JPWO2009004921A1 - 衛生薄葉紙収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】リサイクル性を向上させる。【解決手段】底面に、拡孔用のミシン目線を設けた衛生薄葉紙収納箱により解決される。【選択図】図3

Description

本発明は、ティシュペーパー、ペーパータオル、キッチンペーパー等を収納するための衛生薄葉紙収納箱に関する。
紙箱の上面に環状のミシン目線が形成されており、その環状のミシン目線を切り剥がすことで、紙箱に開口部が形成されるとともに、その開口部内にスリットが露出される衛生薄葉紙収納箱はよく知られる。
この種の衛生薄葉紙収納箱では、前記環状ミシン目線を被覆するようにして、紙箱内面にスリットを有する樹脂性フィルムを貼付した構造を採るのが一般的である。
従って、この種の従来製品では、使用後に樹脂性フィルムと紙箱とを分別するにあたって、紙箱内側のフィルムを剥離する煩雑な操作を有する。
他方、フィルム貼付部分を囲む別のミシン目線を形成し、使用後にこれを引き剥がすことで、フィルム貼付部分を紙箱本体より分離できるように構成した衛生薄葉紙収納箱も開示される(例えば、特許文献1等)。
しかし、この衛生薄葉紙収納箱の構成としても、分離したフィルム貼付部において、さらに紙部分と樹脂製フィルムとを分別する操作が必要であり、操作の煩雑さは軽減されない。
一方、煩雑な操作を有さない衛生薄葉紙収納箱箱として、フィルムを用いない衛生薄葉紙収納箱箱(例えば、特許文献2等)も市販に供されている。
しかし、フィルムを用いた構造のほうがティシュペーパーを取り出し易い傾向にあり、また防湿性、シール性及び防水性の点でもフィルムを用いたもののほうが優れる。
他方、従来の衛生薄葉紙収納箱は、一度に大量のティシュペーパーが必要な場合、数十回のポップアップ作業を繰り返すか、又は箱を破壊して内部に収められたティシュペーパー束を取り出すしかない。
さらに、この種の衛生薄葉紙収納箱では、例えば使用が進んで内部のティシュペーパーの残量が少なくなると、ティシュペーパー束と紙箱上面との距離が離間するため、取り出しがたくなることが知られており、これに鑑みてティシュペーパー残が少なくなった場合の取り出し性の悪化を防止する技術を確保する必要がある。
特開2000−281155 特開2005−225563
そこで、本発明の主たる課題は、スリットを配したフィルムと紙箱部とを容易に分別することができ、しかも、例えばティシュペーパー残量が少なくなった場合の取り出し性低下を防止することができる衛生薄葉紙収納箱を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記の通りである。
<請求項1記載の発明>
上面に環状のミシン目線を有する直六面体状の紙箱と、前記ミシン目線内範囲を内側から覆う樹脂製フィルムとを有し、
前記スリットが環状ミシン目線内範囲に位置され、前記環状ミシン目線に沿ってミシン目線に囲まれる範囲を引き剥がすことにより、取り出し口が形成されるとともに、前記樹脂製フィルム及びそれに形成されたスリットが取り出し口から露出される衛生薄葉紙収納箱であって、
前記紙箱の底面に;
共通のミシン目線によって相接し、これに連なる非共通のミシン目線を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ裂開可能でかつ相対向して切り起こし可能な2個の屈折片と、
底面と側面との間の稜線の一辺の一部をヒンジとして、そのヒンジ両端から平行な反対側の稜線に向かって延在する、屈曲可能とされるミシン目線により形成されるヒンジ蓋部とを有し
前記ヒンジ蓋部内に前記屈折片が位置されているとともに、ヒンジ蓋部を構成するミシン目線と屈折片を構成するミシン目線とが不連続である、
ことを特徴とする衛生薄葉紙収納箱。
<請求項2記載の発明>
上面に環状のミシン目線を有する直六面体状の紙箱と、前記ミシン目線内範囲を内側から覆う樹脂製フィルムとを有し、
前記スリットが環状ミシン目線内範囲に位置され、前記環状ミシン目線に沿ってミシン目線に囲まれる範囲を引き剥がすことにより、取り出し口が形成されるとともに、前記樹脂製フィルム及びそれに形成されたスリットが取り出し口から露出される衛生薄葉紙収納箱であって、
前記紙箱の底面に;
共通の裂開用ミシン目線によって相接し、これに連なる非共通の裂開用ミシン目線を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ裂開可能でかつ相対向して切り起こし可能な2個の屈折片部と、
前記非共通ミシン目線の途中及び前記非共通ミシン目線の起立折面目線側端にそれぞれ端を発して、紙箱の稜線に向かって放射線状に直線又はアーチ状をもって延在する4本の拡孔用ミシン目線を有し、これら拡孔用のミシン目線の途中又は終端同士を結ぶ起立折り目線を残して切り起こし可能とされた拡孔屈折片部と、
を有することを特徴とする衛生薄葉紙収納箱。
<請求項3記載の発明>
上面に環状のミシン目線を有する直六面体状の紙箱と、前記ミシン目線内範囲を内側から覆う樹脂製フィルムとを有し、
前記スリットが環状ミシン目線内範囲に位置され、前記環状ミシン目線に沿ってミシン目線に囲まれる範囲を引き剥がすことにより、取り出し口が形成されるとともに、前記樹脂製フィルム及びそれに形成されたスリットが取り出し口から露出される衛生薄葉紙収納箱であって、
前記紙箱の底面に;
共通のミシン目線によって相接し、この共通ミシン目線に連なる第1の非共通のミシン目線を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ相対向して切り起こし可能な屈折片部と、
前記共通のミシン目線によって相接し、この共通ミシン目線の第1非共通ミシン目線よりも端側で連なる非共通の拡孔用ミシン目線を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ相対向して切り起こし可能な拡孔用屈折片部と、
