JPWO2013035492A1 - 通信システム、移動体搭載装置、端末装置、およびセンタサーバ - Google Patents
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Abstract
車両等の移動体に搭載可能な移動体搭載装置を遠隔操作する際の利便性をより高めることができる通信システムを提供する。例えば、本発明の通信システム10は、センタサーバ30との通信に用いられる電波の受信信号品質および車両13に関する情報を含む移動体情報を格納する移動体情報格納部23と、車両13と共に移動するユーザが当該車両13から離れたか否かを判定する分離判定部26と、分離判定部26によって、ユーザが当該車両13から離れたと判定された場合に、移動体情報格納部23内の移動体情報を当該ユーザに通知する移動体情報通知部27とを有する移動体搭載装置20を備える。
Description
本願は2011年9月5日に出願された日本国特許の出願番号2011−193035号に基づく優先権を主張し、当該日本出願に記載された全ての記載内容は、参照により本願に取り込まれる。
本発明は、センタサーバを介して、車両等の移動体に搭載可能な移動体搭載装置と通信することにより、離れた場所から当該移動体搭載装置を遠隔操作する技術に関する。
下記の特許文献1には、ユーザが、車載装置とは別の通信端末を用いて、要求する車載装置の制御内容を識別情報に対応付けて遠隔制御装置に予め登録し、車載装置の利用時に、車載装置が遠隔制御装置に識別情報を送信して、対応する制御内容を遠隔制御装置から取得し、取得した制御内容に応じた処理を実行する遠隔制御方法が開示されている。
ところで、上記特許文献1では、車載装置が通信エリアの圏外にあると、車載装置は遠隔制御装置と通信することができず、遠隔制御装置から制御内容を取得することができない。そのため、せっかく事前に必要な制御内容を選択して遠隔制御装置に登録していても、出発時点でその制御内容を取得できないため、ユーザは車載装置を直接操作して制御内容を車載装置に入力することになる。
車載装置のユーザーインターフェイスは、設置面積等の制約から、汎用のコンピュータのような使いやすさはなく、情報の入力に時間がかかる場合がある。そのため、出発時点で、車載装置が通信圏外にあることが判明した場合には、予定通りに出発できない場合がある。また、いろいろな施設の情報を調べて様々な制御内容を事前に遠隔制御装置に登録していた場合には、調べた情報や制御内容を出発時点で全て覚えていない場合がある。そのため、せっかく事前に調べた情報が無駄に終わってしまう場合がある。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、車両等の移動体に搭載可能な移動体搭載装置を遠隔操作する際の利便性をより高めることにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決するための手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、移動体に搭載可能な移動体搭載装置と、
移動体と共に移動するユーザが使用する端末装置と
を備え、
前記移動体搭載装置は、
センタサーバとの通信に用いられる電波の受信信号品質および前記移動体に関する情報を含む移動体情報を格納する第1の移動体情報格納部と、
前記ユーザが当該移動体から離れたか否かを判定する分離判定部と、
前記分離判定部によって、前記ユーザが当該移動体から離れたと判定された場合に、前記移動体情報格納部内の移動体情報を前記端末装置へ送信し、
前記端末装置は、
前記移動体搭載装置から前記移動体情報を受信する第1の移動体情報受信部と、
前記第1の移動体情報受信部が受信した移動体情報を格納する第2の移動体情報格納部と、
ユーザからの操作に従い、前記第2の移動体情報格納部に格納されている情報を当該ユーザに通知する第2の移動体情報通知部と
を有することを特徴とする。
移動体と共に移動するユーザが使用する端末装置と
を備え、
前記移動体搭載装置は、
センタサーバとの通信に用いられる電波の受信信号品質および前記移動体に関する情報を含む移動体情報を格納する第1の移動体情報格納部と、
前記ユーザが当該移動体から離れたか否かを判定する分離判定部と、
前記分離判定部によって、前記ユーザが当該移動体から離れたと判定された場合に、前記移動体情報格納部内の移動体情報を前記端末装置へ送信し、
前記端末装置は、
前記移動体搭載装置から前記移動体情報を受信する第1の移動体情報受信部と、
前記第1の移動体情報受信部が受信した移動体情報を格納する第2の移動体情報格納部と、
ユーザからの操作に従い、前記第2の移動体情報格納部に格納されている情報を当該ユーザに通知する第2の移動体情報通知部と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、車両等の移動体に搭載可能な移動体搭載装置を遠隔操作する際の利便性をより高めることができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
まず、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における通信システム10の構成の一例を示すシステム構成図である。通信システム10は、移動体の一例である車両13に搭載可能な移動体搭載装置20を備える。
本実施形態の通信システム10では、ユーザは、携帯する端末装置40等の通信機器から、センタサーバ30を介して移動体搭載装置20へコマンドを送ったり、コマンドの実行結果をセンタサーバ30を介して受け取ることにより、離れた場所から移動体搭載装置20を遠隔操作することができる。そして、本実施形態では、ユーザ14が車両13から降りた場合に、移動体搭載装置20は、車両13の状態を示す情報を当該ユーザ14に通知する。
なお、本明細書では、車両13を移動体の一例として説明するが、本発明における移動体は車両13に限られず、複数の足を使って歩行することにより移動したり、地面に接しない浮遊状態で移動したりするような、車輪を有さない移動体も含まれる。
図2は、第1の実施形態における移動体搭載装置20の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。本実施形態における移動体搭載装置20は、移動体情報収集部21、無線通信部22、移動体情報格納部23、コマンド受信部24、コマンド実行部25、分離判定部26、および移動体情報通知部27を有する。
無線通信部22は、携帯電話やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の広域無線通信により、アンテナ204を介して最寄の基地局12と通信し、当該基地局12を介してセンタサーバ30と通信する。また、無線通信部22は、移動体情報収集部21からの要求に応じて、最寄りの基地局12から送信された電波の受信信号品質を測定し、測定結果を移動体情報収集部21に通知する。
移動体情報収集部21は、車両13のエネルギーの残量や、車両13の現在位置、車両13の消耗部品の使用期間、故障部品などの情報を検出するセンサ200からの情報を収集する。また、移動体情報収集部21は、最寄りの基地局12から送信された電波の受信信号品質の情報を無線通信部22から収集する。
そして、移動体情報収集部21は、例えば図3に示すように、移動体情報の項目230に対応付けて、当該項目に該当する移動体情報の内容231、および、当該項目に該当する移動体情報を収集した収集時刻232を、移動体情報格納部23に格納する。
ここで、本実施形態において、移動体情報格納部23に格納される受信信号品質の内容は、最寄りの基地局12から送信された電波の強度を、所定の強度範囲毎に、強電界、弱電界、圏外の3つに分け、そのいずれかが登録される。また、受信信号品質は、電波の強度だけではなく、SNR(Signal to Noise Ratio)やCIR(Carrier to Interference Ratio)、Ec/Io等の信号の品質に基づいて分けてもよい。また、移動体情報格納部23に格納されるエネルギー残量の内容は、ガソリン車であればガソリンの残量、電気自動車であれば電池残量を示す。
コマンド受信部24は、無線通信部22を介してセンタサーバ30から確認コマンドや制御コマンドを受信し、受信したこれらのコマンドをコマンド実行部25へ送る。また、コマンド受信部24は、コマンドの実行結果をコマンド実行部25から受け取り、受け取った実行結果を無線通信部22を介してセンタサーバ30へ送る。
コマンド実行部25は、コマンド受信部24から受け取ったコマンドを実行し、その実行結果をコマンド実行部25へ返す。コマンド実行部25が実行するコマンドには、車両13の状態を確認するための確認コマンドや、車両13や移動体搭載装置20を制御する制御コマンドがある。確認コマンドを受け取った場合、コマンド実行部25は、当該コマンドで指定された項目の移動体情報の内容を移動体情報格納部23から読み出して、実行結果としてコマンド受信部24に返す。
また、制御コマンドを受け取った場合、コマンド実行部25は、当該コマンドで指定された処理を実行し、実行結果をコマンド受信部24に返す。制御コマンドで実行可能な処理としては、例えば、ナビゲーション装置での経路探索や、ナビゲーション装置への走行経路の設定、車両13のエアコンの制御等がある。
分離判定部26は、センサ201からの信号に基づいて、運転者であるユーザ14が車両13を降りたか否かを判定し、ユーザ14が車両13を降りたと判定した場合に、その旨を移動体情報通知部27に通知する。
ここで、センサ201は、例えば、運転席に設けられた圧力センサ、運転席のドアが開いたことを検出するセンサ、エンジンが停止したことを検出するセンサ(車両13が電気自動車であれば車両13の電源が停止したことを検出するセンサ)、運転席のシートベルトが外されたことを検出するセンサ、予め登録された電子機器(例えばユーザ14が携帯する端末装置40)との有線または無線による接続が遮断されたことを検出するセンサ等である。
予め登録された電子機器との有線または無線による接続が遮断されたことを検出する方法としては、例えば、通信ケーブルが抜かれたことを検出したり、電子機器との間で確立されていたNFC(Near Field Communication)やTransfer JET(登録商標)による無線通信リンクが切断されたことを検出する方法等がある。
そして、分離判定部26は、例えば、センサ201からの信号に基づいて、運転席の圧力が所定値未満なった場合、運転席のドアが開いた場合、エンジンが停止した場合、運転席のシートベルトが外された場合、もしくは、予め登録された電子機器との接続が遮断された場合、または、これらの2つ以上の組み合わせに該当する場合に、ユーザ14が車両13を降りたと判定する。
移動体情報通知部27は、ユーザ14が車両13を降りた旨を分離判定部26から通知された場合に、移動体情報を移動体情報格納部23から読み出し、読み出した移動体情報を表示装置202に表示したり、音声によりスピーカ203から出力することでユーザ14に通知する。
