JPWO2009139209A1 - 放射線画像検出器および放射線画像検出器の製造方法 - Google Patents

放射線画像検出器および放射線画像検出器の製造方法 Download PDF

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Abstract

光電変換素子とシンチレータとの間に設けられる平坦化層による光電変換素子の量子効率の低下を防止し、装置の放射線感度を向上させることが可能な放射線画像検出器および放射線画像検出器の製造方法を提供する。放射線画像検出器1は、入射した放射線を光に変換するシンチレータ4が一方の面5aに形成された第一の基板5と、シンチレータ4により変換された光を受けて電気信号に変換する光電変換素子14が一方の面3aに形成された第二の基板3とを備え、光電変換素子14が設けられた側の第二の基板3の面3a上には、第一の基板5の面5a上に形成されたシンチレータ4と接触する平坦化層20が形成されており、光電変換素子14のシンチレータ4に対向する受光面14a上に、受光面14aとシンチレータ4との間に平坦化層20が介在しない空洞Cが設けられている。

Description

本発明は、放射線画像検出器および放射線画像検出器の製造方法に係り、特に、シンチレータと光電変換素子との間に平坦化層が形成される放射線画像検出器およびその製造方法に関する。
X線等の照射された放射線をシンチレータ等で可視光等の他の波長の光に変換した後、変換された光により光電変換素子で電荷を発生させ、発生した電荷を取り出して電気信号として検出する放射線画像検出器(FPD(Flat Panel Detector)ともいう。)が種々開発されている。
これらの放射線画像検出器100では、通常、図15に示すように、基板101上に形成されたフォトダイオード等の光電変換素子102の上方すなわち放射線の入射側にシンチレータ103が設けられるが、その際、基板101上の光電変換素子102等の上に透明な樹脂等を塗布して平坦化層104が形成され、その上にシンチレータ103が密着される構造とされる場合がある(例えば特許文献1、2等参照)。
特開2000−131444号公報 特開2006−78471号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載されているように、光電変換素子102とシンチレータ103との間に平坦化層104を設けると、平坦化層104を形成する樹脂等により、放射線の照射を受けたシンチレータ103から出力される光が一部吸収されてしまう。
例えば、平坦化層104が有機化合物で形成されている場合、有機化合物は一般に450nm〜500nm以下の波長領域の光を吸収するものが多いため、シンチレータ103から出力された光のうちその波長領域の光が平坦化層104で吸収されてしまい、光電変換素子102の量子効率(外部量子効率)がその分低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、光電変換素子とシンチレータとの間に設けられる平坦化層による光電変換素子の量子効率の低下を防止し、装置の放射線感度を向上させることが可能な放射線画像検出器および放射線画像検出器の製造方法を提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、本発明の放射線画像検出器は、
入射した放射線を光に変換するシンチレータが一方の面に形成された第一の基板と、
前記シンチレータにより変換された光を受けて電気信号に変換する光電変換素子が一方の面に形成された第二の基板と、
を備え、
前記光電変換素子が設けられた側の前記第二の基板の前記面上には、前記第一の基板の面上に形成された前記シンチレータと接触する平坦化層が形成されており、
前記光電変換素子の前記シンチレータに対向する受光面上に、前記受光面と前記シンチレータとの間に前記平坦化層が介在しない空洞が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の放射線画像検出器の製造方法は、
光電変換素子が設けられた側の第二の基板の面上に平坦化層を形成する平坦化層形成工程と、
