JPWO2011089982A1 - 受信装置、送信装置、通信システム、受信装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

受信装置、送信装置、通信システム、受信装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

本発明に係る受信装置は、第1の画像信号を復号化する第1のデコーダ(206)と、第1の画像信号による第1の画像フレームの少なくとも一部の領域の画像に対応する第2の画像信号を復号化する第2のデコーダ(208)と、第1の画像フレームに対する前記領域の空間的な位置情報を含むオブジェクト指示情報を取得するCPU(202)と、前記位置情報に基づいて、第1の画像フレームに対して前記領域の画像を合成して第2の画像フレームを生成するオブジェクト再生部(210)と、を備える。【選択図】図14

Description

本発明は、受信装置、送信装置、通信システム、受信装置の制御方法、及びプログラムに関する。
従来から、立体映像(3D映像)を表示するシステムとして様々なものが知られている。例えば下記の特許文献1〜3に記載されているように、視差を有する左目用画像及び右目用画像を所定周期で交互にディスプレイに供給し、この画像を所定周期に同期して駆動される液晶シャッターを備える眼鏡で観察する方法が知られている。
特開平9−138384号公報 特開2000−36969号公報 特開2003−45343号公報
3D映像を放送局から送信するためには、左目用画像及び右目用画像の双方を送信する必要があるため、既存の2D映像と同等の画質を確保しようとすると、2倍のデータを送る必要が生じ、伝送帯域も2D映像に対して2倍必要となる。しかしながら、放送波あるいはネットワークによる配信データの伝送帯域が限られているため、伝送帯域を増大することには困難が伴う。また、2倍のデータを送信した場合、受信装置側でのデコーダが過負荷になる問題がある。
また、3D映像を送信するフォーマットとして、1フレームを複数のビューに分割して送信する、サイドバイサイド方式などの手法が知られているが、1フレームが複数のビューに分割されるため、画質の劣化を避けることができない。更に、このような3D映像のフォーマットで映像データを送信すると、既にユーザに行き渡っている2D映像のテレビ受像機では、正しい表示ができないため、ユーザは2D映像、3D映像のいずれも適正に視聴することはできない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、簡素な構成で3D映像を視聴することが可能な、新規かつ改良された受信装置、送信装置、通信システム、受信装置の制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1の画像信号を復号化する第1の復号化部と、前記第1の画像信号による第1の画像フレームの少なくとも一部の領域の画像に対応する第2の画像信号を復号化する第2の復号化部と、前記第1の画像フレームに対する前記領域の空間的な位置情報を含むオブジェクト指示情報を取得する情報取得部と、前記位置情報に基づいて、前記第1の画像フレームに対して前記領域の画像を合成して第2の画像フレームを生成する映像合成部と、を備える、受信装置が提供される。
また、前記第1の画像フレームによる画像と前記第2の画像フレームによる画像を周期的に表示する表示部を備えるものであってもよい。
また、前記第1の画像フレームは動画のフレームであり、前記オブジェクト指示情報は、前記第1の画像フレームに対する前記領域の画像の時間的な同期情報を含み、前記映像合成部は、前記位置情報及び前記同期情報に基づいて、前記第1の画像フレームに対して前記領域の画像を合成するものであってもよい。
また、前記オブジェクト指示情報は、前記第1の画像信号又は前記第2の画像信号による画像フレームのピクチャヘッダに含まれるものであってもよい。
また、前記オブジェクト指示情報は、前記第1の画像信号及び前記第2の画像信号とは別のストリームで送信され、タイムスタンプにより前記第1の画像信号及び前記第2の画像信号と対応付けられるものであってもよい。
また、前記第1の画像信号による前記第1の画像フレームのサイズと前記第2の画像信号による画像フレームのサイズが同一の場合、前記情報取得部による前記オブジェクト指示情報の取得を行わないものであってもよい。
また、前記第1の復号化部と前記第2の復号化部は、異なる復号化方式によりそれぞれの復号化を行うものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の画像信号を符号化する第1の符号化部と、前記第1の画像信号による画像フレームの少なくとも一部の領域の画像に対応する第2の画像信号を符号化する第2の符号化部と、符号化された前記第1の画像信号、前記第2の画像信号、及び前記画像フレームに対する前記領域の空間的な位置情報を含むオブジェクト指示情報を送信する送信部と、を備える、送信装置が提供される。
また、前記画像フレームは動画のフレームであり、前記オブジェクト指示情報は、前記画像フレームに対する前記領域の画像の時間的な同期情報を含むものであってもよい。
また、前記オブジェクト指示情報は、前記第1の画像信号又は前記第2の画像信号による画像フレームのピクチャヘッダに挿入されるものであってもよい。
また、前記オブジェクト指示情報は、前記第1の画像信号及び前記第2の画像信号とは別のストリームで送信され、タイムスタンプにより前記第1の画像信号及び前記第2の画像信号と対応付けられるものであってもよい。
また、前記領域の画像を前記画像フレームから分離する画像分離部を備え、前記第2の符号化部は、前記画像分離部で分離された前記領域の画像に対応する前記第2の画像信号を符号化するものであってもよい。
また、前記画像分離部は、前記領域に対応するオブジェクトの動きに合わせて、前記画像フレーム内での前記領域の位置を変化させながら前記領域の画像を前記画像フレームから分離するものであってもよい。
また、前記第1の画像信号による前記第1の画像フレームのサイズと前記第2の画像信号による画像フレームのサイズが同一の場合、前記送信部は前記オブジェクト指示情報の送信を行わないものであってもよい。