移動体情報通知部27によって通知される移動体情報の項目や通知方法は、ユーザ14が自由に設定することができる。例えば、受信信号品質が「圏外」である場合やエネルギー残量が10%未満である場合に音声によりスピーカ203を介してその旨を通知し、それ以外の項目については表示装置202に表示するようにしてもよい。
また、移動体情報通知部27は、受信信号品質の程度や、エネルギー残量、消耗部品の使用開始からの経過時間等に応じて、音声で移動体情報を通知する場合には、確認音の音色やメロディー、確認音の鳴動回数等を変えたり、画面表示で移動体情報を通知する場合には、文字で通知する以外に、画面の背景の色を変えるようにしてもよい。
また、受信信号品質が「圏外」である場合、センタサーバ30経由で移動体搭載装置20から移動体情報を取得することができないため、移動体情報通知部27は、受信信号品質が「圏外」である場合に、移動体情報格納部23から読み出した移動体情報を、表示や音声によりユーザに通知するようにしてもよい。
図4は、第1の実施形態における移動体搭載装置20の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、移動体情報収集部21は、移動体情報の収集タイミングか否かを判定する(S100)。移動体情報の収集タイミングは、移動体情報の項目毎に異なっていてもよく、劣化の進んだ消耗品については使用開始からの経過時間に応じて移動体情報の収集頻度を上げるようにしてもよい。
移動体情報の収集タイミングである場合(S100:Yes)、移動体情報収集部21は、センサ200および無線通信部22からの情報を収集する(S101)。そして、移動体情報収集部21は、収集した情報を、項目毎に収集時刻に対応付けて移動体情報格納部23に格納し(S102)、移動体情報収集部21は、再びステップS100に示した処理を実行する。
一方、移動体情報の収集タイミングではない場合(S100:No)、分離判定部26は、センサ201からの信号に基づいて、ユーザ14が車両13を降りたか否かを判定する(S103)。ユーザ14が車両13を降りていない場合(S103:No)、移動体情報収集部21は、再びステップS100に示した処理を実行する。
ユーザ14が車両13を降りた場合(S103:Yes)、分離判定部26は、その旨を移動体情報通知部27に通知する。移動体情報通知部27は、移動体情報を移動体情報格納部23から読み出し、読み出した移動体情報を表示装置202に表示したり、音声によりスピーカ203から出力することでユーザ14に通知し(S104)、移動体情報収集部21は、再びステップS100に示した処理を実行する。
図5は、第1の実施形態における移動体搭載装置20の機能を実現するコンピュータ50のハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ50は、CPU(Central Processing Unit)51、RAM(Random Access Memory)52、ROM(Read Only Memory)53、無線通信機54、入力インターフェイス(I/F)55、出力インターフェイス(I/F)56、およびメディアインターフェイス(I/F)57を備える。
CPU51は、ROM53に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。無線通信機54は、アンテナ204を介して基地局12から受信したデータをCPU51に提供し、CPU51が生成したデータを、アンテナ204を介して基地局12へ送信する。
入力インターフェイス55は、センサ200やセンサ201からの信号をCPU51へ送る。また、出力インターフェイス56は、CPU51が生成したデータや信号を表示装置202やスピーカ203へ送る。また、出力インターフェイス56は、CPU51が生成した制御信号を車両13へ送る。
CPU51は、メディアインターフェイス57を介してメディア58に格納されたプログラムを読み取り、ROM53にインストールする。CPU51は、当該プログラムをROM53からRAM52上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。メディア58は、例えば、磁気記録媒体や半導体メモリ等である。
コンピュータ50のCPU51は、RAM52上にロードされたプログラムを実行することにより、移動体情報収集部21、無線通信部22、コマンド受信部24、コマンド実行部25、分離判定部26、および移動体情報通知部27の各機能を実現する。また、RAM52には、移動体情報格納部23内のデータが格納される。
コンピュータ50は、これらのプログラムを、メディア58から読み取ってインストールするが、他の例として、コンピュータ50は、無線通信機54を介してこれらのプログラムを取得してインストールするようにしてもよい。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本実施形態の通信システム10によれば、ユーザ14が車両13から降りた場合に、車両13の状態を示す情報を当該ユーザ14に通知することにより、ユーザ14は、車両13から降りた段階で車両13の状態を認識することができる。これにより、わざわざセンタサーバ30を介して移動体搭載装置20から車両の状態を示す移動体情報を取得するユーザの手間や通信コストを省くことができる。
さらに、移動体搭載装置20が最寄りの基地局12の通信圏外にある場合、車両13から降りた段階でセンタサーバ30を介した移動体搭載装置20との通信ができないことをユーザが認識することができるため、その後に無駄に移動体搭載装置20の遠隔操作を試行する手間や通信コストを省くことができる。また、その後に離れた場所から車両13の状態を確認したり、車両13を制御することができないことを認識することができるため、後々必要になりそうな車両13の情報については車両13を離れる前に取得しておくように、ユーザ14を促すこともできる。
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図6は、第2の実施形態における通信システム10の構成の一例を示すシステム構成図である。通信システム10は、移動体の一例である車両13に搭載可能な移動体搭載装置20を備える。
第1の実施形態でも端末装置40以外の通信装置15を用いてセンタサーバ30経由で移動体搭載装置20を遠隔操作することが可能であるが、本実施形態は、特に、移動体搭載装置20が基地局12の通信圏外にある場合の移動体搭載装置20の遠隔操作に関するものである。
図7は、第2の実施形態における移動体搭載装置20の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。本実施形態における移動体搭載装置20は、移動体情報収集部21、無線通信部22、移動体情報格納部23、コマンド受信部24、コマンド実行部25、分離判定部26、移動体情報通知部27、通信可否判定部28、近距離通信部29を有する。なお、以下に説明する点を除き、図7において、図2と同じ符号を付した構成は、図2における構成と同一または同様の機能を有するため説明を省略する。
無線通信部22は、通信可否判定部28からの要求に応じて、最寄りの基地局12から送信された電波の受信信号品質を測定し、測定結果を通信可否判定部28に通知する。通信可否判定部28は、所定のタイミング毎に、無線通信部22から受信信号品質の測定結果を取得する。そして、受信信号品質が圏外に該当する品質に変化した場合、通信可否判定部28は、圏外に変化した旨に変化した時刻を対応付けて履歴情報として保持すると共に、圏外に変化した旨を移動体情報通知部27に通知する。
また、受信信号品質が弱電界に該当する品質に変化した場合、通信可否判定部28は、弱電界に変化した旨に変化した時刻を対応付けて履歴情報として保持すると共に、弱電界に変化した旨を移動体情報通知部27に通知する。そして、通信可否判定部28は、受信信号品質が弱電界にある場合に、所定のタイミング毎に(例えば10秒毎に)、弱電界である旨および移動体搭載装置20を識別する移動体IDを含む弱電界通知を無線通信部22を介してセンタサーバ30へ送信する。
また、受信信号品質が強電界に該当する品質に変化した場合、通信可否判定部28は、強電界に変化した旨に変化した時刻を対応付けて履歴情報として保持すると共に、強電界に変化した旨を移動体情報通知部27に通知する。そして、通信可否判定部28は、保持している履歴情報と強電界に変化した旨を示す情報と移動体IDとを含む強電界通知を無線通信部22を介してセンタサーバ30へ送信する。
近距離通信部29は、例えば、Bluetooth(登録商標)やUWB(Ultra Wide Band)、Wi−Fi(登録商標)、NFC、Transfer JET等の近距離無線通信方式により、アンテナ205を介してユーザ14の端末装置40と通信する。コマンド受信部24は、近距離通信部29を介して端末装置40から制御コマンドを受信した場合に、受信した制御コマンドをコマンド実行部25へ送る。
移動体情報通知部27は、ユーザ14が車両13を降りた旨を分離判定部26から通知された場合に、通信可否判定部28から圏外に変化した旨を通知されていれば、移動体情報を移動体情報格納部23から読み出し、読み出した移動体情報を自装置の移動体IDと共に近距離通信部29を介して端末装置40へ送信する。
このように、移動体搭載装置20が基地局12の通信圏外にある場合に、移動体情報を端末装置40へ送信することにより、端末装置40のユーザ14は、センタサーバ30を介して移動体搭載装置20へ確認コマンドを送信することができなくとも、端末装置40内の移動体情報を参照することで、車両13の状態を確認することができる。
なお、本実施形態において、移動体情報通知部27は、移動体情報をユーザ14の端末装置40へ送信するが、さらに、移動体情報を移動体搭載装置20の表示装置に表示したり、音声により移動体搭載装置20のスピーカから出力することでユーザ14に通知してもよい。また、電波障害等により、端末装置40との間で近距離無線通信を行うことができないことを検出した場合にも、移動体情報通知部27は、移動体情報の通知方法を表示や音声に切り替えるようにしてもよい。
図8は、第2の実施形態における端末装置40の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。端末装置40は、近距離通信部400、移動体情報受信部401、移動体情報送信部402、無線通信部403、近距離通信可否判定部404、コマンド送信制御部405、移動体情報格納部406、通信可否判定部407、コマンド格納部408、コマンド受信部409、および移動体情報通知部410を有する。
近距離通信部400は、例えば、BluetoothやUWB、Wi−Fi、NFC、Transfer JET等の近距離無線通信方式により、移動体搭載装置20と通信する。移動体情報受信部401は、近距離通信部400を介して移動体搭載装置20から移動体IDと共に移動体情報を受信し、受信した移動体情報を移動体IDと共に移動体情報格納部406に格納する。
