JP5263154B2 - 携帯型電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などに代表される携帯型電子機器に関するものであり、特に携帯型電子機器を構成する2以上の筐体の連結構造に関するものである。
近年、携帯型電子機器が備える表示部(例えば、液晶ディスプレイ)上で、ワンセグ放送、パーソナルコンピュータ用アプリケーションの画像、Webページなどを観ることができるようになった。これに伴って、表示部が横長となるように、該表示部が設けられている筐体の向きを変更可能な携帯型電子機器が普及している。
特許文献1には、操作部を有する第1の筐体と、表示部を有する第2の筐体と、第1の筐体に対して第2の筐体が相対的にスライド回転するように第1の筐体と第2の筐体とを連結する回転連結機構と、を備えた携帯情報端末が開示されている。同文献1に開示されている回転連結機構は、上記第2の筐体が上記第1の筐体の操作部全体を覆う閉じた状態と、第2の筐体が第1の筐体の操作部を露出させるとともに第1の筐体の中心線に対して左右対称となる開いた状態とのいずれか一方の状態から他方の状態へ回転操作により移行できるように構成されている。
さらに、日本国特許公開公報2006−19925号には、図1に示す回転連結機構が開示されている。図1に示す回転連結機構は、第2の筐体2の底板2cに設けられた第1のカム孔201a及び第2のカム孔201bと、第1のカム孔201a及び第2のカム孔201bに各々に挿通された第1のピン202a及び第2のピン202bとを有している。第1のカム孔201a、第2のカム孔201bは2つ円弧状の孔が交差した形状を有している。一方、第1のピン202a、第2のピン202bの各々は、第1の筐体1の表面に固定されている。第1のピン202a、第2のピン202bの各々の先端には、第1のフランジ部202c、第2のフランジ部202dが設けられている。第1のフランジ部202c、第2のフランジ部202dは、第1のピン202a、第2のピン202bがカム孔201から抜けることを防止している。
図2を参照しながら、図1に示す回転連結機構によって連結された第1の筐体1及び第2の筐体2の動作について説明する。日本国特許公開公報2006−19925号によれば、閉じた状態では、第2の筐体2が第1の筐体1の操作部全体を覆っている(図2(a))。図2(a)に示す状態から、第1の筐体1を把持している右手の親指で第2の筐体2を押し上げると、第1のピン202aが第1のカム孔201aに沿ってスライドする。この結果、第2のピン202bを中心として第1の筐体1に対して第2の筐体2が時計回りに回転し、第1の筐体1に対して第2の筐体2が徐々にずれていく(図2(b))。第1の筐体1に対して第2の筐体2を時計回りに90°回転させると、第1の筐体1の操作部(図示せず)が露出するとともに、第2の筐体2は第1の筐体1の中心線に対して左右対称となる。このとき、携帯情報端末の外形は、略「T」字状になる(図2(c))。尚、日本国特許公開公報2006−19925号の段落[0152]には、第1のピン202a及び第2のピン202bは、第1の筐体1の表面に固定されている旨が明記されている。よって、日本国特許公開公報2006−19925号にある「第1のピン202aが第1のカム孔201aに沿ってスライドし、」との記述は、第1のピン202aが現実にスライドするとの意ではなく、第1のピン202aが第1のカム孔201aに対して相対的にスライドするとの意であると思われる。
上記日本国特許公開公報2006−19925号に開示されている回転連結機構には、次のような課題があった。この回転連結機構では、操作部が露出しているときには、表示部は常に横長になる。しかし、着信履歴などのリスト表示には縦長の表示部が適している。なぜなら、一般的に、横長の表示部よりも縦長の表示部の方が一画面に表示可能な件数が多いからである。従って、ユーザがリスト表示を見ながら操作部を操作する場合、表示部に表示される情報量が従来の折畳み型携帯電話機に比較して少なくなってしまう。