また、前記第1の符号化部と前記第2の符号化部は、異なる符号化方式によりそれぞれの符号化を行うものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の画像信号を符号化する第1の符号化部と、前記第1の画像信号による画像フレームの少なくとも一部の領域の画像に対応する第2の画像信号を符号化する第2の符号化部と、符号化された前記第1の画像信号、前記第2の画像信号、及び前記画像フレームに対する前記領域の空間的な位置情報を含むオブジェクト指示情報を送信する送信部と、を有する送信装置と、前記第1の画像信号を復号化する第1の復号化部と、前記第2の画像信号を復号化する第2の復号化部と、前記オブジェクト指示情報を取得する情報取得部と、前記オブジェクト指示情報に含まれる前記位置情報に基づいて、前記第1の画像信号による第1の画像フレームに対して前記領域の画像を合成して第2の画像フレームを生成する映像合成部と、を有する、受信装置と、を備える通信システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の画像信号を復号化するステップと、前記第1の画像信号による第1の画像フレームの少なくとも一部の領域の画像に対応する第2の画像信号を復号化するステップと、前記第1の画像フレームに対する前記領域の空間的な位置情報を含むオブジェクト指示情報を取得するステップと、
前記位置情報に基づいて、前記第1の画像フレームに対して前記領域の画像を合成して第2の画像フレームを生成するステップと、を備える、受信装置の制御方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の画像信号を復号化する手段、前記第1の画像信号による第1の画像フレームの少なくとも一部の領域の画像に対応する第2の画像信号を復号化する手段、前記第1の画像フレームに対する前記領域の空間的な位置情報を含むオブジェクト指示情報を取得する手段、前記位置情報に基づいて、前記第1の画像フレームに対して前記領域の画像を合成して第2の画像フレームを生成する手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の画像信号を復号化する第1の復号化部と、前記第1の画像信号による第1の画像フレームの少なくとも一部の領域の空間的な位置情報と、前記第1の画像フレームに対する前記領域のオフセット量を含むオブジェクト指示情報を取得する情報取得部と、前記オブジェクト指示情報に基づいて、前記第1の画像フレームに対して前記領域の画像を合成して第2の画像フレームを生成する映像合成部と、を備える、受信装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、静止画のソース画像から切り出された第1の画像に対応する第1の画像信号を復号化する第1の復号化部と、静止画のソース画像から切り出された第2の画像に対応する第2の画像信号を復号化する第2の復号化部と、前記第1の画像と前記第2の画像との空間的な位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置情報に基づいて、前記第1の画像と前記第2の画像を相対的にオフセットさせた状態で周期的に表示する表示部と、を備える、受信装置が提供される。
本発明によれば、簡素な構成で3D映像を視聴することが可能な受信装置、送信装置、通信システム、受信装置の制御方法、及びプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る立体画像表示観察システムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態にかかる送信装置の構成例を示す模式図である。 ターゲット分離部の構成を詳細に示す模式図である。 送信装置におけるエンコードの処理を説明するための模式図である。 送信装置におけるエンコードの処理を説明するための模式図である。 送信装置におけるエンコードの処理を説明するための模式図である。 3Dオブジェクト表示のためのオブジェクト指示情報を示す模式図である。 3D_descriptorの定義を示す模式図である。 図7におけるVertical_Start_Position、Horizontal_Start_Position、Vertical_End_Position、Horizontal_End_Positionによって指定される情報を示す模式図である。 映像データのビットストリームに3D情報を付加する場合に、プライマリーの映像に3D情報を付加する例を示す模式図である。 セカンダリー映像が静止画などで表示時間が可変である場合に、プライマリーの映像に3D情報を付加する例を示す模式図である。 セカンダリーの映像に3D情報を付加する例を示す図であり、動画のピクチャ単位でプライマリー映像とセカンダリー映像を同期させる例を示す模式図である。 セカンダリー映像が静止画などで表示時間が可変の場合に、セカンダリーの映像に3D情報を付加する例を示す模式図である。 受信装置の構成例を示す模式図である。 オブジェクト再生部における処理を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.システム構成例
2.送信装置の構成例
3.3Dオブジェクト表示のための情報
4.受信装置の構成例
[1.システム構成例]
図1は、本発明の一実施形態に係る立体画像表示観察システムの構成を示す模式図である。本実施形態に係るシステムは、映像コンテンツなどをデジタル放送フォーマットなどにより送信する送信装置100と、例えばLCD等から構成される表示パネルを備えるテレビ受像機(受信装置)200と、表示画像鑑賞用メガネ300とを備える。図1では、受信装置200と表示画像鑑賞用メガネ300を示している。
受信装置200は、地上デジタル放送などを受信するテレビ受像機であり、映像データのビットストリームを受信し、これ復号化して表示パネルに表示させるものである。受信装置200は、送信装置から送られた映像データに基づいて、映像を時分割して非常に短い周期で画面全体に交互にディスプレイする。また、受信装置200は、左眼用映像及び右眼用映像のディスプレイ周期に同期して左眼及び右眼に映像を分離して提供することができる。受信装置200は、例えば、フィールド毎に右目用画像Rと左目用画像Lを交互に表示する。表示画像鑑賞用メガネ300には、レンズに相当する部分に一対の液晶シャッター300a,300bが設けられている。液晶シャッター300a,300bは、受信装置200のフィールド毎の画像切り換えに同期して交互に開閉動作を行う。すなわち、受信装置200に右目用画像Rが表示されるフィールドでは、左目用の液晶シャッター300bが閉鎖状態となり、右目用の液晶シャッターが開放状態300aとなる。また、左目用画像Lが表示されるフィールドでは、これと逆の動作を行う。このように、受信装置200は、左眼用映像L及び右眼用映像Rを非常に短い周期で画面全体に交互にディスプレイすると同時に、左眼用映像L及び右眼用映像Rのディスプレイ周期に同期して左眼及び右眼に映像を分離して提供する。
このような動作により、鑑賞用メガネ300を掛けて受信装置200を見るユーザの右目には右目用画像Rのみが、また、左目には左目用画像Lのみが入射される。このため、鑑賞者の目の内部で右目用と左目用の画像が合成され、受信装置200に表示される画像が立体的に認識される。また、受信装置200は、ユーザが鑑賞用メガネ300を使用していない場合は、通常の2次元画像を表示することもでき、この場合、右目用画像Rと左目用画像Lの切り換えは行われない。