移動体情報通知部410は、端末装置40に設けられた入力装置を介して、ユーザ14から確認コマンドを受け付けた場合に、当該確認コマンドに該当する項目の移動体情報を移動体情報格納部406から読み出し、読み出した移動体情報を、端末装置40に設けられた画面やスピーカを介してユーザ14に通知する。
無線通信部403は、携帯電話やWiMAX等の広域無線通信により、アンテナ42を介して最寄の基地局12と通信し、当該基地局12を介してセンタサーバ30と通信する。また、無線通信部403は、通信可否判定部407からの要求に応じて、最寄りの基地局12から送信された電波の受信信号品質を測定し、測定結果を通信可否判定部407に通知する。
通信可否判定部407は、無線通信部403から受信信号品質の測定結果を取得する。そして、受信信号品質が圏外に該当する品質に変化した場合、通信可否判定部407は、圏外に変化した旨を移動体情報送信部402に通知する。また、受信信号品質が圏外から弱電界または強電界に該当する品質に変化した場合、通信可否判定部407は、最寄りの基地局12と通信が可能となった旨を移動体情報送信部402に通知する。
移動体情報送信部402は、移動体情報格納部406に移動体情報が格納された場合に、最寄りの基地局12と通信が可能となった旨を通信可否判定部407から通知されていれば、移動体IDおよび移動体情報を移動体情報格納部406から読み出し、読み出した移動体IDおよび移動体情報を無線通信部403を介してセンタサーバ30へ送信する。
一方、移動体情報格納部406に移動体情報が格納された場合に、最寄りの基地局12と通信が可能となった旨が通信可否判定部407から通知されていなければ、移動体情報送信部402は、最寄りの基地局12と通信が可能となった旨が通信可否判定部407から通知されるまで、移動体IDおよび移動体情報のセンタサーバ30への送信を待機する。
そして、最寄りの基地局12と通信が可能となった旨が通信可否判定部407から通知された場合、移動体情報送信部402は、移動体IDおよび移動体情報を移動体情報格納部406から読み出し、読み出した移動体IDおよび移動体情報を無線通信部403を介してセンタサーバ30へ送信する。
コマンド受信部409は、端末装置40に設けられた入力装置を介して、ユーザ14から制御コマンドを受け付けた場合に、受け付けた制御コマンドをコマンド格納部408に格納する。また、コマンド受信部409は、無線通信部403を介してセンタサーバ30から制御コマンドを受信した場合に、受信した制御コマンドもコマンド格納部408に格納する。
近距離通信可否判定部404は、所定のタイミング毎に、近距離通信部400を介して移動体搭載装置20との近距離無線通信を試行し、移動体搭載装置20との近距離無線通信が可能となった場合に、その旨をコマンド送信制御部405に通知する。
コマンド送信制御部405は、コマンド格納部408に制御コマンドが格納された場合に、移動体搭載装置20との近距離無線通信が可能となった旨が近距離通信可否判定部404から通知されていれば、制御コマンドをコマンド格納部408から読み出し、読み出した制御コマンドを近距離通信部400を介して移動体搭載装置20へ送信する。
一方、コマンド格納部408に制御コマンドが格納された場合に、移動体搭載装置20との近距離無線通信が可能となった旨が近距離通信可否判定部404から通知されていなければ、コマンド送信制御部405は、移動体搭載装置20との近距離無線通信が可能となった旨が近距離通信可否判定部404から通知されるまで、制御コマンドの移動体搭載装置20への送信を待機する。
そして、移動体搭載装置20との近距離無線通信が可能となった旨が近距離通信可否判定部404から通知された場合に、コマンド送信制御部405は、入力元の情報および制御コマンドをコマンド格納部408から読み出し、読み出した入力元の情報および制御コマンドを近距離通信部400を介して移動体搭載装置20へ送信する。
図9は、第2の実施形態におけるセンタサーバ30の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。センタサーバ30は、移動体情報管理部31、移動体情報受信部32、移動体情報返信部33、コマンド送信制御部34、および移動体情報格納部35を有する。
移動体情報格納部35には、例えば図10に示すように、それぞれの移動体搭載装置20を識別する移動体ID350毎に、移動体情報テーブル351が格納される。それぞれの移動体情報テーブル351には、移動体情報352、弱電界フラグ353、端末アドレス354、および通知先アドレス355が格納される。
移動体情報管理部31は、通信回線11を介して移動体搭載装置20から強電界通知を受信した場合に、当該強電界通知に含まれている移動体IDに対応する移動体情報テーブル351を移動体情報格納部35内で特定する。そして、移動体情報管理部31は、特定した移動体情報テーブル351内において、移動体情報352が格納されていれば当該移動体情報352を移動体情報テーブル351から削除し、弱電界フラグ353を0にリセットする。
そして、移動体情報管理部31は、特定した移動体情報テーブル351内に通知先アドレス355が登録されている場合には、移動体搭載装置20が強電界のエリアに入った旨と共に、受信した強電界通知に含まれている履歴情報を、当該通知先アドレス355へ送信する。
また、通信回線11を介して移動体搭載装置20から弱電界通知を受信した場合、移動体情報管理部31は、当該弱電界通知に含まれている移動体IDに対応する移動体情報テーブル351を移動体情報格納部35内で特定する。そして、移動体情報管理部31は、特定した移動体情報テーブル351内において、移動体情報352が格納されていれば当該移動体情報352を移動体情報テーブル351から削除し、弱電界フラグ353に1をセットする。
移動体情報受信部32は、通信回線11を介して端末装置40から移動体IDと共に移動体情報を受信した場合に、当該移動体IDに対応する移動体情報テーブル351を移動体情報格納部35内で特定する。そして、移動体情報受信部32は、受信した移動体情報を特定した移動体情報テーブル351内に登録し、当該移動体情報の送信元の端末装置40のアドレスを、特定した移動体情報テーブル351の端末アドレス354に登録する。
なお、移動体情報テーブル351に移動体情報352が登録されるということは、移動体搭載装置20から移動体情報を近距離通信により受信した端末装置40が、移動体搭載装置20の代わりに移動体情報を送信してきたということであり、対応する移動体搭載装置20が通信圏外にあることを意味している。
移動体情報返信部33は、通信回線11を介して他のユーザ16の通信装置15から移動体IDと共に確認コマンドを受信した場合に、当該移動体IDに対応する移動体情報テーブル351を移動体情報格納部35内で特定する。そして、特定した移動体情報テーブル351内に移動体情報352が登録されている場合、移動体情報返信部33は、確認コマンドに該当する項目の情報を当該移動体情報352から抽出して返信する。
一方、特定した移動体情報テーブル351内に移動体情報352が登録されていない場合、移動体情報返信部33は、受信した確認コマンドを、受信した移動体IDに対応する移動体搭載装置20へ通信回線11を介して送信する。そして、移動体情報返信部33は、当該移動体搭載装置20からの応答を、確認コマンドの送信元の通信装置15へ送信する。
なお、移動体搭載装置20から応答がなかった場合、移動体情報返信部33は、確認コマンドの送信元の通信装置15へエラーを通知するが、この際、当該移動体搭載装置20の移動体IDに対応する移動体情報テーブル351内の弱電界フラグ353に1がセットされていれば、移動体搭載装置20が圏外の可能性がある旨も併せて通知してもよい。
コマンド送信制御部34は、通信回線11を介して他のユーザ16の通信装置15から移動体IDと共に制御コマンドを受信した場合に、当該移動体IDに対応する移動体情報テーブル351を移動体情報格納部35内で特定する。そして、特定した移動体情報テーブル351内に移動体情報352が登録されていない場合、コマンド送信制御部34は、受信した制御コマンドを、受信した移動体IDに対応する移動体搭載装置20へ通信回線11を介して送信する。そして、コマンド送信制御部34は、当該移動体搭載装置20からの応答を、制御コマンドの送信元の通信装置15へ送信する。
一方、特定した移動体情報テーブル351内に移動体情報352が登録されている場合、コマンド送信制御部34は、制御対象の移動体搭載装置20が圏外である旨および端末装置40経由で制御コマンドを送信することも可能である旨を、制御コマンドの送信元の通信装置15に通知する。端末装置40経由での制御コマンドの送信を指示された場合、コマンド送信制御部34は、制御コマンドを端末アドレス354に対応する端末装置40へ送信する。そして、端末装置40から制御コマンドを正常に受信した旨の応答があった場合、コマンド送信制御部34は、正常受信を制御コマンドの送信元の通信装置15に通知する。
また、コマンド送信制御部34は、通信回線11を介して他のユーザ16の通信装置15から、移動体IDおよび通知先アドレスと共に、移動体搭載装置20が強電界のエリアに入った場合に通知する旨の指示を受信した場合に、当該移動体IDに対応する移動体情報テーブル351を移動体情報格納部35内で特定する。そして、コマンド送信制御部34は、特定した移動体情報テーブル351内の通知先アドレス355に、当該通信装置15から受信した通知先アドレスを登録する。
図11および図12は、第2の実施形態における移動体搭載装置20の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、通信可否判定部28は、受信信号品質が強電界に該当する品質に変化したか否かを判定する(S200)。強電界に変化した場合(S200:Yes)、通信可否判定部28は、強電界に変化した旨を移動体情報通知部27に通知する(S201)。
次に、通信可否判定部28は、強電界に変化した旨に変化した時刻を対応付けて履歴情報として保持し、保持している履歴情報と強電界に変化した旨を示す情報と移動体IDとを含む強電界通知を無線通信部22を介してセンタサーバ30へ送信する(S202)。そして、通信可否判定部28は、履歴情報を削除し(S203)、再びステップS200に示した処理を実行する。
強電界に変化していない場合(S200:No)、通信可否判定部28は、受信信号品質が弱電界に該当する品質に変化したか否かを判定する(S204)。弱電界に変化した場合(S204:Yes)、通信可否判定部28は、弱電界に変化した旨を移動体情報通知部27に通知する(S205)。
次に、通信可否判定部28は、弱電界に変化した旨に変化した時刻を対応付けて履歴情報として保持し(S206)、弱電界である旨および移動体搭載装置20を識別する移動体IDとを含む弱電界通知を無線通信部22を介してセンタサーバ30へ送信する(S207)。そして、通信可否判定部28は、弱電界通知の送信間隔をカウントするためのタイマをリセットスタートさせ(S208)、再びステップS200に示した処理を実行する。