を有することを特徴とする衛生薄葉紙収納箱。
以上詳述のとおり、本発明によれば、スリットを配したフィルムと紙箱部とを容易に分別することができる、衛生薄葉紙収納箱が提供される。
次いで、本発明の実施の形態を図面を参照しながら以下に詳述する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態を図1〜4を参照しながら以下に詳述する。図1は、本実施形態の衛生薄葉紙収納箱X1の上面1U側からの斜視図であり、図2は衛生薄葉紙収納箱、例えばティシュペーパー取り出し時の状態を示す斜視図であり、図3は、本実施形態の衛生薄葉紙収納箱X1の底面1B側からの斜視図であり、図4は、本形態のヒンジ蓋部を使用したときの状態を示す斜視図である。
本形態の衛生薄葉紙収納箱X1は、上面に環状のミシン目線11を有する紙箱1と、前記ミシン目線内範囲11aを内側から覆う樹脂製フィルム2とを備える。
紙箱1は、衛生薄葉紙収納箱X1の外形をなす直六面体の紙製の箱体であり、その大きさ、形状、展開形状等は既知の衛生薄葉紙収納箱の紙箱の構成を採用できる。
例えば、底面、上面及びこれらを連接する側面と、各面の長手方向両側縁に連接された底面側端面片、側面端面片、上面側端面片とを有し、前記側面端面片を箱内面側に折り返した後、これに重ねて上面側端面片と底面側端面片とを折り曲げ、各片の当接部分をホットメルト接着材等により接着して構成される構造のものが代表的である。
他方、本形態の紙箱1は、その外面に適宜の模様が印刷されている。図示例では、複数の花の絵1b,1b…を点在するように配して花柄模様が配されているが、模様は、この花柄に限定されることなく、螺旋模様、波模様、ドット模様、亀甲模様、星模様、十字模様、幾何学模様など適宜の文字・図形・絵・記号の単体又はこれらの組み合わせにより構成される適宜の模様を採用することができる。
模様を配する範囲は、紙箱外面の全体に配されているのが望ましいが、上面1Uのみであってもよい。
紙箱外面に対する模様の付与は、グラビア印刷等の既知の印刷方法により行うことができる。
他方、紙箱1の上面1Uに形成される環状のミシン目線11は、既知の方法により形成され、これにより囲まれる範囲11aの具体的形状についても限定されない。従来既知の形状を採用できる。具体的には、図示例の如く、紙箱上面の長手方向に沿う方向を長辺とする略楕円形状が代表的に採用される。
他方、樹脂製フィルム2は、取り出し口2(ミシン目線により囲まれる範囲11a)のサイズより大きく、例えば、方形であり紙箱1上面の内面面側に接着剤により接着されている。
前記樹脂製フィルム2のスリット21はミシン目線により囲まれる範囲11aに位置されており、前記環状ミシン目線11に沿ってミシン目線により囲まれる範囲11aを引き剥がすことにより、図2に示されるように、取り出し口12が形成されるとともに、前記樹脂製フィルム2及びそれに形成されたスリット21が取り出し口12を介して露出される。
紙箱1への接着に用いる接着剤の種類は特に限定されない。好適には、リサイクルの点で水性接着剤が好ましい。
スリット21の長さは、取り出し口12の長手方向全長より短くすることが望ましいが、取り出し口12の長手方向全長と同じ長さにすることもでき、さらに、フィルム2の長手方向長さより短い条件の下で、取り出し口12の長手方向全長より長くすることもできる。
紙箱1と樹脂製フィルム2との接着力(剥離強度)は特に限定されない。従来製品における紙箱1と樹脂製フィルム2との接着力と同程度でよい。
樹脂性フィルム2の好適な素材は、ポリエチレンフィルムであるが、ポリプロピレン、ポリエステルなども例示できる。
厚みは、30〜200μmが適する。30μm未満では、強度的に不足し、ティシュペーパーの取り出し時において裂けあるいは破断の確率が高くなる。逆に、200μmを超えると、強度の問題はないものの、取り出し難くなり、またコスト高となる。
他方、本形態の衛生薄葉紙収納箱X1は、特に図3に示すように、紙箱1の底面1Bのほぼ中央に、共通のミシン目線31によって相接し、これに連なる非共通のミシン目線32,32を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分33,33を残して、それぞれ裂開可能でかつ相対向して切り起こし可能な2個の屈折片30,30を有する。
この屈折片30,30を箱内面側に押し上げることで、内部のティシュペーパー残量が少なくなった場合にも、ティシュペーパー束の上面が前記取り出し口近くに位置され、取り出し性の低下がなくなる。
さらに、本形態の衛生薄葉紙収納箱X1は、紙箱1の底面1Bに特徴的な、底面1Bと側面との間の稜線の一辺の一部をヒンジ41とし、そのヒンジ41両端から平行な反対側の稜線に向かって延在するミシン目線42により形成されるヒンジ蓋部40を有する。
図示例では、ヒンジ41は紙箱1の長手稜線1Lの中央部分とされているが、例えば、短手稜線をヒンジとしてもよい。
また、本形態のヒンジ蓋部40を構成するミシン目線42は、ヒンジ41と反対側の蓋自由端側が凸の円弧形状となっているとともに、その先端に稜線を超えて側面に至る摘み端部43を有している。
そして、前記ヒンジ蓋部40内に前記屈折片部30,30が位置されているとともに、ヒンジ蓋部40を構成するミシン目線41,43と屈折片30を構成するミシン目線31,32とが不連続となっている。
従って、前記屈折片30,30とヒンジ蓋部40とは、別々にミシン目線を裂開して形成することができ、また、裂開作業時に互いのミシン目線を意図せずに裂開させるおそれがほとんどない。
そのうえ、ヒンジ蓋部40は、摘み端部43を指で押し込むことで、指が稜線に引っかかり、その状態からミシン目線42を裂開させるようにヒンジ蓋部40を引き上げる簡易な操作でミシン目線42が裂開される。
このようにミシン目線42が裂開されると、屈折片30,30の形成の有無に関わらず、特に図4に示されるように、前記ヒンジ41とする蓋40Fが形成され、かかる蓋40Fを開くことで、箱底面に開口部1Wが形成され箱内部にアクセスすることができるようになる。