前記平坦化層のうち前記光電変換素子の受光面上の部分を除去する除去工程と、
第一の基板の一方の面に形成されたシンチレータを、前記第二の基板の面上に設けられた前記光電変換素子と対向させた状態で配置し、前記シンチレータを前記平坦化層に接触させるように取り付けるシンチレータ取付工程と、
を有することを特徴とする。
本発明のような方式の放射線画像検出器および放射線画像検出器の製造方法によれば、製造された放射線画像検出器は、光電変換素子のシンチレータ側に形成される平坦化層のうち、形成した平坦化層を除去する等して光電変換素子の受光面とシンチレータとの間に平坦化層が介在しない空洞を設けることで、シンチレータから出力された光を光電変換素子に直接到達させることが可能となり、平坦化層が光を吸収することによる光電変換素子の量子効率の低下を的確に防止し、放射線画像検出器の放射線感度を良好に向上させることが可能となる。
本実施形態に係る放射線画像検出器の外観斜視図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 第二基板上の構成を示す平面図である。 図3の第二基板上の小領域に形成された光電変換素子と薄膜トランジスタ等の構成を示す拡大図である。 図4におけるB−B線に沿う断面図である。 図4におけるC−C線に沿う断面図である。 COFやPCB基板等が取り付けられた第二基板を説明する図である。 蛍光体が柱状構造を有するシンチレータの構成を示す拡大模式図である。 層状に形成されたシンチレータの構成を示す拡大模式図である。 第二基板とシンチレータとの接触部分の拡大断面図である。 上方構造を取り除いた第二基板の状態を示す平面図である。 本実施形態に係る放射線画像検出器の製造方法の製造工程を示すフローチャートである。 図10のシンチレータの向きを逆転させて取り付けた場合の構成を示す拡大断面図である。 図10において平坦化層を光電変換素子の上方にも存在するように構成した場合の拡大断面図である。 従来の放射線画像検出器における光電変換素子、シンチレータおよび平坦化層等を表す拡大断面図である。
以下、本発明に係る放射線画像検出器および放射線画像検出器の製造方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る放射線画像検出器の外観斜視図であり、図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。放射線画像検出器1は、図1や図2に示すように、筐体2内に第二の基板3やシンチレータ4等が収納されて構成されている。
筐体2は、カーボン板やプラスチック等の材料で形成されている。なお、図1や図2では、筐体2がフレーム板51とバック板52とで形成された、いわば弁当箱型である場合が示されているが、筐体2を一体的に形成するいわばモノコック型とすることも可能である。また、筐体2の側面部分には、LED等で構成されたインジケータ53や蓋54、外部の装置と接続される端子55、電源スイッチ56等が配置されている。
なお、以下では、放射線画像検出器1の筐体2の放射線入射面X側を上側、筐体2における放射線入射面Xとは反対側の面Y側を下側として説明する。
筐体2の内部では、図2に示すように、第二の基板(以下、第二基板という。)3の上側にシンチレータ4が配置され、シンチレータ4のさらに上側にはシンチレータ4を支持する第一の基板(以下、第一基板という。)5が配置されている。また、第二基板3の下方には、図示しない鉛の薄板を介して基台6が配置され、基台6には、電子部品7等が配設されたPCB基板8や緩衝部材9等が取り付けられている。
本実施形態では、第二基板3はガラス基板で構成されている。図3は、第二基板上の構成を示す平面図である。第二基板3のシンチレータ4側の面3a上には、複数の走査線10と複数の信号線11とが互いに交差するように配設されている。また、複数のバイアス線12が、複数の信号線11と平行に配置されており、各バイアス線12は、1本の結線13により結束されている。