弱電界に変化していない場合(S204:No)、通信可否判定部28は、タイマの値が所定値(例えば10秒に相当する値)に達したか否かを判定する(S209)。タイマの値が所定値に達した場合(S209:Yes)、通信可否判定部28は、無線通信部22によって測定された受信信号品質が弱電界に該当する品質を示しているか否かを判定する(S210)。
受信信号品質が弱電界に該当する品質を示している場合(S210:Yes)、通信可否判定部28は、ステップS207に示した処理を実行する。一方、受信信号品質が弱電界を示していない場合(S210:No)、通信可否判定部28は、タイマの値を0にリセットして停止させ(S211)、再びステップS200に示した処理を実行する。
タイマの値が所定値に達していない場合(S209:No)、通信可否判定部28は、受信信号品質が圏外に該当する品質に変化したか否かを判定する(S212)。圏外に変化した場合(S212:Yes)、通信可否判定部28は、圏外に変化した旨を移動体情報通知部27に通知する(S213)。そして、通信可否判定部28は、圏外に変化した旨に変化した時刻を対応付けて履歴情報として保持し(S214)、再びステップS200に示した処理を実行する。
圏外に変化していない場合(S212:No)、移動体情報収集部21は、移動体情報の収集タイミングか否かを判定する(図12のS215)。移動体情報の収集タイミングである場合(S215:Yes)、移動体情報収集部21は、センサ200および無線通信部22からの情報を収集する(S216)。そして、移動体情報収集部21は、収集した情報を、項目毎に収集時刻に対応付けて移動体情報格納部23に格納し(S217)、通信可否判定部28は、再びステップS200に示した処理を実行する。
移動体情報の収集タイミングではない場合(S215:No)、分離判定部26は、センサ201からの信号に基づいて、ユーザ14が車両13を降りたか否かを判定する(S218)。ユーザ14が車両13を降りた場合(S218:Yes)、分離判定部26は、その旨を移動体情報通知部27に通知する。
移動体情報通知部27は、通信可否判定部28から圏外に変化した旨を通知されているか否かを判定する(S219)。圏外が通知されていない場合(S219:No)、通信可否判定部28は、再びステップS200に示した処理を実行する。
一方、圏外が通知されている場合(S219:Yes)、移動体情報通知部27は、移動体情報を移動体情報格納部23から読み出す。そして、移動体情報通知部27は、読み出した移動体情報を移動体IDと共に近距離通信部29を介して端末装置40へ送信し(S220)、通信可否判定部28は、再びステップS200に示した処理を実行する。
ユーザ14が車両13から降りていない場合(S218:No)、コマンド受信部24は、無線通信部22または近距離通信部29を介して、確認コマンドまたは制御コマンドを受信したか否かを判定する(S221)。確認コマンドまたは制御コマンドを受信した場合(S221:Yes)、受信したコマンドをコマンド実行部25へ送る。
コマンド実行部25は、コマンド受信部24から受け取ったコマンドを実行し(S222)、実行結果をコマンド受信部24へ返す(S223)。無線通信部22を介して受信したコマンドを実行した場合、コマンド受信部24は、実行結果を無線通信部22を介してセンタサーバ30へ返信し、通信可否判定部28は、再びステップS200に示した処理を実行する。確認コマンドも制御コマンドも受信していない場合(S221:No)、通信可否判定部28は、再びステップS200に示した処理を実行する。
図13は、第2の実施形態における端末装置40の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、移動体情報受信部401は、近距離通信部400を介して近距離無線通信により移動体搭載装置20から移動体情報を受信したか否かを判定する(S300)。移動体搭載装置20から移動体情報を受信していない場合(S300:No)、移動体情報送信部402は、ステップS302に示す処理を実行する。一方、移動体搭載装置20から移動体情報を受信した場合(S300:Yes)、移動体情報受信部401は、受信した移動体情報を、当該移動体情報と共に受信した移動体IDと共に移動体情報格納部406に格納する(S301)。
次に、移動体情報送信部402は、最寄りの基地局12と通信が可能となった旨、すなわち通信圏内である旨を通信可否判定部407から通知されているか否かを判定する(S302)。通信圏内でない場合(S302:No)、移動体情報通知部410は、ステップS305に示す処理を実行する。
通信圏内である場合(S302:Yes)、移動体情報格納部406内に移動体情報が格納されており、その移動体情報がセンタサーバ30へ送信されていなければ(S303:No)、移動体情報送信部402は、移動体IDおよび移動体情報を移動体情報格納部406から読み出し、読み出した移動体IDおよび移動体情報を無線通信部403を介してセンタサーバ30へ送信する(S304)。
次に、移動体情報通知部410は、端末装置40に設けられた入力装置を介して、ユーザ14から確認コマンドを受け付けたか否かを判定する(S305)。ユーザ14から確認コマンドを受け付けた場合(S305:Yes)、移動体情報通知部410は、当該確認コマンドに該当する項目の移動体情報を移動体情報格納部406から読み出す。そして、移動体情報通知部410は、読み出した移動体情報を、端末装置40に設けられた画面やスピーカを介してユーザ14に通知し(S306)、移動体情報受信部401は、再びステップS300に示した処理を実行する。
ユーザ14から確認コマンドを受け付けていない場合(S305:No)、コマンド受信部409は、端末装置40に設けられた入力装置または無線通信部403を介して、制御コマンドを受け付けたか否かを判定する(S307)。制御コマンドを受け付けた場合(S307:Yes)、コマンド受信部409は、受け付けた制御コマンドをコマンド格納部408に格納し(S308)、制御コマンドを受け付けた旨を端末装置40に設けられた表示装置等を介してユーザに通知し、移動体情報受信部401は、再びステップS300に示した処理を実行する。
制御コマンドを受け付けていない場合(S307:No)、コマンド送信制御部405は、移動体搭載装置20との近距離無線通信が可能となった旨が近距離通信可否判定部404から通知されているか否かを判定する(S309)。移動体搭載装置20との近距離無線通信が可能である場合(S309:Yes)、コマンド送信制御部405は、コマンド格納部408内にコマンドが格納されているか否かを判定する(S310)。
移動体搭載装置20との近距離無線通信が可能でない場合(S309:No)、または、コマンド格納部408内にコマンドが格納されていない場合(S310:No)、移動体情報受信部401は、再びステップS300に示した処理を実行する。
コマンド格納部408内にコマンドが格納されている場合(S310:Yes)、コマンド送信制御部405は、制御コマンドをコマンド格納部408から読み出す。そして、コマンド送信制御部405は、読み出した制御コマンドを近距離通信部400を介して移動体搭載装置20へ送信し(S311)、移動体情報受信部401は、再びステップS300に示した処理を実行する。
図14および図15は、第2の実施形態におけるセンタサーバ30の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、移動体情報管理部31は、通信回線11を介して移動体搭載装置20から強電界通知を受信したか否かを判定する(S400)。強電界通知を受信した場合(S400:Yes)、移動体情報管理部31は、当該強電界通知に含まれている移動体IDに対応する移動体情報テーブル351を移動体情報格納部35内で特定する。
次に、移動体情報管理部31は、特定した移動体情報テーブル351内において、移動体情報352が格納されていれば当該移動体情報352を移動体情報テーブル351から削除し、弱電界フラグ353を0にリセットする(S401)。
次に、移動体情報管理部31は、移動体情報テーブル351に通知先アドレス355が登録されていれば(S402:Yes)、移動体搭載装置20が強電界のエリアに入った旨と共に、受信した強電界通知に含まれている履歴情報を、特定した移動体情報テーブル351に登録されている通知先アドレス355へ送信し(S403)、再びステップS400に示した処理を実行する。
強電界通知を受信していない場合(S400:No)、移動体情報管理部31は、通信回線11を介して移動体搭載装置20から弱電界通知を受信したか否かを判定する(S404)。弱電界通知を受信した場合(S404:Yes)、移動体情報管理部31は、当該弱電界通知に含まれている移動体IDに対応する移動体情報テーブル351を移動体情報格納部35内で特定する。
次に、移動体情報管理部31は、特定した移動体情報テーブル351内において、移動体情報352が格納されていれば当該移動体情報352を移動体情報テーブル351から削除する。そして、移動体情報管理部31は、特定した移動体情報テーブル351内において、弱電界フラグ353に1をセットし(S405)、再びステップS400に示した処理を実行する。
弱電界通知を受信していない場合(S404:No)、移動体情報受信部32は、通信回線11を介して端末装置40から移動体IDと共に移動体情報を受信したか否かを判定する(S406)。移動体情報を受信した場合(S406:Yes)、移動体情報受信部32は、受信した移動体IDに対応する移動体情報テーブル351を移動体情報格納部35内で特定する。
次に、移動体情報受信部32は、受信した移動体情報を、特定した移動体情報テーブル351内に登録する(S407)。そして、移動体情報受信部32は、当該移動体情報の送信元の端末装置40のアドレスを、特定した移動体情報テーブル351の端末アドレス354に登録し、移動体情報管理部31は、再びステップS400に示した処理を実行する。
移動体情報を受信していない場合(S406:No)、移動体情報返信部33は、通信回線11を介して他のユーザ16の通信装置15から移動体IDと共に確認コマンドを受信したか否かを判定する(S408)。確認コマンドを受信した場合(S408:Yes)、移動体情報返信部33は、当該確認コマンドと共に受信した移動体IDに対応する移動体情報テーブル351を移動体情報格納部35内で特定する。
次に、移動体情報返信部33は、特定した移動体情報テーブル351内に移動体情報352が登録されているか否かを判定する(S409)。移動体情報352が登録されている場合(S409:Yes)、移動体情報返信部33は、確認コマンドに該当する項目の情報を当該移動体情報352から抽出して返信し(S410)、移動体情報管理部31は、再びステップS400に示した処理を実行する。
一方、移動体情報352が登録されていない場合(S409:No)、移動体情報返信部33は、確認コマンドを、移動体IDに対応する移動体搭載装置20へ通信回線11を介して送信する(S411)。そして、当該移動体搭載装置20から応答があった場合(S412:Yes)、移動体情報返信部33は、受信した応答を、確認コマンドの送信元の通信装置15へ送信し(S413)、移動体情報管理部31は、再びステップS400に示した処理を実行する。
