JPWO2008114344A1 - エレベータの出入口装置 - Google Patents
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Abstract
エレベータの出入口装置においては、セーフティシューがかごドアの戸閉側端部に設けられている。かごドアには、シュー連動機構が設けられている。シュー連動機構は、かごドアのかごに対する移動に連動してかご及びかごドアに対して変位されるシュー変位用リンクを有している。セーフティシューのかごドアに対する変位は、シュー変位用リンク部材のかごドアに対する変位と連動するようになっている。かご敷居の下方には、塞ぎ部材が設けられている。塞ぎ部材は、かご敷居と乗場敷居との間の敷居隙間を塞ぐ塞ぎ位置と、敷居隙間を開放する開放位置との間を変位可能になっている。シュー連動機構と塞ぎ部材との間には、塞ぎ部材連動機構が連結されている。塞ぎ部材連動機構は、シュー変位用リンク部材のかごに対する変位に連動させて塞ぎ部材を変位させる。
Description
この発明は、かご敷居と乗場敷居との間の隙間を塞ぐ塞ぎ部材を有するエレベータの出入口装置に関するものである。
従来、かごドアの敷居と乗場ドアの敷居との間の隙間から昇降路内へ鍵等の異物が落下することを防止するために、利用客のかごに対する乗降時に当該隙間を塞ぎ部材で塞ぐエレベータ装置が提案されている。乗りかごのドア開閉モータと塞ぎ部材との間には、ワイヤが連結されている。塞ぎ部材は、ドア開閉モータの駆動力によるワイヤの移動により回動される。かごドアの敷居と乗場ドアの敷居との間の隙間は、かごドアの敷居に対する塞ぎ部材の回動により塞がれる(特許文献1参照)。
しかし、ドア開閉モータの駆動力を塞ぎ部材に伝えるために、ワイヤや、ワイヤを巻き掛ける滑車を新たに設置するだけでなく、ドア開閉モータの回転ストロークがワイヤの移動量よりも長いので、ワイヤの移動量を調整するための大形の減速装置も新たに設置しなければならない。従って、構造が複雑になるとともに、製造コストも増大してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、かご敷居と乗場敷居との間の隙間を簡単な構成で塞ぐことができるとともに、製造コストの低減化も図ることができるエレベータの出入口装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータの出入口装置は、かごに設けられたかご出入口を開閉可能なかごドア、かごドアの戸閉側端部に設けられ、かごドアに対して変位可能なセーフティシュー、かごドアのかごに対する移動に連動してかご及びかごドアのそれぞれに対して変位されるシュー変位用リンク部材を有し、シュー変位用リンク部材のかごドアに対する変位と、セーフティシューのかごドアに対する変位とが連動するシュー連動機構、かご出入口の下部に設けられたかご敷居と乗場出入口の下部に設けられた乗場敷居との間の敷居隙間を塞ぐ塞ぎ位置と、敷居隙間を開放する開放位置との間を変位可能な塞ぎ部材、及びシュー連動機構と塞ぎ部材との間に連結され、シュー変位用リンク部材のかごに対する変位に連動させて塞ぎ位置と開放位置との間で塞ぎ部材を変位させる塞ぎ部材連動機構を備えている。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの出入口装置を示す正面図である。また、図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。なお、図1には、かごドアがかご出入口を全閉している状態が示されている。図において、かご(図示せず)には、かご出入口1が設けられている。また、かごには、かご出入口1の上方に設けられたハンガケース2が固定されている。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの出入口装置を示す正面図である。また、図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。なお、図1には、かごドアがかご出入口を全閉している状態が示されている。図において、かご(図示せず)には、かご出入口1が設けられている。また、かごには、かご出入口1の上方に設けられたハンガケース2が固定されている。
