよい。
第1の筐体11は、正面視において短辺と長辺とを有する長方形状を有し、且つ、略一定の厚さを有する、平板状の部材である。第1の筐体11の内部には、空間が形成されている。第1の筐体11は、2つの連結部11a,11bと、平板部11cと、により構成される。
2つの連結部11a,11bは、短辺方向における一方の端部に配置されている。2つの連結部11a,11bは、長辺方向における両端部に1つずつ配置されている。なお、後述するように、第1の回転軸A11は、長辺方向と平行に配置されている。従って、2つの連結部11a,11bは、第1の筐体11の、第1の回転軸A11に沿った方向における両端部のそれぞれに形成されている、と言うこともできる。
平板部11cは、第1の筐体11のうちの、2つの連結部11a,11b以外の部分である。平板部11cは、厚み方向における一方の外壁面である正面11s1と、厚み方向における他方の外壁面である(即ち、正面11s1に平行な)背面11s2と、を有する。
第2の筐体12は、正面視において短辺と長辺とを有する長方形状を有し、且つ、略一定の厚さを有する、平板状の部材である。第2の筐体12の厚さは、第1の筐体11の厚さよりも厚い。第2の筐体12の内部には、空間が形成されている。第2の筐体12は、2つの連結部12a,12bと、平板部12cと、により構成される。
2つの連結部12a,12bは、短辺方向における一方の端部に配置されている。2つの連結部12a,12bは、長辺方向における両端部に1つずつ配置されている。なお、後述するように、第2の回転軸A12は、長辺方向と平行に配置されている。従って、2つの連結部12a,12bは、第2の筐体12の、第2の回転軸A12に沿った方向における両端部のそれぞれに形成されている、と言うこともできる。
平板部12cは、第2の筐体12のうちの、2つの連結部12a,12b以外の部分である。平板部12cは、厚み方向における一方の外壁面である正面12s1と、厚み方向における他方の外壁面である(即ち、正面12s1に平行な)背面12s2と、を有する。
ヒンジフォルダ部13aは、図10の矢印V1により示した方向へ向かって電子機器10を見た場合における側面図である図17に示したように、第1の回転軸A11を回転の中心として第1の筐体11を回動可能に係合する。本例では、ヒンジフォルダ部13aは、図示しないシャフトを介して、第1の筐体11を回動可能に係合する。
同様に、ヒンジフォルダ部13bは、ヒンジフォルダ部13aと同様に、第1の回転軸A11を回転の中心として第1の筐体11を回動可能に係合する。第1の回転軸A11は、連結部11a、及び、連結部11bを通るように配置される。本例では、ヒンジフォルダ部13bは、図示しないシャフトを介して、第1の筐体11を回動可能に係合する。
第1の筐体11は、2つのヒンジフォルダ部13a,13bに対して180度だけ回動可能に構成される。
具体的には、図10のXIV−XIV線により電子機器10を切断した断面図である図18に示したように、ヒンジフォルダ部13bの図18における右側の側壁面13b1と、第1の筐体11の図18における左側の側壁面(平板部11cのヒンジフォルダ部13b側の側壁面)11eと、が当接することにより、第1の筐体11がヒンジフォルダ部13bに対して、図18における時計方向へ回転することが禁止される。
図19は、図18における第1の筐体11がヒンジフォルダ部13bに対して反時計方向へ180度だけ回転した場合における電子機器10を示している。図19に示したように、この状態においては、ヒンジフォルダ部13bの図19における左側の側壁面13b2と、第1の筐体11の図19における右側の側壁面(平板部11cのヒンジフォルダ部13b側の側壁面)11eと、が当接することにより、第1の筐体11がヒンジフォルダ部13bに対して、図19における反時計方向へ回転することが禁止される。
なお、ヒンジフォルダ部13aも、ヒンジフォルダ部13bと同様に第1の筐体11の回転を規制する。
このようにして、第1の筐体11は、2つのヒンジフォルダ部13a,13bに対して180度だけ回動可能に構成される。
また、ヒンジフォルダ部13aは、図17に示したように、第2の回転軸A12を回転の中心として第2の筐体12を回動可能に係合する。本例では、ヒンジフォルダ部13aは、図示しないシャフトを介して、第2の筐体12を回動可能に係合する。
同様に、ヒンジフォルダ部13bは、ヒンジフォルダ部13aと同様に、第2の回転軸A12を回転の中心として第2の筐体12を回動可能に係合する。本例では、ヒンジフォルダ部13bは、図示しないシャフトを介して、第2の筐体12を回動可能に係合する。
ここで、第2の回転軸A12は、連結部12a、及び、連結部12bを通るように配置される。更に、第2の回転軸A12は、第1の回転軸A11と平行に配置される。
第2の筐体12は、2つのヒンジフォルダ部13a,13bに対して180度だけ回動可能に構成される。
具体的には、図19に示したように、ヒンジフォルダ部13bの図19における右側の側壁面13b1と、第2の筐体12の図19における左側の側壁面(平板部12cのヒンジフォルダ部13b側の側壁面)12eと、が当接することにより、第2の筐体12がヒンジフォルダ部13bに対して、図19における反時計方向へ回転することが禁止される。
図20は、図19における第2の筐体12がヒンジフォルダ部13bに対して時計方向へ180度だけ回転した場合における電子機器10を示している。図20に示したように、この状態においては、ヒンジフォルダ部13bの図20における左側の側壁面13b2と、第2の筐体12の図20における右側の側壁面(平板部12cのヒンジフォルダ部13b側の側壁面)12eと、が当接することにより、第2の筐体12がヒンジフォルダ部13bに対して、図20における時計方向へ回転することが禁止される。
なお、ヒンジフォルダ部13aも、ヒンジフォルダ部13bと同様に第2の筐体12の回転を規制する。
このようにして、第2の筐体12は、2つのヒンジフォルダ部13a,13bに対して180度だけ回動可能に構成される。
このような構成により、第1の筐体11と第2の筐体12とは、互いに独立して、2つのヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動する。
また、このような構成により、2つのヒンジフォルダ部13a,13bは、第1の筐体11、及び、第2の筐体12が形成する角度である回転角度を0度と360度との間で変更可能に、第1の筐体11と第2の筐体12とを連結する。即ち、2つのヒンジフォルダ部13a,13bは、連結部材を構成している。
なお、連結部11a、連結部12a、及び、ヒンジフォルダ部13aは、平行2軸ヒンジを構成している、と言うことができる。同様に、連結部11b、連結部12b、及び、ヒンジフォルダ部13bも、平行2軸ヒンジを構成している、と言うことができる。
ここで、回転角度について、より詳細に説明する。
本例では、回転角度が0度である状態は、第1の筐体11の正面11s1と、第2の筐体12の正面11s1と、が対向するとともに、第1の筐体11の正面11s1と、第2の筐体12の正面11s1と、が平行に配置された状態である。即ち、図10乃至図12、図17、及び、図18は、回転角度が0度である状態を示している。
また、回転角度が360度である状態は、第1の筐体11の背面11s2と、第2の筐体12の背面12s2と、が対向するとともに、第1の筐体11の背面11s2と、第2の筐体12の背面12s2と、が平行に配置された状態である。即ち、図14乃至図16、及び、図20は、回転角度が360度である状態を示している。
