JPWO2010032832A1 - 送信装置、受信装置及び送受信装置並びに送受信方法 - Google Patents

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Abstract

非接触通信を介して直流電圧を出力する送受信装置において、受信装置の面積及び消費電量を削減すること。受信装置は、立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも短い第1の電流と立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも長く第1の電流とは逆方向の第2の電流を送信コイルに流すことによって起電力が誘起される受信コイルと、受信コイルに誘起された起電力をフィルタリングするフィルタ回路と、フィルタ回路によって出力された電流を積分する積分回路と、を備えている。

Description

(関連出願についての記載)
本発明は、日本国特許出願:特願2008−241172号(2008年 9月19日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、送信装置、受信装置及び送受信装置並びに送受信方法に関し、特に、アナログ信号の送信装置、受信装置及び送受信装置並びに送受信方法に関する。
互いに接触し、又は、数100μm程度の距離で隔離されたLSI間におけるデータ通信を非接触で実現する非接触通信技術に対する需要が高まっている。特に、LSIチップを複数枚重ねて1つのシステムとして機能させるシステム・イン・パッケージ(System in Package、SiP)においてチップ間配線を不要とする伝送方式として、又は、ウェハ上のLSIを検査するためのプローブカードにおいて用いられる検査針(ニードル)を不要とすることによりプローブカードの寿命やプローブカードによる同時測定数を向上させる技術として、非接触通信技術に対する需要が高まっている。
近距離の非接触通信技術には、チップ内に形成されたコイル(インダクタ)間の電磁誘導に基づく通信方式、チップごとに平板を有し、チップを積層した際にチップ間に平行平板キャパシタ(容量)が形成されるようにした容量結合に基づく通信方式が含まれる。しかし、後者の方式においては、通信距離が数μm〜10数μmに制限され、複数のチップ間の伝送が困難であることから、主に前者の方式が採用されている。
図9は、従来の送受信装置の構成を示すブロック図である。図9を参照すると、送受信装置は、送信装置111及び受信装置112を備えている。送信装置111はデータ送信回路201及び送信コイル206を備えている。受信装置112は、データ受信回路202及び受信コイル207を備えている。
データ送信回路201は、図10に示すように時間的に変化するパルス状の電流Iを送信コイル206に出力する。このとき、電流Iの時間微分dI/dtに比例する誘導磁場が生じ、受信コイル207には図10に示す誘導起電力がパルス電圧として生じる。
例えば、信号「0」を送信する場合には、図10のように、まず送信コイル206に流れる電流を増加させて受信コイル207に正の電圧(誘導起電力)を発生させる。次に、送信コイル206に流れる電流を減少させて受信コイル207に負の電圧を発生させる。一方、信号「1」を送信する場合には、まず送信コイル206に流れる電流を減少させて受信コイル207に負の電圧を発生させる。次に、送信コイル206に流れる電流を増加させて受信コイル207に正の電圧を発生させる。データ受信回路202は、受信コイル207の電圧を増幅した後、これら2つのパルス状の電圧の差を検出し、デジタルデータに変換する。
非接触通信においては、デジタルデータの送信が可能であるものの、受信装置112において、任意のレベル(大きさ)の直流電圧を出力することが困難であるという問題がある。受信装置112において一定の大きさの任意の直流電圧を発生させるためには、送信装置111の送信コイル206における電流を一定の割合で単調に増加(又は減少)させなければならない。すなわち、一定のdI/dtを発生させる必要がある。しかしながら、送信コイル206に流す電流を長期間にわたって一定の割合で増加(又は減少)させるには、送信コイル206に強大な電流を流す必要があり、電流の駆動能力に一定の限度がある通常の送信装置111により、かかる強大な電流を生成することはできない。
そこで、非接触通信方式において、アナログ信号を出力させるために、次の方法が考えられる。すなわち、出力させたいアナログ信号の値をデジタルデータとして送信装置111から受信装置112へ送信し、受信装置112は、デジタルデータを受信した後、自身に設けられたデジタル−アナログ変換回路(非図示)を用いてアナログ信号を出力する方法である。特許文献1には、クロック周期ごとに、入力デジタル信号の「0」、「1」に応じて一定量だけ出力電圧を増減するデルタ変調方式が記載されている。