また、第二基板3の面3a上で複数の走査線10と複数の信号線11により区画された各小領域Rには、後述するようにシンチレータ4により変換された光を受けて電気信号に変換する光電変換素子14がそれぞれ設けられている。また、光電変換素子14はバイアス線12に接続されており、バイアス線12は光電変換素子14に逆バイアス電圧を印加するようになっている。
本実施形態では、光電変換素子14として、シンチレータ4から光の照射を受けると光エネルギを吸収して電子正孔対を発生させて光エネルギを電荷に変換するフォトダイオードが用いられている。また、図4の拡大図に示すように、各領域Rには、各光電変換素子14につき1つのTFT(薄膜トランジスタ)15が設けられており、TFT15のソース電極15sが光電変換素子14の1つの電極と、ドレイン電極15dが信号線11と、ゲート電極15gが走査線10とそれぞれ接続されている。
ここで、本実施形態における光電変換素子14およびTFT15の構造について、図5および図6に示す拡大された断面図を用いて簡単に説明する。図5は、図4におけるB−B線に沿う断面図であり、図6は、図4におけるC−C線に沿う断面図である。
TFT15の部分では、第二基板3の面3a上にTFT15のゲート電極15gが積層されて形成されており、ゲート電極15g上には、窒化シリコン(SiN)等からなるゲート絶縁層151が積層されている。さらにその上方には、半導体層152が積層されており、その上方には、後述する光電変換素子14の第1電極143と接続されたソース電極15sと、信号線11と一体的に形成されるドレイン電極15dとがパッシベーション層153によって分割された状態で積層されている。
また、光電変換素子14の部分では、第二基板3の面3a上にゲート絶縁層151と一体的に形成される絶縁層141が積層されており、その上には、パッシベーション層153と一体的に形成される絶縁層142が積層されている。絶縁層142の上には第1電極143が積層されており、第1電極143は、パッシベーション層153に形成されたホールHを介してTFT15のソース電極15sに接続されている。
第1電極143の上には、水素化アモルファスシリコンにV族元素をドープしてn型に形成されたいわゆるn層144、水素化アモルファスシリコンで形成され電磁波の照射を受けて電子正孔対を発生させる変換層であるいわゆるi層145、水素化アモルファスシリコンにIII族元素をドープしてp型に形成されたいわゆるp層146が下方から順に積層されて形成されている。なお、n層144、i層145、p層146の上下の順はこの逆であってもよい。また、光電変換素子14はPIN型のフォトダイオードに限定されず、例えばMIS(Metal-Insulator-Semiconductor)型等の他の形式のフォトダイオード等で構成することも可能である。
p層146の上には、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明電極とされた第2電極147が積層されて形成されており、光がi層145等に到達するように構成されている。また、第2電極147の上面には、第2電極147に電圧を印加して光電変換素子14に逆方向バイアスをかけるためのバイアス線12が接続されている。本実施形態の光電変換素子14は、このように逆方向バイアスが印加されて駆動されるようになっており、TFT15がオン状態とされると、第1電極143に蓄積された電荷がTFT15のソース電極15sやドレイン電極15dを介して信号線11に取り出されるようになっている。
光電変換素子14の第2電極147やバイアス線12は、その上方側から窒化シリコン(SiN)等からなる被膜層16で被覆されている。被膜層16は、それと一体的にTFT15側にも形成されており、パッシベーション層153や光電変換素子14の第1電極143の延出部分等を上側から被覆するように構成されている。
なお、図3に示したように、各走査線10、各信号線11および結線13の第二基板3の面3a上の端縁部分には、それぞれ入出力端子(パッドともいう)17が形成されており、各入出力端子11には図7に示すようにCOF(Chip On Film)18が異方性導電接着フィルム(Anisotropic Conductive Film)や異方性導電ペースト(Anisotropic Conductive Paste)等の異方性導電性接着材料19を介して圧着されている。また、COF18は、第二基板3の裏面3b側に引き回されており、裏面3b側でPCB基板8とCOF18とが圧着されるようになっている。なお、図7ではシンチレータ4や電子部品7等の図示が省略されている。