また、回転角度が180度である状態は、第1の筐体11の正面11s1と、第2の筐体12の正面11s1と、が対向することなく、第1の筐体11の正面11s1と、第2の筐体12の正面11s1と、が平行に配置された状態である。即ち、図13、及び、図19は、回転角度が180度である状態を示している。
ここで、第1の回転軸A11、及び、第2の回転軸A12の位置について、より詳細に説明する。
図17に示したように、第1の回転軸A11は、第1の筐体11の長辺方向と平行に配置されている。同様に、第2の回転軸A12は、第2の筐体12の長辺方向と平行に配置されている。更に、第1の回転軸A11は、第2の回転軸A12と平行に配置されている。
更に、図17に示したように、第1の回転軸A11、及び、第2の回転軸A12は、回転角度が0度である状態において、第1の筐体11の短辺方向と直交する1つの平面内(即ち、図17における上下方向に伸びる1つの直線上)に配置されている。なお、第1の回転軸A11、及び、第2の回転軸A12は、回転角度が0度である状態において、第1の筐体11の短辺方向(即ち、図17における左右方向)における異なる位置に配置されていてもよい。
電子機器10は、回転角度が0度である状態において、第1の回転軸A11と第2の回転軸A12との間の基準方向D10における距離Thが、第1の筐体11の厚さT11と、第2の筐体12の厚さT12と、の和の半分T1(=(T11+T12)/2)と、第1の筐体11と第2の筐体12との間の基準方向D10における隙間Tcと、の和T1+Tcに一致するように構成される。ここで、基準方向D10は、第1の筐体11の正面11s1と直交する方向である。
なお、電子機器10は、回転角度が360度である状態において、第1の回転軸A11と第2の回転軸A12との間の基準方向D10における距離が、第1の筐体11の厚さと、第2の筐体12の厚さと、の和の半分と、第1の筐体11と第2の筐体12との間の基準方向D10における隙間と、の和に一致するように構成されていてもよい。
更に、電子機器10は、連結部11a,11bの、第1の回転軸A11を通る位置の基準方向D10における厚さ(連結部11a,11bの外径)T11aから、第1の筐体11の厚さT11を減じた値の半分T2(=(T11a−T11)/2)だけ、第1の筐体11の基準方向D10における中心C11から、第2の筐体12側へ移動した位置に、第1の回転軸A11が配置されるように構成される。
加えて、電子機器10は、回転角度が0度である状態において、連結部11a,11bの、第1の回転軸A11を通る位置の基準方向D10における厚さT11aと、連結部12a,12bの、第2の回転軸A12を通る位置の基準方向D10における厚さ(連結部12a,12bの外径)T12aと、の和T11a+T12aが、第1の筐体11の厚さT11と、第2の筐体12の厚さT12と、第1の筐体11と第2の筐体12との間の基準方向D10における隙間Tcと、の和T11+T12+Tcよりも小さくなるように構成される。
なお、電子機器10は、回転角度が360度である状態において、連結部11a,11bの、第1の回転軸A11を通る位置の基準方向D10における厚さと、連結部12a,12bの、第2の回転軸A12を通る位置の基準方向D10における厚さと、の和が、第1の筐体11の厚さと、第2の筐体12の厚さと、第1の筐体11と第2の筐体12との間の基準方向D10における隙間と、の和よりも小さくなるように構成されていてもよい。
このような構成により、電子機器10は、回転角度が0度である状態、又は、回転角度が360度である状態においては、第1の筐体11と第2の筐体12との間に所定の隙間(クリアランス)を形成することができる。更に、電子機器10は、回転角度を0度と360度との間で変更することができる。
更に、上記構成によれば、第1の筐体11の厚さT11が、連結部11a,11bの、第1の回転軸A11を通る位置の基準方向D10における厚さよりも小さい場合であっても、回転角度が0度である状態において、連結部11a,11bが、第1の筐体11の、平板部11cが形成する平面P11から突出することを回避することができる。
更に、電子機器10は、回転角度が0度である状態から、回転角度が180度である状態へ変化する間、第1の筐体11が、ヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動し、且つ、第2の筐体12が、ヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動しないように構成される。
具体的には、電子機器10は、第1の筐体11が、ヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動する際に、当該回動に対する抗力としてのトルクを発生する第1のトルク発生機構を有する。更に、電子機器10は、第2の筐体12が、ヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動する際に、当該回動に対する抗力としてのトルクを発生する第2のトルク発生機構を有する。加えて、電子機器10は、第1のトルク発生機構が発生するトルクの大きさが、第2のトルク発生機構が発生するトルクの大きさよりも小さくなるように構成される。
また、本例では、電子機器10は、回転角度が0度、180度、又は、360度である状態において、回転角度を保持する力(例えば、回動に対する抗力としてのトルク等)を発生する機構を有する。なお、電子機器10は、回転角度が、0度、180度、及び、360度以外の角度(例えば、160度等)である状態において、回転角度を保持する力を発生するように構成されていてもよい。
また、電子機器10は、図13に示したように、第1の表示部11dと、第2の表示部12dと、を備える。
第1の表示部11dは、情報を表示するとともにユーザが触れることにより情報を入力可能なタッチパネルである。第1の表示部11dは、第1の筐体11の正面11s1に配設されている。第1の表示部11dは、第1の筐体11の短辺方向において、2つの連結部11a,11bの間の位置(本例では、第1の筐体11の短辺方向における端部)まで延在している。
第2の表示部12dは、情報を表示するとともにユーザが触れることにより情報を入力可能なタッチパネルである。第2の表示部12dは、第2の筐体12の正面12s1に配設されている。第2の表示部12dは、第2の筐体12の短辺方向において、2つの連結部12a,12bの間の位置(本例では、第2の筐体12の短辺方向における端部)まで延在している。
これによれば、ヒンジ構造(即ち、連結部11a〜12b、及び、ヒンジフォルダ部13a,13b)との干渉を避けられるため、第1の表示部11dと、第2の表示部12dと、の間の隙間をより一層小さくすることができる。
なお、電子機器10は、タッチパネルを備えていたが、情報を表示するディスプレイパネルを備えていてもよい。また、電子機器10は、2つのタッチパネルを備えていたが、1つのタッチパネルと、1つの操作入力部(例えば、キーボタン等)と、を備えていてもよい。
また、電子機器10は、各筐体に、1つの表示部と1つの操作入力部とが配設されていてもよい。この場合、電子機器10は、図21に示したように、第1の表示部21aと、第1の表示制御部21bと、第1の操作入力部21cと、第2の表示部22aと、第2の表示制御部22bと、第2の操作入力部22cと、回路基板22dと、電池を含む電源装置22eと、を備える。
第1の表示部21a及び第1の操作入力部21cは、第1の筐体11の正面11s1に配設されている。第1の表示制御部21bは、第1の筐体11の内部空間に収容されている。
第2の表示部22a及び第2の操作入力部22cは、第2の筐体12の正面12s1に配設されている。第2の表示制御部22b、回路基板22d及び電源装置22eは、第2の筐体12の内部空間に収容されている。