一方、デジタル−アナログ変換回路を用いることなく、直流信号を生成する方法として、例えば、特許文献2に記載されているように、受信したパルス信号を低域透過フィルタ(ローパスフィルタ)回路に通すことにより、パルス信号の直流成分を出力信号の直流信号とする方式も考えられる。
他の方法として、受信装置112に電圧積分回路(非図示)を設け、電圧パルスが受信装置112に入力される度に、電圧積分回路が出力電圧値を微小量Vずつ積分する方法も考えられる。ことのき、パルスをN回送信することによって、所望のレベルの直流電圧が受信装置112において得られる。このような方法の一例として、特許文献3において、受信コイルの誘導起電力を半波整流又は全波整流した後、積分回路に通す方法が記載されている。この方法によると、パルス数Nに比例した直流電圧を出力することができる。
特開平8−316915号公報 特開2004−208112号公報 特開2004−320083号公報
上記特許文献1から3の全開示内容はその引用をもって本書に繰込み記載する。
以下の分析は、本発明者によってなされたものである。デジタル(バイナリ)信号からアナログ信号に変換する一般的なデジタル−アナログ変換回路や、特許文献1に記載されたデルタ変調方式は、変換回路の面積が大きく、デジタル−アナログ変換回路専用のクロックが必要であり、出力電圧のレンジが狭い(すなわち、グランドレベルから電源電圧レベルの全レンジに対応したデジタル−アナログ変換回路は困難である)等の問題がある。さらに、受信装置112に入力される微小な誘導起電力を、デジタル−アナログ変換回路の入力信号(すなわち、デジタル信号)に変換するための増幅回路の面積や消費電力が大きいという問題もある。
ところで、非接触通信においては、データ送信回路201による電流が流れていない2つの時点(図11の時刻0及びT)の間におけるパルスの形状に依らず、受信装置112における誘導起電力Vの時間積分は0となる。すなわち、次式

Figure 2010032832
のように、受信装置112における誘導起電力の時間積分はつねに0となる。このとき、誘導起電力をローパスフィルタに入力して得られるフィルタ出力電圧も0となってしまう。したがって、特許文献2に記載されているようなローパスフィルタを用いる方法においては、任意の出力レベルの直流電圧を生成することはできないという問題がある。
また、特許文献3に記載の方法によると、直流電圧値を変更する際、例えば、前回の直流電圧値よりも低い電圧に変更したい場合には、一旦直流電圧を0に戻して(リセットして)、再度パルスを入力する必要がある。したがって、別途リセット信号が必要となり、リセット信号を送受信するための送信器及び受信器が別途必要とされるという問題がある。さらに、送信強度や受信装置の増幅回路のばらつきなどによって、微小量Vの値が変動し、高精度な電圧値設定が困難であるという問題もある。
このように、コイル(インダクタ)やキャパシタを用いた従来の近距離非接触通信においては、任意のレベルの直流電圧を受信回路で出力することが困難であるという問題がある。また、受信装置にデジタル−アナログ変換器を設ける方法によると、変換回路の面積が大きく、出力レンジが狭く、専用のクロックやリセット信号が必要となる上、受信装置に入力される微小な誘導起電力をデジタル信号に変換するための増幅回路によって面積及び消費電力が増加する問題がある。さらに、送信強度や受信装置における増幅回路のばらつき等により、高精度な電圧値を設定することが困難であるという問題もある。
そこで、非接触通信を介して直流電圧を出力する送受信装置において、受信装置の面積及び消費電力を削減することが課題となる。また、送信電流の強度や受信回路のばらつきがある場合において、出力される直流電圧の値を補償する手段を提供することが課題となる。
本発明の第1の視点に係る受信装置は、
送信コイルによって起電力が誘起される受信コイルと、
立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも短い第1の電流を前記送信コイルに流すことによって誘起された場合と立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも長く該第1の電流とは逆方向の第2の電流を前記送信コイルに流すことによって誘起された場合とで前記起電力に対する透過特性が異なるフィルタ回路と、
前記フィルタ回路によって出力された電流を積分する積分回路と、を備えている。
すなわち、受信装置は、立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも短い第1の電流又は立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも長く該第1の電流とは逆方向の第2の電流を送信コイルに流すことによって起電力が誘起される受信コイルと、