また、上記回転連結機構では、一方の筐体にカム孔が設けられ、他方の筐体にピンが設けられている。一方の筐体が他方の筐体に対して回転するとき、ピンがカム孔に沿ってスライドする。従って、筐体の回動量(回動範囲)は、カム孔の長さ(円弧長)に依存する。このため、筐体の回動量を増やすためには、カム孔を延長する必要がある。しかし、カム孔を延長すると、カム孔の面積が増加する。換言すれば、筐体に開けられた穴が大きくなる。筐体に開けられた穴が大きくなると、筐体の剛性が低下する、特に捻れ剛性が低下する。すなわち、特許文献1に開示されている回転連結機構では、筐体の回転量を増やせば増やすほど、筐体の剛性が低下してしまう。
また、日本国特許公開公報2006−19925号に開示されている回転連結機構では、2つのカム孔が交差している。よって、ピンがカム孔に沿ってスライドする過程で、ピンは2つのカム孔の交点を通過する。このとき、ピンがカム孔の交点近傍の角に引っ掛かったり、ピンが意図しないカム孔に進入してしまったりする虞がある。
本発明の主目的は、相対的に回転可能に連結された2つの筐体の剛性低下を回避しつつ、それら筐体の回転可能範囲を拡大することである。
本発明の携帯型電子機器の一つは、表示部を備えた第一の筐体と、操作部を備えた第二の筐体と、第二の筐体の操作部が第一の筐体によって覆われた閉状態、操作部が露出され、第一の筐体と第二の筐体の中心線とが交差した第一の開状態、および操作部が露出され、第一の筐体と第二の筐体の中心線とが一致した第二の開状態のいずれか一つの状態から他の状態へ回転操作により移行できるように、第一の筐体と第二の筐体とを連結する連結機構とを有する。連結機構は、第一の筐体に設けられた第一の案内溝及び第二の案内溝と、第二の筐体に設けられた第三の案内溝及び第四の案内溝と、第一の案内溝及び第三の案内溝を貫通する第一の軸と、第二の案内溝及び第四の案内溝を貫通する第二の軸と、を有し、第一の案内溝と第二の案内溝は、第一の筐体の中心線を対称軸として線対称であり、第一の案内溝は、第二の案内溝の始点を中心とする円弧に沿って形成され、第二の案内溝は、第一の案内溝の始点を中心とする円弧に沿って形成され、第三の案内溝と第四の案内溝は、第一の開状態において、第一の筐体の中心線を対称軸として線対称であり、第三の案内溝は、第四の案内溝の始点を中心とする円弧に沿って形成され、第四の案内溝は、第三の案内溝の始点を中心とする円弧に沿って形成されている。
閉状態は、第一の案内溝の始点と第三の案内溝の始点とが一致し、かつ、第二の案内溝の終点と第四の案内溝の終点とが一致し、第一の案内溝の始点と第三の案内溝の始点との重複点に第一の軸が位置し、第二の案内溝の終点と第四の案内溝の終点との重複点に第二の軸が位置し、第一の開状態では、第一の案内溝の始点と第三の案内溝の始点とが一致し、かつ、第二の案内溝の始点と第四の案内溝の始点とが一致し、第一の案内溝の始点と第三の案内溝の始点との重複点に第一の軸が位置し、第二の案内溝の始点と第四の案内溝の始点との重複点に第二の軸が位置し、第二の開状態では、第一の案内溝の終点と第三の案内溝の終点とが一致し、かつ、第二の案内溝の始点と第四の案内溝の始点とが一致し、第一の案内溝の終点と第三の案内溝の終点との重複点に第一の軸が位置し、第二の案内溝の始点と第四の案内溝の始点との重複点に第二の軸が位置する。
閉状態から第一の開状態へ移行する際、第一の筐体と第二の筐体は、第一の軸を回転軸として回転するとともに、第二の軸は、第四の案内溝内を該案内溝の終点から始点まで移動し、第一の開状態から第二の開状態へ移行する際、第一の筐体と第二の筐体は、第二の軸を回転軸として回転するとともに、第一の軸は、第三の案内溝内を該案内溝の始点から終点まで移動する。
第一の案内溝は、第二の案内溝の始点を中心とする円の円周の4分の1に相当する円弧長を有し、第二の案内溝は、第一の案内溝の始点を中心とする円の円周の4分の1に相当する円弧長を有し、第三の案内溝は、第四の案内溝の始点を中心とする円の円周の4分の1に相当する円弧長を有し、第四の案内溝は、第三の案内溝の始点を中心とする円の円周の4分の1に相当する円弧長を有する。
上記及びそれ以外の本発明の目的、特徴及び利点は、下記の記載及び本発明の一例を示す添付図面の参照によって明らかになる。