ここで、ヒンジ蓋部40は、箱内部に手をいれてアクセスして適当量のティシュペーパー束を取り出したり、また、内部のティシュペーパーを全て前記取り出し口から取り出し終わった後、衛生薄葉紙収納箱廃棄にあたって樹脂製フィルムを引き剥がししたりするために使用する開口部の形成を目的とすることから、ヒンジ41の長さは具体的には、85〜240mm程度とするのがよい。ヒンジの長さが85mm以下であると樹脂製フィルムを引き剥がす時に手が入れづらくなる。また、240mm以上であるとミシン目を開封しづらくなる。
また、ミシン目線42のヒンジと反対側の稜線との間の距離を65mm以下とするのがよい。65mm以下であると樹脂製フィルムを引き剥がす時に手が入る大きさの開口を形成し難くなる。
また、ヒンジ41は、稜線の1/5〜2/3とするのがよい。ヒンジが稜線の1/5以下であるとティシュペーパー束をまとめて取り出しづらくなる。また、ヒンジが稜線の2/3以上であると蓋40Fを開いた際に、内部のティシュペーパー束が底面1Bの蓋40Fにならない部分によって保持されず、不必要にティシュペーパー束が取り出される事故が起きやすくなる。内部のティシュペーパー束を全部取り出さない場合に特に適する。
以上説明の衛生薄葉紙収納箱X1は、特に複数のティシュペーパーを所謂ポップアップ式に重畳してなるティシュペーパー束を内部に収容することで、図2に示されるように、スリット21からティシュペーパーPを一枚一枚取り出して使用する種のティシュペーパー製品の一部を構成する。
ティシュペーパーP自体の大きさ、紙厚、プライ数及び組成は本発明では限定されない。また、ティシュペーパーPは既知の薄様紙の抄紙技術にしたがって製造することができる。
抄紙には、例えば、抄紙原料を実質的に湿紙に形成するワイヤーパート、湿紙を脱水するプレスパート、脱水された湿紙を乾燥するドライヤーパートの少なくとも3つのパートから成る、公知種々の抄紙機を用いることができる。
ティシュペーパーの好適な坪量としては、例えば、10〜40g/m2(JIS P 8124)、1枚あたりの好適な紙厚25〜800μm、好適な乾燥引張強度は、縦方向;150〜800cN/幅15mm×250mm、横方向;50〜400cN/幅15mm×250mm(JIS P 8113)である。また、好適なソフトネスは0.5〜6.0g(JIS L1096)、MMDは3〜18、伸びは5〜40%の範囲である。
ティシュペーパー束の製造は、既知のインターホルダーによりティシュペーパー原紙を折り畳んだ後に、所定の大きさに切断する既知の方法を採用できる。
なお、本発明においては、ティシュペーパー束の高さや大きさ等は特に限定されるものではなく、収容する衛生薄葉紙収納箱の大きさに併せて適宜変更することができる。
さらに、衛生薄葉紙収納箱内に収められた全てのティシュペーパーPを引き出して、その使用を終えたときには、前記ヒンジ蓋部40を構成するミシン目線42,43を裂開して蓋40Fを形成し、この蓋40Fを開けて紙箱内面にアクセスして、樹脂製フィルム2の端部をもって、樹脂製フィルムを紙箱から剥離する。
また、ティシュペーパーを束として取り出したいときは、屈折片部30,30を構成するミシン目線31,32の裂開と関係なく、蓋40Fを形成して衛生薄葉紙収納箱内のティシュペーパー束を取り出すようにすればよい。
(第2の実施の形態)
次いで、第2の実施の形態を図5に基づいて説明する。
第2の実施の形態は、衛生薄葉紙収納箱底面の構成以外の構成については、第1の実施の形態と同様である。以下、第1の実施の形態と同様の構成については省略し、第1の実施の形態と相違する構成について説明する。
本形態の衛生薄葉紙収納箱X2は、屈折片部30,30の非共通ミシン目線31,31の途中及び前記非共通ミシン目線31,31の起立折面目線側端にそれぞれ端を発して、紙箱1の底面の稜線に向かって延在する4本の拡孔用ミシン目線51,51…を有する。
この各拡孔用ミシン目線51,51…は、各屈折片部側の端51aから、放射状に直線又は若干のアーチ状をもって稜線側に向かっており、各拡孔用ミシン目線51の稜線側の端51a,51a…を結んで形成される四角形の図形内に、前記屈折片部30,30が位置されるように構成されている。
この拡孔用ミシン目線51,51…の存在により、屈折片部30,30を構成するミシン目線31,32を裂開したのち、さらに各拡孔用ミシン目線51を裂開し、この拡孔用ミシン目線の途中又は終端同士を結ぶ起立折り目線を残して切り起こすことで計4つの拡孔屈折片が形成される。
拡孔屈折片の起立折り目線は、拡孔用ミシン目線51の終端51bとするのが望ましく、この拡孔用屈折片の起立折り目線は、紙箱の底面と側面との稜線と平行となるのが望ましい。
従って、拡孔用ミシン目線51の終端51bを結ぶ線で構成される四角形が長方形であり、かつ各辺が衛生薄葉紙収納箱の底面を構成する縁辺(稜線)1L,1Sと平行となっているのがよい。
この場合、短手稜線1Sに平行な短手方向折り線51S及び長手稜線1Lに平行な長手方向折り線51Lの具体的な長さとしては、短手方向折り線51Sは、65mm以上がよく、長手方向折り線51Lは、85mm以上がよい。
これらの長さを確保すれば、十分に箱内面に手をいれてアクセスすることが可能となる。また、短手方向折り線51Sの長さと長手方向折り線51Lの長さは入れ替えても良い。
使用の方法としては、例えば、衛生薄葉紙収納箱内のティシュペーパー残量が少なくなったときには、屈折片部30,30を箱内面側に押し上げて屈折片を形成し、ティシュペーパー束の上面を前記取り出し口近くに位置して取り出し性を向上させ、さらに、全てのティシュペーパーを使い切ったときに、その屈折片形成により必然的に紙箱の底面に形成される開口部から指を箱内にいれて、拡孔用ミシン目線51を裂開させるようにして、外面側に拡孔屈折片を切り起こす。