一方、移動体搭載装置20から応答がなかった場合(S412:No)、移動体情報返信部33は、確認コマンドの送信元の通信装置15へエラーを通知し(S414)、移動体情報管理部31は、再びステップS400に示した処理を実行する。
確認コマンドを受信していない場合(S408:No)、コマンド送信制御部34は、通信回線11を介して他のユーザ16の通信装置15から移動体IDと共に制御コマンドを受信したか否かを判定する(図15のS415)。制御コマンドを受信していない場合(S415:No)、移動体情報管理部31は、再びステップS400に示した処理を実行する。
一方、制御コマンドを受信した場合(S415:Yes)、コマンド送信制御部34は、当該制御コマンドと共に受信した移動体IDに対応する移動体情報テーブル351を移動体情報格納部35内で特定する。そして、特定した移動体情報テーブル351内に移動体情報352が登録されているか否かを判定する(S416)。
移動体情報352が登録されている場合(S416:Yes)、コマンド送信制御部34は、制御対象の移動体搭載装置20が圏外である旨および端末装置40経由で制御コマンドを送信することも可能である旨を、制御コマンドの送信元の通信装置15に通知する(S417)。そして、端末装置40経由での制御コマンドの送信を指示された場合(S418:Yes)、コマンド送信制御部34は、制御コマンドを、特定した移動体情報テーブル351内の端末アドレス354に対応する端末装置40へ送信する(S419)。
次に、端末装置40から応答があった場合(S420:Yes)、コマンド送信制御部34は、受信した応答を、制御コマンドの送信元の通信装置15へ送信し(S421)、移動体情報管理部31は、再びステップS400に示した処理を実行する。一方、端末装置40から応答がなかった場合(S420:No)、コマンド送信制御部34は、制御コマンドの送信元の通信装置15へエラーを通知し(S422)、移動体情報管理部31は、再びステップS400に示した処理を実行する。
移動体情報352が登録されていない場合(S416:No)、コマンド送信制御部34は、受信した制御コマンドを、受信した移動体IDに対応する移動体搭載装置20へ通信回線11を介して送信する(S423)。そして、当該移動体搭載装置20から応答を受信した場合(S424:Yes)、コマンド送信制御部34は、受信した応答を、制御コマンドの送信元の通信装置15へ送信し(S425)、移動体情報管理部31は、再びステップS400に示した処理を実行する。一方、移動体搭載装置20から応答がなかった場合(S424:No)、コマンド送信制御部34は、制御コマンドの送信元の通信装置15へエラーを通知し(S425)、移動体情報管理部31は、再びステップS400に示した処理を実行する。
図16から図18は、第2の実施形態における通信システム10の動作の一例を示すシーケンス図である。図16は、ユーザ14が車両13を降りていない場合の通信システム10の動作を示している。
まず、移動体搭載装置20が強電界の通信エリア内にある場合に、他のユーザ16の通信装置15から確認コマンドまたは制御コマンドを受信すると(S500)、センタサーバ30は、コマンドの送信先の移動体搭載装置20の移動体情報が移動体情報格納部35内に登録されていないため、受信したコマンドを移動体搭載装置20へ送信する(S501)。移動体搭載装置20は、受信したコマンドを実行し(S502)、実行結果をセンタサーバ30へ返す(S503)。センタサーバ30は、移動体搭載装置20から受信した実行結果を、コマンドの送信元の通信装置15へ転送する(S504)。
次に、移動体搭載装置20が弱電界の通信エリアに入った場合、移動体搭載装置20は、弱電界エリアに入った時刻を履歴情報に記録すると共に、弱電界通知をセンタサーバ30へ送信する(S505)。センタサーバ30は、移動体搭載装置20の移動体情報テーブルにおいて、弱電界フラグを1に書き換える(S506)。弱電界の通信エリアにいる間、移動体搭載装置20は、定期的にセンタサーバ30へ弱電界通知を送信する(S507)。
他のユーザ16の通信装置15から確認コマンドまたは制御コマンドを受信した場合(S508)、センタサーバ30は、コマンドの送信先の移動体搭載装置20の移動体情報が移動体情報格納部35内に登録されていないため、受信したコマンドを移動体搭載装置20へ送信するが、移動体搭載装置20は弱電界の通信エリアにいるため、センタサーバ30からのコマンドを正常に受信できない場合がある。
その場合、センタサーバ30は、所定時間内にコマンドの応答がないことを検出し(S509)、コマンドの送信が失敗したことを、コマンドの送信元の通信装置15に通知する(S510)。この際、コマンドの送信先の移動体搭載装置20に対応する移動体情報テーブル351内の弱電界フラグ353に1がセットされているため、センタサーバ30は、移動体搭載装置20が圏外の可能性がある旨も併せて通知してもよい。
コマンドのエラーが通知された場合、他のユーザ16は、移動体搭載装置20が強電界に復帰した場合にその旨を通知することや、移動体搭載装置20が強電界に復帰した場合にコマンドを再送すること等を通信装置15を介して指示することができる(S511)。この指示を受信した場合、センタサーバ30は、コマンドの送信先の移動体搭載装置20に対応する移動体情報テーブル351内の通知先アドレスに、ユーザ16が指定した通知先を登録する。
次に、移動体搭載装置20が圏外となった場合、移動体搭載装置20は、圏外になった時刻を履歴情報に記録する(S512)。そして、移動体搭載装置20が再び弱電界の通信エリアに入った場合、移動体搭載装置20は、弱電界エリアに入った時刻を履歴情報に記録すると共に、弱電界通知をセンタサーバ30へ送信する(S513)。弱電界の通信エリアにいる間、移動体搭載装置20は、定期的にセンタサーバ30へ弱電界通知を送信する(S514)。
次に、移動体搭載装置20が強電界の通信エリアに入った場合、移動体搭載装置20は、強電界エリアに入った時刻を履歴情報に記録すると共に、強電界通知をセンタサーバ30へ送信する(S515)。センタサーバ30は、移動体搭載装置20の移動体情報テーブルにおいて、弱電界フラグを0に書き換える(S516)。
そして、移動体搭載装置20の移動体情報テーブルにおいて、通知先アドレスが登録されている場合、センタサーバ30は、移動体搭載装置20が強電界の通信エリアに入った旨および強電界通知に含まれている電波状況の履歴を示す履歴情報を、当該通知先アドレスへ送信する(S517)。また、コマンドの再送が指定されていた場合、センタサーバ30は、コマンドを移動体搭載装置20へ再送する(S518)。移動体搭載装置20は、受信したコマンドを実行し(S519)、実行結果をセンタサーバ30へ返す(S520)。センタサーバ30は、移動体搭載装置20から受信した実行結果を、コマンドの送信元の通信装置15へ転送する(S521)。
図17は、圏外においてユーザ14が車両13から降りた場合の通信システム10の動作を示すシーケンス図である。
まず、移動体搭載装置20は、ユーザ14の降車を検出し(S530)、通信圏外であるため、移動体情報格納部23内の移動体情報を近距離無線通信により端末装置40へ送信する(S531)。端末装置40は、移動体搭載装置20から受信した移動体情報を移動体情報格納部406内に格納する(S532)。
次に、端末装置40のユーザ14から確認コマンドを受け付けた場合、端末装置40は、当該確認コマンドに該当する項目の移動体情報を移動体情報格納部406から読み出して、端末装置40に設けられた画面やスピーカを介してユーザ14に通知する(S533)。
また、ユーザ14から制御コマンドを受け付けた場合、端末装置40は、受け付けた制御コマンドをコマンド格納部408に格納する(S534)。そして、移動体搭載装置20との近距離無線通信が可能であることを検出した場合(S535)、端末装置40は、格納している制御コマンドを近距離無線通信により移動体搭載装置20へ送信する(S536)。
移動体搭載装置20は、受信した制御コマンドを実行する(S537)。そして、移動体搭載装置20は、端末装置40との近距離無線通信が可能であれば、実行結果を端末装置40へ送信してもよい(S538)。制御コマンドの実行結果を移動体搭載装置20から受信した場合、端末装置40は、受信した実行結果を、端末装置40に設けられた画面やスピーカを介してユーザ14に通知する(S539)。
図18は、圏外において移動体搭載装置20から移動体情報を受信した端末装置40が通信エリア内に移動した場合の通信システム10の動作を示すシーケンス図である。
まず、端末装置40は、最寄りの基地局12の通信エリア内に入ったことを検出し、移動体搭載装置20から受信した移動体情報を、当該移動体搭載装置20の移動体IDと共に、基地局12を介してセンタサーバ30へ送信する(S550)。センタサーバ30は、受信した移動体情報を、受信した移動体IDに対応付けて移動体情報格納部35に格納する(S551)。
次に、他のユーザ16の通信装置15から移動体搭載装置20宛の確認コマンドを受信した場合(S552)、センタサーバ30は、当該移動体搭載装置20の移動体IDに対応する移動体情報が移動体情報格納部35に登録されているため、当該確認コマンドに該当する項目の移動体情報を移動体情報格納部35から読み出し(S553)、読み出した移動体情報を、確認コマンドの送信元の通信装置15へ送信する(S554)。
次に、他のユーザ16の通信装置15から移動体搭載装置20宛の制御コマンドを受信した場合(S555)、センタサーバ30は、当該移動体搭載装置20の移動体IDに対応する移動体情報が移動体情報格納部35に登録されているため、当該制御コマンドの送信先の移動体搭載装置20が圏外である旨を制御コマンドの送信元の通信装置15に通知する(S556)。
端末装置40へ制御コマンドを転送する旨の指示を通信装置15から受け付けた場合(S557)、センタサーバ30は、制御コマンドの送信先の移動体搭載装置20の移動体IDに対応付けられて移動体情報格納部35に登録されている端末アドレスに該当する端末装置40へ、当該制御コマンドを転送する(S558)。
端末装置40は、受信した制御コマンドをコマンド格納部408に格納し(S559)、受信応答をセンタサーバ30に返す(S560)。センタサーバ30は、制御コマンドが正常に端末装置40へ転送された旨を示す受信応答を通信装置15に返す(S561)。
そして、移動体搭載装置20との近距離無線通信が可能であることを検出した場合(S562)、端末装置40は、格納している制御コマンドを近距離無線通信により移動体搭載装置20へ送信する(S563)。移動体搭載装置20は、受信した制御コマンドを実行する(S564)。