日本国特許公開公報2006−19925号に開示されている回転連結機構を示す模式図である。 日本国特許公開公報2006−19925号に開示されている回転連結機構の経時的動作を示す模式図である。 本発明の実施形態の一例である携帯電話を示す外観斜視図であって、(a)は閉状態、(b)は第一の開状態、(c)は第二の開状態を示す。 上筐体のリア面を示す模式的透視図である。 下筐体のフロント面を示す模式的平面図である。 上筐体と下筐体の連結状態を示す模式図である。 閉状態における第1の案内溝ないし第4の案内溝の相対的位置関係を示す模式図である。 第一の開状態における第1の案内溝ないし第4の案内溝の相対的位置関係を示す模式図である。 第二の開状態における第1の案内溝ないし第4の案内溝の相対的位置関係を示す模式図である。 閉状態から第一の開状態へ移行する過程の案内溝及び軸ピンの位置関係を示す模式図である。 閉状態から第一の開状態へ移行する過程の案内溝及び軸ピンの位置関係を示す模式図である。 第一の開状態から第二の開状態へ移行する過程の案内溝及び軸ピンの位置関係を示す模式図である。 第一の開状態から第二の開状態へ移行する過程の案内溝及び軸ピンの位置関係を示す模式図である。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態の一例について図面を参照しながら詳細に説明する。本例の携帯型電子機器は、表示部としての液晶ディスプレイが設けられた第一の筐体(以下「上筐体」と呼ぶ。)と、操作部としての入力キーや入力用タッチパネル(以下、まとめて「入力キー」と呼ぶ。)が設けられた第二の筐体(以下「下筐体」と呼ぶ。)とが連結機構によって回転可能に連結された携帯電話である。以下の説明では、上筐体の液晶ディスプレイが設けられている面をフロント面、フロント面と反対側の面をリア面と呼ぶ。また、下筐体の入力キーが設けられている面をフロント面、フロント面と反対側の面をリア面と呼ぶ。理解を容易にするため、図3を参照しつつ上記定義に従って上筐体と下筐体の連結状態及び回転動作について概説する。
上筐体10と下筐体20は、閉状態(図1(a))、第一の開状態(図1(b))、第二の開状態(図1(c))のいずれか一つの状態から他の状態へ回転操作により移行できるように、連結機構によって連結されている。すなわち、上筐体10と下筐体20は、最大で180度回転可能に連結されている。
図1(a)に示す閉状態とは、下筐体20のフロント面の略全面(少なくとも入力キーの配置領域)が上筐体10によって覆われた状態である。図1(b)に示す第一の開状態とは、下筐体20の入力キーの形成領域が露出し、上筐体10が下筐体20の中心線B-Bに対して左右対称となった状態である。図1(c)に示す第二の開状態とは、下筐体20の入力キーの形成領域が露出し、上筐体10の中心線A-Aと下筐体20の中心線B-Bとが同一直線上で一致した状態である。
尚、上記回転操作に際し、上筐体10と下筐体20は互いの対向面(上筐体10のリア面と下筐体20のフロント面)と平行な面内で回転する。また、上筐体10の中心線A-Aは、該上筐体10の短辺と直交し、該短辺を二分する直線である。また、下筐体20の中心線B-Bは、下筐体20の短辺と直交し、該短辺を二分する直線である。
図4は、上筐体10のリア面を示す模式的透視図である。図4には、フロント面側から透視されたリア面が示されている。図4に示すように、上筐体10のリア面には、第一の案内溝31及び第二の案内溝32が形成されている。第一の案内溝31と第二の案内溝32とは、上筐体10の中心線A-Aを対称軸として線対称である。
また、第一の案内溝31は、第二の案内溝32の一端(始点P12)を中心とする円弧に沿って形成されている。さらに、その円弧の長さ(第一の案内溝31の円弧長)は、始点P12を中心とする円の円周の4分の1である。尚、第一の案内溝31の2つの端部のうち、中心線A-Aから相対的に離れている端部が始点P11である。もっとも、第一の案内溝31の円弧長は、始点P12を中心とする円の円周の4分の1以下であってもよい。
一方、第二の案内溝32は、第一の案内溝31の一端(始点P11)を中心とする円弧に沿って形成されている。さらに、その円弧の長さ(第二の案内溝32の円弧長)は、始点P11を中心とする円の円周の4分の1である。尚、第二の案内溝32の2つの端部のうち、中心線A-Aから相対的に離れている端部が始点P12である。もっとも、第二の案内溝32の円弧長は、始点P11を中心とする円の円周の4分の1以下であってもよい。
さらに、始点P12を中心とする円と始点P11を中心とする円の半径は同一である。すなわち、第一の案内溝31と第二の案内溝32とは、同一の長さを有し、同一の曲率を有する。