なお、図1では、表示画像鑑賞用メガネ300を備えるシステムを例示したが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、偏光板方式などメガネ300を用いない立体画像表示観察システムに適用することも可能である。
ところで、現時点で家庭などに行き渡っているテレビ受像機(以下、レガシーのテレビ受像機と称する場合がある)は、2Dに対応したデコードを想定している。このため、3D映像の視聴を想定したテレビ受像機が普及するまでの間は、既に行き渡っているテレビ受像機においても、3D映像を視聴できることが望ましい。このため、例えば現在放送波で送られている2Dの映像データを左右映像のうちの一方の映像データとし、更に同じデータ量の映像データを送って左右映像の他方の映像データとする方法が考えられる。しかし、この場合、伝送帯域が現在の2倍となってしまい、放送波は伝送帯域が限られているため、付加的な映像データを送ることで3D映像の視聴を実現することは困難である。また、この場合、通常のテレビ受像機で受信したデータをデコードしようとすると、デコーダ負荷が2チャンネル分になるため、デコーダに過負荷がかかり、正常にデコードできないことが想定される。このため、付加的な映像データを送ったとしても、通常のテレビ受像機では、3Dフォーマットとして扱うことができないことが想定される。
このため、既にユーザに行き渡っているテレビ受像機を利用して3D視聴を実現するためには、付加的な映像データを最小限にして送信することで、3D表示を実現する必要がある。これにより、3Dテレビ受像機が一般に行き渡るまでの導入期において、2D対応のテレビ受像機においても3D視聴が可能となり、3D映像を広く一般向けに提供することが可能となる。
一方、左目用画像Lと右眼用画像Rを伝送する際のフォーマットとして、サイドバイサイド、トップアンドボトムなどのように、複数のビューで画面を分割して送信する手法が知られている。しかし、既に一般に行き渡っている2D視聴用のテレビ受像機はこのようなフォーマットには対応していないため、正しい3D表示をすることはできない。また、このフォーマットに対応したテレビ受像機においても、1フレームに左右映像のデータが含まれるため、通常の2D画像を送信する場合と比較すると画質が1/2に低下してしまう。
本実施形態では、2つ以上のビューからなるソース画像に対して、3D表示させる領域のみを送信装置100側で抽出して、その部分を切り出し、基本となるビューに対する相対位置情報とともにエンコードして、付加的(additional)なビューの映像データとして受信装置200側に送信する。基本となるビューについてはその映像データが全て送信される。一方、付加的なビューでは、基本となるビューから切り出した映像のデータのみを送信する。このため、基本となるビューに対して視差のない映像については、付加的なビューでは送信されず、受信装置200側では、視差のない映像については基本ビューの映像を付加的なビューにコピーして使用する。従って、受信装置200側では、付加的なビューについては基本となるビューから切り出した映像データのみをデコードすれば良く、デコードに係る処理を大幅に低下させることが可能となる。このため、受信装置200は、CPUで余剰となった負荷でデコードすることも可能となり、非常に簡素な構成で3Dの映像データをデコードすることができる。
なお、以下に説明する本実施形態では、映像データは動画に限られるものではなく、基本ビューの動画に付加的なビューとして静止画を付加することもできる。また、基本ビューと付加的なビューのそれぞれを静止画としてスライドショーの表示に適用することもできる。その際、符号化方式は、映像データの形式に依存せずに、基本ビューの符号化方式と付加的なビューのそれとは、同じ方式であっても良いし、あるいは別の符号化方式であっても構わない。
[2.送信装置の構成例]
図2は、本発明の一実施形態にかかる送信装置100の構成例を示す模式図である。送信装置100は、例えばテレビ番組などの映像コンテンツを提供する放送局側の機器である。送信装置100は、デジタル放送フォーマット等のデータフォーマットによりテレビ受像機に対して映像コンテンツを提供する。
図2に示すように、送信装置100は、CPU102、映像取得部(Image Capture)104、ターゲット分離部(Target Separation)106、第1のエンコーダ108、第2のエンコーダ110、マルチプレクサ(Multiplexer)112、出力部114を備える。
本実施形態では、2つ以上のビュー(view)からなるソース画像に対して、3D表示させる領域を送信側で抽出し、その部分を切り出し、基本となるviewに対する相対位置情報と共にその領域を別途エンコーダへ渡す。
具体的には、映像取得部104で取得されたライブ映像、または映像ファイルの入力に対して、ターゲット分離部106は、CPU102から切り取り対象領域の指定(オブジェクトの大きさ)の指定を受けて、基本となるビューの映像から3D表示させる領域の切り出し処理を行う。ターゲット分離部106は、切り出した領域の制御情報(オブジェクト制御情報)をCPU102へ送り、CPU102からエンコーダ108,110へ切り出し領域の指示データ、表示期間を指定するデータ(オブジェクト指示情報)が送られる。
図3は、ターゲット分離部106の構成を詳細に示す模式図である。図3に示すように、ターゲット分離部106は、ブロック化部122、フレーム遅延化部124、ブロックマッチング部126、ポジション移動部128、ターゲットオブジェクトブロック分離部130、セレクタ132を備える。なお、図2及び図3に示す各機能ブロックは、回路(ハードウェア)、またはCPU102とこれを機能させるためのソフトウェア(プログラム)によって構成することができる。この場合において、そのプログラムは、送信装置100が備えるメモリなどの記録媒体、または送信装置100の外部の記録媒体に格納されることができる。
本実施形態では、基本ビューの映像をプライマリーの映像と称し、プライマリーの映像から切り出して得られた別のビューの映像をセカンダリーの映像と称することとする。一例として、基本ビューであるプライマリー映像は、通常の2D映像とすることができる。ターゲット分離部106は、プライマリー映像から切り出す領域の動きを検出して、動きに応じて切り出す領域を変化させる。これにより、例えば基本ビューから人の顔のみを切り出す場合、顔の動きに合わせて切り出す領域を変更していく処理が可能になり、受信装置200においては、3D効果により手前に飛び出して表示される顔を画面方向に移動しながら表示することができる。