ハンガケース2には、かご出入口1の間口方向に沿って配置されたドアレール(支持レール)3が固定されている。ドアレール3には、かご出入口1を開閉する一対のかごドア4,5が吊り下げられている。
各かごドア4,5は、かご出入口1の間口方向へ移動可能になっている。かご出入口1は、各かごドア4,5の間口方向への移動により開閉される。ここで、図3は、図1のかご出入口1が各かごドア4,5によって全開されているときのエレベータの出入口装置を示す正面図である。図1及び図3に示すように、各かごドア4,5は、かご出入口1を全閉する全閉位置(図1)と、かご出入口1を全開する全開位置(図3)との間を移動可能になっている。
かご出入口1の下部には、かご出入口1の間口方向に沿って配置されたかご敷居6が固定されている。かご敷居6には、敷居溝(図示せず)が各かごドア4,5の移動方向に沿って設けられている。敷居溝には、各かごドア4,5の下端部が挿入されている。
各かごドア4,5は、ドアレール3に沿って移動可能なドアハンガ7と、ドアハンガ7の下部に設けられ、ドアハンガ7とともに移動されることによりかご出入口1を開閉するドアパネル8とを有している。
各ドアハンガ7は、ドアレール3に沿って間隔を置いて配置された複数(この例では2つ)のハンガローラ9と、各ハンガローラ9が設けられた共通のドアハンガ本体(ハンガ板)10とを有している。
各ハンガローラ9は、ドアレール3上に載せられている。また、各ハンガローラ9は、ドアハンガ7がドアレール3に沿って移動されるときに、ドアレール3に接触しながら転動される。
ハンガケース2上には、ドア駆動装置11が設けられている。ドア駆動装置11は、モータ12と、モータ12の回転軸に設けられた駆動プーリ13とを有している。ハンガケース2の間口方向一端部には、互いに同軸に配置された伝達プーリ14及び第1のドア移動用プーリ15が設けられている。ハンガケース2の間口方向他端部には、第2のドア移動用プーリ16が設けられている。
駆動プーリ13及び伝達プーリ14間には、無端状の伝達ベルト17が巻き掛けられている。駆動プーリ13の回転力は、伝達ベルト17の周回移動により伝達プーリ14へ伝達される。また、第1のドア移動用プーリ15は、伝達プーリ14と一体に回転される。
第1のドア移動用プーリ15及び第2のドア移動用プーリ16間には、無端状のドア移動用ベルト(伝動条体)18が巻き掛けられている。ドア移動用ベルト18は、第1のドア移動用プーリ15の回転により周回移動される。第2のドア移動用プーリ16は、ドア移動用ベルト18の周回移動により回転される。
各かごドア4,5は、ドア移動用ベルト18の周回移動により互いに逆方向へ移動されるように、連結部材19,20を介してドア移動用ベルト18にそれぞれ接続されている。
かごドア5の戸閉側端部には、セーフティシュー21が一対のシュー取付部材22を介して設けられている。各シュー取付部材22は、かごドア5に対して回動可能になっている。一方(下側)のシュー取付部材22には、当接部22aが設けられている。セーフティシュー21は、各シュー取付部材22の回動により、かごドア5から突出する突出位置と、突出位置よりもかごドア5の内側へ後退する後退位置との間でかごドア5に対して変位可能になっている。
かごには、かごドア5のかごに対する移動(即ち、かごドア5の開閉動作時の移動)と、セーフティシュー21のかごドア5に対する変位とを連動させるシュー連動機構23が設けられている。シュー連動機構23は、かご敷居6上に固定された(即ち、かごに対して固定された)固定部材24と、かごドア5との間に連結されている。