図19は、第2の実施形態における移動体搭載装置20の機能を実現するコンピュータ60のハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ60は、CPU(Central Processing Unit)61、RAM(Random Access Memory)62、ROM(Read Only Memory)63、無線通信機64、近距離無線通信機65、入力インターフェイス(I/F)66、出力インターフェイス(I/F)67、およびメディアインターフェイス(I/F)68を備える。
CPU61は、ROM63に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。無線通信機64は、携帯電話やWiMAX等の広域無線通信により、アンテナ204を介して基地局12から受信したデータをCPU61に提供し、CPU61が生成したデータを、アンテナ204を介して基地局12へ送信する。近距離無線通信機65は、BluetoothやUWB、Wi−Fi、NFC、Transfer JET等の近距離無線通信により、アンテナ205を介して端末装置40から受信したデータをCPU61に提供し、CPU61が生成したデータを、アンテナ205を介して端末装置40へ送信する。
入力インターフェイス66は、センサ200やセンサ201からの信号をCPU61へ送る。また、出力インターフェイス67は、CPU61が生成したデータや信号を表示装置202やスピーカ203へ送る。また、出力インターフェイス67は、CPU61が生成した制御信号を車両13へ送る。
CPU61は、メディアインターフェイス68を介してメディア69に格納されたプログラムを読み取り、ROM63にインストールする。CPU61は、当該プログラムをROM63からRAM62上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。メディア69は、例えば、磁気記録媒体や半導体メモリ等である。
コンピュータ60のCPU61は、RAM62上にロードされたプログラムを実行することにより、移動体情報収集部21、無線通信部22、コマンド受信部24、コマンド実行部25、分離判定部26、移動体情報通知部27、通信可否判定部28、および近距離通信部29の各機能を実現する。また、RAM62には、移動体情報格納部23内のデータが格納される。
コンピュータ60は、これらのプログラムを、メディア69から読み取ってインストールするが、他の例として、コンピュータ60は、無線通信機64を介してこれらのプログラムを取得してインストールするようにしてもよい。
図20は、第2の実施形態における端末装置40の機能を実現するコンピュータ70のハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ70は、CPU(Central Processing Unit)71、RAM(Random Access Memory)72、ROM(Read Only Memory)73、無線通信機74、近距離無線通信機75、入力インターフェイス(I/F)76、出力インターフェイス(I/F)77、およびメディアインターフェイス(I/F)78を備える。
CPU71は、ROM73に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。無線通信機74は、携帯電話やWiMAX等の広域無線通信により、アンテナ42を介して基地局12から受信したデータをCPU71に提供し、CPU71が生成したデータを、アンテナ42を介して基地局12へ送信する。近距離無線通信機75は、BluetoothやUWB、Wi−Fi、NFC、Transfer JET等の近距離無線通信により、アンテナ41を介して移動体搭載装置20から受信したデータをCPU71に提供し、CPU71が生成したデータを、アンテナ41を介して移動体搭載装置20へ送信する。
入力インターフェイス76は、入力装置からの信号をCPU71へ送る。出力インターフェイス77は、CPU71が生成したデータや信号を出力装置へ送る。CPU71は、メディアインターフェイス78を介してメディア79に格納されたプログラムを読み取り、ROM73にインストールする。CPU71は、当該プログラムをROM73からRAM72上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。メディア79は、例えば、磁気記録媒体や半導体メモリ等である。
コンピュータ70のCPU71は、RAM72上にロードされたプログラムを実行することにより、近距離通信部400、移動体情報受信部401、移動体情報送信部402、無線通信部403、近距離通信可否判定部404、コマンド送信制御部405、通信可否判定部407、コマンド受信部409、および移動体情報通知部410の各機能を実現する。また、RAM72には、移動体情報格納部406やコマンド格納部408内のデータが格納される。
コンピュータ70は、これらのプログラムを、メディア79から読み取ってインストールするが、他の例として、コンピュータ70は、無線通信機74を介してこれらのプログラムを取得してインストールするようにしてもよい。
図21は、第2の実施形態におけるセンタサーバ30の機能を実現するコンピュータ80のハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ80は、CPU(Central Processing Unit)81、RAM(Random Access Memory)82、ROM(Read Only Memory)83、HDD(Hard Disk Drive)84、通信インターフェイス(I/F)85、入力インターフェイス(I/F)86、出力インターフェイス(I/F)87、およびメディアインターフェイス(I/F)88を備える。
CPU81は、ROM83またはHDD84に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM83は、コンピュータ80の起動時にCPU81によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ80のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。HDD84は、CPU81によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。
通信インターフェイス85は、通信回線11を介して他の機器からデータを受信してCPU81へ送り、CPU81が生成したデータを、通信回線11を介して他の機器へ送信する。
入力インターフェイス86は、入力装置からの信号をCPU81へ送る。出力インターフェイス87は、CPU81が生成したデータや信号を出力装置へ送る。CPU81は、メディアインターフェイス88を介してメディア89に格納されたプログラムを読み取り、HDD84にインストールする。CPU81は、当該プログラムをHDD84からRAM82上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。メディア89は、例えば、磁気記録媒体や半導体メモリ等である。
コンピュータ80のCPU81は、RAM82上にロードされたプログラムを実行することにより、移動体情報管理部31、移動体情報受信部32、移動体情報返信部33、およびコマンド送信制御部34の各機能を実現する。また、RAM82またはHDD84には、移動体情報格納部35内のデータが格納される。
コンピュータ80は、これらのプログラムを、メディア89から読み取ってインストールするが、他の例として、コンピュータ80は、通信インターフェイス85を介してこれらのプログラムを取得してインストールするようにしてもよい。
以上、本発明の第2の実施形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本実施形態の通信システム10によれば、ユーザ14が車両13から降りた場合に、移動体搭載装置20が通信エリア外にあれば、移動体搭載装置20内の移動体情報をユーザ14の端末装置40に転送することにより、移動体搭載装置20が通信エリア外にある場合であっても、車両13から離れた場所で車両13の状態を確認することができる。
また、移動体搭載装置20から移動体情報を受信した端末装置40が、基地局12との通信が可能になった段階で、基地局12を介してセンタサーバ30に移動体情報を登録するため、移動体搭載装置20が通信エリア外にある場合であっても、センタサーバ30は、他のユーザ16から移動体情報の問い合わせを受けた場合に、移動体情報を返信することができる。
また、センタサーバ30は、他のユーザ16から受信した制御コマンドを端末装置40へ転送し、移動体搭載装置20との近距離無線通信が可能となった段階で、端末装置40が、当該制御コマンドを移動体搭載装置20へ送信するため、移動体搭載装置20が通信エリア外にある場合であっても、他のユーザ16からの制御コマンドを移動体搭載装置20へ送ることができる。
なお、本発明は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。
例えば、上記した第2の実施形態において、移動体搭載装置20は、受信信号品質が弱電界に該当する品質である場合に、その旨を示す弱電界通知を定期的にセンタサーバ30へ送信し、受信信号品質が強電界に該当する品質になった場合に、その旨およびそれまでの電波状況の履歴を含む強電界通知をセンタサーバ30へ送信するが、第1の実施形態でも同様の動作を行ってもよい。
また、上記した第2の実施形態において、移動体搭載装置20は、ユーザ14が車両13を降りた場合に、圏外であれば、移動体情報を近距離無線通信により端末装置40へ送信するが、他の形態として、移動体搭載装置20は、圏外でなくても、ユーザ14が車両13を降りた場合に、移動体情報を近距離無線通信により端末装置40へ送信するようにしてもよい。
これにより、端末装置40のユーザ14は、センタサーバ30を介して移動体搭載装置20へ確認コマンドを送信することで移動体搭載装置20から移動体情報を取得できるものの、そのような通信を行わなくても、端末装置40内に既に格納されている移動体情報を参照することで車両13の状態を確認することができる。これにより、車両13の状態を確認する際にかかる通信コストを省くことができる。さらに、端末装置40が基地局12の通信エリア外に出た場合でも、ユーザ14は車両13の状態を確認することができる。
また、上記した第2の実施形態において、移動体搭載装置20は、受信信号品質が弱電界に該当する品質である場合に、その旨を示す弱電界通知を定期的にセンタサーバ30へ送信するが、移動体搭載装置20は、さらに、弱電界通知に移動体情報を含めてセンタサーバ30へ送信するようにしてもよい。これにより、センタサーバ30は、端末装置40から移動体情報が通知されるまでの間における他のユーザ16からの移動体情報の問い合わせに対して、より迅速に応答することができる。
また、上記した第2の実施形態において、移動体搭載装置20の通信可否判定部28や端末装置40の通信可否判定部407は、実際に基地局12から受信している信号から測定された品質を基に、強電界、弱電界、または圏外の判定を行っているが、本発明はこれに限られない。