前記受信コイルに誘起された起電力をフィルタリングするフィルタ回路と、
前記フィルタ回路によって出力された電流を積分する積分回路と、を備えている。
本発明の第2の視点に係る送信装置は、
電磁誘導によって受信コイルに起電力を誘起する送信コイルと、
立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも短い第1の電流と立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも長く該第1の電流とは逆方向の第2の電流を前記送信コイルに出力するデータ送信回路と、を備えている。
本発明の第3の視点に係るフィルタ回路は、

所定の論理閾値を有する第1のダイオードと第2のダイオードを含み、該第1のダイオードのカソードが該第2のダイオードのアノードと第1のノードに接続されるとともに、該第1のダイオードのアノードが該第2のダイオードのカソードと出力ノードに接続された双方向ダイオードと、
入力電圧と出力電圧とが等しく、入力の一方が前記出力ノードに接続されるとともに、出力が第2のノードに接続されたユニティゲインバッファと、
前記第1のノードと前記第2のノードに接続された抵抗と、を備えている。
本発明の第4の視点に係る送受信方法は、
立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも短い第1の電流及び該第1の電流と逆符号であって立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも長い第2の電流を送信コイルに出力する工程と、
前記送信コイルに出力された電流にもとづいて受信コイルに起電力が誘起される工程と、
前記第1の電流によって誘起された場合と前記第2の電流によって誘起された場合とで前記起電力に対する透過特性が異なるフィルタ回路に前記起電力を入力する工程と、
前記フィルタ回路によって出力された電流を積分する工程と、を含む。
すなわち、送受信方法は、
立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも短い第1の電流又は該第1の電流と逆符号であって立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも長い第2の電流を送信コイルに流す工程と、
前記送信コイルに出力された電流にもとづいて受信コイルに起電力が誘起される工程と、
前記受信コイルに誘起された起電力をフィルタ回路によってフィルタリングする工程と、
前記フィルタ回路によって出力された電流を積分回路によって積分する工程と、を含む。
第1の展開形態の受信装置は、前記フィルタ回路が、自身への入力電圧とその平均値との差が所定の閾値以上である場合に電流を出力することが好ましい。
第2の展開形態の受信装置は、前記フィルタ回路が、自身への入力電圧と前記積分回路の出力電圧との差が所定の閾値以上である場合に電流を出力することが好ましい。
第3の展開形態の受信装置は、前記フィルタ回路が、自身への入力電圧が所定の閾値を上回る周波数の周波数成分を含む場合に電流を出力することが好ましい。
第4の展開形態の受信装置は、前記フィルタ回路が、自身への入力電圧とその平均値との差に応じた強度の電流を出力することが好ましい。
第5の展開形態の受信装置は、前記フィルタ回路が、自身への入力電圧と前記積分回路の出力電圧との差に応じた強度の電流を出力することが好ましい。
第6の展開形態の受信装置は、前記フィルタ回路が、自身への入力電圧とその平均値との差が所定の閾値を上回った時点から所定の期間にわたって電流を出力することが好ましい。
第7の展開形態の受信装置は、前記フィルタ回路が、自身への入力電圧と前記積分回路の出力電圧との差が所定の閾値を上回った時点から所定の期間にわたって電流を出力することが好ましい。
第8の展開形態の送信装置は、前記データ送信回路が、受信したデジタルデータの値に応じて前記第1の電流又は前記第2の電流のいずれかを前記送信コイルに出力することが好ましい。
第9の展開形態の送受信装置は、上記の受信装置と上記の送信装置とを備えていることが好ましい。
第10の展開形態の送受信装置は、
前記受信装置は、前記データ受信回路の出力電圧と所定の参照電圧とを比較するとともに、比較結果を前記送信装置に送信する比較回路を備え、
前記送信装置は、前記比較結果を受信するとともに、受信した前記比較結果に応じて前記データ送信回路によって生成される前記第1の電流、及び/又は、前記第2の電流の強度、及び/又は、パルス数を制御する制御回路を備えていることが好ましい。