シンチレータ4は、入射した放射線を光に変換するものであり、蛍光体を主たる成分とする。具体的には、シンチレータ4は、放射線が入射すると、波長が300nm〜800nmの電磁波、すなわち、可視光線を中心として紫外光から赤外光にわたる光を出力するようになっている。蛍光体としては、例えばCsI:Tl等の母体材料内に発光中心物質が付活されたものが好ましく用いられる。
シンチレータ4は、本実施形態では、図8の拡大図に示すように、例えば、セルロースアセテートフィルム、ポリエステルフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム等の各種高分子材料により形成された支持体4bの上に、例えば気相成長法により蛍光体4aを成長させて形成されたものであり、蛍光体4aの柱状結晶からなっている。気相成長法としては、蒸着法やスパッタ法等が好ましく用いられる。
いずれの手法においても、蛍光体4aを支持体4b上に独立した細長い柱状結晶として気相成長させることができる。蛍光体4aの各柱状結晶は、支持体4b付近では太く、先端(図8中では下側の端部)Paに向かうに従って細くなっていき、先端Paは鋭角状の略円錐形状となるように成長して形成される。
本実施形態では、このようにして蛍光体4aが柱状結晶として形成されたシンチレータ4は、その支持体4bが、蛍光体4aの柱状結晶の鋭角状の先端Paが下側を向くように、前述した第一基板5(図10参照)の下面5aに貼付されるようになっている。本実施形態では、第一基板5はガラス基板で構成されているが、この他にも、例えばPET(polyethylene terephthalate)等の樹脂等で構成することも可能である。
なお、以下では、シンチレータ4の蛍光体4aが上記のCsI等のように柱状結晶構造を有する場合について説明するが、シンチレータ4はその蛍光体4aが必ずしも柱状結晶構造を有する必要はない。例えば、蛍光体4aをGOS(Gd22S:Tb)等で構成する場合には、図9の拡大図に示すように、第一基板5上にGOS等を塗布して、第一基板5上に層状のシンチレータ4が形成される。
図10は、第二基板とシンチレータとの接触部分の拡大図である。第二基板3の面3a上に形成された光電変換素子14や信号線11等を被覆する被膜層16のうち、信号線11や図10では図示が省略されている走査線10等を被覆する被膜層16の上方すなわちシンチレータ4側には、シンチレータ4の蛍光体4aの先端Paと接触する平坦化層20が形成されている。
平坦化層20は、光電変換素子14の上方、すなわちシンチレータ4に対向する受光面14a上には形成されず、光電変換素子14の受光面14aとシンチレータ4との間に平坦化層20が介在しない空洞Cが設けられている。なお、空洞Cは、図10や図11に示すように、光電変換素子14の受光面14aとシンチレータ4との間に十分な開口面積を有して設けられていればよく、光電変換素子14の受光面14aの端縁部分の上方に平坦化層20が形成されていてもよい。平坦化層20は、本実施形態では、透明の(すなわち、放射線を照射されたシンチレータ4の蛍光体4aから出力される光を透過する)アクリル系の感光性樹脂で形成されている。
シンチレータ4や第一基板5等の上方構造を取り除いた第二基板3の状態を示す平面図である図11に斜線を付して示すように、平坦化層20は、本実施形態では、第二基板3上に互いに交差するように配設された複数の走査線10および複数の信号線11やTFT15等のシンチレータ4側に設けられており、第二基板3上に略格子状に設けられている。
このように、第二基板3上に略格子状に設けられた平坦化層20により、光電変換素子14の上方のシンチレータ4が光電変換素子14の受光面14a周囲の四辺で下方から支持されるようになっており、シンチレータ4の光電変換素子14側への落ち込みを防止して、シンチレータ4を下方から安定して支持することが可能となる。