図3のブロック化部122およびフレーム遅延部124には、基本ビューであるプライマリー映像が入力される。ブロック化部122は、セカンダリー映像の切り出しのため、CPU102から切り出しの対象領域(またはオブジェクト)を指定する情報を受け取る。ブロック化部122では、CPU102からの指令に基づいて、切り出しのターゲット領域150の現在のピクチャをブロック化する処理を行う。これにより、ターゲット領域150の現在のピクチャが複数の矩形のブロックに分割される。
フレーム遅延化部124では、フレームを遅延させ、ブロックマッチング部126において、ブロック化された現在のピクチャと遅延された1つ前のピクチャとのブロックマッチングが行われ、各ブロックの動きを表す動きベクトルを求める。ポジション移動部128では、動きベクトルに基づいて対象領域を移動させるブロックである。ポジション移動部128は、ブロックマッチング部126の処理結果に応じて、各ブロックに対応する複数の動きベクトルのうち、大多数のベクトルを含み、かつ対象領域の大きさを超えない範囲で、対象領域が一つ前のピクチャから動いたオフセット量OFSを判定して、次段へオフセット量OFSを送る。また、ポジション移動部128は、オフセット量OFSをオブジェクト制御情報としてCPU102へ送る。
ターゲットオブジェクトブロック分離部130には、フレーム毎の映像データが入力される。ターゲットオブジェクトブロック分離部130では、オフセット量OFSに応じてフレーム毎に対象領域の切り取りを行った後、セレクタ132へ送る。また、セレクタ132には、基本ビューであるプライマリー映像が入力される。セレクタ132は、ターゲットオブジェクトブロック分離部130から入力された映像と、元のプライマリー映像とを交互に切り換えて、第1及び第2のエンコーダ108,110へ送る。
この際、第1のエンコーダ108には元のプライマリー映像が入力され、第2のエンコーダ110にはターゲットオブジェクトブロック分離部130で切り取られた映像が送られる。第1のエンコーダ108は、元の映像であるプライマリーの映像データのエンコードを行い、第2のエンコーダ110は、切り出されたセカンダリーの映像データのエンコードを行う。ここで、第2のエンコーダ110に送られる切り出し後の映像は、ターゲット領域150の動きに応じてその領域が変化するため、3D表示の対象領域、または3D表示の対象オブジェクトが動きを伴うものであっても、常にその領域、またはオブジェクトの動きに応じた3D表示を行うことが可能である。
第1のエンコーダ108、および第2のエンコーダ110でエンコードされたプライマリー、セカンダリーの映像データは、マルチプレクサ112にて多重化され、音声データ、文字データ等とともに出力部114に送られる。出力部114は、デジタル放送信号フォーマットにより多重化された映像データ、音声データ、文字データを受信装置200に対して送信する。
なお、送信装置100は、通常の2Dの映像を送信する場合は、プライマリー映像のみを受信装置200に送る。この場合、セカンダリー映像の切り出しは特に行われない。
以上のように、本実施形態では、プライマリー映像(一例として、通常の2Dの映像)に対して、3D表示が行われる領域のみを切り出して受信装置200側へ送信するため、3D表示に必要な最小限のデータのみを受信装置200に送ることができる。従って、受信装置200におけるデコーダの構成を最小限に抑えることができ、受信装置200のCPUの余剰分でデコードを行うことも可能になる。従って、受信装置200を簡素に構成することが可能である。
次に、プライマリーの映像に対するセカンダリーの映像の相対位置情報について説明する。後で詳細に説明するが、プライマリー映像とセカンダリー映像を受信した受信装置200は、1stビューとしてプライマリー映像を使用し、2ndビューとしてプライマリー映像にセカンダリー映像を合成した映像を使用する。そして、受信装置200は、1stビューと2ndビューを交互に表示することで3D表示を行う。
このため、送信装置100は、受信装置200に対して、プライマリー映像およびセカンダリー映像を送ると共に、プライマリー映像に対するセカンダリー映像の位置を指定する相対位置情報を送る。これにより、受信装置200側では、プライマリーの映像に対して適正な位置にセカンダリーの映像を重ねることができる。プライマリー映像に対するセカンダリー映像の相対位置情報は、例えば符号化ストリームのピクチャ(picture)レイヤの補助データ領域に挿入する。ここで、補助データ領域に相対位置情報が存在しない場合、受信装置200側では、基本ビュー(view)のピクチャのトップ(top)&レフト(left)の画像に等しいと判断する。プライマリー映像およびセカンダリー映像のサイズが同一である場合は、送信装置100は相対位置情報を送信を省略することが可能であり、受信装置200は相対位置情報を受信を省略できる。
セカンダリーの映像データのストリームの符号化は、プライマリー映像である基本ビュー(basic view)の再生画質に対して著しく変わらないようする。セカンダリー映像のストリームの符号化は、プライマリーの符号化方法と同等でもよいし、あるいは別の動画コーデック、静止画コーデックなどを選択してエンコードするようにしてもよい。例えば、プライマリー映像をMPEG−4 AVCで符号化し、セカンダリー映像をMPEG2で符号化してもよい。この場合、セカンダリー映像をデコードする際の付加を依り低減できる。あるいは、プライマリー映像をMPEG2ビデオで、セカンダリー映像をMPEG―4 AVCで符号化することで、付加的なビューによる伝送帯域の増加を低減するようにしてもよい。また、プライマリー映像をMPEG−4 AVCあるいはMPEG2ビデオで符号化し、セカンダリー映像を静止画としてJPEGで符号化するなどしてもよい。
図4、図5及び図6は、送信装置100におけるエンコードの処理を説明するための模式図である。ここで、図4は、2つのビューの画像を1フレームに合体してエンコードする例を示している。この場合、1stビューと2ndビューはそれぞれ画面水平方向に圧縮処理が成され、1フレームに合体されてエンコードされる。この処理は、通常のサイドバイサイド(side by side)の処理と同様である。
また、図5は、本実施形態における、1stビューと、2ndビューの切り出し領域のコーデックを示す模式図である。この場合、2ndビューは、エンコードされてエンハンスドレイヤー(Enhanced Layer)として付加される。図5に示すコンパチブルレイヤー(Compatible Layer)は、通常の2D映像データであるプライマリーの映像データを示している。コンパチブルレイヤーは通常の2D映像データと同等の画質で送ることができる。エンハンスドレイヤーは必要最小限の切り出し領域に対応するため、コンパチブルレイヤーのデータ量よりも少なくなる。図5に示すように、プライマリー映像、セカンダリー映像は、PID若しくはビデオトラック(Video Track)の情報によって指定される。