図5は、下筐体20のフロント面の模式的平面図である。図5に示すように、下筐体20のフロント面には、第三の案内溝33及び第四の案内溝34が形成されている。第三の案内溝33と第四の案内溝34とは、第一の開状態(図1(b))にある上筐体10の中心線A-Aを対称軸として線対称である。
また、第三の案内溝33は、第四の案内溝34の一端(始点P14)を中心とする円弧に沿って形成されている。さらに、その円弧の長さ(第三の案内溝33の円弧長)は、始点P14を中心とする円の円周の4分の1である。もっとも、第三の案内溝33の円弧長は、始点P14を中心とする円の円周の4分の1以下であってもよい。
一方、第四の案内溝34は、第三の案内溝33の一端(始点P13)を中心とする円弧に沿って形成されている。さらに、その円弧の長さ(第四の案内溝34の円弧長)は、始点P13を中心とする円の円周の4分の1である。もっとも、第四の案内溝34の円弧長は、始点P13を中心とする円の円周の4分の1以下であってもよい。
さらに、始点P14を中心とする円と始点P13を中心とする円の半径は同一である。すなわち、第三の案内溝33と第四の案内溝34とは、同一の長さを有し、同一の曲率を有する。
図6に、上筐体10と下筐体20の連結状態を模式的に示す。図6に示されているように、上筐体10と下筐体20とは、2本の軸ピン41、42によって回転可能に連結されている。換言すれば、閉状態、第一の開状態または第二の開状態のいずれか一つの状態から他の状態へ回転操作によって移行可能に連結されている。具体的には、第一の案内溝31と第三の案内溝33とを貫通する第一の軸ピン41、および第二の案内溝32と第四の案内溝34とを貫通する第二の軸ピン42によって上記のように連結されている。すなわち、連結機構は、第一の案内溝31ないし第四の案内溝34と、第一の軸ピン41と、第二の軸ピン42とによって構成されている。
第一の軸ピン41の両端には、第一の案内溝31及び第三の案内溝33の幅よりも径の大きなフランジ部41aが設けられている。フランジ部41aは、第一の案内溝31及び第三の案内溝33の周縁に係止し、第一の軸ピン41の第一の案内溝31及び第三の案内溝33からの抜けを防止している。第二の軸ピン42の両端にも、第二の案内溝32及び第四の案内溝34の幅よりも径の大きなフランジ部42aが設けられている。フランジ部42aは、第二の案内溝32及び第四の案内溝34の周縁に係止し、第二の軸ピン42の第二の案内溝32及び第四の案内溝34からの抜けを防止している。尚、図6には、第一の軸ピン41及び第二の軸ピン42のそれぞれの一端に設けられたフランジ部41a、42aのみが図示されているが、他端にも同様のフランジ部が設けられている。
次に、図7から図9を参照して、閉状態、第一の開状態及び第二の開状態における第一の案内溝31ないし第四の案内溝34の相対的位置関係について説明する。尚、状態の変化に伴って相対的位置関係も経時的に変化するが、ここでは、各状態における相対的位置関係について説明し、変化の過程については後に詳述する。
図7に、閉状態における第一の案内溝31ないし第四の案内溝34の相対的位置関係を示す。同図に示すように、閉状態では、第1の案内溝31の始点P11と第三の案内溝33の始点P13とが一致する。また、第二の案内溝32の終点P22と第四の案内溝34の終点P24とが一致する。尚、終点とは、各案内溝における始点と反対側の端部を意味する。以下の説明では、第1の案内溝31の終点を「終点P21」、第三の案内溝33の終点を「終点P23」と呼ぶ(図4、図5参照)。
再び図7を参照する。閉状態では、上記のように一致している第1の案内溝31の始点P11及び第三の案内溝33の始点P13に第一の軸ピン41が存在している。より具体的には、第一の軸ピン41は、2つの始点P11、P13の重複点に位置し、不図示の係止機構によって仮止めされている。一方、上記のように一致している第二の案内溝32の終点P22及び第四の案内溝34の終点P24に第二の軸ピン42が存在している。より具体的には、第二の軸ピン42は、2つの終点P22、P24の重複点に位置し、かつ、不図示の係止機構によって仮止めされている。尚、図7では、各軸ピン41、42のフランジ部41a、42a(図4)の図示は省略してある。