なお、図10や図11では、バイアス線12の上方にも平坦化層20を形成せずに空洞Cを設ける場合を示したが、平坦化層20をバイアス線12の上方に形成することも可能である。また、走査線10や信号線11、TFT15、バイアス線12等のように光を透過しない材料で形成された部材の上方に平坦化層20を設ければ、シンチレータ4をより安定して下方から支持することが可能となる。
また、シンチレータ4の蛍光体4aを、図9に示したように、第一基板5上にGOS等を塗布して層状に形成する場合にも、上記と同様に、光電変換素子14の受光面14aとシンチレータ4との間に平坦化層20が介在しない空洞Cが設けられる。
ここで、本実施形態に係る放射線画像検出器1の製造方法について説明する。放射線画像検出器1の製造工程は、図12のフローチャートに示すように、平坦化層形成工程(ステップS1)、除去工程(ステップS2)、シンチレータ取付工程(ステップS3)、組立工程(ステップS4)の各工程を備えている。
平坦化層形成工程(ステップS1)では、上記のように光電変換素子14等が設けられた第二基板3(図5、図6等参照)上に平坦化層20を形成するようになっている。具体的には、アクリル系等の感光性樹脂が、光電変換素子14等が設けられた第二基板3の全面に、数μm程度の所定の厚さになるように塗布される。感光性樹脂は、塗布の段階でその表面が平坦になるように塗布されるが、硬化して平坦化層20になるまでの間に自重や表面張力等で表面がより平坦化される。
除去工程(図12のステップS2)では、上記のように形成された平坦化層20のうち、光電変換素子14の受光面14a(図10、図11等参照)上の部分の感光性樹脂が除去される。感光性樹脂には、よく知られているようにいわゆる「ポジ型」と「ネガ型」とがあるが、例えば「ポジ型」の場合、図11に斜線で示した部分に平坦化層20が残存するように上側から図示しないマスクをかけ、上方から光を照射して露光した後、マスクを除去し、溶媒等により光が照射された光電変換素子14の受光面14a上の感光性樹脂を溶かし出してその部分の樹脂を除去する。
感光性樹脂が「ネガ型」であれば、光電変換素子14の受光面14a上の部分にマスクをかけて露光し、その部分以外の部分、すなわち図11に斜線で示した部分を残して光電変換素子14の受光面14a上の部分の樹脂を溶かし出して除去する。このようにして、光電変換素子14の受光面14aの上方部分に空洞Cとなる凹部が設けられ、平坦化層20は、図11に示したように、複数の走査線10や複数の信号線11、TFT15等の上方に略格子状に設けられる。
シンチレータ取付工程(図12のステップS3)では、シンチレータ4が光電変換素子14に対向する状態で平坦化層20に接触させるように配置されて取り付けられる。具体的には、蛍光体4aが柱状結晶状に形成されたシンチレータ4を、図10に示したように、蛍光体4aの柱状結晶の鋭角状の先端Paが光電変換素子14に対向する状態で平坦化層20に接触させるように配置され、蛍光体4aが平坦化層20に圧着されるようにして取り付けられる。
そして、光電変換素子14の受光面14aとシンチレータ4との間に空洞Cが設けられる。その際、シンチレータ4は、第二基板3上に略格子状に設けられた平坦化層20により、光電変換素子14の受光面14a周囲の四辺で下方から支持されるようになり、シンチレータ4を下方から安定して支持されて、シンチレータ4が光電変換素子14側に落ち込むことが的確に防止される。
組立工程(図12のステップS4)では、図7に示したように、第二基板3上の各入出力端子17とPCB基板8とがCOF18等を介して接続され、それらが筐体2(図1、図2等参照)内に収納される等して、放射線画像検出器1が組み立てられる。
次に、本実施形態に係る放射線画像検出器1の作用について説明する。
放射線画像検出器1の放射線入射面X(図1、図2等参照)から放射線が入射されると、放射線は第一基板5を透過してシンチレータ4(図10参照)に入射し、シンチレータ4の蛍光体4aに吸収される。そして、蛍光体4aで光に変換され、第二基板3上の光電変換素子14に向けて出力される。