第1の表示制御部21b、第1の操作入力部21c、第2の表示制御部22b、第2の操作入力部22c、電源装置22e、及び、回路基板22dは、配線23aを介して接続されている。電源装置22eは、回路基板22dに電力を供給する。
なお、第1の表示制御部21b及び第1の操作入力部21cと、回路基板22dと、は、無線により接続されていてもよい。この場合、電子機器10は、信号に加えて電力も無線により送電するように構成されていてもよい。また、電子機器10は、第1の筐体11及び第2の筐体12のそれぞれが電源装置を有するように構成されていてもよい。
以上、説明したように、本発明の第1実施形態に係る電子機器10によれば、第1の筐体11の厚さが、連結部11a,11b(第1の筐体側連結部)の基準方向D10における厚さT11aよりも小さい場合であっても、回転角度が0度である状態、及び、回転角度が360度である状態、のいずれか一方においては、第1の筐体側連結部が、第1の筐体11の、第1の筐体側連結部以外の部分が形成する平面P11から突出することを回避することができる。
更に、本発明の第1実施形態に係る電子機器10は、回転角度が0度である状態から、回転角度が180度である状態へ変化する間、第1の筐体11が、ヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動し、且つ、第2の筐体12が、ヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動しないように構成される。
これによれば、回転角度が180度である状態において、第1の筐体11の正面11s1に直交する方向から電子機器10を見た場合における、第1の筐体11と第2の筐体12との間の隙間を小さくすることができる。この結果、回転角度が180度である状態において、第1の表示部11dと第2の表示部12dとの間の隙間を十分に小さくすることができる。
加えて、本発明の第1実施形態に係る電子機器10は、第1の表示部11dが、2つの連結部11a,11b(第1の筐体側連結部)の間の位置まで延在するとともに、第2の表示部12dが、2つの連結部12a,12b(第2の筐体側連結部)の間の位置まで延在するように構成される。
これによれば、第1の表示部11dと、第2の表示部12dと、の間の隙間をより一層小さくすることができる。
なお、第1実施形態に係る電子機器10は、ユーザが第1の筐体11及び第2の筐体12に、回転方向の力を加えることにより、回転角度を変更するように構成されていた。ところで、電子機器10は、ユーザがボタンを押すことにより回転角度を変更するように構成されていてもよい(即ち、自動開閉機構を有していてもよい)。
なお、第1実施形態に係る電子機器10は、回転角度を0度から360度までの間で変更可能に構成されていたが、回転角度を0度から180度までの間で変更可能に構成されていてもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る電子機器について図22を参照しながら説明する。
第2実施形態に係る電子機器100は、
略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第1の筐体101と、
略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第2の筐体102と、
上記第1の筐体101の一端に形成された第1の筐体側連結部101aを通る第1の回転軸A101を回転の中心として当該第1の筐体101を回動可能に係合するとともに、上記第2の筐体102の一端に形成された第2の筐体側連結部102aを通り且つ当該第1の回転軸A101と平行な第2の回転軸A102を回転の中心として当該第2の筐体102を回動可能に係合することにより、当該第1の筐体101及び当該第2の筐体102が形成する角度である回転角度を0度と360度との間で変更可能に、当該第1の筐体101と当該第2の筐体102とを連結する連結部材103と、
を備え、
上記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、上記第1の回転軸A101と上記第2の回転軸A102との間の、上記第1の筐体101の正面と直交する方向である基準方向D100における距離Thが、当該第1の筐体101の厚さT101と、当該第2の筐体102の厚さT102と、の和の半分と、当該第1の筐体101と当該第2の筐体102との間の当該基準方向D100における隙間Tcと、の和に一致するように構成され、且つ、上記第1の筐体側連結部101aの、当該基準方向D100における厚さT101aから、当該第1の筐体101の厚さT101を減じた値の半分T2だけ、当該第1の筐体101の当該基準方向D100における中心C101から、当該第2の筐体102側へ移動した位置に、当該第1の回転軸A101が配置されるように構成される。
これによれば、第1の筐体101の厚さT101が、第1の筐体側連結部101aの基準方向D100における厚さT101aよりも小さい場合であっても、回転角度が0度である状態、及び、回転角度が360度である状態、のいずれか一方においては、第1の筐体側連結部101aが、第1の筐体101の、第1の筐体側連結部101a以外の部分が形成する平面P101から突出することを回避することができる。
<第3実施形態>
(構成)
図23乃至図29に示したように、第3実施形態に係る電子機器10は、折り畳み式の携帯電話端末である。なお、電子機器10は、スマートフォン、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance、Personal Digital Assistant)、カーナビゲーション端末、ラップトップ型のパーソナル・コンピュータ、又は、ゲーム端末等であってもよい。
電子機器10は、第1の筐体11と、第2の筐体12と、2つのヒンジフォルダ部13a,13bと、を備える。なお、電子機器10は、ヒンジフォルダ部を、1つだけ備えていてもよいし、3つ以上備えていてもよい。
第1の筐体11は、正面視において短辺と長辺とを有する長方形状を有し、且つ、略一定の厚さを有する、平板状の部材である。第1の筐体11の内部には、空間が形成されている。第1の筐体11は、2つの連結部11a,11bと、平板部11cと、により構成される。
2つの連結部11a,11bのそれぞれは、第1の筐体11が屈曲することにより形成されている。2つの連結部11a,11bは、短辺方向における一方の端部に配置されている。2つの連結部11a,11bは、長辺方向における両端部に1つずつ配置されている。なお、後述するように、第1の回転軸A11は、長辺方向と平行に配置されている。従って、2つの連結部11a,11bは、第1の筐体11の、第1の回転軸A11に沿った方向における両端部のそれぞれに形成されている、と言うこともできる。
平板部11cは、第1の筐体11のうちの、2つの連結部11a,11b以外の部分である。平板部11cは、厚み方向における一方の外壁面である正面11s1と、厚み方向における他方の外壁面である(即ち、正面11s1に平行な)背面11s2と、を有する。
第2の筐体12は、正面視において短辺と長辺とを有する長方形状を有し、且つ、略一定の厚さを有する、平板状の部材である。第2の筐体12の厚さは、第1の筐体11の厚さよりも厚い。第2の筐体12の内部には、空間が形成されている。第2の筐体12は、2つの連結部12a,12bと、平板部12cと、により構成される。
2つの連結部12a,12bのそれぞれは、第2の筐体12が屈曲することにより形成されている。2つの連結部12a,12bは、短辺方向における一方の端部に配置されている。2つの連結部12a,12bは、長辺方向における両端部に1つずつ配置されている。なお、後述するように、第2の回転軸A12は、長辺方向と平行に配置されている。従って、2つの連結部12a,12bは、第2の筐体12の、第2の回転軸A12に沿った方向における両端部のそれぞれに形成されている、と言うこともできる。