この拡孔用屈折片の切り起こしにより形成される紙箱底面の開口部から、箱内にアクセスして内部の樹脂製フィルム2を箱内面から引き剥がして分離する。
また、ティシュペーパーを束として取り出したいときは、屈折片部を構成するミシン目線と拡孔用ミシン目線とを裂開して箱外面側に、拡孔用屈折片を切り起こし衛生薄葉紙収納箱内のティシュペーパー束を取り出すようにすればよい。
(第3の実施の形態)
次いで、第3の実施の形態を図6に基づいて説明する。
第3の実施の形態は、衛生薄葉紙収納箱底面の構成以外の構成については、第1の実施の形態と同様である。以下、第1の実施の形態と同様の構成については省略し、第1の実施の形態と相違する構成について説明する。
本形態の衛生薄葉紙収納箱X3は、前記紙箱1の底面1Bに屈折片部30,30を構成する共通ミシン目線31と共有する共通ミシン目線31’によって相接し、この共通ミシン目線31に対して、屈折片部30を構成する第1の非共通ミシン目線32よりも端側で連なる非共通の拡孔用ミシン目線51、51を有する。
本形態におけるこの拡孔用ミシン目線51は、屈折片部30を構成する非共通のミシン目線(第1の非共通ミシン目線)32と交わることなく配される。
従って、共通ミシン目線31、31’と拡孔用ミシン目線51、51とを裂開して拡孔用ミシン目線51、51の途中又は終端51b、51bに形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ相対向して切り起こすと拡孔用屈折片部が形成される。
図示例では、第1の非共通ミシン目線32と拡孔用ミシン目線51とが一定間隔で並列されており、拡孔用屈折片部60と屈折片部30とが相似形をなしているが、かならずしもこれに限定されない。
他方、屈折片部30,30の起立折り目線33,33と拡孔用屈折片部60,60の起立折り目線63,63が平行に構成されているのが望ましく、また、各起立折り目線33,63は非共通のミシン目線32,51の終端から紙箱底面の稜線に平行となる線であるのがよい。
使用の方法については、第2の実施の形態と同様に、衛生薄葉紙収納箱内のティシュペーパー残量が少なくなったときには、屈折片部30,30を箱内面側に押し上げて、ティシュペーパー束の上面を前記取り出し口近くに位置して取り出し性を向上させ、さらに、全てティシュペーパーを使い切ったときに、その屈折片形成により必然的に紙箱の底面に形成される開口部から指を箱内にいれて、共通ミシン目線31’をさらに裂開させるとともに、拡孔用屈折片を構成する非共通のミシン目線51、51を裂開して、外面側に拡孔屈折片を切り起こす。
この拡孔用屈折片の切り起こしにより形成される紙箱底面の開口部から、内にアクセスして内部の樹脂製フィルム2を箱内面から引き剥がして分離する。
また、ティシュペーパーを束として取り出したいときは、屈折片部30を構成するミシン目線のうちの共通ミシン目線30と拡孔用の共通及び非共通のミシン目線とを裂開して箱外面側に、拡孔用屈折片を切り起こし衛生薄葉紙収納箱内のティシュペーパー束を取り出すようにすればよい。
本発明は、所謂ポップアップ式で折り畳まれたシート束を収容する収容箱に利用可能である。
第1の実施の形態の衛生薄葉紙収納箱の上面側からの斜視図である。 第1の実施の形態の衛生薄葉紙収納箱のティシュペーパー引き出し時の斜視図である。 第1の実施の形態の衛生薄葉紙収納箱の底面側からの斜視図である。 第1の実施の形態の衛生薄葉紙収納箱の底面の蓋を開いた状態の斜視図である。 第2の実施の形態の衛生薄葉紙収納箱の底面図である。 第3の実施の形態の衛生薄葉紙収納箱の底面図である。
符号の説明
1…紙箱、1U…紙箱上面、1B…紙箱底面、1L…長手稜線、1W…箱底面の開口部、1b…紙箱外面の模様を構成する図(花の絵)、2…樹脂製フィルム、2a…樹脂製フィルムの地の部分、2b…樹脂製フィルムの模様を構成する図(花の絵)、11…環状ミシン目線、11a…環状ミシン目線により囲まれる範囲、12…取り出し口、21…スリット、30…屈折片、31,31’…共通ミシン目線、32…非共通ミシン目線、33…起立折目線部分、40…ヒンジ蓋部、40F…蓋、41…ヒンジ、42…ヒンジ蓋部構成ミシン目線、43…摘み端部、51…拡孔用ミシン目線,51a…拡孔用ミシン目線の屈折片部側の端、51b…拡孔用ミシン目線の終端、51S…短手方向起立折り線、51L…長手方向起立折り線、60…拡孔用屈折片部、P…ティシュペーパー、X1〜X3…衛生薄葉紙収納箱。
本発明は、ティシュペーパー、ペーパータオル、キッチンペーパー等を収納するための衛生薄葉紙収納箱に関する。
紙箱の上面に環状のミシン目線が形成されており、その環状のミシン目線を切り剥がすことで、紙箱に開口部が形成されるとともに、その開口部内にスリットが露出される衛生薄葉紙収納箱はよく知られる。
この種の衛生薄葉紙収納箱では、前記環状ミシン目線を被覆するようにして、紙箱内面にスリットを有する樹脂性フィルムを貼付した構造を採るのが一般的である。
従って、この種の従来製品では、使用後に樹脂性フィルムと紙箱とを分別するにあたって、紙箱内側のフィルムを剥離する煩雑な操作を有する。
他方、フィルム貼付部分を囲む別のミシン目線を形成し、使用後にこれを引き剥がすことで、フィルム貼付部分を紙箱本体より分離できるように構成した衛生薄葉紙収納箱も開示される(例えば、特許文献1等)。
しかし、この衛生薄葉紙収納箱の構成としても、分離したフィルム貼付部において、さらに紙部分と樹脂製フィルムとを分別する操作が必要であり、操作の煩雑さは軽減されない。
一方、煩雑な操作を有さない衛生薄葉紙収納箱として、フィルムを用いない衛生薄葉紙収納箱箱(例えば、特許文献2等)も市販に供されている。
しかし、フィルムを用いた構造のほうがティシュペーパーを取り出し易い傾向にあり、また防湿性、シール性及び防水性の点でもフィルムを用いたもののほうが優れる。
他方、従来の衛生薄葉紙収納箱は、一度に大量のティシュペーパーが必要な場合、数十回のポップアップ作業を繰り返すか、又は箱を破壊して内部に収められたティシュペーパー束を取り出すしかない。