図6は、本実施形態による切り出し処理によるエンコードの手法を示す模式図である。図6の上段に示すように、2D映像として1stビューの映像のみを送る場合、1stビューの映像データのみがエンコードされる。この場合、第1のエンコーダ108でプライマリー映像が符号化されて、受信装置200に送信される。図6の下段は、上述した本実施形態の手法により、2ndビューとしてプライマリー映像から切り出した領域の映像をエンコードする場合を示している。
図6の下段に示すように。本実施形態では、1stビューについては、1フレームのデータがそのまま第1のエンコーダ108にてエンコードされる。一方、2ndビューについては、1stビューからの切り出し領域のみが第2のエンコーダ110にてエンコードされる。このため、図6の下段に示すように、2ndビューにおける、切り出した領域の符号化データのデータ量は、1stビューの符号化されたデータ(Coded Video Data)のデータ量に比べて大幅に低減できる。従って、受信装置200側においては、デコードの負荷を最小限に抑えることが可能である。
図1に示すマルチプレクサ112は、システム全体の多重化ストリームの中で、基本のビュー(通常の2Dのビデオ信号に相当)のビデオストリーム、セカンダリー映像のストリームとしてIDを付し、多重化する。これにより、多重化されたストリームの中で、プライマリー映像とセカンダリー映像をIDで紐付けすることができる。
また、タイムスタンプは、基本ビューの映像データのタイムスタンプと同様の同期方法を適用する。多重化の際のシステム管理は、CPU102において、トランスポートストリーム(TS)のヘッダに定義されるPMT(Program Map Table)のテーブルにおいて行う。その際は、プライマリー映像を2Dのビデオストリームとし、追加ビュー(セカンダリー映像)のストリームを、以下のようにPMTの下で2Dのビデオストリームに付加するように定義し、IDを付けて管理する。このような手法によれば、現状のトランスポートストリームの仕組みを変えることなく、プライマリー映像とセカンダリー映像をPESのIDで紐付けすることができる。
PAT------PMT1-----------Video (2D Basic)
-----------Audio
-----------Video (Secondary enhancement)
------PMT2
PMTでは、各符号化信号のPID指定、ESの種類や状態、プログラムのPCRのPIDなどを指定する。受信装置200側では、現状の仕組みを利用して、プライマリー映像とセカンダリー映像を紐付けし、上記の符号化過程とは反対の処理を行うことで、所望の表示を行うことができる。
マルチプレクサ112では、第1のエンコーダ108でエンコードされたデータと、第2のエンコーダ110でエンコードされたデータとを多重化する。多重化されたデータは出力部114から受信装置200側へ送信される。
[3.3Dオブジェクト表示のための情報]
図7は、3Dオブジェクト表示のためのオブジェクト指示情報(以下、3D情報と称する場合がある)を示す模式図である。図7に示すオブジェクト指示情報は、第1のエンコーダ108、第2のエンコーダ110、マルチプレクサ112に送られて、映像データに挿入される。オブジェクト指示情報は、1つのエレメンタリーストリームとして送ることができる。この場合、プライマリー映像、セカンダリー映像、及びオブジェクト指示情報は、タイムスタンプによって対応付けすることができる。また、後述するように、オブジェクト指示情報は、プライマリー映像またはセカンダリー映像のピクチャ単位(ピクチャヘッダのユーザデータ領域)に挿入することができる。
図7に示す各情報を説明すると、Data_Lengthは、オブジェクト指示情報のデータ量を示す情報である。Number_of_VideoViews Nは、1のプライマリー映像から切り出されるセカンダリー映像の数を示す情報である。本実施形態では、一例として1のプライマリー映像から1のセカンダリー映像を切り出す例を示すが、2以上のセカンダリー映像を切り出しても良く、N個のセカンダリー映像を切り出すことができる。Target_videoView(i)は、本情報が扱うビュー(View)のElementary PIDを示す情報である。この情報によって、セカンダリー映像に対するプライマリー映像が識別情報であるIDによって指定され、セカンダリー映像に対するプライマリー映像の時間的なフレーム毎の対応付けを行うことができる。
図7において、Target_videoViewは、プライマリー映像のビューに対応し、対応するビューのPIDを指定する。Partner_videoViewは、セカンダリー映像のビューに対応し、対応するビューのPIDを指定する。例えば、Target_videoView=PID1、Partner_ViewoView=PID0とすることで、対応するビューを指定する。Picture_IDは、ピクチャ毎にカウントアップされる値で、静止画の時系列順の識別子に用いる。
また、各々のビューには、プライマリー映像に対するセカンダリー映像の空間的な位置(画面内の位置)を指定する位置情報、セカンダリー映像の表示期間等を指定するため、複数のフラグObject_Offset_position_flag、Status_Count_flagが設定される。
Object_Offset_position_flagが“1”の場合、Vertical_Start_Position、Horizontal_Start_Position、Vertical_End_Position、Horizontal_End_Positionの各データにより切り出し領域が指定される。これらの情報は、Target_videoViewの始点(0,0)に対するPartner_ViewoViewのオブジェクト(object)領域の開始位置、終了位置を指定するデータである。
Pixel_ratioは、Target_videoViewの解像度に対する、Partner_ViewoViewのオブジェクト領域の解像度比を指定する情報である。Pixel_ratio=0x0の場合は、解像度変換が不要であることを示す。
Status_Count _flagが“1”の場合、All_VideoView、DurationCounterにより、セカンダリー映像を使用した3D表示継続期間が指定される。All_VideoViewが“1”の場合は、Target_VideoViewのみならず、全てのvideoviewに関してDuration_Counterによる表示継続時間制御を適用する。Duration_Counterは、表示開始後、表示継続時間をフレーム数で指定する。なお、動画の場合は、各ピクチャにオブジェクト指示情報を挿入することで、受信装置200側では、セカンダリー映像の表示継続期間を認識することができる。Duration_Counterは、特に静止画を送る場合に、表示継続期間を指定する際に有効である。