第11の展開形態の送受信装置は、前記比較回路が、前記データ送信回路により前記第1の電流又は前記第2の電流のいずれか一方の電流が所定の回数出力されたときの積分電圧値と前記参照電圧とを比較することが好ましい。
第12の展開形態の送受信装置は、前記制御回路が、前記第1の電流又は前記第2の電流のいずれか一方の電流が前記データ送信回路によってN−1回出力された場合における積分電圧値が前記参照電圧を下回るとともにN回出力された場合における積分電圧値が前記参照電圧を上回ったとき、又は、該電流が前記データ送信回路によってN−1回出力された場合における積分電圧値が前記参照電圧を上回るとともにN回出力された場合における積分電圧値が前記参照電圧を下回ったときに、該電流の1回の出力当たりの積分電圧値の増分が前記参照電圧の絶対値をNで除したものに等しいと推定することが好ましい。
第13の展開形態の送受信装置は、前記制御回路が、前記データ受信回路によって出力された電圧において所定の分解能が得られない場合には、前記データ送信回路によって生成される前記第1の電流、及び/又は、前記第2の電流量を削減することが好ましい。
第14の展開形態のフィルタ回路は、前記入力ノードと前記第1のノードに接続されたキャパシタをさらに備えていることが好ましい。
第15の展開形態の送受信方法は、
前記積分回路によって出力された電圧と所定の参照電圧との比較を行う工程と、
前記比較の結果に応じて前記第1の電流、及び/又は、前記第2の電流の強度、及び/又は、パルス数を制御する工程と、を含むことが好ましい。
本発明により、受信装置において微小な誘導起電力をデジタル信号に変換する増幅回路が不要となる。したがって、受信装置の面積や消費電力が削減される。
また、すべての回路が非同期で動作することにより、受信装置において入力データをサンプリングするための同期(クロック)信号も不要となる。さらに、積分回路の出力電圧を加算するだけでなく、減算することもできるため、従来技術のようにリセット信号を用いなくても、減算によって以前の出力電圧よりも低い出力電圧を生成することもできる。
また、入力バイアスが常に出力バイアスとなっている両極性ダイオードを用いたフィルタ回路を用いることにより、グランドから電源電圧まで広い出力レンジが得られる。
さらに、比較回路を備えた構成により、送信電流の強度や受信回路のばらつきがある場合であっても出力される直流電圧の値を補償することができる。
本発明の第1の実施形態に係る受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る送受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る送受信装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施例に係る送受信装置におけるフィルタ回路及び積分回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る送受信装置におけるフィルタ回路及び積分回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施例に係る送受信装置におけるフィルタ回路及び積分回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施例に係る送受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例に係る送受信装置の動作を示すタイミングチャートである。 従来の送受信装置の構成を示すブロック図である。 従来の送受信装置の動作を示すタイミングチャートである。 従来の送受信装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施例に係る送信装置におけるデータ送信回路の構成を示す回路図である。
本発明の実施形態に係る受信装置について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る受信装置の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、受信装置12は、受信コイル107、フィルタ回路104及び積分回路105を備えている。受信コイル107には、送信コイル106によって起電力が誘起される。フィルタ回路104は、立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも短い第1の電流を前記送信コイルに流すことによって誘起された場合と立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも長く該第1の電流とは逆方向の第2の電流を前記送信コイルに流すことによって誘起された場合とで前記起電力に対する透過特性が異なる。積分回路105は、フィルタ回路104によって出力された電流を積分する。