図8に、第一の開状態における第一案内溝31ないし第四の案内溝34の相対的位置関係を示す。同図に示すように、第一の開状態では、第一の案内溝31の始点P11と第三の案内溝33の始点P13とが一致する。また、第二の案内溝32の始点P12と第四の案内溝34の始点P14とが一致する。
2本の軸ピン41、42に着目すれば、閉状態のときに第一の案内溝31の始点P11と第三の案内溝33の始点P13との重複点に位置していた第一の軸ピン41は、閉状態から第一の開状態へ移行する過程では変位せず、一貫して始点P11、P13の重複点に止まっている。一方、閉状態のときに第二の案内溝32の終点P22と第四の案内溝34の終点P24との重複点に仮止めされていた第二の軸ピン42は、閉状態から第一の開状態へ移行する過程で上記仮止めが解除され、最終的には第二の案内溝32の始点P12と第四の案内溝34の始点P14との重複点に移動する。さらに、第二の案内溝32の始点P12と第四の案内溝34の始点P14との重複点に移動した第二の軸ピン42は、不図示の係止機構によって仮止めされる。第二の軸ピン42の移動の過程については後に詳述する。
図9に、第二の開状態における第一の案内溝32ないし第四の案内溝34の相対的位置関係を示す。同図に示すように、第二の開状態では、第一の案内溝31の終点P21と第三の案内溝33の終点P23とが一致する。また、第二の案内溝32の始点P12と第四の案内溝34の始点P14とが一致する。
2本の軸ピン41、42に着目すれば、第一の開状態のときの第一の案内溝31の始点P11と第三の案内溝33の始点P13との重複点において仮止めされていた第一の軸ピン41は、第一の開状態から第二の開状態へ移行する過程で上記仮止めが解除され、最終的には第一の案内溝31の終点P21と第三の案内溝33の終点P23との重複点に移動する。第一の案内溝31の終点P21と第三の案内溝33の終点P23との重複点に移動した第一の軸ピン41は、不図示の係止機構によって仮止めされる。第一の軸ピン41の移動の過程については後に詳述する。一方、第一の開状態において第二の案内溝32の始点P12と第四の案内溝34の始点P14との重複点に位置していた第二の軸ピン42は、第一の開状態から第二の開状態へ移行する過程では変位せず、一貫して始点P12、P14の重複点に止まっている。
次に、上筐体10と下筐体20の回転動作と、それに伴う第一の案内溝31ないし第四の案内溝34の相対的位置関係の変化及び軸ピン41、42の移動状態について説明する。尚、上筐体10及び下筐体20は相対的に回転可能である。しかし、ここでの説明では、下筐体20を固定し、上筐体10を回転させることを前提とする。
図7に示す状態(閉状態)から図8に示す状態(第一の開状態)へ移行させるべく、図7に示す上筐体10に、左回りの回転力を加える。例えば、左手で下筐体20を把持し、右手で上筐体10に左回りに回転させる。または、携帯電話を左手の手の平に乗せ、左手の親指で上筐体10の下部側面を左上方へ向けて押し上げる。すると、図10に示すように、回転力が加えられた上筐体10は、第一の案内溝31の始点P11と第三の案内溝33の始点P13との重複点に位置している第一の軸ピン41を回転軸として左回りに回転を開始する。このとき、第二の案内溝32は、第四の案内溝34の上を該案内溝34に沿って移動する(第二の案内溝32が第四の案内溝34をトレースする)。一方、第一の案内溝31は、第一の軸ピン41(始点P11)を回転軸として左回りに回転する。この時点では、第二の案内溝32の終点P22と第四の案内溝34の終点P24との重複点に位置している第二の軸ピン42は移動せず、同重複点に止まっている。また、係止機構による第二の軸ピン42の係止も解除されていない。
その後、上筐体10をさらに左回りに回転させると、図11に示すように、第二の案内溝32が第四の案内溝34と完全に重なる。すなわち、第二の案内溝32の始点P12と第四の案内溝34の終点P24とが一致し、第二の案内溝32の内面が第二の軸ピン42に当接する。換言すれば、第二の案内溝32の終点P22と第四の案内溝34の始点P14とが一致する。この間、第一の案内溝31は、第一の軸ピン41(始点P11)を回転軸として左回りに回転する。