なお、送信装置100は、セカンダリーの映像データ自体は送らずに、プライマリー映像からの切り出し領域と、プライマリー映像に対する視差量の情報を送信するようにしても良い。この場合、Vertical_Start_Position、Horizontal_Start_Position、Vertical_End_Position、Horizontal_End_Positionの各データにより切り出し領域を指定するとともに、視差量を示す情報を送信する。受信装置200は、プライマリー映像からVertical_Start_Position、Horizontal_Start_Position、Vertical_End_Position、Horizontal_End_Positionの各データで示される領域を切り出して、視差をつけてセカンダリー映像を生成する。切り出し領域以外の視差のない領域については、プライマリー映像をコピーしてセカンダリー映像を生成する。これにより、受信装置200は、プライマリー映像とセカンダリー映像とからなる3D映像を生成することができる。
なお、図7に示すオブジェクト指示情報の伝送方法は、独立エレメンタリーストリームで伝送しても良いし、あるいは映像データのピクチャ単位のユーザデータとして伝送しても良い。
上述のようにMPEGでは、伝送するコンテンツのストリーム情報を記述するPSI(Program System Information)として、PMT(Program map table)がある。PMTのストリーム情報には、オーディオやビデオなどのパケットを選択するためのPID(Packet ID)、stream_typeやdescriptorなどが含まれ、ビデオのコーデックやオーディオのコーデックが何を用いて符号化されているかを知ることができる。図7に示す3D情報をトランスポートストリーム(Transport Stream)内で多重化する場合、ビュー間のリンク情報として、Program Map Section(TS Table ID=0x02)において、3D_descriptorによって指定することができる。この場合、3D_descriptorを図8で示すように定義する。
図9は、図7におけるVertical_Start_Position、Horizontal_Start_Position、Vertical_End_Position、Horizontal_End_Positionによって指定される情報を示す模式図である。
図9において、Xはプライマリー映像の水平方向のサイズ(Primary video Picture Horizontal Size)を、Yはプライマリー映像の垂直方向のサイズ(Primary video Picture Vertical Size)を示している。HDサイズの場合、X=1920ピクセル、Y=1080ピクセルである。また、(hs,vs)は、セカンダリー映像の始点P1の座標位置を、(he,ve)はセカンダリー映像の終点P2の座標位置を示している。図9の例では、セカンダリー映像(secondary video)として切り出される映像は、(hs,vs)を左上の頂点とし(he,ve)を右下の頂点とする矩形領域である。なお、(he,ve)の代わりに、オブジェクト領域のサイズを送っても良い。また、3D情報は、符号化ストリーム内のヘッダ情報による伝送法で送っても良い。
上述の例では、Vertical_Start_Position、Horizontal_Start_Position、Vertical_End_Position、Horizontal_End_Positionによって指定される情報によって、プライマリー映像からのセカンダリー映像の切り出し範囲が指定される。一方、例えば送信装置100から静止画を送信する場合、一般的に静止画像の画素数は動画フレームによって表示される表示パネル(フルHDサイズなど)の画素数よりも多いため、静止画のソース画像から所定の範囲を切り出して伝送することになる。このため、静止画の伝送においては、図7に示す各種情報を、ソース画像からの切り出し範囲を指定する情報として用いても良い。この場合、プライマリー画像、セカンダリー画像の双方がソース画像から切り出されて、受信装置200に送られて、受信装置200側でプライマリー画像とセカンダリー画像を交互に表示することで、静止画の3D映像の視聴が可能となる。
図10は、映像データのビットストリームに3D情報を付加する場合に、プライマリーの映像に3D情報を付加する例を示す模式図である。図9は、動画の3D表示の場合にピクチャ単位でプライマリー映像とセカンダリー映像を同期させる例を示している。同期は、タイムスタンプを用いて、フレームバイフレームで行う。この場合、第1のエンコーダ108において、プライマリー映像のピクチャ毎に3D情報が挿入される。一例として、3D情報を符号化ビデオのGOP(Groupe of Picture)あるいはIピクチャに同期させて、そのヘッダに挿入することができる。
図11は、セカンダリー映像が静止画などで表示時間が可変である場合に、プライマリーの映像に3D情報を付加する例を示す模式図である。この場合、セカンダリー映像は所定の表示時間の間は変化しないため、ピクチャ毎に3D情報を挿入する必要はない。このため、第1のエンコーダ108において、セカンダリー映像の表示時間に応じて、所定数のピクチャ毎に3D情報を挿入する。セカンダリー映像の表示時間は、図7で説明したDuration Counterによって指定される。
図12は、セカンダリーの映像に3D情報を付加する例を示す模式図であり、動画のピクチャ単位でプライマリー映像とセカンダリー映像を同期させる例を示している。この場合、第2のエンコーダ110において、セカンダリーのピクチャ毎に3D情報が挿入される。一例として、3D情報を符号化ビデオのGOPあるいはIピクチャに同期させて挿入することができる。
図13は、セカンダリー映像が静止画などで表示時間が可変の場合に、セカンダリーの映像に3D情報を付加する例を示す模式図である。この場合、セカンダリー映像は所定の表示時間の間は変化しないため、第2のエンコーダ110において、表示時間に応じて、所定数のピクチャ毎に3D情報を挿入する。この場合においても、セカンダリー映像の表示時間は、図7で説明したDuration Counterによって指定される。
[4.受信装置の構成例]