本発明の第1の実施例に係る送受信装置について図面を参照して説明する。
図2は、本発明の第1の実施例に係る送受信装置の構成を示すブロック図である。図2を参照すると、送受信装置は送信装置11及び受信装置12を備えている。送信装置11は、データ送信回路101及び送信コイル106を備えている。受信装置12は、データ受信回路102及び受信コイル107を備えている。
データ送信回路101は、送信すべきデジタルデータを受信し、受信したデジタルデータの値に応じて送信コイル106に電流を出力する。データ受信回路102は、受信したデータに応じて直流電圧を出力する。データ受信回路102は、増幅回路103、フィルタ回路104及び積分回路105を備えている。
図3は、本実施例に係る送受信装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。まず、データ送信回路101は、入力されるデジタルデータに応じて、第1の電流又は第2の電流のいずれかを選択する。ここで、第1の電流は、立ち上がり時間が短く、電流の時間微分dI/dtが大きい第1の期間と、立ち下がり時間が長く、dI/dtの絶対値が小さい第2の期間において正方向に流れる電流である。一方、第2の電流は、立ち上がり時間が長い第2の期間と、立ち下がり時間が短い第1の期間と、立ち上がり時間が長い第2の期間において負方向に流れる電流である。データ送信回路101によって選択された第1の電流又は第2の電流は、送信コイル106に流され、電磁誘導によって誘導磁場が発生する。
誘導磁場によって、受信コイル107には誘導起電力が発生する。図3に示すように、第1の電流によって発生する誘導起電力は、第1の期間における電流のdI/dtに応じた高い(絶対値の大きい)正電圧と、第2の期間における電流のdI/dtに応じた低い(絶対値の小さい)負電圧とからなる。一方、第2の電流によって発生する誘導起電力は、第1の期間における電流のdI/dtに応じた高い(絶対値の大きい)負電圧と、第2の期間における電流のdI/dtに応じた低い(絶対値の小さい)正電圧とからなる。
増幅回路103は、この誘導起電力を増幅して出力する。フィルタ回路104は、増幅回路103によって出力された電圧と、その平均電圧との差が一定値以上のときに限り、電流を出力する。第1の電流の場合には、フィルタ回路104は、平均電圧との差が小さい負電圧を遮断し、正電圧の一部のみを通過させる。一方、第2の電流の場合には、フィルタ回路104は、平均電圧との差が小さい正電圧を遮断し、負電圧の一部のみを通過させる。
積分回路105は、フィルタ回路104によって出力された電流を積分する。第1の電流に基づくフィルタ回路104の出力電流が1回入力された場合に、積分回路105は、出力電圧を微小量Vpだけ増加させる。一方、第2の電流に基づくフィルタ回路104の出力電流が1回入力された場合に、積分回路105は、出力電圧を微小量Vmだけ減少させる。
図4は、本実施例に係る送受信装置におけるフィルタ回路104及び積分回路105の構成を示すブロック図である。図4を参照すると、フィルタ回路104は、キャパシタ301、双方向ダイオード302、ユニティゲインバッファ303、抵抗304を備えている。双方向ダイオード302は、論理閾値Vdを有する2個のダイオードのアノード側とカソード側を互いに逆に短絡して構成される。ユニティゲインバッファ303においては、入力電圧と出力電圧とがつねに等しい。
図5及び図6は、フィルタ回路104及び積分回路105の動作を示すタイミングチャートである。フィルタ回路104は、増幅回路103の出力電圧のうち絶対値が一定値以下のものを遮断する。入力電圧が出力電圧に比べダイオードの論理閾値以上高い場合には、フィルタ回路104において入力から出力へ正方向の電流が流れる(図5)。一方、入力電圧が出力電圧に比べダイオードの論理閾値以上低い場合には、フィルタ回路において出力から入力に向けて負方向の電流が流れる(図6)。さらに、入力電圧と出力電圧との電圧差がダイオードの論理閾値以下である場合には、フィルタ回路104において電流は流れない。
キャパシタ301とユニティゲインバッファ303と抵抗304は、バイアス変換回路を形成する。フィルタ回路104の出力電圧がVoutのとき、入力信号の電圧が、入力信号の平均電圧からΔVx高い電圧のときには、キャパシタ301の出力VcはVout+ΔVxとなる。次に、出力Voutが入力Vcに比べVd以上低い、つまりΔVx>Vdであると、双方向ダイオード302には入力から出力に向けて正方向に電流が流れ、積分回路105により、出力Voutが増加する。また、出力Voutが入力Vcに比べVd以上高い、つまりΔVx<−Vdであると、双方向ダイオード302には出力から入力に向けて正方向に電流が流れ、積分回路105により、出力Voutが減少する。一方、VoutとVcとの電圧差がVd以下である場合、双方向ダイオード302には電流が流れない。フィルタ回路104の特徴は、出力電流が出力電圧の値に依存せず、VdとΔVxのみによって決まる点にある。