かごドア5には、ドア側接続部材25が設けられている。固定部材24には、固定側接続部材26が設けられている。シュー連動機構23は、ドア側接続部材25を中心に回動可能なドア側リンク部材(第1のシュー変位用リンク部材)27と、固定側接続部材26を中心に回動可能な固定側リンク部材(第2のシュー変位用リンク部材)28とを有している。
ドア側リンク部材27及び固定側リンク部材28は、互いに回動可能に連結されている。これにより、かごドア5の開閉動作時の移動に応じて、ドア側リンク部材27がドア側接続部材25を中心に回動され、固定側リンク部材28が固定側接続部材26を中心に回動される。即ち、ドア側リンク部材27及び固定側リンク部材28は、かごドア5のかごに対する移動に連動してかご及びかごドア5のそれぞれに対して変位される。
シュー取付部材22の当接部22aには、ドア側リンク部材27の端部が当接されている。シュー取付部材22は、ドア側リンク部材27のかごドア5に対する変位(回動)により、ドア側リンク部材27に当接されながらかごドア5に対して回動される。セーフティシュー21は、シュー取付部材22のかごドア5に対する回動により、かごドア5に対して変位される。即ち、セーフティシュー21は、ドア側リンク部材27のかごドア5に対する変位に連動して突出位置(図1)と後退位置(図3)との間で変位される。これにより、セーフティシュー21は、かごドア5の全閉位置への変位により突出位置に変位され、かごドア5の全開位置への変位により後退位置に変位される。
なお、図示していないが、かごドア4にも、かごドア5と同様のセーフティシュー21及びシュー連動機構23が設けられている。
各階床には、一対の乗場ドア(図示せず)により開閉される乗場出入口が設けられている。各乗場ドアは、かごが各階床に停止しているときに、各かごドア4,5に対向する。各乗場ドアは、図示しない係合装置により各かごドア4,5に係合しながら各かごドア4,5とともに移動される。乗場出入口は、各乗場ドアの移動により開閉される。
乗場出入口の下部には、図2に示すように、乗場出入口の間口方向に沿って配置された乗場敷居29が固定されている。乗場敷居29の下部には、保護板としてのトーガード30が設けられている。かごが各階床に停止しているときには、かご敷居6と乗場敷居29とが敷居隙間31を介して対向する。
かご敷居6の下方には、かご敷居6と乗場敷居29との間の敷居隙間31を塞ぐための塞ぎ部材32が設けられている。塞ぎ部材32は、かご敷居6に沿って配置されている。また、塞ぎ部材32は、かご敷居6に沿った回動軸33を介してかご敷居6に取り付けられている。従って、塞ぎ部材32は、かご敷居6に対して回動軸33を中心に回動可能になっている。さらに、塞ぎ部材32は、回動軸33に取り付けられた長辺部34と、長辺部34の乗場敷居29側の端部から下方へ延びる短辺部35とを有している。
ここで、図4は、図2の塞ぎ部材32が敷居隙間31を塞いでいる状態を示す断面図である。図に示すように、塞ぎ部材32は、かご敷居6に対する回動により、敷居隙間31を塞ぐ塞ぎ位置(図4)と、敷居隙間31を開放する開放位置(図2)との間で変位される。長辺部34の反乗場敷居29側の端部は、塞ぎ部材32の回動により、かご敷居6に対して上下方向へ変位される。短辺部35の下端部は、塞ぎ部材32の回動により、トーガード30に接離する方向へ変位される。塞ぎ部材32が塞ぎ位置にあるときには、短辺部35がトーガード30に当接される。敷居隙間31は、短辺部35のトーガード30との当接により塞がれる。
シュー連動機構23と塞ぎ部材32との間には、図1及び図3に示すように、塞ぎ部材連動機構36が連結されている。塞ぎ部材連動機構36は、固定側リンク部材28のかご敷居6に対する変位と、塞ぎ部材32のかご敷居6に対する変位とを連動させる。即ち、塞ぎ部材32は、塞ぎ部材連動機構36がシュー連動機構23と塞ぎ部材32との間に連結されることにより、固定側リンク部材28のかご敷居6に対する変位に連動して、塞ぎ位置と開放位置との間を変位される。
塞ぎ部材連動機構36は、シュー機構側リンク部材(第1の塞ぎ部材変位用リンク部材)37と支持側リンク部材(第2の塞ぎ部材変位用リンク部材)38とを有している。シュー機構側リンク部材37及び支持側リンク部材38は、互いに回動可能に連結されている。