図11に示す状態から上筐体10をさらに左回りに回転させると、第二の案内溝32の内面によって第二の軸ピン42が押される。第二の軸ピン42に対する押圧力が所定値を超えると、係止機構による第二の軸ピン42の係止が解除され、上筐体10をさらに左回りに回転させることが可能となる。その後は、上筐体10の回転に伴って、第二の案内溝32が第二の軸ピン42を押し動かしながら第四の案内溝34に沿って移動する。この間、第二の軸ピン42も第四の案内溝34内を第四の案内溝34の終点P24から始点P14に向けて移動する。また、第一の案内溝31は、第一の軸ピン41(始点P11)を回転軸として左回りに回転する。以上によって、図7に示す閉状態から図8に示す第一の開状態への移行が行われる。
上記のように、閉状態から第一の開状態へ移行する過程では、第一の軸ピン41が上筐体10の回転軸となる。また、第二の案内溝32は、第四の案内溝34をトレースする。さらに、第二の軸ピン42は、第二の案内溝32によって押し動かされて第四の案内溝34内を終点P24から始点P14まで移動する。そして、第四の案内溝34の始点P14(第二の案内溝32の始点P12と重複している。)まで移動した第二の軸ピン42は、係止機構によって仮止めされる。従って、上筐体10と下筐体20とは、第一の開状態で仮止めされる。
次に、図8に示す第一の開状態から図9に示す第二の開状態への移行について説明する。第一の開状態から第二の開状態へ移行させるべく、図8に示す上筐体10に、該上筐体10を左回りに回転させようとする力を加える。例えば、左手で下筐体20を把持し、右手で上筐体10を左回りに回転させる。すると、図12に示すように、回転力が加えられた上筐体10は、第二の案内溝32の始点P12と第四の案内溝34の始点P14との重複点に位置している第二の軸ピン42を回転軸として回転を開始する。このとき、第一の案内溝31は、第三の案内溝33の上を該案内溝33に沿って移動する(第一の案内溝31が第三の案内溝33をトレースする)。一方、第二の案内溝32は、第二の軸ピン42(始点P12)を回転中心として左回りに回転する。この時点では、第一の案内溝31の始点P11と第三の案内溝33の始点P13との重複点に位置している第一の軸ピン41は移動せず、同重複点に止まっている。また、係止機構による第一の軸ピン41の係止も解除されていない。
その後、上筐体10をさらに左回りに回転させると、図13に示すように、第一の案内溝31が第三の案内溝33と完全に重なる。すなわち、第一の案内溝31の終点P21と第三の案内溝33の終点P23とが一致し、第一の案内溝31の内面が第一の軸ピン41に当接する。換言すれば、第一の案内溝32の始点P11と第三の案内溝33の終点P23とが一致する。この間、第二の案内溝32は、第二の軸ピン42(始点P12)を回転軸として左回りに回転する。
図13に示す状態から上筐体10をさらに左回りに回転させると、第一の案内溝31の内面によって第一の軸ピン41が押される。第一の軸ピン41に対する押圧力が所定値を超えると、係止機構による第一の軸ピン41の係止が解除される。すると、上筐体10をさらに左回りに回転させることが可能となる。その後は、上筐体10の回転に伴って、第一の案内溝31が第一の軸ピン41を押し動かしながら第三の案内溝33に沿って移動する。この間、第一の軸ピン41も第三の案内溝33内を該案内溝33に沿って移動する。また、第二の案内溝32は、第二の軸ピン42(始点P12)を回転軸として左回りに回転する。以上によって、図8に示す第一の開状態から図9に示す第二の開状態への移行が行われる。
上記のように、第一の開状態から第二の開状態へ移行する過程では、第二の軸ピン42が上筐体10の回転軸となる。また、第一の案内溝31は、第三の案内溝33をトレースする。さらに、第一の軸ピン41は、第一の案内溝31によって押し動かされて第三の案内溝33内を第三の案内溝33の始点P13から終点P23まで移動する。そして、第三の案内溝33の終点P23(第一の案内溝31の終点P21と重複している。)まで移動した第一の軸ピン41は、係止機構によって仮止めされる。従って、上筐体10と下筐体20とは、第二の開状態で仮止めされる。
以上のようにして、上筐体10と下筐体20を閉状態から第一の開状態、そして第二の開状態へ移行させることができる。尚、上記と逆方向に回転させれば、第二の開状態から第一の開状態、そして閉状態へ移行させることができる(元の状態に戻すことができる)。また、状態の変化に伴って液晶ディスプレイに表示されている画像や映像の向きも自動的に変化する。