なお、フィルタ回路104は、キャパシタ301を有さない構成としてもよい。この場合には、フィルタ回路104は自身への入力電圧と積分回路105の出力電圧との差がダイオードの論理閾値以上であるときに電流を出力する。
フィルタ回路104を用いることにより、第1の電流が1回入力されたときのVpや、第2の電流が1回入力されたときのVmはVoutによらない一定値となる。したがって、第1の電流をN回入力、第2の電流をM回入力した場合、Voutは、N*Vp−M*Vmだけ増加する。
本実施例に係る送受信装置により、データ受信回路102に入力される微小な誘導起電力をデジタル変換することなく、簡単な増幅とフィルタ処理のみによって、出力電圧を増減することができる。したがって、データ受信回路102の面積及び消費電力を削減することができる。また、データ受信回路102においては、データをサンプリングする同期クロック信号が不要であるため、クロックを別途入力する煩雑さも解消される。さらに、2種類の送信電流(第1の電流及び第2の電流)を用いることによって、積分回路の出力信号レベルを加算するのみならず、減算することもできる。したがって、従来の送受信装置のようにリセット信号を用いることなく、以前のVoutよりも低いVoutを減算によって生成することができる。
図12に、一例として、本実施例に係る送信装置11のデータ送信回路101を示す。第1の電流及び第2の電流を生成するには、次の方法を用いることができる。図12を参照すると、Hブリッジ型電流駆動回路602の入力ドライバ603、604におけるPMOSの駆動力を高くするとともに、NMOSの駆動力を小さくすることによって、入力ドライバ603、604におけるPMOSがオンとなる第1の期間においては立ち上がり又は立ち上がり電流遷移時間を短くするとともに、入力ドライバ603、604のNMOSがオンとなる第2の期間においては立ち上がり又は立ち上がり電流遷移時間を長くすることができる。
本発明の第2の実施例に係る送受信装置について、図面を参照して説明する。第1の実施例において、第1の電流が1回入力されたときの出力電圧の上昇Vpは、通信距離や双方向ダイオード302の論理閾値Vdのばらつきによって変化する。第2の電流が1回入力されたときの出力電圧の下降Vmについても同様である。したがって、その変化を補正し、常に意図した出力電圧を提供できるように補償手段を提供する必要がある。
本実施例の送受信装置は、かかる補償手段を提供する。図7は、本実施例に係る送受信装置の構成を示すブロック図である。図7を参照すると、送受信装置は、送信装置21及び受信装置22を備えている。送信装置21は、データ送信回路101、送信コイル106、受信コイル117、比較結果受信回路503及び制御回路504を備えている。受信装置22は、データ受信回路102、受信コイル107、比較回路501、比較結果送信回路502及び送信コイル116を備えている。
データ送信回路101及びデータ受信回路102は、上記第1の実施例に係る送受信装置におけるもの(図2)と同様である。比較回路501は、データ受信回路102の出力電圧と、所定の参照電圧Vrefとを比較する。比較結果送信回路502は、比較回路501による比較結果を送信装置21にフィードバックする。制御回路504は、比較結果に応じてデータ送信回路101の通信強度及び送信パルス数を制御する。ここで、参照電圧Vrefは、グランドから電源電圧までの範囲内の適当な値を受信装置22の内部で発生させてもよいし、受信装置22の外部から入力するようにしてもよい。
図8は、本実施例に係る送受信装置の動作を示すタイミングチャートである。まず、出力電圧Voutを最低レベル(例えば0)に設定する。これは、第2の電流を適当な回数出力することによって実現し得る。次に、第1の電流を1回ずつ入力し、データ受信回路102の出力結果Voutと、参照電圧Vrefとを比較し、比較結果を制御回路504に送信する。
第1の電流をNr−1回入力した場合にはデータ受信回路102の出力結果が参照電圧Vrefを下回り、第1の電流をNr回入力した場合にはデータ受信回路102の出力結果が参照電圧Vrefを上回ったとき、制御回路504は、参照電圧Vrefと第1の電流が1回入力されたときの出力電圧の上昇Vpとの関係がVp=Vref/Nrであると推定する。
同様にして、制御回路504は、Vmの値も推定することができる。まず、データ受信回路102の出力結果Voutを最高レベル(例えば、電源電圧Vdd)に設定する。これは、第1の電流を適当な回数出力することによって実現し得る。次に、第2の電流を1回ずつ入力し、受信回路の出力結果と参照電圧Vrefとを比較し、その結果を制御回路504に送信する。