次に、受信装置200の構成について説明する。図14は、受信装置200の構成例を示す模式図である。図14に示すように、受信装置200は、CPU202、デマルチプレクサ(Demultiplexer)204、第1のデコーダ206、第2のデコーダ208、オブジェクト再生部(Object Reconstruction)210、3D処理部(3D Processing View Interleaving)212を有して構成される。また、受信装置200は、液晶表示パネル等から構成される表示部を備える。なお、図14に示す各機能ブロックは、回路(ハードウェア)、またはCPU202とこれを機能させるためのソフトウェア(プログラム)によって構成することができる。この場合において、そのプログラムは、受信装置200が備えるメモリなどの記録媒体、または受信装置200の外部の記録媒体に格納されることができる。
デマルチプレクサ204には、送信装置100から送られたビットストリーム、または映像ファイルの出力が入力される。デマルチプレクサ204は、入力されたデータを映像データ、音声データ、文字データ等に分離し、映像データを第1のデコーダ108、第2のデコーダ110へ送る。また、デマルチプレクサ204は、オブジェクト指示情報をビットストリームから抽出し、CPU202へ送る。
デマルチプレクサ204は、プライマリー映像のデータとセカンダリー映像のデータを分離して、プライマリー映像のデータについては第1のデコーダ206へ、セカンダリー映像のデータについては第2のデコーダ208へ送る。
第1及び第2のデコーダ206,208に対する入力のフォーマットは、既存の2D映像のデコードの場合と基本的に同じであるため、現在のデジタル映像信号フォーマットの仕組みを利用して、デコードを行うことができる。3Dの映像を見る必要がない場合は、プライマリー映像のみをデコードすることで、2D映像の視聴が可能である。セカンダリー映像が存在しない場合、第1のデコーダ206で通常の2D映像データのデコードが行われる。
CPU202は、デマルチプレクサ204から送られたオブジェクト指示情報に基づいて、第1のデコーダ206及び第2のデコーダ208を制御する。CPU202は、第2のデコーダ208に対して表示期間を指定する情報を送る。これにより、第2のデコーダ208は、指定された表示期間の間はセカンダリー映像が存在するものと認識して、セカンダリー映像のデコードを行う。
オブジェクト再生部210は、1stビューと2ndビュー間で映像データをコピーして、オブジェクトの位置で映像を合成する。これにより、デコードされたプライマリー映像及びセカンダリー映像を合成して2ndビューの映像が生成される。プライマリー映像については、第1のデコーダ206でデコードされた映像データが3D処理部212へ入力される。
図15は、オブジェクト再生部210における処理を示す模式図である。図15に示すように、1stビューのプライマリー映像のデータは第1のデコーダ206でデコードされて、プライマリー映像400が得られる。この処理は、レガシーの受信装置200で処理可能である。一方、セカンダリー映像のデータは第2のデコーダでデコードされて、セカンダリー映像410が得られる。オブジェクト再生部210では、1stビューとしてプライマリー映像400を出力する。また、オブジェクト再生部210は、プライマリー映像400をコピーして、これに対してセカンダリー映像410を、オフセット分だけずらして合成(Overwrtie)して、2ndビューの映像データとして出力する。ここで、オフセット量は上述したVertical_Start_Position、Horizontal_Start_Position、Vertical_End_Position、Horizontal_End_Positionによって指定され、デマルチプレクサ204からCPU202へ送られる。また、オブジェクト指示情報がピクチャ単位で挿入されている場合、第1及び第2のデコーダ206,208から取得しても良い。また、オブジェクト再生部210は、エレメンタリーストリームのタイムスタンプ、プライマリー映像とセカンダリー映像の識別ID(PID)に基づいて、プライマリー映像400とセカンダリー映像410の時間的な同期を行う。
なお、上述したように、送信装置100からセカンダリーの映像データ自体は送られず、プライマリー映像からの切り出し領域と、プライマリー映像に対する視差量の情報が送信された場合、切り出し領域に基づいて受信装置200側でセカンダリー映像410を生成する。そして、オブジェクト再生部210は、プライマリー映像400に対して、生成したセカンダリー映像410を視差量だけずらして合成し、2ndビューの映像として出力する。
また、送信装置100においてプライマリー画像、セカンダリー画像の双方がソース画像から切り出されて送信された場合、オブジェクト再生部210は、ソース画像から切り出されたプライマリー画像、セカンダリー画像をオフセット分だけずらして1stビュー、2ndビューの映像として出力する。これにより、プライマリー画像とセカンダリー画像を交互に表示することで、静止画の3D映像の視聴が可能となる。
3D処理部212には、オブジェクト再生部210から出力された1stビュー及び2ndビューの映像データが入力され、入力された1stビューの画像データ及び2ndビューの画像データに対してハイフレームレートなどの所定の処理を行い、表示パネルへ出力する。1stビューを左目用画像L、2ndビューを右眼用画像Rとした場合、表示パネルにおいては、左目用画像Lと右眼用画像Rが所定のフレームレートで交互に表示される。そして、観賞用メガネ300の液晶シャッター300bが開くタイミングで左目用画像Lが表示され、液晶シャッター300aが開くタイミングでは右目用画像Rが表示されるため、ユーザの両目には視差のある左目用画像L及び右眼用画像Rが視認され、これによって3D表示が実現される。
以上説明したように本実施形態によれば、また、3Dの領域を切り出し領域に限定するので、伝送帯域への要求を必要最小限にすることが可能である。また、受信装置200におけるデコーダの負荷の増加は、2D映像に追加する付加的なビューの立体表示に該当する領域の分に限定されるため、既存のレガシーのテレビ受像機での2D表示、3D表示が可能となる。従って、既存のデジタル映像信号フォーマットの仕組みを利用して、既存のレガシーのテレビ受像機との後方互換性が維持できる。更に、受信装置200側では、付加的な追加ビューの該当する領域のみを追加でデコードすれば良いので、既存の2Dデコードに対して追加されるデコード負荷を最小限に抑えることが可能である。これにより、追加のデコード負荷をデコーダ以外のCPUなどで担当することでシステム前提での負荷分散を図ることが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100 送信装置
108 第1のエンコーダ
110 第2のエンコーダ
114 出力部
200 受信装置
206 第1のエンコーダ
208 第2のエンコーダ
202 CPU
210 オブジェクト再生部

Claims (20)

  1. 第1の画像信号を復号化する第1の復号化部と、
    前記第1の画像信号による第1の画像フレームの少なくとも一部の領域の画像に対応する第2の画像信号を復号化する第2の復号化部と、