その際、本実施形態のようにシンチレータ4の蛍光体4aの柱状結晶の鋭角状の先端Paが光電変換素子14に対向するように配置すると(図10参照)、例えば図13に示すように、仮にシンチレータ4の蛍光体4aの柱状結晶の鋭角状の先端Paが光電変換素子14に対向する方向とは逆方向を向くように配置し、蛍光体4aの柱状結晶中を伝播した光が鋭角状の先端Paとは反対側の平面状の先端Pbから出力される場合に比べて、本実施形態のように鋭角状の先端Paから光が出力される場合の方が光の左右方向(すなわち光電変換素子14に向かう方向に直交する方向)への拡散の度合が少なくなる。
そのため、本実施形態のようにシンチレータ4の蛍光体4aの柱状結晶の鋭角状の先端Paが光電変換素子14に対向するように配置することで、得られる放射線画像の鮮鋭性が図13に示した場合よりも改善され、鮮鋭性の向上を図ることが可能となる。
また、本実施形態では、光電変換素子14の受光面14aとシンチレータ4との間に平坦化層20が介在しない空洞Cが設けられているため、シンチレータ4の蛍光体4aの柱状結晶の鋭角状の先端Paから出力された光は、平坦化層20に吸収されることなく光電変換素子14の受光面14aに直接到達する。
そのため、光電変換素子14の量子効率(外部量子効率)が平坦化層20によって低下することがなく、平坦化層20による光電変換素子14の量子効率の低下を的確に防止して、放射線画像検出器1の放射線感度を効果的に向上させることが可能となる。
シンチレータ4から出力された光が光電変換素子14に到達すると、光電変換素子14のi層145内で電子正孔対が発生し、バイアス線12を介して第2電極147に印加される逆バイアス電圧により光電変換素子14内に形成される電位勾配に従って、本実施形態では、発生した正孔が第2電極147側に移動して第2電極147からバイアス線12に流出し、発生した電子は第1電極143側に移動して第1電極143やその近傍に蓄積される。
そして、放射線の照射が終了すると、複数の走査線10に1本ずつ順次読み出し信号が印加される。走査線10に読み出し信号が印加されると、当該走査線10とゲート電極15gが一体的に形成されたTFT15のゲートが一斉に開き、当該走査線10に接続された各光電変換素子14からそれぞれ蓄積された電子が第1電極143、ソース電極15s、ドレイン電極15dを介して対応する各信号線11に流出して取り出される。
この各光電変換素子14に蓄積された電子の取り出しを、走査線10を順次切り換えながら行うことで、各光電変換素子14(各画素)から蓄積された電気信号が読み出され、読み出された電気信号は図示しない増幅回路で増幅されて出力される。このようにして、放射線画像が検出される。
なお、本実施形態のように、シンチレータ4の蛍光体4aの柱状結晶の鋭角状の先端Paが光電変換素子14に対向するように配置される場合に、図14に示すように、仮に、平坦化層20を光電変換素子14の受光面14a上にも存在させ、空洞を設けないように構成したとする。この状態で、放射線画像検出器1の筐体2(図1、図2参照)の放射線入射面Xに被写体が載置される等して第一基板5に上方から力が加わると、第一基板5やシンチレータ4が下方に押し下げられ、シンチレータ4の蛍光体4aの柱状結晶の鋭角状の先端Paが平坦化層20に押し付けられる。
すると、シンチレータ4の蛍光体4aの柱状結晶は、その鋭角状の先端Paがいわば臼歯状になって潰れる。そして、蛍光体4aの柱状結晶の先端Paがこのように潰れると、図13に示した鋭角状の先端Paの反対側の平面状の先端Pbの場合と同様に、出力される光が左右方向に拡散し易くなり、柱状結晶の鋭角状の先端Paが潰された部分の画素(光電変換素子14)の鮮鋭性が低下する場合がある。
そして、得られた1つの放射線画像の中で、柱状結晶の鋭角状の先端Paが潰された部分の画素の鮮鋭性と、潰されていない部分の画素の鮮鋭性が異なり、画質の低下を招いてしまう。
しかし、本実施形態のように、光電変換素子14の受光面14aとシンチレータ4との間に空洞Cを設ければ、放射線画像検出器1の筐体2の放射線入射面Xに被写体が載置される等して第一基板5やシンチレータ4が下方に押し下げられても、少なくとも光電変換素子14の上方ではシンチレータ4の蛍光体4aの柱状結晶の鋭角状の先端Paが潰れることはない。そのため、放射線画像検出器1内の各画素(各光電変換素子14)の鮮鋭性が良好な状態に維持され、得られた放射線画像の各画素の鮮鋭性を均等にすることが可能となり、放射線画像の画質が良好なものとなる。