平板部12cは、第2の筐体12のうちの、2つの連結部12a,12b以外の部分である。平板部12cは、厚み方向における一方の外壁面である正面12s1と、厚み方向における他方の外壁面である(即ち、正面12s1に平行な)背面12s2と、を有する。
ヒンジフォルダ部13aは、図23の矢印V1により示した方向へ向かって電子機器10を見た場合における側面図である図30に示したように、第1の回転軸A11を回転の中心として第1の筐体11を回動可能に係合する。本例では、ヒンジフォルダ部13aは、図示しないシャフトを介して、第1の筐体11を回動可能に係合する。
同様に、ヒンジフォルダ部13bは、ヒンジフォルダ部13aと同様に、第1の回転軸A11を回転の中心として第1の筐体11を回動可能に係合する。第1の回転軸A11は、連結部11a、及び、連結部11bを通るように配置される。本例では、ヒンジフォルダ部13bは、図示しないシャフトを介して、第1の筐体11を回動可能に係合する。
第1の筐体11は、2つのヒンジフォルダ部13a,13bに対して180度だけ回動可能に構成される。
具体的には、図23のXVI−XVI線により電子機器10を切断した断面図である図31に示したように、ヒンジフォルダ部13bの図31における右側の側壁面13b1と、第1の筐体11の図31における左側の側壁面(平板部11cのヒンジフォルダ部13b側の側壁面)11eと、が当接することにより、第1の筐体11がヒンジフォルダ部13bに対して、図31における時計方向へ回転することが禁止される。
図32は、図31における第1の筐体11がヒンジフォルダ部13bに対して反時計方向へ180度だけ回転した場合における電子機器10を示している。図32に示したように、この状態においては、ヒンジフォルダ部13bの図32における左側の側壁面13b2と、第1の筐体11の図32における右側の側壁面(平板部11cのヒンジフォルダ部13b側の側壁面)11eと、が当接することにより、第1の筐体11がヒンジフォルダ部13bに対して、図32における反時計方向へ回転することが禁止される。
なお、ヒンジフォルダ部13aも、ヒンジフォルダ部13bと同様に第1の筐体11の回転を規制する。
このようにして、第1の筐体11は、2つのヒンジフォルダ部13a,13bに対して180度だけ回動可能に構成される。
また、ヒンジフォルダ部13aは、図30に示したように、第2の回転軸A12を回転の中心として第2の筐体12を回動可能に係合する。本例では、ヒンジフォルダ部13aは、図示しないシャフトを介して、第2の筐体12を回動可能に係合する。
同様に、ヒンジフォルダ部13bは、ヒンジフォルダ部13aと同様に、第2の回転軸A12を回転の中心として第2の筐体12を回動可能に係合する。本例では、ヒンジフォルダ部13bは、図示しないシャフトを介して、第2の筐体12を回動可能に係合する。
ここで、第2の回転軸A12は、連結部12a、及び、連結部12bを通るように配置される。更に、第2の回転軸A12は、第1の回転軸A11と平行に配置される。
第2の筐体12は、2つのヒンジフォルダ部13a,13bに対して180度だけ回動可能に構成される。
具体的には、図32に示したように、ヒンジフォルダ部13bの図32における右側の側壁面13b1と、第2の筐体12の図32における左側の側壁面(平板部12cのヒンジフォルダ部13b側の側壁面)12eと、が当接することにより、第2の筐体12がヒンジフォルダ部13bに対して、図32における反時計方向へ回転することが禁止される。
図33は、図32における第2の筐体12がヒンジフォルダ部13bに対して時計方向へ180度だけ回転した場合における電子機器10を示している。図33に示したように、この状態においては、ヒンジフォルダ部13bの図33における左側の側壁面13b2と、第2の筐体12の図33における右側の側壁面(平板部12cのヒンジフォルダ部13b側の側壁面)12eと、が当接することにより、第2の筐体12がヒンジフォルダ部13bに対して、図33における時計方向へ回転することが禁止される。
なお、ヒンジフォルダ部13aも、ヒンジフォルダ部13bと同様に第2の筐体12の回転を規制する。
このようにして、第2の筐体12は、2つのヒンジフォルダ部13a,13bに対して180度だけ回動可能に構成される。
このような構成により、第1の筐体11と第2の筐体12とは、互いに独立して、2つのヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動する。
また、このような構成により、2つのヒンジフォルダ部13a,13bは、第1の筐体11、及び、第2の筐体12が形成する角度である回転角度を0度と360度との間で変更可能に、第1の筐体11と第2の筐体12とを連結する。即ち、2つのヒンジフォルダ部13a,13bは、連結部材を構成している。
なお、連結部11a、連結部12a、及び、ヒンジフォルダ部13aは、平行2軸ヒンジを構成している、と言うことができる。同様に、連結部11b、連結部12b、及び、ヒンジフォルダ部13bも、平行2軸ヒンジを構成している、と言うことができる。
ここで、回転角度について、より詳細に説明する。
本例では、回転角度が0度である状態は、第1の筐体11の正面11s1と、第2の筐体12の正面11s1と、が対向するとともに、第1の筐体11の正面11s1と、第2の筐体12の正面11s1と、が平行に配置された状態である。即ち、図23乃至図25、図30、及び、図31は、回転角度が0度である状態を示している。
また、回転角度が360度である状態は、第1の筐体11の背面11s2と、第2の筐体12の背面12s2と、が対向するとともに、第1の筐体11の背面11s2と、第2の筐体12の背面12s2と、が平行に配置された状態である。即ち、図27乃至図29、及び、図33は、回転角度が360度である状態を示している。
また、回転角度が180度である状態は、第1の筐体11の正面11s1と、第2の筐体12の正面11s1と、が対向することなく、第1の筐体11の正面11s1と、第2の筐体12の正面11s1と、が平行に配置された状態である。即ち、図26、及び、図32は、回転角度が180度である状態を示している。
ここで、第1の回転軸A11、及び、第2の回転軸A12の位置について、より詳細に説明する。
図30に示したように、第1の回転軸A11は、第1の筐体11の長辺方向と平行に配置されている。同様に、第2の回転軸A12は、第2の筐体12の長辺方向と平行に配置されている。更に、第1の回転軸A11は、第2の回転軸A12と平行に配置されている。
更に、図30に示したように、第1の回転軸A11、及び、第2の回転軸A12は、回転角度が0度である状態において、第1の筐体11の短辺方向と直交する1つの平面内(即ち、図30における上下方向に伸びる1つの直線上)に配置されている。なお、第1の回転軸A11、及び、第2の回転軸A12は、回転角度が0度である状態において、第1の筐体11の短辺方向(即ち、図30における左右方向)における異なる位置に配置されていてもよい。
電子機器10は、回転角度が0度である状態において、第1の回転軸A11と第2の回転軸A12との間の基準方向D10における距離Thが、第1の筐体11の厚さT11と、第2の筐体12の厚さT12と、の和の半分T1(=(T11+T12)/2)と、第1の筐体11と第2の筐体12との間の基準方向D10における隙間Tcと、の和T1+Tcに一致するように構成される。ここで、基準方向D10は、第1の筐体11の正面11s1と直交する方向である。