かご敷居6には、シュー機構側リンク部材37が通される通し穴39が設けられている。かご敷居6の下部には、支持側リンク部材38を支持する支持部材40が設けられている。支持部材40には、支持側リンク部材38の中間部が支持側接続部材41を介して回動可能に接続されている。
固定側リンク部材28の中間部には、通し穴39を通されたシュー機構側リンク部材37がシュー機構側接続部材42を介して回動可能に接続されている。塞ぎ部材32の長辺部34には、支持部材40に支持された支持側リンク部材38が塞ぎ部材側接続部材43を介して回動可能に接続されている。
シュー機構側リンク部材37は、固定側リンク部材28のかご敷居6に対する変位により、かご敷居6に対して上下方向へ変位される。支持側リンク部材38は、シュー機構側リンク部材37の上下方向への変位より、かご敷居6に対して支持側接続部材41を中心に回動される。即ち、シュー機構側リンク部材37及び支持側リンク部材38は、固定側リンク部材28のかご敷居6に対する変位に連動して、かご敷居6に対して変位される。
塞ぎ部材側接続部材43は、図2及び図4に示すように、長辺部34に固定された塞ぎ部材固定部43aと、塞ぎ部材固定部43aから突出する突出部43bとを有している。突出部43bは、回動軸33を含みかつ長辺部34に垂直な平面に対して垂直に配置されている。
支持側リンク部材38には、突出部43bが挿入される貫通穴44が設けられている。貫通穴44の内径は、貫通穴44の中間部分で最小であり、貫通穴44の開口部に向かって連続的に大きくなっている。支持側リンク部材38は、貫通穴44に突出部43bが挿入されることにより、塞ぎ部材32に接続される。これにより、支持側リンク部材38は、突出部43bの軸線の周方向についてだけでなく、突出部43bの軸線方向についても、塞ぎ部材32に対して回動可能になっている。
塞ぎ部材側接続部材43は、支持側リンク部材38の支持側接続部材41(図1及び図3)を中心とする回動により、かご敷居6に対して上下方向へ変位される。塞ぎ部材32は、塞ぎ部材側接続部材43の上下方向への変位により、塞ぎ位置と開放位置との間を変位される。
塞ぎ部材32とかご敷居6との間には、開放位置に近づく方向へ塞ぎ部材32を付勢する付勢ばね(付勢体)45が接続されている。即ち、付勢ばね45は、塞ぎ部材側接続部材43がかご敷居6に近づく方向へ塞ぎ部材32を付勢している。
塞ぎ部材32の開放位置から塞ぎ位置への変位は、支持側リンク部材38の支持側接続部材41を中心とする回動により、付勢ばね45の付勢力に逆らって行われる。即ち、塞ぎ部材連動機構36は、付勢ばね45の付勢力に逆らって、塞ぎ部材32を塞ぎ位置へ変位させる。
次に、動作について説明する。各かごドア4,5が全閉位置にあるときには、セーフティシュー21が突出位置に配置され、塞ぎ部材32が開放位置に配置されている。かごが階床に停止して戸開動作を行うときには、ドア駆動装置11の駆動力により、各かごドア4,5が乗場ドアに係合されながら全閉位置(図1)から全開位置(図3)に向かって移動される。これにより、ドア側リンク部材27がドア側接続部材25を中心に図1の反時計方向へ回動され、固定側リンク部材28が固定側接続部材26を中心に図1の時計方向へ回動される。
ドア側リンク部材27が反時計方向へ回動されると、セーフティシュー21が突出位置から後退位置に向かって変位される。また、固定側リンク部材28が時計方向へ回動されると、シュー機構側リンク部材37が上方へ変位される。
シュー機構側リンク部材37の上方への変位により、支持側リンク部材38が支持側接続部材41を中心に回動され、塞ぎ部材側接続部材43が付勢ばね45の付勢力に逆らって下方へ変位される。塞ぎ部材側接続部材43が下方へ変位されると、塞ぎ部材32が回動軸33を中心に回動されて開放位置から塞ぎ位置に向かって変位される。