尚、図10から図13では、作図の便宜上、第一の軸ピン41及び第二の軸ピン42の径を実際よりも細く図示してある。実際には、第一の軸ピン41及び第二の軸ピン42は、各案内溝31〜34の幅と略同一の径を有する。従って、第一の軸ピン41及び第二の軸ピン42が各案内溝31〜34内でがたつくことはない。
尚、閉状態は、入力キーの操作を必要としないアプリケーションの利用に適している。例えば、下筐体20のリア面にカメラが設けられ、上筐体10或いは下筐体20の側面に操作ボタン(例えば、シャッターボタン)が設けられている場合、ユーザは、上筐体10に設けられている液晶ディスプレイでカメラの撮影画像を確認しながら操作ボタンを操作する。このようなシチュエーションには、上記閉状態が適している。また、上筐体10に設けられている液晶ディスプレイ上でワンセグ放送を視聴する場合にも上記閉状態が適している。
第一の開状態では、上筐体10の中心線A-Aと下筐体B-Bとが直交し、下筐体20に設けられている入力キーが露出する。すなわち、上筐体10に設けられている液晶ディスプレイは横向きになり、下筐体20に設けられている入力キーは操作可能である。よって、第一の開状態は、Webページの閲覧等に適している。Webページの閲覧では、入力キーを操作してURLを入力するなど操作が必要になるので、閉状態ではなく第一の開状態が適している。また、ワンセグ放送の視聴中に入力キーの操作が必要になる場合にも第一の開状態が適している。
第二の開状態では、上筐体10の中心線A-Aと下筐体B-Bとが同一直線上で一致する。すなわち、上筐体10に設けられている液晶ディスプレイは縦向きになり、下筐体20に設けられている入力キーは操作可能である。よって、従来の折畳み型携帯電話の開状態と実質的に同一の状態となり、通話や電子メールの閲覧、作成等に適している。
これまでは、下筐体20に対して上筐体10を左回りに回転させる場合について説明した。しかし、第1の案内溝31及び第三の案内溝33を下筐体20に形成し、第二の案内溝32及び第四の案内溝34を上筐体10に形成することによって、下筐体20に対して上筐体10を右回りに回転させることもできる。また、図5に示されている第3の案内溝33及び第4の案内溝34を左右反転させることによっても右回りを実現することができる。
また、第一または第二の案内溝を筐体の中心線から左右どちらかにオフセットされた位置に形成してもよい。第一または第二の案内溝をオフセットすると、第一の開状態の上筐体は、下側筐体に対して左右非対称となる。従って、上筐体に設けられている液晶ディスプレイの中心は、下筐体の中心線A-Aよりも左側または右側にオフセットされる。例えば、右手で下筐体を保持して使用する場合は、液晶ディスプレイの中心が下筐体の中心線A-Aよりも左側に位置している方がより使い易い。なぜなら、液晶ディスプレイの中心が下筐体の中心線A-Aよりも左側に位置していれば、下筐体を持っている右手を顔の正面に移動させなくとも、液晶ディスプレイを顔の正面に位置させることができるからである。
左手で下筐体を保持して使用する場合は、液晶ディスプレイの中心が下筐体の中心線A-Aよりも右側に位置していれば、下筐体を持っている左手を顔の正面に移動させなくとも、液晶ディスプレイを顔の正面に位置させることができる。なお、デザイン上の理由から、第一の開状態の上筐体が下筐体の中心線に対してオフセットされてもよい。
以上のように、本発明では、携帯型電子機器を構成する2つの筐体を回転可能に連結するために必要な案内溝が双方の筐体に分散して形成されている。従って、求められる回転量を得るために必要な案内溝を一方の筐体にのみ形成する場合に比べて、各筐体に形成される案内溝の長さを短くすることができる。この結果、各筐体の表面に存在する案内溝(穴)の面積が縮小され、筐体の剛性低下が回避される。さらに、各筐体に形成された案内溝は、他の案内溝と交差しない。よって、案内溝内を移動する軸が案内溝の角に引っ掛かったり、意図しない案内溝に進入してしまう虞もない。
尚、本明細書では、携帯電話を例にとって本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明は携帯電話以外の携帯型電子機器にも適用可能である。