なお、電子機器10は、回転角度が360度である状態において、第1の回転軸A11と第2の回転軸A12との間の基準方向D10における距離が、第1の筐体11の厚さと、第2の筐体12の厚さと、の和の半分と、第1の筐体11と第2の筐体12との間の基準方向D10における隙間と、の和に一致するように構成されていてもよい。
更に、電子機器10は、回転角度が0度である状態において、第1の筐体11と第2の筐体12との間の基準方向D10における隙間Tcの半分だけ、第1の筐体11の正面11s1(を形成する平面内の位置)から第2の筐体12側へ移動した位置に、第1の回転軸A11が配置されるように構成される。
なお、電子機器10は、回転角度が360度である状態において、第1の筐体11と第2の筐体12との間の基準方向D10における隙間の半分だけ、第1の筐体11の正面11s1(を形成する平面内の位置)から第2の筐体12側へ移動した位置に、第1の回転軸A11が配置されるように構成されていてもよい。
このような構成により、電子機器10は、回転角度が180度である状態において、第1の筐体11の正面11s1と、第2の筐体12の正面12s1と、が同一の平面を形成することができる。
加えて、電子機器10は、回転角度が0度である状態において、連結部11a,11bの、第1の回転軸A11を通る位置の基準方向D10における厚さT11aと、連結部12a,12bの、第2の回転軸A12を通る位置の基準方向D10における厚さ(連結部12a,12bの外径)T12aと、の和T11a+T12aが、第1の筐体11の厚さT11と、第2の筐体12の厚さT12と、第1の筐体11と第2の筐体12との間の基準方向D10における隙間Tcと、の和T11+T12+Tcよりも小さくなるように構成される。
なお、電子機器10は、回転角度が360度である状態において、連結部11a,11bの、第1の回転軸A11を通る位置の基準方向D10における厚さと、連結部12a,12bの、第2の回転軸A12を通る位置の基準方向D10における厚さと、の和が、第1の筐体11の厚さと、第2の筐体12の厚さと、第1の筐体11と第2の筐体12との間の基準方向D10における隙間と、の和よりも小さくなるように構成されていてもよい。
このような構成により、電子機器10は、回転角度が0度である状態、又は、回転角度が360度である状態においては、第1の筐体11と第2の筐体12との間に所定の隙間(クリアランス)を形成することができる。更に、電子機器10は、回転角度を0度と360度との間で変更することができる。
更に、上記構成によれば、回転角度が180度である状態において、第1の筐体11の正面11s1と第2の筐体12の正面12s1との間に段差が形成されることを回避することができる。
更に、電子機器10は、回転角度が0度である状態から、回転角度が180度である状態へ変化する間、第1の筐体11が、ヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動し、且つ、第2の筐体12が、ヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動しないように構成される。
具体的には、電子機器10は、第1の筐体11が、ヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動する際に、当該回動に対する抗力としてのトルクを発生する第1のトルク発生機構を有する。更に、電子機器10は、第2の筐体12が、ヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動する際に、当該回動に対する抗力としてのトルクを発生する第2のトルク発生機構を有する。加えて、電子機器10は、第1のトルク発生機構が発生するトルクの大きさが、第2のトルク発生機構が発生するトルクの大きさよりも小さくなるように構成される。
また、本例では、電子機器10は、回転角度が0度、180度、又は、360度である状態において、回転角度を保持する力(例えば、回動に対する抗力としてのトルク等)を発生する機構を有する。なお、電子機器10は、回転角度が、0度、180度、及び、360度以外の角度(例えば、160度等)である状態において、回転角度を保持する力を発生するように構成されていてもよい。
また、電子機器10は、図26に示したように、第1の表示部11dと、第2の表示部12dと、を備える。
第1の表示部11dは、情報を表示するとともにユーザが触れることにより情報を入力可能なタッチパネルである。第1の表示部11dは、第1の筐体11の正面11s1に配設されている。第1の表示部11dは、第1の筐体11の短辺方向において、2つの連結部11a,11bの間の位置(本例では、第1の筐体11の短辺方向における端部)まで延在している。
第2の表示部12dは、情報を表示するとともにユーザが触れることにより情報を入力可能なタッチパネルである。第2の表示部12dは、第2の筐体12の正面12s1に配設されている。第2の表示部12dは、第2の筐体12の短辺方向において、2つの連結部12a,12bの間の位置(本例では、第2の筐体12の短辺方向における端部)まで延在している。
これによれば、ヒンジ構造(即ち、連結部11a〜12b、及び、ヒンジフォルダ部13a,13b)との干渉を避けられるため、第1の表示部11dと、第2の表示部12dと、の間の隙間をより一層小さくすることができる。
なお、電子機器10は、タッチパネルを備えていたが、情報を表示するディスプレイパネルを備えていてもよい。また、電子機器10は、2つのタッチパネルを備えていたが、1つのタッチパネルと、1つの操作入力部(例えば、キーボタン等)と、を備えていてもよい。
また、電子機器10は、各筐体に、1つの表示部と1つの操作入力部とが配設されていてもよい。この場合、電子機器10は、図34に示したように、第1の表示部21aと、第1の表示制御部21bと、第1の操作入力部21cと、第2の表示部22aと、第2の表示制御部22bと、第2の操作入力部22cと、回路基板22dと、電池を含む電源装置22eと、を備える。
第1の表示部21a及び第1の操作入力部21cは、第1の筐体11の正面11s1に配設されている。第1の表示制御部21bは、第1の筐体11の内部空間に収容されている。
第2の表示部22a及び第2の操作入力部22cは、第2の筐体12の正面12s1に配設されている。第2の表示制御部22b、回路基板22d及び電源装置22eは、第2の筐体12の内部空間に収容されている。
第1の表示制御部21b、第1の操作入力部21c、第2の表示制御部22b、第2の操作入力部22c、電源装置22e、及び、回路基板22dは、配線23aを介して接続されている。電源装置22eは、回路基板22dに電力を供給する。
なお、第1の表示制御部21b及び第1の操作入力部21cと、回路基板22dと、は、無線により接続されていてもよい。この場合、電子機器10は、信号に加えて電力も無線により送電するように構成されていてもよい。また、電子機器10は、第1の筐体11及び第2の筐体12のそれぞれが電源装置を有するように構成されていてもよい。
以上、説明したように、本発明の第3実施形態に係る電子機器10によれば、回転角度が180度である状態において、第1の筐体11の正面11s1と第2の筐体12の正面12s1との間に段差が形成されることを回避することができる。従って、第1の筐体11の正面11s1、及び、第2の筐体12の正面12s1のそれぞれに表示部を配設した場合において、同一の平面にて2つの表示部に情報を表示することができる。
また、例えば、第1の筐体11の正面11s1、及び、第2の筐体12の正面12s1のそれぞれにユーザが触れることにより情報を入力可能なタッチパネルが配設された場合において、ユーザは、同一の平面にて2つのタッチパネルに触れることにより、情報を入力することができる。即ち、ユーザは、円滑に情報を入力することができる。