例えば、通信可否判定部28や通信可否判定部407は、通信キャリア等から提供されている通信エリアの分布を示す地図を予め保持し、自装置の位置をGPS信号等を用いて算出し、自装置の位置が通信エリアに含まれるか否かを判定することにより、通信圏内か通信圏外かを判定するようにしてもよい。また、通信エリア内であっても通信エリアの境界までの距離が短い場合に弱電界、長い場合に強電界と判定するようにしてもよい。
また、走行経路が予めわかっている場合、移動体搭載装置20は、予め保持している通信エリアの分布を示す地図を参照して、当該経路上の前方に圏外となる区間がある場合、その区間に進入する前に、予め移動体情報をセンタサーバ30へ送信するようにしてもよい。また、これと併せて、移動体搭載装置20は、地図情報の更新や渋滞情報の取得等も、圏外となる区間に進入する前にセンタサーバ30から取得しておくようにすることが好ましい。
また、上記した第2の実施形態において、移動体搭載装置20は、ユーザ14が車両13を降りた場合に、圏外であれば、移動体情報を近距離無線通信により端末装置40へ送信するが、移動体搭載装置20は、移動体情報の全てを端末装置40へ送信する必要はなく、管理者またはユーザ14によって予め指定された項目の移動体情報を端末装置40へ送信すればよい。
また、上記した第2の実施形態において、端末装置40は、基地局12の通信エリア内に入った場合に、移動体搭載装置20から受信した移動体情報をセンタサーバ30へ送信するが、本発明はこれに限られず、ユーザ14によって予め指定された送信先へ移動体搭載装置20から受信した移動体情報を、例えば電子メール等により送信するようにしてもよい。
また、上記した第2の実施形態では、移動体搭載装置20内に分離判定部26が設けられ、センサ201からの信号に基づいて、ユーザ14が車両13を降りたか否かを分離判定部26が判定し、移動体情報通知部27は、ユーザ14が車両13を降りた旨を分離判定部26から通知された場合に、通信可否判定部28から圏外に変化した旨を通知されていれば、移動体情報を移動体情報格納部23から読み出して、自装置の移動体IDと共に近距離通信部29を介して端末装置40へ送信するが、本発明はこれに限られない。
例えば、端末装置40に分離判定部を設け、端末装置40に設けられたセンサからの信号に基づいて、ユーザ14が車両13を降りたか否かを判定し、移動体情報受信部401は、ユーザ14が車両13を降りた旨を当該分離判定部から通知された場合に、近距離通信部400を介して移動体搭載装置20内の移動体情報通知部27と通信し、移動体情報通知部27が移動体情報格納部23から読み出した移動体情報を、当該移動体搭載装置20の移動体IDと共に、移動体情報通知部27から取得するようにしてもよい。
ここで、端末装置40内に設けられた分離判定部は、例えば、通信ケーブルが抜かれたことを検出したり、移動体搭載装置20等の予め登録された電子機器との間で確立されていたNFCやTransfer JET等による無線通信リンクが切断されたことを検出する等により、予め登録された電子機器との有線または無線による接続が遮断されたことを検出した場合に、ユーザ14が車両13から降りたと判定するようにしてもよい。
また、第2の実施形態において、コマンド送信制御部34は、通信回線11を介して他のユーザ16の通信装置15から移動体IDと共に制御コマンドを受信した場合に、当該移動体IDに対応する移動体情報テーブル351内に移動体情報352が登録されていなければ、ユーザ16の了承を得た上で、受信した制御コマンドを、当該移動体情報テーブル351内の端末アドレス354に対応する端末装置40へ送信する。このとき、コマンド送信制御部34は、送信した制御コマンドの識別情報を移動体IDに対応付けて保持する。
また、端末装置40内のコマンド受信部409は、無線通信部403を介してセンタサーバ30から制御コマンドを受信した場合に、受信した制御コマンドを、当該制御コマンドの識別情報に対応付けてコマンド格納部408に格納する。そして、コマンド送信制御部405は、移動体搭載装置20との近距離無線通信が可能となった旨が近距離通信可否判定部404から通知されていれば、制御コマンドおよび識別情報をコマンド格納部408から読み出し、読み出した制御コマンドを近距離通信部400を介して移動体搭載装置20へ送信する。
移動体搭載装置20のコマンド受信部24は、近距離通信部29を介して端末装置40から制御コマンドを受信した場合に、受信した制御コマンドをコマンド実行部25へ送り、その実行結果をコマンド実行部25から受け取る。そして、コマンド受信部24は、実行した制御コマンドの識別情報と共に、実行結果を通信可否判定部28へ送る。また、コマンド受信部24は、自装置の移動体IDおよび実行した制御コマンドの識別情報と共に、実行結果を近距離通信部29を介して端末装置40へ送信する。
通信可否判定部28は、受信信号品質が強電界に該当する品質に変化した場合に、保持している履歴情報、強電界に変化した旨を示す情報、自装置の移動体ID、コマンド受信部24から受信した制御コマンドの識別情報、および実行結果を強電界通知に含めて無線通信部22を介してセンタサーバ30へ送信する。
また、端末装置40の移動体情報送信部402は、近距離通信部400を介して移動体搭載装置20から、移動体ID、制御コマンドの識別情報、および実行結果を受信した場合に、これらの情報を保持し、最寄りの基地局12と通信が可能となった旨を通信可否判定部407から通知された段階で、保持している移動体ID、制御コマンドの識別情報、および実行結果を、無線通信部403を介してセンタサーバ30へ送信する。
センタサーバ30のコマンド送信制御部34は、端末装置40から制御コマンドの識別情報および実行結果を受信した場合に、受信した制御コマンドの識別情報と同一の識別情報を、保持している制御コマンドの識別情報の中から削除すると共に、受信した実行結果を、当該制御コマンドの送信元のユーザ16の通信装置15へ送信する。
また、センタサーバ30のコマンド送信制御部34は、移動体搭載装置20から強電界通知を受信した場合に、当該強電界通知内に制御コマンドの識別情報が含まれているか否かを判定する。強電界通知内に制御コマンドの識別情報が含まれていない場合、コマンド送信制御部34は、当該強電界通知の送信元の移動体搭載装置20宛の制御コマンドの識別情報を、当該移動体搭載装置20の移動体IDに対応付けて保持していれば、当該識別情報に対応する制御コマンドを移動体搭載装置20へ再送する。
ここで、強電界通知内に制御コマンドの識別情報が含まれていないということは、移動体搭載装置20が圏外のときに端末装置40へ送信した制御コマンドが、圏外の間に当該移動体搭載装置20へ転送されなかったことを意味している。そのため、コマンド送信制御部34は、保持している識別情報に対応する制御コマンドを当該移動体搭載装置20へ再送する。
一方、強電界通知内に制御コマンドの識別情報が含まれている場合、コマンド送信制御部34は、当該識別情報が、当該端末装置40の移動体IDに対応付けてコマンド送信制御部34が保持している制御コマンドの識別情報と一致していれば、保持している識別情報に対応する制御コマンドを当該移動体搭載装置20へ再送することなく削除する。
このように、移動体搭載装置20が圏外のときに端末装置40へ送信した制御コマンドが、圏外の間に当該移動体搭載装置20へ転送されなかった場合であっても、当該移動体搭載装置20が圏内に復帰した段階で、当該制御コマンドを移動体搭載装置20へ再送することができる。これにより、例えば、自宅の駐車場が圏外であり、ある日、父親が車両13で帰宅し、降車時に父親の端末装置40aに移動体情報が転送され、翌日、母親が自分の端末装置40bを持って車両13に乗り込み、出発するような場合に、父親の端末装置40aが圏内のときに当該端末装置40aに制御コマンドが転送されたが、当該端末装置40aから制御コマンドを受信する前に、車両13の移動体搭載装置20が圏内に復帰したような場合に、当該端末装置40aからの制御コマンドの受信を待たずとも、移動体搭載装置20が圏内に復帰した段階で、制御コマンドを移動体搭載装置20へ再送することにより、当該制御コマンドを移動体搭載装置20に実行させることができる。
なお、制御コマンドの識別情報は、「エアコンの温度を1度上げる」のように、制御の種別が同一であっても、別々のユーザが送信した制御コマンドや、同一のユーザでも、複数回送信した制御コマンドのそれぞれを区別できるように、ユニークな情報となっている。そのため、同一の識別情報の制御コマンドを受信した場合、移動体搭載装置20のコマンド実行部25は、先に受信した識別情報の制御コマンドのみを実行する。
そのため、例えば、センタサーバ30から再送された制御コマンドを先に実行した場合には、移動体搭載装置20と近距離通信が可能となった端末装置40から同一の識別情報の制御コマンドをその後に受信したとしても、移動体搭載装置20のコマンド実行部25は、その制御コマンドを実行することはない。そのため、制御コマンドがユーザの意図しない回数実行されてしまうことを防止することができる。
また、コマンド送信制御部34は、送信した制御コマンドの識別情報と共に、当該コマンドの受信時刻を、移動体IDに対応付けて保持し、受信してから所定時間以上(例えば1週間以上)経過した制御コマンドについては、再送しないようにしてもよい。この所定時間は、予め定められていてもよく、ユーザによって指定されてもよい。これにより、制御コマンドの送信が指示されてから一定時間以上経過した古い制御コマンドが実行されることを防止することができる。
また、端末装置40のコマンド受信部409は、無線通信部403を介してセンタサーバ30から制御コマンドおよび識別情報を受信した場合に、受信した時刻に対応付けてこれらの情報をコマンド格納部408に格納する。そして、コマンド送信制御部405は、移動体搭載装置20との近距離無線通信が可能となった旨が近距離通信可否判定部404から通知されていても、受信してから所定時間以上(例えば1週間以上)経過した制御コマンドについては、移動体搭載装置20へ送信することなくコマンド格納部408から削除する。この所定時間も、予め定められていてもよく、ユーザによって指定されてもよい。これにより、制御コマンドの送信が指示されてから一定時間以上経過した古い制御コマンドが実行されることを防止することができる。