さらに、この種の衛生薄葉紙収納箱では、例えば使用が進んで内部のティシュペーパーの残量が少なくなると、ティシュペーパー束と紙箱上面との距離が離間するため、取り出しがたくなることが知られており、これに鑑みてティシュペーパー残が少なくなった場合の取り出し性の悪化を防止する技術を確保する必要がある。
特開2000−281155 特開2005−225563
そこで、本発明の主たる課題は、スリットを配したフィルムと紙箱部とを容易に分別することができ、しかも、例えばティシュペーパー残量が少なくなった場合の取り出し性低下を防止することができる衛生薄葉紙収納箱を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記の通りである。
<請求項1記載の発明>
上面に環状のミシン目線を有する直六面体状の紙箱と、前記ミシン目線内範囲を内側から覆うスリットを有する樹脂製フィルムとを有し、
前記スリットが環状ミシン目線内範囲に位置され、前記環状ミシン目線に沿ってミシン目線に囲まれる範囲を引き剥がすことにより、取り出し口が形成されるとともに、前記樹脂製フィルム及びそれに形成されたスリットが取り出し口から露出される衛生薄葉紙収納箱であって、
前記紙箱の底面に;
共通のミシン目線によって相接し、これに連なる非共通のミシン目線を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ裂開可能でかつ相対向して切り起こし可能な2個の屈折片と、
底面と側面との間の稜線の一辺の一部をヒンジとして、そのヒンジ両端から平行な反対側の稜線に向かって延在する、屈曲可能とされるミシン目線により形成されるヒンジ蓋部とを有し
前記ヒンジ蓋部内に前記屈折片が位置されているとともに、ヒンジ蓋部を構成するミシン目線と屈折片を構成するミシン目線とが不連続である、
ことを特徴とする衛生薄葉紙収納箱。
<請求項2記載の発明>
上面に環状のミシン目線を有する直六面体状の紙箱と、前記ミシン目線内範囲を内側から覆うスリットを有する樹脂製フィルムとを有し、
前記スリットが環状ミシン目線内範囲に位置され、前記環状ミシン目線に沿ってミシン目線に囲まれる範囲を引き剥がすことにより、取り出し口が形成されるとともに、前記樹脂製フィルム及びそれに形成されたスリットが取り出し口から露出される衛生薄葉紙収納箱であって、
前記紙箱の底面に;
共通の裂開用ミシン目線によって相接し、これに連なる非共通の裂開用ミシン目線を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ裂開可能でかつ相対向して切り起こし可能な2個の屈折片部と、
前記非共通ミシン目線の途中及び前記非共通ミシン目線の起立折面目線側端にそれぞれ端を発して、紙箱の稜線に向かって放射線状に直線又はアーチ状をもって延在する4本の拡孔用ミシン目線を有し、これら拡孔用のミシン目線の途中又は終端同士を結ぶ起立折り目線を残して切り起こし可能とされた拡孔屈折片部と、
を有することを特徴とする衛生薄葉紙収納箱。
<請求項3記載の発明>
上面に環状のミシン目線を有する直六面体状の紙箱と、前記ミシン目線内範囲を内側から覆うスリットを有する樹脂製フィルムとを有し、
前記スリットが環状ミシン目線内範囲に位置され、前記環状ミシン目線に沿ってミシン目線に囲まれる範囲を引き剥がすことにより、取り出し口が形成されるとともに、前記樹脂製フィルム及びそれに形成されたスリットが取り出し口から露出される衛生薄葉紙収納箱であって、
前記紙箱の底面に;
共通のミシン目線によって相接し、この共通ミシン目線に連なる第1の非共通のミシン目線を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ相対向して切り起こし可能な屈折片部と、
前記共通のミシン目線によって相接し、この共通ミシン目線の第1非共通ミシン目線よりも端側で連なる非共通の拡孔用ミシン目線を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ相対向して切り起こし可能な拡孔用屈折片部と、
を有することを特徴とする衛生薄葉紙収納箱。
以上詳述のとおり、本発明によれば、スリットを配したフィルムと紙箱部とを容易に分別することができる、衛生薄葉紙収納箱が提供される。
次いで、本発明の実施の形態を図面を参照しながら以下に詳述する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態を図1〜4を参照しながら以下に詳述する。図1は、本実施形態の衛生薄葉紙収納箱X1の上面1U側からの斜視図であり、図2は衛生薄葉紙収納箱、例えばティシュペーパー取り出し時の状態を示す斜視図であり、図3は、本実施形態の衛生薄葉紙収納箱X1の底面1B側からの斜視図であり、図4は、本形態のヒンジ蓋部を使用したときの状態を示す斜視図である。
本形態の衛生薄葉紙収納箱X1は、上面に環状のミシン目線11を有する紙箱1と、前記ミシン目線内範囲11aを内側から覆う樹脂製フィルム2とを備える。
紙箱1は、衛生薄葉紙収納箱X1の外形をなす直六面体の紙製の箱体であり、その大きさ、形状、展開形状等は既知の衛生薄葉紙収納箱の紙箱の構成を採用できる。
例えば、底面、上面及びこれらを連接する側面と、各面の長手方向両側縁に連接された底面側端面片、側面端面片、上面側端面片とを有し、前記側面端面片を箱内面側に折り返した後、これに重ねて上面側端面片と底面側端面片とを折り曲げ、各片の当接部分をホットメルト接着材等により接着して構成される構造のものが代表的である。
他方、本形態の紙箱1は、その外面に適宜の模様が印刷されている。図示例では、複数の花の絵1b,1b…を点在するように配して花柄模様が配されているが、模様は、この花柄に限定されることなく、螺旋模様、波模様、ドット模様、亀甲模様、星模様、十字模様、幾何学模様など適宜の文字・図形・絵・記号の単体又はこれらの組み合わせにより構成される適宜の模様を採用することができる。