この出願は、2007年5月30日に出願された日本国特許出願2007−143781および2008年1月18日に出願された日本国特許出願2008−9267を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (4)

  1. 表示部を備えた第一の筐体と、
    操作部を備えた第二の筐体と、
    前記第二の筐体の前記操作部が前記第一の筐体によって覆われた閉状態、前記操作部が露出され、前記第一の筐体と前記第二の筐体の中心線とが交差した第一の開状態、および前記操作部が露出され、前記第一の筐体と前記第二の筐体の中心線とが一致した第二の開状態のいずれか一つの状態から他の状態へ回転操作により移行できるように、前記第一の筐体と前記第二の筐体とを連結する連結機構とを有し、
    前記連結機構は、
    前記第一の筐体に設けられた第一の案内溝及び第二の案内溝と、
    前記第二の筐体に設けられた第三の案内溝及び第四の案内溝と、
    前記第一の案内溝及び前記第三の案内溝を貫通する第一の軸と、
    前記第二の案内溝及び前記第四の案内溝を貫通する第二の軸と、を有し、
    前記第一の案内溝と前記第二の案内溝は、前記第一の筐体の前記中心線を対称軸として線対称であり
    前記第一の案内溝は、前記第二の案内溝の始点を中心とする円弧に沿って形成され、
    前記第二の案内溝は、前記第一の案内溝の始点を中心とする円弧に沿って形成され、
    前記第三の案内溝と前記第四の案内溝は、前記第一の開状態において、前記第一の筐体の前記中心線を対称軸として線対称であり、
    前記第三の案内溝は、前記第四の案内溝の始点を中心とする円弧に沿って形成され、
    前記第四の案内溝は、前記第三の案内溝の始点を中心とする円弧に沿って形成されている、携帯型電子機器。
  2. 前記閉状態では、前記第一の案内溝の始点と前記第三の案内溝33の始点とが一致し、
    かつ、前記第二の案内溝の終点と前記第四の案内溝の終点とが一致し、前記第一の案内溝の始点と前記第三の案内溝33の始点との重複点に前記第一の軸が位置し、前記第二の案内溝の終点と前記第四の案内溝の終点との重複点に前記第二の軸が位置し、
    前記第一の開状態では、前記第一の案内溝の始点と前記第三の案内溝の始点とが一致し、かつ、前記第二の案内溝の始点と前記第四の案内溝の始点とが一致し、前記第一の案内溝の始点と前記第三の案内溝の始点との重複点に前記第一の軸が位置し、前記第二の案内溝の始点と前記第四の案内溝の始点との重複点に前記第二の軸が位置し、
    前記第二の開状態では、前記第一の案内溝の終点と前記第三の案内溝の終点とが一致し、かつ、前記第二の案内溝の始点と前記第四の案内溝の始点とが一致し、前記第一の案内溝の終点と前記第三の案内溝の終点との重複点に前記第一の軸が位置し、前記第二の案内溝の始点と前記第四の案内溝の始点との重複点に前記第二の軸が位置する、請求項1記載の携帯型電子機器。
  3. 前記閉状態から前記第一の開状態へ移行する際、前記第一の筐体と前記第二の筐体は、前記第一の軸を回転軸として回転するとともに、前記第二の軸は、前記第四の案内溝内を該案内溝の終点から始点まで移動し、
    前記第一の開状態から前記第二の開状態へ移行する際、前記第一の筐体と前記第二の筐体は、前記第二の軸を回転軸として回転するとともに、前記第一の軸は、前記第三の案内溝内を該案内溝の始点から終点まで移動する、請求項1又は請求項2記載の携帯型電子機器。
  4. 前記第一の案内溝は、前記第二の案内溝の始点を中心とする円の円周の4分の1に相当する円弧長を有し、
    前記第二の案内溝は、前記第一の案内溝の始点を中心とする円の円周の4分の1に相当する円弧長を有し、
    前記第三の案内溝は、前記第四の案内溝の始点を中心とする円の円周の4分の1に相当する円弧長を有し、
    前記第四の案内溝は、前記第三の案内溝の始点を中心とする円の円周の4分の1に相当する円弧長を有する、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の携帯型電子機器。
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