以上のように、本実施形態に係る放射線画像検出器1および放射線画像検出器の製造方法によれば、光電変換素子14のシンチレータ4側に形成される平坦化層20を除去する等して、光電変換素子14の受光面14aとシンチレータ4との間に平坦化層20が介在しない空洞Cを設けることで、シンチレータ4から出力された光を光電変換素子14に直接到達させることが可能となり、平坦化層20が光を吸収することによる光電変換素子14の量子効率の低下を的確に防止し、放射線画像検出器1の放射線感度を良好に向上させることが可能となる。
なお、本実施形態では、平坦化層20(図10、図11参照)を透明な、すなわちシンチレータ4の蛍光体4aから出力される光を透過する樹脂で形成する場合について説明したが、平坦化層20を不透明な、すなわちシンチレータ4の蛍光体4aから出力される光を透過しない材料で形成することも可能である。
このように平坦化層20を不透明な材料で形成すれば、例えば光電変換素子14に、当該光電変換素子14に隣接する光電変換素子14の上方のシンチレータ4の蛍光体4aから出力された光が平坦化層20を透過して入射されることがなくなるため、放射線画像検出器1内の各画素(各光電変換素子14)の鮮鋭性が良好な状態となり、得られた放射線画像の画質が良好なものとなる。
また、本実施形態では、光電変換素子14の受光面14aとシンチレータ4との間に平坦化層20が介在しない空洞Cが設けられ、図11に斜線で示した部分に平坦化層20を残存させるように、上側からマスクをかけてその上方から光を照射して略格子状に平坦化層20を形成する場合について説明した。
しかし、マスク精度等が良好でないと、空洞Cの位置が光電変換素子14の受光面14aの上方からずれる場合がある。このように空洞Cの位置が光電変換素子14の受光面14aの上方から多少ずれても、受光面14aの面積が比較的大きい場合にはさほど問題にはならないことが多いが、受光面14aの面積が小さい光電変換素子14では、空洞Cの位置がずれると、空洞Cを介して受光面14aに直接到達する光の割合に比べて平坦化層20を透過した後に到達する光の割合が増加してしまい、本実施形態の効果が的確に発揮されない状態となる場合がある。
そのため、光電変換素子14が形成される第二基板3をガラス基板等の透明または半透明な基板とし、絶縁層141や絶縁層142(図5、図6参照)、光電変換素子14の第1電極143等、すなわち光電変換素子14の下側の部分を透明または半透明な材料で形成しておき、前述した除去工程(図12のステップS2)で、光電変換素子14等の上側に感光性樹脂が塗布されて形成された平坦化層20に対して、光電変換素子14の裏面側すなわち第二基板3側から、第二基板3や絶縁層142、143、光電変換素子14等を介して光を照射して、平坦化層20のうち光電変換素子14の受光面14a上の部分を除去して空洞Cを形成するように構成することも可能である。
このようにすれば、光電変換素子14の裏面側から照射された光が、光電変換素子14の受光面14a上の部分の平坦化層20に到達して、その部分の平坦化層20を的確に除去することが可能となり、前述したマスク精度等の不良による空洞Cの位置ずれを的確に防止することが可能となる。
また、光電変換素子14の裏面側から照射された光は、光を透過しない材料で形成された走査線10や信号線11、TFT15等は透過しないため、その上方では平坦化層20は除去されずに残存し、図11に示したように、平坦化層20を、第二基板3上で互いに交差するように配設された複数の走査線10および複数の信号線11やTFT15等のシンチレータ4側に残存させて、第二基板3上に略格子状に設けることが可能となる。
医療の分野において、診断用の放射線画像を得るための放射線画像検出器に利用可能性がある。
符号の説明
1 放射線画像検出器
3 第二の基板
3a 面
4 シンチレータ
4a 蛍光体
4b 支持体
5 第一の基板
5a 面(下面)
10 走査線