更に、本発明の第3実施形態に係る電子機器10は、回転角度が0度である状態から、回転角度が180度である状態へ変化する間、第1の筐体11が、ヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動し、且つ、第2の筐体12が、ヒンジフォルダ部13a,13bに対して回動しないように構成される。
これによれば、回転角度が180度である状態において、第1の筐体11の正面11s1に直交する方向から電子機器10を見た場合における、第1の筐体11と第2の筐体12との間の隙間を小さくすることができる。この結果、回転角度が180度である状態において、第1の表示部11dと第2の表示部12dとの間の隙間を十分に小さくすることができる。
加えて、本発明の第3実施形態に係る電子機器10は、第1の表示部11dが、2つの連結部11a,11b(第1の筐体側連結部)の間の位置まで延在するとともに、第2の表示部12dが、2つの連結部12a,12b(第2の筐体側連結部)の間の位置まで延在するように構成される。
これによれば、第1の表示部11dと、第2の表示部12dと、の間の隙間をより一層小さくすることができる。
なお、第3実施形態に係る電子機器10は、ユーザが第1の筐体11及び第2の筐体12に、回転方向の力を加えることにより、回転角度を変更するように構成されていた。ところで、電子機器10は、ユーザがボタンを押すことにより回転角度を変更するように構成されていてもよい(即ち、自動開閉機構を有していてもよい)。
なお、第3実施形態に係る電子機器10は、回転角度を0度から360度までの間で変更可能に構成されていたが、回転角度を0度から180度までの間で変更可能に構成されていてもよい。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係る電子機器について図35を参照しながら説明する。
第4実施形態に係る電子機器100は、
略一定の厚さを有し且つ正面101s1と当該正面101s1に平行な背面101s2とを有する平板状の第1の筐体101と、
略一定の厚さを有し且つ正面102s1と当該正面102s1に平行な背面102s2とを有する平板状の第2の筐体102と、
上記第1の筐体101の一端に形成された第1の筐体側連結部101aを通る第1の回転軸A101を回転の中心として当該第1の筐体101を回動可能に係合するとともに、上記第2の筐体102の一端に形成された第2の筐体側連結部102aを通り且つ当該第1の回転軸A101と平行な第2の回転軸A102を回転の中心として当該第2の筐体102を回動可能に係合することにより、当該第1の筐体101及び当該第2の筐体102が形成する角度である回転角度を0度と360度との間で変更可能に、当該第1の筐体101と当該第2の筐体102とを連結する連結部材103と、
を備え、
上記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、上記第1の筐体101の正面101s1と上記第2の筐体102の正面102s1とが対向するように構成され、
上記回転角度が180度である状態において、上記第1の筐体101の正面101s1と、上記第2の筐体102の正面102s1と、が同一の平面を形成するように構成される。
これによれば、回転角度が180度である状態において、第1の筐体101の正面101s1と第2の筐体102の正面102s1との間に段差が形成されることを回避することができる。従って、例えば、第1の筐体101の正面101s1、及び、第2の筐体102の正面102s1のそれぞれに表示部を配設した場合において、同一の平面にて2つの表示部に情報を表示することができる。
また、例えば、第1の筐体101の正面101s1、及び、第2の筐体102の正面102s1のそれぞれにユーザが触れることにより情報を入力可能なタッチパネルが配設された場合において、ユーザは、同一の平面にて2つのタッチパネルに触れることにより、情報を入力することができる。即ち、ユーザは、円滑に情報を入力することができる。
以上、上記実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細に、本願発明の範囲内において当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
また、上記実施形態の他の変形例として、上述した実施形態及び変形例の任意の組み合わせが採用されてもよい。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第1の筐体と、
略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第2の筐体と、
前記第1の筐体の一端に形成された第1の筐体側連結部を通る第1の回転軸を回転の中心として当該第1の筐体を回動可能に係合するとともに、前記第2の筐体の一端に形成された第2の筐体側連結部を通り且つ当該第1の回転軸と平行な第2の回転軸を回転の中心として当該第2の筐体を回動可能に係合することにより、当該第1の筐体及び当該第2の筐体が形成する角度である回転角度を0度と360度との間で変更可能に、当該第1の筐体と当該第2の筐体とを連結する連結部材と、
を備え、
前記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸との間の、前記第1の筐体の正面と直交する方向である基準方向における距離が、当該第1の筐体の厚さと、当該第2の筐体の厚さと、の和の半分と、当該第1の筐体と当該第2の筐体との間の当該基準方向における隙間と、の和に一致するように構成され、且つ、前記第1の筐体側連結部の、当該基準方向における厚さから、当該第1の筐体の厚さを減じた値の半分だけ、当該第1の筐体の当該基準方向における中心から、当該第2の筐体側へ移動した位置に、当該第1の回転軸が配置されるように構成された電子機器。
これによれば、第1の筐体の厚さが、第1の筐体側連結部の基準方向における厚さよりも小さい場合であっても、回転角度が0度である状態、及び、回転角度が360度である状態、のいずれか一方においては、第1の筐体側連結部が、第1の筐体の、第1の筐体側連結部以外の部分が形成する平面から突出することを回避することができる。
(付記2)
付記1に記載の電子機器であって、
前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、互いに独立して前記連結部材に対して回動するように構成され、
前記第1の筐体、及び、前記第2の筐体のそれぞれは、前記連結部材に対して180度だけ回動可能に構成され、
前記回転角度が0度である状態から、当該回転角度が180度である状態へ変化する間、前記第1の筐体が、前記連結部材に対して回動し、且つ、前記第2の筐体が、当該連結部材に対して回動しないように構成された電子機器。
これによれば、回転角度が180度である状態において、第1の筐体の正面に直交する方向から電子機器を見た場合における、第1の筐体と第2の筐体との間の隙間を小さくすることができる。この結果、例えば、第1の筐体及び第2の筐体のそれぞれに表示部を配設した場合において、回転角度が180度である状態における2つの表示部間の隙間を十分に小さくすることができる。
(付記3)
付記1又は付記2に記載の電子機器であって、
前記第1の筐体側連結部は、前記第1の筐体の、前記第1の回転軸に沿った方向における両端部のそれぞれに形成され、
前記第2の筐体側連結部は、前記第2の筐体の、前記第2の回転軸に沿った方向における両端部のそれぞれに形成され、
前記電子機器は、前記回転角度が0度である状態において、前記第1の筐体の正面と前記第2の筐体の正面とが対向するように構成され、