模様を配する範囲は、紙箱外面の全体に配されているのが望ましいが、上面1Uのみであってもよい。
紙箱外面に対する模様の付与は、グラビア印刷等の既知の印刷方法により行うことができる。
他方、紙箱1の上面1Uに形成される環状のミシン目線11は、既知の方法により形成され、これにより囲まれる範囲11aの具体的形状についても限定されない。従来既知の形状を採用できる。具体的には、図示例の如く、紙箱上面の長手方向に沿う方向を長辺とする略楕円形状が代表的に採用される。
他方、樹脂製フィルム2は、取り出し口2(ミシン目線により囲まれる範囲11a)のサイズより大きく、例えば、方形であり紙箱1上面の内面面側に接着剤により接着されている。
前記樹脂製フィルム2のスリット21はミシン目線により囲まれる範囲11aに位置されており、前記環状ミシン目線11に沿ってミシン目線により囲まれる範囲11aを引き剥がすことにより、図2に示されるように、取り出し口12が形成されるとともに、前記樹脂製フィルム2及びそれに形成されたスリット21が取り出し口12を介して露出される。
紙箱1への接着に用いる接着剤の種類は特に限定されない。好適には、リサイクルの点で水性接着剤が好ましい。
スリット21の長さは、取り出し口12の長手方向全長より短くすることが望ましいが、取り出し口12の長手方向全長と同じ長さにすることもでき、さらに、フィルム2の長手方向長さより短い条件の下で、取り出し口12の長手方向全長より長くすることもできる。
紙箱1と樹脂製フィルム2との接着力(剥離強度)は特に限定されない。従来製品における紙箱1と樹脂製フィルム2との接着力と同程度でよい。
樹脂性フィルム2の好適な素材は、ポリエチレンフィルムであるが、ポリプロピレン、ポリエステルなども例示できる。
厚みは、30〜200μmが適する。30μm未満では、強度的に不足し、ティシュペーパーの取り出し時において裂けあるいは破断の確率が高くなる。逆に、200μmを超えると、強度の問題はないものの、取り出し難くなり、またコスト高となる。
他方、本形態の衛生薄葉紙収納箱X1は、特に図3に示すように、紙箱1の底面1Bのほぼ中央に、共通のミシン目線31によって相接し、これに連なる非共通のミシン目線32,32を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分33,33を残して、それぞれ裂開可能でかつ相対向して切り起こし可能な2個の屈折片30,30を有する。
この屈折片30,30を箱内面側に押し上げることで、内部のティシュペーパー残量が少なくなった場合にも、ティシュペーパー束の上面が前記取り出し口近くに位置され、取り出し性の低下がなくなる。
さらに、本形態の衛生薄葉紙収納箱X1は、紙箱1の底面1Bに特徴的な、底面1Bと側面との間の稜線の一辺の一部をヒンジ41とし、そのヒンジ41両端から平行な反対側の稜線に向かって延在するミシン目線42により形成されるヒンジ蓋部40を有する。
図示例では、ヒンジ41は紙箱1の長手稜線1Lの中央部分とされているが、例えば、短手稜線をヒンジとしてもよい。
また、本形態のヒンジ蓋部40を構成するミシン目線42は、ヒンジ41と反対側の蓋自由端側が凸の円弧形状となっているとともに、その先端に稜線を超えて側面に至る摘み端部43を有している。
そして、前記ヒンジ蓋部40内に前記屈折片部30,30が位置されているとともに、ヒンジ蓋部40を構成するミシン目線41,43と屈折片30を構成するミシン目線31,32とが不連続となっている。
従って、前記屈折片30,30とヒンジ蓋部40とは、別々にミシン目線を裂開して形成することができ、また、裂開作業時に互いのミシン目線を意図せずに裂開させるおそれがほとんどない。
そのうえ、ヒンジ蓋部40は、摘み端部43を指で押し込むことで、指が稜線に引っかかり、その状態からミシン目線42を裂開させるようにヒンジ蓋部40を引き上げる簡易な操作でミシン目線42が裂開される。
このようにミシン目線42が裂開されると、屈折片30,30の形成の有無に関わらず、特に図4に示されるように、前記ヒンジ41とする蓋40Fが形成され、かかる蓋40Fを開くことで、箱底面に開口部1Wが形成され箱内部にアクセスすることができるようになる。
ここで、ヒンジ蓋部40は、箱内部に手をいれてアクセスして適当量のティシュペーパー束を取り出したり、また、内部のティシュペーパーを全て前記取り出し口から取り出し終わった後、衛生薄葉紙収納箱廃棄にあたって樹脂製フィルムを引き剥がししたりするために使用する開口部の形成を目的とすることから、ヒンジ41の長さは具体的には、85〜240mm程度とするのがよい。ヒンジの長さが85mm以下であると樹脂製フィルムを引き剥がす時に手が入れづらくなる。また、240mm以上であるとミシン目を開封しづらくなる。
また、ミシン目線42のヒンジと反対側の稜線との間の距離を65mm以下とするのがよい。65mm以下であると樹脂製フィルムを引き剥がす時に手が入る大きさの開口を形成し難くなる。
また、ヒンジ41は、稜線の1/5〜2/3とするのがよい。ヒンジが稜線の1/5以下であるとティシュペーパー束をまとめて取り出しづらくなる。また、ヒンジが稜線の2/3以上であると蓋40Fを開いた際に、内部のティシュペーパー束が底面1Bの蓋40Fにならない部分によって保持されず、不必要にティシュペーパー束が取り出される事故が起きやすくなる。内部のティシュペーパー束を全部取り出さない場合に特に適する。
以上説明の衛生薄葉紙収納箱X1は、特に複数のティシュペーパーを所謂ポップアップ式に重畳してなるティシュペーパー束を内部に収容することで、図2に示されるように、スリット21からティシュペーパーPを一枚一枚取り出して使用する種のティシュペーパー製品の一部を構成する。
ティシュペーパーP自体の大きさ、紙厚、プライ数及び組成は本発明では限定されない。また、ティシュペーパーPは既知の薄様紙の抄紙技術にしたがって製造することができる。