11 信号線
14a 受光面
14 光電変換素子
143 第二の基板側の電極(第1電極)
20 平坦化層
C 空洞
Pa 先端

Claims (11)

  1. 入射した放射線を光に変換するシンチレータが一方の面に形成された第一の基板と、
    前記シンチレータにより変換された光を受けて電気信号に変換する光電変換素子が一方の面に形成された第二の基板と、
    を備え、
    前記光電変換素子が設けられた側の前記第二の基板の前記面上には、前記第一の基板の面上に形成された前記シンチレータと接触する平坦化層が形成されており、
    前記光電変換素子の前記シンチレータに対向する受光面上に、前記受光面と前記シンチレータとの間に前記平坦化層が介在しない空洞が設けられていることを特徴とする放射線画像検出器。
  2. 前記第二の基板上には、前記光電変換素子からの電気信号の読み出しを制御するための複数の走査線および複数の信号線が互いに交差するように配設されており、
    前記平坦化層は、少なくとも前記第二の基板上の前記複数の走査線および前記複数の信号線の上方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の放射線画像検出器。
  3. 前記平坦化層は、透明な材料で形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放射線画像検出器。
  4. 前記平坦化層は、不透明な材料で形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放射線画像検出器。
  5. 前記シンチレータは、支持体に対する蒸着により形成される蛍光体の柱状結晶からなっていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の放射線画像検出器。
  6. 前記シンチレータは、前記蛍光体の柱状結晶の鋭角状の先端が前記光電変換素子に対向するように前記平坦化層と接触されることを特徴とする請求項5に記載の放射線画像検出器。
  7. 光電変換素子が設けられた側の第二の基板の面上に平坦化層を形成する平坦化層形成工程と、
    前記平坦化層のうち前記光電変換素子の受光面上の部分を除去する除去工程と、
    第一の基板の一方の面に形成されたシンチレータを、前記第二の基板の面上に設けられた前記光電変換素子と対向させた状態で配置し、前記シンチレータを前記平坦化層に接触させるように取り付けるシンチレータ取付工程と、
    を有することを特徴とする放射線画像検出器の製造方法。
  8. 前記平坦化層形成工程では、前記光電変換素子が設けられた前記第二の基板上に感光性樹脂を塗布して前記平坦化層を形成し、
    前記除去工程では、前記感光性樹脂で形成された前記平坦化層に光を照射して、前記平坦化層のうち前記光電変換素子の受光面上の部分を除去することを特徴とする請求項7に記載の放射線画像検出器の製造方法。
  9. 前記除去工程では、前記感光性樹脂で形成された前記平坦化層上に、前記平坦化層のうち前記光電変換素子の受光面上の部分が除去されるようにマスクをかけ、光を照射して除去することを特徴とする請求項8に記載の放射線画像検出器の製造方法。
  10. 前記除去工程では、前記光電変換素子の前記第二の基板側の電極が透明または半透明に形成され透明または半透明の材料で形成された前記第二の基板の、前記感光性樹脂で前記平坦化層が形成された側とは反対側の面側から前記平坦化層に光を照射して、前記平坦化層のうち前記光電変換素子の受光面上の部分を除去することを特徴とする請求項8に記載の放射線画像検出器の製造方法。
  11. 前記シンチレータ取付工程では、蛍光体が柱状結晶状に形成された前記シンチレータを、前記蛍光体の柱状結晶の鋭角状の先端が前記光電変換素子に対向する状態で前記平坦化層に接触させるように配置することを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか一項に記載の放射線画像検出器の製造方法。
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