前記第1の筐体の正面には、情報を表示する第1の表示部が、前記第1の筐体側連結部の間の位置まで延在するように配設され、
前記第2の筐体の正面には、情報を表示する第2の表示部が、前記第2の筐体側連結部の間の位置まで延在するように配設された電子機器。
これによれば、第1の表示部と、第2の表示部と、の間の隙間をより一層小さくすることができる。
(付記4)
付記1乃至付記3のいずれかに記載の電子機器であって、
前記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、前記第1の筐体側連結部の前記基準方向における厚さと、前記第2の筐体側連結部の当該基準方向における厚さと、の和が、前記第1の筐体の厚さと、前記第2の筐体の厚さと、当該第1の筐体と当該第2の筐体との間の当該基準方向における隙間と、の和よりも小さくなるように構成された電子機器。
(付記5)
付記1乃至付記4のいずれかに記載の電子機器であって、
携帯電話端末である電子機器。
(付記6)
略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第1の筐体と、
略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第2の筐体と、
前記第1の筐体の一端に形成された第1の筐体側連結部を通る第1の回転軸を回転の中心として当該第1の筐体を回動可能に係合するとともに、前記第2の筐体の一端に形成された第2の筐体側連結部を通り且つ当該第1の回転軸と平行な第2の回転軸を回転の中心として当該第2の筐体を回動可能に係合することにより、当該第1の筐体及び当該第2の筐体が形成する角度である回転角度を0度と360度との間で変更可能に、当該第1の筐体と当該第2の筐体とを連結する連結部材と、
を備え、
前記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、前記第1の筐体の正面と前記第2の筐体の正面とが対向するように構成され、
前記回転角度が180度である状態において、前記第1の筐体の正面と、前記第2の筐体の正面と、が同一の平面を形成するように構成された電子機器。
これによれば、回転角度が180度である状態において、第1の筐体の正面と第2の筐体の正面との間に段差が形成されることを回避することができる。従って、例えば、第1の筐体の正面、及び、第2の筐体の正面のそれぞれに表示部を配設した場合において、同一の平面にて2つの表示部に情報を表示することができる。
また、例えば、第1の筐体の正面、及び、第2の筐体の正面のそれぞれにユーザが触れることにより情報を入力可能なタッチパネルが配設された場合において、ユーザは、同一の平面にて2つのタッチパネルに触れることにより、情報を入力することができる。即ち、ユーザは、円滑に情報を入力することができる。
(付記7)
付記6に記載の電子機器であって、
前記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸との間の、前記第1の筐体の正面と直交する方向である基準方向における距離が、当該第1の筐体の厚さと、当該第2の筐体の厚さと、の和の半分と、当該第1の筐体と当該第2の筐体との間の当該基準方向における隙間と、の和に一致するように構成され、且つ、当該隙間の半分だけ、当該第1の筐体の正面から当該第2の筐体側へ移動した位置に、当該第1の回転軸が配置されるように構成された電子機器。
(付記8)
付記6又は付記7に記載の電子機器であって、
前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、互いに独立して前記連結部材に対して回動するように構成され、
前記第1の筐体、及び、前記第2の筐体のそれぞれは、前記連結部材に対して180度だけ回動可能に構成され、
前記回転角度が0度である状態から、当該回転角度が180度である状態へ変化する間、前記第1の筐体が、前記連結部材に対して回動し、且つ、前記第2の筐体が、当該連結部材に対して回動しないように構成された電子機器。
これによれば、回転角度が180度である状態において、第1の筐体の正面に直交する方向から電子機器を見た場合における、第1の筐体と第2の筐体との間の隙間を小さくすることができる。この結果、例えば、第1の筐体及び第2の筐体のそれぞれに表示部を配設した場合において、回転角度が180度である状態における2つの表示部間の隙間を十分に小さくすることができる。
(付記9)
付記6乃至付記8のいずれかに記載の電子機器であって、
前記第1の筐体側連結部は、前記第1の筐体の、前記第1の回転軸に沿った方向における両端部のそれぞれに形成され、
前記第2の筐体側連結部は、前記第2の筐体の、前記第2の回転軸に沿った方向における両端部のそれぞれに形成され、
前記第1の筐体の正面には、情報を表示する第1の表示部が、前記第1の筐体側連結部の間の位置まで延在するように配設され、
前記第2の筐体の正面には、情報を表示する第2の表示部が、前記第2の筐体側連結部の間の位置まで延在するように配設された電子機器。
これによれば、第1の表示部と、第2の表示部と、の間の隙間をより一層小さくすることができる。
(付記10)
付記6乃至付記9のいずれかに記載の電子機器であって、
前記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、前記第1の筐体側連結部の前記基準方向における厚さと、前記第2の筐体側連結部の当該基準方向における厚さと、の和が、前記第1の筐体の厚さと、前記第2の筐体の厚さと、当該第1の筐体と当該第2の筐体との間の当該基準方向における隙間と、の和よりも小さくなるように構成された電子機器。
(付記11)
付記6乃至付記10のいずれかに記載の電子機器であって、
前記第1の筐体側連結部は、前記第1の筐体が屈曲することにより形成され、
前記第2の筐体側連結部は、前記第2の筐体が屈曲することにより形成された電子機器。
(付記12)
付記6乃至付記11のいずれかに記載の電子機器であって、
携帯電話端末である電子機器。
なお、本発明は、日本国にて2011年9月21日に出願された特願2011−205787の特許出願、及び、日本国にて2011年9月21日に出願された特願2011−205788の特許出願、に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願にて開示された内容のすべてが本明細書に含まれるものとする。
本発明は、折り畳み式の電子機器等に適用可能である。
90 電子機器
91 第1の筐体
91a 第1の筐体側連結部
92 第2の筐体
92a 第2の筐体側連結部
93 連結部材
10 電子機器
11 第1の筐体
11a,11b 連結部
11c 平板部
11d 第1の表示部
11s1 正面
11s2 背面
12 第2の筐体
12a,12b 連結部
12c 平板部
12d 第2の表示部
12s1 正面
12s2 背面
13a,13b ヒンジフォルダ部
13b1 側壁面
13b2 側壁面
21a 第1の表示部
21b 第1の表示制御部
21c 第1の操作入力部
22a 第2の表示部
22b 第2の表示制御部
22c 第2の操作入力部
22d 回路基板
22e 電源装置
23a 配線
100 電子機器
101 第1の筐体
101a 第1の筐体側連結部
102 第2の筐体
102a 第2の筐体側連結部
103 連結部材

Claims (12)

  1. 略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第1の筐体と、
    略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第2の筐体と、