この後、各かごドア4,5の全開位置への移動を続けて各かごドア4,5が全開位置に達すると、セーフティシュー21が後退位置に達するとともに、塞ぎ部材32が塞ぎ位置に達する。これにより、かご敷居6と乗場敷居29との間の敷居隙間31が塞ぎ部材32によって塞がれる。
戸閉動作を行うときには、ドア駆動装置11を逆回転させることにより、上記と逆の動作が行われる。これにより、塞ぎ部材32が開放位置に変位され、敷居隙間31に対する閉塞が解除される。
このようなエレベータの出入口装置では、塞ぎ部材32とシュー連動機構23との間に塞ぎ部材連動機構36が連結され、塞ぎ部材32がシュー連動機構23に連動して変位されるようになっているので、例えば減速装置等の大形機器を新たに追加することなく、塞ぎ部材32を変位させることができる。従って、敷居隙間31を簡単な構成で塞ぐことができるとともに、製造コストの低減化も図ることができる。
また、塞ぎ部材連動機構36は、シュー連動機構23に連動してかご敷居6に対して回動される支持側リンク部材38を有しており、塞ぎ部材32が支持側リンク部材38の回動に連動して塞ぎ位置と開放位置との間を変位されるので、塞ぎ部材32のかご敷居6に対する変位をより確実にすることができる。
また、塞ぎ部材32は、かご敷居6に沿って配置された回動軸33を中心に回動されるので、構成をさらに簡単にすることができるとともに、塞ぎ部材32をかご敷居6に対して容易に変位させることができる。
また、塞ぎ部材32は、開放位置に近づく方向へ付勢ばね45により付勢されているので、塞ぎ部材32の開放位置への変位をより確実にすることができる。これにより、例えば塞ぎ部材32が塞ぎ部材連動機構36から外れてしまった場合に、塞ぎ部材32を開放位置に保持させておくことができる。従って、かごの昇降時での塞ぎ部材32の塞ぎ位置への変位を防止することができ、塞ぎ部材32や昇降路内の機器の破損の防止を図ることができる。
Claims (4)
- かごに設けられたかご出入口を開閉可能なかごドア、
上記かごドアの戸閉側端部に設けられ、上記かごドアに対して変位可能なセーフティシュー、
上記かごドアの上記かごに対する移動に連動して上記かご及び上記かごドアのそれぞれに対して変位されるシュー変位用リンク部材を有し、上記シュー変位用リンク部材の上記かごドアに対する変位と、上記セーフティシューの上記かごドアに対する変位とが連動するシュー連動機構、
上記かご出入口の下部に設けられたかご敷居と乗場出入口の下部に設けられた乗場敷居との間の敷居隙間を塞ぐ塞ぎ位置と、上記敷居隙間を開放する開放位置との間を変位可能な塞ぎ部材、及び
上記シュー連動機構と上記塞ぎ部材との間に連結され、上記シュー変位用リンク部材の上記かごに対する変位に連動させて上記塞ぎ位置と上記開放位置との間で上記塞ぎ部材を変位させる塞ぎ部材連動機構
を備えていることを特徴とするエレベータの出入口装置。 - 上記塞ぎ部材連動機構は、上記かごに対して回動可能に支持された支持側リンク部材を有し、
上記支持側リンク部材は、上記シュー変位用リンク部材の上記かごに対する変位に連動して上記かごに対して回動され、
上記塞ぎ部材は、上記支持側リンク部材の回動に連動して上記塞ぎ位置と上記開放位置との間を変位されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの出入口装置。 - 上記塞ぎ部材は、上記かご敷居に沿って配置された回動軸を中心に回動されることにより、上記塞ぎ位置と上記開放位置との間を変位されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの出入口装置。
- 上記塞ぎ部材を上記開放位置に近づく方向へ付勢する付勢体をさらに備え、
上記塞ぎ部材連動機構は、上記付勢体の付勢力に逆らって、上記塞ぎ部材を上記塞ぎ位置へ変位させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの出入口装置。
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