第2の電流をNf−1回入力した場合には受信回路の出力結果が参照電圧Vrefを上回り、第2の電流をNf回入力した場合には受信回路の出力結果が参照電圧を下回ったとき、制御回路504は、参照電圧Vrefと第2の送信電流波形が1回入力されたときの出力電圧の減少Vmとの関係はVp=(Vdd−Vref)/Nfであると推定する。
また、データ受信回路102の出力電圧を所定の値Voに設定したい場合には、制御回路504は、上述のようにして推定したVp及びVm、並びに、次式
Vo=(第1の電流の入力回数)*Vp−(第2の電流の入力回数)*Vm
に基づいて第1の電流の入力回数及び第2の電流の入力回数を決定する。
また、Vp及びVmの値が大きすぎることによって、出力電圧Voutにおいて期待する電圧分解能が得られない場合には、データ送信回路101の送信電流の強度を低下させることにより、Vp及びVmの値を小さくすることができる。ここで、送信電流を下げたときのVp及びVmの値は、送信電流を下げた後に、再度、上述の補正を行うことによって算出することができる。データ送信回路101の送信電流を下げる方法として、データ送信回路101の電源電圧を下げる方法、又はデータ送信回路101を駆動するトランジスタの大きさを調整して駆動電流を切り替える方法等が考えられる。以上により、データ受信回路102の出力電圧の電圧分解能を向上させることができる。
本実施例に係る送受信装置によって、送信電流の強度やデータ受信回路102のばらつきが生じた場合においても、データ受信回路102の出力電圧の値を正しく制御することができる。さらに、本実施例に係る送受信装置は、データ受信回路102において補正回路を必要としないため、回路構成が簡易である上、データ受信回路102の面積の増加も防ぐことができる。また、比較回路501及び比較結果送信回路502もクロックを用いない非同期回路とするできるため、受信装置22においてクロック信号及びリセット信号が不要となる。
なお、本発明が上記各実施例に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施例は適宜変更され得ることは明らかである。
11、21、111 送信装置
12、22、112 受信装置
101、201 データ送信回路
102、202 データ受信回路
103 増幅回路
104 フィルタ回路
105 積分回路
106、116、206 送信コイル
107、117、207 受信コイル
301 キャパシタ
302 双方向ダイオード
303 ユニティゲインバッファ
304 抵抗
501 比較回路
502 比較結果送信回路
503 比較結果受信回路
504、601 制御回路
602 Hブリッジ型電流駆動回路
603、604 入力ドライバ

Claims (19)

  1. 立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも短い第1の電流又は立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも長く該第1の電流とは逆方向の第2の電流を送信コイルに流すことによって起電力が誘起される受信コイルと、
    前記受信コイルに誘起された起電力をフィルタリングするフィルタ回路と、
    前記フィルタ回路によって出力された電流を積分する積分回路と、を備えていることを特徴とする受信装置。
  2. 前記フィルタ回路は、自身への入力電圧とその平均値との差が所定の閾値以上である場合に電流を出力することを特徴とする、請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記フィルタ回路は、自身への入力電圧と前記積分回路の出力電圧との差が所定の閾値以上である場合に電流を出力することを特徴とする、請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記フィルタ回路は、自身への入力電圧が所定の閾値を上回る周波数の周波数成分を含む場合に電流を出力することを特徴とする、請求項1に記載の受信装置。
  5. 前記フィルタ回路は、自身への入力電圧とその平均値との差に応じた強度の電流を出力することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の受信装置。
  6. 前記フィルタ回路は、自身への入力電圧と前記積分回路の出力電圧との差に応じた強度の電流を出力することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の受信装置。
  7. 前記フィルタ回路は、自身への入力電圧とその平均値との差が所定の閾値を上回った時点から所定の期間にわたって電流を出力することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の受信装置。