    前記第1の筐体の一端に形成された第1の筐体側連結部を通る第1の回転軸を回転の中心として当該第1の筐体を回動可能に係合するとともに、前記第2の筐体の一端に形成された第2の筐体側連結部を通り且つ当該第1の回転軸と平行な第2の回転軸を回転の中心として当該第2の筐体を回動可能に係合することにより、当該第1の筐体及び当該第2の筐体が形成する角度である回転角度を0度と360度との間で変更可能に、当該第1の筐体と当該第2の筐体とを連結する連結部材と、
    を備え、
    前記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸との間の、前記第1の筐体の正面と直交する方向である基準方向における距離が、当該第1の筐体の厚さと、当該第2の筐体の厚さと、の和の半分と、当該第1の筐体と当該第2の筐体との間の当該基準方向における隙間と、の和に一致するように構成され、且つ、前記第1の筐体側連結部の、当該基準方向における厚さから、当該第1の筐体の厚さを減じた値の半分だけ、当該第1の筐体の当該基準方向における中心から、当該第2の筐体側へ移動した位置に、当該第1の回転軸が配置されるように構成された電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、互いに独立して前記連結部材に対して回動するように構成され、
    前記第1の筐体、及び、前記第2の筐体のそれぞれは、前記連結部材に対して180度だけ回動可能に構成され、
    前記回転角度が0度である状態から、当該回転角度が180度である状態へ変化する間、前記第1の筐体が、前記連結部材に対して回動し、且つ、前記第2の筐体が、当該連結部材に対して回動しないように構成された電子機器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子機器であって、
    前記第1の筐体側連結部は、前記第1の筐体の、前記第1の回転軸に沿った方向における両端部のそれぞれに形成され、
    前記第2の筐体側連結部は、前記第2の筐体の、前記第2の回転軸に沿った方向における両端部のそれぞれに形成され、
    前記電子機器は、前記回転角度が0度である状態において、前記第1の筐体の正面と前記第2の筐体の正面とが対向するように構成され、
    前記第1の筐体の正面には、情報を表示する第1の表示部が、前記第1の筐体側連結部の間の位置まで延在するように配設され、
    前記第2の筐体の正面には、情報を表示する第2の表示部が、前記第2の筐体側連結部の間の位置まで延在するように配設された電子機器。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子機器であって、
    前記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、前記第1の筐体側連結部の前記基準方向における厚さと、前記第2の筐体側連結部の当該基準方向における厚さと、の和が、前記第1の筐体の厚さと、前記第2の筐体の厚さと、当該第1の筐体と当該第2の筐体との間の当該基準方向における隙間と、の和よりも小さくなるように構成された電子機器。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電子機器であって、
    携帯電話端末である電子機器。
  6. 略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第1の筐体と、
    略一定の厚さを有し且つ正面と当該正面に平行な背面とを有する平板状の第2の筐体と、
    前記第1の筐体の一端に形成された第1の筐体側連結部を通る第1の回転軸を回転の中心として当該第1の筐体を回動可能に係合するとともに、前記第2の筐体の一端に形成された第2の筐体側連結部を通り且つ当該第1の回転軸と平行な第2の回転軸を回転の中心として当該第2の筐体を回動可能に係合することにより、当該第1の筐体及び当該第2の筐体が形成する角度である回転角度を0度と360度との間で変更可能に、当該第1の筐体と当該第2の筐体とを連結する連結部材と、
    を備え、
    前記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、前記第1の筐体の正面と前記第2の筐体の正面とが対向するように構成され、
    前記回転角度が180度である状態において、前記第1の筐体の正面と、前記第2の筐体の正面と、が同一の平面を形成するように構成された電子機器。
  7. 請求項6に記載の電子機器であって、
    前記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸との間の、前記第1の筐体の正面と直交する方向である基準方向における距離が、当該第1の筐体の厚さと、当該第2の筐体の厚さと、の和の半分と、当該第1の筐体と当該第2の筐体との間の当該基準方向における隙間と、の和に一致するように構成され、且つ、当該隙間の半分だけ、当該第1の筐体の正面から当該第2の筐体側へ移動した位置に、当該第1の回転軸が配置されるように構成された電子機器。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の電子機器であって、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、互いに独立して前記連結部材に対して回動するように構成され、
    前記第1の筐体、及び、前記第2の筐体のそれぞれは、前記連結部材に対して180度だけ回動可能に構成され、
    前記回転角度が0度である状態から、当該回転角度が180度である状態へ変化する間、前記第1の筐体が、前記連結部材に対して回動し、且つ、前記第2の筐体が、当該連結部材に対して回動しないように構成された電子機器。
  9. 請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の電子機器であって、
    前記第1の筐体側連結部は、前記第1の筐体の、前記第1の回転軸に沿った方向における両端部のそれぞれに形成され、
    前記第2の筐体側連結部は、前記第2の筐体の、前記第2の回転軸に沿った方向における両端部のそれぞれに形成され、
    前記第1の筐体の正面には、情報を表示する第1の表示部が、前記第1の筐体側連結部の間の位置まで延在するように配設され、
    前記第2の筐体の正面には、情報を表示する第2の表示部が、前記第2の筐体側連結部の間の位置まで延在するように配設された電子機器。
  10. 請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の電子機器であって、
    前記回転角度が0度である状態、又は、当該回転角度が360度である状態、において、前記第1の筐体側連結部の前記基準方向における厚さと、前記第2の筐体側連結部の当該基準方向における厚さと、の和が、前記第1の筐体の厚さと、前記第2の筐体の厚さと、当該第1の筐体と当該第2の筐体との間の当該基準方向における隙間と、の和よりも小さくなるように構成された電子機器。
  11. 請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の電子機器であって、
    前記第1の筐体側連結部は、前記第1の筐体が屈曲することにより形成され、
    前記第2の筐体側連結部は、前記第2の筐体が屈曲することにより形成された電子機器。
  12. 請求項6乃至請求項11のいずれかに記載の電子機器であって、
    携帯電話端末である電子機器。
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