抄紙には、例えば、抄紙原料を実質的に湿紙に形成するワイヤーパート、湿紙を脱水するプレスパート、脱水された湿紙を乾燥するドライヤーパートの少なくとも3つのパートから成る、公知種々の抄紙機を用いることができる。
ティシュペーパーの好適な坪量としては、例えば、10〜40g/m2(JIS P 8124)、1枚あたりの好適な紙厚25〜800μm、好適な乾燥引張強度は、縦方向;150〜800cN/幅15mm×250mm、横方向;50〜400cN/幅15mm×250mm(JIS P 8113)である。また、好適なソフトネスは0.5〜6.0g(JIS L1096)、MMDは3〜18、伸びは5〜40%の範囲である。
ティシュペーパー束の製造は、既知のインターホルダーによりティシュペーパー原紙を折り畳んだ後に、所定の大きさに切断する既知の方法を採用できる。
なお、本発明においては、ティシュペーパー束の高さや大きさ等は特に限定されるものではなく、収容する衛生薄葉紙収納箱の大きさに併せて適宜変更することができる。
さらに、衛生薄葉紙収納箱内に収められた全てのティシュペーパーPを引き出して、その使用を終えたときには、前記ヒンジ蓋部40を構成するミシン目線42,43を裂開して蓋40Fを形成し、この蓋40Fを開けて紙箱内面にアクセスして、樹脂製フィルム2の端部をもって、樹脂製フィルムを紙箱から剥離する。
また、ティシュペーパーを束として取り出したいときは、屈折片部30,30を構成するミシン目線31,32の裂開と関係なく、蓋40Fを形成して衛生薄葉紙収納箱内のティシュペーパー束を取り出すようにすればよい。
(第2の実施の形態)
次いで、第2の実施の形態を図5に基づいて説明する。
第2の実施の形態は、衛生薄葉紙収納箱底面の構成以外の構成については、第1の実施の形態と同様である。以下、第1の実施の形態と同様の構成については省略し、第1の実施の形態と相違する構成について説明する。
本形態の衛生薄葉紙収納箱X2は、屈折片部30,30の非共通ミシン目線31,31の途中及び前記非共通ミシン目線31,31の起立折面目線側端にそれぞれ端を発して、紙箱1の底面の稜線に向かって延在する4本の拡孔用ミシン目線51,51…を有する。
この各拡孔用ミシン目線51,51…は、各屈折片部側の端51aから、放射状に直線又は若干のアーチ状をもって稜線側に向かっており、各拡孔用ミシン目線51の稜線側の端51a,51a…を結んで形成される四角形の図形内に、前記屈折片部30,30が位置されるように構成されている。
この拡孔用ミシン目線51,51…の存在により、屈折片部30,30を構成するミシン目線31,32を裂開したのち、さらに各拡孔用ミシン目線51を裂開し、この拡孔用ミシン目線の途中又は終端同士を結ぶ起立折り目線を残して切り起こすことで計4つの拡孔屈折片が形成される。
拡孔屈折片の起立折り目線は、拡孔用ミシン目線51の終端51bとするのが望ましく、この拡孔用屈折片の起立折り目線は、紙箱の底面と側面との稜線と平行となるのが望ましい。
従って、拡孔用ミシン目線51の終端51bを結ぶ線で構成される四角形が長方形であり、かつ各辺が衛生薄葉紙収納箱の底面を構成する縁辺(稜線)1L,1Sと平行となっているのがよい。
この場合、短手稜線1Sに平行な短手方向折り線51S及び長手稜線1Lに平行な長手方向折り線51Lの具体的な長さとしては、短手方向折り線51Sは、65mm以上がよく、長手方向折り線51Lは、85mm以上がよい。
これらの長さを確保すれば、十分に箱内面に手をいれてアクセスすることが可能となる。また、短手方向折り線51Sの長さと長手方向折り線51Lの長さは入れ替えても良い。
使用の方法としては、例えば、衛生薄葉紙収納箱内のティシュペーパー残量が少なくなったときには、屈折片部30,30を箱内面側に押し上げて屈折片を形成し、ティシュペーパー束の上面を前記取り出し口近くに位置して取り出し性を向上させ、さらに、全てのティシュペーパーを使い切ったときに、その屈折片形成により必然的に紙箱の底面に形成される開口部から指を箱内にいれて、拡孔用ミシン目線51を裂開させるようにして、外面側に拡孔屈折片を切り起こす。
この拡孔用屈折片の切り起こしにより形成される紙箱底面の開口部から、箱内にアクセスして内部の樹脂製フィルム2を箱内面から引き剥がして分離する。
また、ティシュペーパーを束として取り出したいときは、屈折片部を構成するミシン目線と拡孔用ミシン目線とを裂開して箱外面側に、拡孔用屈折片を切り起こし衛生薄葉紙収納箱内のティシュペーパー束を取り出すようにすればよい。
(第3の実施の形態)
次いで、第3の実施の形態を図6に基づいて説明する。
第3の実施の形態は、衛生薄葉紙収納箱底面の構成以外の構成については、第1の実施の形態と同様である。以下、第1の実施の形態と同様の構成については省略し、第1の実施の形態と相違する構成について説明する。
本形態の衛生薄葉紙収納箱X3は、前記紙箱1の底面1Bに屈折片部30,30を構成する共通ミシン目線31と共有する共通ミシン目線31’によって相接し、この共通ミシン目線31に対して、屈折片部30を構成する第1の非共通ミシン目線32よりも端側で連なる非共通の拡孔用ミシン目線51、51を有する。
本形態におけるこの拡孔用ミシン目線51は、屈折片部30を構成する非共通のミシン目線(第1の非共通ミシン目線)32と交わることなく配される。
従って、共通ミシン目線31、31’と拡孔用ミシン目線51、51とを裂開して拡孔用ミシン目線51、51の途中又は終端51b、51bに形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ相対向して切り起こすと拡孔用屈折片部が形成される。
図示例では、第1の非共通ミシン目線32と拡孔用ミシン目線51とが一定間隔で並列されており、拡孔用屈折片部60と屈折片部30とが相似形をなしているが、かならずしもこれに限定されない。
他方、屈折片部30,30の起立折り目線33,33と拡孔用屈折片部60,60の起立折り目線63,63が平行に構成されているのが望ましく、また、各起立折り目線33,63は非共通のミシン目線32,51の終端から紙箱底面の稜線に平行となる線であるのがよい。