    前記第1の画像フレームに対する前記領域の空間的な位置情報を含むオブジェクト指示情報を取得する情報取得部と、
    前記位置情報に基づいて、前記第1の画像フレームに対して前記領域の画像を合成して第2の画像フレームを生成する映像合成部と、
    を備える、受信装置。
  2. 前記第1の画像フレームによる画像と前記第2の画像フレームによる画像を周期的に表示する表示部を備える、請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記第1の画像フレームは動画のフレームであり、前記オブジェクト指示情報は、前記第1の画像フレームに対する前記領域の画像の時間的な同期情報を含み、
    前記映像合成部は、前記位置情報及び前記同期情報に基づいて、前記第1の画像フレームに対して前記領域の画像を合成する、請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記オブジェクト指示情報は、前記第1の画像信号又は前記第2の画像信号による画像フレームのピクチャヘッダに含まれる、請求項3に記載の受信装置。
  5. 前記オブジェクト指示情報は、前記第1の画像信号及び前記第2の画像信号とは別のストリームで送信され、タイムスタンプにより前記第1の画像信号及び前記第2の画像信号と対応付けられる、請求項3に記載の受信装置。
  6. 前記第1の画像信号による前記第1の画像フレームのサイズと前記第2の画像信号による画像フレームのサイズが同一の場合、前記情報取得部による前記オブジェクト指示情報の取得を行わない、請求項1に記載の受信装置。
  7. 前記第1の復号化部と前記第2の復号化部は、異なる復号化方式によりそれぞれの復号化を行う、請求項1に記載の受信装置。
  8. 第1の画像信号を符号化する第1の符号化部と、
    前記第1の画像信号による画像フレームの少なくとも一部の領域の画像に対応する第2の画像信号を符号化する第2の符号化部と、
    符号化された前記第1の画像信号、前記第2の画像信号、及び前記画像フレームに対する前記領域の空間的な位置情報を含むオブジェクト指示情報を送信する送信部と、
    を備える、送信装置。
  9. 前記画像フレームは動画のフレームであり、前記オブジェクト指示情報は、前記画像フレームに対する前記領域の画像の時間的な同期情報を含む、請求項8に記載の送信装置。
  10. 前記オブジェクト指示情報は、前記第1の画像信号又は前記第2の画像信号による画像フレームのピクチャヘッダに挿入される、請求項8に記載の送信装置。
  11. 前記オブジェクト指示情報は、前記第1の画像信号及び前記第2の画像信号とは別のストリームで送信され、タイムスタンプにより前記第1の画像信号及び前記第2の画像信号と対応付けられる、請求項8に記載の送信装置。
  12. 前記領域の画像を前記画像フレームから分離する画像分離部を備え、
    前記第2の符号化部は、前記画像分離部で分離された前記領域の画像に対応する前記第2の画像信号を符号化する、請求項8に記載の送信装置。
  13. 前記画像分離部は、前記領域に対応するオブジェクトの動きに合わせて、前記画像フレーム内での前記領域の位置を変化させながら前記領域の画像を前記画像フレームから分離する、請求項12に記載の送信装置。
  14. 前記第1の画像信号による前記第1の画像フレームのサイズと前記第2の画像信号による画像フレームのサイズが同一の場合、前記送信部は前記オブジェクト指示情報の送信を行わない、請求項8に記載の送信装置。
  15. 前記第1の符号化部と前記第2の符号化部は、異なる符号化方式によりそれぞれの符号化を行う、請求項8に記載の送信装置。
  16. 第1の画像信号を符号化する第1の符号化部と、前記第1の画像信号による画像フレームの少なくとも一部の領域の画像に対応する第2の画像信号を符号化する第2の符号化部と、符号化された前記第1の画像信号、前記第2の画像信号、及び前記画像フレームに対する前記領域の空間的な位置情報を含むオブジェクト指示情報を送信する送信部と、を有する送信装置と、
    前記第1の画像信号を復号化する第1の復号化部と、前記第2の画像信号を復号化する第2の復号化部と、前記オブジェクト指示情報を取得する情報取得部と、前記オブジェクト指示情報に含まれる前記位置情報に基づいて、前記第1の画像信号による第1の画像フレームに対して前記領域の画像を合成して第2の画像フレームを生成する映像合成部と、を有する、受信装置と、
    を備える通信システム。
  17. 第1の画像信号を復号化するステップと、
    前記第1の画像信号による第1の画像フレームの少なくとも一部の領域の画像に対応する第2の画像信号を復号化するステップと、
    前記第1の画像フレームに対する前記領域の空間的な位置情報を含むオブジェクト指示情報を取得するステップと、
    前記位置情報に基づいて、前記第1の画像フレームに対して前記領域の画像を合成して第2の画像フレームを生成するステップと、
    を備える、受信装置の制御方法。
  18. 第1の画像信号を復号化する手段、
    前記第1の画像信号による第1の画像フレームの少なくとも一部の領域の画像に対応する第2の画像信号を復号化する手段、
    前記第1の画像フレームに対する前記領域の空間的な位置情報を含むオブジェクト指示情報を取得する手段、
    前記位置情報に基づいて、前記第1の画像フレームに対して前記領域の画像を合成して第2の画像フレームを生成する手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  19. 第1の画像信号を復号化する第1の復号化部と、
    前記第1の画像信号による第1の画像フレームの少なくとも一部の領域の空間的な位置情報と、前記第1の画像フレームに対する前記領域のオフセット量を含むオブジェクト指示情報を取得する情報取得部と、
    前記オブジェクト指示情報に基づいて、前記第1の画像フレームに対して前記領域の画像を合成して第2の画像フレームを生成する映像合成部と、
    を備える、受信装置。
  20. 静止画のソース画像から切り出された第1の画像に対応する第1の画像信号を復号化する第1の復号化部と、
    静止画のソース画像から切り出された第2の画像に対応する第2の画像信号を復号化する第2の復号化部と、
    前記第1の画像と前記第2の画像との空間的な位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報に基づいて、前記第1の画像と前記第2の画像を相対的にオフセットさせた状態で周期的に表示する表示部と、
    を備える、受信装置。
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