また、上記した各実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明が、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を、他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に、他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現されてもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10・・・通信システム、11・・・通信回線、12・・・基地局、13・・・車両、14・・・ユーザ、15・・・通信装置、16・・・ユーザ、20・・・移動体搭載装置、21・・・移動体情報収集部、22・・・無線通信部、23・・・移動体情報格納部、24・・・コマンド受信部、25・・・コマンド実行部、26・・・分離判定部、27・・・移動体情報通知部、28・・・通信可否判定部、29・・・近距離通信部、200・・・センサ、201・・・センサ、202・・・表示装置、203・・・スピーカ、204・・・アンテナ、30・・・センタサーバ、31・・・移動体情報管理部、32・・・移動体情報受信部、33・・・移動体情報返信部、34・・・コマンド送信制御部、35・・・移動体情報格納部、40・・・端末装置、400・・・近距離通信部、401・・・移動体情報受信部、402・・・移動体情報送信部、403・・・無線通信部、404・・・近距離通信可否判定部、405・・・コマンド送信制御部、406・・・移動体情報格納部、407・・・通信可否判定部、408・・・コマンド格納部、409・・・コマンド受信部、410・・・移動体情報通知部、41・・・アンテナ、42・・・アンテナ
Claims (15)
- 移動体に搭載可能な移動体搭載装置と、
移動体と共に移動するユーザが使用する端末装置と
を備え、
前記移動体搭載装置は、
センタサーバとの通信に用いられる電波の受信信号品質および前記移動体に関する情報を含む移動体情報を格納する第1の移動体情報格納部と、
前記ユーザが当該移動体から離れたか否かを判定する分離判定部と、
前記分離判定部によって、前記ユーザが当該移動体から離れたと判定された場合に、前記移動体情報格納部内の移動体情報を前記端末装置へ送信し、
前記端末装置は、
前記移動体搭載装置から前記移動体情報を受信する第1の移動体情報受信部と、
前記第1の移動体情報受信部が受信した移動体情報を格納する第2の移動体情報格納部と、
ユーザからの操作に従い、前記第2の移動体情報格納部に格納されている情報を当該ユーザに通知する第2の移動体情報通知部と
を有することを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムであって、
前記移動体搭載装置は、
前記センタサーバとの通信が可能か否かを判定する第1の通信可否判定部をさらに有し、
前記第1の移動体情報通知部は、
前記分離判定部によって、前記端末装置が当該移動体搭載装置から離れたと判定された場合に、前記第1の通信可否判定部によって、前記センタサーバとの通信が不能と判定されていれば、前記移動体情報格納部内の移動体情報を前記端末装置へ送信することを特徴とする通信システム。 - 請求項2に記載の通信システムであって、
前記センタサーバをさらに備え、
前記端末装置は、
前記センタサーバとの通信が可能か否かを判定する第2の通信可否判定部と、
前記第2の移動体情報格納部内に移動体情報が格納されている場合に、前記第2の通信可否判定部によって前記センタサーバとの通信が可能と判定されていれば、前記第2の移動体情報格納部内の移動体情報を、前記センタサーバへ送信する移動体情報送信部と
をさらに有し、
前記センタサーバは、
前記端末装置から移動体情報を受信する第2の移動体情報受信部と、
前記第2の移動体情報受信部が受信した移動体情報を、移動体毎に格納する第3の移動体情報格納部と、
他の通信装置から移動体の移動体情報の問い合わせを受け付けた場合に、該当する移動体情報が前記第3の移動体情報格納部に登録されていれば、該当する移動体情報を前記第3の移動体情報格納部から抽出して返信する移動体情報返信部と
を有することを特徴とする通信システム。 - 請求項3に記載の通信システムであって、
前記第1の通信可否判定部は、
前記センタサーバとの通信が不能から可能に変化した場合に、通信が可能となった旨を前記センタサーバに通知し、
前記センタサーバは、
前記移動体搭載装置から前記センタサーバとの通信が可能となった旨を通知された場合に、当該移動体搭載装置が搭載可能な移動体の移動体情報が前記第3の移動体情報格納部に登録されていれば、当該移動体情報を前記第3の移動体情報格納部から削除する移動体情報管理部をさらに有することを特徴とする通信システム。 - 請求項4に記載の通信システムであって、
前記端末装置は、
前記移動体搭載装置との通信が可能か否かを判定する第3の通信可否判定部と、
前記移動体搭載装置を制御するためのコマンドをユーザから受け付けるコマンド受付部と、
コマンドを格納するコマンド格納部と、
前記コマンド受付部がコマンドを受け付けた場合に、前記第3の通信可否判定部によって前記移動体搭載装置との通信が可能と判定されていれば、当該コマンドを前記移動体搭載装置へ送信し、
前記コマンド受付部がコマンドを受け付けた場合に、前記第3の通信可否判定部によって前記移動体搭載装置との通信が可能と判定されていなければ、当該コマンドを前記コマンド格納部に一旦格納し、前記移動体搭載装置との通信が可能となった場合に当該コマンドを前記移動体搭載装置へ送信する第1のコマンド送信制御部と
をさらに有することを特徴とする通信システム。 - 請求項5に記載の通信システムであって、
前記第3の移動体情報格納部には、
それぞれの移動体情報に対応付けて、当該移動体情報を送信した端末装置の識別情報が格納されており、
前記センタサーバは、
他の通信装置から前記移動体搭載装置を制御するためのコマンドを受信した場合に、当該移動体搭載装置を搭載している移動体の移動体情報が前記第3の移動体情報格納部に登録されていなければ、当該コマンドを当該移動体搭載装置へ送信し、
他の通信装置から前記移動体搭載装置を制御するためのコマンドを受信した場合に、当該移動体搭載装置を搭載している移動体の移動体情報が前記第3の移動体情報格納部に登録されていれば、当該コマンドを、当該移動体情報に対応付けられている識別情報の端末装置へ送信する第2のコマンド送信制御部をさらに有し、
前記端末装置のコマンド受付部は、
前記センタサーバから送信されたコマンドもさらに受け付けることを特徴とする通信システム。 - 移動体に搭載可能な移動体搭載装置であって、
センタサーバとの通信に用いられる電波の受信信号品質および前記移動体に関する情報を含む移動体情報を格納する移動体情報格納部と、
移動体と共に移動するユーザが当該移動体から離れたか否かを判定する分離判定部と、
前記分離判定部によって、前記ユーザが当該移動体から離れたと判定された場合に、前記移動体情報格納部内の移動体情報を当該ユーザに通知する移動体情報通知部と
を備えることを特徴とする移動体搭載装置。 - 請求項7に記載の移動体搭載装置であって、
前記移動体情報通知部は、
前記分離判定部によって、前記端末装置が当該移動体搭載装置から離れたと判定された場合に、前記移動体情報格納部内の移動体情報を前記端末装置へ送信することにより、当該移動体情報をユーザに通知することを特徴とする移動体搭載装置。 - 請求項8に記載の移動体搭載装置であって、
前記センタサーバとの通信が可能か否かを判定する通信可否判定部をさらに備え、
前記移動体情報通知部は、
前記分離判定部によって、前記端末装置が当該移動体搭載装置から離れたと判定された場合に、前記通信可否判定部によって、前記センタサーバとの通信が不能と判定されていれば、前記移動体情報格納部内の移動体情報を前記端末装置へ送信することを特徴とする移動体搭載装置。 - 移動体と共に移動するユーザが使用する端末装置であって、
当該移動体に搭載可能な移動体搭載装置から、当該移動体搭載装置がセンタサーバとの通信に用いる電波の受信信号品質および当該移動体に関する情報を含む移動体情報を受信する移動体情報受信部と、
前記移動体情報受信部が受信した移動体情報を格納する移動体情報格納部と、
ユーザからの操作に従い、前記移動体情報格納部に格納されている情報を当該ユーザに通知する移動体情報通知部と
を備えることを特徴とする端末装置。 - 請求項10に記載の端末装置であって、
前記センタサーバとの通信が可能か否かを判定する第1の通信可否判定部と、
前記移動体情報格納部内に移動体情報が格納されている場合に、前記第1の通信可否判定部によって前記センタサーバとの通信が可能と判定されていれば、前記移動体情報格納部内の移動体情報を、前記センタサーバへ送信する移動体情報送信部と
をさら備えることを特徴とする端末装置。 - 請求項11に記載の端末装置であって、
前記移動体搭載装置との通信が可能か否かを判定する第2の通信可否判定部と、
前記移動体搭載装置を制御するためのコマンドをユーザから受け付けるコマンド受付部と、
コマンドを格納するコマンド格納部と、
前記コマンド受付部がユーザからコマンドを受け付けた場合に、前記第2の通信可否判定部によって前記移動体搭載装置との通信が可能と判定されていれば、当該コマンドを前記移動体搭載装置へ送信し、
前記コマンド受付部がユーザからコマンドを受け付けた場合に、前記第2の通信可否判定部によって前記移動体搭載装置との通信が可能と判定されていなければ、当該コマンドを前記コマンド格納部に一旦格納し、前記移動体搭載装置との通信が可能となった場合に当該コマンドを前記移動体搭載装置へ送信するコマンド送信制御部と
をさらに備えることを特徴とする端末装置。 - 移動体に搭載可能な移動体搭載装置と通信するセンタサーバであって、
前記移動体と共に移動するユーザが使用する端末装置から、当該移動体に搭載可能な移動体搭載装置が当該センタサーバとの通信に用いる電波の受信信号品質および当該移動体に関する情報を含む移動体情報を受信する移動体情報受信部と、
前記移動体情報受信部が受信した移動体情報を、移動体毎に格納する移動体情報格納部と、
他の通信装置から移動体情報の問い合わせを受け付けた場合に、該当する移動体情報が前記移動体情報格納部に登録されていれば、該当する移動体情報を前記移動体情報格納部から抽出して返信する移動体情報返信部と
を備えることを特徴とするセンタサーバ。 - 請求項13に記載のセンタサーバであって、
前記移動体搭載装置から前記センタサーバとの通信が不能から可能に変化した旨を通知された場合に、当該移動体搭載装置が搭載可能な移動体の移動体情報が前記移動体情報格納部に登録されていれば、当該移動体情報を前記移動体情報格納部から削除する移動体情報管理部をさらに備えることを特徴とするセンタサーバ。 - 請求項14に記載のセンタサーバであって、
前記移動体情報格納部には、
それぞれの移動体情報に対応付けて、当該移動体情報を送信した端末装置の識別情報が格納されており、
前記センタサーバは、
他の通信装置から前記移動体搭載装置を制御するためのコマンドを受信した場合に、当該移動体搭載装置を搭載している移動体の移動体情報が前記移動体情報格納部に登録されていなければ、当該コマンドを当該移動体搭載装置へ送信し、
他の通信装置から前記移動体搭載装置を制御するためのコマンドを受信した場合に、当該移動体搭載装置を搭載している移動体の移動体情報が前記移動体情報格納部に登録されていれば、当該コマンドを、当該移動体情報に対応付けられているアドレス宛に送信するコマンド送信制御部をさらに備えることを特徴とするセンタサーバ。
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