使用の方法については、第2の実施の形態と同様に、衛生薄葉紙収納箱内のティシュペーパー残量が少なくなったときには、屈折片部30,30を箱内面側に押し上げて、ティシュペーパー束の上面を前記取り出し口近くに位置して取り出し性を向上させ、さらに、全てティシュペーパーを使い切ったときに、その屈折片形成により必然的に紙箱の底面に形成される開口部から指を箱内にいれて、共通ミシン目線31’をさらに裂開させるとともに、拡孔用屈折片を構成する非共通のミシン目線51、51を裂開して、外面側に拡孔屈折片を切り起こす。
この拡孔用屈折片の切り起こしにより形成される紙箱底面の開口部から、内にアクセスして内部の樹脂製フィルム2を箱内面から引き剥がして分離する。
また、ティシュペーパーを束として取り出したいときは、屈折片部30を構成するミシン目線のうちの共通ミシン目線30と拡孔用の共通及び非共通のミシン目線とを裂開して箱外面側に、拡孔用屈折片を切り起こし衛生薄葉紙収納箱内のティシュペーパー束を取り出すようにすればよい。
本発明は、所謂ポップアップ式で折り畳まれたシート束を収容する収容箱に利用可能である。
第1の実施の形態の衛生薄葉紙収納箱の上面側からの斜視図である。 第1の実施の形態の衛生薄葉紙収納箱のティシュペーパー引き出し時の斜視図である。 第1の実施の形態の衛生薄葉紙収納箱の底面側からの斜視図である。 第1の実施の形態の衛生薄葉紙収納箱の底面の蓋を開いた状態の斜視図である。 第2の実施の形態の衛生薄葉紙収納箱の底面図である。 第3の実施の形態の衛生薄葉紙収納箱の底面図である。
1…紙箱、1U…紙箱上面、1B…紙箱底面、1L…長手稜線、1W…箱底面の開口部、1b…紙箱外面の模様を構成する図(花の絵)、2…樹脂製フィルム、2a…樹脂製フィルムの地の部分、2b…樹脂製フィルムの模様を構成する図(花の絵)、11…環状ミシン目線、11a…環状ミシン目線により囲まれる範囲、12…取り出し口、21…スリット、30…屈折片、31,31’…共通ミシン目線、32…非共通ミシン目線、33…起立折目線部分、40…ヒンジ蓋部、40F…蓋、41…ヒンジ、42…ヒンジ蓋部構成ミシン目線、43…摘み端部、51…拡孔用ミシン目線,51a…拡孔用ミシン目線の屈折片部側の端、51b…拡孔用ミシン目線の終端、51S…短手方向起立折り線、51L…長手方向起立折り線、60…拡孔用屈折片部、P…ティシュペーパー、X1〜X3…衛生薄葉紙収納箱。

Claims (3)

  1. 上面に環状のミシン目線を有する直六面体状の紙箱と、前記ミシン目線内範囲を内側から覆う樹脂製フィルムとを有し、
    前記スリットが環状ミシン目線内範囲に位置され、前記環状ミシン目線に沿ってミシン目線に囲まれる範囲を引き剥がすことにより、取り出し口が形成されるとともに、前記樹脂製フィルム及びそれに形成されたスリットが取り出し口から露出される衛生薄葉紙収納箱であって、
    前記紙箱の底面に;
    共通のミシン目線によって相接し、これに連なる非共通のミシン目線を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ裂開可能でかつ相対向して切り起こし可能な2個の屈折片と、
    底面と側面との間の稜線の一辺の一部をヒンジとして、そのヒンジ両端から平行な反対側の稜線に向かって延在する、屈曲可能とされるミシン目線により形成されるヒンジ蓋部とを有し
    前記ヒンジ蓋部内に前記屈折片が位置されているとともに、ヒンジ蓋部を構成するミシン目線と屈折片を構成するミシン目線とが不連続である、
    ことを特徴とする衛生薄葉紙収納箱。
  2. 上面に環状のミシン目線を有する直六面体状の紙箱と、前記ミシン目線内範囲を内側から覆う樹脂製フィルムとを有し、
    前記スリットが環状ミシン目線内範囲に位置され、前記環状ミシン目線に沿ってミシン目線に囲まれる範囲を引き剥がすことにより、取り出し口が形成されるとともに、前記樹脂製フィルム及びそれに形成されたスリットが取り出し口から露出される衛生薄葉紙収納箱であって、
    前記紙箱の底面に;
    共通の裂開用ミシン目線によって相接し、これに連なる非共通の裂開用ミシン目線を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ裂開可能でかつ相対向して切り起こし可能な2個の屈折片部と、
    前記非共通ミシン目線の途中及び前記非共通ミシン目線の起立折面目線側端にそれぞれ端を発して、紙箱の稜線に向かって放射線状に直線又はアーチ状をもって延在する4本の拡孔用ミシン目線を有し、これら拡孔用のミシン目線の途中又は終端同士を結ぶ起立折り目線を残して切り起こし可能とされた拡孔屈折片部と、
    を有することを特徴とする衛生薄葉紙収納箱。
  3. 上面に環状のミシン目線を有する直六面体状の紙箱と、前記ミシン目線内範囲を内側から覆う樹脂製フィルムとを有し、
    前記スリットが環状ミシン目線内範囲に位置され、前記環状ミシン目線に沿ってミシン目線に囲まれる範囲を引き剥がすことにより、取り出し口が形成されるとともに、前記樹脂製フィルム及びそれに形成されたスリットが取り出し口から露出される衛生薄葉紙収納箱であって、
    前記紙箱の底面に;
    共通のミシン目線によって相接し、この共通ミシン目線に連なる第1の非共通のミシン目線を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ相対向して切り起こし可能な屈折片部と、
    前記共通のミシン目線によって相接し、この共通ミシン目線の第1非共通ミシン目線よりも端側で連なる非共通の拡孔用ミシン目線を有し、基端に形成された相互に平行な起立折目線部分を残して、それぞれ相対向して切り起こし可能な拡孔用屈折片部と、
    を有することを特徴とする衛生薄葉紙収納箱。
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