  8. 前記フィルタ回路は、自身への入力電圧と前記積分回路の出力電圧との差が所定の閾値を上回った時点から所定の期間にわたって電流を出力することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の受信装置。
  9. 電磁誘導によって受信コイルに起電力を誘起する送信コイルと、
    立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも短い第1の電流と立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも長く該第1の電流とは逆方向の第2の電流を前記送信コイルに出力するデータ送信回路と、を備えていることを特徴とする送信装置。
  10. 前記データ送信回路は、受信したデジタルデータの値に応じて前記第1の電流又は前記第2の電流のいずれかを前記送信コイルに出力することを特徴とする、請求項9に記載の送信装置。
  11. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の受信装置と、
    請求項9又は10に記載の送信装置と、を備えていることを特徴とする送受信装置。
  12. 前記受信装置は、前記データ受信回路の出力電圧と所定の参照電圧とを比較するとともに、比較結果を前記送信装置に送信する比較回路を備え、
    前記送信装置は、前記比較結果を受信するとともに、受信した前記比較結果に応じて前記データ送信回路によって生成される前記第1の電流、及び/又は、前記第2の電流の強度、及び/又は、パルス数を制御する制御回路を備えていることを特徴とする、請求項11に記載の送受信装置。
  13. 前記比較回路は、前記データ送信回路により前記第1の電流又は前記第2の電流のいずれか一方の電流が所定の回数出力されたときの積分電圧値と前記参照電圧とを比較することを特徴とする、請求項12に記載の送受信装置。
  14. 前記制御回路は、前記第1の電流又は前記第2の電流のいずれか一方の電流が前記データ送信回路によってN−1回出力された場合における積分電圧値が前記参照電圧を下回るとともにN回出力された場合における積分電圧値が前記参照電圧を上回ったとき、又は、該電流が前記データ送信回路によってN−1回出力された場合における積分電圧値が前記参照電圧を上回るとともにN回出力された場合における積分電圧値が前記参照電圧を下回ったときに、該電流の1回の出力当たりの積分電圧値の増分が前記参照電圧の絶対値をNで除したものに等しいと推定することを特徴とする、請求項12又は13に記載の送受信装置。
  15. 前記制御回路は、前記データ受信回路によって出力された電圧において所定の分解能が得られない場合には、前記データ送信回路によって生成される前記第1の電流、及び/又は、前記第2の電流量を削減することを特徴とする、請求項12乃至14のいずれか1項に記載の送受信装置。
  16. 所定の論理閾値を有する第1のダイオードと第2のダイオードを含み、該第1のダイオードのカソードが該第2のダイオードのアノードと第1のノードに接続されるとともに、該第1のダイオードのアノードが該第2のダイオードのカソードと出力ノードに接続された双方向ダイオードと、
    入力電圧と出力電圧とが等しく、入力の一方が前記出力ノードに接続されるとともに、出力が第2のノードに接続されたユニティゲインバッファと、
    前記第1のノードと前記第2のノードに接続された抵抗と、を備えていることを特徴とするフィルタ回路。
  17. 前記入力ノードと前記第1のノードに接続されたキャパシタをさらに備えていることを特徴とする、請求項16に記載のフィルタ回路。
  18. 立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも短い第1の電流又は該第1の電流と逆符号であって立ち上がり時間が立ち下がり時間よりも長い第2の電流を送信コイルに流す工程と、
    前記送信コイルに出力された電流にもとづいて受信コイルに起電力が誘起される工程と、
    前記受信コイルに誘起された起電力をフィルタ回路によってフィルタリングする工程と、
    前記フィルタ回路によって出力された電流を積分回路によって積分する工程と、を含むことを特徴とする送受信方法。
  19. 前記積分回路によって出力された電圧と所定の参照電圧との比較を行う工程と、
    前記比較の結果に応じて前記第1の電流、及び/又は,前記第2の電流の強度、及び/又は、パルス数を制御する工程と、を含むことを特徴とする、請求項18に記載の送受信方法。
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